JP2008226330A - オーディオ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】CDやDVD等の記憶媒体に記録された楽曲(オーディオ情報)を再生させるときの利便性を向上できるオーディオ再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】オーディオ再生装置において、記憶媒体に記録されている楽曲を所定の再生順序に従って再生可能なオーディオ再生部と、再生順序が一番目である楽曲(先頭楽曲)の再生を指示可能な操作部と、前記操作部からの指示に基づいて前記所定の再生順序が一番目である楽曲を特定し、当該楽曲を前記オーディオ再生手段によって再生させる制御部と、を備えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、オーディオ再生装置に関し、特に、AVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション)装置等の車載用のオーディオ再生装置に適用して有用な技術に関する。
従来、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等に記録されたオーディオ情報を再生可能なオーディオ再生装置(例えば、家庭用又は車載用のCDプレイヤー/レシーバー)は、例えば、再生中に停止ボタンを操作されたり電源をオフされたりして再生が中断されたときに、この中断した位置を記憶しておき、次回再生時に中断位置から再生を開始する、いわゆるリジューム機能を備えている。
また、特許文献1には、利用者の好みに合わせてリジューム機能を自在に無効化できるようにした技術が開示されている。この技術によれば、リジューム機能を無効化することによって、次回再生時にディスクの先頭から再生させることが可能となる。
特許文献2には、オーディオ再生装置において、停止モードから再生を再開するとき、リジューム機能によって楽曲の途中から再生が開始されるのは好ましくないため、当該楽曲の先頭から再生が開始されるようにした技術が開示されている。
また、特許文献3には、記憶媒体再生装置において、例えば、一般市販用のオーディオ用CD(以下、オーディオCDと略称する)に収録されている楽曲の先頭及び終了をフレーム単位で検出でき、無音部分を排除できるようにした技術が開示されている。
さらに、特許文献4には、放送局から提供される音楽番組を受信しているときに、聴いている楽曲をその曲の先頭から再生/記録できるようにした技術が開示されている。具体的には、ラジオ放送を一定量メモリに蓄積し、音楽を聴いているときに過去再生ボタン又は過去録ボタンが操作されると、メモリに蓄積されているデータの中から当該音楽の先頭を検出し、その位置から再生又は録音を開始するものである。
上述したように、オーディオ再生装置においては、楽曲の途中から再生や記録が開始されると不都合な場合があるので、これを改善するための技術が提案されている。また、一般的なオーディオ再生装置は、例えば、再生中の楽曲を前後にスキップして次の楽曲を再生させることができるスキップ機能を備えている。
特開2002−56603号公報 特開2000−182364号公報 特開2003−100065号公報 特開平7−153187号公報
ところで、従来のオーディオ再生装置には、例えば、複数の楽曲が収録されているオーディオCD(例えば、アルバムが収録されたオーディオCD)を再生させる際に、当該オーディオCDに収録されている先頭楽曲から再生を開始させるための操作ボタンは別段設けられていない。
例えば、一般的なオーディオ再生装置において、アルバムを先頭楽曲から再生させるためには、上述したスキップ機能を利用して、戻り方向のスキップボタンを必要な回数だけ連続操作しなければならない。
図5は、従来のオーディオ再生装置において、複数の楽曲が収録されたオーディオCDの先頭楽曲(1番目のトラック)を再生させるときの操作及び再生位置の遷移状態を示す説明図である。
図5に示すように、例えば、n番目のトラック(Track−n)が再生されていたときに戻り方向のスキップボタン操作が行われると、再生位置はn番目のトラックの先頭に遷移される。そして、スキップボタン操作が連続して行われると、(n−1)番目のトラックの先頭、(n−2)番目のトラックの先頭、・・と再生位置は遷移され、最終的に1番目のトラックの先頭(先頭楽曲)へと遷移されることとなる。すなわち、n番目のトラックを再生しているときに、このオーディオCDを先頭楽曲から再生させようとすると、n回のスキップボタン操作を行う必要があり不便である。
また、オーディオ再生装置において、一旦、オーディオCDを排出させた後、再度挿入することで、比較的簡単にオーディオCDを先頭楽曲から再生させることはできる。しかしながら、オーディオCDの排出・挿入動作には少なからず時間を要するので、特に運転中の利用者が安全に利用できる操作とはいえない。
