JP2008226651A - ランプ保持部材及びバックライト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リード線を介して接続された複数本の蛍光管の間隔を不均一にしたときに生じるリード線の弛みを適切に処理し、リード線の断線や線噛みなどを防止できるランプ保持部材を提供する。
【解決手段】ランプ保持部材は、複数本の蛍光ランプ21がリード線104を介して接続された擬似U字管100を複数並べて保持する。ランプ保持部材は、擬似U字管100のリード線104を収納する複数のリード線収納部202,203を蛍光管配列方向に備える。複数のリード線収納部202,203は、リード線104を係着させてリード線104の弛みを防止するための突起205,206が形成され、擬似U字管100を構成する複数本の蛍光ランプ21の配列方向の間隔lに応じて突起205,206の長さn及び/又は幅mが異なるように構成される。
【選択図】図7

Description

本発明は、ランプ保持部材及びバックライト装置、より詳細には、インバータ回路により駆動する複数の蛍光ランプを保持するためのランプ保持部材と、該ランプ保持部材を備えたバックライト装置に関する。
液晶テレビなどに用いられるバックライトには、液晶テレビの大画面化に伴って大型化が進行している。またバックライトに対しても、低消費電力化、低価格化等の要求が益々強くなっている。これらの要求に対応するため、従来の直管蛍光ランプに代えて、U字型やコの字型などの曲管蛍光ランプを配置することで、蛍光ランプの管数を少なくし、インバータの点数を削減できるようにした構成が適用されている。
また、最近では2本の直管蛍光ランプを、リード線を介して接続することでユニット化し、U字状の蛍光ランプ(ランプユニット)としたものがある。このランプユニットは直管蛍光ランプを2本繋げたものなので、従来の曲管蛍光ランプに比べて生産し易く、また蛍光ランプ実装時の作業性がよいことが知られている。
上記構成のランプユニットを直下型バックライト装置に適用した場合、複数の蛍光ランプがリード線を介して等間隔に接続されることになる。この場合、特許文献1などに記載されているバックライト保持装置を使用し、ランプハーネスの処理を行うことが可能であった。
一方、更なる低コスト化や省電力化を実現するために、蛍光ランプの間隔を広げて、ランプ本数を減らす場合がある。このようなランプ本数の削減によって生じる液晶テレビの輝度低下を防止するために、人間の目に付く場所はランプピッチ(すなわち、蛍光管配列方向の間隔)を狭くして輝度を高め、目に付きにくい場所はランプピッチを広くして輝度を低くする構成が考えられる。このとき蛍光ランプの間隔は、ランプの並び方向(配列方向)に対して不均一に構成されることになる。
特開平11−146304号公報
しかしながら、上述のような構成とした場合、複数のランプユニットは、共通部品で作られるため、そのリード線の長さも等しく設計されることになる。このランプユニットをバックライトシャーシに収納すると、ランプピッチが狭い場所ではリード線の余長分を吸収し切れず、弛み易くなる。
この状態で、蛍光ランプを保持するランプホルダをバックライトシャーシに挿入してしまうと、弛んだリード線がランプホルダとバックライトシャーシに挟まれてしまい、断線や線噛みを引き起こす要因となり得る。このためバックライトが正常に点灯できなくなる可能性がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、リード線を介して接続された複数本の蛍光管の間隔を不均一にしたときに生じるリード線の弛みを適切に処理し、リード線の断線や線噛みなどを防止できるランプ保持部材及び該ランプ保持部材を備えたバックライト装置を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、複数本の蛍光管がリード線を介して接続されたランプユニットを複数並べて保持するランプ保持部材であって、ランプユニットのリード線を収納するリード線収納部を蛍光管配列方向に複数備え、複数のリード線収納部は、リード線を係着させてリード線の弛みを防止するための突起が形成され、ランプユニットを構成する複数本の蛍光管の配列方向の間隔に応じて突起の長さ及び/又は幅が異なることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、ランプユニットにより照明される表示パネルの画面中央付近に対応する間隔を短くし、表示パネルの画面上下端付近に対応する間隔を長くしていることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、間隔が長い場合、突起の長さを短くし、間隔が短い場合、突起の長さを長くすることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2の技