JP2008229790A - リテーナリングおよび研磨装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】被研磨物を均一に研磨することができ、劣化を抑制するとともに、再生に手間を要しないリテーナリングおよびこのリテーナリングを有する研磨装置を提供すること。
【解決手段】リテーナリング1は、被研磨物の外周部を包囲する樹脂製の第一環状部11と、この第一環状部11上に設けられ、第一環状部11よりも機械的強度の高い第二環状部12とを備える。第一環状部11および第二環状部12の周縁部には、第一環状部11と第二環状部12とを機械的接合により固定する固定部13が設けられている。第一環状部11は、固定部13よりも第二環状部12と反対側に突出している。
【選択図】図2

Description

本発明は、リテーナリングおよびリテーナリングを有する研磨装置に関する。
近年、半導体基板上のデバイス製作工程において、製作の過程で形成される表面の凸凹、例えば層間絶縁膜表面の凸凹を研磨により平坦化する化学的機械的研磨法(以下、「CMP」と言う)が用いられている。
CMPでは、一般に図6に示すような研磨装置100が使用されている。
この研磨装置100は、被研磨物(図示せず)を保持する保持部101と、研磨パッド102が貼り付けられた研磨テーブル103と、薬液供給口104とを備える。
保持部101は、リテーナリング101B(図7参照)を備える。
リテーナリング101Bは、被研磨物の飛び出しを防止するとともに、被研磨物の外周部の研磨異常を防止するためのものである。
研磨を行っている時は、研磨パッド102に被研磨物が押付けられ、被研磨物の最外周部の接触圧力が最大となっている。この時、図8(A)に示すように、その反力で被研磨物6の最外周部から数mmにわたって研磨パッド102に変形領域Aが発生し、被研磨物6外周部にかかる圧力が低くなる。この結果、被研磨物6外周部の研磨量が少なくなる。
そこで、リテーナリング101Bを用い、図8(B)に示すように、被研磨物6の研磨パッド102に接触する面と、リテーナリング101Bの研磨パッド102に接触する面とを同一の高さとする。また、リテーナリング101Bの研磨パッド102に接触する幅を前述した変形領域A以上とする。さらに、リテーナリング101Bに所定の圧力を加える。これにより、変形領域Aが被研磨物6外周部におよぶことを防止でき、被研磨物6の外周部の研磨量が少なくなってしまうこと(研磨異常)を防止することができる。なお、図8(A)、(B)中、符号101Aは、被研磨物裏面に設けられるインサートパッドを示している。
リテーナリング101Bが研磨パッド102に接触することで、リテーナリング101Bが研磨され、不純物が研磨パッド102に広がって行く。ここでステンレス鋼などの合金材料を用いると、金属成分が研磨パッド102に広がることとなり、被研磨物6に形成されるデバイス特性に悪影響を及ぼす場合がある。そこで、リテーナリング101Bに硬質プラスチックなどを用いることが考えられる。しかしながら、ステンレス鋼に比べ機械的強度が弱いため、被研磨物の処理量の増加に伴ってリテーナリングが変形してしまう。
そこで、図9に示すように、リテーナリング105を、研磨パッド102側に設けられるリング状の樹脂部分105Aと、ステンレス鋼などの機械的強度の高いリング状の部分105Bとで構成することが提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−291162号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では以下のような課題がある。
図10に示すように、リテーナリング105の樹脂部分105Aと、ステンレス鋼などのリング状の部分105Bとは接着剤Sにより接合されている。樹脂部分105Aと、ステンレス鋼などのリング状の部分105Bとを接着剤Sで固定する際、接着剤Sの量が不十分となったり、脱気が不充分となったりした場合には、接着剤S内部に気泡Hが発生する。この気泡Hにより、リテーナリング105から研磨パッド102に対し、圧力を均一にかけることができなくなり、圧力伝達の不均衡が生じる。これにより、研磨パッド102の変形領域Aが、リテーナリング105下部の領域だけでなく、被研磨物6外周部との接触部分にまでおよんでしまう。そのため、被研磨物6外周部の研磨量が他の部分と異なってしまい、被研磨物6を均一に研磨することが困難となる。
