JP2008227287A - 半導体光素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】劈開面における割れや欠けが発生し難い半導体光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】InP基板10上に設けられた活性層12上に、Ga、In、及びAsを含むIII−V族化合物半導体層16を形成する。III−V族化合物半導体層16の表面16sにおける第1及び第2の領域r1,r2上に、第1及び第2のマスク20a,20bをそれぞれ形成する。マスク20a,20bを用いて、活性層12及びIII−V族化合物半導体層16をエッチングすることにより、第1及び第2の半導体メサ22a,22bをそれぞれ形成する。マスク20a,20bを用いて、半導体メサ22a,22bを埋め込むInP層24を形成する。III−V族化合物半導体層16bの表面16sにおける第2の領域r2を、所定のラインLに沿ってスクライブする。スクライブラインSLを起点として、InP基板10aを劈開する。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体光素子の製造方法に関する。
InP基板上に半導体メサが形成された半導体レーザの製造方法として、以下の方法が知られている(特許文献1参照)。まず、InP基板上に半導体メサを形成する。その後、FeドープInP層をInP基板上及び半導体メサの側面上に成長させることにより、半導体メサを埋め込む。さらに、InP基板の裏面にn電極を形成し、半導体メサの頂面上にp電極を形成する。
特開平8−78793号公報
通常、半導体レーザを製造する際には、生産性を向上させるために複数の半導体メサが形成される。そのため、n電極及びp電極を形成した後、各半導体メサ間に位置する所定のラインに沿って、ダイヤモンドペンなどによりFeドープInP層の表面に、基板をへき開するための溝加工、所謂スクライブ加工を施す。その後、スクライブラインに沿って、InP基板及びFeドープInP層を劈開する。これにより、1枚のInP基板から複数の半導体レーザが製造される。
しかしながら、上述の方法では、スクライブラインからずれてInP基板及びFeドープInP層が劈開される場合がある。このため、劈開面に割れや欠けが発生し易くなる。本発明者は割れや欠けが発生する原因を調査した。そこで、スクライブを行った後、FeドープInP層の断面SEM観察を行った。その結果、図9に示されるように、FeドープInP層の表面をスクライブする際に、ダイヤモンドペンによって当該表面が押し潰されて広く窪んでいることを発見した。図9は、FeドープInP層の表面をスクライブした後におけるFeドープInP層の断面SEM写真である。図9に示される窪みでは劈開時にクラックが入らないため、劈開面に割れや欠けが発生すると考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、劈開面における割れや欠けが発生し難い半導体光素子の製造方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の半導体光素子の製造方法は、InP基板上に設けられた活性層上に、Ga、In、及びAsを含むIII−V族化合物半導体層を形成する工程と、前記III−V族化合物半導体層の表面における第1の領域及び第2の領域上に、第1のマスク及び第2のマスクをそれぞれ形成する工程と、前記第1のマスク及び前記第2のマスクを用いて、前記活性層及び前記III−V族化合物半導体層をエッチングすることにより、第1の半導体メサ及び第2の半導体メサをそれぞれ形成する工程と、前記第1のマスク及び前記第2のマスクを用いて、前記第1の半導体メサ及び前記第2の半導体メサを埋め込むInP層を形成する工程と、前記III−V族化合物半導体層の表面における前記第2の領域を、所定のラインに沿ってスクライブする工程と、前記第2の領域をスクライブすることによって形成されるスクライブラインを起点として、前記InP基板を劈開する工程と含む。
本発明の半導体光素子の製造方法では、Ga、In、及びAsを含むIII−V族化合物半導体層の表面をスクライブするので、InP層の表面をスクライブする場合に比べて、III−V族化合物半導体層の表面にシャープな溝が形成される。そのため、InP基板を劈開する際に、スクライブラインに沿ってInP基板が高精度に劈開される。よって、劈開面における割れや欠けが発生し難い。
また、前記InP層はFeドープされていることが好ましい。
通常、FeドープされたInP層の表面をスクライブすると、当該表面は更に押し潰されやすくなるので、劈開面における割れや欠けが発生し易い。このような場合であっても、上記製造方法では、劈開面における割れや欠けが発生し難い。
