JP2008230374A - ホイール取付構造及びスペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 軽合金ホイールとハブとの間の取付剛性を十分に確保して、車両の操縦安定性を向上させること。
【解決手段】
前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、
ホイールディスク9の接合面とホイール取付部7の接合面との間にスペーサ27が配設され、スペーサ27に各取付穴23に整合する位置に貫通穴31がそれぞれ形成され、ホイール取付部7に対応する取付穴23及び貫通穴31に貫通した複数の固定ボルト33が円周方向に間隔を置いて設けられ、各固定ボルト33の先端部にホイールディスク9をホイール取付部7側へ押圧可能な押圧ナット35が螺合してそれぞれ設けられ、スペーサ27の一側面及び/又は他側面における各貫通穴31の周縁近傍に窪み37がそれぞれ形成されていること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軽合金ホイール等のホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造、及びホイール取付構造に用いられるスペーサに関する。
鍛造又は鋳造によって成型された軽合金ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造として、特許文献1及び特許文献2に示すものがあり、この先行技術に係るホイール取付構造の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、軽合金ホイールのホイールディスクには、複数の取付穴が円周方向に間隔を置いて形成されており、ホイール取付部における各取付穴に整合する位置には、貫通穴がそれぞれ形成されている。また、ハブにおけるハブフランジには、複数の固定ボルトが円周方向に間隔を置いて設けられており、各固定ボルトは、対応する取付穴及び貫通穴にそれぞれ貫通している。そして、各固定ボルトの先端部には、ホイールディスクをホイール取付部側へ押圧可能な押圧ナットが螺合してそれぞれ設けられている。
従って、ホイールディスクの接合面をホイール取付部の接合面に接触又は対向させた状態の下で、複数の押圧ナットを締め付けることにより、複数の押圧ナットによってホイールディスクをハブフランジ側へ押圧する。これにより、ホイールディスクとブレーキディスクを接合(締結)させて、軽合金ホイールをハブにブレーキディスクを介して取付けることができる。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1に示すものがある。
特開2001−260602号
ところで、従来のホイール取付構造にあっては、前述のように、複数の押圧ナットによってホイールディスクをホイール取付部側へ押圧することにより、軽合金ホイールをハブに取付けているため、ホイールディスクの接合面において、取付穴の周縁近傍(換言すれば、押圧ナットの近傍)の接触面圧が局所的に高くなる一方、取付穴から離れた位置(換言すれば、押圧ナットから離れた位置)の接触面圧がその分低くなる。そのため、車両の走行中に、軽合金ホイールに外力が加わると、ホイールディスクの接合面における接触面圧の低い箇所に浮き上が生じ易く、換言すれば、ホイールディスクの接合面に部分的に浮き上がり生じ易く、軽合金ホイールとハブとの間の取付剛性を十分に確保することができず、車両の操縦安定性を向上させることが困難であるという問題がある。
なお、ホイール取付構造が複数のスタッドボルト及び複数の押圧ナットを備える代わりに、ホイールディスクにおける各取付穴に整合する位置にそれぞれ形成されたネジ穴と、各ネジ穴に螺合してそれぞれ設けられかつ取付穴に貫通してあってホイールディスクをホイール取付部側へ押圧可能な押圧ボルトとを備えた場合にも、前述と同様の問題が生じる。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成のホイール取付構造、及び該ホイール取付構造に用いられるスペーサを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴(請求項1に記載の発明の特徴)は、ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造において、前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面との間に配設され、各取付穴に整合する位置に貫通穴がそれぞれ形成されたスペーサと、前記ホイール取付部に円周方向に間隔を置いて設けられ、対応する前記取付穴及び前記貫通穴に貫通した複数の固定ボルトと、各固定ボルトの先端部に螺合してそれぞれ設けられ、前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧可能な押圧ナットと、を備え、前記スペーサの一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に窪みがそれぞれ形成されていることを要旨とする。
第1の特徴によると、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面によって前記スペーサを挟んだ状態の下で、複数の前記押圧ナットを締め付けることにより、複数の前記押圧ナットによって前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧する。これにより、前記ホイールディスクと前記ホイール取付部を接合(締結)させて、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けることができる。