また、研磨時に薬液供給口104から酸・アルカリ等の薬液が導入されるが、この薬液により接着剤Sが腐食し、リテーナリング105が劣化することがある。
さらに、使用済みリテーナリング105の再生を行う場合、樹脂部分105Aのみ交換する方法を採っているが、ステンレス鋼などの機械的強度の高いリング状の部分105B側に接着剤Sが残ってしまう。そのため、接着剤Sの除去処理に手間がかかり、リテーナリング105を容易に再生することが難しい。
本発明によれば、被研磨物の外周部を保持するリテーナリングであって、前記被研磨物の外周部を包囲する樹脂製の第一環状部と、この第一環状部上に設けられ、前記第一環状部よりも機械的強度の高い第二環状部とを備え、前記第一環状部および前記第二環状部の周縁部には、前記第一環状部と前記第二環状部とを機械的接合により固定する固定部が設けられ、前記第一環状部は、前記固定部よりも前記第二環状部と反対側に突出しているリテーナリングが提供される。
この発明によれば、リテーナリングには、第一環状部と第二環状部とを固定するための固定部が設けられている。そして、第一環状部は、固定部よりも第二環状部と反対側に突出している。従って、研磨を行う際には、固定部を研磨パッドに接触させず、第一環状部のみを研磨パッドに接触させることができる。これにより、リテーナリングから研磨パッドにかかる圧力が均一となり、研磨パッドの変形領域が、研磨パッドの被研磨物外周部との接触部分に及ぶことを防止できる。これにより、被研磨物外周部の研磨量が他の部分と異なってしまうことを防止でき、被研磨物を均一に研磨することができる。
また、固定部は、第一環状部と第二環状部とを機械的接合により固定するものであるため、従来のような接着剤の腐食が起こらず、リテーナリングの劣化を抑制することができる。さらに、リテーナリングのリサイクル時の接着剤の除去が不要となり、リテーナリングを容易に再生することができる。
また、本発明によれば、研磨パッドと、被研磨物を保持するとともに、この研磨パッドに被研磨物を接触させる保持部とを備える研磨装置において、前記保持部は、上述したリテーナリングを有する研磨装置を提供することができる。
本発明によれば、被研磨物を均一に研磨することができ、劣化を抑制するとともに、再生に手間を要しないリテーナリングおよびこのリテーナリングを有する研磨装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
まず、図1〜3を参照して、本実施形態のリテーナリングの概要について説明する。なお、尚、以下の説明では、既に説明した部分と同一の部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のリテーナリング1は、被研磨物6の外周部を保持し、被研磨物6とともに研磨パッド21に接触するものである。
このリテーナリング1は、被研磨物6の外周部を包囲する樹脂製の第一環状部11と、この第一環状部11上に設けられ、第一環状部11よりも機械的強度の高い第二環状部12とを備える。
第一環状部11および第二環状部12の周縁部には、第一環状部11と第二環状部12とを機械的接合により固定する固定部13が設けられている。
第一環状部11は、固定部13よりも第二環状部12と反対側に突出している。すなわち、第一環状部11の研磨パッド21側の面は、固定部13の研磨パッド21側の面よりも研磨パッド21側に突出している。
次に、リテーナリング1について、詳細に説明する。
図1および図2に示すように、リテーナリング1は、樹脂製の第一環状部11と、第二環状部12と、固定部13を備える。なお、図1は、リテーナリング1の断面図を示し、図2は、図1の丸で囲った部分の拡大図を示す。
第一環状部11は、円環状に形成されたものである。研磨を行う際には、第一環状部11の内周側に被研磨物6(図3参照)が嵌め込まれることとなる。
