JP2008233046A - センサ制御装置 - Google Patents

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真治 熊澤
Hiroshi Inagaki
浩 稲垣
Reina Kito
礼奈 鬼頭
Yoshinori Inoue
義規 井上
Akihiro Kobayashi
章弘 小林
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Abstract

【課題】NOxセンサの異常を早期に且つ正確に検出する
【解決手段】ガスセンサ制御装置190は、NOxガスセンサ素子10の一対の第2多孔質電極125間に印加される第2ポンプ電圧Vp2の値を、制御電圧値から判定電圧値に変化させる。その後、一対の第2多孔質電極125間を流れる第2ポンプ電流Ip2の値の変化に基づき、第2多孔質電極125とガスセンサ制御装置190との間の断線を検出する。即ち、NOxガスセンサ素子10では第2ポンプ電圧Vp2の値の変化に応じて第2ポンプ電流Ip2の値が変化するため、ガスセンサ制御装置190に入力される第2ポンプ電流Ip2が、第2ポンプ電圧Vp2の値の変化に応じた変化をすれば断線が発生していないと判断でき、第2ポンプ電圧Vp2の値の変化に応じた変化をしなかった場合には断線が発生していると判断することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、NOxセンサを制御するセンサ制御装置に関する。
従来、窒素酸化物(NOx)の濃度を検出するためのセンサセルを有するNOxセンサが知られている。このNOxセンサは、例えば自動車のエンジン等の内燃機関の排気通路に取り付けられ、排気ガス中のNOx濃度を示す電気信号(以下、NOx信号という)を出力する。
そして、自動車のエンジンを制御する電子制御装置(以下、エンジンECUという)は、NOxセンサからのNOx信号を入力し、このNOx信号に基づいて、エンジンの燃焼制御を実行するとともに、NOxセンサの異常を検出するための処理を実行するようにされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−270194号公報
しかしながら、上記特許文献1のNOxセンサの故障診断装置には、被測定ガスに含まれるNOx濃度に応じた電極間電流が流れるセンサセルの電流経路を対象にした断線の検出手法までは記載されていない。つまり、従来の故障診断装置では、NOxセンサのセンサセルの電流経路(詳細には、NOxセンサを制御するセンサ制御装置とセンサセルとの間の電流経路)の断線を精度良く検出するための手法までは確立されているものではなかった。
また、上記特許文献1の故障診断装置では、NOxセンサの故障診断を、NOxセンサに到来する排気ガス中の酸素濃度が既知であるときにしか行えないため、NOxセンサの作動中(駆動中)における故障判定の処理が制限される側面もあった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、被測定ガスに含まれるNOx濃度に応じた電極間電流が流れるセンサセルの電流経路を対象にして、その電流経路の断線を精度良く検出する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、一対の電極が酸素イオン伝導性固体電解質体の表面に形成されたセンサセルを有するNOxセンサに接続され、一対の電極間に予め設定された基準電圧値の電圧を印加して、一対の電極間を流れる被測定ガスに含まれるNOxの濃度に応じた電極間電流を検出するセンサ制御装置であって、一対の電極間に印加される電極間電圧の値を、基準電圧値から、断線判定のために予め設定された断線判定電圧値に変化させる第1電圧変化手段と、第1電圧変化手段により電極間電圧の値を変化させたときの、電極間電流の値の変化に基づいて、一対の電極と当該センサ制御装置との間の電流経路に断線が発生しているか否かを判定する断線判定手段とを備えることを特徴とするセンサ制御装置である。
このように構成されたセンサ制御装置では、まず、第1電圧変化手段が、一対の電極間に印加される電極間電圧の値を、基準電圧値から、断線判定のために予め設定された断線判定電圧値に変化させる。そして、断線判定手段が、電極間電流の値の変化に基づいて、一対の電極とセンサ制御装置との間の電流経路に断線が発生しているか否かを判定する。
