JP2008227801A - オーディオ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが頭の位置を動かしても、周囲に気付かれずに楽曲や音声等をシングル及びマルチチャンネルで聴くことができるオーディオ装置を提供する。
【解決手段】オーディオ装置1は、内部に空気が充満しているU字型枕と複数の骨伝導スピーカとを備える。オーディオ装置1には、再生装置2が接続され、楽曲や音声等のオーディオ信号が入力される。オーディオ装置1は、ユーザ3の首部の後方から、湾曲凹部10を顎部に差し入れて装着される。オーディオ装置1を装着すると、骨伝導スピーカSPは、ユーザ3の頭蓋骨、左右の顎骨及び左右の鎖骨に当接する箇所に配置される。また、ユーザ3の操作入力により、オーディオ装置1は、骨伝導スピーカSPへ一定圧力が検出されるまで、内部圧力を増加させながら、骨伝導スピーカSPに掛かる圧力を調べる。オーディオ装置1は、骨伝導スピーカSPへの一定圧力を検出すると、放音を開始する。
【選択図】図2

Description

この発明は、骨伝導スピーカを複数個所に内蔵したU字枕型のオーディオ装置に関する。
従来、飛行機、バス及び電車の車内等の周囲に人がいるような場所では、聴者は、イヤホンやヘッドホンを利用して音楽等を聴いている。イヤホンやヘッドホンを使用して、長時間、大きな音量で音楽等を聴くと、難聴になったりすることがある。そこで、骨伝導スピーカを利用して、音楽等を聴くオーディオ装置がある(特許文献1参照)。
特許文献1のヘッドホン内蔵型頭部受け装置では、枕の頭受け箇所に2つの骨伝導スピーカを配置している。
しかしながら、特許文献1のヘッドホン内蔵型頭受け装置では、頭の位置を少し移動させると、音が聞こえなくなる。また、スピーカの数が2個なので、モノラル又はステレオ再生しかできないという問題があった。
特開2004−173006号公報
そこで、この発明は、聴者が頭の位置を移動させても、音を聞くことができるU字枕型オーディオ装置を提供することを目的とする。また、この発明は、モノラル、ステレオ再生だけでなく、マルチチャンネルで再生することができるU字枕型オーディオ装置を提供することを目的とする。
請求項1のオーディオ装置は、オーディオ信号用の入力インタフェースと、該入力インタフェースから入力されたオーディオ信号を放音する複数の骨伝導スピーカと、U字形状の湾曲凹部の周囲に前記複数の骨伝導スピーカが配置され、内部に空気が充満されたU字型枕と、を備え、前記U字型枕を人の首に装着したときの前記複数の骨伝導スピーカの配置位置は、頭蓋骨及び左右の顎骨に対向する位置であることを特徴とする。
この構成では、オーディオ装置は、複数の骨伝導スピーカを備えた、内部に空気を充満させたU字形枕である。この複数の骨伝導スピーカのそれぞれは、オーディオ装置の装着時、頭蓋骨、左右の顎骨に対応する箇所に配置される。これにより、オーディオ装置の装着時、ユーザが頭の位置を動かしても、常に骨伝導スピーカの振動を感じることができる。また、骨伝導スピーカからの放音なので、周囲に築かれずに楽曲や音声等を聴くことができる。更に、複数の骨伝導スピーカを備えるので、マルチチャンネル放音を行うことができる。
請求項2のオーディオ装置は、前記複数の骨伝導スピーカへの押圧力の大きさにより、前記頭蓋骨又は前記左右の顎骨を一定圧力で押圧する骨伝導スピーカを検出するスピーカ検出手段を更に備え、該スピーカ検出手段により検出された前記骨伝導スピーカから放音することを特徴とする。
この構成では、オーディオ装置は、骨伝導スピーカへの押圧力の大きさから、ユーザの頭蓋骨又は左右の顎骨と当接している骨伝導スピーカを検出する。オーディオ装置は、検出できた骨伝導スピーカにオーディオ信号を入力して、楽曲や音声等を放音する。これにより、ユーザの頭蓋骨又は左右の鎖骨と当接している骨伝導スピーカ、つまり、ユーザ3が楽曲や音声等を聴くことができる骨伝導スピーカのみから放音することができる。このため、オーディオ装置は、電力の消費を減少することができる。
