JP2008233452A - 実装構造体、電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の製造方法 - Google Patents

実装構造体、電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数を増やさず基板を曲げた状態を保持できる実装構造体、その実装構造体を用いた電気光学装置、その電気光学装置を用いた電子機器及びその電気光学装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】曲げて接続された第1回路基板3自体の少なくとも曲げ部分(領域B)を硬化させることとしたので、曲げられた第1回路基板3による元に戻ろうとする力を第1回路基板自体で抑えることができ、挿入部や抑止部等を備えた補強板のような別部材を必要としない。したがって、部品点数が増えることがなく、製造コストを抑えることが可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等に用いられる実装構造体、その実装構造体を用いた電気光学装置、その電気光学装置を用いた電子機器及びその電気光学装置の製造方法に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の電子機器の表示装置として液晶装置等の電気光学装置があり、例えば液晶装置の液晶パネルにはコンデンサーやICチップ等が実装された回路基板が電気的に接続されており、その回路基板としてフレキシブル基板が用いられている。
しかし、フレキシブル基板は可撓性を有する為例えば一端を液晶パネルに接続して他端を当該液晶パネルの下側に屈曲させて配置すると、屈曲させたことによるフレキシブル基板の浮きの影響を受け、他端の取り付け位置がずれたりするという問題があった。
そこで、液晶パネルの下側と液晶パネル用フレキシブル配線基板との間に配置された補強板にバックライト用フレキシブル配線基板を挿入する挿入部と、当該バックライト用フレキシブル配線基板を屈曲させた際の変位を抑える抑止部とを備えることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−209037号公報(段落[0006]、[0021]、図4)。
しかしながら、上述の方法によりフレキシブル基板のずれ防止が容易とはなったが、例えば挿入部や抑止部等を備えた補強板が必要でありその分、部品点数が増えてしまい、製造コストを抑えることが必ずしも容易ではないという問題が考えられた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、部品点数を増やさず基板を曲げた状態を保持できる実装構造体、その実装構造体を用いた電気光学装置、その電気光学装置を用いた電子機器及びその電気光学装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る実装構造体は、基板と、曲げられた状態で前記基板に一端が接続された第1回路基板と、を有し前記曲げられた状態を保持するように少なくとも前記第1回路基板の曲げ部分の外側表面に形成され硬化された第2基材を有することを特徴とする。
ここで、「基板」とは、例えば液晶パネルのガラス基板のことであり、「接続」とは例えば端子と端子とを電気的に接属することをいう。
本発明は、曲げて接続された第1回路基板の少なくとも当該曲げ部分の外側表面に形成された第2基材を硬化させることとしたので、曲げられた第1回路基板による元に戻ろうとする力を第1回路基板自体で抑えることができ、挿入部や抑止部等を備えた補強板のような別部材を必要としない。したがって、部品点数が増えることがなく、製造コストを抑えることが可能である。
また、近年電気光学装置の薄型化、軽量化がますます求められており、当該電気光学装置に用いられる実装構造体、例えばパネルに接続されるフレキシブル基板の折り曲げられる曲げ部分の厚さ(直径)も薄くなっている。それに伴いフレキシブル基板の反発力も大きく、かつ別部材を設けるスペースの余裕も無くなっている。
その点、本発明によれば、別部材を必要とせずに第1回路基板による反発力を抑えることができ、全体の薄型化を図りながら例えば他端の取り付け位置がずれたり、外れたりすることを防ぎ、電気光学装置の電気的信頼性を向上させることができる。
更に第1回路基板を基板に接続し当該第1回路基板を曲げた後に、その曲げ部分の外側表面に第2基材を配置することが容易となり、当該第1回路基板の曲がりを保持することがより容易となる。また、第2基材を硬化させるのに光や紫外線を用いる場合も曲りの外側表面に第2基材が配置されているので、容易に所望の部分を硬化できる。
本発明の一の形態によれば、前記第1回路基板の他端に接続された第2回路基板を更に具備し、当該第2回路基板に電子部品が実装されていることを特徴とする。これにより、第1回路基板を硬化させるときに実装された電子部品が邪魔とならず、容易に硬化やそのための基材の貼着等ができる。また、電子部品の実装をリフロー等でする場合にその温度と関係なしに第1回路基板の硬化温度を設定でき、第1回路基板の選択範囲を広げることが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記第1回路基板は、可撓性を有しフィルム状に硬化された第1基材を有し、当該第1基材上に前記第2基材が形成されることを特徴とする。これにより、可撓性を有しフィルム状に硬化された第1基材により弾性を持たせて所定の位置に曲げて配置した後に、第2基材の当該曲げ部分を硬化させてその曲げ状態を保持させることが可能となる。勿論、当該第2基材は、第1回路基板を基板に曲げて接続する前に第1基材の上に設けてもいいし、曲げてから第1基材の上に設けてもよい。