このような第一環状部11は、樹脂製であり、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂を含有する。この第一環状部11は、被研磨物6、例えば、基板を研磨する際に、研磨パッド21(図3参照)に接触する。
第二環状部12は、第一環状部11上に配置されており、円環状に形成されたものである。この第二環状部12は、第一環状部11よりも機械的強度の高い部材で構成されている。例えば、ステンレス鋼等の金属製である。
固定部13は、第一環状部11と第二環状部12とを機械的接合により固定するためのものである。固定部13は、第一環状部11の外周部に設けられた雄ねじ部131と、第二環状部12の外周部に設けられた雌ねじ部132とを備える。
雄ねじ部131は、第一環状部11と一体的に形成されており、第一環状部11と同じ樹脂製である。雄ねじ部131の外周面には、ねじが刻設されている。雄ねじ部131の上面は、第一環状部11の第二環状部12側の表面と同位置にある。
また、雄ねじ部131の下面(研磨装置2に組み込んだ際に研磨パッド21側に位置する面)は、第一環状部11の研磨パッド21側の面よりも第二環状部12側に位置している。すなわち、第一環状部11は、雄ねじ部131よりも第二環状部12と反対側に突出しているといえる。
雌ねじ部132は、第二環状部12と一体的に形成されており、第二環状部12と同じ材料で構成される。雌ねじ部132にはねじ穴が形成され、ねじ穴の内周面にはねじが刻設されている。このねじ穴の上面は、第二環状部12の第一環状部11側の面よりも、上方に位置している。従って、雄ねじ部131の上面と、雌ねじ部132のねじ穴の上面との間には隙間が形成される。このような隙間を形成することで雄ねじ部131を雌ねじ部132のねじ穴に押し込みすぎた場合であっても雄ねじ部131が損傷してしまうことを防止できる。
また、雌ねじ部132の下面は、(研磨装置2に組み込んだ際に研磨パッド21側に位置する面)は、第一環状部11の研磨パッド21側の面よりも第二環状部12側に位置している。すなわち、第一環状部11は、雌ねじ部132よりも第二環状部12と反対側に突出しているといえる。
このような、固定部13の雌ねじ部132と雄ねじ部131とを螺合することで、第一環状部11と第二環状部12とが固定されリテーナリング1が組み立てられる。
以上のような構造のリテーナリング1は、図3に示すように研磨装置2に組み込まれる。
この研磨装置2は、研磨テーブル22と、被研磨物6を保持する保持部23と、薬液を供給するノズル24とを備える。
研磨テーブル22は、回転可能に構成されており、この研磨テーブル22の表面には、研磨パッド21が設けられている。
保持部23は、被研磨物6を保持するとともに、研磨の際に、被研磨物6を研磨パッド21に押圧する。この保持部23は、研磨ヘッド231と、この研磨ヘッド231の下部に配置されるリテーナリング1とを備える。研磨ヘッド231は、リテーナリング1に保持された被研磨物6を、回転、揺動するものである。研磨ヘッド231と被研磨物6との間には、インサートパッド232が配置される。
リテーナリング1には、エアクッション(図示せず)により荷重が加えられ、被研磨物6の研磨パッド21に対する押圧力とは別に、リテーナリング1に加わる圧力を調整できる構造となっている。
このような研磨装置2では、リテーナリング1に被研磨物6を保持させ、リテーナリング1を研磨ヘッド231に装着する。リテーナリング1に保持された被研磨物6を研磨パッド21に押圧するとともに、研磨ヘッド231および研磨テーブル22を回転させ、ノズル24から薬液を供給する。これにより、被研磨物6の研磨が行われる。なお、研磨が行われる際、リテーナリング1の第一環状部11は、研磨パッド21に接触した状態となるが、固定部13は研磨パッド21には接触しない。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
リテーナリング1には、第一環状部11と第二環状部12とを固定する固定部13が設けられている。そして、第一環状部11は、固定部13よりも第二環状部12と反対側に突出している。すなわち、第一環状部11の研磨パッド21側の面は、固定部13の研磨パッド21側の面よりも研磨パッド21側に突出しているといえる。従って、第一環状部11の研磨パッド21側の面のみを研磨パッド21に接触させることができる。これにより、リテーナリング1から研磨パッド21にかかる圧力が均一となり、研磨パッド21の変形領域が、研磨パッド21の被研磨物6外周部との接触部分に及ぶことを防止できる。そのため、被研磨物6を均一に研磨することができる。