術手段において、間隔が長い場合、突起の幅を長くし、間隔が短い場合、突起の幅を短くすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第2の技術手段において、間隔が長い場合、突起の長さを短くし且つ幅を長くし、間隔が短い場合、突起の長さを長くし且つ幅を短くすることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれか1の技術手段において、ランプユニットとそのリード線とを保持・固定するための上下一対のランプホルダを備え、ランプホルダの下部に複数のリード線収納部が形成されていることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれか1の技術手段におけるランプ保持部材と、ランプ保持部材に保持されたランプユニットと、ランプ保持部材を装着するための筐体とを備えたことを特徴とするバックライト装置である。
本発明によれば、リード線を介して接続された複数本の蛍光管の間隔を不均一にしたときに生じるリード線の弛みを適切に処理することで、リード線の断線や線噛みなどを防止することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のランプ保持部材及び該ランプ保持部材を備えたバックライト装置の好適な実施形態について説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同じ機能を有する部分には同じ符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明によるバックライト装置を使用した液晶表示装置の構成例を示す断面図である。図中、液晶表示装置は、主な構成として、液晶パネル1及びバックライト装置2を備えている。液晶パネル1は、映像信号処理された映像信号を液晶パネル1のクロック信号に応じて画素毎に所定の階調電圧として給電し、画面上に順次走査による映像表示処理を施すことで映像信号に応じた映像を表示する。また、バックライト装置2は、液晶パネル1の表示面の反対側から光を照射する。このバックライト装置2の光源としては、例えば、冷陰極蛍光ランプ(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの蛍光管が用いられる。
バックライト装置2は、液晶パネル1に光を供給するための複数の蛍光管21と、各蛍光管21から発光した光を液晶パネル1側に有効に照射するための反射シート又は反射板(以下、反射シートで代表する)22と、これらを収納するための筐体(シャーシ)23と、により構成される。筐体23の背面(すなわち、蛍光管21の設置面の反対側の面)には、インバータ回路を搭載するためのインバータ回路基板28(インバータ回路28)が配置される。このインバータ回路28には、各蛍光管21に電力を供給する昇圧回路としてインバータトランス29などの部品が設けられている。このインバータトランス29としては、例えば、2つのコイルの電磁誘導効果によって互いのコイルの巻き数比に基づいて変圧する巻線型などがある。
インバータ回路28としては、例えば、他励式インバータを適用することができる。一般に他励式インバータは、一次側に発振回路を設け、この発振回路の駆動周波数と同じ周波数の交流に変換するもので、この他励式インバータを上記のような巻線型のインバータトランス29の駆動に利用することにより、巻線型でありながら、圧電型インバータを越える小型で高効率化されたインバータを実現することができる。
液晶パネル1は、液晶層を挟んだ2枚の直交ニコルの関係を有した偏光板付ガラス基板からなり、この液晶パネル1を厚み方向に対し2枚のフレーム3,4で固定保持する。このフレーム3,4は、バックライト装置2の全体を覆うように、断面略L字型に折れ曲がった構造を有している。
バックライト装置2を構成する蛍光管21は、直線形状であり、その直線部分が互いに平行になるように配置される。また、反射シート22の形状は、例えば、図1に示すように平面形状としてもよく、また、断面凹凸の形状としてもよい。
さらに、液晶表示装置に必要とされる光学性能に応じて各種光学部材を設けるようにしてもよい。例えば、図1に示すように、複数本の蛍光管21によって構成される光源に対して、蛍光管21の配置位置とそれ以外の位置との輝度差を緩和するための拡散板24と、要求される使用形態に対して最適な配光特性を供給するための拡散シート25と、特定方向の光を集光するためのプリズムシート26と、特定方向の光の偏波を選択的に透過/反射して液晶パネル1に入射する光の偏光度を向上させるための反射偏光板27などで構成される。これらの各種光学部材(拡散板24,拡散シート25,プリズムシート26,反射偏光板27など)は板状又はシート状で構成されており、蛍光管21と液晶パネル1との間に配置される。
