JPH10254958A - 通信サービス処理装置及び通信サービス処理方法 - Google Patents

通信サービス処理装置及び通信サービス処理方法

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JPH10254958A
JPH10254958A JP5436897A JP5436897A JPH10254958A JP H10254958 A JPH10254958 A JP H10254958A JP 5436897 A JP5436897 A JP 5436897A JP 5436897 A JP5436897 A JP 5436897A JP H10254958 A JPH10254958 A JP H10254958A
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JP
Japan
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service
data
scenario
role
server
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JP5436897A
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English (en)
Inventor
Mayumi Fujimoto
真弓 藤本
Satoshi Maenaka
聡 前中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバがインタフェース仕様に影響されるこ
となくサービスを実行でき柔軟なシステム構築が可能な
通信サービス処理装置を得る。 【解決手段】 機能のタイトルが記述された複数のシナ
リオに記された機能のタイトルとこのタイトルに対応す
る内容とを対応させた対応表に基づき選択されたシナリ
オに記されたタイトルに対応する内容を出力する手段、
サービス仕様表に記されたデータ仕様に対応する機能の
内容のデータ仕様が記されたデータ仕様表に基づきその
手段から出力された内容に対応するサービスを検索する
手段、内容のデータ仕様とサービス仕様表に記されたデ
ータ仕様とを対応させたデータ仕様対応表に基づき選択
されたシナリオに対応させたタイトルの内容のデータの
仕様を検索されたサービスのデータ仕様に整合させ出力
する手段、この手段から出力されたデータ仕様に基づき
検索されたサービスを実行させる手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クライアントか
らのサービスの要求をサーバで実行してサービスの提供
を実現する通信サービス処理装置及び通信サービス処理
方法の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図38は、例えば特開平4−29963
4に示された従来の通信サービス処理装置を示す構成図
である。図38中、1は発信者から通信サービス要求を
入力する通信要求入力手段、2は通信サービス要求を受
信して後述するサービスディクショナリ部から適切なサ
ービスシナリオを選択し、サービスシナリオの起動をか
ける発信処理部、3はサービス要求識別子や発信者もし
くは着信処理部識別子またはそれらの組み合わせの情報
からサービスシナリオを決定するサービスディクショナ
リ部である。
【0003】また、4は発信サービスシナリオの実行を
制御する発信サービスシナリオ部、5はサービスシナリ
オの解釈が行なわれるインタプリタ部、6は着信側の処
理をする着信処理部、7は着信サービスシナリオの実行
制御が行なわれる着信サービスシナリオ部である。
【0004】次に、このように構成された従来の通信サ
ービスシステムの通信サービスが入力された場合の動作
を図38を用いて説明する。通信要求入力手段1は発信
側のサービス処理が必要な通信要求を受け付け、その通
信要求を示す要求入力識別子及び発信処理部識別子をサ
ービスディクショナリ部3へ送る(P1)。
【0005】サービスディクショナリ部3はそれら識別
子及び時刻情報に基づいて実行すべきサービスシナリオ
を選択してそれら識別子を発信処理部2へ送り返す(P
2)。
【0006】発信処理部2は指定されたサービスシナリ
オ識別子の発信サービスシナリオの実行を発信サービス
シナリオ部4に指示する(P3)。発信サービスシナリ
オ部4は指定されたサービスシナリオの解釈をインタプ
リタ部5に指示しながら(P4)、シナリオの実行制御
を行う(P5)。
【0007】シナリオ実行の結果、得られる情報を用い
て、発信サービスシナリオ部4は着信処理部6を選択し
てその着信処理部6を起動させ、要求入力識別子及び発
信処理部識別子を渡す(P6)。
【0008】起動された着信処理部6は要求入力識別子
及び発信処理部識別子をサービスディクショナリ部3に
渡す(P7)。サービスディクショナリ部3はそれら識
別子及び時刻情報を用いて着信サービスシナリオを選択
し、そのシナリオ識別子を着信処理部6に返す(P
8)。
【0009】着信処理部6は着信サービスシナリオ部7
に対して着信シナリオ識別子に対応するシナリオの実行
を指示する(P9)。着信サービスシナリオ部7は、指
示された着信シナリオの解釈をインタプリタ部5に指示
しながら(P10)、シナリオの実行制御を行う(P1
1)。
【0010】即ち、このシステムは、予め記憶された複
数のシナリオの中から要求されたサービスに対応するサ
ービスシナリオを選択し実行し、ユーザからの問い合わ
せに対して意味を解釈しサービスを提供するものであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信サービスシ
ステムは以上のように構成されているので、クライアン
トからサービスシナリオの実行要求があっても、複数の
サーバとのデータ形式等のインタフェース仕様の整合性
を検証していないため、サービスの実行を複数のサーバ
に依頼することができず、特定のサーバにサービス実行
の負荷が集中する事態を回避することができないという
問題があった。
【0012】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、サーバがインタフェース仕様に影響さ
れることなくサービスを実行できると共に、シナリオに
記述されたサービス間の順序関係やデータの依存関係を
サービスの実行に反映して柔軟なシステム構築が可能な
通信サービス処理装置及び通信サービス処理方法を得る
ことを目的とする。
【0013】また、サービス内容やインタフェース仕様
の変更に柔軟に対応でき、ユーザの要求に応じたサービ
ス結果の提供が可能なユーザフレンドリな通信サービス
処理装置及び通信サービス処理方法を得ることを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信サー
ビス処理装置は、サービスとそのサービスに対応したデ
ータの仕様が記されたサービス仕様表とを有しサービス
を実行する複数のサーバ、少なくとも1つの機能のタイ
トルが記述されたシナリオを予め複数記憶した記憶手段
と、記憶手段に記憶されたシナリオに記された機能のタ
イトルとこのタイトルに対応する内容とを対応させた内
容対応表に基づいて複数のシナリオの中から選択された
シナリオに記されたタイトルに対応する内容を出力する
解釈手段と、サービス仕様表に記されたデータの仕様に
対応する機能の内容のデータの仕様が記されたデータ仕
様表に基づいて解釈手段から出力された内容に対応する
サービスを検索する検索手段と、内容のデータの仕様と
サービス仕様表に記されたデータの仕様とを対応させた
データ仕様対応表に基づいて選択されたシナリオに対応
させたタイトルの内容のデータの仕様を検索手段で検索
されたサービスのデータの仕様に整合させ出力する整合
手段と、整合手段から出力されたデータの仕様に基づい
て検索手段で検索されたサービスをそのサービスを有す
るサーバに実行させる実行制御手段とを有するクライア
ント、を備えたものである。
【0015】また、検索手段は、サーバが有するデータ
の仕様表に基づいて解釈手段から出力された内容に対応
するサービスを検索する代わりに、サービス仕様表を有
し、該サービス仕様表の中からサービスの検索を行うよ
うにしたものである。
【0016】また、クライアントは、サーバが保持する
サービスの変動の有無を複数のサーバに問い合わせその
結果を出力する検診手段を有し、検索手段は、検診手段
の出力に基づいて検索手段に設けられたサービス仕様表
を修正するようにしたものである。
【0017】また、サーバは、サーバが保持するサービ
スの変動があった場合にその変動情報を発信する変動情
報発信手段を有し、クライアントは、変動情報発信手段