本発明の一の形態によれば、前記第1基材は、前記第2基材が硬化しない環境下で前記可撓性を有するフィルム状に硬化されたものであることを特徴とする。これにより、可撓性を有しフィルム状に硬化された第1基材により弾性を持たせ所定の位置に曲げて配置した後に、第2基材の当該曲げ部分を硬化させてその曲げ状態を保持させることが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記第1基材は、第1温度の硬化点を有しており、前記第2基材は、前記第1温度より高い第2温度の硬化点を有することを特徴とする。これにより、例えば第1基材と第2基材を積層してから第1基材のみを硬化させることができ、第1回路基板を基板に接続させてから第1基材の上に硬化前の第2基材を配置できない場合でも、第2基材を硬化させて第1回路基板を曲った状態に保持することが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記硬化は、光または紫外線の照射により硬化したものであることを特徴とする。これにより、例えば第1回路基板の全体ではなく一部のみを硬化させたいときも、レーザを用いたり或はマスクを用いて正確に所望の場所を硬化させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第2基材は、前記第1回路基板の曲りの外側表面に形成されていることを特徴とする。これにより、第1回路基板を基板に接続し当該第1回路基板を曲げた後に、第1基材の上に第2基材を配置することが容易となり、当該第1回路基板の曲がりを保持することがより容易となる。また、第2基材を硬化させるのに光や紫外線を用いる場合も曲りの外側表面に第2基材が配置されているので、容易に所望の部分を硬化できる。
本発明の一の形態によれば、前記第2基材は、前記曲げ部分の側端部に形成されていることを特徴とする。これにより、例えば第1回路基板を基板に接続等する際に第1回路基板がねじれても最もねじれ応力が掛かる側端部が硬化されているので、当該側端部に切れ目が入ったりして、配線が断線することを防止できる。また、当該第1回路基板に電子部品が実装されている場合に後から第2基材を第1基材に配置するのに、当該電子部品等が邪魔とならず製造が容易である。
本発明の一の形態によれば、前記第2基材は、前記第1回路基板の前記一端側から反対側の他端側に向かう方向で前記曲げ部分に複数帯状に形成されていることを特徴とする。これにより、必ずしも曲げ部分全体を硬化させるほどの硬さが必要ないときに所望の硬さを設定でき、かつ、第2基材の使用量も軽減できてコスト低減が図れる。
本発明の他の観点に係る電気光学装置は、上述の実装構造体を備えたことを特徴とする。
本発明は、部品点数を増やさず基板を曲げた状態を保持できる実装構造体を備えたので、薄型化をより図ることができ、かつ低コストで電気的信頼性の高い電気光学装置を提供できる。
本発明の他の観点に係る電子機器は、上述の電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明は、薄型化をより図ることができ、かつ低コストで電気的信頼性の高い電気光学装置を備えたので、電子機器全体としても薄型化、多機能化、低コスト化及び電気的信頼性の高い電子機器を提供できる。
本発明の他の観点に係る電気光学装置の製造方法は、電気光学パネルに接続された回路基板を備えた電気光学装置の製造方法であって、前記回路基板を曲げる工程と、少なくとも前記曲げ工程により曲げられた曲げ部分を硬化させる工程とを具備することを特徴とする。
本発明は、回路基板を曲げた後に少なくともその曲げ部分を硬化させることとしたので、回路基板自身により反発力を抑えることができ、部品点数を増やさず低コストに当該曲げ状態を保持することが容易となる。
本発明の一の形態によれば、前記回路基板は、可撓性を有しフィルム状に硬化された第1基材と当該第1基材上に設けられた第2基材とを有しており、前記硬化させる工程は、前記第2基材の少なくとも前記曲げ部分を硬化させるものであることを特徴とする。これにより、例えば第1基材を可撓性が有るフィルム状に硬化させて曲げ、その後に第2基材を硬化させてその曲げ状態を保持させることができ、回路基板自身により当該曲げを保持させることが可能となる。
本発明の他の観点に係る電気光学装置の製造方法は、電気光学パネルに接続された回路基板を備えた電気光学装置の製造方法であって、前記回路基板は、可撓性を有した第1基材と当該第1基材上に設けられた第2基材とを有しており、前記回路基板を曲げる工程と、少なくとも前記曲げ工程により曲げられた曲げ部分を硬化させる工程とを有し、前記硬化させる工程は、前記第2基材の少なくとも前記曲げ部分を硬化させるものであることを特徴とする。