また、従来のように、樹脂部分とリング状の部分とを接着剤により固定する場合、接着面積を大きく確保する必要がある。そこで、図11に示すように、樹脂部分105Aに凸部105A1を設けることが考えられる。しかしながら、凸部105A1を設けると、リテーナリング105側から研磨パッドにかかる圧力が凸部105A1に集中し、リテーナリング105から研磨パッドにかかる圧力が非常に不均一になる。これにより、研磨パッドの変形領域が、リテーナリング105下部の領域だけでなく、被研磨物6外周部との接触部分にまでおよんでしまう。そのため、被研磨物6外周部の研磨量と、他の部分との研磨量とが異なってしまう。
これに対し、本実施形態では前述したように、固定部13を研磨パッド21に接触させず、第一環状部11のみを研磨パッド21に接触させることにより、リテーナリング1から研磨パッド21にかかる圧力を均一にさせることができる。これにより、研磨パッド21の変形領域が、研磨パッド21の被研磨物6外周部との接触部分に及ぶことを防止できる。
また、固定部13は、第一環状部11と第二環状部12とを機械的接合により接合するものであるため、従来のような接着剤の腐食が起こらず、リテーナリング1の劣化を抑制することができる。さらに、リテーナリング1のリサイクル時の接着剤の除去が不要となり、リテーナリング1を容易に再生することができる。
また、本実施形態では、固定部13が第一環状部11の外周部に設けられた雄ねじ部131と、第二環状部12の外周部に設けられた雌ねじ部132とから構成されている。雄ねじ部131と雌ねじ部132とを螺合するだけで、第一環状部11と第二環状部12とを固定することができ、リテーナリング1を簡単に組み立てることができる。
さらに、雄ねじ部131を第一環状部11と一体的に成形するとともに、雌ねじ部132を第二環状部12と一体的に成形することで、リテーナリング1を構成する部材点数の増加を防止することができる。
また、雄ねじ部131と雌ねじ部132とを螺合することにより、第一環状部11と第二環状部12とを強固に固定することができる。
(第二実施形態)
図4,5を参照して、第二実施形態について説明する。図4は、本実施形態のリテーナリング3の断面図であり、図5は、図4の丸で囲んだ部分の拡大図である。
本実施形態と、前記実施形態とでは、固定部の構造が異なる。他の点については、前記実施形態と同様である。
本実施形態のリテーナリング3の固定部33は、第一環状部11の周縁部から突出した突起部331と、突起部331が係合する支持部332と、支持部332を第二環状部12に接続するための突起部334および接続部材333とを備える。
なお、本実施形態では、固定部33は、第一環状部11および第二環状部12の内周側、外周側それぞれに設けられている。
突起部331は、第一環状部11の外周部および内周部から、それぞれ外方に突出している。この突起部331は、第一環状部11と一体的に形成されており、第一環状部11と同じ材料で構成される。
支持部332は、円環状に構成されている。この支持部332は断面略L字型形状であり、Lの先端部分で、突起部331を受け、支持する。この支持部332は、例えば、第二環状部12と同じ材料で構成することができる。支持部332は、第二環状部12の内周側、外周側それぞれに配置される。また、支持部332の研磨パッド21側の表面は、第一環状部11の研磨パッド21側の表面よりも窪んでいる。換言すると、第一環状部11は、支持部332よりも第二環状部12と反対側に突出しているといえる。
このような支持部332の研磨パッド21側の面と、第一環状部11の内側面のうち、支持部332よりも研磨パッド21側に突出した部分とで形成される段差部分には、被研磨物6が嵌め込まれ、リテーナリング3に被研磨物6が保持されることとなる。
突起部334は、第二環状部12の外周部上端、内周部上端からそれぞれ外方に突出したものである。この突起部334の下部に支持部332が配置され、この突起部334と、支持部332とを接続部材333であるねじにより固定することで、支持部332が、第二環状部12に接続されることとなる。