即ち、センサセルに印加される電極間電圧の値が変化するとそれに応じて電極間電流の値が変化するため、センサ制御装置に入力される電極間電流が、電極間電圧の変化に応じた変化を伴わない現象を捉えることで、電極とセンサ制御装置との間の電流経路に断線が発生しているか否かを判定することができる。
従って、請求項1に記載のセンサ制御装置によれば、被測定ガスに含まれるNOx濃度に応じた電極間電流が流れるセンサセルとセンサ制御装置との間の電流経路を対象にして、その電流経路の断線の有無を精度良く判定することができる。また、本発明のセンサ制御装置によれば、NOxセンサの通常駆動時に、任意のタイミングであるいは定期的に第1電圧変化手段を用いてセンサセルに印加する電極間電圧を変化させることで、上記電流経路の断線の有無を判定できることから、従来の故障判定装置のように、例えば内燃機関の特定運転条件時にしか故障判定が行えないといった制約を受けずに、断線判定を行うことが可能である。
更に、NOxセンサ個体毎、センサ制御装置個体毎、の所定基準電圧値のバラツキを吸収するために所定基準電圧値を補正する補正手段がセンサ制御装置内に設けられている場合には、電極間電圧の値を変化させるための手段を、この補正手段と第1電圧変化手段とで共用するように構成すれば、電極間電圧の値を変化させるための手段を補正手段と第1電圧変化手段とで別々に設けるよりも、部品点数を削減することができる。
また、請求項1に記載のセンサ制御装置においては、請求項2に記載のように、断線判定手段は、電極間電圧の値を変化させたときの電極間電流の変化量が断線判定のために予め設定された断線判定値未満となる回数が特定回数以下であった場合に、一対の電極とセンサ制御装置との間で断線が発生していると判定するようにするとよい。
このように構成されたセンサ制御装置によれば、センサセルの電極間電流の変化量が断線判定値未満であるか否かを検出し、断線判定値未満であったと検出された回数が特定回数以下であったか否かという簡便な方法で断線を検出することができる。なお、特定回数の値は特に限定されず、1以上の自然数であればよい。
また、請求項1に記載のセンサ制御装置においては、請求項3に記載のように、断線判定手段は、電極間電圧の値を変化させたときの電極間電流の変化量を複数の特定回分積算して積算変化量を求め、この積算変化量が断線判定のために予め設定されたしきい値未満である場合に、前記断線が発生していると判定するようにするとよい。
このように構成されたセンサ制御装置においても、簡便な方法で断線を検出することができ、しかも電極間電流の変化量の検出にあたってノイズ成分が重畳した場合にも、複数の特定回分積算した積算変化量を用いて断線の有無を判定することから、ノイズの影響を抑制した精度の良い断線判定を行うことができる。
また、請求項1〜請求項3の何れかに記載のセンサ制御装置においては、請求項4に記載のように、第1電圧変化手段により電極間電圧の値を基準電圧値から断線判定電圧値に変化させた後に更に電極間電圧の値を基準電圧値に戻す場合において、基準電圧値に戻す前に、基準電圧値が断線判定電圧値より小さいときには、基準電圧値より小さく設定された第1設定電圧値に電極間電圧の値を変化させ、基準電圧値が断線判定電圧値より大きいときには、基準電圧値より大きく設定された第2設定電圧値に電極間電圧の値を変化させる第2電圧変化手段を備えるようにするとよい。
このように構成されたセンサ制御装置によれば、電極間電圧の値を所定基準電圧値に戻す場合において、電極間電圧の値を所定断線判定電圧値から直接基準電圧値に変化させる場合よりも、電極間電圧の値の変化に応じて変化した電極間電流の値と略同等の値を、電極間電圧の値を所定断線判定電圧値に変化させる直前の値に、早期に復帰させることができる。このため、断線を検出するために実際の被測定ガス中のNOxの濃度を検知することができなくなる期間を短縮することができる。
ところで、断線を検出するために電極間電圧の値を変化させたときの電極間電流は、急峻に変動することがあるため、この際に電極間電流に基づいてNOx濃度を検出しようとすると、真のNOx濃度を検出することができない。このため、電極間電圧を基準電圧値から断線を検出するために変化させている最中においては、電極間電流に基づいてNOx濃度を検出し、このNOx濃度を用いた処理或いは制御を一旦中止しなければならないといった制約を受けることがある。
そこで、請求項1〜請求項4の何れかに記載のセンサ制御装置においては、請求項5に記載のように、第1電圧変化手段により電極間電圧の値を変化させる直前における電極間電流の値を記憶する電流値記憶手段を備えるようにするとよい。
