JP2000029939A - スケジュール管理支援装置及びそのスケジュール管理支援方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

スケジュール管理支援装置及びそのスケジュール管理支援方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000029939A
JP2000029939A JP10199395A JP19939598A JP2000029939A JP 2000029939 A JP2000029939 A JP 2000029939A JP 10199395 A JP10199395 A JP 10199395A JP 19939598 A JP19939598 A JP 19939598A JP 2000029939 A JP2000029939 A JP 2000029939A
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Noriko Ito
紀子 伊東
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが返答するまでにかかる時間を考慮す
ることなく、またユーザに対して多大な負担を与えるこ
となく、最適な会議日程を決定可能なスケジュール管理
支援装置を提供する。 【解決手段】 調整情報記憶部31は会議の開催条件や
予約予定の会議室の候補及び会議参加予定者に送付した
調整依頼の情報等の組合せを格納する。調整処理計画部
32は会議室予約システム5に会議室の空き状況を検索
依頼し、その結果と会議開催日の範囲と会議開催時刻と
の範囲から会議開催の候補日時の候補を選ぶ。メール生
成部34は調整情報記憶部31の情報からユーザへのメ
ールを生成する。調整処理実行部4はユーザからのスケ
ジュール調整依頼や調整依頼に対する返答の要求を解釈
し、ユーザの要求に対応する調整処理の生成や再生成の
依頼を調整処理計画部32に送信し、その結果をメール
生成部34へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスケジュール管理支
援装置及びそれに用いるスケジュール管理支援方法並び
にその制御プログラムを記録した記録媒体に関し、特に
複数のユーザ間で会議開催のためのスケジュール調整を
行うスケジュール管理支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスケジュール管理支援方
法では、オフィス内にクライアント・サーバシステムや
メールシステム等が構築されている場合、クライアント
コンピュータ利用者夫々のスケジュールを管理するため
のソフトウェアをサーバコンピュータで動作させ、この
ソフトウェアによって同一グループ内のメンバのスケジ
ュールを調整している。
【0003】また、オフィス内にクライアント・サーバ
システムやメールシステム等が構築されていない場合に
は、電話やファクシミリ(FAX)、及び電子メール等
のやりとりによってメンバのスケジュールが調整されて
いる。これらのスケジュール調整を行う方法では、会議
室等を用いる場合に、その会議室等の空き状況も考慮し
てメンバのスケジュールを調整する必要がある。
【0004】上記のクライアント・サーバシステムでは
サーバコンピュータに会議室を予約管理するソフトウェ
アが備えられており、会議室の空き状況を考慮しながら
会議日程を決定することが可能である。
【0005】この会議室を予約管理するソフトウェアの
処理動作について、図7参照して説明する。まず予約要
求が入力されると(図7ステップS51)、サーバコン
ピュータ(図示せず)はその予約要求に対応する会議室
を、会議室の予約状況を蓄積する会議室予約状況記憶領
域(図示せず)から検索する(図7ステップS52)。
【0006】サーバコンピュータはその検索結果から予
約が可能か否かを判定し(図7ステップS53)、予約
が可能であれば会議室予約状況記憶領域に予約データを
格納し(図7ステップS54)、要求成功のメッセージ
を要求元に返信する(図7ステップS55)。サーバコ
ンピュータは予約が可能でなければ、要求失敗のメッセ
ージを要求元に返信する(図7ステップS59)。
【0007】また、予約のキャンセル要求が入力される
と(図7ステップS56)、サーバコンピュータはその
キャンセル要求に対応する会議室を会議室予約状況記憶
領域から検索する(図7ステップS57)。
【0008】サーバコンピュータはその検索結果から対
応する予約があるかどうかを判定し(図7ステップS5
8)、対応する予約があればその予約を会議室予約状況
記憶領域から消去した後に、要求成功のメッセージを要
求元に返信する(図7ステップS55)。サーバコンピ
ュータは対応する予約がなければ、要求失敗のメッセー
ジを要求元に返信する(図7ステップS59)。
【0009】さらに、予約の変更要求が入力されると
(図7ステップS60)、サーバコンピュータはその変
更要求に対応する会議室を会議室予約状況記憶領域から
検索する(図7ステップS61)。
【0010】サーバコンピュータはその検索結果から対
応する予約があるかどうかを判定し(図7ステップS6
2)、対応する予約があればデータを変更できるかを判
定する(図7ステップS63)。サーバコンピュータは
データを変更できるのであればそのデータを変更した後
に、要求成功のメッセージを要求元に返信する(図7ス
テップS55)。サーバコンピュータは対応する予約が
なければ、あるいは対応する予約があってもデータを変
更できなければ、要求失敗のメッセージを要求元に返信
する(図7ステップS59)。
【0011】上記の要求以外の要求であれば、サーバコ
ンピュータはその検索条件を基に対応する会議室を会議
室予約状況記憶領域から検索し(図7ステップS6
4)、会議室とその空き状況とを要求元に返信する(図
7ステップS65)。
【0012】一方、サーバコンピュータが会議室を予約
管理するソフトウェアを備えていない場合には会議室の
管理部門に直接、電話やファクシミリ(FAX)、及び
電子メール等で問合せることで会議日程が決定されてい
る。
【0013】しかしながら、会議を設定する際に、同一
グループ以外のメンバを対象としてスケジュールを調整