本発明は、回路基板を曲げた後に少なくともその曲げ部分を硬化させることとしたので、回路基板自身により反発力を抑えることができ、部品点数を増やさず低コストに当該曲げ状態を保持することが容易となる。また、例えば第1基材を可撓性が有るフィルム状に硬化させて曲げ、その後に第2基材を硬化させてその曲げ状態を保持させることができ、回路基板自身により当該曲げを保持させることが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記曲げる工程の後で前記硬化させる工程の前に前記第1基材上に前記第2基材を設ける工程を更に具備することを特徴とする。これにより、回路基板を曲げる前に第1基材の上に第2基材を配置することができない場合も、曲げた後第2基材を第1基材の上に設け、その後に当該第2基材を硬化させ、回路基板をその曲った状態のまま保持することができる。
本発明の一の形態によれば、前記第2基材を設ける工程は、前記第1基材上に前記第2基材を貼着或は塗布するものであることを特徴とする。これにより、例えば曲げられた第1基材上にも容易に第2基材を配置できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、実装構造体及び電気光学装置の例としてTFT(Thin Film Trannsistor)アクティブマトリックス型の液晶装置、またその液晶装置を用いた電子機器及び液晶装置の製造方法について説明するが、これに限られるものではない。また、以下の図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図、図2は図1のA−A線断面図(ドライバーICは切断していない。)及び図3は液晶パネルと回路基板との接続を説明する説明図である。尚、図3では走査線及びデータ線は省略してある。
(液晶装置の構成)
液晶装置1は、例えば図1に示すように実装構造体としての液晶パネル2、当該液晶パネル2に電気的に接続された第1回路基板3、当該第1回路基板3に電気的に接続された第2回路基板4及び照明装置5等を有する。ここで、液晶装置1には、照明装置5の他にも、ケース等のその他の付帯機構が必要に応じて付設される。
液晶パネル2は、図1または図2に示すようにシール材6を介して貼り合わされた基板としての第1基板7及び第2基板8及び両基板の間隙に封入されたTN(Twisted Nematic)型の液晶9を有する。
第1及び第2基板7,8は、夫々例えばガラスといった透光性を有する板状部材からなる第1板状基材7a及び第2板状基材8aを有し、図2に示すように第1及び第2板状基材7a,8aの外側には入射光を偏光させるための偏光板10,11が夫々貼着されている。
また、第1板状基材7aはその内側(液晶側)に例えば図1及び図2に示すようにY軸方向に複数の走査線12が並行して形成され、X軸方向に複数のデータ線13が並行して形成されており、更にその走査線12及びデータ線13等の液晶側には配向膜14が形成されている。走査線12及びデータ線13は、例えばニッケル、アルミ、モリブデン、クロム、タンタル等から形成されており、図示しないTFTに電気的に接続されている。また、TFTはITO(インジウムスズ酸化物)等からなる画素電極15に電気的に接続されている。
すなわち、走査線12の一端はTFTの図示しないゲート電極に、他端は後述する出力用接続端子16に夫々電気的に接続されている。更にデータ線13の一端はTFTの図示しないデータ線に、他端は後述する出力用接続端子16に夫々電気的に接続されている。
また、第1板状基材7aは例えば図1または図2に示すように第2板状基材8aの外周縁から張出した張出し部17を有し、当該張出し部17には、液晶駆動用のドライバーIC18が実装されている。また、走査線12及びデータ線13は、シール材6で囲まれる領域から当該張出し部17に延在されておりドライバーIC18の実装領域に並設された出力用接続端子16に電気的に接続されている。
更に張出し部17は、例えば図2に示すように第1回路基板3等から電流をドライバーIC18等に供給する入力配線19を有する。ここで、入力配線19は例えば図2に示すように一端が第1回路基板3の後述するパターン配線に電気的に接続される外部用端子20として形成されており、他端がドライバーIC18の実装領域に並設された入力用接続端子21に電気的に接続されている。
ドライバーIC18は、例えば図2に示すようにその張出し部17に実装する実装面に出力用接続端子16及び入力用接続端子21に電気的に接続する複数配列されたバンプ22を有し、当該バンプ22は例えば略直方体に、ニッケル(Ni)、金(Au)等で形成されている。
一方、第2板状基材8aは例えば図2に示すようにその内側(液晶側)に共通電極23が形成されており、その共通電極23の液晶側には配向膜24が形成されている。
尚、第1及び第2板状基材7a,8aの液晶側には、図示しないが必要に応じて下地層、反射層、着色層及び光遮蔽層等が形成されている。
次に、第1回路基板3は例えば図1に示すように外部接続用枝部25と本体部26とを有し、本体部26は液晶パネル2と第2回路基板4とを電気的に接続している。当該外部接続用枝部25には第1基材27と図示しないが配線パターン、外部接続用コネクター及び保護膜等を有する。