蛍光管21は、バックライト装置2の背面に略平行に配置されたインバータ回路28のインバータトランス29から電極へ供給される高圧交流電圧によって、蛍光管21内の水銀を励起し、そのエネルギー準位によって紫外線付近の光を発光し、この紫外光によって蛍光管21の赤,青,緑の3色の蛍光体が発光し、これらの発光色の混色によって白色光を供給する。こうして発光した白色光は、前述の各種光学部材によってその配光特性が各々制御され、液晶パネル1に有効に光を供給することが可能となる。このバックライト装置2からの光供給によって液晶パネル1の各画素では所定の階調電圧に応じた光透過率によって各画素の明るさが制御され、映像が画面上に表示される。
図2は、バックライト装置の蛍光ランプの配置と駆動方式の一例を説明するための図で、図2(A)は蛍光ランプの配置とインバータトランスの接続構成例を説明する図、図2(B)はこのときの蛍光ランプの駆動方式を説明する図である。図中、30はインバータ回路基板上に設置された接続部材、100は2本の蛍光ランプ21によって構成される擬似U字管、101a,101bは蛍光ランプ21の電極、102は電極101aに接続されたリード線、103はソケット、104は電極101bを相互接続するリード線を示す。
本実施形態のバックライトでは、2本の直管の蛍光ランプ21のそれぞれ片側の電極同士をリード線で接続した擬似U字管構成(本発明のランプユニットに相当)が採用される。擬似U字管構成を用いることによって、従来のU字管よりもハンドリングし易く、バックライトの組み立てが容易になるというメリットが得られる。また擬似U字管による構成は、U字管と異なり、蛍光ランプのピッチの使用変更に容易に対応できるというメリットもある。擬似U字管は、従来のU字管と同様のインバータ点数で点灯させることができる。
さらに本実施形態では、複数の擬似U字管によるランプユニットを本発明のランプ保持部材にセットしておくことにより、ランプユニットを構成する蛍光管の配列方向の間隔を不均一にしたときに生じるリード線の弛みを適切に処理できるため、リード線の断線や線噛みなどを防止することができる。このようなランプ保持部材の具体例については後述する。
図2において、擬似U字管100により照明される液晶パネルの画面中央付近に対応する擬似U字管100の間隔を短くし、液晶パネルの画面上下端付近に対応する擬似U字管100の間隔を長くして、その間隔が蛍光管配列方向に対して不均一に構成されている。これは、擬似U字管の間隔を広げ蛍光管の本数を減らした場合、蛍光管本数の削減によって生じる輝度低下を防止するために、人間の目に付く場所(すなわち画面中央付近)はランプピッチを狭くし、人間の目に付きにくい場所(すなわち画面上下端付近)はランプピッチを広くしているためである。
擬似U字管100は複数平行に配置される。各擬似U字管100は、2本の直管蛍光ランプ21のそれぞれ片側の電極101b同士が、リード線104で接続されている。また蛍光ランプ21のそれぞれの他方の電極101aは、リード線102を介してソケット103に接続される。そしてソケット103が、インバータ回路基板28の接続部材30に接続される。
インバータ回路基板28は左右に一対設けられ、筐体23の背面側で、蛍光ランプ21の両端の電極近傍に配置される。
本例では、2本の蛍光ランプ21の駆動側の電極101aのうち、一方の蛍光ランプ21の電極101aに対して、インバータ回路基板28上のインバータトランス29から、高圧交流電圧が供給される。また、駆動側の電極101aのうち、他方の蛍光ランプ21の電極101aは接地される。従って、擬似U字管100は、一つのインバータトランス29により片側駆動されて点灯する。
そして複数配置された擬似U字管100は、電極101aと101bとが交互に並ぶように配置される。すなわち、擬似U字管が複数配列するバックライト装置において、隣接する擬似U字管同士ではソケット103を接続する電極の向きが異なるように配置されている。
これにより、インバータトランスに接続される電極101aが、擬似U字管毎に左右交互に配置されることになり、高圧側と接地側との管軸方向に生じる輝度ムラが補償されて、バックライトとしての輝度ムラを低減させることができる。
図3は、バックライト装置の蛍光ランプの配置と駆動方式の他の例を説明するための図で、図3(A)は蛍光ランプの配置とインバータトランスの接続構成例を説明する図、図3(B)はこのときの蛍光ランプの駆動方式を説明する図である。
図3の構成は、擬似U字管100を2つのインバータトランスで両側駆動するようにしたもので、他の構成は図2と同様である。
すなわち本例では、2本の蛍光ランプ21の駆動側の電極101aの両方にそれそれインバータトランス29が接続され、両方の電極101aに対して、位相が互いに反転した高圧交流電圧を供給する。これにより擬似U字管100は2つのインバータトランス29によって両側駆動されて点灯する。