請求項3のオーディオ装置は、前記スピーカ検出手段により前記骨伝導スピーカが検出できない場合に、前記U字型枕の内部圧力を調整する圧力調整手段、を更に備えたことを特徴とする。
この構成では、オーディオ装置は、内部圧力を調整しながら、骨伝導スピーカへの押圧力を検出する。これにより、オーディオ装置は、ユーザの骨と当接している骨伝導スピーカを自動で検出することができ、楽曲や音声等を放音することができる。
請求項4のオーディオ装置は、前記スピーカ検出手段により検出した前記骨伝導スピーカが検出できなくなった場合に、該骨伝導スピーカからの放音を停止する低省電力モードに設定されることを特徴とする。
この構成では、オーディオ装置は、ユーザの頭蓋骨又は左右の鎖骨と当接していた骨伝導スピーカへの押圧力を検出できなくなった場合は、低消費電力モードへと移行する。この低消費電力モードとは、骨伝導スピーカからの放音を停止して、電力の消費を減少させるモードである。これにより、ユーザがオーディオ装置の装着を外したり、ユーザが前方に首を曲げて頭を下げたりした場合等、ユーザが楽曲や音声等を聴いていない場合は、オーディオ装置からの放音を停止する。
請求項5のオーディオ装置は、前記入力インタフェースから入力されたオーディオ信号を放音する複数の空気振動スピーカを更に備え、該複数の空気振動スピーカは前記複数の骨伝導スピーカの近傍に配置されたことを特徴とする。
この構成では、オーディオ装置は、骨伝導スピーカの近傍に空気振動スピーカを備える。空気振動スピーカは、骨伝導スピーカよりも能率が良く、放音時の立ち上がりが鋭い。これにより、楽曲や音声等の出だしがよく聴こえるので、より明瞭に楽曲や音声等をユーザに聴かせることができる。
本発明によれば、ユーザが頭の位置を動かしても、周囲に気付かれずに楽曲や音声等をシングル及びマルチチャンネルで聴くことができる。
図1は、本発明に係るオーディオ装置の使用状態を示す図である。図1に示すオーディオ装置1は、内部に空気が充満しているU字型枕と複数の骨伝導スピーカとを備える。ユーザ3がオーディオ装置1を首部に装着すると、骨伝導スピーカは、ユーザ3の頭蓋骨、左右の顎骨及び左右の鎖骨に当接するよう配置される。また、オーディオ装置1にケーブルを介して接続された再生装置2は、楽曲や音声等を再生する装置である。例えば、AM/FMのラジオ、CDラジカセ、デジタルオーディオプレイヤー(DAP)やDVDプレイヤー等である。
オーディオ装置1は、ユーザ3の首部の後方から、湾曲凹部を顎部に差し入れて装着される。このようにオーディオ装置1を装着すると、骨伝導スピーカは、ユーザ3の頭蓋骨、左右の顎骨及び左右の鎖骨に当接する箇所に配置される。ユーザ3の操作入力により、オーディオ装置1は、内部圧力を調整して、骨伝導スピーカから放音を開始する。この内部圧力の調整は、骨伝導スピーカの振動をユーザ3の頭蓋骨、左右の顎骨及び左右の鎖骨に伝えるために、圧電素子を備える骨伝導スピーカから一定圧力を検出するまで行う。この際、モノラル放音の場合は、1つの骨伝導スピーカから一定圧力が検出されると、内部圧力の調整を終了し、マルチチャンネル放音の場合は、予め設定された複数の骨伝導スピーカから一定圧力が検出されると、内部圧力の調整を終了する。
これにより、オーディオ装置1は、骨伝導スピーカの振動を頭蓋骨、左右の顎骨及び左右の鎖骨を通して、楽曲や音声等をユーザ3の聴覚へ伝えることができる。このため、オーディオ装置1を利用すると、ユーザ3のみが楽曲や音声等を聴くことができ、ユーザ3の周囲にいる人には聞こえない。ユーザ3は、周囲に邪魔にならずに楽曲や音声等を聴くことができる。また、このオーディオ装置1は、1台の装置で、モノラル放音、マルチチャンネル放音を選択して行うことができる。モノラル放音時、骨伝導スピーカがユーザ3の頭蓋骨、左右の顎骨及び左右の鎖骨に配置されるので、ユーザ3は、頭の位置を動かしても楽曲や音声等を聞くことができる。