また、上記製造方法は、前記III−V族化合物半導体層の表面における前記第2の領域をスクライブする前に、前記所定のライン上に開口部を有する絶縁層を前記III−V族化合物半導体層上に形成する工程を更に含むことが好ましい。
この場合、絶縁層をスクライブする必要がなくなるので、III−V族化合物半導体層の表面にシャープな溝が形成される。
本発明によれば、劈開面における割れや欠けが発生し難い半導体光素子の製造方法が提供される。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1〜図7は、実施形態に係る半導体光素子の製造方法を模式的に示す工程図である。図1(A)、図1(B)、図3(A)、図3(B)、図4(A)〜図4(C)、及び図5は、断面図である。図2及び図6は平面図である。図7は斜視図である。
(III−V族化合物半導体層形成工程)
まず、図1(A)に示されるように、第1導電型(例えばn型)のInP基板10上に、活性層12、第2導電型(例えばp型)のクラッド層14、及びGa、In、及びAsを含む第2導電型のIII−V族化合物半導体層16をこの順に形成する。III−V族化合物半導体層16は、コンタクト層である。III−V族化合物半導体層16は、多層構造を有してもよい。III−V族化合物半導体層16は、例えばGaInAs、GaInAsP等からなる。III−V族化合物半導体層16には、例えばZn、Si等のドーパントがドープされていてもよい。III−V族化合物半導体層16は、InPと格子整合する単結晶からなることが好ましい。III−V族化合物半導体層16の厚さは、0.2〜0.5μmであることが好ましい。III−V族化合物半導体層16上に、例えばInPからなるキャップ層を形成してもよい。
InP基板10は、その表面にInPバッファ層を含んでもよい。活性層12は、例えばGaInAsP、AlGaInAsからなる多重量子井戸構造を有する。クラッド層14は、例えばInPからなる。一実施例として各層の厚さを以下に示す。
・InPバッファ層:0.5μm
・活性層12:0.3μm
・クラッド層14:2.0μm
・III−V族化合物半導体層16:0.2μm
(マスク形成工程)
次に、図1(B)及び図2に示されるように、III−V族化合物半導体層16の表面16sにおける第1の領域r1及び第2の領域r2上に、第1のマスク20a及び第2のマスク20bをそれぞれ形成する。表面16sは、例えばIII−V族化合物半導体層16の(001)面である。マスク20a,20bは、互いに離間している。本実施形態では、複数のマスク20aと複数のマスク20bとが、表面16sに平行な方向に沿って交互に配列される。離間距離は、例えば150μmである。マスク20a,20bは、例えば、III−V族化合物半導体層16の表面16s上に絶縁層を形成した後、フォトリソグラフィー法を用いて絶縁層をパターニングすることにより形成される。マスク20a,20bは、例えばSiO、SiN等からなる。マスク20a,20bは、例えばストライプ状に形成される。その場合、ストライプ状のマスク20aの幅は、例えば1〜2μmである。ストライプ状のマスク20bの幅は、20〜30μmであることが好ましい。一実施例において、マスク20a,20bの厚さは0.3μmである。
(半導体メサ形成工程)
次に、図3(A)に示されるように、マスク20a,20bを用いて、InP基板10の一部、活性層12、クラッド層14、及びIII−V族化合物半導体層16をエッチングすることにより、InP基板10a上に第1の半導体メサ22a及び第2の半導体メサ22bをそれぞれ形成する。これにより、半導体メサ22aと半導体メサ22bとの間に溝が形成される。このとき、InP基板10をエッチングしなくてもよい。半導体メサ22a,22bは、例えばCHガス及びHガスを用いたドライエッチング(RIE)により形成される。ドライエッチング後に、例えば0.1μm程度ウェットエッチングしてもよい。半導体メサ22aは、活性層12a、クラッド層14a、及びIII−V族化合物半導体層16aをこの順に積層してなる。半導体メサ22aは、光導波路となる。半導体メサ22bは、活性層12b、クラッド層14b、及びIII−V族化合物半導体層16bをこの順に積層してなる。半導体メサ22a,22bは、例えばストライプ状に形成される。
(埋め込み工程)
次に、図3(B)に示されるように、マスク20a,20bを用いて、半導体メサ22a,22bを埋め込むように、InP基板10a上にInP層24を形成する。InP層24は例えばFeドープされているが、Znドープ又はSiドープされてもよい。InP層24は例えばOMVPE(有機金属気相成長)により形成される。InP層24は、その表面が半導体メサ22a,22bの頂面と略同じ位置になるように形成されることが好ましい。