このように構成されたセンサ制御装置によれば、電極間電圧を基準電圧値から断線を検出するために変化させている間であっても、電流値記憶手段に記憶された電極間電流によりNOx濃度を検出することができ、その際の電極間電流に基づいて誤ったNOx濃度が検出されるのを防ぐことができる。このため、電極間電圧を基準電圧値から断線を検出するために変化させている期間に、NOx濃度を用いた処理あるいは制御を中止させることなく、継続させることができる。
また、請求項1〜請求項5の何れかに記載のセンサ制御装置においては、請求項6に記載のように、NOxセンサは、一対のポンプ電極が酸素イオン伝導性固体電解質体の表面に形成されるとともに、一対のポンプ電極の1つを第1測定室に対面させ、第1測定室に流入される被検出ガスの酸素を出し入れするポンプセルを有し、センサセルは、第1測定室に連通する第2測定室に一対の電極の1つが配置されるとともに、第2測定室に導入されるポンプセルにより処理された後の被検出ガスを対象にして、当該被検出ガスに含まれるNOxの濃度に応じた電極間電流が流れるように構成されているとよい。
上述したポンプセル、センサセルを備えるNOxセンサに対して、本発明のセンサ制御装置を用いることで、当該センサセルの電流経路を対象とした断線判定を精度良く実施することができる。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態を図面とともに説明する。
図1は、本発明が適用されたガスセンサ制御装置190を備えるガス検出装置1の概略構成を示す構成図である。
ガス検出装置1は、ガスセンサ制御装置190と、NOxガスセンサ素子10とを備えており、自動車の内燃機関やボイラ等の各種燃焼機器の排気ガス中の特定ガス(本実施形態では、NOx)の濃度を検出する用途などに用いられる。
なお図1では、NOxガスセンサ素子10については、内部構造を示す断面図として記載している。以下の説明では、図1に示すNOxガスセンサ素子10のうち左側を先端側として、右側を後端側として説明する。また図1では、NOxガスセンサ素子10のうち先端側部分における内部構成を示しており、後端部分は図示を省略している。
ガスセンサ制御装置190は、図1に示すように、中央演算処理装置(CPU)191、RAM192、ROM193、信号入出力部194等を備えるマイクロコンピュータを主要部として構成されている。これらのうち信号入出力部194は、後述の第1ポンプ用第1電極135,第1ポンプ用第2電極137,検知用電極155,基準用電極157,第2ポンプ用第1電極145,第2ポンプ用第2電極147,ヒータ175に接続される。
そして、ガスセンサ制御装置190は、NOxガスセンサ素子10を駆動制御する処理や、NOxガスセンサ素子10による検出信号(詳細には、後述する第2ポンプ電流Ip2)に基づき排気ガス中のNOx濃度を検出する処理や、NOxガスセンサ素子10を構成する後述の第2ポンプセル113とガスセンサ制御装置190との間の電流経路の断線を検出する断線検出処理などを実行する。
次に、NOxガスセンサ素子10について説明する。
NOxガスセンサ素子10は、第1ポンプセル111,酸素分圧検知セル112,第2ポンプセル113を、アルミナを主体とする絶縁層114,115を介して積層した構造を有する。また、NOxガスセンサ素子10においては、第2ポンプセル113側に、ヒータ部180が積層されている。
このうち第1ポンプセル111は、酸素イオン伝導性を有するジルコニアからなる第1固体電解質層131と、第1固体電解質層131を挟み込むように配置された第1ポンプ用第1電極135及び第1ポンプ用第2電極137からなる第1多孔質電極121とを備えて形成されている。なお、第1ポンプ用第1電極135及び第1ポンプ用第2電極137は、白金、白金合金、白金とセラミックス(例えば、固体電解質体)を含むサーメットなどで形成されており、それぞれの表面には、多孔質体からなる保護層122が形成されている。
酸素分圧検知セル112は、酸素イオン伝導性を有するジルコニアからなる検知用固体電解質層151と、検知用固体電解質層151を挟み込むように配置された検知用電極155及び基準用電極157からなる検知用多孔質電極123とを備えて形成されている。なお、検知用電極155及び基準用電極157は、白金、白金合金、白金とセラミックス(例えば、固体電解質体)を含むサーメットなどで形成されている。
