JP2008234423A - シナリオ実行方法、及び、シナリオサーバ装置 - Google Patents

シナリオ実行方法、及び、シナリオサーバ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】新たにサービスを追加する際に、複数の事業者が互いに独立してサービスを開発する場合であっても優先度を考慮したサービス連携制御処理を行うことができるシナリオ実行方法、及び、シナリオサーバ装置を提供する。
【解決手段】実行対象のサービスの処理手順を示すシナリオ、あるいは、シナリオに対するメッセージである処理実行要求信号を記憶するジョブキュー記憶手段を有し、通信サービスと情報サービスとを連携するシナリオサーバ装置5を有するネットワークサービスプラットフォーム装置3のシナリオサーバ装置5が、シナリオの属性情報をシナリオに付与し、属性情報に基づき処理対象の処理実行要求信号に対応するシナリオの優先度を判定し、判定結果の優先度に対応したジョブキュー記憶手段に記憶し、ジョブキュー記憶手段の中で最も優先度が高い処理実行要求信号の処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ネットワークとサービス連携制御装置とにおけるサービスを連携するネットワークサービスプラットフォーム装置に用いられる主にシナリオ実行方法、及び、シナリオサーバ装置に関する。
近年、通信ネットワークにおける通信サービスと、情報ネットワークにおける情報サービスとを連携する連携サービスの実現へのニーズが高まりつつある。このような連携サービスを実現する制御技術として、例えば、特許文献1に示す技術がある。特許文献1に記載の技術では、サービスの連携を制御するサービス連携制御装置が、連携サービスを提供する1つのサービス提供装置からの出力パラメータ値を別のサービス提供装置への入力パラメータ値として設定する処理の繰り返し実行を回避する目的で、サービス連携制御装置が連携するサービスに対するパラメータ帳票という帳票を作成する。
このパラメータ帳票は、連携サービスの提供に関わる全てのサービス提供装置へのサービス実行要求に必要な入力パラメータ値と、サービス提供装置によるサービスの実行結果を取得するのに必要な出力パラメータ値と、パラメータ間の相関関係とが記述される。パラメータ帳票を受信したサービス提供装置は、パラメータ帳票のうち自装置に関係する入カパラメータ値のみを参照してサービスを実行し、パラメータ帳票に実行結果を自装置に関係する出力パラメータ値として書き込み、書き込みを行ったパラメータ帳票をサービス連携制御装置に返送する。
パラメータ帳票を受信したサービス連携制御装置は、パラメータ帳票内のパラメータ値を参照することなく、次のサービス提供装置にパラメータ帳票を送信し、最後のサービス提供装置からパラメータ帳票が返送されてくると、そこに書き込まれた実行結果を要求された連携サービスとしてユーザに送信する。
したがって、上述したように、このパラメータ帳票を用いることにより、サービス連携制御装置は、入出力パラメータの値を変換する処理を行わずにすむため、要求される処理が低減され、連携させるサービス数の増大やユーザからのサービス要求頻度の増大、さらに、エンドユーザのみならず他の通信サービス運営業者等からも連携サービスの要求を受ける場合のサービス要求頻度の増大に対応することが可能になる。
また、他の複数のサービスを扱うサービス制御技術としては、予めサービス間で優先順位を付けておき、この優先順位に従っていずれのサービスの処理を優先させるかを判定してサービスを提供する制御を行う技術がある。
これにより後から受信したサービス提供要求であっても、優先順位がより高いサービスである場合は、実行中のサービスを中断し、後から受信した提供要求のサービスの方を先行して処理することが可能になる。
特開2005−332122号公報
しかしながら、特許文献1に示すサービス連携制御において、サービスの提供順は、サービスの提供要求を受信した順となるため、連携サービスの提供要求が輻輳する場合に、連携サービスの優先処理を実行できないという問題がある。
また、予めサービス間で優先順位を付与しておき、この優先順位に従っていずれのサービスの処理を優先させるかを判定してサービスを提供する制御を行う技術では、後から新しいサービスを優先順位を一番として追加する場合、それまで優先順位が一番高かったサービスを二番目にするなどの優先順位の見直し処理が、優先順位の情報を更新するごとに必要となり実用的でないという問題がある。
また、複数の事業者が互いに独立してサービスを開発する場合、自らが備えるサービス提供装置が提供するサービスと、他の事業者が備えるサービス提供装置が提供するサービスとを比較し、優先順位を事業者間で取り決める必要が生じるが、このような取り決めが新たなサービスを登録するごとに行うことは極めて非効率的であるという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたもので、その目的は、新たにサービスを追加する際に、複数の事業者が互いに独立してサービスを開発する場合であっても優先度を考慮したサービス連携制御処理を行うことができるシナリオ実行方法、及び、シナリオサーバ装置を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明のシナリオ実行方法は、実行対象のサービスの処理手順を示すシナリオ、あるいは、シナリオに対するメッセージである処理実行要求信号を記憶するジョブキュー記憶手段を有し、通信ネットワークの通信サービスと情報ネットワークの情報サービスとを連携するシナリオサーバ装置を有するネットワークサービスプラットフォーム装置におけるシナリオ実行方法であって、前記シナリオサーバ装置が、前記シナリオにシナリオの属性情報を付与し、前記属性情報に基づき処理対象の前記処理実行要求信号に対応するシナリオの優先度を判定し、優先度の判定結果に基づき、前記処理実行要求信号を判定結果の前記優先度に対応した前記ジョブキュー記憶手段に記憶し、前記ジョブキュー記憶手段の中で最も優先度が高い処理実行要求信号をジョブキュー記憶手段から読み出し、読み出した前記最も優先度が高い処理実行要求信号の処理を実行することを特徴とするシナリオ実行方法である。
また、本発明は、シナリオサーバ装置が、実行中の前記シナリオより優先度の高いシナリオに対応する処理実行要求信号が前記ジョブキュー記憶手段に記憶されているか否かを判定し、判定結果が、実行中のシナリオより優先度の高いシナリオに対応する処理実行要求信号が前記ジョブキュー記憶手段に記憶されたことを示す結果の場合、実行中の前記シナリオを中断し、前記中断ステップにおいて中断した前記シナリオを、当該シナリオの優先度に該当する優先度の前記ジョブキュー記憶手段の先頭に書き込み、前記ジョブキュー記憶手段の中で最も優先度が高い処理実行要求信号を読み出し、読み出した前記最も優先度が高い処理実行要求信号の処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、前記シナリオサーバ装置が、連携サービスの処理実行要求信号の発信者識別情報、又は、着信者識別情報のいずれか又はその組み合わせに基づいて優先度を判定することを特徴とする。
