JP2008232537A - 蓄熱式バーナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外縁が炉外13側から炉内12側に向かって小さくなるように構成されたテーパ面1aを有し、略中心に蓄熱部4側と炉内12側とが連通する燃料噴出口1bを有し、燃料供給管7を燃料噴出口1bに挿通して保持する、蓄熱部4の炉内12側に配設された内側タイル1と、その内面がテーパ面1aと嵌合して、内側タイル1の外側に環装された筒状で周方向に複数に分割された前部タイル2と、前部タイル2をその内周面で保持し、炉壁10に埋設された筒状で金属製の保持部材5とを有し、内側タイル1及び前部タイル2、胴部タイル3により構成される空間を蓄熱部4とし、内側タイル1外側タイル2との間に、蓄熱部4側と炉内12側とが連通する、蓄熱体9が通過不能な燃焼用空気噴出口1cを形成する。
【選択図】図1
Description
61に使用される耐火物の強度は圧縮強度で10〜100MPa,引張強度で1〜10MPa程度であり、引張強度が非常に弱い。従って、例えば図8のようなバーナタイル61の場合では、蓄熱体63から押された内側タイル61aがテーパ面61cで嵌合した筒状の外側タイル61bを押すが、その結果外側タイル61bには、図8に示されるように前方向bと径方向cに応力が働き、外側タイル61bに引っ張り応力が作用する部分が発生する。上述の通り耐火物63は引張に対して強度が非常に弱いため、蓄熱式バーナを運転し続けると、外側タイル61bに胴切れや放射状クラックといった亀裂が入り、バーナタイル61が炉内62側に迫り出すこととなる。最悪の場合には、バーナタイル61が、炉内62内に落下し、蓄熱式バーナが損壊するだけでなく、被加熱物を破壊してしまい、被害が大変大きくなってしまうという問題があった。
外縁が炉外側から炉内側に向かって小さくなるように構成されたテーパ面を有し、略中心に蓄熱部側と炉内側とが連通する燃料噴出口を有し、燃料供給管を前記燃料噴出口に挿通して保持する、蓄熱部の炉内側に配設された内側タイルと、
その内面が前記テーパ面と嵌合して、前記内側タイルの外側に環装された筒状で周方向に、複数に分割された前部タイルと、
この前部タイルの炉外側に、この前部タイルと同軸に設けられた筒状の胴部タイルと、
前記前部タイル及び前記胴部タイルをその内周面で保持し、炉壁に埋設された筒状で金属製の保持部材とを有し、
内側タイル及び前部タイル、胴部タイルにより構成される空間を蓄熱部とし、内側タイルと前部タイルとの間に、蓄熱部側と炉内側とが連通する、蓄熱体が通過不能な燃焼用空気噴出口を形成したことを特徴とする。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は本発明の実施の形態を示す蓄熱式バーナの側断面図であり、図2は図1のA−A断面である。本発明の蓄熱式バーナは、図1に示されるように、主に内側タイル1、前部タイル2、胴部タイル3、蓄熱部4、保持部材5、バーナ前面断熱材6、燃料供給管7から構成されている。
れたテーパ面1aを有している。本実施形態では、内側タイル1の断面は、円形状をしていて、内側タイル1は、略円錐台形状をしている。内側タイル1の略中心には、蓄熱部4側と炉内12側とが連通する燃料噴出口1bが形成されている。この燃料噴出口1bに、燃料供給管7が蓄熱部4側から挿通されて、燃料噴出口1bで、燃料供給管7を保持している。この燃料供給管7から燃料が供給される。本実施形態では、液化石油ガス(LPG)や液化天然ガス(LNG)等の気体燃料を使用するが、灯油等の液体燃料を燃焼用空気と混合して使用することとしても差し支えない。
気及び、排気ガスの排気が交互に行われるようになっている。
次に本発明の作用について説明をする。燃焼時には、ブロアを稼働させて、燃焼用空気を、給排気口4aから蓄熱体4を通じて、燃焼用空気噴出口1cから炉内12に供給し、燃料噴出口1bから供給される燃料を燃焼させる。所定時間が経過すると、切替バルブ20を切り替えて、ブロアを稼働させて、給排気口4aから排気ガスを吸引して、排気ガスを炉内12から炉外13に排気する。この際、高温の排気ガスが蓄熱部4を流通し、蓄熱部4の内部に充填された蓄熱体9の表面と前記排気ガスが接触することにより熱交換が行われて、蓄熱体9が加熱されて蓄熱される。
た場合には、さらに強度がある。