する場合、つまり同じスケジュール管理ソフトでスケジ
ュールを管理していないユーザを会議の参加者とする場
合、従来のスケジュール管理ソフトウェアを利用する方
法ではスケジュール調整が不可能である。このような場
合、電子メールで直接参加予定者のスケジュールを聞く
等の方法をとらなければならないため、効率よく調整を
図ることができない。
【0014】また、グループ内の会議日程の調整を図る
際に、例え対象ユーザが同じスケジュール管理ソフトを
使っていたとしても、会議によってはスケジュール管理
ソフトにまだ入力されていない未来のスケジュール情報
を対象とする場合があり、その場合には電子メールや紙
文書で通知することによってスケジュールの調整を図る
ことが多い。
【0015】上述したような場合に対応するため、例え
ばユーザ間で電子メールによって対話し、参加者のスケ
ジュールを調整し、会議室の予約状況も考慮して最適な
会議日程を探索し、会議室を予約して通知を自動的に行
うシステムが提案されている。このシステムではプラッ
トフォームが電子メールであるため、対象とするユーザ
の幅を広げることが可能となる。
【0016】尚、このシステムについては、「電子メー
ルベースのオフィスリソース管理エージェント」(伊東
紀子・藤田直毅・西村健士・島津秀雄著、情報処理学会
第54回(平成9年前期)全国大会講演論文集、199
7年3月、pp.147〜148)や、“ALICE:
E−mail based Agent Syste
m for Reserving and Sched
uling Meeetings”(Noriko I
to,Naotake Fujita,Kenshi
Nishimura,and Hideo Shima
zu,IJCAI−97 Workshop Soci
alInteraction AndCommunit
yware,1997年8月,pp.1〜6)等に記載
されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスケジ
ュール管理支援方法では、ユーザ間での電子メールによ
る対話で参加者のスケジュールを調整し、会議室の予約
状況も考慮して最適な会議日程を探索し、会議室を予約
して通知を自動的に行う方法がある。しかしながら、こ
の方法では電子メールのみでシステムとユーザとが対話
することとなり、電子メールが送付されてからユーザが
返答するまでにかかる時間を考慮しなくてはならない。
【0018】また、その返答に要する時間はユーザや状
況、会議によってまちまちである。そのため、参加者の
スケジュール調整が終了した時には会議室の予約状況が
変化し、予約できない状態となって最終的に会議の日程
調整が不成功に終わることがある。
【0019】さらに、電子メールのやりとりにかかる時
間を最小限に押さえるため、一度に送付する電子メール
の情報量を多くしすぎると、その電子メールを読むユー
ザに対して多大な負担を与えてしまうこととなる。
【0020】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、ユーザが返答するまでにかかる時間を考慮するこ
となく、またユーザに対して多大な負担を与えることな
く、最適な会議日程を決定することができるスケジュー
ル管理支援装置及びそれに用いるスケジュール管理支援
方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によるスケジュー
ル管理支援装置は、会議室の備品の有無と収容人数の情
報と予約日時と予約者との組合せのリストを格納し、そ
の格納内容を基に前記会議室に対する予約及びその予約
状況を管理する会議室予約システムを用いるスケジュー
ル管理支援装置であって、前記会議室を使用する会議開
催に関する情報と当該情報に対する前記会議室予約シス
テムの検索結果とを基に前記会議開催の調整を行う調整
処理計画手段と、前記調整処理計画手段の調整結果を前
記会議開催の調整に関連する端末にディジタル情報にて
通知する通知手段と、前記通知手段による通知に対する
前記端末からの返答に対する解釈結果を基に前記調整処
理計画手段に前記会議開催の再調整を行うよう制御する
調整処理実行手段とを備えている。
【0022】本発明によるスケジュール管理支援方法
は、会議室の備品の有無と収容人数の情報と予約日時と
予約者との組合せのリストを格納し、その格納内容を基
に前記会議室に対する予約及びその予約状況を管理する
会議室予約システムを用いるスケジュール管理支援方法
であって、前記会議室を使用する会議開催に関する情報
と当該情報に対する前記会議室予約システムの検索結果
とを基に前記会議開催の調整を行うステップと、その調
整結果を前記会議開催の調整に関連する端末にディジタ
ル情報にて通知するステップと、この通知に対する前記
端末からの返答に対する解釈結果を基に前記会議開催の
再調整を行うよう制御するステップとを備えている。
【0023】本発明によるスケジュール管理支援制御プ
ログラムを記録した記録媒体は、会議室の備品の有無と
収容人数の情報と予約日時と予約者との組合せのリスト
を格納し、その格納内容を基に前記会議室に対する予約
及びその予約状況を管理する会議室予約システムを用い
てコンピュータにスケジュール管理支援を行わせるため
のスケジュール管理支援制御プログラムを記録した記録
媒体であって、前記スケジュール管理支援制御プログラ
ムは前記コンピュータに、前記会議室を使用する会議開
催に関する情報と当該情報に対する前記会議室予約シス
テムの検索結果とを基に前記会議開催の調整を行わせ、
その調整結果を前記会議開催の調整に関連する端末にデ
ィジタル情報にて通知させ、この通知に対する前記端末
からの返答に対する解釈結果を基に前記会議開催の再調
整を行うよう制御させている。
【0024】すなわち、本発明のスケジュール管理支援
システムは、ユーザからの要求入力を受付けるキーボー
ドやマウス等の入力装置と、ユーザに対して文字や画像
を出力するディスプレイ等の出力装置と、会議室の備品
の有無と収容人数の情報と会議室に対する予約日時と予
約者の組のリストとが格納されている会議室予約状況デ
ータ記憶領域と、ユーザからの予約、解約、変更、空き
状況検索の要求を受付けてその結果を返信する会議室予
約状況管理部とから構成される会議室予約システムと、