本体部26は、例えば図2に示すように略断面半円形状に曲げられ、その一端26aが第1基板7に接続され、他端26bは第2回路基板4に接続されており、第1基材27、第2基材28、配線パターン29及び保護膜30により構成されている。
ここで、第1基材27は第1回路基板3のベースフィルムとなるもので可撓性を有し、例えば図3に示すように略矩形のフィルム状に硬化されたポリイミド樹脂等が用いられている。第1基材27は、その一端27aが例えば図3に示すように第1板状基材7aの張出し方向端辺7bより当該第1板状基材7aの内側に入り込むように配置されており、他端27bは後述する第2回路基板4の一端に重なるように第1基材27の途中を例えば図2に示すように曲げて配置されている。
また、第2基材28は例えば図2に示すように略断面半円形状に曲げられた第1基材27の当該半円部分の外側表面上に貼着された例えばNCF(Non−Conductive Film)であり、第2温度として約240℃で硬化されている。その貼着領域は、例えば図3に示すように第1板状基材7aの張出し方向端辺7bに沿った一端側辺28aから図2に示すように丁度当該端辺7bを挟んだ反対側辺28bまでの領域B(図3中の斜線領域)となっており、第1回路基板3の曲り部分となっている。また、NCFとして例えばエポキシ等が用いられている。
更に配線パターン29は、例えば図2に示すように当該第1基材27の第2基材側と反対側(第1板状基材側)に銅(Cu)等により形成されており、その一端が当該第1基材27の一端27aに略一致した図示しない接続端子となり、ACF(Anisotropic conductive film)31を介して張出し部17の外部用端子20に電気的に接続されている。そして、当該配線パターン29の他端は、第1基材27の他端27bに略一致した図示しない接続端子として後述する第2回路基板4の配線パターンとACFを介して電気的に接続されている。
また、保護膜30は例えば図2及び図3に示すように配線パターン29を保護するように第2回路基板側約半分の第1基材27及び配線パターン29を覆うアクリルやウレタン等により形成されている。
次に、第2回路基板4は例えば図2に示すようにベース基材32、当該ベース基材32上に形成された配線パターン33及び当該配線パターン33に電気的に接続されたコンデンサーやICチップ等の電子部品34が実装されている。尚、当該第2回路基板4の配線パターン表面も図示しないが上述した保護膜30と同様のもので保護されている。
ここで、第2回路基板4のベース基材32は例えば第1回路基板3の第1基材27より硬質な耐然性ガラス基材エポキシ樹脂積層板(FR−4)等のリジッド基板により形成されている。或は、第1回路基板3が片面FPC(基材の片面側だけに配線があるFPC(導体層が1層しかないFPC))で第2回路基板4が両面FPC(基材の両側に配線があるFPC(導体層が2層あるFPC))により形成されている。配線パターン33は、銅(Cu)等により形成されている。
また、配線パターン33は例えば図2に示すように一端が図示しない接続端子として第1回路基板3の配線パターン29の他端としての図示しない接続端子にACF35を介して電気的に接続されている。
次に、照明装置5は例えば図2に示すように導光板36、反射シート37等を有し、第1基板7に図示しない光源からの光を照射する。
(液晶装置の製造方法)
次に、以上のように構成された液晶装置の製造方法について第1回路基板を中心に説明する。
図4は、本実施形態に係る液晶装置の製造方法のフローチャート図である。
まず、液晶パネル2を例えば図4に示すように製造する。
例えば第1板状基材7aの液晶側にTFT、走査線12、データ線13、画素電極15等を形成し、その液晶側に配向膜14を形成してラビング処理を施して第1基板7を製造する(ST101)。
また、第2板状基材8aの液晶側に必要に応じて下地層や反射膜、着色層等を夫々形成すると共にその液晶側に共通電極23を形成し、更に配向膜24を形成しラビング処理を施して第2基板8を製造する(ST102)。
そして、第2基板上にギャップ材38をドライ散布等により散布し、シール材6を介して第1基板7と第2基板8とを貼り合わせる(ST103)。その後、シール材6の図示しない注入口から液晶9を注入し、シール材6の注入口を紫外線硬化性樹脂等の封止材によって封止する(ST104)。
次に、第1回路基板3の製造について説明する。
例えば銅箔の上にペースト状のポリイミド樹脂を塗布し、乾燥、熱硬化させて銅箔にフィルム状に形成された第1基材27を製造する(ST105)。そして、当該銅箔を所定のパターンにエッチングして配線パターン29を形成する(ST106)。
更に配線パターン29が形成された面に例えばアクリルやウレタン等をスクリーン印刷等により図2及び図3に示すように第1基材27の配線パターン側の略半分ほどの領域を覆い、熱等により硬化させて保護膜30を形成する(ST107)。
また、第2回路基板4をベース基材32に所定のパターンの配線パターン33を形成し、当該配線パターン33にコンデンサーやICチップ等を実装して第2回路基板4を製造する。そして、当該第2回路基板4を第1基材27上に形成された配線パターン29の接続端子にACF35を介して当該配線パターン33の一端である接続端子に電気的に接続する(ST108)。