以下に、本実施形態のオーディオ装置1について、図2を参照して説明する。図2は、オーディオ装置の説明図である。図2(A)は、オーディオ装置の正面図である。図2(B)は、オーディオ装置の側面図である。
図2に示すように、オーディオ装置1は、内部に空気が充満しているU字型枕であり、入力インタフェース11、操作部12及び骨伝導スピーカSP(SP1〜SP6)等を備える。ユーザ3が首部にオーディオ装置1を装着すると、各骨伝導スピーカSPは、それぞれ対応する骨に当接する。具体的には、図3に示すように、骨伝導スピーカSP1,SP2は、顎骨に当接するように、オーディオ装置1の湾曲凹部10の両側部102,103に、左右対称に配置される。骨伝導スピーカSP3,SP4は頭蓋骨に当接するように、オーディオ装置1の湾曲凹部10の後部101に、左右対称に配置される。骨伝導スピーカSP5,SP6は、鎖骨に当接するように、オーディオ装置1の湾曲凹部10の両側部102,103の背面側の自由端付近に、左右対称に配置される。
次に、オーディオ装置1の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、オーディオ装置の機能ブロック図である。オーディオ装置1は、入力インタフェース11、操作部12、制御部13、内部圧力調整部14、ミキサ15、D/A変換部16(161〜166)、AMP17(171〜176)、検出部18(181〜186)、骨伝導スピーカSP(SP1〜SP6)を備える。以下、説明の簡単化のため、再生装置2から楽曲のオーディオ信号が入力された場合を例にあげて説明する。
オーディオ装置1は、入力インタフェース11として、アナログ用インタフェースとデジタル用インタフェースとを備える。オーディオ装置1に接続される再生装置2の出力インタフェースの仕様に合わせて、ユーザ3により使用する入力インタフェース11が選択される。ここでは、デジタル用インタフェースを用いる場合について説明する。
入力インタフェース11には、ユーザ3が再生装置2の操作部(不図示)を操作して、楽曲の選択等を行うと、再生装置2からオーディオ信号が入力される。入力インタフェース11は、入力されたオーディオ信号を制御部13へ出力する。
操作部12は、ユーザ3の操作入力を受け付け、ユーザ3の操作入力内容を制御部13へ出力する。操作部12では、オーディオ装置1の内部圧力の調整、音量の設定等が行われる。例えば、オーディオ装置1が、骨伝導スピーカSPを検出するために自動で内部圧力を調整した後、ユーザ3は、オーディオ装置1の装着感を考慮して、内部圧力を手動で調整することができる。
制御部13は、入力インタフェース11からオーディオ信号が入力されたり、操作部12から操作入力内容が入力されたりすると、オーディオ信号に対して、後述する各種処理を行う。
制御部13は、入力インタフェース11からオーディオ信号が入力されると、入力されたオーディオ信号のチャンネル数に基づいて、放音するチャンネル数を決定する。すなわち、モノラルのオーディオ信号が入力されると、モノラル放音を行う。ステレオのオーディオ信号が入力されると、ステレオ放音を行う。3チャンネルのオーディオ信号が入力されると、3チャンネル放音を行う。4チャンネルのオーディオ信号が入力されると、4チャンネル放音を行う。
また、制御部13は、放音するチャンネル数に基づいて、利用可能な骨伝導スピーカSPを決定するとともに、ユーザ3の骨と当接している骨伝導スピーカSPの検出を行う。そして、オーディオ装置1は、利用可能な骨伝導スピーカSPとユーザ3の骨と当接している骨伝導スピーカSPとに基づいて、オーディオ信号に各種処理を行う。
利用可能な骨伝導スピーカSPは、放音するオーディオ信号のチャンネル数に基づいて決定する。モノラル放音の場合は、骨伝導スピーカSP1〜SP6が利用可能な骨伝導スピーカSPとなる。ステレオ放音の場合は、骨伝導スピーカSP1,SP2が利用可能な骨伝導スピーカSPとなる。3チャンネル放音及び4チャンネル放音の場合は、骨伝導スピーカSP1〜SP4が利用可能な骨伝導スピーカSPとなる。
