JP2008227628A - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像を分割して非可逆方式かつブロック単位で圧縮するような圧縮方式を用いて圧縮する際に自由に分割画像のサイズ設定を行うことができ、かつ、伸張後の画像を結合した際にエッジ等が発生せず高品質な画像を得ることが可能な画像処理装置等を提供する。
【解決手段】原稿読取装置101により読み取られた画像データは、入力画像制御装置102により分割画像圧縮装置105へ転送される。また、分割後の副走査サイズを分割画像圧縮装置105に設定し、分割画像圧縮装置105では、画像転送制御装置109により、分割画像の副走査ライン数に生じたブロック単位の倍数との差分に対して次ページの分割画像の先頭データを追加し、画像圧縮装置110へ転送し、画像圧縮装置110によりブロック単位に圧縮して圧縮画像データを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及び画像形成装置に関し、特に、原稿を読み取って生成した画像データを分割し非可逆方式で圧縮する機能を搭載した画像処理装置に適用される技術に関するものである。
従来、長尺画像等の巨大な画像を圧縮する場合に、圧縮アルゴリズムの制限や伸張後の扱いやすさを考慮してある一定の単位に画像を分割して圧縮するデータ圧縮技術が検討されている。
ところが、JPEG(Joint Photographic Experts Group)のような非可逆方式かつブロック単位で圧縮するような圧縮方式の場合、分割画像のサイズが圧縮にかかるブロック単位の倍数となっていないときには、圧縮画像データを伸張して再び1つの画像に戻した際に分割した部分にエッジが入ってしまう可能性がある。
また、エッジを考慮して圧縮を行うブロック単位の倍数として分割画像のサイズを設定すればエッジは発生しなくなるが、元画像のサイズと分割画像数の組み合わせにより副走査サイズが均等な分割画像を作成することが不可能となる場合がある。長尺画像を再び長尺画像として伸張する場合には分割画像のサイズが不均等でも問題はないが、例えば分割画像ごとにサムネイルを作成する場合にはサムネイルのサイズを均等にすることは不可能である。
エッジが発生する原因を説明するため、副走査ライン数が500ラインの画像データを5分割し(1つの分割画像データの副走査ライン数は100ライン)、圧縮ブロック単位8×8の非可逆圧縮方式で圧縮した場合を例として用いる。
通常、圧縮される画像データの副走査ライン数が8の倍数でない場合は、圧縮する際に余白等を追加し8の倍数にしてから圧縮する必要がある。上記の例では、1つの分割画像データの副走査ライン数が100ラインであり、8の倍数の104ラインにして圧縮する必要があるため、4ライン分の余白等を追加する。こうして余白等を追加して圧縮した画像データは、データ伸張時に追加した4ラインが削除されるが、8×8のブロック単位で圧縮するために追加した余白等の影響を受けてしまい、伸張画像の後端にエッジのようなものが発生してしまう。
エッジ発生箇所が1枚の画像の後端であればあまり目立たないが、複数の分割した画像を結合して1枚の画像とした場合の結合領域であるときには、画像の途中にエッジのようなものが混入するため目立ってしまう。
ところで、例えば特許文献1では、巨大な画像の好適な表示・閲覧を可能にする画像処理装置として、入力画像を複数の画像に分割する際の分割数について、入力画像サイズ、指定解像度、及び画像表示領域サイズに基づいて決定するものが開示されている。
特開2005−92110号公報
上記事情に鑑みて、本発明は、画像を分割して非可逆方式かつブロック単位で圧縮するような圧縮方式を用いて圧縮する際に自由に分割画像のサイズ設定を行うことができ、かつ、伸張後の画像を結合した際にエッジ等が発生せず高品質な画像を得ることが可能な画像処理装置等を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、原稿を読み取って画像データを生成し、該画像データを任意の副走査サイズに分割し非可逆方式で任意のブロック単位に圧縮する機能を搭載した画像処理装置において、画像データを分割して圧縮する際、分割された画像データの副走査ライン数が圧縮にかかるブロック単位の倍数と異なる場合に、分割された画像データに所定の画像データを追加し副走査ライン数とブロック単位の倍数とを一致させて圧縮を行うことを特徴とするものである。
