JP2008232164A - 無段変速機及び無段変速機付き自転車 - Google Patents

無段変速機及び無段変速機付き自転車 Download PDF

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Abstract

【課題】入力側回転板と出力側回転板との回転数比を容易に変更することが可能な無段変速機を提供する。
【解決手段】圧接力発生部30は、入力軸10の回転駆動と共に回転される入力側カム板31の回転により鋼球33を出力側カム板32の斜面部32b上に移動させて当該斜面部32bを押圧させることにより、出力側カム板32に取り付けられる無段変速部50の入力側回転板51をパワーローラ53に接触するように移動させる。そして、無段変速部50は、入力側回転板51がパワーローラ53に接触する位置と出力側回転板52がパワーローラ53に接触する位置との関係に応じて、入力側回転板51と出力側回転板52との回転数比(r1/r2)を無段階に変更して、入力軸10の回転駆動を出力軸20に伝達させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、入力軸の回転駆動を出力軸に伝達する無段変速機及び無段変速機付き自転車に関する。
近年、無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)として、ベルト式CVTやトロイダル式CVTなどが実用化されている。このトロイダルCVTは、入力側の回転板と、出力側の回転板と、その2つの回転板の間で高圧力下で挟持されたパワーローラとを備え、パワーローラの傾斜を変化させることによって、入力側の回転板と出力側の回転板との可変回転数比を得るものである(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示されている無段変速機(トロイダル式CVT)は、入力軸に固着された入力側回転板と、出力軸に固着された出力側回転板と、入力側回転板の回転を出力側回転板に伝達する球形状のパワーローラとを備えている。そして、パワーローラが入力側回転板又は出力側回転板の方向に傾斜することによって、当該パワーローラに対する入力側回転板及び出力側回転板の接触位置が変化し、入力側回転板と出力側回転板との可変回転数比を得ることができる。
特開平7−133857号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された無段変速機では、パワーローラが入力軸に固着される入力側回転板と出力軸に固着される出力側回転板とにより高圧力下で挟持された状態となっているため、入力側回転板と出力側回転板との間に挟持されるパワーローラを傾斜させるのが困難になり、入力側回転板と出力側回転板との回転数比を容易に変更できないという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、入力側回転板と出力側回転板との回転数比を容易に変更することが可能な無段変速機及び無段変速機付き自転車を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の無段変速機は、入力軸及び出力軸と、入力軸に取り付けられる入力側カム板、入力側カム板に対向配置され、入力側カム板の回転軸方向に沿って移動可能で、入力側カム板に対向する面に入力側カム板の回転方向に沿って斜面部が形成される出力側カム板、及び、入力側カム板と出力側カム板との間に配置され、入力側カム板の回転に伴って出力側カム板の斜面部上を移動して当該斜面部を押圧する鋼球を含む圧接力発生手段と、出力側カム板に取り付けられる入力側回転板、出力軸に取り付けられ、入力側回転板に対向配置される出力側回転板、及び、入力側回転板及び出力側回転板に接触し、入力側回転板の回転を出力側回転板に伝達する複数の回転体を含む無段変速手段とを備えている。そして、圧接力発生手段は、入力軸の回転駆動と共に回転される入力側カム板の回転により鋼球を出力側カム板の斜面部上に移動させて当該斜面部を押圧させることにより、出力側カム板に取り付けられる無段変速手段の入力側回転板を回転体に接触するように移動させる。また、無段変速手段は、入力側回転板が回転体に接触する位置と出力側回転板が回転体に接触する位置との関係に応じて、入力側回転板と出力側回転板との回転数比を無段階に変更して、入力軸の回転駆動を出力軸に伝達させる。