が発信した変動情報を受信する変動情報受信手段を有
し、検索手段は、検診手段の出力に基づいて検索手段に
設けられたサービス仕様表を修正するようにしたもので
ある。
【0018】また、解釈手段は、サーバが保持するサー
ビスの変動があった場合に、内容対応表及びデータ仕様
表の修正を行うようにしたものである。
【0019】また、解釈手段は、シナリオに記述された
タイトルの内容に対応するサービスの実行を制御する規
則に基づいて複数のシナリオの中から選択されたシナリ
オに記されたタイトルに対応する内容を出力するように
したものである。
【0020】また、実行制御手段は、サービスの実行結
果を受け取り、クライアントは、受け取った実行結果を
予め与えられた条件に基づいて表示するか否かを判定す
る判定手段を有するものである。
【0021】また、この発明に係る通信サービス処理方
法は、少なくとも1つの機能のタイトルが記述された複
数のシナリオに記された機能のタイトルとこのタイトル
に対応する内容とを対応させた内容対応表に基づいて複
数のシナリオの中から選択されたシナリオに記されたタ
イトルに対応する内容を出力する第1の工程と、サービ
スとそのサービスに対応したデータの仕様が記されたサ
ービス仕様表のデータの仕様に対応させて機能の内容の
データの仕様を記したデータ仕様表に基き第1の工程で
出力された内容に対応するサービスを検索する第2の工
程と、内容のデータの仕様とサービス仕様表に記された
データの仕様とを対応させたデータ仕様対応表に基づき
選択されたシナリオに記されたタイトルの内容のデータ
の仕様を第2の工程で検索されたサービスのデータの仕
様に整合させ出力する第3の工程と、第3の工程で出力
されたデータの仕様に基づいて第2の工程で検索された
サービスを実行する第4の工程とを備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下の説明で、シナリオとは、例えばグ
ラフィカルユーザインタフェースのようにユーザとシス
テムの間に介在してユーザに対して提供されるある一連
のサービスを実現するためプログラムの実行体であり、
ロールとは、シナリオで実現する内容をまとまった機能
単位毎に分解したプログラムの実行体であり、ロール列
とは、シナリオが提供するそれら一連のサービスを実現
するために複数のロールを組み合わせて構成されるプロ
グラムの実行体であって、これらの関係は図1に示す関
係にある。
【0023】即ち、あるシナリオについて、そのシナリ
オはロールA〜Cからなるロール列で構成され、そし
て、ロールAはサービスb、cで、ロールBはサービス
a、eで、ロールCはサービスd、fでそれぞれ実行さ
れる。
【0024】図2は実施の形態1に係る通信サービス処
理装置及び通信サービス処理方法のブロック構成図であ
る。図2中、クライアント100はネットワーク200
を介して共に同様な構成をとるサービス実行サーバ(以
下、サーバという)300A、300Bと接続してい
る。
【0025】ここで、クライアント100は次のように
構成される。クライアント100中、101は例えばエ
ディタで構成されユーザが要求する一連のサービス内容
をシナリオとして記述するためのシナリオ記述手段、1
02は例えばハードディスク等で構成されシナリオ記述
手段101で記述されたシナリオを記憶するための記憶
手段、102aa〜102afは記述されたシナリオ、
102ba〜102bfはシナリオの仕様表、103は
ユーザが情報の入力を行うための入力手段、104は後
述するシナリオ・ロール対応表からロール列を生成しさ
らにシナリオ仕様表102ba〜102bf及び後述す
るロール仕様表から各ロールに与えられるデータを明ら
かにするシナリオ解釈手段、104a〜104hはロー
ルの仕様を記述したロール仕様表、104ba〜104
bfはシナリオとロールとの対応を記述したシナリオ・
ロール対応表、105は実行を依頼されたサービスの実
行制御をするためのサービス実行制御手段、106はロ
ールに対応したサービスを実行するための前準備として
ロールとサービスとの整合性(データ形式の整合性)を
検証するための整合性検証手段、106aはサービスを
実行するために各サーバが実現可能なインタフェースに
変換(データ形式の変換)するためのインタフェース変
換手段、106bはロールとサービスとのインタフェー
スの対応を記述したインタフェース変換表(データ形式
の変換表)、107は出力表示手段、110はシナリオ
に記述されている内容を実現するためサーバ300が提
供するサービスを見い出だすためのサービス選択手段で
ある。
【0026】一方、共に同様な構成であるサーバ300
A、300Bは次のように構成される。これらを代表し
てサーバ300Aについて説明する。サービスa〜cは
サーバ300Aが保有するサービスの実体、301Aは
例えばデータベースで構成されサービスa〜c仕様を記
載したサービス仕様辞書である。
【0027】このように構成された通信システムサービ
スの動作について説明する。始めに、システムが提供す
るシナリオが作成されて記憶されるまでについては、図
3に示すように、システムエンジニア等のシナリオ記述
者はシナリオ記述手段101を用いてシナリオを記述し
(ステップS21)、記述されたシナリオを記憶手段1
02に記憶する(ステップS22)ことで行うことがで
きる。なお、シナリオの記憶と共に、エディタ等でシナ
リオの仕様も作成して記憶手段102に予め記憶させて
おく。
【0028】また、記述したシナリオの記憶だけでな
く、記述したシナリオを実現するためシナリオ内に記述
されたサービスも、当然にサーバ300A叉は300B
に記憶させているものとする。
【0029】次に、サービスの提供を求めるユーザがシ
ナリオを使用してサービスの実行結果を得るまでの処理
について図4に従って説明する。例えば旅行予約シナリ
オの提供を求めるユーザは、記憶手段102に予め記録
された複数のシナリオの中から、提供を求めるシナリオ
サービスとして「旅行予約シナリオ」を選択し、「旅行
予約シナリオ」が展開されるとする。
【0030】シナリオ解釈手段104は、ユーザの選択
(展開される「旅行予約シナリオ」)に基づき記憶手段
102に予め記憶された複数のシナリオの中から「旅行
予約シナリオ」のシナリオ仕様表(図5)を探し出し、
さらに「旅行予約シナリオ」のシナリオ仕様表で必要と
する入力項目の要求が出力表示手段107を介してユー
ザに提示される。
【0031】そして、ユーザは、「旅行予約シナリオ」
のシナリオ仕様表で入力が要求され、このシナリオの実
現に必要な入力項目(列車の発車時刻、出発駅名、到着
駅名等)を入力手段103から入力する(ステップS3
1)。これら入力項目はこのシナリオ仕様表の各項目に
入力設定される(図6)。
【0032】次に、シナリオ解釈手段104は、展開さ
れる「旅行予約シナリオ」に対応するシナリオ・ロール
対応表(そのシナリオで実行すべきロールの一覧、例え
ば図7)を選択し、そのシナリオ・ロール対応表から
「旅行予約シナリオ」で実行すべきロールを明らかにす
る(ロールのリストを生成する)、即ち、「旅行予約シ
ナリオ」の実現に必要なロール列を生成する(ステップ
S32)。
【0033】従って、シナリオ実現に必要なロールが明
らかになることでロール仕様表10a〜104h各ロー
ルの仕様も当然に明らかになる。さらに「旅行予約シナ
リオ」のシナリオ仕様表及びロール仕様表より、先に入
力された入力項目のこれらデータからロールに与えられ
るべき各データも明らかになる。これら一連の処理を
「シナリオを解釈する」という。
【0034】ここでは、シナリオ解釈手段104による
シナリオの解釈の結果、「旅行予約シナリオ」について
は、「列車空席検索ロール」(図8に示す仕様)、「列
車予約ロール」(図9に示す仕様)、「ホテル空室検索
ロール」(図10に示す仕様)、「ホテル予約ロール」
(図11に示す仕様)のロールが必要であることが分か
り、これらロールからなる1つのロール列が生成され、
また各ロールに与えられるデータも明らかになる。
【0035】次に、サービス選択手段106aは、ロー
ル列の各ロールを順に実行するため、始めに、最初のロ
ールである「列車空席検索ロール」の実現に必要なサー
ビスが、ネットワーク200に接続しているサーバ30
0A、300Bにあるか否か問い合わせを行う(ステッ
プS36、S37)。
【0036】このサービスの有無の問い合わせは、具体
的には、あるサーバを抽出、つまりネットワーク上のサ
ーバ位置を特定し、そのサーバ(サービス仕様辞書)に
ロール毎に予め定められた検索キーワードを渡して対応
するサービスを保持の有無の問い合せをサーバ1台づつ
に順に行い、対応するサービスが見つかった時点でサー
ビス検索をとりあえず終了するという手順を踏む。
【0037】例えば、インターネットなどのネットワー
ク上でUniform Resource Locat