次に、例えばHF系エッチャントによりマスク20a,22bを除去する。III−V族化合物半導体層16上にキャップ層を形成する場合、マスク20a,22bを除去した後に、例えば塩酸系エッチャントによりキャップ層を除去することが好ましい。
(絶縁層形成工程)
続いて、図4(A)に示されるように、半導体メサ22a,22b及びInP層24上に、絶縁層26を形成する。絶縁層26は例えばSiO、SiN等からなる。
次に、図4(B)に示されるように、例えばフォトリソグラフィー法を用いてHF系エッチャントにより絶縁層26をエッチングする。これにより、半導体メサ22a,22b上にそれぞれ位置する開口部28a,28bを有する絶縁層28を半導体メサ22a,22b及びInP層24上に形成する。開口部28a,28bは、例えばストライプ状の半導体メサ22a,22bの延在方向に沿って延びる。この場合、開口部28aの幅は、半導体メサ22aの頂面の幅よりも広くなる。また、開口部28bの幅は、半導体メサ22bの頂面の幅よりも狭くなる。開口部28bは、後述するスクライブラインSLに対応する所定のラインL上に位置する。なお、開口部28a,28bを形成しなくてもよいし、絶縁層26自体を形成しなくてもよい。開口部28bは例えば幅40μmのストライプ状である。
(電極形成工程)
次に、図4(C)に示されるように、半導体メサ22aのIII−V族化合物半導体層16aに電気的に接続された電極32を半導体メサ22a上に形成する。電極32は、各半導体メサ22aに対してそれぞれ形成される。電極32は、開口部28a内に形成され、ストライプ状の半導体メサ22aの延在方向に沿って延びる。また、InP基板10aの裏面に電極34を形成する。電極34は、各半導体メサ22aに対してそれぞれ形成される。電極34を形成する前に、必要に応じてInP基板10aの裏面を研磨する。例えばInP基板10aの厚さが100μmになるまで研磨することが好ましい。
(スクライブ工程)
次に、図5及び図6に示されるように、III−V族化合物半導体層16bの表面16sにおける第2の領域r2を、所定のラインLに沿ってスクライブする。図6では絶縁層28及び電極34の記載が省略されている。第2の領域r2をスクライブする際には、例えば、ダイヤモンドペン等のスクライブ装置36を用いる。これにより、所定のラインLに対応するスクライブラインSLが表面16sの第2の領域r2に形成される。
スクライブラインSLは、ストライプ状に形成された半導体メサ22a,22bの延在方向に沿って形成されてもよいし、その延在方向と交差する方向(例えばIII−V族化合物半導体層16a,16bの<110>方向)に沿って形成されてもよい。スクライブラインSLは、InP基板10aのエッジに位置する第2の領域r2に形成されることが好ましい。InP基板10aのエッジには半導体光素子50が形成されないので、半導体光素子50を直接傷つけない。さらに、スクライブラインSLは、InP基板10aのエッジに位置する第2の領域r2において、ストライプ状に形成された半導体メサ22a,22bの延在方向と交差する方向に沿って形成されることが好ましい。この場合、半導体光素子50の光出射面(例えばミラー面)にスクライブラインSLが残存しないので、半導体光素子50の特性が向上する。
(劈開工程)
次に、第2の領域r2をスクライブすることによって形成されるスクライブラインSLを起点として、半導体メサ22b、及びInP基板10aを劈開する。これにより、InP基板10aはチップ化される。例えばブレードをスクライブラインSLに押し当てることによって劈開を行うことが好ましい。ストライプ状に形成された半導体メサ22a,22bの延在方向と交差する方向に沿って劈開を行った後、その延在方向に沿って劈開を行うことが好ましい。この場合、最初に半導体光素子50の光出射面を形成することができる。
以上の工程を経ることによって、図7に示される半導体光素子50を製造することができる。図7は、実施形態に係る半導体光素子の製造方法により製造される半導体光素子を模式的に示す斜視図である。図7に示される半導体光素子50としては、例えば半導体レーザ、光増幅器、光変調器、光受光素子、及び、光集積素子等が挙げられる。
図7に示されるように、半導体光素子50は、InP基板10aと、InP基板10a上に形成された半導体メサ22a,22bと、半導体メサ22a,22bを埋め込むInP層24とを備える。ストライプ状の半導体メサ22a,22bの延在方向において対向する半導体光素子50の両端面には、半導体メサ22a,22bの端面が露出する。ストライプ状の半導体メサ22a,22bの延在方向に交差する方向において対向する半導体光素子50の両端面には、半導体メサ22bの側面が露出する。半導体メサ22aは、半導体メサ22b間に配置されている。半導体メサ22b及びInP層24上には、絶縁層28が設けられていることが好ましい。絶縁層28の開口部28aは、半導体メサ22a上に位置する。半導体メサ22a上には、絶縁層28上に位置する電極パッド32aを有する電極32が設けられている。電極パッド32aの形状は、例えば直径80μmの円形である。電極パッド32aにはワイヤがボンディングされる。InP基板10aの裏面には電極34が設けられている。半導体光素子50では、半導体メサ22aの活性層12aに電流が注入される。