この発明に係る無段変速機では、上記のように、圧接力発生手段を設けることにより、入力軸の回転トルクの大きさに応じて、出力側カム板を回転軸方向へ移動させることができる。このため、入力軸が回転していない場合には、出力側カム板が回転軸方向に移動しないので、無段変速手段の入力側回転板と回転体とが離間した状態となる。その結果、回転体が入力側回転板と出力側回転板とにより高圧力下で挟持された場合に比べて、回転体の傾斜を容易に変化させることができるので、入力側回転板と出力側回転板との回転数比を容易に変更することができる。
上記無段変速機において、好ましくは、圧接力発生手段の出力側カム板の回転方向を逆転させて無段変速手段の入力側回転板に伝達する回転方向逆転手段をさらに備える。このように構成すれば、圧接力発生手段の入力側回転板と出力側回転板とが回転体により逆方向に回転する場合でも、入力軸の回転方向と出力軸の回転方向とを一致させることができる。その結果、入力軸と出力軸との回転方向を一致させて利用する装置(例えば、自転車)に本発明の無段変速機を適用することができる。
上記無段変速機において、好ましくは、無段変速手段の回転体は、入力軸に加わる回転トルクの大きさに応じて、入力側回転板に接触する位置と出力側回転板に接触する位置とが自動的に変化する。このように構成すれば、入力軸の回転トルクの大きさに関わらず、自動で所望の大きさの出力トルクを取り出すことが可能となる。その結果、入力軸に大きな回転トルクが加わった場合(例えば、自転車の始動時や上り坂走行時)や、入力軸に大きな回転トルクが加わらない場合(例えば、下り坂走行時)でも、出力トルクをキープしながら滑らかに走行することができる。
また、この発明の無段変速機付き自転車は、上記したいずれかの無段変速機を備えている。このように構成すれば、入力側回転板と出力側回転板との回転数比を容易に変更することが可能な無段変速機付き自転車を得ることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無段変速機を自転車に搭載した状態を示した斜視図であり、図2は、図1に示した無段変速機の側面図である。図3〜図7は、図1に示した無段変速機の詳細を説明するための図である。図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態に係る無段変速機1の構成について説明する。
本実施形態に係る無段変速機1は、図1に示すように、自転車に搭載され、入力軸10に接続されたペダルアーム2の回転駆動を出力軸20に接続されるスプロケット3に伝達する。これにより、スプロケット3に装着されるチェーン(図示せず)を介して後輪が駆動されて、自転車が走行可能となる。この無段変速機1は、図2に示すように、入力軸10及び出力軸20と、圧接力発生部30と、回転方向逆転部40と、無段変速部50とを備えている。
入力軸10には、図2及び図3に示すように、ペダルの回転と共に回転するペダルアーム2及び後述する圧接力発生部30の入力側カム板31が取り付けられている。また、出力軸20には、後述する無段変速部50の出力側回転板52及びスプロケット3が取り付けられている。これら入力軸10及び出力軸20は、入力軸10及び出力軸20の軸線Gの回りをA方向及びその反対方向(B方向)に回転するように構成されている。
圧接力発生部30は、入力側カム板31に加えられる回転トルクの大きさに応じて、出力側カム板32を軸線Gに沿ってC方向に移動させて、当該出力側カム板32に取り付けられる後述する無段変速部50の入力側回転板51とパワーローラ53とを接触させるものである。この圧接力発生部30は、図2及び図4に示すように、対向配置される入力側カム板31及び出力側カム板32と、入力側カム板31及び出力側カム板32の間に配置される複数の鋼球33とを有している。