or等のネットワークアドレスを用いてサーバを指定
し、そのサーバのライブラリを読み出させクライアント
に対して提供するサービスの中から検索キーワードに対
応するサービスの有無を検索させることが考えられる。
【0038】即ち、対象とするロールの検索キーワード
に対応するサービスを保持しているサーバが見つかるま
で、ネットワーク200に接続しているサーバ300
A、300Bそれぞれへの問い合わせが1台づつ順次繰
り返される。
【0039】この場合、図12に示すように、例えば
「列車空席検索ロール」については検索キーワード
「“列車”&(“空席”|“検索”)」が、ネットワー
クに接続しているサーバ300A、300Bに1台づつ
渡されれて「列車空席検索ロール」の実行のためのサー
ビスの有無が順に問い合わされた結果、検索キーワード
に対応するサービスがサーバ300Aが保持する「列車
空席検索サービス」で見つかり、クライアント100の
そのサービスの仕様表の写しの返信、即ちクライアント
100にあるサービス仕様の獲得があったとする(ステ
ップS38)。このように、その対応するサービスが見
つかった時点でサービスの検索はとりあえず終了する。
【0040】また、それ以外のロールについては、「列
車予約ロール」では検索キーワード「“列車”&“予
約”」が、「ホテル空室ロール」では検索キーワード
「“ホテル”&(“空席”|“検索”)」が、「列車空
席検索ロール」では検索キーワード「“ホテル”&“予
約”」が各サービスのサービス仕様表の検索に用いら
れ、先の場合と同様に該当するサービスのサービス仕様
表の検索が行われる。
【0041】なお、これらキーワードは図8〜図11の
各ロールの仕様に示すように、各ロールについて「ロー
ルの概要機能」の項目に示す機能説明の中から適当な語
彙を抽出して組み合わせてそれぞれ作成されたものであ
る。
【0042】また、サービス仕様表は図13〜図17に
示すような形式でいずれかのサーバに保持されている
が、検索キーワードに基づくサービス仕様表の検索は、
検索キーワードが渡されたサービス実行サーバにおい
て、検索キーワードを保持しているサービス仕様表の
「サービス概要機能」の項目に示す概要機能に照らし合
わせて、該当するものがあるか否かを調べることで行っ
ている。
【0043】話を元に戻して、その結果、最初のロール
である「列車空席検索ロール」については、その検索キ
ーワード「“列車”&(“空席”|“検索”)」に該当
するサービスとして図13の仕様表に示すようなサーバ
300Aの「列車空席検索サービス」が検索されたとす
る。
【0044】今、このように対象とするロールである
「列車空席検索ロール」に対して該当するサービスとし
てサーバ300Aの「列車空席検索サービス」が検索さ
れると、その検索された「列車空席検索サービス」のサ
ービス仕様表から、「旅行予約シナリオ」のインタフェ
ース仕様、即ち「列車空席検索サービス」で取り扱われ
るデータ形式、即ちサーバ300Aで取り扱われるデー
タの形式が分かる。
【0045】そこで、整合性検証手段106は、「列車
空席検索サービス」でのインタフェース仕様の特定に基
づき、ロール・サービス間のインタフェース仕様の整合
性(データの整合性)をとるため、例えば、暦の取り扱
いが西暦と元号とで異なるとすれば、サーバ300Aの
データ形式とクライアント100でのデータ形式とを対
応させた図17に示すようなインタフェース変換表10
6aを作成する。
【0046】ここで、サービスの実行に必要な入力項目
は、例えば、前述したように選択されたシナリオのシナ
リオ仕様表がユーザに提示されて入力が要求され、その
要求に応じてユーザが入力したデータが用いられる。
【0047】次に、整合性検証手段106は、前述した
ようにユーザ入力したデータの中からサーバ300Aで
の「列車空席検索サービス」の実行に必要な入力項目を
インタフェース変換表106aを用いてロール側でのデ
ータ形式からサービス側でのデータ形式に変換し(ステ
ップS39)、さらに、整合性検証手段106は、サー
バ300Aでの「列車空席検索サービス」の実行をサー
ビス実行制御手段105に依頼する(ステップS4
0)。
【0048】ここで、その依頼に際しては、インタフェ
ース変換手段106bはその「列車空席検索サービス」
の実行に必要なデータをインタフェース変換表106a
を用いてサーバ300Aで用いるデータに変換してあ
る。
【0049】つまり、上記の例では、インタフェース変
換手段106aにより図18に示すインタフェース変換
表106bを用いて、「列車検索ロール」の西暦表示の
出発日”1997/1/1”を「鉄道会社列車空席検索
サービス」の入力データ型である年号表示の出発日”平
成9/1/1”に変換しておく。
【0050】そして、サービス実行制御手段105は、
ネットワーク・を介してサーバ300Aにこのように変
換されたデータを渡して「列車空席検索サービス」を実
行させる。
【0051】サーバ300Aが実行を指示された「列車
空席検索サービス」を実行すると、その実行結果がサー
ビス実行制御手段105に返され(ステップS41)、
その返されたデータは、インタフェース変換手段106
aがインタフェース変換表106bを介してサービス側
からロール側のデータ形式に変換した上で出力表示手段
107に表示される(ステップS42)。
【0052】尚、ロール側からサービス側へサービスの
実行依頼の際のデータの変換及びサービス側からロール
側への実行結果の返答の際のデータの逆変換は、後述す
るサーバでのサービスの実行の都度行われ、出力結果は
出力表示手段107に出力される。
【0053】そして、シナリオ解釈手段104は、「列
車空席検索ロール」について検索された「列車空席検索
サービス」が実行され、その実行結果として「空席あ
り」の実行結果が返されて出力表示されると、「列車空
席検索ロール」について検索されたサービスが成功す
る、即ち、「列車空席検索ロール」のいわゆる終了条件
は満たされたと判断されているので(ステップS43で
YES)、処理対象のロールをインクリメントし(ステ
ップS34)、次のロールである「列車予約ロール」の
実行に移る。
【0054】第2番目の「列車予約ロール」においても
上記と同様にサービス及びサーバが検索され、検索され
た「鉄道会社予約サービス」(図14に示す仕様表)が
あるサーバで実行された結果、「予約OK」を得た場合
にロールの終了条件が満たされ、「列車予約ロール」は
終了する。
【0055】ところで、上記のようにあるサービスを実
行した結果、ロールの終了条件を満たした場合はそれで
よいが、ロールの終了条件を満たさない場合(ステップ
S43でNO)は、そのロールについて別のサービスを
検索して実行する必要がある。
【0056】例えば、第2番目の「列車予約ロール」が
終了して処理対象のロールがインクリメントされ、第3
番目の「ホテル空室検索ロール」についてサービス及び
サーバが検索され、まず「Sホテル空室検索サービス」
(図16に示す仕様表)が検索されて、「Sホテル空室
検索サービス」を実行した結果として「空室なし」を得
たとする。
【0057】この場合、ロールの終了条件は満たしてい
ないから(ステップS43でNO)、さらに「ホテル空
室検索ロール」についてのサービスの検索が再開され
て、「Pホテル空席検索サービス」(図17に示す仕様
表)が検索され(ステップS37)、前述した場合と同
様に「Pホテル空室検索サービス」を実行した結果とし
て「空室あり」を得た場合、ロールの終了条件は満たさ
れ(ステップS43でYES)、「ホテル検索ロール」
は終了する。
【0058】第4番目の「ホテル予約ロール」の場合も
上記と同様に「予約OK」の実行結果を得てロール終了
条件が満たされるまで繰り返される。そして、このシナ
リオの全てのロールが実行されると(ステップS33で
YES)「旅行予約シナリオ」は終了する。
【0059】従って、上記実施の形態1によれば、シナ
リオに記述されている内容を実現するサーバのネットワ
ーク上の位置を見い出し、各サーバがサービスを実行で
きるようにデータ形式を変換してサービスの実行を依頼
することにより、各サーバのインタフェース仕様に影響
されないサービスシナリオによるサービスの実行が可能
となり、柔軟なシステム構築が可能になる。
【0060】また、実施の形態1によれば、シナリオに
記述されたサービス間の順序関係やデータの依存関係を
サービスの実行に反映することができる通信サービス処
理装置及び通信サービス処理方法を得ることができる。
【0061】実施の形態2.実施の形態1ではロールを
実行するサービスの検索は、該当するサービスを保持し
ているか否か問い合わせをサーバ1台づつに逐次行って
いるが、検索されたサービスが終了条件を満たさない場
合は、他のサーバに対して別のサービスの検索を再びや
り直す必要があるので、ロールの実行に時間がかかる場