ここで、前記スペーサの一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に前記窪みがそれぞれ形成されているため、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けた際に、前記ホイールディスクの接合面において、前記取付穴の周縁近傍(換言すれば、前記押圧ナットの近傍)の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、前記取付穴から離れた位置(換言すれば、前記押圧ナットから離れた位置)の接触面圧を高めることができる。
本発明の第2の特徴(請求項2に記載の発明の特徴)は、ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造において、前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面との間に配設され、各取付穴に整合する位置に貫通穴がそれぞれ形成されたスペーサと、前記ホイール取付部における前各取付穴に整合する位置に形成されたネジ穴と、各ネジ穴に螺合してそれぞれ設けられ、前記取付穴にそれぞれ貫通してあって、前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧可能な押圧ボルトと、を備え、前記スペーサの一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に窪みがそれぞれ形成されていることを要旨とする。
第2の特徴によると、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面によって前記スペーサを挟んだ状態の下で、複数の前記押圧ボルトを締め付けることにより、複数の前記押圧ボルトによって前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧する。これにより、前記ホイールディスクと前記ホイール取付部を接合(締結)させて、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けることができる。
ここで、前記スペーサの一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に前記窪みがそれぞれ形成されているため、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けた際に、前記ホイールディスクの接合面において、前記取付穴の周縁近傍(換言すれば、前記押圧ボルトの近傍)の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、前記取付穴から離れた位置(換言すれば、前記押圧ボルトから離れた位置)の接触面圧を高めることができる。
本発明の第3の特徴(請求項3に記載の発明の特徴)は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、各窪みが前記取付穴の中心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴(請求項4に記載の発明の特徴)は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、各窪みが前記ホイールの軸心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されていることを要旨とする。
本発明の第5の特徴(請求項7に記載の発明の特徴)は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、前記スペーサの一側面及び/又は他側面おける複数の前記窪みの間に隆起部分が形成されていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴(請求項6に記載の発明の特徴)は、ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造において、前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面との間に配設され、各取付穴に整合する位置に切欠き(貫通穴を含む)がそれぞれ形成されたスペーサと、前記ホイール取付部に円周方向に間隔を置いて設けられ、対応する前記取付穴及び前記切欠きに貫通した複数の固定ボルトと、各固定ボルトの先端部に螺合してそれぞれ設けられ、前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧可能な押圧ナットと、を備え、各切欠きの大きさ(前記貫通穴の内径を含む)が前記押圧ナットの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっていることを要旨とする。