また、引用文献1のように、レジューム機能を無効にすれば、電源オン時や再生の再開時にはオーディオCDに収録されている先頭楽曲から再生されることとなる。しかしながら、任意のトラックを再生している途中で先頭楽曲に戻すためには、やはり、電源をオフ・オンさせるか、停止・再生操作を行うかしなければならない。そのため、操作に時間を要してしまう上、オーディオ再生装置に即座に逆の動作を行わせるのは負担が大きくなり好ましくない。また、レジューム機能を無効にすると、常にオーディオCDの先頭楽曲からの再生になってしまい、かえって不便となることもある。
このように、従来のオーディオ再生装置においては、オーディオCDの任意のトラックを再生中に、簡単な操作で先頭楽曲に戻して再生させることはできなかった。しかしながら、車載用のオーディオ再生装置においては、オーディオCDの任意のトラックを再生中に、先頭楽曲から聴きたいという要求があった場合、簡単な操作でこれを実現できなければ運転中の安全性が損なわれることとなり、非常に危険である。
なお、リモコン等に「0」〜「9」の10キーがある場合、「1」を押すことにより、簡単な操作で先頭楽曲からの再生が可能となるが、車載用のオーディオ再生装置においては、操作ボタンを配置可能なスペースが制限されるため、必要性の低い10キーは設けられていない場合が多い。
本発明は、CDやDVD等の記憶媒体に記録された楽曲(オーディオ情報)を再生させるときの利便性を向上できるオーディオ再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、オーディオ再生装置において、記憶媒体に記録されている楽曲を所定の再生順序に従って再生可能なオーディオ再生部と、再生順序が一番目である楽曲(先頭楽曲)の再生を指示可能な操作部と、前記操作部からの指示に基づいて前記所定の再生順序が一番目である楽曲を特定し、当該楽曲を前記オーディオ再生部によって再生させる制御部と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオーディオ再生装置において、前記記憶媒体は、該記憶媒体に記録されている楽曲を管理する楽曲管理情報(例えば、オーディオCDのTOC情報)を記憶し、前記制御部は、前記楽曲管理情報に基づいて前記再生順序が一番目である楽曲を特定することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のオーディオ再生装置において、前記記憶媒体は、該記憶媒体に記録されている楽曲を識別するための楽曲情報(例えば、ファイル名等のテキスト情報)を記憶し、前記制御部は、前記楽曲情報に基づいて前記再生順序が一番目である楽曲を特定することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のオーディオ再生装置において、前記操作部は、前記再生順序が一番目である楽曲の再生を指示するための専用の操作ボタンであることを特徴としている。
本発明によれば、オーディオ再生装置において、CDやDVD等の記憶媒体に記録されている楽曲の中で再生順序が一番目である楽曲(例えば、オーディオCDにおいては1番目のトラックに収録された楽曲)の再生を指示可能な操作部を設けるようにしたので、記憶媒体に記録されている楽曲(オーディオ情報)を再生させるときの利便性を格段に向上できる。
特に、車載用のオーディオ再生装置においては、記憶媒体に記録されている楽曲の中で再生順序が一番目である楽曲を再生させる際の操作により、運転中の安全性が極端に低下するのを回避できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るオーディオ再生装置の一例としての車載用AVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション)装置の全体構成を示すブロック図であり、図2は車載用AVN装置の外観を示す正面図である。
この車載用AVN装置100は、例えば、2DINタイプのものであり、ダッシュボードの所定の取り付けスペースに設置される。
図1に示すように、車載用AVN装置100は、ディスクドライブ10と、デコード部20と、表示部30と、音声出力部40と、操作部50と、制御部60と、を備えて構成される。
ディスクドライブ10は、CDやDVD等のディスク状記憶媒体Mを装着可能に構成されている。具体的には、装着されたディスク状記憶媒体Mを回転するスピンドルモータ、ディスク状記憶媒体Mに記録されている情報を読み取る光ピックアップなどを備える。
デコード部20は、ディスク状記憶媒体Mから読み出されたオーディオ情報又はビデオ情報に伸張・復号化処理を施す。
表示部30は、図2に示すように、AVN装置100本体の前面略中央部に設けられ、例えば、タッチパネル付き液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)で構成される。この表示部30では、AVN装置100の利用モード(例えば、オーディオモード、ビデオモード、ナビゲーションモード等)に対応した種々の表示が行われる。