ユーザ3の骨と当接している骨伝導スピーカSPは、例えば、次のような方法で検出する。オーディオ装置1の装着時、骨伝導スピーカSPは、骨伝導スピーカSPのそれぞれに対応するユーザ3の骨(頭蓋骨、左右の顎骨、左右の鎖骨)に当接すると、骨伝導スピーカSPに圧力が掛かる。骨伝導スピーカSPに圧力が掛かると、骨伝導スピーカSPの圧電素子にDC電流が流れて、検出部18へ出力される。検出部18は、一定値以上のDC電流を検出すると、検出信号を制御部13へ出力する。
この際、制御部13は、オーディオ装置1の内部圧力の調整を行う。制御部13は、利用可能な骨伝導スピーカSPに一定圧力を検出する(骨伝導スピーカSPと対応する骨が当接する)まで、内部圧力調整部14に内部圧力を上げるよう指示する。なお、オーディオ信号がモノラルの場合は、利用可能な骨伝導スピーカSPの何れか1つから一定圧力が検出できるか調べる。また、オーディオ信号がマルチチャンネルの場合は、利用可能な骨伝導スピーカSPの全てから一定圧力が検出できるか調べる。また、オーディオ装置1の内部圧力を一定圧力以上にしても、利用可能な骨伝導スピーカSPにて一定圧力が検出できない場合(例えば、ユーザ3がオーディオ装置1の装着を外した場合)に、制御部13は、内部圧力の調整を中止し、骨伝導スピーカSPの検出に失敗した旨を通知する。
これにより、制御部13は、骨伝導スピーカSPへ掛る一定圧力を検出することができる。また、制御部13は、一定圧力値が検出できた骨伝導スピーカSPがユーザ3の骨と当接していることがわかる。このため、オーディオ装置1は、音声や楽曲等を放音する骨伝導スピーカSPを自動で検出することができる。
制御部13は、検出した音声や楽曲等を放音する骨伝導スピーカSPへ、入力インタフェース11から入力されたオーディオ信号を出力するよう制御する。
具体的には、モノラル放音の場合(モノラルのオーディオ信号が入力された場合)、利用可能な骨伝導スピーカSPへオーディオ信号を入力するよう制御し、ミキサ15へ出力する。また、ユーザ3の頭位置が移動し、ユーザ3の骨と当接している骨伝導スピーカSPに変更があった場合は、その都度、ユーザ3の骨と当接している骨伝導スピーカSPへオーディオ信号を入力するよう制御する。これにより、ユーザ3の頭位置を変更しても、常にユーザ3の骨と当接している骨伝導スピーカSPから放音することができる。なお、ユーザ3の頭位置と利用可能な骨伝導スピーカSPとの対応について、後述する。
また、ステレオ放音の場合(ステレオのオーディオ信号が入力された場合)、骨伝導スピーカSP1,SP2のそれぞれへR,Lチャンネルのオーディオ信号を入力するよう制御し、オーディオ信号をミキサ15へ出力する。なお、この場合、ユーザ3の頭位置は、骨伝導スピーカSP1,SP2にユーザ3の左右の顎骨が当接するように、ある程度固定される。
更に、3チャンネル放音の場合(3チャンネルのオーディオ信号が入力された場合)、骨伝導スピーカSP1,SP2のそれぞれへR,Lチャンネルのオーディオ信号を入力するよう制御し、骨伝導スピーカSP3,SP4へCチャンネルのオーディオ信号を入力するよう、オーディオ信号をミキサ15へ出力する。なお、この場合、ユーザ3の頭位置は、骨伝導スピーカSP1〜SP4にユーザ3の頭蓋骨及び左右の顎骨が当接するように、ある程度固定される。
加えて、4チャンネル放音の場合(4チャンネルのオーディオ信号が入力された場合)、骨伝導スピーカSP1〜SP4のそれぞれへR,L,RR,RLチャンネルのオーディオ信号を入力するよう制御し、オーディオ信号をミキサ15へ出力する。なお、この場合、ユーザ3の頭位置は、骨伝導スピーカSP1〜SP4にユーザ3の頭蓋骨及び左右の顎骨が当接するように、ある程度固定される。