第6の特徴によると、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面によって前記スペーサを挟んだ状態の下で、複数の前記押圧ナットを締め付けることにより、複数の前記押圧ナットによって前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧する。これにより、前記ホイールディスクと前記ホイール取付部を接合(締結)させて、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けることができる。
ここで、前記スペーサにおける各切欠きの大きさが前記押圧ナットの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっているため、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けた際に、前記ホイールディスクの接合面において、前記取付穴の周縁近傍(換言すれば、前記押圧ナットの近傍)の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、前記取付穴から離れた位置(換言すれば、前記押圧ナットから離れた位置)の接触面圧を高めることができる。
本発明の第7の特徴(請求項7に記載の発明の特徴)は、ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造において、前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面との間に配設され、各取付穴に整合する位置に切欠き(貫通穴を含む)がそれぞれ形成されたスペーサと、前記ホイール取付部における前各取付穴に整合する位置に形成されたネジ穴と、各ネジ穴に螺合してそれぞれ設けられ、前記取付穴及び前記切欠きにそれぞれ貫通してあって、前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧可能な押圧ボルトと、を備え、各切欠きの大きさ(各貫通穴の内径を含む)が前記押圧ボルトの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっていることを要旨とする。
第7の特徴によると、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面によって前記スペーサを挟んだ状態の下で、複数の前記押圧ボルトを締め付けることにより、複数の前記押圧ボルトによって前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧する。これにより、前記ホイールディスクと前記ホイール取付部を接合(締結)させて、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けることができる。
ここで、前記スペーサにおける各切欠きの大きさが前記押圧ナットの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっているため、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けた際に、前記ホイールディスクの接合面において、前記取付穴の周縁近傍(換言すれば、前記押圧ボルトの近傍)の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、前記取付穴から離れた位置(換言すれば、前記押圧ボルトから離れた位置)の接触面圧を高めることができる。
本発明の第8の特徴(請求項8に記載の発明の特徴)は、ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造に用いられるスペーサにおいて、円周方向に間隔を置いて複数の貫通穴が形成され、一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に窪みがそれぞれ形成されていることを要旨とする。
第8の特徴によると、前記スペーサの一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に前記窪みがそれぞれ形成されているため、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面によって前記スペーサを挟んだ状態の下で、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けた際に、前記ホイールディスクの接合面において、前記取付穴の周縁近傍(換言すれば、前記押圧ナット又は前記押圧ナットの近傍)の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、前記取付穴から離れた位置(換言すれば、前記押圧ナット又は前記押圧ナットから離れた位置)の接触面圧を高めることができる。
本発明の第9の特徴(請求項9に記載の発明の特徴)は、第8の特徴に加えて、各窪みが前記取付穴の中心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されていることを要旨とする。
本発明の第10の特徴(請求項10に記載の発明の特徴)は、第8の特徴に加えて、各窪みが自身の軸心(前記スペーサの軸心)に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されていることを要旨とする。
本発明の第11の特徴(請求項11に記載の発明の特徴)は、第8の特徴に加えて、一側面及び/又は他側面おける複数の前記窪みの間に隆起部分が形成されていることを要旨とする。
