JP2008236290A - 複数口プラグ及びテーブルタップ - Google Patents

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Abstract

【課題】PLC信号に対してノイズ源となる電気機器と、PLCモデムとを共に接続することができる複数口プラグ及びテーブルタップを提供する。
【解決手段】電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセント3a、3bを有する複数口プラグP1。前記複数のサービスコンセント3a、3bのうち少なくとも一口はノイズフィルター4を介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルター4を介して電源を供給するように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のサービスコンセントを有する複数口プラグ及びテーブルタップに関する。さらに詳しくは、電気機器からのノイズが配電線側へ流れるのを遮断するノイズフィルターを備えた複数口プラグ及びテーブルタップに関する。
電力線通信(PLC:Power Line Communication)は、変電所から各家庭に電力を送る配電線や家庭内に張り巡らされている屋内配電線などの電力線を信号伝送路として通信を行う技術である。かかるPLC通信では、電力線に接続されている一般の家電製品などから、PLC通信で使用する周波数帯のノイズが当該電力線に流れると、このノイズとPLC信号の区別ができなくなるため、PLC通信本来の伝送能力が発揮できない場合が発生する。すなわち、ノイズの影響によりPLC通信の通信速度が低下したり、さらには通信自体が不可能になったりすることがある。
そこで、PLC信号に対してノイズ源となる電気機器がコンセントに接続されても、当該ノイズが配電線に流れ込むのを阻止するノイズフィルターを内蔵したプラグが提案されている。また、このようなプラグを、一箇所のコンセントでの利用機器数を増やすために、複数のサービスコンセントを有する複数口プラグに適用することが考えられるが、この複数口プラグでは、サービス側は全てノイズフィルターを介した後の出力であるので、ここにPLC機器(PLCモデム)を接続しても屋内配線側にPLC信号が出て行かないので、PLC通信を行なうことができない。
したがって、コンセント口が一つしかない場合は、前記複数口プラグを用いても当該コンセント口にPLCモデムを接続することができず、別の場所のコンセントにPLCモデムを接続する必要があり、煩雑である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、PLC信号に対してノイズ源となる電気機器と、PLCモデムとを共に接続することができる複数口プラグ及びテーブルタップを提供することを目的としている。
本発明の第1の観点に係る複数口プラグは、電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセントを有する複数口プラグであって、前記複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口はノイズフィルターを介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給するように構成されていることを特徴としている。
本発明の第1の観点に係る複数口プラグでは、複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口はノイズフィルターを介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給することができるので、一つの複数口プラグに、PLCモデムと、PLC信号に対してノイズ源となる電気機器とを接続することができ、非常に使い勝手がよくなる。そして、前記電気機器には、ノイズフィルターを介して電源が供給されるので、ノイズが屋内配線に入り込むのが阻止され、その結果、PLC通信の通信速度を向上させることができる。また、PLCモデムは、ノイズフィルターを介さずに屋内配線と接続されるので、当該屋内配線にPLC信号を送信することができる。
また、本発明の第2の観点に係る複数口プラグは、電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセントを有する複数口プラグであって、前記複数のサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給するように構成されており、且つ、前記複数口プラグは、前記複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口のサービスコンセントについて、前記ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るように配線の切り替えを行う切替スイッチを備えていることを特徴としている。