具体的には、原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、読取手段により読み取られた画像データを一時的に記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段により記憶された画像データを任意の副走査サイズに分割する分割手段と、分割手段により分割された画像データを非可逆方式で任意のブロック単位に圧縮する圧縮手段と、圧縮手段により圧縮された画像データを記憶する第2の記憶手段と、原稿の読み取りから圧縮画像データの記憶までの動作を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、分割手段により分割された画像データの副走査ライン数と、圧縮手段での圧縮におけるブロック単位の倍数とを比較し、両者が異なる場合には、ブロック単位の倍数と等しくなるまで所定の画像データを副走査ラインごとに追加し、該追加後の分割画像データを圧縮手段に圧縮させることを特徴とする画像処理装置である。
また、本発明は、上記画像処理装置において、制御手段が、副走査ライン数とブロック単位の倍数とが異なる場合に、比較された前記画像データの次に続く分割画像データの先頭からブロック単位の倍数と等しくなるまで副走査ラインごとに追加するものであってもよい。
また、本発明は、上記画像処理装置において、制御手段が、副走査ライン数とブロック単位の倍数とが異なる場合に、最終ラインの画像データをブロック単位の倍数と等しくなるまで追加するものであってもよい。
また、本発明は、上記画像処理装置において、制御手段が、副走査ライン数とブロック単位の倍数とが異なる場合に、ユーザの選択により、次に続く分割画像データの先頭からの追加と最終ラインの画像データの追加とのいずれかを行うものであってもよい。
また、本発明は、上記画像処理装置において、制御手段が、副走査ライン数が不明の場合に、読取手段に副走査ライン数をカウントしながら原稿を読み取らせ、第1の記憶手段に画像データを記憶し、該画像データの副走査ライン数が確定した後に第1の記憶手段から画像データを読み出し、分割手段に画像データを分割させ、圧縮手段に該分割画像データを圧縮させるものであってもよい。
他の態様として、本発明は、原稿を読み取って画像データを生成し、該画像データを任意の副走査サイズに分割し非可逆方式で任意のブロック単位に圧縮する機能を搭載した画像処理装置の画像処理方法において、画像データを分割して圧縮する際、分割された画像データの副走査ライン数が圧縮にかかるブロック単位の倍数と異なる場合に、分割された画像データに所定の画像データを追加し副走査ライン数とブロック単位の倍数とを一致させて圧縮を行うことを特徴とするものである。
具体的には、原稿を読み取って画像データを生成する読取工程と、読取工程により読み取られた画像データを一時的に記憶する第1の記憶工程と、第1の記憶工程により記憶された画像データを任意の副走査サイズに分割する分割工程と、分割工程により分割された画像データを非可逆方式で任意のブロック単位に圧縮する圧縮工程と、圧縮工程により圧縮された画像データを記憶する第2の記憶工程と、原稿の読み取りから圧縮画像データの記憶までの動作を制御する制御工程と、を有し、制御工程は、分割工程により分割された画像データの副走査ライン数と、圧縮工程での圧縮におけるブロック単位の倍数とを比較し、両者が異なる場合には、ブロック単位の倍数と等しくなるまで所定の画像データを副走査ラインごとに追加し、該追加後の分割画像データを圧縮工程により圧縮させることを特徴とする画像処理方法である。
また、本発明は、上記画像処理方法において、制御工程が、副走査ライン数とブロック単位の倍数とが異なる場合に、比較された画像データの次に続く分割画像データの先頭からブロック単位の倍数と等しくなるまで副走査ラインごとに追加するものであってもよい。
また、本発明は、上記画像処理方法において、制御工程が、副走査ライン数とブロック単位の倍数とが異なる場合に、最終ラインの画像データをブロック単位の倍数と等しくなるまで追加するものであってもよい。
また、本発明は、上記画像処理方法において、制御工程が、副走査ライン数とブロック単位の倍数とが異なる場合に、ユーザの選択により、次に続く分割画像データの先頭からの追加と最終ラインの画像データの追加とのいずれかを行うものであってもよい。
また、本発明は、上記画像処理方法において、制御工程が、副走査ライン数が不明の場合に、読取工程により副走査ライン数をカウントしながら原稿を読み取らせ、第1の記憶工程により画像データを記憶し、該画像データの副走査ライン数が確定した後に画像データを読み出し、分割工程により画像データを分割させ、圧縮工程により該分割画像データを圧縮させるものであってもよい。
他の態様として、本発明は、先に述べた画像処理装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、画像を分割して非可逆方式かつブロック単位で圧縮するような圧縮方式を用いて圧縮する際に自由に分割画像のサイズ設定を行うことができ、かつ、伸張後の画像を結合した際にエッジ等が発生せず高品質な画像を得ることが可能な画像処理装置等が実現される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態における画像処理装置の内部構成を示した図である。本実施形態の画像処理装置は、原稿読取装置101、入力画像制御装置102、分割画像圧縮装置105、画像記憶装置111、及び制御装置112を有する。