以上説明したように、本実施形態の半導体光素子の製造方法では、Ga、In、及びAsを含むIII−V族化合物半導体層16aの表面16sをスクライブするので、InP層の表面をスクライブする場合(図9参照)に比べて、当該表面16sにシャープな溝が形成される(図8参照)。図8は、ZnドープGaInAs層の表面をスクライブした後におけるZnドープGaInAs層及びZnドープInP層の断面SEM写真である。よって、半導体メサ22b及びInP基板10aを劈開する際に、スクライブラインSLに沿って半導体メサ22b及びInP基板10aが高精度に劈開される。よって、劈開面における割れや欠けが発生し難いので、得られる半導体光素子50の特性が向上する。
また、InP層24がFeドープされている場合であっても、本実施形態の半導体光素子の製造方法では、劈開面における割れや欠けが発生し難い。なお、通常、FeドープされたInP層の表面をスクライブすると、当該表面は更に押し潰されやすくなるので、劈開面における割れや欠けが発生し易い。
また、第2の領域r2をスクライブする前に、所定のラインL上に開口部28bを有する絶縁層28をIII−V族化合物半導体層16a上に形成することが好ましい。この場合、絶縁層28をスクライブする必要がなくなるので、III−V族化合物半導体層16aの表面16sによりシャープな溝が形成される。
なお、絶縁層28は、III−V族化合物半導体層16a上に開口部28bを有さなくてもよい。この場合、絶縁層28及びIII−V族化合物半導体層16aを共にスクライブする。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
実施形態に係る半導体光素子の製造方法を模式的に示す工程断面図である。 実施形態に係る半導体光素子の製造方法を模式的に示す工程平面図である。 実施形態に係る半導体光素子の製造方法を模式的に示す工程断面図である。 実施形態に係る半導体光素子の製造方法を模式的に示す工程断面図である。 実施形態に係る半導体光素子の製造方法を模式的に示す工程断面図である。 実施形態に係る半導体光素子の製造方法を模式的に示す工程平面図である。 実施形態に係る半導体光素子の製造方法により製造される半導体光素子を模式的に示す斜視図である。 ZnドープGaInAs層の表面をスクライブした後におけるZnドープGaInAs層及びZnドープInP層の断面SEM写真である。 FeドープInP層の表面をスクライブした後におけるFeドープInP層の断面SEM写真である。
符号の説明
10,10a…InP基板、12,12a,12b…活性層、20a…第1のマスク、20b…第2のマスク、22a…第1の半導体メサ、22b…第2の半導体メサ、24…InP層、16b…III−V族化合物半導体層、16s…III−V族化合物半導体層の表面、28b…開口部、28…絶縁層、50…半導体光素子、L…所定のライン、r1…第1の領域、r2…第2の領域、SL…スクライブライン。

Claims (3)

  1. InP基板上に設けられた活性層上に、Ga、In、及びAsを含むIII−V族化合物半導体層を形成する工程と、
    前記III−V族化合物半導体層の表面における第1の領域及び第2の領域上に、第1のマスク及び第2のマスクをそれぞれ形成する工程と、
    前記第1のマスク及び前記第2のマスクを用いて、前記活性層及び前記III−V族化合物半導体層をエッチングすることにより、第1の半導体メサ及び第2の半導体メサをそれぞれ形成する工程と、
    前記第1のマスク及び前記第2のマスクを用いて、前記第1の半導体メサ及び前記第2の半導体メサを埋め込むInP層を形成する工程と、
    前記III−V族化合物半導体層の表面における前記第2の領域を、所定のラインに沿ってスクライブする工程と、
    前記第2の領域をスクライブすることによって形成されるスクライブラインを起点として、前記InP基板を劈開する工程と、
    を含む、半導体光素子の製造方法。
  2. 前記InP層はFeドープされている、請求項1に記載の半導体光素子の製造方法。
  3. 前記III−V族化合物半導体層の表面における前記第2の領域をスクライブする前に、前記所定のライン上に開口部を有する絶縁層を前記III−V族化合物半導体層上に形成する工程を更に含む、請求項1又は2に記載の半導体光素子の製造方法。
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