本発明の第2の観点に係る複数口プラグは切替スイッチを備えており、この切替スイッチにより、複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口のサービスコンセントについて、ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るように配線の切り替えを行なうことができる。したがって、PLCモデムを接続したいときに、前記切替スイッチを操作することで、複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口のサービスコンセントを、ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るサービスコンセントとすることができ、非常に使い勝手がよくなる。そして、電気機器には、ノイズフィルターを介して電源が供給されるので、ノイズが屋内配線に入り込むのが阻止され、その結果、PLC通信の通信速度を向上させることができる。また、PLCモデムは、ノイズフィルターを介さずに屋内配線と接続されるので、当該屋内配線にPLC信号を送信することができる。
本発明の第3の観点に係るテーブルタップは、電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセントを有するテーブルタップであって、前記複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口はノイズフィルターを介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給するように構成されていることを特徴としている。
本発明の第3の観点に係るテーブルタップでは、複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口はノイズフィルターを介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給することができるので、一つのテーブルタップに、PLCモデムと、PLC信号に対してノイズ源となる電気機器とを接続することができ、非常に使い勝手がよくなる。そして、前記電気機器には、ノイズフィルターを介して電源が供給されるので、ノイズが屋内配線に入り込むのが阻止され、その結果、PLC通信の通信速度を向上させることができる。また、PLCモデムは、ノイズフィルターを介さずに屋内配線と接続されるので、当該屋内配線にPLC信号を送信することができる。
また、本発明の第4の観点に係るテーブルタップは、電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセントを有するテーブルタップであって、前記複数のサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給するように構成されており、且つ、前記テーブルタップは、前記複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口のサービスコンセントについて、前記ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るように配線の切り替えを行う切替スイッチを備えていることを特徴としている。
本発明の第4の観点に係るテーブルタップは切替スイッチを備えており、この切替スイッチにより、複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口のサービスコンセントについて、ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るように配線の切り替えを行なうことができる。したがって、PLCモデムを接続したいときに、前記切替スイッチを操作することで、複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口のサービスコンセントを、ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るサービスコンセントとすることができ、非常に使い勝手がよくなる。そして、電気機器には、ノイズフィルターを介して電源が供給されるので、ノイズが屋内配線に入り込むのが阻止され、その結果、PLC通信の通信速度を向上させることができる。また、PLCモデムは、ノイズフィルターを介さずに屋内配線と接続されるので、当該屋内配線にPLC信号を送信することができる。
本発明の複数口プラグ及びテーブルタップによれば、PLC信号に対してノイズ源となる電気機器と、PLCモデムとを共に接続することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の複数口プラグ及びテーブルタップの各実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る複数口プラグP1の斜視説明図であり、この複数口プラグP1は、室内の壁などに配設された電源コンセント(図示せず)に接続して使用され、略直方体形状のプラグ本体1の一面には、前記電源コンセントの差込口に差し込まれる一対の刃(金具)2が配設されている。また、前記一対の刃2が設けられる面と反対側の面1aには、2つのサービスコンセント3a、3bが配設されている。一方のサービスコンセント3aはPLC機器(PLCモデム)用のサービスコンセントであり、他方のサービスコンセント3bは、家電製品などの、PLC通信で使用する周波数帯のノイズを発生する可能性がある一般機器用のサービスコンセントである。なお、各サービスコンセントのプラグ差込口の近傍に、接続ミスを防ぐために、例えば「PLC機器用」、「一般機器用」など接続対象とする機器を表示するようにしてもよい。また、機器名の記載に加えて、又は機器名の記載に代えて、少なくとも前記プラグ差込口周辺を、接続対象とする機器の種類に応じて色分けするようにしてもよい。