原稿読取装置101は、原稿を読み取って画像データとして生成し、生成した画像データを入力画像制御装置102へ転送する。
入力画像制御装置102は、画像出力制御装置103及びラインカウンタ104を備え、分割画像圧縮装置105、若しくは画像記憶装置111への画像データ転送を行う。副走査サイズがあらかじめ判明している場合は、分割画像圧縮装置105へデータを転送する。副走査サイズが不明な画像データの場合は、ラインカウンタ104にて副走査サイズをカウントし、画像データ転送後に制御装置112がラインカウンタ104の値を読み出し、副走査サイズ、分割画像数から分割画像副走査サイズを計算し、分割画像圧縮装置105へ分割画像副走査サイズを設定する。
画像出力制御装置103は、原稿読取装置101から転送された画像データを分割画像圧縮装置105あるいは画像記憶装置111へ転送する。当該画像データの副走査サイズが不明な場合は、ラインカウンタ104により副走査ライン数をカウントしたうえで、画像記憶装置111へ転送し、画像記憶装置111を経由して分割画像圧縮装置105へ送られる。他方、副走査サイズがはじめからわかっている場合は、ラインカウンタ104でカウントする必要がないため、分割画像圧縮装置105へ直接転送する。
分割画像圧縮装置105は、入力画像切替装置106、ラインバッファ107、ラインカウンタ108、画像転送制御装置109、及び画像圧縮装置110を備え、画像データの分割及び圧縮を行う。画像データの分割は、もとの画像データの副走査ライン数を把握し分割後の副走査ライン数を制御装置112が設定することにより行う。つまり、画像データサイズの副走査サイズが不明な場合は、ラインカウンタ104でカウントした副走査ライン数をもとに分割後の副走査ライン数を設定し、副走査サイズがあらかじめ判明している場合は、わかっている副走査ライン数をもとに分割後の副走査ライン数を設定する。
入力画像切替装置106は、画像出力制御装置103から転送された画像データ、あるいは画像記憶装置111に保持された画像データを読み込み、ラインバッファ107に蓄積する。画像出力切替装置103からの画像データを読み込むのは画像データの副走査ライン数がはじめからわかっている場合であり、画像記憶装置111内の画像データを読み込むのは副走査ライン数が不明の場合である。
ラインバッファ107は、少なくとも8ライン以上蓄積できる容量を有しており、画像出力制御装置103からの画像データをラインごとに蓄積する。8ライン以上の蓄積容量が必要なのは、圧縮アルゴリズムが8×8単位でブロック圧縮を行うためである。
ラインカウンタ108は、画像転送制御装置109による画像データ転送の際に、該画像データのライン数をカウントする。このラインカウンタ108は、0から始まり7で終わるインクリメントカウンタで、7までカウントすると次のカウントで0に戻るカウンタである。これは、圧縮アルゴリズムが8×8単位で圧縮を行うためである。
画像転送制御装置109は、ラインバッファ107に蓄積された画像データを画像圧縮装置110へ転送する。なお、画像転送制御装置109は、設定されたサイズまで分割画像の転送が完了したときに、ラインカウンタ108が0でない場合は0になるまで画像データをラインごとに転送する。ここで転送する画像データについて、次の分割画像ページにおける先頭からのデータか、あるいは最終ラインの画像データのコピーか、いずれのデータを用いるかがユーザにより選択される。
また、次の分割画像ページの先頭からのデータを追加した場合は、追加で転送したライン数を記憶しておきラインバッファの値は更新しない。次の分割画像のページについて画像圧縮装置110へ転送する際に、同じデータが必要となるためである。つまり、次の分割画像ページの先頭から画像データを追加した場合は、次の分割画像ページの転送開始時に前述の記憶しておいたライン数と同ライン分のデータをラインバッファ107から画像圧縮装置110に転送する。こうして、画像転送制御装置109は、画像圧縮装置110に分割画像1ページ分のデータ量の転送が完了したことを通知する。
画像圧縮装置110は、8×8単位でブロック圧縮を行い、圧縮した画像データを画像記憶装置111に出力する。
画像記憶装置111は、画像出力制御装置103から転送された画像データを一旦保持し、また、画像圧縮装置110から転送された圧縮画像データを符号データとして記憶する。
図2は、本実施形態において、次の分割画像ページの先頭から画像データを追加した場合の転送された画像分割を説明するための図である。