本発明の第12の特徴(請求項12に記載の発明の特徴)は、ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造に用いられるスペーサにおいて、円周方向に間隔を置いて複数の切欠き(貫通穴を含む)が形成され、各切欠きの大きさ(各貫通穴の内径を含む)が前記ホイール取付構造に用いられる押圧ナット又は押圧ボルトの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっていることを要旨とする。
第12の特徴によると、前記スペーサにおける各切欠きの大きさが前記押圧ナット又は前記押圧ボルトの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっているため、前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面によって前記スペーサを挟んだ状態の下で、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けた際に、前記ホイールディスクの接合面において、前記取付穴の周縁近傍(換言すれば、前記押圧ナット又は前記押圧ナットの近傍)の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、前記取付穴から離れた位置(換言すれば、前記押圧ナット又は前記押圧ナットから離れた位置)の接触面圧を高めることができる。
請求項1から請求項12のうちのいずれかの請求項に記載の発明によれば、前記ホイールを前記ホイール取付部に取付けた際に、前記ホイールディスクの接合面において、前記取付穴の周縁近傍の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、前記取付穴から離れた位置の接触面圧を高めることができるため、車両の走行中に、前記ホイールに外力が加わっても、前記ホイールディスクの接合面に部分的に浮き上がりが生じ難くなって、前記ホイールの接合面の外縁部分及び内縁部分を前記ホイール取付部の接合面に強固に接触させることができる。よって、前記ホイールと前記ホイール取付部との間の取付剛性を十分に確保して、車両の操縦安定性を向上させることができる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1から図6を参照して説明する。
ここで、図1は、第1の実施形態に係るホイール取付構造の断面図、図2は、第1の実施形態に係るホイール取付構造の要部拡大断面図、図3は、第1の実施形態に係るスペーサを示す図、図4及び図5は、第1の実施形態に係る別態様のホイール取付構造の要部拡大断面図、図6は、第1の実施形態に係る別態様のスペーサの斜視図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るホイール取付構造1は、鍛造又は鋳造によって成型されたアルミホイール等の軽合金ホイール3を車両のハブ5にブレーキディスク7を介して取付ける構造である。ここで、軽合金ホイール3は、ホイールディスク9と、このホイールディスク9の周縁に形成されたホイールリム(図示省略)とを備えてあって、ホイールディスク9の中央には、ハブホイール穴11が形成されている。また、ハブ5は、ナックル(車両部品の1つ)13にベアリング15を介して回転可能に支持された筒状のハブ本体17と、このハブ本体17の外周面に形成されたハブフランジ19と、ハブ本体17の一端側に形成された筒状のハブスリーブ21とを備えている。なお、ホイール取付構造1にあっては、ハブ5とブレーキディスク7が車両のホイール取付部としての機能を有している。
そして、本発明の実施形態に係るホイール取付構造1の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、図1から図3に示すように、ホイールディスク9には、複数の取付穴23が円周方向に等間隔に形成されており、各取付穴23の内周面には、穴側テーパ23tが形成されている。また、ブレーキディスク7における各取付穴23に整合する位置には、貫通穴25がそれぞれ形成されている。
ホイールディスク9の接合面とブレーキディスク7の接合面との間には、スペーサ27が配設されており、このスペーサ27は、アルミ等の金属又は樹脂等からなるものである。また、スペーサ27の中央には、ハブスリーブ21に嵌合可能な嵌合ホイール29が形成されており、スペーサ27における各取付穴23に整合する位置には、貫通穴31がそれぞれ形成されている。
ハブフランジ19には、複数のスタッドボルト(固定ボルトの一例)33が円周方向に等間隔に設けられており、各スタッドボルト33は、対応する取付穴23及び貫通穴25,31にそれぞれ貫通してあって、なお、各スタッドボルト33の首下部部分には、ローレット加工が施されている。また、各スタッドボルト33の先端部には、ホイールディスク9をハブフランジ19側(ホイール取付部側)へ押圧可能な押圧ナット35が螺合してそれぞれ設けられており、この押圧ナット35の一側には、穴側テーパ23tに圧接可能なナット側テーパ35tが形成されている。
スペーサ27の一側面(図1、図2、図4、図5において左側面)における各取付穴23の周縁近傍には、窪み37がそれぞれ形成されており、各窪み37の深さは、略同じである。ここで、ホイール取付構造1の別態様として(換言すれば、スペーサ27の別態様として)、図4に示すように、各窪み37が取付穴23の中心(換言すれば、スペーサ27の貫通穴31の中心)に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されるようにしたり、図5に示すように、各窪み37が軽合金ホイール3の軸心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されるようにしたりしても構わない。また、図6に示すように、ホイール取付構造1の別態様として、スペーサ27の一側面における複数の窪み37の間に隆起部分39が形成されるようにしても構わない。