ユーザ名とそれに対する電子メールアドレスが格納され
ているユーザメールアドレス記憶領域と、会議発案者、
会議の開催条件、会議調整のID番号、予約予定の会議
室の候補、会議参加者に送付した調整依頼の情報の組合
せを格納する調整情報記憶部と、会議室予約システムに
会議発案者が指定した会議室の条件に合う会議室の空き
状況を検索依頼し、その結果と会議発案者が指定した会
議開催日の範囲と会議開催時刻との範囲から会議開催の
候補日時の候補を選ぶ調整処理計画部と、調整情報記憶
部に格納された情報からユーザへのスケジュール調整依
頼のメールや会議開催の最終決定を示すメールを生成す
るメール生成部と、ユーザからのスケジュール調整依頼
や調整依頼に対する返答の要求を解釈し、ユーザの要求
に対応する調整処理の生成や再生成の依頼を調整処理計
画部に送信し、その結果を受取ってメール生成部へ送信
する調整処理実行部とから構成されている。
【0025】このような構成をとることで、本発明では
会議発案者からの会議開催予定日時の範囲が広い場合、
参加者への問合せの内容を段階的に生成し、複数回にわ
たってユーザとシステムとが対話し、ユーザがインタラ
クティブに通信するので、最新の情報をシステムに提示
することが可能となる。
【0026】また、本発明では参加者からの返答を待た
ずに、会議開催条件や調整状況、及び会議室の予約状況
が変更されると、参加者への問合せ内容を改良して最新
の情報を添付した調整依頼メールを送付することで、参
加者の返答が最新情報を基に生成されるようにしてい
る。さらに、ユーザに対しては複数回メールが送信され
るため、返答のし忘れを防ぐことが可能となる。
【0027】したがって、本発明では電子メールを利用
して会議日程の調整を行い、会議室を予約するシステム
において、会議発案者からの会議開催の幅広い会議開催
の条件を受け、会議室の空き状況と随時連携して複数の
ユーザとインタラクティブに電子メールで対話すること
で、ユーザが返答するまでにかかる時間を考慮すること
なく、またユーザに対して多大な負担を与えることな
く、最適な会議日程を決定することを可能としている。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るスケジュール管理支援システムの構成を示すブロック
図である。図において、本発明の一実施例によるスケジ
ュール管理支援システムはユーザからの要求入力を受付
けるキーボードやマウス等の入力装置1と、ユーザに対
して文字や画像を出力するディスプレイ等の出力装置2
と、メールシステムを利用した会議開催及びスケジュー
ル管理支援装置(以下、管理支援装置とする)3と、ユ
ーザからの予約、解約、変更、空き状況検索の要求を受
付けてその結果を返信する会議室予約システム5とから
構成されている。
【0029】管理支援装置3は会議発案者・会議の開催
条件・会議調整のID番号・予約予定の会議室の候補・
会議参加予定者に送付した調整依頼の情報の組合せを格
納する調整情報記憶部31と、会議室予約システム5に
会議発案者が指定した会議室の条件に合う会議室の空き
状況を検索依頼しかつその結果と会議発案者が指定した
会議開催日の範囲と会議開催時刻との範囲から会議開催
の日時の候補を選ぶ調整処理計画部32と、ユーザ名と
それに対する電子メールアドレスとが格納されているユ
ーザメールアドレス記憶領域33と、調整情報記憶部3
1に格納された情報からユーザへのスケジュール調整依
頼のメールや会議開催の最終決定を示すメールを生成す
るメール生成部34と、各部で実行されるプログラムを
格納する制御メモリ35と、ユーザからのスケジュール
調整依頼や調整依頼に対する返答の要求を解釈しかつユ
ーザの要求に対応する調整処理の生成や再生成の依頼を
調整処理計画部32に送信してその結果をメール生成部
34へ送信する調整処理実行部4とから構成されてい
る。
【0030】ここで、調整処理実行部4は返答メール処
理部41と、タイマ42と、処理部43とを備えてい
る。タイマ42はユーザが事前に設定した時刻になる
と、調整処理の経過をチェックし、締切り時刻となった
調整の最終決定を行うよう処理部43に対してメッセー
ジを送信する。
【0031】処理部43はユーザからの調整依頼や返答
のメールを受付け、ユーザの要求項目を抽出し、ユーザ
メールアドレス記憶領域33と通信してユーザ名から電
子メールアドレスを検索する。また、処理部43は調整
情報記憶部31に対してユーザの要求に対応する調整情
報の検索を依頼し、その結果を調整処理計画部32に送
信し、調整処理計画部32から受取った結果をメール生
成部34へ送信し、調整情報記憶部31に対して上記の
結果の格納を依頼する。
【0032】さらに、会議室予約システム5はユーザか
らの予約、解約、変更、空き状況検索の要求を受付けて
その結果を返信する会議室予約状況管理部51と、会議
室の備品の有無及び収容人数の情報と、会議室に対する
予約日時及び予約者の組合せのリストとが格納されてい
る会議室予約状況データ記憶領域52とから構成されて
いる。
【0033】図2は本発明の一実施例によるメールシス
テムを利用した会議開催及びスケジュール管理支援の処
理動作を示すフローチャートであり、図3及び図4は図
1の調整処理実行部4の処理動作を示すフローチャート
であり、図5及び図6は本発明の一実施例によるスケジ
ュール調整依頼の電子メールの一例を示す図である。
【0034】図5は第一の調整の時に管理支援装置3か
ら会議参加予定者に送付されるスケジュール調整依頼メ
ールの例を示し、図6は調整が数段階進んだ状況で管理
支援装置3から会議参加予定者に送付されるスケジュー
ル調整依頼メールの例を示している。これら図1〜図6
を用いて本発明の一実施例による処理動作について説明
する。
【0035】尚、会議室予約システム5は従来と同様
に、図7に示すような処理動作を行う。また、図2〜図
4に示す処理動作は各部が制御メモリ35に格納された
プログラムを実行することで実現され、制御メモリ35
としてはROM(リードオンリメモリ)やフロッピディ
スク等が使用可能である。
【0036】ユーザからの要求入力で管理支援装置3が
起動されると(図2ステップS1)、調整処理実行部4
の処理部43は入力された要求が会議発案者からのスケ