原稿読取装置で読み取られた元画像200の副走査ライン数が500ラインで、これを5つに分割し、分割後の副走査ライン数に100ラインを設定する。つまり、元画像200が、分割画像A210、分割画像220B、分割画像230C、分割画像240D、及び分割画像Eに分割され、それぞれの副走査ライン数は100ラインとなる。
各分割画像の副走査サイズ100ラインは、圧縮アルゴリズムにてブロック圧縮される8×8単位の倍数(ここでは104)と異なるため、該倍数と100ラインとで4の差分(斜線部分)が発生する。この差分に対して、次ページの分割画像である分割画像B220の先頭から4ライン分の画像データを追加して、104ラインの分割画像を生成する。
続いて、分割画像B220における差分4ラインに対して分割画像C230の先頭4ラインの画像データを追加して104ラインの分割画像を生成するが、この際、分割画像A210の分割画像生成において追加した先頭4ライン分の画像データを、再度分割画像B220に用いる。つまり、分割画像A210へ先頭の画像データを追加しても、5ライン以降の画像データを分割画像B220とするのではなく、先頭の1ライン以降の画像データを分割画像B220とする。
同様に、分割画像C230における差分4ラインに対して分割画像D240の先頭4ラインの画像データを追加し、分割画像D240における差分4ラインに対して分割画像E250の先頭4ラインの画像データを追加する。
分割画像E250における差分4ラインについては、分割画像E250の後に続く分割画像がないため、分割画像E250の最終ラインの画像データ(100ライン目の画像データ)を4ライン分コピーして追加するか、余白を4ライン分追加するか、いずれかの対応を行う。
次に、分割画像データとして生成した分割画像A210に対して圧縮処理を行い、符号(符号データ、以下省略)A211として画像記憶装置に記憶する。また、分割画像B220について符号B221、分割画像C230について符号C231、分割画像D240について符号D241、分割画像E250について符号E251として画像装置に記憶する。
図3は、本実施形態における分割画像生成の流れを示したフローチャートである。
まず、原稿読取装置で読み取られた画像データについて、画像の分割数や副走査サイズが決定しているか否かを判定する(ステップS301)。分割数や副走査サイズが決定していない場合は(ステップS301/NO)、プレスキャンして画像データを画像記憶装置に蓄積し、その際に、ラインカウンタにより副走査サイズを求めておく(ステップS304)。次いで、全副走査サイズと分割したい画像数から分割画像副走査サイズを求め(ステップS305)、分割画像圧縮装置に該分割画像副走査サイズを設定する(ステップS306)。そして、画像記憶装置から画像データを入力する(ステップS307)。
他方、分割数や副走査サイズが決定している場合は(ステップS301/YES)、それらから求められた分割画像副走査サイズを分割画像圧縮装置に設定し(ステップS302)、入力画像制御装置(画像出力制御装置)から画像データを入力する(ステップS303)。
続いて、前の分割画像の転送時に、分割画像副走査サイズとブロック単位の倍数とを一致させるための画像データ追加を行ったか否かを判定する(ステップS308)。当該追加を行った場合は(ステップS308/YES)、追加画像データが次の分割画像ページの先頭ラインからのデータであるか否かを判定し(ステップS309)、先頭ラインからの追加であるときは(ステップS309/YES)、前の分割画像転送時に転送された画像データの一部を再び転送する(ステップS310)。次いで、残りの分割画像分の画像データ転送を行う(ステップS311)。
一方、分割画像副走査サイズとブロック単位の倍数とを一致させるための画像データ追加を行っていない場合(ステップS308/NO)や、該追加した場合でも追加データが次の分割画像ページの先頭ラインからのデータでないとき(ステップS309/NO)は、分割画像1ページ分の画像データ転送を行う(ステップS312)。追加データが先頭ラインからのデータでない場合とは、例えば最終ラインの画像データを追加する場合である。
そして、分割画像圧縮装置内のラインカウンタが示す値が0となっている否かを判定する(ステップS313)。カウンタ値が0となっている場合は(ステップS313/YES)、最終の分割画像か否かを判定し(ステップS314)、最終分割画像でないときは分割画像1ページ分の終了信号を転送してステップS308へ移行する(ステップS314/NO、ステップS317)。最終分割画像であるときは処理完了となる(ステップS314/YES、ステップS319)。
他方、カウンタ値が0となっていない場合(ステップS313/NO)でも、上記と同様に、最終の分割画像か否かを判定し(ステップS315)、最終分割画像でないときは次の分割画像の先頭ラインからの画像データ、あるいは最終ラインの画像データをカウンタが0になるまで転送する(ステップS315/NO、ステップS316)。そして、1ページ分の終了信号を転送してステップS308へ移行する(ステップS317)。逆に、最終分割画像であるときは(ステップS315/YES)、最終ラインの画像データか余白をカウンタが0になるまで転送し(ステップS318)、処理終了となる(ステップS319)。