また、本発明は、前記シナリオサーバ装置が、前記優先度の段階数を変更することを特徴とする。
また、本発明は、実行対象のサービスの処理手順を示すシナリオ、あるいは、シナリオに対するメッセージである処理実行要求信号を記憶するジョブキュー記憶手段を有し、通信ネットワークの通信サービスと情報ネットワークの情報サービスとを連携するシナリオサーバ装置であって、前記シナリオにシナリオの属性情報を付与する属性情報付与手段と、前記属性情報に基づき処理対象の前記処理実行要求信号に対応するシナリオの優先度を判定する判定手段と、前記処理実行要求信号を前記判定手段の判定結果の前記優先度に対応付けて記憶するジョブキュー記憶手段と、前記ジョブキュー記憶手段の中で最も優先度が高い処理実行要求信号をジョブキュー記憶手段から読み出す処理実行要求信号読み出し手段と、読み出した前記最も優先度が高い処理実行要求信号の処理を実行する処理実行要求信号処理手段とを備えることを特徴とするシナリオサーバ装置である。
本発明によれば、実行対象のサービスの処理手順を示すシナリオ、あるいは、シナリオに対するメッセージである処理実行要求信号を記憶するジョブキュー記憶手段を有し、通信ネットワークの通信サービスと情報ネットワークの情報サービスとを連携するシナリオサーバ装置を有するネットワークサービスプラットフォーム装置におけるシナリオ実行方法であって、シナリオサーバ装置が、シナリオにシナリオの属性情報を付与し、属性情報に基づき処理対象の処理実行要求信号に対応するシナリオの優先度を判定し、優先度の判定結果に基づき、処理実行要求信号を判定結果の優先度に対応したジョブキュー記憶手段に記憶し、ジョブキュー記憶手段の中で最も優先度が高い処理実行要求信号をジョブキュー記憶手段から読み出し、読み出した最も優先度が高い処理実行要求信号の処理を実行することとした。
これにより、新しいサービスが追加される場合、又は、複数の事業者が互いに独立してサービスを開発する場合、優先度を有する制御ができるという効果がある。
また、この発明によれば、シナリオサーバ装置が、実行中のシナリオより優先度の高いシナリオに対応する処理実行要求信号がジョブキュー記憶手段に記憶されているか否かを判定し、判定結果が、実行中のシナリオより優先度の高いシナリオに対応する処理実行要求信号がジョブキュー記憶手段に記憶されたことを示す結果の場合、実行中のシナリオを中断し、中断したシナリオを、当該シナリオの優先度に該当する優先度のジョブキュー記憶手段の先頭に書き込み、前記ジョブキュー記憶手段の中で最も優先度が高い処理実行要求信号を読み出し、読み出した前記最も優先度が高い処理実行要求信号の処理を実行することとした。
これにより、即応性が求められる優先度の高い連携サービスのシナリオや、メッセージを早く、時間がかかっても、完了することが重要視される連携サービスのシナリオやメッセージを遅めに処理することで、多数の処理実行要求信号に対応する処理を効率よく処理することが可能となるという効果がある。
また、この発明によれば、シナリオサーバ装置が、連携サービスの処理実行要求信号の発信者識別情報、又は、着信者識別情報のいずれか又はその組み合わせに基づいて優先度を判定することとした。
これにより、シナリオの優先度だけでなく、連携サービスの処理実行要求信号の発信者、又は、着信者ごとに優先度を設けることが可能となるという効果がある。
また、この発明によれば、シナリオサーバ装置が、優先度の段階数を変更することとした。これにより、より詳細に優先度を設定することが可能となる効果がある。
<第1実施形態>
以下、本発明の一実施形態による連携サービス提供システム100を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による連携サービス提供システム100を示す概略ブロック図である。連携サービス提供システム100は、通信ネットワーク1と、情報ネットワーク2aと、情報ネットワーク2bと、ネットワークサービスプラットフォーム装置3と、通信端末装置7と、情報端末装置8aと、情報端末装置8bと、運用者端末装置9とを備える。
ネットワークサービスプラットフォーム装置3は、通信ネットワーク1を介して通信端末装置7と通信する。また、ネットワークサービスプラットフォーム装置3は、情報ネットワーク2aを介し、情報端末装置8aと通信し、情報ネットワーク2bを介し、情報端末装置8bと通信する。また、ネットワークサービスプラットフォーム装置3は、運用者端末装置9と接続する。
通信ネットワーク1は、電話交換等の固定電話網や携帯電話網等の通信ネットワークである。情報ネットワーク2b、2bは、例えば、インターネット等の情報ネットワークや、他に企業内のネットワークや、公衆網や、LAN(Local Area Network)や、専用線などの私設網等が適用される。
ネットワークサービスプラットフォーム装置3は、通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4と、シナリオサーバ装置5と、サービスバス6とを備える。
ネットワークサービスプラットフォーム装置3において、通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4は、通信ネットワーク1及び情報ネットワーク2a、2bとのインタフェース変換処理を行うゲートウェイ装置である。通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4は、シナリオサーバ装置5から受信する通信ネットワーク1又は情報ネットワーク2a又は情報ネットワーク2bが有するサービスコンポーネントが提供するサービスの実行要求信号に基づき、当該サービスコンポーネントにサービスの実行要求信号を送信する。また、通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4は、実行要求信号に対応するサービスの実行結果を応答情報としてシナリオサーバ装置5に送信する。
なお、サービスコンポーネントとは、サービスやシナリオの一部として再利用可能となる最小構成要素のサービス提供機能部であり、本実施形態において、サービスを実行する機能部として説明する。
シナリオサーバ装置5は、受信する連携サービス提供要求信号に対応するシナリオに基づき、通信ネットワーク1、又は情報ネットワーク2a、2bのサービスコンポーネントが提供するサービスの実行の要求を通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4に送信する。シナリオサーバ装置5は、通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4を介して連携サービスを実行し、実行結果を応答情報として連携サービス提供要求信号の送信元に送信する。
ここで、シナリオとは、サービスコンポーネントの実行手順を示す情報である。
サービスバス6は、通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4とシナリオサーバ装置5との間を接続するバスである。