プラグ本体1の内部には、図2に示される構成の内部回路が設けられている。図2において、「出力1」はPLC機器接続用サービスコンセント3aに対応しており、「出力2」は一般機器用サービスコンセント3bに対応している。「出力2」の経路中には、一般機器において発生するノイズが電源コンセントを介して配電線に流れるのを遮断するためのノイズフィルター4が設けられており、このノイズフィルター4は、一対のコイル5と、コンデンサ6とで構成されている。また、一方のコイルの入力側には、ヒューズ7が配設されている。このヒューズ7は、前記コイル5に定格以上の電流が流れて異常発熱しないようにするため、およびコンデンサ6が劣化によりブレークダウンするなどの障害が発生したときに、障害部分を電源系から切り離すことを目的としており、また、雷サージなどの侵入時にコンデンサ6がブレークダウンするのを防止することも目的としている。なお、前記ヒューズ7に代えて、ブレーカを用いることも可能であるが、ブレーカの場合、複数口プラグP1が大型化し、高価格化するという不都合がある。また、前記雷サージ対策として、一対のコイルの入力側線路にアレスタ8を挿入することも考えられるが、このアレスタ8は、大電流侵入時には破壊する可能性があることや、経年劣化が考えられるため、ヒューズ7を入れておくことで、アレスタ8に障害が発生したような場合にも障害発生部位を切り離し、PLC通信はそのまま機能するように維持することができる。
本実施の形態に係る複数口プラグP1は、2つのサービスコンセントのうち一口はノイズフィルターを介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給することができるので、1つの複数口プラグに、PLCモデムと、PLC信号に対してノイズ源となる電気機器とを接続することができ、非常に使い勝手がよくなる。
図3は本発明の他の実施の形態に係る複数口プラグP2の斜視説明図であり、図4は,この複数口プラグP2の内部回路の説明図である。この複数口プラグP2は、前記複数口プラグP1と同様に、プラグ本体11の一面に一対の刃金具12が配設されるとともに、前記一対の刃12が設けられる面と反対側の面11aに2つのサービスコンセント13a、13bが配設されている。一方のサービスコンセント13aは一般機器用のサービスコンセントであり、図4において「出力1」に対応している。他方のサービスコンセント13bは、後述する切替スイッチの操作により一般機器用とPLC機器用とを切り替えることができるサービスコンセントであり、図4において「出力2」に対応している。
プラグ本体11の側面11cには2つの切替スイッチ18、19が設けられている。切替スイッチ18により連動スイッチSW1が開閉され、切替スイッチ19により連動スイッチSW2が開閉されるように構成されている。そして、前記切替スイッチ18、19のオンオフ操作により、前記サービスコンセント13a、13bのうち、サービスコンセント13bを一般機器用とすることもできるし、またPLC機器用とすることもできる。具体的には、「出力1」の経路中には、一対のコイル15と、コンデンサ16とからなるノイズフィルター14が配設されており、この「出力1」側のサービスコンセント13aに接続される電気機器にて発生したノイズが配電線に流れるのを防止している。そして、連動スイッチSW1をOFFにし、且つ連動スイッチSW2をONにすると、「出力2」側のサービスコンセント13bについても、ノイズフィルター14を介して電源が供給される。また、連動スイッチSW1をONにし、且つ連動スイッチSW2をOFFにすると、「出力2」側のサービスコンセント13bに対しノイズフィルター14を介さずに電源を供給することができ、したがって、当該サービスコンセント13bにPLC機器を接続することが可能となる。
本実施の形態に係る複数口プラグP2では、PLCモデムを接続したいときに、前記切替スイッチ18、19を操作することで、2つのサービスコンセントのうち一口のサービスコンセントを、ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るサービスコンセントとすることができ、非常に使い勝手がよくなる。なお、本実施の形態では、2つの切替スイッチと、各切替スイッチに対応する連動スイッチを利用して、一般機器用サービスコンセントとPLC機器用サービスコンセントとの切替を行っているが、1つの切替スイッチで電磁リレーを駆動し、この電磁リレーのa接点及びb接点を利用することで、前述した2つの連動スイッチと同じ機能を達成することができる。
図5は本発明のさらに他の実施の形態に係る複数口プラグP3の斜視説明図であり、図6は,この複数口プラグP3の内部回路の説明図である。この複数口プラグP3は、図3〜4に示される複数口プラグP2とノイズフィルターの構成が異なっており、その結果、切替スイッチの数を1つとすることができる。
複数口プラグP3は、前記複数口プラグP1と同様に、プラグ本体21の一面に一対の刃22が配設されるとともに、前記一対の刃22が設けられる面と反対側の面21aに2つのサービスコンセント23a、23bが配設されている。一方のサービスコンセント23aは一般機器用のサービスコンセントであり、図6において「出力1」に対応している。他方のサービスコンセント23bは、後述する切替スイッチの操作により一般機器用とPLC機器用とを切り替えることができるサービスコンセントであり、図6において「出力2」に対応している。