ジュール調整依頼か、スケジュール調整依頼に対する参
加者からの返答であるかを調べる(図2ステップS
2)。
【0037】ユーザが要求を入力するには要求を記述し
た電子メールを管理支援装置3に対して送付する方法
や、インタネットの閲覧ソフトウェアの要求入力画面に
要求を入力する方法等がある。閲覧ソフトウェアの要求
入力画面(スケジュール調整依頼及び返答入力要求)は
処理部43で生成され、ユーザからのアクセスがあると
要求入力画面を表示させるようになっている。
【0038】会議発案者からのスケジュール調整依頼の
場合、調整処理実行部4の処理部43は会議調整の識別
番号である会議調整ID番号を決定し、会議発案者が指
定した会議参加予定者の電子メールアドレスをユーザメ
ールアドレス記憶領域33と通信して検索し、そのデー
タと会議発案者が指定した条件とを調整処理計画部32
に送信する(図2ステップS3)。
【0039】会議発案者は会議の条件として、会議名、
会議責任者、会議参加予定者、会議室の条件(定員数及
び備品の有無等)、会議日程範囲、会議開催時刻範囲、
調整の締切り日、調整を見直す時刻を電子メールや閲覧
ソフトウェアを利用して指定する。
【0040】調整処理計画部32は会議室予約状況管理
部51に対して、会議発案者が指定した条件に合う会議
室とその空き状況との検索依頼を出し、その検索結果を
受取る(図2ステップS4)。
【0041】具体的には、調整処理計画部32が日の範
囲、時間の範囲、所要時間、参加予定人数、備品の有無
を条件として会議室予約状況管理部51に検索を依頼す
ると(図7ステップS64)、会議室予約状況管理部5
1は会議室と可能な日時との組合せを検索結果として出
力する(図7ステップS65)。
【0042】調整処理計画部32は会議発案者の指定し
た会議日程範囲及び会議開催時刻範囲の条件から調整処
理を計画する(図2ステップS5)。調整処理計画部3
2は会議開催日時の候補として始めは広い範囲を設定
し、徐々に範囲を狭めて提示し、最終的に最適な会議開
催日時が決定されるように調整処理を計画する。
【0043】例えば、会議発案者からの会議開催日の条
件が「6月後半」であった場合、調整処理計画部32で
は第一の調整において会議開催日候補として「6月第3
週」と「6月第4週」とを会議開催日の候補とする。第
一の調整で、会議参加予定者からの返答から「6月第3
週」及び「6月第4週」のいずれかが選ばれる。
【0044】第一の調整で「6月第3週」が選ばれた場
合、第二の調整ではさらに会議開催日時の候補を詳細ま
で決めるので、「開催日:6月15日(月)〜6月19
日(金)開催時刻:午前または午後」を会議参加予定者
に調整依頼メールで通知する(図5及び図6参照)。こ
のように、会議開催日時の候補を段階的に提示する。こ
の調整の一段階(第一の調整及び第二の調整)を調整処
理の一単位とする。
【0045】調整処理計画部32は会議発案者の提示し
た会議の条件、調整処理の最新段階と今までのその経
緯、会議室の候補を調整処理実行部4に送信する(図2
ステップS5)。調整処理実行部4はそのデータを調整
情報記憶部31に格納する(図2ステップS6)。この
格納されたデータを調整情報と呼び、一つの調整単位と
する。
【0046】調整処理実行部4は調整処理計画部32に
おいて次の調整処理が作成されると、生成した調整処理
とその調整情報とをメール生成部34へ送信する(図2
ステップS7)。メール生成部34では送付された情報
を基に、会議参加予定者に送付する調整依頼メールを生
成する(図2ステップS8)。
【0047】この調整依頼メールには会議名、会議責任
者、会議発案者、会議参加予定者、会議開催予定日、会
議所要時間、最終決定日そして会議日時の候補が記述さ
れている(図5参照)。メール生成部34は調整情報に
記述された会議参加予定者のメールアドレスに対して調
整依頼メールを送付する(図2ステップS9)。
【0048】ユーザからの返答を閲覧ソフトウェアから
も受付ける場合、処理部43では閲覧ソフトウェアで表
示されるスケジュール調整依頼の返答受付け画面を生成
し、ユーザから表示要求があると閲覧ソフトウェアで表
示させる。また、メール生成部34では調整依頼メール
を生成する際に、そのメールに閲覧ソフトウェア上の返
答受付け画面の所在を示すURL(Uniform R
esource Locator)を添付する。
【0049】会議参加予定者は会議の調整依頼メールを
受取ると、会議に参加するかどうかを決定し、会議の日
時候補から参加できるもの、できないものを決める。ま
た、参加できる日時候補の優先順位を決定する。会議参
加予定者は以上の情報を返答メールに記述し、その返答
メールを管理支援装置3に対して送付する。
【0050】会議参加予定者が閲覧ソフトウェアを介し
て返答する場合、調整依頼メールに添付された返答受付
け画面のURLを閲覧ソフトウェアで入力し、表示され
た画面において参加の可否と参加できる場合の日時候補
とを選択し、それらの優先度を指定する。
【0051】会議参加予定者からの返答を調整処理実行
部4内の処理部43が受取った場合、処理部43は返答
メールまたは閲覧ソフトウェアからの返答入力事項から
参加の可否と候補日時のリスト(優先順位順)と会議調
整ID番号とを抽出する(図2ステップS10)。
【0052】処理部43はその処理結果の会議調整ID
番号を検索条件として、対応する調整情報を調整情報記
憶部31から検出し(図2ステップS11)、その抽出
結果と対応する調整情報とを調整処理計画部32に送信
する(図2ステップS12)。調整処理計画部32は調
整情報として格納されていた使用予定の会議室候補の予
約状況と、また新たに会議発案者が指定した条件に合う
他の会議室とその空き状況とを会議室予約状況管理部5
1にアクセスして検索する(図2ステップS13)。
【0053】適当な会議室の候補とその空き状況検索結
果及び返答メールの処理結果とを基に、調整処理計画部
32は調整処理の再生成を行う(図2ステップS1
4)。会議参加予定者からの返答が少数しか集まってい
ない場合には、開催日程候補の範囲を変更しない。会議
参加予定者からの返答が多数集まっている場合には、徐
々にターゲットを絞って詳細の日時を候補とし、会議参
加予定者に候補を選ばせる次の調整処理の段階に進む。
調整の段階を進ませるかどうかを決定する基準は、調整