例えば、オーディオモードでは、ディスクドライブ10に装着されたオーディオCDの目次情報(TOC:Table of Contents)に基づいて再生進行時間やトラック番号などを表示したり、記憶媒体に楽曲のタイトル名やアーティスト名、アルバム名等の楽曲情報が記録されているときはこれらの情報を表示したりする。
また、表示部30にはタッチパネルを採用しており、表示部30の下部領域に配置された操作ボタン群50bは後述する操作部20の一部を構成する。なお、表示部30としてのタッチパネル付きLCDの構成は特に制限されるものではなく、アナログ容量結合方式、抵抗膜方式、光イメージセンサ方式等、種々の方式を利用することができる。
音声出力部40は、デコード部20で伸張・復号化されたディジタルオーディオ情報をアナログ変換するとともに、増幅してアナログオーディオ信号を図示しないスピーカ等に出力する。
本実施形態のAVN装置100では、上述したディスクドライブ10、デコード部20、及び音声出力部40によってオーディオ再生部が構成される。このオーディオ再生部は、後述する制御部60からの制御信号に従って動作を制御され、例えば、ディスク状記憶媒体Mに記録されている楽曲を所定の再生順序に従って再生するように制御される。
操作部50は、電源ボタンや音量ボタン、利用モードに応じた操作ボタン等の各種操作ボタンを備えて構成される。本実施形態では、操作部50は、AVN装置100本体の枠体下部に設けられた操作パネル50a及び表示部30としてのタッチパネル付きLCDに配置された操作ボタン群50bにより構成されている(図2参照)。利用者がこの操作部50を操作すると、操作信号が制御部60に出力され、制御部はこの操作信号に基づいて各ブロックの動作を制御する。
操作パネル50aには、例えば、音量の上下や利用モードの選択、電源のオン/オフ等の操作ボタンが配置されている。これらの操作ボタンは、基本的に利用モードに関係なく所定の処理を実行させる。ただし、利用モードに応じて異なる機能を割り当てられる場合もある。
一方、表示部30に配置される操作ボタン群50bは、利用モードに応じて自在に変更される。図2は、オーディオモードで利用可能な操作ボタン群50bの一例を示しており、再生ボタンB1、停止ボタンB2、戻り方向スキップボタンB3、送り方向スキップボタンB4、トップボタンB5が表示部30の下部領域に配置されている。利用者は、表示部30に配置されたこれらの操作ボタンB1〜B5を押下することでオーディオモードにおいて所望の処理を実行させることができる。
特に、本実施形態では、再生順序が一番目である楽曲の再生を指示するための専用の操作ボタンとしてトップボタンB5を設けており、利用者はこのトップボタンB5を操作することで、再生順序が一番目である楽曲(例えば、オーディオCDにおいては一番目のトラック)を即座に再生させることができる。なお、タッチパネルを利用してトップボタンB5を新設するようにしているので、操作ボタンの増設に伴い装置構成が複雑になることはない。
なお、上述した操作部50を構成する操作ボタンの形態は一例であって、その種類、位置、大きさ、機能などはこれに限定されず、種々変更可能である。
制御部60は、CPU61、ROM62、RAM63を有し、CPU61は、例えば、ROM62に格納されている制御プログラム等を実行して車載用AVN装置100の各ブロックを駆動制御する。
具体的には、CPU61は、利用者の操作に伴い操作部50から操作信号が入力されると、ROM62に記録されたオーディオプレイヤー用の各種制御プログラムやアプリケーションプログラムなどを読み出してRAM63内のプログラム格納領域に展開し、各種処理を実行する。この処理に際して生じる各種データは、RAM63内に形成されるワークエリア(データ格納領域)に一時的に記憶される。
本実施形態では、制御部60は、トップボタンB5が操作されると、ディスク状記憶媒体Mに記録されている楽曲の中から再生順序が一番目である楽曲を特定し、当該楽曲をオーディオ再生部によって再生させるように制御する。
具体的には、ディスク状記憶媒体Mとして、複数の楽曲が収録されたオーディオCDがディスクドライブ10に装着された場合は、このオーディオCDのリードイン領域に記録されているTOC情報に基づいて再生順序が一番目である楽曲を特定する。
ここで、TOC情報とは、オーディオCDに収録されているトラック数(曲数)やトラック番号、各トラックに記録されている楽曲の演奏時間などを管理する情報である(楽曲管理情報)。例えば、AVN装置100にオーディオCDが装着され、任意のトラックが再生されている状態でトップボタンB5が操作されると、制御部60は、TOC情報に基づいて1番目のトラックを再生順序が一番目の楽曲として特定し、当該トラックを再生させることとなる。
次に、本実施形態のAVN装置100を用いてオーディオCDを再生するときの楽曲再生制御処理について説明する。なお、この楽曲再生制御処理は制御部60によって実行される。