合がある。
【0062】各サーバが保有するサービスはロールに対
応するので、各サーバでのサービスの保有状況の一覧を
クライアント側でロール・サービス対応表として把握
し、サービスの検索はクライアント側でロール・サービ
ス対応表において行うようにしてもよい。
【0063】そこで実施の形態2では、サーバ300
A、300Bに保持するサービスを予め問い合わせる等
して求めたそれぞれのサービスの仕様表を、図19中の
クライアント100のロール・サービス対応表110c
で管理させ、必要なサービスの検索はロール・サービス
対応表110cで行うようになっている。
【0064】ここで、ロール・サービス対応表110c
の作成については、図20に示すように、サービス選択
手段104から、サーバ300A、300Bに対し提供
するサービスの有無を問い合わせ(ステップS24
1)、サーバ300A、300Bではそれぞれサービス
の有無が判定され(ステップS242)、さらにサービ
スがあったならサービス選択手段104はサーバ300
A、300Bからサービスの仕様を獲得し(ステップS
24)、サービス選択手段104は問い合わせたサービ
ス仕様からそれぞれのサービス仕様表を作成し(ステッ
プS24)、そして予め持っているロール仕様表及びサ
ービス仕様表からロール・サービス対応表110cを作
成する(ステップS245)、という手順を踏む。
【0065】このように構成された、通信サービス処理
装置及び通信サービス処理方法では、サービス選択手段
106aは、実施の形態1と同様に生成されたロール列
の各ロールを順に実行するため、始めに、最初のロール
である「列車空席検索ロール」の実現に必要なサービス
の有無をロール・サービス対応表110cを参照するこ
とで調べる。そして、検索されたサービスに対応するサ
ービス仕様表も選択される。
【0066】例えば、サービスの検索は、ロール毎に予
め定められた検索キーワードに基づいて該当するサービ
スの仕様表の有無をロール・サービス対応表110cで
示されたサービスの仕様表を検索することで行ってもよ
い。
【0067】つまり、「列車空席検索ロール」の場合、
検索キーワード「“列車”&(“空席”|“検索”)」
に該当するサービスのサービス仕様表の有無をロール・
サービス仕様表及びサービス仕様表を用いて調べること
でもよい。
【0068】従って、1つのある検索キーワードに対し
て複数のサービス、即ち、1つのロールに対して複数の
サービスが一度に検索される場合もある。
【0069】例えば、「列車空席検索ロール」に対し、
該当するサービスとして「列車空席検索サービス」だけ
が検索されると、サービス選択手段104は、その検索
されたサービスを実行するサーバを特定する。ここで、
そのサービスを実行するサーバの特定はサービス仕様表
にそれぞれ付されたサービスを保持するサーバを特定す
るアドレスから特定するようにしてもよい。
【0070】また、整合性検証手段106は、「列車空
席検索サービス」のサービス仕様表から、「列車空席検
索サービス」で取り扱われるデータ形式の整合性等のイ
ンタフェース仕様を特定する。
【0071】そして、実施の形態1と同様に、整合性検
証手段106によるインタフェース変換表106aの作
成及びインタフェース変換表106aを用いたデータ変
換がなされ、さらに、サービス実行制御手段105から
の依頼に基づいて該当する「列車空席検索サービス」の
実行がなされ、サーバでの「列車空席検索サービス」の
実行結果はサービス実行制御手段105に返されて、イ
ンタフェース変換手段106bでデータが逆変換された
上で出力表示手段107に表示される。
【0072】ここで、「空席あり」の実行結果が出力表
示された場合は、サービスの実行が成功し、「列車空席
検索ロール」の終了条件を満たされているので、次のロ
ールである「列車予約ロール」の実行に移行する。
【0073】第2番目の「列車予約ロール」においても
上記と同様に対応サービスが検索され、検索された「鉄
道会社予約サービス」が実行された結果、「予約OK」
を得た場合にロールの終了条件が満たされ、「列車予約
ロール」は終了する。
【0074】ところで、上記のようにあるサービスを実
行した結果、ロールの終了条件を満たした場合はそれで
よいが、ロールの終了条件を満たさない場合は、そのロ
ールについて同時に検索された別のサービスを実行する
必要がある。
【0075】例えば、第3番目の「ホテル空室検索ロー
ル」について、同様にサービスを検索し、「Sホテル空
室検索サービス」と「Pホテル空席検索サービス」が検
索されたとする。まず、「Sホテル空室検索サービス」
を実行した結果として「空室なし」を得た場合では、ロ
ールの終了条件は満たされていない。
【0076】従って、この場合、次に「Pホテル空席検
索サービス」を実行する。そしてサービス実行結果とし
て「空室あり」を得た場合、ロールの終了条件は満たさ
れ、「ホテル検索ロール」は終了する。
【0077】第4番目の「ホテル予約ロール」の場合も
上記と同様に「予約OK」の実行結果を得てそのロール
の終了条件が満たされるまでサービスの実行が繰り返さ
れる。そして、このシナリオの全てのロールが実行され
ると「旅行予約シナリオ」は終了する。
【0078】従って、上記実施の形態2によれば、予め
サービス内容などをクライアントでも管理し、シナリオ
に記述されている内容を実現するサーバを選択するた
め、ネットワーク上のサーバを逐次探し出すことなく容
易にまた迅速に選定することができる。
【0079】実施の形態3.例えば、実施の形態2にお
いて、クライアントから、サーバに対してサービスの追
加、削除、仕様変更等、サービス仕様表の管理に影響の
あるサービスの変動の有無を例えば定期的に問い合わせ
ると共に、あった場合はサーバでの内容に合わせてクラ
イアントで該当するサービスの仕様表及びロール・シナ
リオ対応表を逐次修正するようにしてもよい。
【0080】そこで、実施の形態3に係る通信サービス
処理装置及び通信サービス処理方法では、図21に示す
ように、サービス選択手段110にサービス検診手段1
10dを設ける。そして、定期的に、サービス検診手段
110dからサーバ300A、300Bに対してそれぞ
れサービスの変動の有無の問い合わせを行い、サービス
の変動があった場合は、サービス検診手段110dで変
動内容を取得しサーバ側でのサービス変動に対応してク
ライアント100でもそのサービスの仕様表の修正等を
行うようにしている。
【0081】このように構成された実施の形態3に係る
通信サービス処理装置及び通信サービス処理方法におい
て、例えば、サービス実行サーバ300Aにクライアイ
ント100に提供する用意のある(クライアント100
からの要求に応じて提供する用意のある)サービスとし
て「鉄道会社時刻表サービス」を新たに追加する場合を
例にとって図22に従って説明する。
【0082】始めに図21に示すように、サービス検診
手段110dから、サーバ300Aに対してクライアイ
ント100に提供する用意のあるサービスを登録してい
るか否かの有無を問い合わせ、サーバ300Aが提供す
る用意のあるサービスを保持していれば、さらに、その
サービスに対してサービス仕様辞書301A内のサービ
ス仕様表の変動の有無を問い合わせる(ステップS26
1)。
【0083】ここで、サービスの追加、変更、中止等の
サービス仕様表に関係のある、サービスの変動の有無
は、例えば、サービスの変動があってサービス仕様辞書
301Aのデータ(即ち、サービス仕様表)が変動され
たとしても、サービス仕様表に関する変更等の操作の履
歴はサービス仕様辞書301A内に残しておけば、サー
ビス仕様辞書301Aを参照することでわかる。
【0084】そして、サービス仕様表の変動があった場
合は(ステップS262)、サービス検診手段110d
は、サービス仕様辞書301Aから変動のあった新たな
サービスの仕様情報を獲得し(ステップS263)、サ
ービス選択手段110は自らが管理する操作されたサー
ビスについて、例えば変更されたサービスの仕様表の変
更や、新規に提供されたサービスの仕様表の作成や、提
供が中止されたサービスの仕様表の削除等のサービス仕
様表の修正、またサービス仕様管理手段110aの管理
情報の修正を行う(ステップS264)。
【0085】また、新たなサービスの追加、差替え、中
止等の場合であれば、さらに、サービス選択手段110
aは、ロール仕様表と新たなサービス仕様表から新たな
ロール・サービス対応表110cを作成し(ステップS
265)、再びサービスを管理する。他のサーバについ
ても同様である。
【0086】例えば、サーバ300Aにおいてクライア
イント100に提供する用意のある「鉄道会社空席検索
サービス」の入力項目の「列車の種類」が「列車名」に
変更された場合、サービス検診110dはサービスの変
動の有無の問い合わせに基づいて、サービス仕様辞書3