の開始時に会議発案者が指定した会議の条件(会議参加
予定者の人数)にある。
【0054】このように、調整処理計画部32では会議
参加予定者の返答結果と動的に変更する会議室の空き状
況とを基に、会議開催の日時の候補を徐々に絞り込んで
いく。例えば、第一の調整では開催日時の候補が「6月
第3週」及び「6月第4」であったが、「6月第3週」
の方が良いという返答が合った場合、次の候補は「6月
15日(月)〜6月19日(金)」となる。しかしなが
ら、会議室候補の空き状況を考慮すると、例えば第二の
調整の会議開催日時候補が「6月15日(火)の午前、
6月16日(火)全日、6月18日(木)の午後」とな
る。
【0055】調整処理計画部32は既に格納済みの調整
情報に、再生成した調整処理と対応する会議室とを付加
して調整処理実行部4の処理部43に送信する(図2ス
テップS14)。処理部43はその情報を調整情報記憶
部31に格納する(図2ステップS15)。処理部43
は調整処理計画部32において再生成された調整処理と
その調整情報とをメール生成部34に送信する(図2ス
テップS7)。
【0056】メール生成部34では送付されてきた情報
を基に、会議参加予定者に送付する新たな調整依頼メー
ル(図6参照)を生成する(図2ステップS8)。調整
依頼メールには既知の情報(会議名、会議責任者、会議
発案者、会議参加予定者等)と最新の返答情報と、調整
処理が再生成されれば新しい会議日時の候補と、調整処
理が再生成されていなければ既に送付済みの会議日時候
補とが記述されることとなる。メール生成部34は調整
情報に記述されている会議参加予定者のメールアドレス
に対して新しい調整依頼メールを送付する(図2ステッ
プS9)。
【0057】調整処理実行部4のタイマ42では設定時
刻になると(図3ステップS21)、調整処理チェック
プロセスを起動する(図3ステップS22)。設定時刻
は事前にシステム管理者が管理支援装置3に対して設定
しておく。
【0058】調整処理チェックプロセスが起動される
と、処理部43は調整情報記憶部31に対し、調整処理
見直し時刻または調整締切り時刻になった調整情報の検
索依頼を出し(図3ステップS23)、その検索結果を
調整処理計画部32に送信する(図3ステップS2
4)。調整処理計画部32では検索結果の調整情報を一
つずつ処理する。
【0059】調整見直し時刻になった調整情報の場合、
調整処理計画部32は対象とする会議室の予約状況及び
会議室の条件に合う新たな会議室の予約状況の検索依頼
を会議室予約状況管理部51に対して出し、その検索結
果を受取る(図3ステップS28)。調整処理計画部3
2はその検索結果と現状の返答状況とを基に調整処理を
再生成する(図3ステップS29)。
【0060】調整処理計画部32は調整処理記憶部31
から検索した調整情報に、再生成した調整処理と会議室
候補とを付加して処理部43に送信する(図3ステップ
S29)。処理部43はその情報を調整情報記憶部31
に格納させる(図3ステップS30)。
【0061】処理部43は調整処理計画部32において
調整処理の再生成が終了すると、再生成された調整処理
と調整情報とをメール生成部34に送信する(図3ステ
ップS31)。メール生成部34では送付されてきた情
報を基に会議参加予定者に送付する新たな調整依頼メー
ルを生成し(図3ステップS32)、会議参加予定者に
新しい調整依頼メールを送付する(図3ステップS3
3)。
【0062】調整締切り時刻になった調整情報の場合、
調整処理計画部32は調整返答結果を統合して最適な会
議日時を決定する(図4ステップS34)。最終的に調
整が成功せず、会議日時が決定出来なかった場合(図4
ステップS35)、調整処理計画部32はその結果と調
整情報とを処理部43に送信し(図4ステップS3
6)、処理部43は受取ったデータを調整情報記憶部3
1に格納させる(図4ステップS37)。処理部43は
メール生成部34に調整情報と最終結果とを送信する
(図4ステップS38)。メール生成部34は受取った
データを基に最終決定メールを生成し(図4ステップS
39)、その最終決定メールを会議参加予定者に送付す
る(図4ステップS40)。
【0063】最終的に最適な会議日時を決定できた場
合、調整処理計画部32はその日時と会議発案者が指定
した会議室の条件(備品の有無)とを検索条件として、
会議室予約状況管理部51に対して適当な会議室の予約
の要求を出す(図4ステップS41及び図7ステップS
51)。
【0064】会議室予約状況管理部51から予約成功の
メッセージを受取り(図7ステップS55)、会議室の
予約が成功すると、調整処理計画部32は調整が成功し
たというメッセージを調整情報に添付して処理部43に
送信する。
【0065】会議室予約状況管理部51から予約要求が
満たされなかったというメッセージを受取った場合(図
7ステップS59)、調整処理計画部32は予約が失敗
に終わったというメッセージを添付した調整情報を処理
部43に送信する。処理部43はメール生成部34に調
整情報と最終結果とを送信する(図4ステップS3
8)。メール生成部34は受取ったデータを基に最終決
定メールを生成し(図4ステップS39)、その最終決
定メールを会議参加予定者に送付する(図4ステップS
40)。
【0066】最終的な調整結果を管理支援装置3が決定
せずに、会議発案者に決定させることも可能である。そ
の場合、会議発案者は会議発案時に会議の条件と、それ
に加えて会議の最終決定権とを会議発案者に与えること
を指定する。
【0067】最終決定権が会議発案者に与えられている
場合、調整の締切り時刻になると、調整処理計画部32
は調整情報から返答状況と会議室の予約状況とを統合し
て仮最終決定を行い、会議開催日時の候補と適当な会議
室との組合せのリスト(優先度順)を作成する。処理部
43はその結果をメール生成部34に送信し、最終決定
依頼メールを生成して会議発案者に送付するよう命令す
る。
【0068】また、処理部43は会議発案者が閲覧ソフ
トウェアからアクセスして最終決定依頼を入力すること
ができる調整決定依頼画面を生成し、要求があるとその
調整決定依頼画面を表示する。処理部43は調整決定依
頼画面の所在を表すURLを最終決定依頼メールに添付
するよう、メール生成部34に依頼する。