そして、第1基材27上に配線パターン29及び保護膜30が形成され、第2回路基板4が電気的に接続された当該第1基材27を、例えば図2に示すように配線パターン29の一端の接続端子が張出し部17の外部用端子20にACF31を介して電気的に接続するように、その一端27aを張出し部17に接続する(ST109)。
次に、ドライバーIC18を図示しない圧着ヘッドにより出力用接続端子16や入力用接続端子21に例えば図示しないACFを介して所定の圧力で押圧し、約300℃に加熱して圧着し、第1基板7に実装し、偏光板10,11等を第1及び第2基板7,8の各外面に貼着等(ST110)して液晶パネルが完成する(ST111)。
そして、導光板36や反射シート37等からなる照明装置5を当該第1基板7の偏光板10の外側(液晶側と反対側)に取り付ける(ST112)。
更に一端27aが張出し部17に接続された第1基材27を例えば図2に示すように第2回路基板4が接続された他端27bを張出し部17の偏光板10側に回り込ませるように曲げ(ST113)て、図示しない冶具等により仮固定する。そして、第2回路基板4のベース基材32を図示しないプラスチックフレームに固定する。当該プラスチックフレームは、ベース基材32と反射シート37との間に配置され、反射シート等が貼着されている。
その後、例えば第1板状基材7aの張出し方向端辺7bに沿った一端側辺28aから図2及び図3に示すように丁度当該端辺7bを挟んだ反対側辺28bまでの領域Bに第2基材28、例えばNCFを貼着する(ST114)。
そして、第1基材27の曲げ部分に貼着したNCFを例えば湾曲した状態のまま約240℃で加熱し熱硬化させ(ST115)、保持用冶具を外し第1回路基板3の取り付けが終了する。
その後、必要な他の部品等を取り付けて(ST116)、液晶装置1が完成する(ST117)。
尚、上述の説明では第2基材28としてNCFを用いて熱硬化させる方法を説明したが、勿論、第2基材28を曲り部分に形成し硬化させる方法はこれに限られるものではなく、例えばポリマー型ペーストを当該第1基材27の曲り部分(領域B)に塗布し、熱硬化させても良い。また、UV硬化材を当該曲り部分に塗布し、UV(紫外線)を照射し硬化させても良い。これにより、第2基材28を形成する箇所がNCFを貼着することが難しいような所やきわめて小さいものである場合も容易に第2基材28を形成し、硬化させることが可能となる。
以上で液晶装置の製造方法の説明を終了する。
このように本実施形態によれば、曲げて接続された第1回路基板3自体の少なくとも曲げ部分(領域B)を硬化させることとしたので、曲げられた第1回路基板3による元に戻ろうとする力を第1回路基板自体で抑えることができ、挿入部や抑止部等を備えた補強板のような別部材を必要としない。したがって、部品点数が増えることがなく、製造コストを抑えることが可能である。
また、第1回路基板3の他端3bに接続された第2回路基板4を更に有し、当該第2回路基板4に電子部品34を実装することとしたので、第1回路基板3を硬化させるときに実装された電子部品34が邪魔とならず、容易に硬化やそのための第2基材28の貼着等ができる。また、電子部品34の実装をリフロー等でする場合にその温度と関係なしに第2基材28の硬化温度を設定でき、第2基材28の選択範囲を広げることが可能となる。
更に第1回路基板3は、可撓性を有しフィルム状に硬化された第1基材27と、当該第1基材27上に設けられ少なくとも曲げ部分が硬化された第2基材28とを有することとした。したがって、可撓性を有しフィルム状に硬化された第1基材27により弾性を持たせ、所定の位置に曲げて配置した後に、第2基材28の当該曲げ部分を硬化させてその曲げ状態を保持させることが可能となる。
また、第2基材28は、第1回路基板3の曲りの外側表面に形成することとしたので、第1基材27を第1板状基材7aに接続し当該第1基材27を曲げた後に、第1基材27の上に第2基材28を配置することができ、当該第1回路基板3の曲がりを当該第2基材28により極めて容易に保持可能となる。
更に第1基材27を曲げた後で第2基材28を硬化させる前に、当該第1基材27上に第2基材28を設けることとしたので、第1基材27を曲げる前に第1基材27の上に第2基材28を配置することができない場合も、第1回路基板3をその曲った状態のまま保持することができる。
(変形例1)
次に、本発明に係る電気光学装置の第1の実施形態の変形例1について説明する。本変形例においては、第1の実施形態と第2基材が複数帯状に形成されている点が異なるので、その点を中心に説明する。尚、以下の説明では第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付してその説明を省略或は簡略化するものとする。
図5は、本発明の変形例1に係る液晶装置の概略斜視図及び図6は第2基材を説明する説明図である。尚、図5及び図6では走査線及びデータ線は一部省略してある。
例えば図5に示すように第2基材128は、略断面半円形状に曲げられた第1基材27の当該半円部分の外側表面上に複数帯状に貼着された例えばNCFであり、第2温度として約240℃で硬化されている。当該各NCFの貼着領域は、例えば図6に示すように第1板状基材7aの張出し方向端辺7bに沿った一端側辺128aから図5の丁度当該端辺7bを挟んだ反対側辺128bまでの略矩形状の領域C(図6で斜線で表される領域)となっている。すなわち、当該各NCFの貼着領域は第1回路基板3の一端3a側から反対側の他端3b側に向かう方向で曲り部分に帯状に略均等に離間して形成されている。