また、マルチチャンネル(2〜4チャンネル)放音の場合(2〜4チャンネルのオーディオ信号が入力された場合)、R,L,Cチャンネルのオーディオ信号を入力していない骨伝導スピーカSP5,SP6等に、全チャンネルのオーディオ信号が入力されるよう制御し、オーディオ信号をミキサ15へ出力する。
更に、制御部13は、操作部12から内部圧力の調整を行うよう入力されると、内部圧力調整部14に内部圧力を調整するよう指示する。
内部圧力調整部14は、小型モータを備えたポンプから構成され、制御部13の指示に基づき、オーディオ装置1の内部圧力を調整する。
ミキサ15は、それぞれの骨伝導スピーカSP1〜SP6へ入力するよう制御されたオーディオ信号が入力されると、必要に応じてオーディオ信号を合成して、D/A変換部16へ出力する。D/A変換部16は、オーディオ信号をデジタル形式からアナログ形式へ変換して、AMP17へ出力する。AMP17は、操作部12から入力された音量に基づいて、アナログ形式に変換されたオーディオ信号を増幅して、骨伝導スピーカSPへ出力する。
なお、本実施形態では、骨伝導スピーカSP5,SP6へ全チャンネルのオーディオ信号を入力したが、これに限らず、マルチチャンネルの場合、R,L,Cチャンネルのオーディオ信号を入力していない骨伝導スピーカSP5,SP6等のそれぞれにR,Lチャンネルのオーディオ信号を入力してもよい。この場合、ミキサ15は設けなくてもよい。
また、本実施形態では、オーディオ装置1は、入力されたオーディオ信号のチャンネル数に合わせて、各骨伝導スピーカSPから放音した。しかしながら、これに限らず、オーディオ装置1は、操作部12から入力されたチャンネル数に合わせて、各骨伝導スピーカSPから放音してもよい。この場合、オーディオ装置1は、操作部12から入力されたチャンネル数に基づいて、入力インタフェース11に入力されたオーディオ信号を分離又は合成して、操作部12から入力されたチャンネル数のオーディオ信号を生成してもよい。
例えば、操作部12よりチャンネル数がモノラルに設定されたオーディオ装置1は、再生装置2からマルチチャンネルのオーディオ信号が入力されると、マルチチャンネルのオーディオ信号をモノラルにダウンミックスして放音する。この場合、常にユーザ3の骨と当接している骨伝導スピーカSPから放音することができるので、マルチチャンネルのオーディオ信号が入力された場合であっても、ユーザ3の頭位置を固定する必要がない。
ここで、モノラル放音時において、ユーザ3の頭位置と音声や楽曲等を放音する有効な骨伝導スピーカSPとの関係について、図4を参照して説明する。図4は、ユーザの頭位置と対応する骨伝導スピーカの説明図である。
(1)ユーザ3の頭位置が前方にある場合は、骨伝導スピーカSP1〜SP6とユーザ3の各骨が当接しない。この場合、骨伝導スピーカSP1〜SP6から一定圧力を検出することができない。また、ユーザ3は、オーディオ装置1から楽曲や音声等を聴くことができない。
(2)ユーザ3の頭位置が左斜め前の方にある場合は、骨伝導スピーカSP6とユーザ3の左側の鎖骨が当接する。この場合、骨伝導スピーカSP6から一定圧力を検出することができる。また、ユーザ3は、骨伝導スピーカSP6から楽曲や音声等を聴くことができる。
(3)ユーザ3の頭位置が左方にある場合は、骨伝導スピーカSP2とユーザ3の左側の顎骨が当接する。この場合、骨伝導スピーカSP2から一定圧力を検出することができる。また、ユーザ3は、骨伝導スピーカSP2から楽曲や音声等を聴くことができる。
(4)ユーザ3の頭位置が左後方にある場合は、骨伝導スピーカSP4とユーザ3の側の頭蓋骨が当接する。この場合、骨伝導スピーカSP4から一定圧力を検出することができる。また、ユーザ3は、骨伝導スピーカSP4から楽曲や音声等を聴くことができる。
(5)ユーザ3の頭位置が後方にある場合は、骨伝導スピーカSP3,SP4とユーザ3の頭蓋骨が当接する。この場合、骨伝導スピーカSP3,SP4から一定圧力を同時に検出することができる。また、ユーザ3は、骨伝導スピーカSP3,SP4から楽曲や音声等を聴くことができる。