入力側カム板31は、入力軸10に取り付けられており、入力軸10と共にA方向及びB方向に回転する。そして、A方向に回転する入力側カム板31は、出力側カム板32に対向する面に接触する複数の鋼球33にA方向の力を加えて、その鋼球33を周方向(A方向)に移動させる。
出力側カム板32は、A方向及びB方向に回転可能に構成されると共に、軸線Gに沿って移動可能に構成されている。この出力側カム板32には、周方向に沿って等間隔に複数のカム溝32aが形成されている。そして、その各カム溝32aには、入力側カム板31側に向かって傾斜する斜面部32bが周方向に沿って形成されている。
複数の鋼球33は、入力側カム板31の回転に伴って周方向に移動して、出力側カム板32に形成される複数の斜面部32bをそれぞれ押圧する。これにより、斜面部32bが形成される出力側カム板32が入力側カム板31と同方向(A方向)に回転しつつC方向に沿って移動する。この複数の鋼球33は、上記した周方向に沿って等間隔に形成されたカム溝32aのそれぞれに配置される。これにより、出力側カム板32を均等に押圧することが可能となる。
回転方向逆転部40は、図2及び図3に示すように、圧接力発生部30の出力側カム板32の回転方向と無段変速部50の入力側回転板51の回転方向とを逆転させるために設けられている。この回転方向逆転部40は、後述する無段変速部50の入力側回転板51に取り付けられる円環形状の保持部材41と、当該保持部材41に転動可能に埋設される複数の鋼球42とを有している。複数の鋼球42は、円環形状の保持部材41の周方向に沿って等間隔に配置されている。
無段変速部50は、図2に示すように、入力側回転板51と出力側回転板52との回転数比を無段階に変更して、入力側回転板51の回転駆動を出力側回転板52に伝達する機能を有している。この無段変速部50は、対向配置される入力側回転板51及び出力側回転板52と、4つのパワーローラ53と、4つのパワーローラ53をそれぞれ支持する支持部材54(図1参照)とを有している。
入力側回転板51は、入力軸10の回転駆動に基づいて、4つのパワーローラ53を回転させる。この入力側回転板51は、A方向及びB方向に回転可能に構成されると共に、軸線Gに沿って移動可能に構成されている。この入力側回転板51には、上記した回転方向逆転部40の保持部材41が取り付けられている。このため、入力側回転板51は、出力側カム板32の回転方向(A方向)とは反対方向(B方向)に回転する。また、入力側回転板51は、図示しない付勢部材により圧接力発生部30側(C方向の反対方向)に押圧されている。したがって、入力軸10に回転トルクが加わらない状態では、図2に示すように、圧接力発生部30の出力側カム板32が押圧されないので、入力側回転板51が移動せず、入力側回転板51とパワーローラ53とは接触しない。また、入力軸10に回転トルクが加わる状態では、図5に示すように、当該付勢部材の付勢力を抗して圧接力発生部30の出力側カム板32が押圧されて、入力側回転板51がC方向に移動するので、入力側回転板51とパワーローラ53とが接触する。また、入力側回転板51の外側部分には、4つのパワーローラ53がそれぞれ接触するテーパー面51aが形成されている。
出力側回転板52は、パワーローラ53の回転駆動を受けて、チェーンが装着されるスプロケット3を回転させる機能を有している。そして、出力側回転板52の外側部分にも、入力側回転板51と同様に、4つのパワーローラ53がそれぞれ接触するテーパー面52aが形成されている。
パワーローラ53は、入力側回転板51と出力側回転板52との回転数比を無段階に変更して、入力側回転板51の回転駆動を出力側回転板52に伝達する機能を有している。パワーローラ53は、入力側回転板51側及び出力側回転板52側に揺動可能な回転軸53aを中心として回転可能に構成されている。これにより、パワーローラ53と、入力側回転板51及び出力側回転板52との接触点が可変となり、入力側回転板51と出力側回転板52との回転数比が(r1/r2)となる。なお、r1は、入力側回転板51とパワーローラ53との接触点における半径であり、r2は、出力側回転板52とパワーローラ53との接触点における半径である。具体的には、図6に示すように、回転軸53aがC1方向に傾斜する場合には、パワーローラ53と入力側回転板51との接触点は、高緯度側に移動するとともに、パワーローラ53と出力側回転板52との接触点は、赤道側(低緯度側)に移動する。