プラグ本体21の側面21cに切替スイッチ28が設けられている。この切替スイッチ28により連動スイッチSW3が開閉されるように構成されている。そして、前記切替スイッチ28のオンオフ操作により、前記サービスコンセント23a、23bのうち、サービスコンセント23bを一般機器用とすることもできるし、またPLC機器用とすることもできる。具体的には、「出力1」の経路中には、二対のコイル25a、25bと、各対のコイル間に挿入されたコンデンサ26とからなるノイズフィルター24が配設されており、この「出力1」側のサービスコンセント23aに接続される電気機器にて発生したノイズが配電線に流れるのを防止している。そして、連動スイッチSW3をOFFにすると、「出力2」側のサービスコンセント23bについても、ノイズフィルター24を介して電源が供給される。また、連動スイッチSW3をONにすると、「出力2」側のサービスコンセント23bに対しノイズフィルター24を介するルートとノイズフィルター24を介さないルートとが存在するが、図6に示されるフィルター構成の場合、コイルを経由してコンデンサに接続されるため、PLC信号がほとんど減衰しない。したがって、当該サービスコンセント23bにPLC機器を接続することが可能となる。本実施の形態に係る複数口プラグP3は、図3に示される複数口プラグP2と異なり切替スイッチが1つでよいので構造が簡略化されるとともに、一般機器用のサービスコンセントをPLC機器用のサービスコンセントにするための切替スイッチの操作も簡素化されるという利点がある。
図7は本発明の一実施の形態に係るテーブルタップT1の斜視説明図であり、図8は、このテーブルタップT1の内部回路の説明図である。このテーブルタップT1は、室内の壁などに配設された電源コンセント(図示せず)に接続して使用され、略直方体形状のタップ本体31の一面には、2つのサービスコンセント33a、33bが配設されている。一方のサービスコンセント33aはPLC機器(PLCモデム)用のサービスコンセントであり、他方のサービスコンセント33bは、家電製品などの、PLC通信で使用する周波数帯のノイズを発生する可能性がある一般機器用のサービスコンセントである。また、タップ本体31の一側面からは電源コード38が延設されており、この電源コード38の先端には前記電源コンセントに差し込まれる電源プラグ39が配設されている。
図8において、「出力1」はPLC機器接続用サービスコンセント33aに対応しており、「出力2」は一般機器用サービスコンセント33bに対応している。「出力2」の経路中には、一般機器において発生するノイズが電源コンセントを介して配電線に流れるのを遮断するためのノイズフィルター34が設けられており、このノイズフィルター34は、一対のコイル35と、コンデンサ36とで構成されている。また、一方のコイルの入力側には、ヒューズ37が配設されている。
本実施の形態に係るテーブルタップT1では、2つのサービスコンセントのうち一口はノイズフィルターを介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給することができるので、1つのテーブルタップに、PLCモデムと、PLC信号に対してノイズ源となる電気機器とを接続することができ、非常に使い勝手がよくなる。
図9は本発明の他の実施の形態に係るテーブルタップT2の斜視説明図であり、図10は,このテーブルタップT2の内部回路の説明図である。このテーブルタップT2は、図6に示されるノイズフィルターと同様の構成のノイズフィルターを内部回路に有しており、その結果、1つの切替スイッチの操作でサービスコンセントの対象機器を切り替えることができる。
テーブルタップT2は、前記テーブルタップT1と同様に、略直方体形状のタップ本体41の一面には、2つのサービスコンセント43a、43bが配設されている。一方のサービスコンセント43aは一般機器用のサービスコンセントであり、図10において「出力1」に対応している。他方のサービスコンセント43bは、後述する切替スイッチの操作により一般機器用とPLC機器用とを切り替えることができるサービスコンセントであり、図10において「出力2」に対応している。
タップ本体41の側面41cに切替スイッチ48が設けられている。この切替スイッチ48により連動スイッチSW4が開閉されるように構成されている。そして、前記切替スイッチ48のオンオフ操作により、前記サービスコンセント43a、43bのうち、サービスコンセント43bを一般機器用とすることもできるし、またPLC機器用とすることもできる。具体的には、「出力1」の経路中には、二対のコイル45a、45bと、各対のコイル間に挿入されたコンデンサ46とからなるノイズフィルター44が配設されており、この「出力1」側のサービスコンセント43aに接続される電気機器にて発生したノイズが配電線に流れるのを防止している。そして、連動スイッチSW4をOFFにすると、「出力2」側のサービスコンセント43bについても、ノイズフィルター44を介して電源が供給される。また、連動スイッチSW4をONにすると、「出力2」側のサービスコンセント43bに対しノイズフィルター44を介するルートとノイズフィルター44を介さないルートとが存在するが、図10に示されるフィルター構成の場合、コイルを経由してコンデンサに接続されるため、PLC信号がほとんど減衰しない。したがって、当該サービスコンセント43bにPLC機器を接続することが可能となる。なお、本実施の形態において、ノイズフィルターとして、図4に示される構成のものを採用し、2つの切替スイッチによって、サービスコンセントの対象機器を切り替えることもできる。