通信端末装置7、情報端末装置8a、8b、運用者端末装置9は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)、携帯電話などのコンピュータ端末であり、通信機能を有する端末装置である。
通信端末装置7は、通信ネットワーク1に接続する。情報端末装置8aは、情報ネットワーク2aに接続し、情報端末装置8bは、情報ネットワーク2bに接続する。
また、運用者端末装置9は、ネットワークサービスプラットフォーム装置3に接続し、ネットワークサービスプラットフォーム装置3の運用者の操作に基づき処理を行う。
次に、各装置の内部構成について説明する。
図2は、ネットワークサービスプラットフォーム装置3の構成を示すブロック図である。ネットワークサービスプラットフォーム装置3において、シナリオサーバ装置5は、シナリオ作成部51と、サービス登録データベース部52と、サービス合成部53と、優先度判定部54とを備える。
シナリオ作成部51は、通信端末装置7、情報端末装置8a、情報端末装置8b、あるいは運用者端末装置9と接続し、シナリオ作成基本処理手段511と、属性情報付与手段512とを備え、シナリオを生成する。シナリオ作成基本処理手段511は、サービス登録データベース部52に生成したシナリオを書き込む。属性情報付与手段512は、シナリオ作成基本処理手段511が生成したシナリオがいずれの属性を有するものか、例えば、監視、取引、問合せ、情報収集のいずれに類する連携サービスであるかの入力要求を、シナリオの作成者、又は登録者に対して行い、当該入力要求の応答を属性情報としてシナリオ名に付与する。図3は、属性情報の付与例であり、シナリオ名に付与することを示している。
サービス登録データベース部52は、サービスコンポーネントの格納場所情報、例えば、URI(Uniform Resource Identifier)などの情報と、サービスコンポーネントの実行手順を示すシナリオとを記憶する。
サービス合成部53は、サービス合成基本処理手段531を備える。サービス合成基本処理手段531は、サービス合成にかかる基本処理として、受信した連携サービスの提供要求に基づき、サービス登録データベース部52が記憶するシナリオを読み出す。
また、サービス合成基本処理手段531は、優先度判定部54が判定する優先度に基づき、シナリオを実行し、実行結果を応答情報として連携サービスの提供要求の送信元に送信する。
優先度判定部54は、判定手段541と、ジョブキュー記憶手段542とを備える。
判定手段541は、予め内部の記憶領域に属性情報と、優先度とを対応付けてテーブルとして記憶しており、サービス合成部53が読み出したシナリオの属性情報に基づき、シナリオの優先度を判定する。また、判定手段541は、判定した優先度に基づき、優先度に対応したジョブキュー記憶手段542にシナリオを書き込む。
ジョブキュー記憶手段542は、予め定められる所定の優先度ごとのジョブキュー、すなわち、実行処理待ちのシナリオを記憶する記憶領域を備える。ジョブキュー記憶手段542は、例えば、優先度が、優先度「高」と優先度「低」との2つであれば、当該優先度に対応する2つのジョブキューを備える。
なお、優先度判定部54の判定手段541は、連携サービス提供要求信号の発信者の識別情報である発信者ID(Identification)、又は、応答情報の送信先となる着信先の識別情報である着信者IDのいずれか、又は両方に基づき優先度を判定することとしてもよい。
また、優先度の仕分け数、すなわち、優先度の等級数(段階数)はネットワークサービスプラットフォーム装置3の運営者による入力操作によって、変更可能である。この場合、シナリオサーバ装置5は、キーボードやマウス等の操作手段を備える優先度変更手段を備え、当該優先度変更手段が、ネットワークサービスプラットフォーム装置3の運営者による入力操作によって入力される入力情報に基づき、判定手段541の記憶手段が記憶する属性情報と優先度との対応関係の情報を書き換え、また、ジョブキュー記憶手段542が備える優先度ごとのジョブキューを変更後の優先度の等級数に対応させて増減させることにより変更する。
次に、本システムの優先度と、属性情報との対応関係の例を示す。
なお、属性例として、「監視」、「取引」、「問合せ」及び「情報収集」の4つをあげている。
ここで、「監視」の属性情報を付与されるシナリオは、例えば、カメラ画像処理装置によって、無人の施設に設置される監視カメラの画像の変化を検出し、「無人の施設での変化があった」ことを、ユーザに通知するサービスのシナリオや、被介護者の、例えば、呼吸や、脈拍、血圧などの情報の変化に基づく容態の変化をユーザに通知するサービスのシナリオなどである。
また、「取引」の属性情報を付与されるシナリオは、例えば、オンラインの商取引のうち、時刻ともに状況が変化する株式の売買にかかる取引のサービスのシナリオなどである。
また、「問合せ」の属性情報を付与されるシナリオは、例えば、ユーザが、課金状況を、サービス提供者等に問い合わせるサービスのシナリオや、他の端末の位置情報などの問合せを行うサービスのシナリオなどがある。
また、「情報収集」の属性情報を付与されるシナリオの例として、例えば、店舗検索などのサービスのシナリオや、遊園地等の天候情報の提供サービスなどのシナリオなどである。
なお、「監視」、「取引」の属性情報が付与されるシナリオを、ユーザに処理の遅延の回避が求められる緊急性のシナリオの例とし、「問合せ」、「情報収集」の属性情報が付与されるシナリオを、緊急性の低いサービスのシナリオの例として説明する。
図4は、優先度判定部54の判定手段541が記憶する属性情報と、優先度との対応関係を示すテーブルの例である。
図4(a)は、優先度が高い順に、「高」、「低」の2段階の仕分け数とした例であり、「監視」及び「取引」の属性情報を有するシナリオの優先度を「高」、「問合せ」及び「情報収集」の属性情報を有するシナリオの優先度を「低」とした場合を示す。
図4(b)は、優先度が高い順に、「高高」、「高低」、「低高」、「低低」の4段階の仕分け数とした例である。ここで、「監視」の属性情報を有するシナリオの優先度を「高高」とし、「取引」の属性情報を有するシナリオの優先度を「高低」とし、「問合せ」の属性情報を有するシナリオの優先度を「低高」とし、「情報収集」の属性情報を有するシナリオの優先度を「低低」とした場合を示す。
図5は、属性情報に加えて、発信者ID、又は、着信者IDに基づく優先度の対応関係を示す優先度判定部54の判定手段541が記憶するテーブルの例である。
図5(a)は、優先度が高い順に、「高」、「低」の2段階の仕分け数とした例である。連携サービス提供要求信号の発信者IDが重要顧客の発信者IDであるか否かの判定に従い、発信者IDが重要顧客のIDである場合は、属性情報の如何に関わらず、入力されるシナリオの優先度を「高」とし、発信者IDが重要顧客のIDではない顧客の場合は「監視」及び「取引」の属性情報を有するシナリオの優先度を「高」とし、「問合せ」及び「情報収集」の属性情報を有するシナリオの優先度を「低」とすることを示す。着信者IDについても同様となる。
図5(b)は、優先度が高い順に、「高高」、「高」、「低」の3段階の仕分け数とした例である。図5(b)が図5(a)と異なる点は、発信者ID、又は、着信者IDが重要顧客のIDである場合、「監視」及び「取引」の属性情報を有するシナリオの優先度を「高高」とする点である。