これにより、入力側回転板51と出力側回転板52との回転数比(r1/r2)が1未満となり、出力側回転板52が入力側回転板51に対して減速する。また、回転軸53aがC2方向に傾斜する場合には、図7に示すように、パワーローラ53と入力側回転板51との接触点は、赤道側(低緯度側)に移動するとともに、パワーローラ53と出力側回転板52との接触点は、高緯度側に移動する。これにより、出力側回転板52と出力側回転板52との回転数比(r1/r2)が1より大きくなり、出力側回転板52が入力側回転板51に対して増速する。また、図5に示すように、回転軸53aが傾斜しない場合には、パワーローラ53と入力側回転板51との接触点、及び、パワーローラ53と出力側回転板52との接触点が、同緯度となる。これにより、入力側回転板51と出力側回転板52との回転数比(r1/r2)が1になり、出力側回転板52と入力側回転板51とが等速で回転する。
次に、本実施形態に係る無段変速機1の動作について説明する。
まず、入力軸10に接続されるペダルアーム2をA方向に回転させると、当該ペダルアーム2に加わる回転トルクが圧接力発生部30の入力側カム板31に加わり、入力側カム板31がペダルアーム2と共にA方向に回転する。そして、入力側カム板31の回転により、入力側カム板31に接触する複数の鋼球33にA方向の力が加わり、当該鋼球33がA方向に移動する。そして、A方向に移動した鋼球33は、出力側カム板32のカム溝32aの斜面部32bに移動して、当該斜面部32bを押圧する。この際、図4に示すように、出力側カム板32の斜面部32bには、鋼球から当該斜面部32bを垂直方向に押圧する押圧力Nが加わるので、出力側カム板32が押圧力NのA方向の分力N1を受けてA方向に回転するとともに、軸線Gの方向の分力N2を受けてC方向に移動する。
そして、出力側カム板32と共にC方向に移動する入力側回転板51は、パワーローラ53に接触する。そして、パワーローラ53に接触した出力側回転板52は、A方向に回転しているので、出力側カム板32に接触する複数の鋼球42にA方向の力が加わる。これにより、図5に示すように、保持部材41に保持される鋼球42が転動して、その鋼球42を保持する保持部材41にA方向とは反対のB方向への力が加わる。その結果、保持部材41が取り付けられる無段変速部50の入力側回転板51がB方向に回転する。
そして、B方向に回転する入力側回転板51に接触するパワーローラ53は、当該入力側回転板51の力を受けて、回転軸53aを中心に回転する。これにより、パワーローラ53を挟んで入力側回転板51に対向配置される出力側回転板52にB方向とは反対のA方向への力が加わり、出力側回転板52がA方向に回転する。この際、入力側回転板51の回転は、回転数比(r1/r2)で、出力側回転板52に伝達される。このようにして、入力軸10の回転駆動が出力軸20に伝達される。
本実施形態では、上記のように、圧接力発生部30を設けることにより、入力軸10の回転トルクの大きさに応じて、出力側カム板32を回転軸方向(C方向)へ移動させることができる。このため、入力軸10が回転していない場合には、出力側カム板32が回転軸方向(C方向)に移動しないので、入力側回転板51も移動せず、無段変速部50の入力側回転板51とパワーローラ53とが離間した状態となる。その結果、パワーローラ53が入力側回転板51と出力側回転板52とにより高圧力下で挟持された場合に比べて、パワーローラ53の傾斜を容易に変化させることができるので、入力側回転板51と出力側回転板52との回転数比を容易に変更することができる。
また、本実施形態では、圧接力発生部30の出力側カム板32の回転方向を逆転させて無段変速部50の入力側回転板51に伝達する回転方向逆転部40を設けることによって、圧接力発生部30の入力側回転板51と出力側回転板52とがパワーローラ53により逆方向に回転する場合でも、入力軸10と出力軸20との回転方向(A方向)を一致させることができる。その結果、入力軸10と出力軸20との回転方向を一致させて利用する自転車に、本実施形態に係る無段変速機1を適用することが可能となる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、無段変速機を自転車に適用する例について説明したが、本発明はこれに限らず、この無段変速機を電動ドライバ等種々の装置に適用可能である。