このような本実施形態によれば、第一実施形態と同様の効果を奏することができるうえ、以下の効果を奏することができる。
本実施形態では、固定部33は、第一環状部11および第二環状部12の内周側、外周側それぞれに設けられている。そのため、固定部33により第一環状部11および第二環状部12を強固に固定することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、第二環状部を金属製としたが、これに限らず、第一環状部よりも機械的強度の高いものであればよい。例えば、第二環状部をセラミックス製としてもよい。
また、第一実施形態では、固定部13が第一環状部11に設けられた雄ねじ部131と、第二環状部12に設けられた雌ねじ部132とから構成されているとしたが、これに限られず、第一環状部に雌ねじ部を設け、第二環状部に雄ねじ部を設けてもよい。
さらに、固定部の接合形態は、前記各実施形態で示したものに限られず、機械的接合であればよい。例えば、嵌合により、第一環状部と第二環状部とを接合するものであってもよい。
本発明の第一実施形態にかかるリテーナリングの断面図である。 リテーナリングの要部を拡大した断面図である。 研磨装置を示す模式図である。 本発明の第二実施形態にかかるリテーナリングの断面図である。 リテーナリングの要部を拡大した断面図である。 従来の研磨装置を示す模式図である。 従来のリテーナリングを示す断面図である。 (A)は、従来の研磨装置における被研磨物の研磨の状態を示す図である。(B)は、リテーナリングを用いた従来の研磨装置における被研磨物の研磨の状態を示す図である。 リテーナリングを用いた従来の研磨装置における被研磨物の研磨の状態を示す図である。 従来のリテーナリングの要部の断面図である。 接着剤を使用したリテーナリングの要部の断面図である。
符号の説明
1 リテーナリング
2 研磨装置
3 リテーナリング
6 被研磨物
11 第一環状部
12 第二環状部
13 固定部
21 研磨パッド
22 研磨テーブル
23 保持部
24 ノズル
33 固定部
100 研磨装置
101 保持部
101A インサートパッド
101B リテーナリング
102 研磨パッド
103 研磨テーブル
104 薬液供給口
105 リテーナリング
105A 樹脂部分
105A1 凸部
105B リング状の部分
131 雄ねじ部
132 雌ねじ部
231 研磨ヘッド
232 インサートパッド
331 突起部
332 支持部
333 接続部材
334 突起部
A 変形領域
H 気泡
S 接着剤

Claims (4)

  1. 被研磨物の外周部を保持するリテーナリングであって、
    前記被研磨物の外周部を包囲する樹脂製の第一環状部と、この第一環状部上に設けられ、前記第一環状部よりも機械的強度の高い第二環状部とを備え、
    前記第一環状部および前記第二環状部の周縁部には、前記第一環状部と前記第二環状部とを機械的接合により固定する固定部が設けられ、
    前記第一環状部は、前記固定部よりも前記第二環状部と反対側に突出しているリテーナリング。
  2. 請求項1に記載のリテーナリングにおいて、
    前記固定部は、前記第一環状部および前記第二環状部のうちいずれか一方の周縁部に設けられた雄ねじ部と、前記第一環状部および前記第二環状部うちいずれか他方の周縁部に設けられ、前記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部とを備えるリテーナリング。
  3. 請求項1に記載のリテーナリングにおいて、
    前記固定部は、前記第一環状部の周縁部から突出した突起部と、前記第二環状部に接続されるとともに、前記突起部を支持する支持部とを備えるリテーナリング。
  4. 研磨パッドと、被研磨物を保持するとともに、この研磨パッドに前記被研磨物を接触させる保持部とを備える研磨装置において、
    前記保持部は、請求項1から3のいずれかに記載のリテーナリングを有する研磨装置。
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