次に、本発明の第1の実施形態による連携サービス提供システム100の動作について説明する。
図6は、図2のシナリオサーバ装置5における処理手順の概要を示したフローチャートである。ここでは、通信端末装置7がネットワークサービスプラットフォーム装置3にシナリオを登録し、情報端末装置8aが当該シナリオによる連携サービス提供要求をネットワークサービスプラットフォーム装置3に送信する場合を例に説明する。
まず、ステップSa1からSa3を参照して、シナリオ作成部51がシナリオ作成要求信号を受信するごとに逐次行うシナリオの登録処理の流れについて説明する。
シナリオ作成部51のシナリオ作成基本処理手段511は、通信端末装置7からシナリオ名を含むシナリオ作成要求信号を受信し、上述したように、シナリオ名を含む連携サービスのシナリオを生成する(ステップSa1)。
シナリオ作成部51の属性情報付与手段512は、生成したシナリオの属性情報の入力要求を通信端末装置7に送信し、通信端末装置7から受信する応答情報の属性情報を生成したシナリオ名に付与する(ステップSa2)。シナリオ作成部51は、作成したシナリオをサービス登録データベース部52書き込む(ステップSa3)。
次に、ステップSa4からSa7を参照して、サービス合成部53が連携サービス提供要求信号を受信するごとに逐次行うジョブキュー記憶手段542に実行対象のシナリオを記憶する処理の流れについて説明する。
サービス合成部53は、情報端末装置8aから実行対象のシナリオ名を含む連携サービス提供要求信号を受信すると(ステップSa4)、サービス登録データベース部52から、当該シナリオ名に対応するシナリオを読み出し、優先度判定部54に出力する(ステップSa5)。優先度判定部54の判定手段541は、内部の記憶領域に予め記憶する優先度情報に基づき、入力されたシナリオの優先度を判定する(ステップSa6)。判定手段541は、判定結果の優先度に対応させてジョブキュー記憶手段542にシナリオを記憶し、サービス合成部53にシナリオ記憶通知を出力する(ステップSa7)。
次に、ステップSa8からSa9を参照して、サービス合成部53がジョブキュー記憶手段542から実行対象のシナリオを読み出し、シナリオを実行する処理の流れについて説明する。
サービス合成部53は、判定手段541からシナリオ記憶通知が入力されると、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、最高の優先度として記憶されているシナリオを読み出す(ステップSa8)。サービス合成部53は、読み出したシナリオを実行し、実行結果を要求元に送信する(ステップSa9)。サービス合成部53は、ジョブキュー記憶手段542に記憶されているシナリオをすべて実行するまでステップSa8からSa9の処理を繰り返す。
次に、本実施形態における詳細な動作処理について、各装置間の処理例の流れを図面を参照して説明する。
ここで、例として、情報端末装置8aと、情報端末装置8bとがそれぞれ優先度「低」である属性情報「情報収集」に類する連携サービスの提供要求を行ったのちに、通信端末装置7が優先度「高」である属性情報「監視」の連携サービスの提供要求を行う場合の優先処理を伴う連携サービスの実行形態について説明する。
図7は、通信端末装置7と、情報端末装置8aと、情報端末装置8bと、運用者端末装置9と、シナリオサーバ装置5と、通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4との間のシーケンス図である。
運用者端末装置9は、シナリオ名を含むシナリオ作成要求信号をシナリオサーバ装置5に送信し(ステップSc1)、シナリオサーバ装置5のシナリオ作成部51は、受信したシナリオ作成要求信号に基づき、シナリオ名を含む連携サービスのシナリオを生成する(ステップSc2)。
シナリオ作成部51は、生成したシナリオの属性情報の入力要求を運用者端末装置9に送信し、運用者端末装置9から受信する応答情報の属性情報を生成したシナリオ名に付与する(ステップSc3)。シナリオ作成部51は、作成したシナリオをサービス登録データベース部52書き込む(ステップSc4)。
次に、情報端末装置8aは、優先度「低」である属性情報「情報収集」に類する連携サービスの実行対象のシナリオ名を含む連携サービス提供要求信号をシナリオサーバ装置5に送信する(ステップSc5)。
シナリオサーバ装置5のサービス合成部53は、受信した連携サービス提供要求信号に基づき、サービス登録データベース部52から、当該シナリオ名に対応するシナリオを読み出し、優先度判定部54に出力する(ステップSc6)。
優先度判定部54の判定手段541は、内部の記憶領域に予め記憶する優先度情報に基づき、ここでは、入力されたシナリオが優先度「低」であると判定する(ステップSc7)。判定手段541は、判定結果の優先度に対応させてジョブキュー記憶手段542にシナリオを記憶し、サービス合成部53にシナリオ記憶通知を出力する(ステップSc8)。
サービス合成部53は、判定手段541からシナリオ記憶通知が入力されると、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、最高の優先度として記憶されているシナリオを読み出す(ステップSc17)。サービス合成部53は、読み出したシナリオを実行し(ステップSc18)、実行結果を連携サービス提供要求信号送信元の情報端末装置8aに送信する(ステップSc19)。
一方、ステップSc8の後、情報端末装置8b、及び、通信端末装置7からシナリオサーバ装置5に新たな連携サービス提供要求信号を送信する場合の処理手順を説明する。
情報端末装置8bは、優先度「低」である属性情報「情報収集」に類する連携サービス提供要求信号をシナリオサーバ装置5に送信する(ステップSc9)。
シナリオサーバ装置5のサービス合成部53は、受信した連携サービス提供要求信号に基づき、サービス登録データベース部52から、当該シナリオ名に対応するシナリオを読み出し、優先度判定部54に出力する(ステップSc10)。
優先度判定部54の判定手段541は、内部の記憶領域に予め記憶する優先度情報に基づき、ここでは、入力されたシナリオが優先度「低」であると判定する(ステップSc11)。判定手段541は、判定結果の優先度に対応させてジョブキュー記憶手段542にシナリオを記憶し、サービス合成部53にシナリオ記憶通知を出力する(ステップSc12)。
次に、ステップSc12の後、通信端末装置7は、優先度「高」である属性情報「監視」に類する連携サービス提供要求信号をシナリオサーバ装置5に送信する(ステップSc13)。
シナリオサーバ装置5のサービス合成部53は、受信した連携サービス提供要求信号に基づき、サービス登録データベース部52から、当該シナリオ名に対応するシナリオを読み出し、優先度判定部54に出力する(ステップSc14)。
優先度判定部54の判定手段541は、内部の記憶領域に予め記憶する優先度情報に基づき、ここでは、入力されたシナリオが優先度「高」であると判定する(ステップSc15)。判定手段541は、判定結果の優先度に対応させてジョブキュー記憶手段542にシナリオを記憶し、サービス合成部53にシナリオ記憶通知を出力する(ステップSc16)。