次に第2の実施形態の説明をする。第2の実施形態を、図5に示す。この第2の実施形態は、内側タイル1の燃焼用空気噴出口1dの、炉内12側に開口している部分を、燃料噴出口1bと平行にしたものである。このように構成すると、燃焼用空気噴流が、燃料噴流と平行に噴射されるため、燃料と燃焼用空気との混合が悪く緩慢燃焼となり、結果NOx(窒素酸化物)排出量が低減するという効果がある。
次に第3の実施形態の説明をする。第3の実施形態を、図6に示す。この第3の実施形態は、燃焼用空気噴出口1eが、縦長形状のスリット状となっていて、対向して形成している。このような、燃焼用空気噴出口1eを形成するために、内側タイル1の断面形状を
四角形状とし、前部タイル2を内側タイル1に対応する形状として、4分割することとした。このように構成すると、燃焼用空気噴流が燃料噴流を両側から挟み込む形になるため、火炎形状が扁平になり、狭い空間で燃焼できるという利点がある。
1a テーパ面
1b 燃料噴出口
1c 燃焼用空気噴出口(第1の実施形態)
1d 燃焼用空気噴出口(第2の実施形態)
1e 燃焼用空気噴出口(第3の実施形態)
2 前部タイル
2a 嵌合凹部
3 胴部タイル
3a 嵌合突起
4 蓄熱部
4a 給排気口
5 保持部材
5a ズレ防止用フック
5b スリット
5c リブ
6 バーナ前面断熱材
7 燃料供給管
8 不定形耐火物
9 蓄熱体
10 炉壁
11 取付穴
12 炉内
13 炉外
20 切替バルブ
51 バーナタイル
52 燃料ガス噴出口
53 空気噴出口
54 蓄熱体
55 炉内
56 炉外
61 バーナタイル
61a プラグ状内側タイル
61b 外側タイル
61c テーパ面
62 炉内
63 蓄熱体
a 蓄熱体からの応力
b 前方向の応力
c 軸方向の応力
d 内側タイルに作用する応力
e 前部タイルに作用する応力
f テーパ角度
g 応力eの水平分力
h 応力eの垂直分力
i 抗力
j 摩擦力
k 静摩擦係数
m 燃焼用空気噴出口の幅寸法
Claims (5)
- 燃焼用空気及び排気ガスが流通する、内部に蓄熱体が配設された蓄熱部を備え、排気ガスで前記蓄熱体を加熱して蓄熱し、前記蓄熱部に燃焼用空気を流通させて、蓄熱された蓄熱体と熱交換して予熱し、この予熱された燃焼用空気を燃焼させる、蓄熱と燃焼を交互に繰り返して運転する蓄熱式バーナにおいて、
外縁が炉外側から炉内側に向かって小さくなるように構成されたテーパ面を有し、略中心に蓄熱部側と炉内側とが連通する燃料噴出口を有し、燃料供給管を前記燃料噴出口に挿通して保持する、蓄熱部の炉内側に配設された内側タイルと、
その内面が前記テーパ面と嵌合して、前記内側タイルの外側に環装された筒状で周方向に、複数に分割された前部タイルと、
この前部タイルの炉外側に、この前部タイルと同軸に設けられた筒状の胴部タイルと、
前記前部タイル及び前記胴部タイルをその内周面で保持し、炉壁に埋設された筒状で金属製の保持部材とを有し、
内側タイル及び前部タイル、胴部タイルにより構成される空間を蓄熱部とし、内側タイルと前部タイルとの間に、蓄熱部側と炉内側とが連通する、蓄熱体が通過不能な燃焼用空気噴出口を形成したことを特徴とする蓄熱式バーナ。 - 保持部材の炉内側先端に、ズレ防止フックを内側に向かって突設したことを特徴とする請求項1に記載の蓄熱式バーナ。
- 保持部材に内側と外側が連通するスリットを形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の蓄熱式バーナ。
- 内側タイルを耐火性材料で構成し、前部タイル及び胴部タイルを耐火断熱性材料で構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蓄熱式バーナ。
- 内側タイルのテーパ面と、内側タイルの軸線方向との交差する角度が10〜20°であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の蓄熱式バーナ。
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- 2007-03-20 JP JP2007072847A patent/JP4953369B2/ja active Active
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