01Aから「鉄道会社空席検索サービス」の仕様情報を
獲得する。そして、サービス選択手段110は「鉄道会
社空席検索サービス」の仕様表及びサービス仕様管理手
段110aの管理情報を修正して再びサービスを管理す
る。
【0087】同様に、例えば、サーバ301Aにおいて
ライアイント100に提供する用意のあるサービスとし
て「鉄道時刻表サービス」が新たに追加提供された場
合、サービス検診手段110dはサービス仕様辞書30
1Aから「鉄道時刻表サービス」の仕様情報を獲得す
る。
【0088】そして、サービス選択手段110は「鉄道
時刻表サービス」の仕様表の新規作成、及びサービス仕
様管理手段110aの管理情報を修正して再びサービス
を管理する。
【0089】さらに、サービス選択手段100は、サー
ビス検診手段110dが得たサービスの仕様情報に基づ
いて、ロール・サービス対応表110cにおいて「鉄道
時刻表サービス」が提供されるロールに「鉄道時刻表サ
ービス」を追加する(図23)。
【0090】従って、上記実施の形態3によれば、サー
バにおいてサービスに変動があった場合に、サーバでは
変動したサービスの仕様を登録すると共に、クライアン
トからサービスの仕様を問い合わせて受け付けることに
より、クライアントはサーバでの最新のサービス内容を
得ることができ、柔軟なシステム構築が可能になる。
【0091】実施の形態4.実施の形態3では、サーバ
において提供するサービスの操作があっても、クライア
ントからサーバに操作の有無を問い合わせて調べるよう
にしたが、逆に提供するサービスの操作があったサーバ
からクライアントに対してその旨を通知すると共に、ク
ライアントで管理しているその操作されたサービスの仕
様表を操作するようにしてもよい。
【0092】そこで、実施の形態4に係る通信サービス
処理装置及び通信サービス処理方法では、図23に示す
ように、サーバ300A、300Bにサービスの変動の
有無をクライアント100に通知するサービス変動情報
発信手段302a、302bをそれぞれ設け、またクラ
イアント100のサービス選択手段110にサービス変
動情報受信手段110eをそれぞれ設け、サーバでのサ
ービスの変動があった場合は、サービス変動情報発信手
段302a乃至302bからサービス変動情報受信手段
110eにサービスの変動情報を伝え、クライアント1
00において実施の形態3で前述したような、サービス
仕様表、サービス仕様管理手段等での各種情報の変更等
を行うようにしている。
【0093】実施の形態4に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の動作を図25に従って説明
する。例えば、サーバ300Aにおいてクライアント1
00に提供する用意のあるサービスとして「鉄道会社時
刻表サービス」が新たに追加された場合に、当然にサー
ビス仕様辞書301Aの内容も変更される。
【0094】そして、サービス変動情報発信手段302
aはサービス仕様辞書301Aに新たに追加される「鉄
道会社時刻表サービス」の仕様情報を保持し、例えば電
子メールを用いてクライアント100に対して「鉄道会
社時刻表サービス」の仕様情報を通知し(ステップS2
91)、一方、サービス変動情報受信手段110eで
は、電子メールで伝えられた「鉄道会社空席検索サービ
ス」の仕様情報を受け付ける(ステップS292)。そ
して、実施の形態3と同様に、サービス選択手段110
は、サービス仕様管理手段110a、サービス仕様表1
10b等の各種情報の変更等を行う。
【0095】即ち、サービス仕様管理手段110aは
「鉄道会社空席検索サービス」の仕様表を新規に作成し
(ステップS293)、さらに、「鉄道会社時刻表サー
ビス」が対応するロールについて、ロール仕様表及び新
たな「鉄道会社時刻表サービス」の仕様表からロール・
サービス対応表を作成(ステップS294)を行う。
尚、サービス仕様管理手段の管理情報の修正も当然に行
われる。
【0096】従って、上記実施の形態4によれば、サー
バにおいてサービスに変動があった場合に、サーバでは
変動したサービスの仕様を登録すると共に、サーバから
クライアントにその変動したサービスの仕様を通知する
ことにより、クライアントはサーバでの最新のサービス
内容を得ることができ、柔軟なシステム構築が可能にな
る。
【0097】実施の形態5.例えば、サーバが提供する
サービスが変動し、実施の形態3叉は4の場合のように
何等かの方法でクライアントにその内容が伝えられた場
合に、その変動に合わせてクライアント側でロール仕様
表やシナリオ・ロール対応表の修正をするようにしても
よい。
【0098】図26は実施の形態5に係る通信サービス
処理装置及び通信サービス処理方法の構成図であり、シ
ナリオ解釈手段104内にはロール仕様表やシナリオ・
ロール対応表の修正をする修正手段104cが設けてあ
る。
【0099】実施の形態5に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の動作を図27に従って説明
する。例えば、サーバで「鉄道会社時刻表サービス」及
び「鉄道会社列車検索サービス」の提供が中止(サービ
スが削除)され、実施の形態3叉は4の場合のように何
等かの方法でクライアント100にその旨が伝えられた
場合に、その通知に基づいてサービスの中止がシナリオ
解釈手段104に通知される(ステップS301)。
【0100】次に、シナリオ解釈手段104は、「列車
空席検索ロール」を実行するサービスが中止されて「列
車空席検索ロール」は事実上中止状態となって実行でき
ないから、「列車空席検索ロール」が関係するシナリオ
・ロール対応表を一旦中止状態にし、修正手段104c
はロール仕様表の修正(この場合は、むしろ仕様表の削
除)及びシナリオ・ロール対応表から「列車空席検索ロ
ール」を削除する(ステップS302、S303)。
【0101】また、サーバであるサービスの入力項目が
変更されたことがクライアント100に伝えられた場合
は、サーバでのサービスの変動に伴い対応するサービス
の仕様表が変更される。すると、実施の形態4の場合で
あればサービス変動情報通知手段110fから、シナリ
オ解釈手段104に対してそのサービスの仕様情報の変
動が通知され、修正手段104cはシナリオ・ロール対
応表を修正する。
【0102】従って、上記実施の形態5によれば、この
ようにサーバでのサービスの変動に伴い、シナリオ解釈
手段においてシナリオ解釈に必要なロール仕様表やシナ
リオ・ロール仕様表をも修正することで、シナリオ解釈
手段はサービスの変動に柔軟に対応したシナリオ解釈を
行うことができ、柔軟なシステム構築が可能になる。
【0103】実施の形態6.例えば、シナリオ運用上の
事情によりシナリオの実行の流れを途中で変更したい場
合がある。従って、ロールの実行順序について実行の流
れに条件を与える規則をいわゆるメタシナリオ(ロール
の実行を制御するシナリオ)として与えロールの実行を
制御するようにしてもよい。説明の便宜上、実施の形態
6は実施の形態1を例にとって説明する。
【0104】シナリオが与えられた場合に、そのシナリ
オを構成するロールは原則としてシナリオ・ロール対応
表に基づいてその対応表での整列順でそれぞれ実行され
る。
【0105】そこで、実施の形態6ではシナリオ解釈手
段104は、メタシナリオ記憶手段108に予め記憶さ
れたシナリオの流れを変えるシナリオとしてのメタシナ
リオの規則を解釈し、生成されたロール列でのロールの
整列順序をメタシナリオの規則に従って並べ替えてその
メタシナリオに従った新たなロール列を生成し、ロール
の実行順序を強制的に変更するようにしたものである。
【0106】図28は実施の形態6に係る通信サービス
処理装置及び通信サービス処理方法の構成図である。メ
タシナリオ記憶手段108はメタシナリオ108aを記
憶するようになっており、さらに、メタシナリオの規則
表は図29に示すように強制的に与える実行制御命令を
規則として定義したものである。
【0107】このように構成された、実施の形態6に係
る通信サービス処理装置及び通信サービス処理方法で
は、始めに、メタシナリオの生成及び記憶については、
図30に示すように、メタシナリオの記述者はエディタ
等のシナリオ記述手段によりシナリオに対して与えられ
るロール実行の優先順位やロール間の依存関係などのロ
ール列生成規則をメタシナリオとして作成し(ステップ
S211)、メタシナリオ記憶手段108に記憶する
(ステップS212)ことで行う。
【0108】次に、シナリオの実行においては、図31
に示すように、実施の形態1の場合と同様に、提供を求
めるあるシナリオサービスを選択したユーザは入力手段
103からそのシナリオサービスで要求される入力項目
を入力すると(ステップS221)、シナリオ解釈手段
104によりユーザが選択したシナリオに基づいて「列