第2ポンプセル113は、酸素イオン伝導性を有するジルコニアからなる第2固体電解質層141と、第2固体電解質層141の表面のうち絶縁層115に面する表面に配置された第2ポンプ用第1電極145及び第2ポンプ用第2電極147からなる第2多孔質電極125とを備えて形成されている。なお、第2ポンプ用第1電極145及び第2ポンプ用第2電極147は、白金、白金合金、白金とセラミックス(例えば、固体電解質体)を含むサーメットなどで形成されている。
そしてNOxガスセンサ素子10の内部には、測定対象ガスが導入される第1測定室159が形成されている。第1測定室159には、第1ポンプセル111と酸素分圧検知セル112との間に配置された第1拡散抵抗体116を介して、外部から測定対象ガスが導入される。
第1拡散抵抗体116は、多孔質体で構成されており、NOxガスセンサ素子10のうち先端側開口部から第1測定室159に至る測定対象ガスの導入経路14に配置されて、第1測定室159への単位時間あたりの測定対象ガスの導入量(通過量)を制限している。
なお導入経路14は、第1ポンプセル111および酸素分圧検知セル112に包囲される空間のうち、第1測定室159よりも先端側(図における左側)の領域である。また、第1ポンプセル111の第1ポンプ用第1電極135(詳細には、保護層122で覆われた第1ポンプ用第1電極135)、及び酸素分圧検知セル112の検知用電極155は、第1測定室159に対面するように配置されている。
また、第1測定室159の後端側(図における右側)には、多孔質体からなる第2拡散抵抗体117が備えられており、第2ポンプ用第1電極145と第2拡散抵抗体117との間には、第2測定室161が形成されている。なお第2測定室161は、酸素分圧検知セル112を積層方向に貫通する状態で形成される。
さらに、NOxガスセンサ素子10の内部のうち、酸素分圧検知セル112の検知用固体電解質層151と第2ポンプセル113の第2固体電解質層141との間には、第2測定室161の他に多孔質体にて構成された基準酸素室118が形成されている。なお、第2測定室161、基準酸素室118は、この順に後端側から先端側にかけて第2ポンプセル113に沿って形成されている。また、酸素分圧検知セル112に対してガスセンサ制御装置190から微小電流が供給されることで、酸素が第1測定室159から検知用固体電解質層151を介して基準酸素室118に送り込まれるため、この基準酸素室118は、所定の酸素分圧雰囲気(濃度検知の基準となる酸素分圧雰囲気)に設定される。
そして、酸素分圧検知セル112の基準用電極157と、第2ポンプセル113の第2ポンプ用第2電極147とが、基準酸素室118に対面するように配置されている。
ヒータ部180は、例えばアルミナ等の絶縁性セラミックスからなるシート状の絶縁層171,173を積層することにより構成されている。そして、このヒータ部180は、各絶縁層171,173の間に、Ptを主体とするヒータ175を備えている。
このように構成されたNOxガスセンサ素子10は、第1ポンプセル111により第1測定室159の内部に存在する酸素のポンピング(汲み出し、汲み入れ)が可能であり、酸素分圧検知セル112により、酸素濃度(酸素分圧)を一定に制御された基準酸素室118と第1測定室159との酸素濃度差(酸素分圧差)、つまり第1測定室159の内部の酸素濃度(酸素分圧)を測定可能である。
なお、このNOxガスセンサ素子10は、ガスセンサ制御装置190により駆動されるものであり、ガスセンサ制御装置190がヒータ175を駆動することにより、各セル(第1ポンプセル111、第2ポンプセル113、酸素分圧検知セル112の)を活性化温度まで加熱する。
そしてガスセンサ制御装置190は、ヒータ175を駆動制御してNOxガスセンサ素子10を活性化温度(例えば750℃)まで加熱し、この状態で、酸素分圧検知セル112の両端電圧Vsが予め設定された一定電圧(例えば425mV)となるように、第1ポンプセル111に流れる第1ポンプ電流Ip1を制御する。
またガスセンサ制御装置190は、第1ポンプ電流Ip1を制御するとともに、第2ポンプセル113に対して、予め定められた制御電圧値V0(例えば450mV)の第2ポンプ電圧Vp2を印加する。これにより、第2測定室161では、第2ポンプセル113を構成する第2多孔質電極125の触媒作用によって、NOxが解離(還元)され、その解離により得られた酸素イオンが第2ポンプ用第1電極145と第2ポンプ用第2電極147との間の第2固体電解質層141を移動することにより第2ポンプ電流Ip2が流れる。つまり、第2ポンプセル113は、第2測定室161に存在する検出すべき特定ガス成分(NOx(窒素酸化物))を解離させて、第2測定室161から基準酸素室118に酸素を汲み出す。