(6)ユーザ3の頭位置が右斜め後方にある場合は、骨伝導スピーカSP3とユーザ3の右側の頭蓋骨が当接する。この場合、骨伝導スピーカSP3から一定圧力を検出することができる。また、ユーザ3は、骨伝導スピーカSP3から楽曲や音声等を聴くことができる。
(7)ユーザ3の頭位置が右方にある場合は、骨伝導スピーカSP1とユーザ3の右側の顎骨が当接する。この場合、骨伝導スピーカSP1から一定圧力を検出することができる。また、ユーザ3は、骨伝導スピーカSP1から楽曲や音声等を聴くことができる。
(8)ユーザ3の頭位置が右斜め前方にある場合は、骨伝導スピーカSP5とユーザ3の右側の鎖骨が当接する。この場合、骨伝導スピーカSP5から一定圧力を検出することができる。また、ユーザ3は、骨伝導スピーカSP5から楽曲や音声等を聴くことができる。
以上より、モノラル放音時、ユーザ3は、頭位置を移動しても、骨伝導スピーカSP1〜SP6の何れかから楽曲や音声等を聴くことができる。また、オーディオ装置1は、一定圧力が検出できなかった骨伝導スピーカSPから放音しない。これにより、オーディオ装置1は電力の消費を軽減することができる。更に、(1)ユーザ3の頭位置が前方にある場合は、楽曲や音声等を骨伝導スピーカから放音しない。これは、ユーザ3の頭位置が前方にある場合は、ユーザ3が睡眠等を行っていると考えられるからである。ユーザ3の睡眠中に放音を停止することで、オーディオ装置1は、電力の消費を軽減することができる。
次に、オーディオ装置1による放音までの処理の流れについて説明する。図5は、チャンネル設定時の処理の流れに関するフローである。
図5に示すように、制御部13は、入力されたオーディオ信号がマルチチャンネルに対応しているかどうか調べる(S101)。マルチチャンネルに対応している場合(S101:Yes)は、ステップS105へ進む。
モノラルに対応している場合(S101:No)は、制御部13は、何れかの骨伝導スピーカSPに一定圧力が検出されるかどうか調べる(S102)。制御部13は、一定圧力が検出されると(S102:Yes)、検出された骨伝導スピーカSPに対するオーディオ信号を生成する(S103)。生成されたオーディオ信号は、骨伝導スピーカSPから放音され(S104)、ステップS115へ進む。これにより、オーディオ装置1は、モノラルで放音することができる。また、制御部13は、一定圧力が検出されない場合(S102:No)は、ステップS121の処理へ進む。
ステップS121にて、オーディオ装置1は、オーディオ装置1の内部圧力が一定値以上かどうか調べる。制御部13は、内部圧力が一定値未満の場合(S121:No)は、内部圧力調整部14にて、オーディオ装置1の内部圧力を上昇(S122)させて、ステップS102の処理に進む。制御部13は、内部圧力が一定値以上の場合は、骨伝導スピーカSPにて一定圧力を検出するまで、低消費電力モードへ移行し、骨伝導スピーカSPからの放音を中止する。これにより、ユーザ3によりオーディオ装置1の装着を外された場合や、ユーザ3が前方に首を曲げて頭を下げた場合(ユーザ3が寝た場合)等、ユーザ3がオーディオ装置1から楽曲等を聴くことができない場合には、オーディオ装置1は自動で骨伝導スピーカSPからの放音を中止する。制御部13は、内部圧力が一定値以上の場合(S122:Yes)は、内部圧力の調整を中止し、骨伝導スピーカSPの検出に失敗した旨を通知する(S123)。
マルチチャンネルに対応している場合(S101:Yes)は、制御部13は、チャンネル数を調べる(S105)。チャンネル数が2チャンネルの場合(S105:2ch)は、制御部13は、骨伝導スピーカSP1,SP2に一定圧力が検出されるかどうか調べる(S106)。制御部13は、骨伝導スピーカSP1,SP2から一定圧力が検出されると(S106:Yes)、R,Lチャンネルのオーディオ信号を生成する(S107)。骨伝導スピーカSP1からRチャンネルのオーディオ信号を、骨伝導スピーカSP2からLチャンネルのオーディオ信号を放音し(S108)、ステップS115へ進む。これにより、オーディオ装置1は、ステレオで放音することができる。また、制御部13は、一定圧力が検出されない場合(S106:No)は、ステップS121の処理へ進む。