【0069】会議発案者が調整の依頼に対する仮最終決
定を確認し、閲覧ソフトウェアまたは電子メールで最終
決定を容認するか、否認するか、あるいは他の候補から
会議開催日時を指定するかを伝達し、その伝達内容を処
理部43が受取る。
【0070】会議発案者が容認した場合、調整処理計画
部32は最終決定の日時と会議室を条件として、会議室
予約状況管理部51に対して適当な会議室の予約の要求
を出す(図7ステップS51)。会議室予約状況管理部
51から予約成功のメッセージを受取り(図7ステップ
S55)、会議室の予約が成功すると、調整処理計画部
32は調整が成功したというメッセージを調整情報に添
付して処理部43に送信する。
【0071】会議室予約状況管理部51から予約要求が
満たされなかったというメッセージを受取った場合(図
7ステップS59)、調整処理計画部32は予約が失敗
に終わったというメッセージを調整情報に添付して処理
部43に送信する。処理部43はメール生成部34に調
整情報と最終結果とを送信する。メール生成部34は受
取ったデータを基に最終決定メールを生成し、その最終
決定メールを会議参加予定者に送付する。
【0072】また、会議発案者が仮最終決定を確認し、
仮の最終決定ではなく、他の会議日時と会議室の候補リ
ストとから適当な候補を選択した場合、調整処理計画部
32は会議発案者が新たに指定した会議室と日時とを条
件として、会議室予約状況管理部51に対して予約の要
求を出す(図7ステップS51)。会議室予約状況管理
部51から予約成功のメッセージを受取り(図7ステッ
プS55)、会議室の予約が成功すると、調整処理計画
部32は調整が成功したというメッセージを調整情報に
添付して処理部43に送信する。
【0073】会議室予約状況管理部51から予約要求が
満たされなかったというメッセージを受取った場合(図
7ステップS59)、調整処理計画部32は予約が失敗
に終わったというメッセージを調整情報に添付して処理
部43に送信する。処理部43はメール生成部34に調
整情報と最終結果とを送信する。メール生成部34は受
取ったデータを基に最終決定メールを生成し、その最終
決定メールを会議参加予定者に送付する。
【0074】また、会議発案者が仮最終決定及び会議日
時候補を確認し、会議開催の中止を決定した場合、処理
部43は会議開催の中止のメッセージを調整情報と最終
結果とに添付してメール生成部34に送信する。メール
生成部34は受取ったデータを基に最終決定メールを生
成し、その最終決定メールを会議参加予定者に送付す
る。
【0075】会議参加予定者から返答を受取った時及び
会議調整見直し時刻になった時に、調整状況と会議室の
空き状況とを検討し、調整依頼メールを再生成して全参
加者に調整依頼メールを送付する。それによって、全て
の会議参加予定者に返答状況を常に伝達することがで
き、さらに返答し忘れを防止することができる。
【0076】しかしながら、会議参加予定者が多数の場
合、返答する度に調整依頼メールが送付されると、一つ
のスケジュール調整に関して多数の調整依頼メールが全
ての会議参加予定者に送付されてしまい、それが会議参
加予定者の迷惑になることがある。そういう場合には調
整処理が変更になった時のみ、調整依頼メールを送付す
るように設定することができる。その設定は会議を発案
する際に会議発案者が入力した要求において指定する。
その指定がある場合、メール生成部34では調整依頼メ
ールの送付先を調整の状況で判断する。
【0077】尚、上記の説明においては会議発案者及び
会議参加予定者という表現を用いているが、これらへの
電子メール送信あるいはこれらでの電子メールの受信に
は端末が用いられており、この点については自明である
ので、その説明を省略している。
【0078】このように、会議参加予定者へのスケジュ
ールの問合せを段階的に実行することで、常に最新の情
報を基に会議開催及びスケジュールの調整を行うことが
でき、会議参加予定者が返答すべき項目が段階的に提示
されるため、ユーザにおける返答処理の負担が軽減さ
れ、そして複数回調整依頼メールがくるために返答のし
忘れを防止することができ、ユーザの会議開催処理の効
率を向上させることができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、会
議室の備品の有無と収容人数の情報と予約日時と予約者
との組合せのリストを格納し、その格納内容を基に会議
室に対する予約及びその予約状況を管理する会議室予約
システムを用いるスケジュール管理支援装置において、
会議室を使用する会議開催に関する情報と当該情報に対
する会議室予約システムの検索結果とを基に会議開催の
調整を行い、この調整結果を会議開催の調整に関連する
端末にディジタル情報にて通知し、その通知に対する端
末からの返答に対する解釈結果を基に会議開催の再調整
を行うことによって、ユーザが返答するまでにかかる時
間を考慮することなく、またユーザに対して多大な負担
を与えることなく、最適な会議日程を決定することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスケジュール管理支援
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるメールシステムを利用
した会議開催及びスケジュール管理支援の処理動作を示
すフローチャートである。
【図3】図1の調整処理実行部の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図4】図1の調整処理実行部の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の一実施例によるスケジュール調整依頼
の電子メールの一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例によるスケジュール調整依頼
の電子メールの一例を示す図である。
【図7】従来の会議予約システムの処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 入力装置 2 出力装置 3 メールシステムを利用した会議開催及びスケジュー