なお、スペーサ27の一側面における各取付穴23の周縁近傍に複数の窪み37(複数の窪み37及び複数の隆起部分39)が形成される代わりに(或いは形成されると共に)、スペーサ27の他側面(図1、図2、図4、図5において右側面)における各取付穴23の周縁近傍に複数の窪み37(複数の窪み37及び複数の隆起部分39)が形成されるようにしても構わない。
次に、第1の実施形態の作用及び効果について説明する。
ホイールディスク9の接合面をブレーキディスク7の接合面によってスペーサ27を挟んだ状態の下で、複数の押圧ナット35を締め付けることにより、複数の押圧ナット35のナット側テーパ35tを対応する取付穴23の穴側テーパ23tに圧接させつつ、複数の押圧ナット35によってホイールディスク9をブレーキディスク7側へ押圧する。これにより、ホイールディスク9とブレーキディスク7を接合(締結)させて、軽合金ホイール3をハブ5にブレーキディスク7を介して取付けることができる。
ここで、スペーサ27の一側面及び/又は他側面における各取付穴23の周縁近傍に窪み37が形成されているため、ホイールディスク9の接合面において、取付穴23の周縁近傍(換言すれば、押圧ナット35の近傍)の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、取付穴23から離れた位置(換言すれば、押圧ナット35から離れた位置)の接触面圧を高めることができる。
特に、図4に示すような別態様のホイール取付構造1(換言すれば、別態様のスペーサ27)にあっては、各窪み37が取付穴23の中心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されているため、ホイールディスク9の接合面における取付穴23の周縁近傍の接触面圧が局所的に高くなることより抑制することができる。また、図5に示すような別態様のホイール取付構造1にあっては、各窪み37が軽合金ホイール3の中心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されているため、ホイールディスク9の接合面における外周側(ホイールリム側)の接触面圧を十分に高めることができる。更に、図6に示すような別態様のホイール取付構造1にあっては、ホイールディスク9の接合面における複数の窪み37の間に隆起部分39が形成されているため、ホイールディスク9の接合面における取付穴23間の接触面圧を十分に高めることができる。
従って、本発明の実施形態によれば、軽合金ホイール3をブレーキディスク7に取付けた際に、ホイールディスク9の接合面において、取付穴23の周縁近傍の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、取付穴23から離れた位置の接触面圧を高めることができるため、車両の走行中に、軽合金ホイール3に外力が加わっても、ホイールディスクの接合面に部分的に浮き上がりが生じ難くなって、軽合金ホイール3の接合面の外縁部分及び内縁部分をブレーキディスク7の接合面に強固に接触させることができる。よって、軽合金ホイール3とハブ5との間の取付剛性を十分に確保して、車両の操縦安定性を向上させることができる。
(第1の実施形態の変型例)
図示は省略するが、第1の実施形態の変型例として、ホイール取付構造1が複数のスタッドボルト33及び複数の押圧ナット35を備える代わりに、ホイールディスク9における各取付穴23に整合する位置にそれぞれ形成されたネジ穴と、各ネジ穴に螺合してそれぞれ設けられかつホイールディスク9をブレーキディスク7側へ押圧可能な押圧ボルトとを備えるようにしても構わない。なお、各押圧ボルトは、対応する取付穴23及び貫通穴25,31にそれぞれ貫通してある。
この場合には、ホイールディスク9の接合面をブレーキディスク7の接合面によってスペーサ27を挟んだ状態の下で、複数の押圧ボルトを締め付けて、複数の押圧ボルトによってホイールディスク9をブレーキディスク7側へ押圧すことにより、軽合金ホイール3をハブ5にブレーキディスク7を介して取付けるようになっている。
そして、第1の実施形態の変型例においても、前述の第1の実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図7及び図8を参照して説明する。
ここで、図7は、第2の実施形態に係るホイール取付構造の要部拡大断面図、図8は、第2の実施形態に係るスペーサを示す図である。
図7及び図8に示すように、第2の実施形態に係るホイール取付構造41は、軽合金ホイール3を車両のハブ5にブレーキディスク7を介して取付ける構造であって、第1の実施形態に係るホイール取付構造1と略同じ構成を有しており、第2の実施形態の係るホイール取付構造41の具体的な構成のうち、第1の実施形態に係るホイール取付構造1の具体的な構成と異なる部分についてのみ説明する。なお、第2の実施形態に係るホイール取付構造41における複数の構成要素のうち、第1の実施形態に係るホイール取付構造1における構成要素と対応するものについては、図中に同一番号を付して、説明を省略する。