尚、本変形例に係る液晶装置の製造方法は、第1の実施形態と第2基材の形状が異なるだけで第1の実施形態の製造方法と略同様であるので、その説明を省略する。
また、上述の説明では第2基材128、例えばNCFを複数の帯状に形成したが、これに限られるものではなく例えば第2基材としてUV硬化材を第1基材27の曲り部分全体に塗布し、然る後、帯状に硬化すべき領域CごとにUVを照射することでも曲り部分の第2基材128の硬化領域をほぼ等しく離間した帯状に形成することができる。
このように本変形例によれば、第2基材128は、第1回路基板3の一端3a側から反対側の他端3b側に向かう方向で曲げ部分に複数帯状に形成することとしたので、必ずしも曲げ部分全体を硬化させるほどの硬さが必要ないときに所望の硬さを設定でき、かつ、第2基材128の使用量も軽減できてコスト低減が図れる。
(変形例2)
次に、本発明に係る液晶装置の第1の実施形態の変形例2について説明する。本変形例においては、第1の実施形態と第2基材が側端部に形成されている点が異なるので、その点を中心に説明する。
図7は、本発明の変形例2に係る液晶装置の概略斜視図及び図8は第2基材を説明する説明図である。尚、図7及び図8では走査線及びデータ線は一部省略してある。
例えば図7に示すように第2基材228は、略断面半円形状に曲げられた第1基材27の当該半円部分の外側表面の両側端部27cに帯状に貼着された例えばNCFであり、第2温度として約240℃で硬化されている。当該NCFの貼着領域は、例えば図8に示すように第1板状基材7aの張出し方向端辺7bに沿った一端側辺228aから図7の丁度当該端辺7bを挟んだ反対側辺228bまでの略矩形状の領域D(図8の斜線で表された領域)となっている。
尚、本変形例に係る液晶装置の製造方法は、第1の実施形態と第2基材の形状が異なるだけで第1の実施形態の製造方法と略同様であるのでその説明を省略する。
また、上述の説明では第2基材228、例えばNCFを帯状に両側端部27cに形成したが、これに限られるものではなく例えば第2基材としてUV硬化材を第1基材27の曲り部分全体に塗布し、然る後、帯状に硬化すべき領域DごとにUVを照射することでも曲り部分の第2基材228の硬化領域を側端部27cに帯状に形成することができる。
このように本変形例によれば、第2基材228は、第1基材27の曲げ部分の側端部27cに形成することとしたので、例えば第1回路基板3を第1基板7に接続等する際に第1回路基板3がねじれても最もねじれ応力が掛かる側端部27cが硬化されており、切れ目が入ったりして、配線が断線することを防止できる。また、当該第1回路基板3に電子部品34が実装されている場合に後から第2基材228を第1基材27に設けるのに、当該電子部品等が邪魔とならず製造が容易である。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る液晶装置の第2の実施形態について説明する。尚、本実施形態は第1の実施形態と第2回路基板が無く、第1回路基板に電子部品が実装されている点が異なるので、その点を中心に説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る液晶装置の部分断面図及び図10は第2基材を説明する説明図である。尚、図10では走査線及びデータ線は一部省略してある。
(液晶装置の構成)
液晶装置301は、例えば図9に示すように実装構造体としての液晶パネル2、当該液晶パネル2に電気的に接続された第1回路基板303及び照明装置5等を有する。ここで、液晶装置301には、照明装置5の他にも、ケース等のその他の付帯機構が必要に応じて付設される。
第1回路基板303は、例えば図10に示すように外部接続用枝部25と液晶パネル2に電気的に接続された本体部326とを有している。
本体部326は、例えば図9に示すように第1基材327、第2基材328、配線パターン329、保護膜330及び電子部品334等により構成されており、略断面半円形状に曲げられ、その一端326aが第1基板7に接続され、他端326bは照明装置5の反射シート37の端部に図示しない接着材等により接着されている。
ここで、第1基材327は第1回路基板303のベースフィルムとなるもので可撓性を有し、例えば図10に示すように略矩形のフィルム状に硬化されたポリイミド樹脂等が用いられている。また、第1基材327はその一端327aが例えば図10に示すように第1板状基材7aの張出し方向端辺7bより当該第1板状基材7aの内側に入り込むように配置されており、他端327bは略本体部326の他端326bに一致している。
更に第2基材328は、図9に示すように略断面半円形状に曲げられた第1基材327の当該半円部分の外側表面上に貼着された例えばNCFであり、第2温度として約240℃で硬化されている。その貼着領域は、例えば図10に示すように第1板状基材7aの張出し方向端辺7bに沿った一端側辺328aから図9に示すように丁度当該端辺7bを挟んだ反対側辺328bまでの領域E(図10中に表す斜線領域)となっており、第1回路基板303の曲り部分となっている。また、NCFとして例えばエポキシ等が用いられている。