図4は、バックライト装置の蛍光ランプの配置と駆動方式の他の例を説明するための図で、図4(A)は蛍光ランプの配置とインバータトランスの接続構成例を説明する図、図4(B)はこのときの蛍光ランプの駆動方式を説明する図である。
図4の構成は、擬似U字管100を1つのインバータトランスで両側駆動するようにしたもので、他の構成は図2と同様である。
すなわち本例では、2本の蛍光ランプ21の駆動側の電極101aの両方に一つのインバータトランス29が接続され、両方の電極101aに対して、位相が互いに反転した高圧交流電圧を供給する。これにより擬似U字管100は1つのインバータトランス29によって、両側駆動されて点灯する。
図5は、本発明に係るランプ保持部材の構成例を示す図で、ランプ保持部材は、上下一対のランプホルダを蛍光ランプ21の両端に備えて構成される。ここでは、説明を簡単にするために、擬似U字管100のリード線側と駆動側とをそれぞれ片側に集めて配置し、このときのリード線側のランプ保持部材の例について示すものとする。なお、前述の図2〜図4に示したように、擬似U字管100のリード線側と駆動側とを交互配置してもよいことは言うまでもない。
図5(A)において、上下一対のランプホルダは、ランプホルダ下部200とランプホルダ上部300とから構成される。図5(B)は図5(A)のX部を拡大した図である。ランプホルダ下部200には、擬似U字管100のリード線104を収納する複数のリード線収納部201〜203が蛍光管配列方向に形成されている。また、ランプホルダ上部300には、擬似U字管100の取付位置に対応して設けられた複数のランプ固定部301〜303が形成されている。このランプ固定部301〜303は、蛍光ランプ21とリード線104を固定するために、ランプ断面より数mm程度大きい半円形状の切り込みであって、擬似U字管100の取付位置に対応して蛍光管配列方向に形成されている。
複数のリード線収納部201〜203は、リード線104を係着させてリード線104の弛みを防止するための突起204〜206が形成され、擬似U字管100を構成する蛍光ランプ21の配列方向の間隔(後述の図6(A)に示す間隔lに相当)に応じて突起の長さ及び/又は幅が異なっている。
前述したように、複数の擬似U字管100は、擬似U字管100により照明される液晶パネルの画面中央付近に対応する間隔lを短くし、液晶パネルの画面上下端付近に対応する擬似U字管100の間隔lを長くして、その間隔lを蛍光管配列方向に対して不均一にして取り付けられる。ここで、擬似U字管100のリード線104の長さは一定であるため、擬似U字管100の間隔lを不均一にして配置する場合、間隔lが短くなる画面中央付近ではリード線104が弛んでしまい、リード線104の断線や線噛みの原因となる。
そこで、図5(B)に示すように、液晶パネルの画面中央付近に対応するリード線収納部203の突起206は、長さnが長く、幅mが短く、画面端方向(図中の矢印方向)に向かって、突起205と突起204の長さnが短く、幅mが長くなるように構成される。このような構成とすることで、画面中央付近に位置するリード線収納部203の場合、擬似U字管100の間隔lが短いために生じるリード線104の弛みを突起206で吸収することができる。
なお、上記例では、擬似U字管100の間隔lに応じて突起の長さnと幅mの両方を変更しているが、突起の長さnと幅mのいずれか一方のみを変更するようにしてもよい。例えば、擬似U字管100の間隔lが長い場合、突起の長さnを短くし、擬似U字管100の間隔lが短い場合、突起の長さnを長くする。また、擬似U字管100の間隔lが長い場合、突起の幅mを長くし、擬似U字管100の間隔lが短い場合、突起の幅mを短くするようにしてもよい。
このように、擬似U字管100を構成する蛍光ランプ21の配列方向の間隔lを不均一にしたときに生じるリード線104の弛みを適切に処理できるため、リード線104の断線や線噛みなどを防止することができる。
図6は、本発明に係るランプ保持部材に擬似U字管を取り付けた状態を示す図である。図6(A)は擬似U字管100の構成例を示す図、図6(B)は図6(A)に示す擬似U字管100をランプ保持部材に取り付けた状態を示す図である。また、図7は図6(B)のY部を拡大した図である。
図6(B)において、液晶パネルの画面中央付近に対応するリード線収納部203の突起206は、長さnが長く、幅mが短く、画面上下端方向に向かって、突起205と突起204の長さnが短く、幅mが長くなるように構成される。このような構成とすることで、画面中央付近に位置するリード線収納部203の場合、擬似U字管100の間隔lが短いために生じるリード線104の弛みを突起206で吸収することができる。