また、上記実施形態では、自転車に本実施形態に係る無段変速機を適用させるために、圧接力発生部の出力側カム板の回転方向と無段変速部の入力側回転板の回転方向とを逆転させる回転方向逆転部を設けて、入力軸と出力軸との回転方向を一致させたが、本発明はこれに限らず、上記したような電動ドライバなどに無段変速機を適用する場合には、入力軸と出力軸との回転方向を一致させる必要がないので、回転方向逆転部を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、4つのパワーローラを設ける例について説明したが、本発明はこれに限らず、複数のパワーローラであれば4つに限定されない。
本発明の一実施形態に係る無段変速機を自転車に搭載した状態を示した斜視図である。 図1に示した無段変速機の側面図である。 図1に示した無段変速機の圧接力発生部及び回転方向逆転部を示した斜視図である。 図1に示した無段変速機の圧接力発生部を示した側面部である。 図1に示した無段変速機の側面図である。 出力側回転板が入力側回転板に対して減速するようにパワーローラが傾斜した状態を示した無段変速機の側面図である。 出力側回転板が入力側回転板に対して増速するようにパワーローラが傾斜した状態を示した無段変速機の側面図である。
符号の説明
1 無段変速機
10 入力軸
20 出力軸
30 圧接力発生部
31 入力側カム板
32 出力側カム板
33 鋼球
40 回転方向逆転部
41 保持部材
42 鋼球
50 無段変速部
51 入力側回転板
52 出力側下院板
53 パワーローラ
54 支持部材

Claims (4)

  1. 入力軸及び出力軸と、
    前記入力軸に取り付けられる入力側カム板、前記入力側カム板に対向配置され、前記入力側カム板の回転軸方向に沿って移動可能で、前記入力側カム板に対向する面に前記入力側カム板の回転方向に沿って斜面部が形成される出力側カム板、及び、前記入力側カム板と前記出力側カム板との間に配置され、前記入力側カム板の回転に伴って前記出力側カム板の斜面部上を移動して当該斜面部を押圧する鋼球を含む圧接力発生手段と、
    前記出力側カム板に取り付けられる入力側回転板、前記出力軸に取り付けられ、前記入力側回転板に対向配置される出力側回転板、及び、前記入力側回転板及び前記出力側回転板に接触し、前記入力側回転板の回転を前記出力側回転板に伝達する複数の回転体を含む無段変速手段とを備え、
    前記圧接力発生手段は、前記入力軸の回転駆動と共に回転される前記入力側カム板の回転により前記鋼球を前記出力側カム板の斜面部上に移動させて当該斜面部を押圧させることにより、前記出力側カム板に取り付けられる前記無段変速手段の入力側回転板を前記回転体に接触するように移動させ、
    前記無段変速手段は、前記入力側回転板が前記回転体に接触する位置と前記出力側回転板が前記回転体に接触する位置との関係に応じて、前記入力側回転板と前記出力側回転板との回転数比を無段階に変更して、前記入力軸の回転駆動を前記出力軸に伝達させることを特徴とする無段変速機。
  2. 前記圧接力発生手段の出力側カム板の回転方向を逆転させて前記無段変速手段の入力側回転板に伝達する回転方向逆転手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の無段変速機。
  3. 前記無段変速手段の回転体は、前記入力軸に加わる回転トルクの大きさに応じて、前記入力側回転板に接触する位置と前記出力側回転板に接触する位置とが自動的に変化することを特徴とする、請求項1又は2に記載の無段変速機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の無段変速機を備えたことを特徴とする無段変速機付き自転車。
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