ル管理支援装置 4 調整処理実行部 5 会議室予約システム 31 調整情報記憶部 32 調整処理計画部 33 ユーザメールアドレス記憶領域 34 メール生成部 35 制御メモリ 41 返答メール処理部 42 タイマ 43 処理部 51 会議室予約状況管理部 52 会議室予約状況データ記憶領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月27日(1998.7.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 スケジュール管理支援装置及びその
ケジュール管理支援方法並びにその制御プログラムを記
録した記録媒体
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスケジュール管理支
援装置及びそのスケジュール管理支援方法並びにその制
御プログラムを記録した記録媒体に関し、特に複数のユ
ーザ間で会議開催のためのスケジュール調整を行うスケ
ジュール管理支援方法に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、ユーザが返答するまでにかかる時間を考慮するこ
となく、またユーザに対して多大な負担を与えることな
く、最適な会議日程を決定することができるスケジュー
ル管理支援装置及びそのスケジュール管理支援方法並び
にその制御プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会議室の備品の有無と収容人数の情報と
    予約日時と予約者との組合せのリストを格納し、その格
    納内容を基に前記会議室に対する予約及びその予約状況
    を管理する会議室予約システムを用いるスケジュール管
    理支援装置であって、前記会議室を使用する会議開催に
    関する情報と当該情報に対する前記会議室予約システム
    の検索結果とを基に前記会議開催の調整を行う調整処理
    計画手段と、前記調整処理計画手段の調整結果を前記会
    議開催の調整に関連する端末にディジタル情報にて通知
    する通知手段と、前記通知手段による通知に対する前記
    端末からの返答に対する解釈結果を基に前記調整処理計
    画手段に前記会議開催の再調整を行うよう制御する調整
    処理実行手段とを有することを特徴とするスケジュール
    管理支援装置。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、少なくとも電子メール
    及びインタネットの閲覧ソフトウェアにて閲覧可能な情
    報のいずれかで前記ディジタル情報による通知を行うよ
    う構成したことを特徴とする請求項1記載のスケジュー
    ル管理支援装置。
  3. 【請求項3】 前記調整処理実行手段は、予め設定され
    た所定時刻になった時に前記調整処理計画手段による前
    記会議開催の調整経過をチェックしかつ予め設定された
    締切り時刻となった時に調整の最終決定を行うよう前記
    調整処理計画手段を制御するよう構成したことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のスケジュール管理支
    援装置。
  4. 【請求項4】 前記調整処理実行手段は、前記調整処理
    計画手段での最終決定の調整結果を前記会議開催の調整
    において予め設定された所定の宛先に通知するよう前記
    通知手段を制御することを特徴とする請求項3記載のス
    ケジュール管理支援装置。
  5. 【請求項5】 前記調整処理計画手段は、前記会議開催
    の調整を予め設定された範囲の前記会議の開催日時から
    前記通知手段による通知に対する前記端末からの返答に
    応じて順次範囲を絞り込んで最適な開催日時を決定する
    よう構成したことを特徴とする請求項1から請求項4の
    いずれか記載のスケジュール管理支援装置。
  6. 【請求項6】 前記通知手段は、前記電子メールにて前
    記ディジタル情報による通知を行う際に予め登録された
    メールアドレスに対して前記電子メールを送信するよう
    構成したことを特徴とする請求項2から請求項5のいず
    れか記載のスケジュール管理支援装置。
  7. 【請求項7】 前記通知手段は、前記閲覧ソフトウェア
    にて閲覧可能な情報で前記ディジタル情報による通知を
    行う際に、前記端末からのスケジュール調整依頼を受付
    けるための画面と、前記スケジュール調整依頼に対する
    前記端末からの返答を受付けるための画面と、前記スケ
    ジュール調整の最終決定を表示する画面とを前記端末か
    ら閲覧自在とするよう構成したことを特徴とする請求項
    2から請求項5のいずれか記載のスケジュール管理支援
    装置。
  8. 【請求項8】 会議室の備品の有無と収容人数の情報と
    予約日時と予約者との組合せのリストを格納し、その格
    納内容を基に前記会議室に対する予約及びその予約状況
    を管理する会議室予約システムを用いるスケジュール管
    理支援方法であって、前記会議室を使用する会議開催に
    関する情報と当該情報に対する前記会議室予約システム
    の検索結果とを基に前記会議開催の調整を行うステップ
    と、その調整結果を前記会議開催の調整に関連する端末
    にディジタル情報にて通知するステップと、この通知に
    対する前記端末からの返答に対する解釈結果を基に前記
    会議開催の再調整を行うよう制御するステップとを有す
    ることを特徴とするスケジュール管理支援方法。
  9. 【請求項9】 前記端末に前記ディジタル情報にて通知
    するステップは、少なくとも電子メール及びインタネッ
    トの閲覧ソフトウェアにて閲覧可能な情報のいずれかで
    前記ディジタル情報による通知を行うようにしたことを
    特徴とする請求項8記載のスケジュール管理支援方法。
  10. 【請求項10】 前記前記会議開催の再調整を行うよう
    制御するステップは、予め設定された所定時刻になった
    時に前記会議開催の調整経過をチェックしかつ予め設定
    された締切り時刻となった時に調整の最終決定を行うよ
    う制御することを特徴とする請求項8または請求項9記