なお、第2測定室161の第2ポンプ用第1電極145で解離された酸素イオン(O2-)は、第2固体電解質層141を介して第2ポンプ用第2電極147に移動し、第2ポンプ用第2電極147において酸素(O2 )として基準酸素室118に放出される。
つまりガスセンサ制御装置190は、NOxガスセンサ素子10に接続された状態で、第1ポンプセル111のポンピング動作により第1測定室159の酸素濃度(酸素分圧)を調整し、第2測定室161の酸素濃度(酸素分圧)をNOx検知が可能なNOx検知用濃度に設定して、第2ポンプ電流Ip2の大きさや積分値などに基づいてNOx濃度を検出する処理を行う。そして、ガスセンサ制御装置190にて検出されたNOx濃度情報は、図1に示していない外部装置(例えば、エンジンECU)に送出される。
次に、ガスセンサ制御装置190が実行する断線判定処理の手順を、図2〜図4を用いて説明する。図2は断線判定処理の前半部分、図3は断線判定処理の後半部分を示すフローチャートである。また図4は、第2ポンプ電圧Vp2と第2ポンプ電流Ip2の変化を示すタイミングチャートである。この断線判定処理は、ガスセンサ制御装置190が起動し、且つ、NOxガスセンサ素子10が特定の温度以上に加熱されると実行され、予め設定された所定判定時間(例えば、数秒〜数十秒)が経過する毎に実行される処理である。
この断線判定処理が開始されると、ガスセンサ制御装置190は、まずS20にて、第2ポンプ電流Ip2の電流値を計測し、この計測値(以下、Ip2計測値という)をガスセンサ制御装置190のRAM192に記憶する。
その後S30にて、後述するS200の処理までの間に計測されるIp2計測値が外部装置に送出されないようにマスク化する。なお、S30の処理以降にIp2計測値がマスク化されている間は、S20の処理でRAM192に記憶されたIp2計測値が外部装置に送出される。そしてS40にて、第2ポンプ電圧Vp2を、制御電圧値V0から予め設定された判定電圧値V1(例えば、制御電圧値V0から5mV高い電圧値)に設定する(図4における電圧波形VH1の時刻T1を参照)。
次にS50にて、経過時間を計測するためのタイマ処理を開始する。その後S60にて、タイマ処理による時間計測の開始時点から、判定電圧を印加するために予め設定された所定判定時間I1(例えば、80ms。図4を参照)が経過するまで待機し、所定判定時間I1が経過すると(S60)、S70にて、第2ポンプ電流Ip2の値を計測し、このIp2計測値を用いて、断線を判定するための値(以下、Ip2判定値ΔIp2という)を算出する。本実施形態では、S70にて計測したIp2計測値と、S20でRAM192に記憶されたIp2計測値との差分をIp2判定値ΔIp2として算出する。そして、算出したIp2判定値ΔIp2をガスセンサ制御装置190のRAM192に記憶する。その後S80にて、経過時間を計測するタイマ処理を停止する。
次にS90にて、第2ポンプ電圧Vp2を、判定電圧値V1から予め設定された交番電圧値V2(例えば、制御電圧値V0から5mV低い電圧値)に設定する(図4における電圧波形VH1の時刻T2を参照)。
その後S100にて、経過時間を計測するためのタイマ処理を開始する。その後S110にて、タイマ処理による時間計測の開始時点から、交番電圧を印加するために予め設定された所定交番時間I2(例えば、100ms。図4を参照)が経過するまで待機し、所定交番時間I2が経過すると(S110)、S120にて、経過時間を計測するタイマ処理を停止する。
そしてS130にて、第2ポンプ電圧Vp2を、交番電圧値V2から制御電圧値V0に設定する(図4における電圧波形VH1の時刻T3を参照)。
次にS140にて、経過時間を計測するためのタイマ処理を開始する。その後S150にて、S70で算出されたIp2判定値ΔIp2が、断線判定のために予め設定された第1所定断線判定値(例えば、10μA)以上であるか否かを判断する。ここで、Ip2判定値ΔIp2が第1所定断線判定値以上である場合には(S150)、S160にて、第2ポンプセル113とガスセンサ制御装置190との間の電流経路(以下、Ip2配線という)が正常であると判断し、S180に移行する。一方、Ip2判定値ΔIp2が第1所定断線判定値未満である場合には(S150)、S170にて、Ip2配線が断線していると判断し、S180に移行する。