次に、ステップSc16の後、シナリオサーバ装置5において、ステップSc18のシナリオ実行の処理及び、実行結果の送信が完了すると、サービス合成部53は、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、最高の優先度として記憶されているシナリオ、ここでは、通信端末装置7から受信した実行要求対象のシナリオである優先度「高」のシナリオを読み出す(ステップSc20)。サービス合成部53は、読み出したシナリオを実行し(ステップSc21)、実行結果を連携サービス提供要求信号送信元の情報端末装置8aに送信する(ステップSc22)。
同様に、シナリオサーバ装置5のサービス合成部53は、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、最高の優先度として記憶されているシナリオ、ここでは、情報端末装置8bから受信した実行要求対象のシナリオである優先度「低」のシナリオを読み出す(ステップSc23)。サービス合成部53は、読み出したシナリオを実行し(ステップSc24)、実行結果を連携サービス提供要求信号送信元の情報端末装置8aに送信する(ステップSc25)。
上述したように、ネットワークサービスプラットフォーム装置3のシナリオサーバ装置5において、シナリオを生成する際に属性情報を付与し、付与した属性情報に基づき優先度判定部54が優先度を判定してシナリオを実行するため、複数の連携サービスの実行要求信号を実行待ち状態で受信する場合に、実行要求信号の受信順ではなく、優先度順にシナリオを実行することが可能となるという効果がある。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態による連携サービス提供システム100を図面を参照して説明する。図8は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図2に示す第1の実施形態による連携サービス提供システム100と同一の構成には同一の符号を付し、異なる構成について説明する。図8に示すネットワークサービスプラットフォーム装置3が図2のネットワークサービスプラットフォーム装置3と異なる点は、シナリオサーバ装置5の優先度判定部54に監視手段543が備えられ、サービス合成部53にサービス中断手段532が備えられている点である。
優先度判定部54の監視手段543は、所定周期ごとに、サービス合成部53が実行中のシナリオの優先度より、優先度が高いジョブキューにシナリオが記憶されていないかを判定する。監視手段543は、サービス合成部53が実行中のシナリオの優先度より、優先度が高いとしてジョブキュー記憶手段542にシナリオが記憶されていると判定した場合、サービス合成部53にサービス中断要求信号を送信する。
なお、監視手段543が行う判定は、判定手段541がジョブキュー記憶手段542にシナリオを書き込むごとに行うこととしても良い。
サービス合成部53のサービス中断手段532は、優先度判定部54から入力されるサービス中断要求信号に基づき、実行中のシナリオを中断処理を行う。
次に、本発明の第2の実施形態による連携サービス提供システム100の動作について説明する。なお、図6に示す第1の実施形態による動作と同様の処理については、同一のステップ番号を付し、異なる処理について説明する。
図9は、図8のシナリオサーバ装置5における処理手順の概要を示したフローチャートである。ここでは、通信端末装置7がネットワークサービスプラットフォーム装置3にシナリオを登録し、情報端末装置8aが当該シナリオによる連携サービス提供要求をネットワークサービスプラットフォーム装置3に送信する場合を例に説明する。
ステップSa1からSa7により、実行対象のシナリオがジョブキュー記憶手段542に記憶され、判定手段541からシナリオ記憶通知が入力されると、シナリオサーバ装置5のサービス合成部53は、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、最高の優先度として記憶されているシナリオを読み出す(ステップSa8)。
シナリオサーバ装置5のサービス合成部53は、読み出したシナリオの実行を開始する(ステップSb1)。
優先度判定部54の監視手段543は、予め定める所定周期ごとに、サービス合成部53が実行中のシナリオの優先度と、ジョブキュー記憶手段542が実行待ちとして記憶するシナリオの優先度とを比較し、サービス合成部53が実行中のシナリオよりも優先度が高いシナリオがジョブキュー記憶手段542に記憶されているか否かを判定する(ステップSb2)。
監視手段543は、ステップSb2において、サービス合成部53が実行中のシナリオよりも優先度が高いシナリオがジョブキュー記憶手段542に記憶されていないと判定した場合、サービス合成部53が実行しているシナリオの処理が終了するまで、所定周期ごとにステップSb2の処理を繰り返し、サービス合成部53が実行しているシナリオの処理が終了した場合、ステップSa8に戻る(ステップSb3)。
監視手段543は、ステップSb2において、サービス合成部53が実行中のシナリオよりも優先度が高いシナリオがジョブキュー記憶手段542に記憶されていると判定した場合、サービス合成部53にサービス中断要求信号を送信する(ステップSb4)。
サービス合成部53のサービス中断手段532は、優先度判定部54から入力されるサービス中断要求信号に基づき、実行中のシナリオを中断し、それまで処理したデータを含めて、中断したシナリオの優先度に対応する優先度判定部54のジョブキュー記憶手段542の先頭に書き込み、ステップSa8に戻る(ステップSb5)。
次に、第2の実施形態における詳細な動作処理について、各装置間の処理例の流れを図面を参照して説明する。
ここで、例として、情報端末装置8aが優先度「低」である属性情報「情報収集」に類する連携サービスの提供要求を行ったのちに、通信端末装置7が優先度「高」である属性情報「監視」の連携サービスの提供要求を行い、情報端末装置8aが提供要求を行った優先度「低」のシナリオを実行中に優先度「高」のシナリオを優先させる優先処理について説明する。
図10は、通信端末装置7と、情報端末装置8aと、運用者端末装置9と、シナリオサーバ装置5と、通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4との間のシーケンス図である。
なお、図10において、図7の処理と同様の処理については、同一のステップ番号を付し、異なる処理について説明する。
ステップSc1からステップSc8における処理により、情報端末装置8aから受信する連携サービスの提供要求に基づき、実行対象のシナリオをシナリオサーバ装置5の判定手段541がジョブキュー記憶手段542に記憶し、サービス合成部53にシナリオ記憶通知を出力すると、サービス合成部53は、判定手段541からシナリオ記憶通知が入力されると、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、最高の優先度として記憶されているシナリオを読み出す。