また、図7は図6(B)に示すY部の拡大図である。すなわち、擬似U字管100により照明される液晶パネルの画面中央付近に対応する間隔lを短くし、液晶パネルの画面上下端に向けて(図中矢印の方向)、擬似U字管100の間隔lを長くして、その間隔lを蛍光管配列方向に対して不均一に構成した場合でも、各擬似U字管100のリード線104が突起204〜206に係着され、リード線104の弛みが吸収される。本例の場合、液晶パネルの画面中央付近に対応するリード線収納部203の突起206は、長さnが長く、幅mが短く、画面上下端方向に向かって、突起205の長さnが短く、幅mが長くなるように構成されている。
図8は、本発明のランプ保持部材により保持された擬似U字管100を備えたバックライト装置の一例を示す外観図である。本発明のバックライト装置は、ランプ保持部材(ランプホルダ下部200及びランプホルダ上部300を含む)により複数の擬似U字管100が保持・収納された筐体23に、光学シート群(拡散板24、拡散シート25、プリズムシート26、反射偏光板27)がセットされ、さらに、液晶パネル1がセットされる。
このように液晶パネル1の画面中央に向けて、擬似U字管100の蛍光管配列方向の間隔が狭くなっているが、前述の図7に示したランプ保持構造とすることで、擬似U字管100の蛍光管を繋ぐリード線がランプ保持部材と筐体23とに挟まれることがなくなるため、リード線の断線や線噛みを防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、リード線を介して接続された複数本の蛍光管の間隔を不均一にしたときに生じるリード線の弛みを適切に処理することで、リード線の断線や線噛みなどを防止することができる。
本発明によるバックライト装置を使用した液晶表示装置の構成例を示す断面図である。 バックライト装置の蛍光ランプの配置と駆動方式の一例を説明するための図である。 バックライト装置の蛍光ランプの配置と駆動方式の他の例を説明するための図である。 バックライト装置の蛍光ランプの配置と駆動方式の他の例を説明するための図である。 本発明に係るランプ保持部材の構成例を示す図である。 本発明に係るランプ保持部材に擬似U字管を取り付けた状態を示す図である。 図6(B)のY部を拡大した図である。 本発明のランプ保持部材により保持された擬似U字管を備えたバックライト装置の一例を示す外観図である。
符号の説明
1…液晶パネル、2…バックライト装置、3,4…フレーム、21…蛍光管(蛍光ランプ)、22…反射シート、23…筐体、24…拡散板、25…拡散シート、26…プリズムシート、27…反射偏光板、28…インバータ回路基板、29…インバータトランス、30…接続部材、100…擬似U字管(ランプユニット)、101a,101b…電極、102,104…リード線、103…ソケット、200…ランプホルダ下部、201〜203…リード線収納部、204〜206…突起、300…ランプホルダ上部、301〜303…ランプ固定部。

Claims (7)

  1. 複数本の蛍光管がリード線を介して接続されたランプユニットを複数並べて保持するランプ保持部材であって、
    前記ランプユニットのリード線を収納するリード線収納部を蛍光管配列方向に複数備え、
    前記複数のリード線収納部は、前記リード線を係着させて該リード線の弛みを防止するための突起が形成され、前記ランプユニットを構成する複数本の蛍光管の配列方向の間隔に応じて前記突起の長さ及び/又は幅が異なることを特徴とするランプ保持部材。
  2. 請求項1に記載のランプ保持部材において、前記ランプユニットにより照明される表示パネルの画面中央付近に対応する前記間隔を短くし、前記表示パネルの画面上下端付近に対応する前記間隔を長くしていることを特徴とするランプ保持部材。
  3. 請求項2に記載のランプ保持部材において、前記間隔が長い場合、前記突起の長さを短くし、前記間隔が短い場合、前記突起の長さを長くすることを特徴とするランプ保持部材。
  4. 請求項2に記載のランプ保持部材において、前記間隔が長い場合、前記突起の幅を長くし、前記間隔が短い場合、前記突起の幅を短くすることを特徴とするランプ保持部材。
  5. 請求項2に記載のランプ保持部材において、前記間隔が長い場合、前記突起の長さを短くし且つ幅を長くし、前記間隔が短い場合、前記突起の長さを長くし且つ幅を短くすることを特徴とするランプ保持部材。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のランプ保持部材において、前記ランプユニットとそのリード線とを保持・固定するための上下一対のランプホルダを備え、
    前記ランプホルダの下部に前記複数のリード線収納部が形成されていることを特徴とするランプ保持部材。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のランプ保持部材と、該ランプ保持部材に保持されたランプユニットと、前記ランプ保持部材を装着するための筐体とを備えたことを特徴とするバックライト装置。
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