なお、前述した実施の形態に係る複数口プラグ又はテーブルタップにおいて、ノイズフィルターを設けると通常の電流容量を確保するためにはフィルター部のコイルの大きさが大きくなり、現実的でなくなるため電流容量に制約がでる(通常15Aまで可のところが10Aに制約されるなど)ことになるが、ノイズフィルターを設けないラインがあると、15Aの定格までフルに利用することができ、大きな容量の電気機器を接続することができる。
以上の実施の形態では、サービスコンセントの数を2としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、3以上であってもよい。また、切替スイッチの構成として、例示したもの以外に、スライドスイッチ、トグルスイッチ、押しボタン式スイッチなどを適宜用いることができる。さらに、PLC機器の電源プラグの先端面に、一対の刃以外の第3の突起体を形成するとともに、サービスコンセントのプラグ差込口付近に前記突起体が挿入可能な孔を形成し、この孔に挿入された突起体により機械的に接点を開閉することで、当該サービスコンセントの対象機器を切り替えるようにしてもよい。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点において単なる例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、前記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内のすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の複数口プラグの一実施の形態の斜視説明図である。 図1に示される複数口プラグの内部回路の説明図である。 本発明の複数口プラグの他の実施の形態の斜視説明図である。 図3に示される複数口プラグの内部回路の説明図である。 本発明の複数口プラグのさらに他の実施の形態の斜視説明図である。 図5に示される複数口プラグの内部回路の説明図である。 本発明のテーブルタップの一実施の形態の斜視説明図である。 図7に示されるテーブルタップの内部回路の説明図である。 本発明のテーブルタップの他の実施の形態の斜視説明図である。 図9に示されるテーブルタップの内部回路の説明図である。
符号の説明
1 プラグ本体
3 サービスコンセント
4 ノイズフィルター
7 ヒューズ
11 プラグ本体
13 サービスコンセント
14 ノイズフィルター
18 切替スイッチ
19 切替スイッチ
21 プラグ本体
24 ノイズフィルター
28 切替スイッチ
31 タップ本体
33 サービスコンセント
34 ノイズフィルター
37 ヒューズ
38 電源コード
39 電源プラグ
41 タップ本体
43 サービスコンセント
44 ノイズフィルター
48 切替スイッチ
P1、P2
P3 複数口プラグ
T1、T2 テーブルタップ
SW1、SW2、
SW3、SW4 連動スイッチ

Claims (4)

  1. 電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセントを有する複数口プラグであって、前記複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口はノイズフィルターを介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給するように構成されていることを特徴とする複数口プラグ。
  2. 電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセントを有する複数口プラグであって、前記複数のサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給するように構成されており、且つ、前記複数口プラグは、前記複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口のサービスコンセントについて、前記ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るように配線の切り替えを行う切替スイッチを備えていることを特徴とする複数口プラグ。
  3. 電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセントを有するテーブルタップであって、前記複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口はノイズフィルターを介さずに電源を供給し、且つ、残りのサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給するように構成されていることを特徴とするテーブルタップ。
  4. 電源コンセントに接続して使用され、複数のサービスコンセントを有するテーブルタップであって、前記複数のサービスコンセントはノイズフィルターを介して電源を供給するように構成されており、且つ、前記テーブルタップは、前記複数のサービスコンセントのうち少なくとも一口のサービスコンセントについて、前記ノイズフィルターを介さずに電源を供給し得るように配線の切り替えを行う切替スイッチを備えていることを特徴とするテーブルタップ。
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