チャンネル数が3チャンネルの場合(S105:3ch)は、制御部13は、骨伝導スピーカSP1〜SP4に一定圧力が検出されるかどうか調べる(S109)。制御部13は、骨伝導スピーカSP1〜SP4に一定圧力が検出されると(S109:Yes)、R,C,Lチャンネルのオーディオ信号を生成する(S110)。骨伝導スピーカSP1にRチャンネルからオーディオ信号を、骨伝導スピーカSP2からLチャンネルのオーディオ信号を、骨伝導スピーカSP3,SP4からCチャンネルのオーディオ信号を放音して(S111)、ステップS115へ進む。これにより、オーディオ装置1は、左右及び中央から聴こえるように放音することができる。また、制御部13は、一定圧力が検出されない場合(S109:No)は、ステップS121の処理へ進む。
チャンネル数が4チャンネルの場合(S105:4ch)は、制御部13は、骨伝導スピーカSP1〜SP4に一定圧力が検出されるかどうか調べる(S112)。制御部13は、骨伝導スピーカSP1〜SP4に一定圧力が検出されると(S112:Yes)、R,RR,RL,Lチャンネルのオーディオ信号を生成する(S113)。骨伝導スピーカSPからRチャンネルのオーディオ信号を、骨伝導スピーカSP2からにLチャンネルのオーディオ信号を、骨伝導スピーカSP3からRRチャンネルのオーディオ信号を、骨伝導スピーカSP4からRLチャンネルのオーディオ信号を放音して(S114)、ステップS115へ進む。これにより、オーディオ装置1は、左右及び後方の左右から聴こえるように放音することができる。このため、オーディオ装置1は、立体音響を実現することができる。また、制御部13は、一定圧力が検出されない場合(S112:No)は、ステップS121の処理へ進む。
ステップS115にて、制御部13は、利用可能な骨伝導スピーカSP(例えば、モノラル放音の時は、骨伝導スピーカSP1〜SP6、ステレオ放音の時は骨伝導スピーカSP1,SP2、3チャンネル放音及び4チャンネル放音の時は骨伝導スピーカSP1〜SP4)から一定圧力が検出できるか調べる。制御部13は、利用可能な骨伝導スピーカSPの全てから一定圧力が検出できない場合は(S115:No)、低消費電力モードへ移行する(S116)。制御部13は、利用可能な骨伝導スピーカSPの何れか1つから一定圧力が検出できる場合は(S115:Yes)、ステップS101へ戻り、ステップS101〜S115の処理を繰り返す。ここで、低消費電力モードとは、電力量の消費を防ぐために、骨伝導スピーカSPからの放音を停止するモードである。
以上より、本実施形態のオーディオ装置1では、周囲に音が漏れることなく、ユーザ3の頭位置がどこにある場合でも楽曲等を聴くことができる。また、ユーザ3の頭位置が移動しても、オーディオ装置1は、ユーザ3の骨と当接している骨伝導スピーカSPを検出して、楽曲や音声等を放音することができる。更に、入力されたオーディオ信号に基づいて、複数チャンネルで放音することができる。
また、図6に示すように、各骨伝導スピーカSPの付近に圧力センサ4(41〜46)を設けて、圧力センサ4にて利用可能な骨伝導スピーカSP4を検出してもよい。これにより、予め圧力センサ4に適切な設定値を設定しておくことで、骨伝導スピーカSPがユーザ3の骨と当接していることをより確実に検出することができる。
また、図7に示すように、骨伝導スピーカSP1〜SP4の付近に空気振動スピーカ5(51〜54)を、骨伝導スピーカSP1〜SP4の補助用スピーカとして設ける。これらの空気振動スピーカ5のそれぞれは、対応する骨伝導スピーカSP1〜SP4が振動を開始するタイミングに合わせて、出だしの音だけを導入音として放音する。これにより、楽曲等の出だしがより明瞭になるので、ユーザ3は、より明瞭に楽曲を聴くことができる。