また、配線パターン329は例えば図9に示すように第1基材327の第2基材側と反対側(第1板状基材側)に銅(Cu)等により形成されており、その一端が当該第1基材327の一端327aに略一致した図示しない接続端子となり、ACF31を介して張出し部17の外部用端子20に電気的に接続されている。そして、当該配線パターン329の他端は例えば図9及び図10に示すように後述する電子部品334に電気的に接続されている。
更に保護膜330は、例えば図9に示すように配線パターン329を保護するように第1基材327の他端側約半分の当該第1基材327及び配線パターン329を覆うアクリルやウレタン等により形成されている。
また、電子部品334は例えばLED(Light−emitting diode)であり、図9及び図10に示すように照明装置5の導光板36に光を入射できる位置、即ち第1基材327の他端側で配線パターン側に当該配線パターン329に電気的に接続され実装されている。
(液晶装置の製造方法)
次に、以上のように構成された液晶装置の製造方法については第1の実施形態と第2回路基板を製造せず第1回路基板303に接続しない点と、電子部品334が第1回路基板303に実装される点が異なるが、略当該第1の実施形態の製造方法と略同様であるのでその説明を省略する。
このように本実施形態によれば、第1回路基板303に電子部品334を実装するので、第2回路基板を設けない分、部品点数を少なくすることができると共に、当該第1回路基板303の曲り部分を硬化させたので、第1回路基板303自体で元のフィルム状態に戻ろうとする力を抑えることが可能となる。
また、第2回路基板を設けない分、より薄型化、省スペース化が図れ、当該液晶装置301を用いた電子機器のより更なる小型化、高機能化が可能となる。
(第3の実施形態・電子機器)
次に、上述した液晶装置1,301を備えた本発明の第3の実施形態に係る電子機器について説明する。
図11は本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機の外観概略図及び図12はパーソナルコンピュータの外観概略図である。
例えば、携帯電話機500は、図11に示すように複数の操作ボタン571の他、受話口572、送話口573を有する外枠に例えば、液晶装置1を備えている。
また、パーソナルコンピュータ600は、図12に示すようにキーボード681を備えたパーソナルコンピュータ本体部682と、液晶表示ユニット683とから構成されており、液晶表示ユニット683は外枠に例えば、液晶装置1を備えている。
これらの電子機器は、液晶装置1の他に図示しないが表示情報出力源、表示情報処理回路等の様々な回路及びそれらの回路に電力を供給する電源回路等からなる表示信号生成部等を含んで構成される。
更に液晶装置1には例えば、パーソナルコンピュータ600の場合にあってはキーボード681から入力された情報に基づき表示信号生成部によって生成された表示信号が供給されることによって、表示画像が液晶装置1に表示される。
本実施形態によれば、薄型化をより図ることができ、かつ低コストで電気的信頼性の高い液晶装置1を備えたので、電子機器全体としても薄型化、多機能化、低コスト化及び電気的信頼性の高い電子機器を提供できる。
特に上述したような携帯可能な電子機器にあっては、製造中のみならず実際の使用時においても衝撃などによって回路基板が液晶パネルから外れたり、ずれたりしないことが求められており、かかる電気的信頼性を低コストに提供できる本発明の意義は大きいといえる。
尚、電子機器としては、他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テレビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例えば液晶装置1,301が適用可能なのは言うまでもない。
また、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、上述した各実施形態や変形例を組み合わせ得る。
例えば上述した実施形態では、液晶装置の一例として薄膜トランジスタ素子アクティブマトリクス型の液晶装置について説明したがこれに限られるものではなく、例えば、薄膜ダイオード素子アクティブマトリクス型やパッシブマトリクス型の液晶装置であってもよい。これにより、多種多様な液晶装置についても、薄型化をより図ることができ、かつ低コストに電気的信頼性を向上可能である。
更に上述の説明では、ドライバーIC18をCOG(Chip On Glass)として説明したがこれに限られるものではなく、回路基板に実装するCOF(Chip On Film)の場合であってもよい。これにより、多種多様な液晶装置についても、薄型化をより図ることができ、かつ低コストに電気的信頼性を向上可能である。
また、上述の説明では、第1回路基板3の第1基材27を可撓性を有するフィルム状に硬化させ、配線パターン29や保護膜30を形成し液晶パネル2に接続して曲げてから、当該第1基材27の上に第2基材28を貼着して、当該第2基材の曲り部分を硬化させたが、これに限られるものではない。