車空席検索ロール」、「列車予約ロール」、「ホテル空
室検索ロール」、「ホテル予約ロール」の順にロール列
が生成される(ステップS222)。ここまでの処理は
実施の形態1の場合と同様なので説明の詳細は省略す
る。
【0109】ここで、シナリオ解釈手段104は、その
シナリオの解釈に際してはそのメタシナリオに記述され
た例えば図29に示したような規則1及び規則2に基づ
いて、生成されたロール列のロールの順序を「ホテル空
室検索ロール」、「ホテル予約ロール」、「列車空席検
索ロール」、「列車予約ロール」の順に入れ替えてメタ
シナリオの規則に従った新たなロール列を生成する(ス
テップS223)。
【0110】その後、シナリオ解釈手段104は、ロー
ルが入れ替えられて新たに生成されたロール列でのロー
ルの順で実施の形態1と同様に各ロールを実行する。
【0111】尚、ロールの実行に際し、「ホテル空室検
索ロール」で空室が検索できなかった場合や、「ホテル
予約ロール」でホテルが予約できなかった場合等、途中
でロールの遂行が不可能になった場合は、その段階で直
ちにシナリオの実行は終了する。
【0112】従って、上記実施の形態6によれば、シナ
リオ解釈手段は、シナリオ解釈の実行、即ちシナリオの
流れを制御する予め定められたメタシナリオを用いてシ
ナリオ解釈を行い、シナリオ解釈に際して、シナリオに
記述されたサービス間の順序関係やデータの依存関係を
強制的に変えてサービスを実行するので、システムの現
況に合わせたシナリオ解釈を行うことができ、柔軟なシ
ステム構築が可能になる。
【0113】実施の形態7.複数のサービスの結果をサ
ービス毎に全て出力するのではなく、ロール毎にまとめ
て表形式等にしたり、またサービス結果の内ユーザに不
必要な情報は予め除いて出力表示すればシナリオの提供
を受けるユーザにも便利である。
【0114】図32は実施の形態7に係る通信サービス
処理装置及び通信サービス処理方法の構成図である。図
32中、107aは出力表示手段に設けられ出力結果の
表示形態を可変に制御する例えばソフトウエアで設定デ
ータを与えることで実現可能な表示態様制御手段であ
る。そして、設定データの如何によりロールごとに、シ
ナリオごとに、叉は実行サービスのうちどのサービスを
表示させるか等の表示形態を可変に変えることができる
ようになっている。
【0115】このように構成された実施の形態7に係る
通信サービス処理装置及び通信サービス処理方法では、
ロール毎に複数のサービス結果を整理して出力する場合
の例を図33に基づいて説明すると、まず、表示態様制
御手段107aに予め設定データを与えることにより表
示方法をロール毎に設定する。
【0116】そして、例えば「ホテル空室検索ロール」
の「Sホテル空室検索サービス」が実行され「空室な
し」のサービス結果を得た場合に、表示態様制御手段1
07aはこのサービス結果を表示するか否かを判定する
(ステップS311)。この判定は表示態様制御手段1
07aでのデータの設定内容と照らし合わせて行われ
る。ここでは表示しないからステップS313に移る。
【0117】次に、シナリオ解釈手段104は「ホテル
空室検索ロール」の終了条件を満たしたか否かを判定す
る(ステップS313)。この場合はロールの終了条件
は満されずさらに別のサービスが実行され、続く「Pホ
テル空室検索サービス」が同様に実行される。
【0118】その後、サービスが実行されて、出力表示
手段7aは「空室あり」のサービス結果を得た場合に、
表示態様制御手段107aは、再びこのサービス結果を
表示するか否かを判定する(ステップS311)。この
判定も設定スイッチでの設定に基づいて行われる。そし
て、仮に表示するものとされていた場合はそのサービス
結果は記憶される(ステップS312)。
【0119】以下同様にロールの終了条件が満たされる
まで、サービスの実行及び表示の要否の判定が行われ、
ロールの終了条件を満たしたサービス結果を得た場合
に、(ステップS313)、次のロールの実行に移る。
【0120】他のロールの場合でも同様にサービスが実
行され、このシナリオの全てのロールが実行されると、
記憶されたサービス結果は例えば順次サービス結果を列
挙した表形式にまとめられた形となって(ステップS3
14)、例えば図34に示すような形式でユーザに分か
り易く表示される(ステップS315)。
【0121】また、次に、ユーザに最低限必要なサービ
ス実行結果として、表示態様制御手段107aでの設定
に基づいて特定のサービス結果のみが選択されて表示す
る例を説明する。
【0122】例えば、「列車空席検索ロール」において
「鉄道会社空席検索サービス」の結果が「空席あり」、
「列車予約ロール」において「鉄道会社予約サービス」
の結果が「予約OK」、「ホテル空室検索ロール」にお
いて「Sホテル空室検索サービス」結果が「空室な
し」、「ホテル空室検索ロール」において「Pホテル空
室検索サービス」の結果が「空室あり」、「ホテル空室
検索ロール」における「Pホテルの予約サービス」結果
が「予約OK」というサービス結果が得られる場合を想
定する。
【0123】表示態様制御手段107aにおける設定デ
ータに基づいた表示形態の設定に基づいて、図35に示
すように、「列車検索ロール」において「鉄道会社空席
検索サービス」のサービス結果は表示されるものとして
記憶され(ステップS331)、シナリオ解釈手段10
4で「列車検索ロール」の終了条件を満たしたか否かが
判断される(ステップS332)。
【0124】「列車検索ロール」の終了条件が満たされ
ていると、「列車検索ロール」のロール実行結果の表示
の要否が判断され(ステップS333)。ここでは予め
行われた表示形態の設定に基づき「列車検索ロール」と
しての実行結果は表示されないとする(ステップS33
3でNO)。
【0125】そして「列車検索ロール」が終了すると次
に「列車予約ロール」、「ホテル空室検索ロール」、
「ホテル予約ロール」の実行に移り、以下同様に各ロー
ルが実行され、表示するものとして予め定められた各ロ
ールのサービス結果は逐次累積的に記憶される。そし
て、全てのロールが実行されると、予め表示するものと
された結果は図36に示すようにユーザに分かり易く表
示される(ステップS336)。
【0126】ロール単位で結果を出力することは、例え
ば、あるシナリオとして「旅行予約シナリオ」が「航空
チケット検索ロール」と「航空チケット予約ロール」の
複数のロールに展開される場合、「航空チケット検索ロ
ール」の結果がユーザに逐次表示されることでユーザか
ら確認をとることが出来るというメリットがある。
【0127】即ち、例えばユーザから新たな入力を受け
付けて(断続的にユーザから希望する便名の入力を受
け)、「航空チケット予約ロール」の入力とするよう設
計することで、ユーザから最初の入力に基づいたチケッ
トが予約できなくてもユーザの判断で希望するものに近
いチケットの予約が行える。
【0128】従って、上記実施の形態7によれば、表示
態様制御手段を用いているので、関連する複数のサービ
ス結果をまとめて表示したり、シナリオとしての一連の
サービス結果をまとめて表示したり、サービス単位で表
示したり、ロール単位で表示したりと表示形式を可変に
変えてユーザに分かり易く(ユーザフレンドリな)サー
ビスを提供することができる。
【0129】尚、本システムは以上のように示されたシ
ステム構成に限られるものではなく、例えば、図36に
示すような一般的なクライアント/サーバシステムの構
成であってもよい。
【0130】
【発明の効果】この発明によれば、サービスとそのサー
ビスに対応したデータの仕様が記されたサービス仕様表
とを有しサービスを実行する複数のサーバ、少なくとも
1つの機能のタイトルが記述されたシナリオを予め複数
記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶されたシナリオに
記された機能のタイトルとこのタイトルに対応する内容
とを対応させた内容対応表に基づいて複数のシナリオの
中から選択されたシナリオに記されたタイトルに対応す
る内容を出力する解釈手段と、サービス仕様表に記され
たデータの仕様に対応する機能の内容のデータの仕様が
記されたデータ仕様表に基づいて解釈手段から出力され
た内容に対応するサービスを検索する検索手段と、内容
のデータの仕様とサービス仕様表に記されたデータの仕
様とを対応させたデータ仕様対応表に基づいて選択され
たシナリオに対応させたタイトルの内容のデータの仕様
を検索手段で検索されたサービスのデータの仕様に整合
させ出力する整合手段と、整合手段から出力されたデー
タの仕様に基づいて検索手段で検索されたサービスをそ
のサービスを有するサーバに実行させる実行制御手段と
を有するクライアント、を備えたので、サーバがインタ
フェース仕様に影響されることなくサービスを実行でき