上述した実施形態によれば、画像を分割して非可逆方式かつブロック単位で圧縮するような圧縮方式を用いて圧縮する際に、自由に分割画像のサイズ設定ができ、伸張後の画像を結合した際にエッジ等が残らない画像処理装置を実現することができる。また、画像を抜き出して使用する場合も終端にエッジのない画像を得ることができる。
また、上述した実施形態によれば、画像を分割して非可逆方式かつブロック単位で圧縮するような圧縮方式を用いて圧縮する際に、自由に分割画像のサイズ設定ができ、圧縮時の処理速度を落とさず、伸張後の画像を結合した際に、余白の追加よりはエッジ等が軽減される画像処理装置を実現するができる。
また、上述した実施形態によれば、画像を分割して非可逆方式かつブロック単位で圧縮するような圧縮方式を用いて圧縮する際に、処理時間がかかるがエッジが残らない方法か、処理時間の変更なくエッジ等を軽減する方法を、ユーザが選択できる画像処理装置を実現するができる。
また、上述した実施形態によれば、画像の副走査サイズが不明な場合でも、指定の分割数に画像を分割して画像を圧縮する画像処理装置を実現することができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
すなわち、上記した実施形態の画像処理装置は、プログラムの命令によりコンピュータで実行される処理、手段、機能によって動作する。当該プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、先に述べたような所定の処理や機能、例えば、画像転送制御装置109により、分割画像の副走査ライン数にブロック単位の倍数との差分が生じた場合に次ページの分割画像の先頭データを該差分に追加し、また、次ページについて分割画像を生成する際に追加した先頭データを再度転送する処理を行う。このように、上記実施形態の画像処理装置における各処理や手段は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現されるものである。
そして、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、すなわち記憶メディアを介して、画像処理装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶メディアに格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的は達成される。また、プログラムは、記録メディアを介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもでき、これによっても同様に本発明の目的は達成される。
この場合、記憶メディアから読み出された又は通信回線を通じてロードし実行されたプログラムコード自体が前述の実施形態の機能を実現することになる。そして、そのプログラムコードを記憶した記憶メディアは本発明を構成する。
また、プログラムコードを供給するための記憶メディアとしては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード、ROM、磁気テープ等を用いることができる。
また、先に述べてきた画像処理装置を搭載した画像形成装置によっても、本発明は実効的に実施される。
本発明の実施形態にかかる画像処理装置の内部構成を示した図である。 本実施形態における画像分割を説明するための図である。 本発明の実施形態における分割画像生成の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
101 原稿読み取り装置
102 入力画像制御装置
103 画像出力制御装置
104,108 ラインカウンタ
105 分割画像圧縮装置
106 入力画像切替装置
107 ラインバッファ
109 画像転送制御装置
110 画像圧縮装置
111 画像記憶装置

Claims (11)

  1. 原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像データを一時的に記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段により記憶された画像データを任意の副走査サイズに分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割された画像データを非可逆方式で任意のブロック単位に圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段により圧縮された画像データを記憶する第2の記憶手段と、