ここでは、サービス合成部53が読み出すシナリオは、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオがステップSc8において書き込まれたシナリオのみであるため、情報端末装置8aが提供要求を行った優先度「低」のシナリオとなる(ステップSd14)。
サービス合成部53は、読み出したシナリオの実行を開始する(ステップSd15)。
一方、ステップSc8の後、通信端末装置7からシナリオサーバ装置5に新たな連携サービス提供要求信号を送信する場合の処理手順を説明する。
通信端末装置7は、優先度「高」である属性情報「監視」に類する連携サービス提供要求信号をシナリオサーバ装置5に送信する(ステップSd9)。
シナリオサーバ装置5のサービス合成部53は、受信した連携サービス提供要求信号に基づき、サービス登録データベース部52から、当該シナリオ名に対応するシナリオを読み出し、優先度判定部54に出力する(ステップSd10)。
優先度判定部54の判定手段541は、内部の記憶領域に予め記憶する優先度情報に基づき、ここでは、入力されたシナリオが優先度「高」であると判定する(ステップSd11)。判定手段541は、判定結果の優先度に対応させてジョブキュー記憶手段542にシナリオを記憶し、サービス合成部53にシナリオ記憶通知を出力する(ステップSd12)。
ここで、優先度判定部54の監視手段543は、サービス合成部53が実行中のシナリオの優先度「低」よりも、判定手段541が記憶するシナリオのうち、最も優先度が高いシナリオの優先度「高」が優先度が高いと判定し、サービス合成部53にサービス中断要求信号を送信する。
サービス合成部53のサービス中断手段532は、優先度判定部54から入力されるサービス中断要求信号に基づき、実行中のシナリオを中断する(ステップSd16)。
サービス中断手段532は、それまで処理したデータを含めて、中断したシナリオの優先度に対応する優先度判定部54のジョブキュー記憶手段542の先頭に書き込む(ステップSd13)。
ステップSd14と同様に、サービス合成部53は、判定手段541からシナリオ記憶通知が入力されると、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、最高の優先度として記憶されているシナリオを読み出す。
ここでは、サービス合成部53が読み出すシナリオは、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオがステップSd12において書き込まれた通信端末装置7が提供要求を行った優先度「高」のシナリオとなる(ステップSd17)。
サービス合成部53は、読み出したシナリオの実行し(ステップSd18)、実行結果を連携サービス提供要求信号送信元の通信端末装置7に送信する(ステップSd19)。
サービス合成部53は、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、最高の優先度として記憶されているシナリオを読み出す。
ここでは、サービス合成部53が読み出すシナリオは、ジョブキュー記憶手段542が記憶するシナリオのうち、ステップSd13においてサービス合成部53がシナリオの実行を中断した際に書き込まれた情報端末装置8aが提供要求を行った優先度「低」のシナリオとなる(ステップSd20)。
サービス合成部53は、読み出したシナリオの実行し(ステップSd21)、実行結果を連携サービス提供要求信号送信元の情報端末装置8aに送信する(ステップSd22)。
上記に述べたとおり、第2の実施形態によれば、ネットワークサービスプラットフォーム装置3は、優先度の低いシナリオの実行中に、さらに優先度が高いシナリオによる連携サービスの提供要求を受信すると、実行中のシナリオを中断し、直ちに、優先度が高いシナリオを実行することができることになるという効果がある。したがって、例えば、即応性が求められる連携サービスのシナリオの優先度を「高」とし、処理に時間がかかっても、完了することが重要視される連携サービスのシナリオの優先度を「低」とすると、優先度に基づく連携サービスの提供を行うことで、多数のシナリオを効率よく処理することができるという効果がある。
上述した第1及び第2の実施形態において、ジョブキュー記憶手段542に記憶される処理実行要求信号の優先処理の例としてシナリオ単位で優先処理を行うこととして説明したが、シナリオ単位に限らず、メッセージ単位で行う場合についても同様である。次に、信号待機シナリオ実行中におけるメッセージ単位で行う優先処理について説明する。
ここで、信号待機シナリオとは、例えば、変化を検出した場合に、変化があったことの通知をユーザに対して行う属性情報「監視」のサービスのシナリオなど、サービスの終了命令信号を受信するまでシナリオの実行を継続し、当該シナリオは、上述の変化を通知するメッセージを受信するまで信号待機状態となるシナリオである。
また、メッセージとは、応答情報や、通知情報などであり、例えば、実行中のシナリオに対する応答情報など、イベントの通知や、処理実行要求通知などである。上述の属性情報「監視」のサービスにおいて、シナリオは、変化を検出した場合に通知処理を行うことが記述されている情報に対応し、メッセージは、変化を通知する信号に対応する。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態による連携サービス提供システム100における優先処理を図面を参照して説明する。図11は、本実施形態において、他の実施形態と異なる処理を行うネットワークサービスプラットフォーム装置3のシナリオサーバ装置5の機能部に関する動作概要を示す概念図である。
以下、本実施形態が他の実施形態と異なる特徴的な構成、及び動作について、説明する。
図11のジョブキュー記憶手段542は、高優先度ジョブキュー記憶手段542aと、低優先度ジョブキュー記憶手段542bとの二つの優先度のジョブキューの記憶領域を備える。高優先度ジョブキュー記憶手段542aは、優先度「高」のシナリオ、又は、優先度「高」のシナリオに対応するメッセージを記憶する。
上述の信号待機シナリオを実行する場合、サービス合成部53は、信号待機シナリオを実行し、信号待機状態の間、他のシナリオや、メッセージがジョブキュー記憶手段542に記憶されると、記憶されたシナリオ、又は、メッセージの要求対象処理を実行する。
次に、図11を用いて、本実施形態における動作処理の概要を説明する。判定手段541は、シナリオ識別情報を含むメッセージを受信すると(ステップSe1)、サービス登録データベース部52からシナリオ識別情報に基づき属性情報を読み出す(ステップSe2)。判定手段541は、読み出した属性情報に基づき、上述した図6のステップSa6と同様に優先度を判定し、判定した優先度に対応するジョブキュー記憶手段542又はジョブキュー記憶手段542いずれかにメッセージを書き込む(ステップSe3)。判定手段541は、サービス合成部53にメッセージ記憶通知を出力する(ステップSe4)。
サービス合成部53において、メッセージ記憶通知に基づき、以下のいずれかの処理を行う(ステップSe5)。