ると共に、シナリオに記述されたサービス間の順序関係
やデータの依存関係をサービスの実行に反映して柔軟な
システム構築が可能な通信サービス処理装置及び通信サ
ービス処理方法を得ることができる。
【0131】また、検索手段は、サーバが有するデータ
の仕様表に基づいて解釈手段から出力された内容に対応
するサービスを検索する代わりに、サービス仕様表を有
し、該サービス仕様表の中からサービスの検索を行うよ
うにしたので、サーバがインタフェース仕様に影響され
ることなくサービスを実行できると共に、シナリオに記
述されたサービス間の順序関係やデータの依存関係をサ
ービスの実行に反映して柔軟なシステム構築が可能な通
信サービス処理装置及び通信サービス処理方法を得るこ
とができる。また、サービス内容やインタフェース仕様
の変更に柔軟に対応でき、ユーザの要求に応じたサービ
ス結果の提供が可能なユーザフレンドリな通信サービス
処理装置及び通信サービス処理方法を得ることができ
る。
【0132】また、クライアントは、サーバが保持する
サービスの変動の有無を複数のサーバに問い合わせその
結果を出力する検診手段を有し、検索手段は、検診手段
の出力に基づいて検索手段に設けられたサービス仕様表
を修正するようにしたので、サーバがインタフェース仕
様に影響されることなくサービスを実行できると共に、
シナリオに記述されたサービス間の順序関係やデータの
依存関係をサービスの実行に反映して柔軟なシステム構
築が可能な通信サービス処理装置及び通信サービス処理
方法を得ることができる。また、サービス内容やインタ
フェース仕様の変更に柔軟に対応でき、ユーザの要求に
応じたサービス結果の提供が可能なユーザフレンドリな
通信サービス処理装置及び通信サービス処理方法を得る
ことができる。
【0133】また、サーバは、サーバが保持するサービ
スの変動があった場合にその変動情報を発信する変動情
報発信手段を有し、クライアントは、変動情報発信手段
が発信した変動情報を受信する変動情報受信手段を有
し、検索手段は、検診手段の出力に基づいて検索手段に
設けられたサービス仕様表を修正するようにしたので、
サーバがインタフェース仕様に影響されることなくサー
ビスを実行できると共に、シナリオに記述されたサービ
ス間の順序関係やデータの依存関係をサービスの実行に
反映して柔軟なシステム構築が可能な通信サービス処理
装置及び通信サービス処理方法を得ることができる。ま
た、サービス内容やインタフェース仕様の変更に柔軟に
対応でき、ユーザの要求に応じたサービス結果の提供が
可能なユーザフレンドリな通信サービス処理装置及び通
信サービス処理方法を得ることができる。
【0134】また、解釈手段は、サーバが保持するサー
ビスの変動があった場合に、内容対応表及びデータ仕様
表の修正を行うようにしたので、サーバがインタフェー
ス仕様に影響されることなくサービスを実行できると共
に、シナリオに記述されたサービス間の順序関係やデー
タの依存関係をサービスの実行に反映して柔軟なシステ
ム構築が可能な通信サービス処理装置及び通信サービス
処理方法を得ることができる。また、サービス内容やイ
ンタフェース仕様の変更に柔軟に対応でき、ユーザの要
求に応じたサービス結果の提供が可能なユーザフレンド
リな通信サービス処理装置及び通信サービス処理方法を
得ることができる。
【0135】また、解釈手段は、シナリオに記述された
タイトルの内容に対応するサービスの実行を制御する規
則に基づいて複数のシナリオの中から選択されたシナリ
オに記されたタイトルに対応する内容を出力するように
したので、サーバがインタフェース仕様に影響されるこ
となくサービスを実行できると共に、シナリオに記述さ
れたサービス間の順序関係やデータの依存関係をサービ
スの実行に反映して柔軟なシステム構築が可能な通信サ
ービス処理装置及び通信サービス処理方法を得ることが
できる。また、サービス内容やインタフェース仕様の変
更に柔軟に対応でき、ユーザの要求に応じたサービス結
果の提供が可能なユーザフレンドリな通信サービス処理
装置及び通信サービス処理方法を得ることができる。
【0136】また、実行制御手段は、サービスの実行結
果を受け取り、クライアントは、受け取った実行結果を
予め与えられた条件に基づいて表示するか否かを判定す
る判定手段を有するので、サーバがインタフェース仕様
に影響されることなくサービスを実行できると共に、シ
ナリオに記述されたサービス間の順序関係やデータの依
存関係をサービスの実行に反映して柔軟なシステム構築
が可能な通信サービス処理装置及び通信サービス処理方
法を得ることができる。また、サービス内容やインタフ
ェース仕様の変更に柔軟に対応でき、ユーザの要求に応
じたサービス結果の提供が可能なユーザフレンドリな通
信サービス処理装置及び通信サービス処理方法を得るこ
とができる。
【0137】また、この発明によれば、少なくとも1つ
の機能のタイトルが記述された複数のシナリオに記され
た機能のタイトルとこのタイトルに対応する内容とを対
応させた内容対応表に基づいて複数のシナリオの中から
選択されたシナリオに記されたタイトルに対応する内容
を出力する第1の工程と、サービスとそのサービスに対
応したデータの仕様が記されたサービス仕様表のデータ
の仕様に対応させて機能の内容のデータの仕様を記した
データ仕様表に基き第1の工程で出力された内容に対応
するサービスを検索する第2の工程と、内容のデータの
仕様とサービス仕様表に記されたデータの仕様とを対応
させたデータ仕様対応表に基づき選択されたシナリオに
記されたタイトルの内容のデータの仕様を第2の工程で
検索されたサービスのデータの仕様に整合させ出力する
第3の工程と、第3の工程で出力されたデータの仕様に
基づいて第2の工程で検索されたサービスを実行する第
4の工程とを備えたので、サーバがインタフェース仕様
に影響されることなくサービスを実行できると共に、シ
ナリオに記述されたサービス間の順序関係やデータの依
存関係をサービスの実行に反映して柔軟なシステム構築
が可能な通信サービス処理装置及び通信サービス処理方
法を得ることができる。また、サービス内容やインタフ
ェース仕様の変更に柔軟に対応でき、ユーザの要求に応
じたサービス結果の提供が可能なユーザフレンドリな通
信サービス処理装置及び通信サービス処理方法を得るこ
とができる。
【0138】また、サービス内容やインタフェース仕様
の変更に柔軟に対応でき、ユーザの要求に応じたサービ
ス結果の提供が可能なユーザフレンドリな通信サービス
処理装置及び通信サービス処理方法を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置の
説明図である。
【図3】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図4】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図5】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図6】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図7】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図8】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図9】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図10】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図11】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図12】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図13】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図14】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図15】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図16】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図17】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図18】 実施の形態1に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図19】 実施の形態2に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図20】 実施の形態2に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図21】 実施の形態3に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図22】 実施の形態3に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図23】 実施の形態3に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図24】 実施の形態4に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図25】 実施の形態4に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図26】 実施の形態5に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図27】 実施の形態5に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図28】 実施の形態6係る通信サービス処理装置及