そしてS180に移行すると、タイマ処理による時間計測の開始時点から、第2ポンプ電流Ip2が正常な値に戻るまで待機するために予め設定された所定待機時間I3(例えば、120ms。図4を参照)が経過するまで待機し、所定待機時間I3が経過すると(S180)、S190にて、経過時間を計測するタイマ処理を停止する。
そしてS200にて、Ip2計測値が通常のNOx濃度の計測で利用できるようにマスク化を解除する。その後、断線判定処理を終了する。
このように構成されたガスセンサ制御装置190では、まず、信号入出力部194に、第2ポンプ電流Ip2をNOxガスセンサ素子10から直接入力する。そして、第2ポンプ用第1電極145と第2ポンプ用第2電極147との間に印加される第2ポンプ電圧Vp2の値を、制御電圧値V0から判定電圧値V1に変化させる(S40)。その後、第2ポンプ用第1電極145と第2ポンプ用第2電極147との間を流れる第2ポンプ電流Ip2の値の変化に基づいて、第2ポンプ電流Ip2が第2ポンプ電圧Vp2の変化に応じた変化をしなかった場合に、第2ポンプ用第1電極145及び第2ポンプ用第2電極147(第2多孔質電極125)とガスセンサ制御装置190との間の断線を検出する(S150〜S170)。
即ち、NOxガスセンサ素子10においては第2ポンプ電圧Vp2の値が変化するとそれに応じて第2ポンプ電流Ip2の値が変化するため、ガスセンサ制御装置190に入力される第2ポンプ電流Ip2が、第2ポンプ電圧Vp2の変化に応じた変化をしなかった場合には、ガスセンサ制御装置190は、第2多孔質電極125とガスセンサ制御装置190との間で断線が発生していると判断することができる。
また信号入出力部194は、NOxガスセンサ素子10から出力される第2ポンプ電流Ip2を直接入力する。このため、平滑化等の処理がされていない未加工の状態の第2ポンプ電流Ip2を入力することができる。更に、NOxガスセンサ素子10から出力される第2ポンプ電流Ip2を、間引きされることなく入力することができる。
従って、ガスセンサ制御装置190によれば、未加工の状態で且つ間引きされていない第2ポンプ電流Ip2に基づいて第2多孔質電極125とガスセンサ制御装置190との間の断線を検出することができるので、平滑化等の加工がされるとともに通信量の制限が制限された第2ポンプ電流Ip2を用いて断線を検出するエンジンECUと比較して、断線を早期に且つ正確に検出することができるという優れた効果を奏する。
またガスセンサ制御装置190は、図4に示すように、第2ポンプ電圧Vp2の値を、制御電圧値V0から、制御電圧値V0より大きい判定電圧値V1に変化(電圧波形VH1の時刻T1を参照)させた後に(S40)、更に第2ポンプ電圧Vp2の値を制御電圧値V0に戻す場合において、制御電圧値V0に戻す前に、判定電圧値V1から、制御電圧値V0より小さい交番電圧値V2に変化(電圧波形VH1の時刻T2を参照)させる(S90)。
これにより、第2ポンプ電圧Vp2の値を判定電圧値V1から制御電圧値V0に直接変化させて(電圧波形VH2における時刻T2を参照)、第2ポンプ電流Ip2を、第2ポンプ電圧Vp2の値を判定電圧値V1に変化させる直前の電流値I0と略等しい値に復帰させる場合(電流波形IH2における時刻T4を参照)よりも早期に、第2ポンプ電流Ip2を電流値I0に復帰させることができる(電流波形IH1における時刻T4を参照)。
またガスセンサ制御装置190は、第2ポンプ電圧Vp2の値を制御電圧値V0から判定電圧値V1に変化させる直前における第2ポンプ電流Ip2の値を記憶する(S20)。これにより、第2ポンプ電圧Vp2の値を制御電圧値V0から判定電圧値V1に変化させる直前における第2ポンプ電流Ip2の値を、断線を検出するためにNOx濃度を検知することができなくなる期間における第2ポンプ電流Ip2の値として採用することが可能になる。
このため、例えばエンジンECU側において、NOx濃度情報を利用した処理を、ガスセンサ制御装置190が断線を検出しているか否かに関わらず、継続して正確に実行することができる。
以上説明した実施形態において、ガスセンサ制御装置190は本発明におけるセンサ制御装置、信号入出力部194は本発明における入力手段、S40の処理は本発明における第1電圧変化手段、S150〜S170の処理は本発明における断線判定手段、S90の処理は本発明における第2電圧変化手段、S20の処理は本発明における電流値記憶手段である。