    載のスケジュール管理支援方法。
  11. 【請求項11】 前記会議開催の再調整を行うよう制御
    するステップは、前記最終決定の調整結果を前記会議開
    催の調整において予め設定された所定の宛先に通知する
    よう制御することを特徴とする請求項10記載のスケジ
    ュール管理支援方法。
  12. 【請求項12】 前記会議開催の再調整を行うよう制御
    するステップは、前記会議開催の調整を予め設定された
    範囲の前記会議の開催日時から前記ディジタル情報によ
    る通知に対する前記端末からの返答に応じて順次範囲を
    絞り込んで最適な開催日時を決定するようにしたことを
    特徴とする請求項8から請求項11のいずれか記載のス
    ケジュール管理支援方法。
  13. 【請求項13】 前記端末に前記ディジタル情報にて通
    知するステップは、前記電子メールにて前記ディジタル
    情報による通知を行う際に、予め登録されたメールアド
    レスに対して前記電子メールを送信するようにしたこと
    を特徴とする請求項9から請求項12のいずれか記載の
    スケジュール管理支援方法。
  14. 【請求項14】 前記端末に前記ディジタル情報にて通
    知するステップは、前記閲覧ソフトウェアにて閲覧可能
    な情報で前記ディジタル情報による通知を行う際に、前
    記端末からのスケジュール調整依頼を受付けるための画
    面と、前記スケジュール調整依頼に対する前記端末から
    の返答を受付けるための画面と、前記スケジュール調整
    の最終決定を表示する画面とを前記端末から閲覧自在と
    するようにしたことを特徴とする請求項9から請求項1
    2のいずれか記載のスケジュール管理支援方法。
  15. 【請求項15】 会議室の備品の有無と収容人数の情報
    と予約日時と予約者との組合せのリストを格納し、その
    格納内容を基に前記会議室に対する予約及びその予約状
    況を管理する会議室予約システムを用いてコンピュータ
    にスケジュール管理支援を行わせるためのスケジュール
    管理支援制御プログラムを記録した記録媒体であって、
    前記スケジュール管理支援制御プログラムは前記コンピ
    ュータに、前記会議室を使用する会議開催に関する情報
    と当該情報に対する前記会議室予約システムの検索結果
    とを基に前記会議開催の調整を行わせ、その調整結果を
    前記会議開催の調整に関連する端末にディジタル情報に
    て通知させ、この通知に対する前記端末からの返答に対
    する解釈結果を基に前記会議開催の再調整を行うよう制
    御させることを特徴とするスケジュール管理支援制御プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記スケジュール管理支援制御プログ
    ラムは前記コンピュータに、前記端末に前記ディジタル
    情報にて通知させる際に、少なくとも電子メール及びイ
    ンタネットの閲覧ソフトウェアにて閲覧可能な情報のい
    ずれかで前記ディジタル情報による通知を行わせること
    を特徴とする請求項15記載のスケジュール管理支援制
    御プログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記スケジュール管理支援制御プログ
    ラムは前記コンピュータに、前記会議開催の再調整を行
    うよう制御させる際に、予め設定された所定時刻になっ
    た時に前記会議開催の調整経過をチェックしかつ予め設
    定された締切り時刻となった時に調整の最終決定を行う
    よう制御させることを特徴とする請求項15または請求
    項16記載のスケジュール管理支援制御プログラムを記
    録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記スケジュール管理支援制御プログ
    ラムは前記コンピュータに、前記会議開催の再調整を行
    うよう制御させる際に、前記最終決定の調整結果を前記
    会議開催の調整において予め設定された所定の宛先に通
    知するよう制御させることを特徴とする請求項17記載
    のスケジュール管理支援制御プログラムを記録した記録
    媒体。
  19. 【請求項19】 前記スケジュール管理支援制御プログ
    ラムは前記コンピュータに、前記会議開催の再調整を行
    うよう制御させる際に、前記会議開催の調整を予め設定
    された範囲の前記会議の開催日時から前記ディジタル情
    報による通知に対する前記端末からの返答に応じて順次
    範囲を絞り込んで最適な開催日時を決定させることを特
    徴とする請求項15から請求項18のいずれか記載のス
    ケジュール管理支援制御プログラムを記録した記録媒
    体。
  20. 【請求項20】 前記スケジュール管理支援制御プログ
    ラムは前記コンピュータに、前記端末に前記ディジタル
    情報にて通知させる際に、前記電子メールにて前記ディ
    ジタル情報による通知を行う時、予め登録されたメール
    アドレスに対して前記電子メールを送信させることを特
    徴とする請求項16から請求項19のいずれか記載のス
    ケジュール管理支援制御プログラムを記録した記録媒
    体。
  21. 【請求項21】 前記スケジュール管理支援制御プログ
    ラムは前記コンピュータに、前記端末に前記ディジタル
    情報にて通知させる際に、前記閲覧ソフトウェアにて閲
    覧可能な情報で前記ディジタル情報による通知を行う
    時、前記端末からのスケジュール調整依頼を受付けるた
    めの画面と、前記スケジュール調整依頼に対する前記端
    末からの返答を受付けるための画面と、前記スケジュー
    ル調整の最終決定を表示する画面とを前記端末から閲覧
    自在とさせることを特徴とする請求項16から請求項1
    9のいずれか記載のスケジュール管理支援制御プログラ
    ムを記録した記録媒体。
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