(a)サービス合成部53が、処理実行中の場合、監視手段543は、サービス合成部53が実行中の処理のシナリオの優先度と、受信したメッセージとの優先度を比較する。監視手段543は、受信したメッセージの方が高優先度であることを示す比較結果の場合、図6のステップSb4からSb5と同様に、サービス合成部53にサービス中断要求信号を出力し、サービス合成部53が実行中の処理の中断処理を行い、最も優先度が高い処理を行う。
(b)サービス合成部53が、処理実行中の場合、監視手段543は、サービス合成部53が実行中の処理のシナリオの優先度と、受信したメッセージとの優先度を比較する。監視手段543は、受信したメッセージのシナリオと実行中の処理のシナリオとが同じ優先度であることを示す比較結果の場合、中断処理要求信号を送信せず、サービス合成部53は実行中の処理を継続する。
(c)サービス合成部53が、処理実行中でなく、サービス合成部53は、高優先度ジョブキュー記憶手段542aにメッセージが記憶されている場合、当該メッセージの処理を行う。
(d)サービス合成部53が、処理実行中でなく、サービス合成部53は、高優先度ジョブキュー記憶手段542aにメッセージが記憶されていない場合、低優先度ジョブキュー記憶手段542bに記憶されているメッセージの処理を行う。
図12は、信号待機シナリオの第1の例である。ここでは、優先度「高」となる高優先度シナリオであり、変化があった場合にユーザに変化を通知する防犯シナリオを例に説明する。
この防犯シナリオは、変化を検出し、変化の通知のメッセージを送信する警報システム200から通知のメッセージを受信すると、シナリオの実行要求命令信号の送信元のユーザ端末230にメッセージを通知し、ユーザ端末230から受信する応答のメッセージに基づき、警察のシステム240に通知するという処理を記述したシナリオである。
サービス合成部53は、この防犯シナリオを実行すると、警報システム200からのメッセージを受信するまで、信号待機状態となる。また、警報システム200からのメッセージを受信した後も、ユーザ端末230への通知処理後、応答のメッセージを受信するまでの間や、警察のシステム240への通知処理後、応答のメッセージを受信するまでの間などについても信号待機状態となる。
図13は、信号待機シナリオの第2の例である。ここでは、優先度「低」となる低優先度シナリオであり、検索サービスを提供する情報検索シナリオを例に説明する。
この情報検索シナリオは、例えば、ユーザ端末250から受信する検索対象の場所識別情報を含むメッセージに基づき、観光情報サービス提供装置260へ観光情報の検索要求処理を行い、検索結果に基づき、宿屋検索サービス提供装置270へ宿屋の空き情報の検索要求処理を行い、空いている宿屋の検索結果の情報に基づき、当該宿屋までの交通手段の検索要求処理を交通手段検索サービス提供装置280に対して行い、これらの結果を応答情報としてユーザ端末250に送信するという処理を記述したシナリオである。
サービス合成部53は、この情報検索シナリオを実行すると、図12の防犯シナリオと同様に、いずれかの処理を実行後、応答を受信するまでの間、信号待機状態となる。
次に、サービス合成部53において、図12及び図13の防犯シナリオと情報検索シナリオとの2つが実行中である場合の優先処理例について説明する。
図14は、サービス合成部53において実行中の2つのシナリオの状態が、防犯シナリオが信号待機状態であり、情報検索シナリオが処理実行中の状態であることを示す図である。
なお、サービス合成部53におけるシナリオが実行中とは、サービス合成部53がシナリオを読み込んだ状態を示しており、シナリオが信号待機状態の場合も含む。また、サービス合成部53における処理実行中とは、メッセージの受信処理や、通知処理や、検索要求信号などの信号送信処理などの処理を行っている状態を示しており、シナリオが信号待機状態ではないことを示す。
図14において、サービス合成部53が低優先度シナリオの情報検索シナリオを実行する(ステップSf1)。この情報検索シナリオの実行中に高優先度ジョブキュー記憶手段542aは、信号待機中の防犯シナリオに対するメッセージを記憶する(ステップSf2)。サービス合成部53は、監視手段543から通知される高優先度のメッセージ記憶通知に基づき、実行中の情報検索シナリオの処理を中断する(ステップSf3)。サービス合成部53は、高優先度ジョブキュー記憶手段542aのメッセージに基づき防犯シナリオの処理を行い(ステップSf4)、当該メッセージにかかる処理完了後、高優先度シナリオの防犯シナリオが再び信号待機状態になると、ステップSf3において中断した処理を再開する(ステップSf5)。
また、図15に示すように、ジョブキュー記憶手段542に符号5421に示す新たなシナリオが記憶される際に、サービス合成部53において実行中のシナリオが全て信号待機状態の場合、図16に示すように、サービス合成部53は、符号5421のシナリオを実行する。すなわち、サービス合成部53は、合計3つのシナリオを実行することとしてもよい。なお、ここでは、新たなシナリオとして、優先度「高」のシナリオを例にしているが、新たなシナリオがいずれの優先度であっても、サービス合成部53は新たにシナリオを実行する。
なお、同様の内容のシナリオであっても、提供先のユーザが異なる場合は、サービス合成部53は、新たなシナリオを実行する。
以上、上述したように、本実施形態によれば、サービス合成部53において、実行中のシナリオが全て信号待機状態の場合に、新たなシナリオがジョブキュー記憶手段542に記憶されると、サービス合成部53は、新たなシナリオを実行する。これにより、サービス合成部53において、信号待機状態中においても、効率的に他の処理を実行することが可能となる効果がある。
上述した第1、第2、及び、第3の実施形態によれば、新しいシナリオが追加される場合でも、また複数の事業者が互いに独立してシナリオを開発する場合にあっても優先度を有するサービス実行制御処理が可能になるという効果がある。
なお、本発明は、図1から図16を用いて説明した形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、種々の変更が可能である。
なお、本発明に記載の処理実行要求信号は、ジョブキュー記憶手段542に記憶されるシナリオ、メッセージに対応する。
なお、上述のネットワークサービスプラットフォーム装置3のシナリオサーバ装置5と通信・情報ネットワーク対応サーバ装置4と、通信端末装置7、情報端末装置8a、情報端末装置8b、運用者端末装置9は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、ネットワークサービスプラットフォーム装置3のシナリオサーバ装置5の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、図6に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、図7に示すシナリオサーバ装置5の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、図9に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、図10に示すシナリオサーバ装置5の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、図2、及び、図8における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、優先度を用いた連携サービス提供の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