び通信サービス処理方法の説明図である。
【図29】 実施の形態6に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図30】 実施の形態6に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図31】 実施の形態6に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図32】 実施の形態7に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図33】 実施の形態7に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図34】 実施の形態7に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図35】 実施の形態7に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図36】 実施の形態7に係る通信サービス処理装置
及び通信サービス処理方法の説明図である。
【図37】 この発明に係る通信サービス処理装置及び
通信サービス処理方法の説明図である。
【図38】 従来の通信サービス処理装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
100 クライアント、101 シナリオ記述手段、1
02 シナリオ記憶手段、102aa〜102af シ
ナリオ、102ba〜102bf シナリオの仕様表、
102ca〜102cf メタシナリオ、103 入力
手段、104 シナリオ解釈手段、104aa〜104
af ロール仕様表、104ba〜104bf シナリ
オ・ロール対応表、104c 修正手段、105 サー
ビス実行制御手段、106 整合性検証手段、106a
インタフェース変換手段、106b インタフェース
変換表、107 出力表示手段、107a 表示態様制
御手段 108 メタシナリオ記憶手段、108 メタシナリ
オ、110 サービス選択手段、110c ロール・サ
ービス対応表 110d サービス検診手段、110e サービス変動
情報受信手段、200 ネットワーク、300A、30
0B サーバ、301A サービス仕様辞書、302
a、302b サービス変動情報発信手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスとそのサービスに対応したデー
    タの仕様が記されたサービス仕様表とを有し前記サービ
    スを実行する複数のサーバ、少なくとも1つの機能のタ
    イトルが記述されたシナリオを予め複数記憶した記憶手
    段と、前記記憶手段に記憶されたシナリオに記された機
    能のタイトルとこのタイトルに対応する内容とを対応さ
    せた内容対応表に基づいて前記複数のシナリオの中から
    選択されたシナリオに記されたタイトルに対応する内容
    を出力する解釈手段と、前記サービス仕様表に記された
    データの仕様に対応する機能の内容のデータの仕様が記
    されたデータ仕様表に基づいて前記解釈手段から出力さ
    れた内容に対応するサービスを検索する検索手段と、前
    記内容のデータの仕様とサービス仕様表に記されたデー
    タの仕様とを対応させたデータ仕様対応表に基づいて前
    記選択されたシナリオに対応させたタイトルの内容のデ
    ータの仕様を前記検索手段で検索されたサービスのデー
    タの仕様に整合させ出力する整合手段と、前記整合手段
    から出力されたデータの仕様に基づいて前記検索手段で
    検索されたサービスをそのサービスを有するサーバに実
    行させる実行制御手段とを有するクライアント、を備え
    たことを特徴とする通信サービス処理装置。
  2. 【請求項2】 検索手段は、サーバが有するデータの仕
    様表に基づいて解釈手段から出力された内容に対応する
    サービスを検索する代わりに、サービス仕様表を有し、
    該サービス仕様表の中からサービスの検索を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の通信サービス処理装置。
  3. 【請求項3】 クライアントは、サーバが保持するサー
    ビスの変動の有無を複数のサーバに問い合わせその結果
    を出力する検診手段を有し、検索手段は、前記検診手段
    の出力に基づいて前記検索手段に設けられたサービス仕
    様表を修正することを特徴とする請求項2に記載の通信
    サービス処理装置。
  4. 【請求項4】 サーバは、サーバが保持するサービスの
    変動があった場合にその変動情報を発信する変動情報発
    信手段を有し、クライアントは、前記変動情報発信手段
    が発信した変動情報を受信する変動情報受信手段を有
    し、検索手段は、前記検診手段の出力に基づいて前記検
    索手段に設けられたサービス仕様表を修正することを特
    徴とする請求項2に記載の通信サービス処理装置。
  5. 【請求項5】 解釈手段は、サーバが保持するサービス
    の変動があった場合に、内容対応表及びデータ仕様表の
    修正を行うことを特徴とする請求項3叉は4のいずれか
    に記載の通信サービス処理装置。
  6. 【請求項6】 解釈手段は、シナリオに記述されたタイ
    トルの内容に対応するサービスの実行を制御する規則に
    基づいて複数のシナリオの中から選択されたシナリオに
    記されたタイトルに対応する内容を出力することを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載の通信サービス
    処理装置。
  7. 【請求項7】 実行制御手段は、サービスの実行結果を
    受け取り、クライアントは、受け取った実行結果を予め
    与えられた条件に基づいて表示するか否かを判定する判
    定手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の形態を通信サービス処理装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの機能のタイトルが記述
    された複数のシナリオに記された機能のタイトルとこの
    タイトルに対応する内容とを対応させた内容対応表に基
    づいて前記複数のシナリオの中から選択されたシナリオ
    に記されたタイトルに対応する内容を出力する第1の工
    程と、サービスとそのサービスに対応したデータの仕様
    が記されたサービス仕様表のデータの仕様に対応させて
    機能の内容のデータの仕様を記したデータ仕様表に基き
    前記第1の工程で出力された内容に対応するサービスを
    検索する第2の工程と、前記内容のデータの仕様とサー
    ビス仕様表に記されたデータの仕様とを対応させたデー
    タ仕様対応表に基づき前記選択されたシナリオに記され
    たタイトルの内容のデータの仕様を前記第2の工程で検
    索されたサービスのデータの仕様に整合させ出力する第
    3の工程と、前記第3の工程で出力されたデータの仕様
    に基づいて前記第2の工程で検索されたサービスを実行
    する第4の工程とを備えたことを特徴とする通信サービ
    ス処理方法。
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