なお、図7に示す実施形態では、空気振動スピーカ5は、楽曲等の出だしだけを放音する。しかしながら、これに限らず、空気振動スピーカ5は、楽曲等の最初から最後まで放音してもよい。
また、本実施形態では、チャンネル数が2チャンネルの場合は、骨伝導スピーカSP1,SP2から放音した。しかしながら、これに限らず、ユーザ3の頭位置に応じて、骨伝導スピーカSP3,SP4から放音したり、骨伝導スピーカSP5,SP6から放音したりしてもよい。
更に、本実施形態では、骨伝導スピーカSPは圧電素子を備えた。しかしながら、これに限らず、骨伝導スピーカSPが電磁アクチュエータを備えても良い。この場合、インピーダンス成分の変動を検出することで、ユーザ3の骨が骨伝導スピーカSPに当接しているか否かを検出する。すなわち、オーディオ装置1の装着時、骨伝導スピーカSPは、骨伝導スピーカSPのそれぞれに対応するユーザ3の骨(頭蓋骨、左右の顎骨、左右の鎖骨)に当接すると、骨伝導スピーカSPの電磁アクチュエータに圧力が掛かる。電磁アクチュエータに圧力が掛かると、骨伝導スピーカSPのインピーダンスに変化が生じる。検出部18は、この骨伝導スピーカSPのインピーダンスの変化を検出して、検出信号を制御部13へ出力する。
本発明に係るオーディオ装置の使用状態を示す図である。 オーディオ装置の説明図である。 オーディオ装置の機能ブロック図である。 ユーザの頭位置と対応する骨伝導スピーカの説明図である。 チャンネル設定時の処理の流れに関するフローである。 圧力センサを設けた例を示す図である。 補助スピーカとして空気振動スピーカを配置した例を示す図である。
符号の説明
1−オーディオ装置,2−再生装置,3−ユーザ,4−圧力センサ,5−空気振動スピーカ,10−湾曲凹部,11−入力インタフェース,12−操作部,13−制御部,14−内部圧力調整部,15−ミキサ,16−D/A変換部,17−AMP,18−検出部,101−後部,102,103−両側部,SP−骨伝導スピーカ

Claims (5)

  1. オーディオ信号用の入力インタフェースと、
    該入力インタフェースから入力されたオーディオ信号を放音する複数の骨伝導スピーカと、
    U字形状の湾曲凹部の周囲に前記複数の骨伝導スピーカが配置され、内部に空気が充満されたU字型枕と、を備え、
    前記U字型枕を人の首に装着したときの前記複数の骨伝導スピーカの配置位置は、頭蓋骨及び左右の顎骨に対向する位置であるオーディオ装置。
  2. 前記複数の骨伝導スピーカへの押圧力の大きさにより、前記頭蓋骨又は前記左右の顎骨を一定圧力で押圧する骨伝導スピーカを検出するスピーカ検出手段を更に備え、
    該スピーカ検出手段により検出された前記骨伝導スピーカから放音する請求項1のオーディオ装置。
  3. 前記スピーカ検出手段により前記骨伝導スピーカが検出できない場合に、前記U字型枕の内部圧力を調整する圧力調整手段、を更に備えた請求項2のオーディオ装置。
  4. 前記スピーカ検出手段により検出した前記骨伝導スピーカが検出できなくなった場合に、該骨伝導スピーカからの放音を停止する低省電力モードに設定される請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載のオーディオ装置。
  5. 前記入力インタフェースから入力されたオーディオ信号を放音する複数の空気振動スピーカを更に備え、
    該複数の空気振動スピーカは前記複数の骨伝導スピーカの近傍に配置された請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のオーディオ装置。
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