上記に説明したとおり、本発明が産業上の利用が可能なのは明らかである。即ちシナリオの実行制御処理に優先度を設けることによって、優先度に応じた課金を課し、利益をあげることができるようになる。また、即応性が求められる連携サービスのシナリオの処理を優先させ、時間がかかっても、完了することが重要視される連携サービスのシナリオを遅めに処理することで、多数のシナリオを効率よく処理することができるため、大きな処理能力を有した設備を導入せずに、低コストで効率的な連携サービスの提供が可能になることから、サービスの利用が拡大し、システムおよび関連装置の需要が一層高まることが期待できる。
本発明の第1の実施形態による連携サービス提供システム100の全体構成を示すブロック図である。 同実施形態によるネットワークサービスプラットフォーム装置3の内部構成を示すブロック図である。 同実施形態による属性情報の付与例を示す図である。 同実施形態における属性情報と優先度との対応関係の一例を示す図である。 同実施形態における属性情報と優先度との対応関係の一例を示す図である。 同実施形態におけるネットワークサービスプラットフォーム装置3の動作フローを示す図である。 同実施形態による連携サービス提供システム100の動作フローを示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態によるネットワークサービスプラットフォーム装置3の内部構成を示すブロック図である。 同実施形態におけるネットワークサービスプラットフォーム装置3の動作フローを示す図である。 同実施形態による連携サービス提供システム100の動作フローを示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態による優先処理の概念図である。 同実施形態における第1の信号待機シナリオの例を示す図である。 同実施形態における第2の信号待機シナリオの例を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるメッセージに対する優先処理の手順を示す図である。 本発明の第3の実施形態による信号待機状態の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による信号待機状態における優先処理を示す図である。
符号の説明
100 連携サービス提供システム
1 通信ネットワーク
2a、2b 情報ネットワーク
3 ネットワークサービスプラットフォーム装置
4 通信・情報ネットワーク対応サーバ装置
5 シナリオサーバ装置
51 シナリオ作成部
511 シナリオ作成基本処理手段
512 属性情報付与手段
52 サービス登録データベース部
53 サービス合成部(処理実行要求信号処理手段)
531 サービス合成基本処理手段(処理実行要求信号読み出し手段)
532 サービス中断手段
54 優先度判定部
541 判定手段
542 ジョブキュー記憶手段
543 監視手段
6 サービスバス
7 通信端末装置
8a、8b 情報端末装置
9 運用者端末装置

Claims (5)

  1. 実行対象のサービスの処理手順を示すシナリオ、あるいは、シナリオに対するメッセージである処理実行要求信号を記憶するジョブキュー記憶手段を有し、通信ネットワークの通信サービスと情報ネットワークの情報サービスとを連携するシナリオサーバ装置を有するネットワークサービスプラットフォーム装置におけるシナリオ実行方法であって、
    前記シナリオサーバ装置が、前記シナリオにシナリオの属性情報を付与するシナリオ属性付与ステップと、
    前記属性情報に基づき処理対象の前記処理実行要求信号に対応するシナリオの優先度を判定する優先度判定ステップと、
    優先度の判定結果に基づき、前記処理実行要求信号を判定結果の前記優先度に対応した前記ジョブキュー記憶手段に記憶するジョブキュー蓄積ステップと、
    前記ジョブキュー記憶手段の中で最も優先度が高い処理実行要求信号をジョブキュー記憶手段から読み出す処理実行要求信号読み出しステップと、
    読み出した前記最も優先度が高い処理実行要求信号の処理を実行する処理実行要求信号処理ステップと
    を含むことを特徴とするシナリオ実行方法。
  2. 前記シナリオサーバ装置は、
    実行中の前記シナリオより優先度の高いシナリオに対応する処理実行要求信号が前記ジョブキュー記憶手段に記憶されているか否かを判定する監視ステップと、
    前記監視ステップの判定結果が、実行中のシナリオより優先度の高いシナリオに対応する処理実行要求信号が前記ジョブキュー記憶手段に記憶されたことを示す結果の場合、実行中の前記シナリオを中断する中断ステップと、
    前記中断ステップにおいて中断した前記シナリオを、当該シナリオの優先度に該当する優先度の前記ジョブキュー記憶手段の先頭に書き込み、前記処理実行要求信号読み出しステップを実行するシナリオ書き込みステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のシナリオ実行方法。
  3. 前記シナリオサーバ装置は、
    前記優先度判定ステップにおいて、連携サービスの処理実行要求信号の発信者識別情報、又は、着信者識別情報のいずれか又はその組み合わせに基づいて優先度を判定する
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載のシナリオ実行方法。
  4. 前記シナリオサーバ装置は、
    前記優先度の段階数を変更する優先度変更ステップ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のシナリオ実行方法。
  5. 実行対象のサービスの処理手順を示すシナリオ、あるいは、シナリオに対するメッセージである処理実行要求信号を記憶するジョブキュー記憶手段を有し、通信ネットワークの通信サービスと情報ネットワークの情報サービスとを連携するシナリオサーバ装置であって、
    前記シナリオにシナリオの属性情報を付与する属性情報付与手段と、
    前記属性情報に基づき処理対象の前記処理実行要求信号に対応するシナリオの優先度を判定する判定手段と、
    前記処理実行要求信号を前記判定手段の判定結果の前記優先度に対応付けて記憶するジョブキュー記憶手段と、
    前記ジョブキュー記憶手段の中で最も優先度が高い処理実行要求信号をジョブキュー記憶手段から読み出す処理実行要求信号読み出し手段と、
    読み出した前記最も優先度が高い処理実行要求信号の処理を実行する処理実行要求信号処理手段と
    を備えることを特徴とするシナリオサーバ装置。
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