    原稿の読み取りから圧縮画像データの記憶までの動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記分割手段により分割された画像データの副走査ライン数と、前記圧縮手段での圧縮におけるブロック単位の倍数とを比較し、両者が異なる場合には、前記ブロック単位の倍数と等しくなるまで所定の画像データを副走査ラインごとに追加し、該追加後の分割画像データを前記圧縮手段に圧縮させることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記副走査ライン数と前記ブロック単位の倍数とが異なる場合に、比較された前記画像データの次に続く分割画像データの先頭から前記ブロック単位の倍数と等しくなるまで副走査ラインごとに追加することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記副走査ライン数と前記ブロック単位の倍数とが異なる場合に、最終ラインの画像データを前記ブロック単位の倍数と等しくなるまで追加することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記副走査ライン数と前記ブロック単位の倍数とが異なる場合に、ユーザの選択により、前記次に続く分割画像データの先頭からの追加と前記最終ラインの画像データの追加とのいずれかを行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、副走査ライン数が不明の場合に、前記読取手段に副走査ライン数をカウントしながら原稿を読み取らせ、前記第1の記憶手段に画像データを記憶し、該画像データの副走査ライン数が確定した後に前記第1の記憶手段から前記画像データを読み出し、前記分割手段に前記画像データを分割させ、前記圧縮手段に該分割画像データを圧縮させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 原稿を読み取って画像データを生成する読取工程と、
    前記読取工程により読み取られた画像データを一時的に記憶する第1の記憶工程と、
    前記第1の記憶工程により記憶された画像データを任意の副走査サイズに分割する分割工程と、
    前記分割工程により分割された画像データを非可逆方式で任意のブロック単位に圧縮する圧縮工程と、
    前記圧縮工程により圧縮された画像データを記憶する第2の記憶工程と、
    原稿の読み取りから圧縮画像データの記憶までの動作を制御する制御工程と、を有し、
    前記制御工程は、前記分割工程により分割された画像データの副走査ライン数と、前記圧縮工程での圧縮におけるブロック単位の倍数とを比較し、両者が異なる場合には、前記ブロック単位の倍数と等しくなるまで所定の画像データを副走査ラインごとに追加し、該追加後の分割画像データを前記圧縮工程により圧縮させることを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記制御工程は、前記副走査ライン数と前記ブロック単位の倍数とが異なる場合に、比較された前記画像データの次に続く分割画像データの先頭から前記ブロック単位の倍数と等しくなるまで副走査ラインごとに追加することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記制御工程は、前記副走査ライン数と前記ブロック単位の倍数とが異なる場合に、最終ラインの画像データを前記ブロック単位の倍数と等しくなるまで追加することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記制御工程は、前記副走査ライン数と前記ブロック単位の倍数とが異なる場合に、ユーザの選択により、前記次に続く分割画像データの先頭からの追加と前記最終ラインの画像データの追加とのいずれかを行うことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記制御工程は、副走査ライン数が不明の場合に、前記読取工程により副走査ライン数をカウントしながら原稿を読み取らせ、前記第1の記憶工程により画像データを記憶し、該画像データの副走査ライン数が確定した後に前記画像データを読み出し、前記分割工程により前記画像データを分割させ、前記圧縮工程により該分割画像データを圧縮させることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  11. 請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010026839A1 (ja) 2008-09-04 2010-03-11 独立行政法人科学技術振興機構 映像信号変換システム

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