また、第2ポンプ用第1電極145及び第2ポンプ用第2電極147は本発明における一対の電極、第2ポンプ電流Ip2は本発明における電極間電流、第2ポンプ電圧Vp2は本発明における電極間電圧、制御電圧値V0は本発明における基準電圧値、判定電圧値V1は本発明における断線判定電圧値、交番電圧値V2は本発明における第1設定電圧値である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態を図面とともに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態のガス検出装置1は、断線判定処理を変更した点以外は第1実施形態と同じである。
次に、ガスセンサ制御装置190が実行する断線判定処理の手順を図5を用いて説明する。図5は第2実施形態の断線判定処理の後半部分を示すフローチャートである。
第2実施形態の断線判定処理はS140以降の処理が第1実施形態と異なる。
即ち、S140の処理が終了すると、S210にて、S230で用いるΔIp2取得回数値Nに「1」を加算し、この加算値をΔIp2取得回数値Nに設定する。その後S220にて、S240で用いる積算変化量SMに、S70で算出したIp2判定値ΔIp2を加算し、この加算値を積算変化量SMに設定する。
そしてS230にて、ΔIp2取得回数値Nが特定回判定値(本実施形態では例えば「3」)に等しいか否かを判断する。ここで、ΔIp2取得回数値Nが特定回判定値に等しくない場合には(S230)、S180に移行する。一方、ΔIp2取得回数値Nが特定回判定値に等しい場合には(S230)、S240にて、積算変化量SMが、断線判定のために予め設定された第2所定断線判定値以上であるか否かを判断する。ここで、積算変化量SMが第2所定断線判定値以上である場合には(S240)、S160にて、第2ポンプセル113とガスセンサ制御装置190との間の電流経路(以下、Ip2配線という)が正常であると判断し、S250に移行する。一方、積算変化量SMが第2所定断線判定値未満である場合には(S240)、S170にて、Ip2配線が断線していると判断し、S250に移行する。
そしてS250に移行すると、ΔIp2取得回数値N及び積算変化量SMを「0」に設定し、S180に移行する。S180に移行した後の処理は第1実施形態と同様である。
このように構成されたガスセンサ制御装置190では、Ip2判定値ΔIp2の算出(S70)にあたってノイズ成分が重畳した場合にも、特定回判定値で示される回数分積算した積算変化量SMを用いて断線の有無を判定することから、ノイズの影響を抑制した精度の良い断線判定を行うことができる。
以上説明した実施形態において、特定回判定値は本発明における特定回、第2所定断線判定値は本発明におけるしきい値である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば本実施形態では、第2ポンプ電圧Vp2を、制御電圧値V0より大きい判定電圧値V1から制御電圧値V0より小さい交番電圧値V2に変化させるものを示したが(S90)、判定電圧値V1が制御電圧値V0より小さい場合には、交番電圧値V2を制御電圧値V0より大きい値にするとよい。尚、この場合の交番電圧値V2は本発明の第2設定電圧値に相当する。
また本実施形態では、S70にて計測したIp2計測値と、S20でRAM192に記憶されたIp2計測値との差分をIp2判定値ΔIp2として算出するもの(S70)を示したが、S70にて計測したIp2計測値の代わりに、直近の所定期間内に計測したIp2計測値を平均化処理した値を用いて判定値ΔIp2を算出するようにしてもよい。これにより、外乱によりIp2計測値が変動してもその影響を低減することができる。
さらに本実施形態では、S70にて上記Ip2判定値ΔIp2を算出するものを示したが、Ip2判定値ΔIp2の代わりに、S70にて計測したIp2計測値と、S20でRAM192に記憶されたIp2計測値との比(変化率)を算出して、この比と断線判定値とを比較するようにしてもよい。
また本実施形態では、S70にてIp2判定値ΔIp2を算出してから所定交番時間I2が経過した後に断線検出(S150〜S170)を行っているものを示したが、S70でIp2判定値ΔIp2を算出した直後に断線検出を行うようにしてもよい。
また本実施形態では、Ip2判定値ΔIp2が第1所定断線判定値以上であるか否かの判断を1回行うことでIp2配線が断線しているか否かの判断を行っているものを示したが、Ip2判定値ΔIp2が第1所定断線判定値未満であると判断した回数を計数し、この計数値が所定値に達した場合にIp2配線が断線していると判断するようにしてもよい。なお、この所定値は本発明における特定回数である。