即ち、ホイールディスク9の接合面とブレーキディスク7の接合面との間には、スペーサ43が配設されており、このスペーサ43は、アルミ等の金属又は樹脂等からなるものである。また、スペーサ43の中央には、ハブスリーブ21に嵌合可能な嵌合ホイール45が形成されており、スペーサ43における各取付穴23に整合する位置には、略円形の切欠き47がそれぞれ形成されている。更に、各スタッドボルト33が対応する対応する取付穴23、貫通穴31、及び切欠き47にそれぞれ貫通してある。そして、各切欠き47の大きさ(内径)は、押圧ナット35の座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっている。
次に、第2の実施形態の作用及び効果について説明する。
前述の第1の実施形態の作用と同様に、ホイールディスク9の接合面をブレーキディスク7の接合面によってスペーサ43を挟んだ状態の下で、複数の押圧ナット35を締め付けることにより、複数の押圧ナット35によってホイールディスク9をブレーキディスク7側へ押圧して、軽合金ホイール3をハブ5にブレーキディスク7を介して取付けることができる。
ここで、スペーサ43における各切欠き47の大きさが押圧ナット35の座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっているため、軽合金ホイール3をブレーキディスク7に取付けた際に、ホイールディスク9の接合面において、取付穴23の周縁近傍(換言すれば、押圧ナット35の近傍)の接触面圧が局所的に高くなること抑制すると共に、取付穴23から離れた位置(換言すれば、押圧ナット35から離れた位置)の接触面圧を高めることができる。
従って、第2の実施形態によれば、前述の第1の実施形態の効果と同様に、車両の走行中に、軽合金ホイール3に外力が加わっても、ホイールディスク9の接合面に部分的に浮き上がりが生じ難くなって、軽合金ホイール3の接合面の外縁部分及び内縁部分をブレーキディスク7の接合面に強固に接触させることができる。よって、軽合金ホイール3とハブ5との間の取付剛性を十分に確保して、車両の操縦安定性を向上させることができる。
(第2の実施形態の変型例)
図示は省略するが、第2の実施形態の変型例として、ホイール取付構造41が複数のスタッドボルト33及び複数の押圧ナット35を備える代わりに、ホイールディスク9における各取付穴23に整合する位置にそれぞれ形成されたネジ穴と、各ネジ穴に螺合してそれぞれ設けられかつ取付穴23及び貫通穴25に貫通してあってホイールディスク9をブレーキディスク7側へ押圧可能な押圧ボルトとを備えるようにしても構わない。なお、各押圧ボルトは、対応する取付穴23、貫通穴31、及び切欠き47にそれぞれ貫通してある。
この場合には、ホイールディスク9の接合面をブレーキディスク7の接合面によってスペーサ27を挟んだ状態の下で、複数の押圧ボルトを締め付けて、複数の押圧ボルトによってホイールディスク9をブレーキディスク7側へ押圧すことにより、軽合金ホイール3をハブ5にブレーキディスク7を介して取付けるようになっている。また、スペーサ43における各切欠き47の大きさは、押圧ボルトの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっている。
そして、第2の実施形態の変型例においても、前述の第1の実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
第1の実施形態に係るホイール取付構造の断面図である。 第1の実施形態に係るホイール取付構造の要部拡大断面図である。 第1の実施形態に係るスペーサを示す図である。 第1の実施形態に係る別態様のホイール取付構造の要部拡大断面図である。 第1の実施形態に係る別態様のホイール取付構造の要部拡大断面図である。 第1の実施形態に係る別態様のスペーサの斜視図である。 第2の実施形態に係るホイール取付構造の要部拡大断面図である。 第2の実施形態に係るスペーサを示す図である。
符号の説明
1 ホイール取付構造
3 軽合金ホイール
5 ハブ
7 ブレーキディスク
9 ホイールディスク
11 ハブホイール穴
17 ハブ本体
19 ハブフランジ
21 ハブスリーブ
23 取付穴
23t 穴側テーパ
25 貫通穴
27 スペーサ
31 貫通穴
33 スタッドボルト
35 押圧ナット
35t ナット側テーパ
37 窪み
39 隆起部分
41 ホイール取付構造
43 スペーサ
47 切欠き

Claims (12)

  1. ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造において、
    前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、
    前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面との間に配設され、各取付穴に整合する位置に貫通穴がそれぞれ形成されたスペーサと、
    前記ホイール取付部に円周方向に間隔を置いて設けられ、対応する前記取付穴及び前記貫通穴に貫通した複数の固定ボルトと、
    各固定ボルトの先端部に螺合してそれぞれ設けられ、前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧可能な押圧ナットと、を備え、
    前記スペーサの一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に窪みがそれぞれ形成されていることを特徴とするホイール取付構造。