例えば第1基材は第1温度の硬化点を有し、第2基材は当該第1温度より高い第2温度の硬化点を有するものとすれば、第1基材の形成のときに一緒に第2基材を当該第1基材に積層しておいても当該第1基材の硬化温度では第2基材は硬化しない。したがって、例えば可撓性を有するフィルム状に第1基材が形成され、その上に配線パターンや保護膜が形成された状態で硬化前の第2基材が反対側表面に形成できる(例えば第1基材をエチレン・酢酸ビニル共重合系として、第2基材をポリエステル−ポリアミド系とすることも考えられる。)。
これにより、従来のフレキシブル基板と同様に自在に曲げて液晶パネル等に接続してから当該曲げ部分を第2温度で硬化させることが可能となる。例えば第1回路基板を液晶パネル等に電気的に接続させてから当該第1基材の上に硬化前の第2基材を配置できない場合等においても、極めて容易に且つ低コストで第1回路基板の当該曲げを保持できることとなる。
第1の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図である。 図1のA−A線断面図(ドライバーICは切断していない。)である。 液晶パネルと回路基板との接続を説明する説明図である。 第1の実施形態に係る液晶装置の製造方法のフローチャート図である。 変形例1に係る液晶装置の概略斜視図である。 変形例1に係る第2基材を説明する説明図である。 変形例2に係る液晶装置の概略斜視図である。 変形例2に係る第2基材を説明する説明図である。 第2の実施形態に係る液晶装置の部分断面図である。 第2の実施形態に係る第2基材を説明する説明図である。 第3の実施形態に係る携帯電話機の外観概略図である。 第3の実施形態に係るパーソナルコンピュータの外観概略図である。
符号の説明
1,301 液晶装置、 2 液晶パネル、 3,303 第1回路基板、 3a,26a,27a,326a,327a 一端、 3b,26b,27b,326b,327b 他端、 4 第2回路基板、 5 照明装置、 6 シール材、 7 第1基板、 7a 第1板状基材、 8 第2基板、 8a 第2板状基材、 9 液晶、 10,11 偏光板、 12 走査線、 13 データ線、 14,24 配向膜、 15 画素電極、 16 出力用接続端子、 17 張出し部、 18 ドライバーIC、 19 入力配線、 20 外部用端子、 21 入力用接続端子、 22 バンプ、 23 共通電極、 25 外部接続用枝部、 26,326 本体部、 27,327 第1基材、 27c 側端部、 28,128,228,328 第2基材、 28a,128a,228a 一端側辺、 28b,128b,228b 反対側辺、 29,33,329 配線パターン、 30,330 保護膜、 31,35 ACF、 32 ベース基材、 34,334 電子部品、 36 導光板、 37 反射シート、 38 ギャップ材、 500 携帯電話機、 571 操作ボタン、 572 受話口、 573 送話口、 600 パーソナルコンピュータ、 681 キーボード、 682 パーソナルコンピュータ本体部、 683 液晶表示ユニット、 B、C,D,E 領域

Claims (8)

  1. 基板と、
    曲げられた状態で前記基板に一端が接続された第1回路基板と、を有し
    前記曲げられた状態を保持するように少なくとも前記第1回路基板の曲げ部分の外側表面に形成され硬化された第2基材を有することを特徴とする実装構造体。
  2. 請求項1に記載の実装構造体であって、
    前記第1回路基板は、可撓性を有しフィルム状に硬化された第1基材を有し、当該第1基材上に前記第2基材が形成されることを特徴とする実装構造体。
  3. 請求項2に記載の実装構造体であって、
    前記第1基材は、第1温度の硬化点を有しており、
    前記第2基材は、前記第1温度より高い第2温度の硬化点を有することを特徴とする実装構造体。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の実装構造体であって、
    前記硬化は、光または紫外線の照射により硬化したものであることを特徴とする実装構造体。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の実装構造体であって、
    前記第2基材は、前記曲げ部分の側端部に形成されていることを特徴とする実装構造体。
  6. 請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の実装構造体を備えたことを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項6に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  8. 電気光学パネルに接続された回路基板を備えた電気光学装置の製造方法であって、
    前記回路基板は、可撓性を有した第1基材と当該第1基材上に設けられた第2基材とを有しており、
    前記回路基板を曲げる工程と、
    少なくとも前記曲げ工程により曲げられた曲げ部分を硬化させる工程とを有し、
    前記硬化させる工程は、前記第2基材の少なくとも前記曲げ部分を硬化させるものであることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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