ガスセンサ制御装置190を備えるガス検出装置1の構成図である。 断線判定処理の前半部分を示すフローチャートである。 第1実施形態の断線判定処理の後半部分を示すフローチャートである。 第2ポンプ電圧Vp2と第2ポンプ電流Ip2の変化を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の断線判定処理の後半部分を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ガス検出装置、10…NOxガスセンサ素子、111…第1ポンプセル、112…酸素分圧検知セル、113…第2ポンプセル、118…基準酸素室、121…第1多孔質電極、123…検知用多孔質電極、125…第2多孔質電極、131…第1固体電解質層、135…第1ポンプ用第1電極、137…第1ポンプ用第2電極、141…第2固体電解質層、145…第2ポンプ用第1電極、147…第2ポンプ用第2電極、151…検知用固体電解質層、155…検知用電極、157…基準用電極、159…第1測定室、161…第2測定室、190…ガスセンサ制御装置、191…CPU、192…RAM、193…ROM、194…信号入出力部

Claims (6)

  1. 一対の電極が酸素イオン伝導性固体電解質体の表面に形成されたセンサセルを有するNOxセンサに接続され、前記一対の電極間に予め設定された基準電圧値の電圧を印加して、前記一対の電極間を流れる被測定ガスに含まれるNOxの濃度に応じた電極間電流を検出するセンサ制御装置であって、
    前記一対の電極間に印加される電極間電圧の値を、前記基準電圧値から、断線判定のために予め設定された断線判定電圧値に変化させる第1電圧変化手段と、
    前記第1電圧変化手段により前記電極間電圧の値を変化させたときの、前記電極間電流の値の変化に基づいて、前記一対の電極と当該センサ制御装置との間の電流経路に断線が発生しているか否かを判定する断線判定手段と
    を備えることを特徴とするセンサ制御装置。
  2. 前記断線判定手段は、
    前記電極間電圧の値を変化させたときの前記電極間電流の変化量が断線判定のために予め設定された断線判定値未満となる回数が特定回数以下であった場合に、前記断線が発生していると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンサ制御装置。
  3. 前記断線判定手段は、
    前記電極間電圧の値を変化させたときの前記電極間電流の変化量を複数の特定回分積算して積算変化量を求め、前記積算変化量が断線判定のために予め設定されたしきい値未満である場合に、前記断線が発生していると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンサ制御装置。
  4. 前記第1電圧変化手段により前記電極間電圧の値を前記基準電圧値から前記断線判定電圧値に変化させた後に更に前記電極間電圧の値を前記基準電圧値に戻す場合において、前記基準電圧値に戻す前に、前記基準電圧値が前記断線判定電圧値より小さいときには、前記基準電圧値より小さく設定された第1設定電圧値に前記電極間電圧の値を変化させ、前記基準電圧値が前記断線判定電圧値より大きいときには、前記基準電圧値より大きく設定された第2設定電圧値に前記電極間電圧の値を変化させる第2電圧変化手段を備える
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のセンサ制御装置。
  5. 前記第1電圧変化手段により前記電極間電圧の値を変化させる直前における前記電極間電流の値を記憶する電流値記憶手段を備える
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のセンサ制御装置。
  6. 前記NOxセンサは、
    一対のポンプ電極が酸素イオン伝導性固体電解質体の表面に形成されるとともに、前記一対のポンプ電極の1つを第1測定室に対面させ、前記第1測定室に流入される被検出ガスの酸素を出し入れするポンプセルを有しており、
    前記センサセルは、前記第1測定室に連通する第2測定室に前記一対の電極の1つが配置されるとともに、前記一対の電極に前記基準電圧値の電圧が印加されることで、前記第2測定室に導入される前記ポンプセルにより処理された後の被検出ガスに含まれるNOxの濃度に応じた電極間電流が流れるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載のセンサ制御装置。
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