  2. ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造において、
    前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、
    前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面との間に配設され、各取付穴に整合する位置に貫通穴がそれぞれ形成されたスペーサと、
    前記ホイール取付部における前各取付穴に整合する位置に形成されたネジ穴と、
    各ネジ穴に螺合してそれぞれ設けられ、前記取付穴にそれぞれ貫通してあって、前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧可能な押圧ボルトと、を備え、
    前記スペーサの一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に窪みがそれぞれ形成されていることを特徴とするホイール取付構造。
  3. 各窪みが前記取付穴の中心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホイール取付構造。
  4. 各窪みが前記ホイールの軸心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホイール取付構造。
  5. 前記スペーサの一側面及び/又は他側面おける複数の前記窪みの間に隆起部分が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホイール取付構造。
  6. ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造において、
    前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、
    前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面との間に配設され、各取付穴に整合する位置に切欠きがそれぞれ形成されたスペーサと、
    前記ホイール取付部に円周方向に間隔を置いて設けられ、対応する前記取付穴及び前記切欠きに貫通した複数の固定ボルトと、
    各固定ボルトの先端部に螺合してそれぞれ設けられ、前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧可能な押圧ナットと、を備え、
    各切欠きの大きさが前記押圧ナットの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっていることを特徴とするホイール取付構造。
  7. ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造において、
    前記ホイールのホイールディスクに円周方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取付穴と、
    前記ホイールディスクの接合面と前記ホイール取付部の接合面との間に配設され、各取付穴に整合する位置に切欠きがそれぞれ形成されたスペーサと、
    前記ホイール取付部における前各取付穴に整合する位置に形成されたネジ穴と、
    各ネジ穴に螺合してそれぞれ設けられ、前記取付穴及び前記切欠きにそれぞれ貫通してあって、前記ホイールディスクを前記ホイール取付部側へ押圧可能な押圧ボルトと、を備え、
    各切欠きの大きさが前記押圧ボルトの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっていることを特徴とするホイール取付構造。
  8. ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造に用いられるスペーサにおいて、
    円周方向に間隔を置いて複数の貫通穴が形成され、一側面及び/又は他側面における各貫通穴の周縁近傍に窪みがそれぞれ形成されていることを特徴とするスペーサ。
  9. 各窪みが前記貫通穴の中心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されていることを特徴とする請求項8に記載のスペーサ。
  10. 各窪みが自身の軸心に向かって徐々に深くなるようにそれぞれ構成されていることを特徴とする請求項8に記載のスペーサ。
  11. 一側面及び/又は他側面おける複数の前記窪みの間に隆起部分が形成されていることを特徴とする請求項8に記載のスペーサ。
  12. ホイールを車両のホイール取付部に取付けるホイール取付構造に用いられるスペーサにおいて、
    円周方向に間隔を置いて複数の切欠きが形成され、各切欠きの大きさが前記ホイール取付構造に用いられる押圧ナット又は押圧ボルトの座面の大きさよりもそれぞれ大きくなっていることを特徴とするスペーサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102555662A (zh) * 2011-12-31 2012-07-11 重庆长安汽车股份有限公司 一种车轮安装结构
CN109538615A (zh) * 2018-12-07 2019-03-29 保定长安客车制造有限公司 一种大锥面车轮螺母的防松防断裂结构

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