図3は、AVN装置100で実行される楽曲再生制御処理を示すフローチャートであり、特に、オーディオCDの先頭楽曲から再生させるときの制御処理を示している。また、図4は、AVN装置100においてオーディオCDの先頭楽曲を再生させるときの操作及び再生位置の遷移状態を示す説明図である。
図4に示すように、一般的なオーディオCDにはトラック単位で楽曲のオーディオ情報が記録されており、AVN装置100では、特別な操作が行われない限りトラック番号に従って楽曲の再生が行われる。つまり、このオーディオCDにおいては1番目のトラックに収録されている楽曲が先頭楽曲ということになる。
図3において、まず、ステップS101で、オーディオCDを再生中であるか判定する。そして、オーディオCDを再生中であると判定した場合はステップS102に移行し、再生中でないと判定した場合はそのまま処理を終了する。
ステップS102では、任意のトラックを再生中にトップボタンB5が操作されたか判定する。そして、トップボタンB5が操作されたと判定した場合はステップS103に移行する。一方、操作されていないと判定した場合はそのまま処理を終了し、現在再生中の楽曲の再生が継続される。
ステップS103では、オーディオCDに収録されている複数の楽曲の中から先頭楽曲を検索する。具体的には、TOC情報に含まれるトラック番号に基づいて先頭楽曲を特定し、再生位置(オーディオ情報の読み出し位置)を当該楽曲の先頭に遷移する。例えば、図4においては「Track−01」の楽曲が先頭楽曲となる。
次いで、ステップS104では、特定された先頭楽曲の再生処理が行われる。具体的には、ディスクドライブ10でオーディオCDの「Track−01」に記録されているオーディオ情報を先頭から読み出し、デコード部20で伸張・複合化処理を実行させ、音声出力部40からアナログの再生音声信号を出力させる。
このように、本実施形態では、例えば、n番目のトラックが再生されているときにトップボタンB5が操作されると、再生位置は1番目のトラックの先頭に遷移される(図4参照)。従来は、スキップボタンを複数回操作する必要があった(図5参照)のに対して、本実施形態のAVN装置100ではトップボタンB5を一回操作するだけで再生位置を1番目のトラックの先頭に遷移させることができる。
したがって、AVN装置100において、オーディオCDを先頭楽曲から再生させるときの操作の煩わしさを解消でき利便性を格段に向上できるうえ、運転中の安全性が極端に損なわれるのを回避することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上記実施形態では、オーディオCDに収録された楽曲を再生させる場合について説明したが、再生させる記憶媒体はオーディオCDに制限されず、DVDオーディオ、CD−R、DVD−R、MD(Mini Disk)等、各種記憶媒体に記録されている楽曲(オーディオ情報)を再生させるときにも、トップボタンB5を利用することができる。
また、ディスク状記憶媒体Mにアクセス可能なディスクドライブ10の代わりに、オーディオ情報が記録されたハードディスクドライブや、フラッシュメモリ等の可搬型記憶媒体にアクセス可能な読み取り手段を備える構成としてもよいし、これらを組み合わせた構成としてもよい。
この場合、例えば、記憶媒体にオーディオCDのTOC情報のような楽曲管理情報が記録されていれば、制御部は、この楽曲管理情報を利用して先頭楽曲を特定することができる。
また、記憶媒体に楽曲管理情報が記録されていないときは、制御部は、記憶媒体に記録されている楽曲を識別するための楽曲情報(例えば、オーディオ情報に関連づけて付されたファイル名)に基づいて先頭楽曲を特定できるようにすればよい。
具体的には、CD−Rやハードディスクに、MP3形式やWMA形式のオーディオ情報が記録されている場合、それぞれのオーディオ情報に付されたファイル名(テキスト情報)の降順/昇順で再生順序が決定されるようにしておけば、これに基づいて先頭楽曲を特定することができる。なお、この場合、利用者は、ファイル名の先頭に番号等を付することにより、楽曲の再生順序を自由に変更することができる。
また、一つの記憶媒体に複数の楽曲のオーディオ情報がフォルダによって分類(例えば、アルバムごとやアーティストごとに分類)されて記録されている場合は、そのフォルダ内で先頭楽曲を特定するようにしてもよいし、当該記憶媒体に記録されている全楽曲の中から先頭楽曲を特定するようにしてもよい。
さらに、記憶媒体に記録されている楽曲を再生するためのオーディオソフトによって楽曲の再生順序が設定されている場合は、制御部によりこのオーディオソフトで設定された再生順序を解析させ、先頭楽曲を特定できるようにするのが望ましい。
また、本発明は、ディジタルのオーディオ情報を記録された記憶媒体に限らず、アナログのオーディオ情報を記録された磁気テープにも適用できる。磁気テープの場合、トップボタンB5が操作されると、例えば、再生中の状態(A面/B面)に関わらず、A面の先頭楽曲を再生できるように早戻し、早送り処理を実行させる。
また、上記実施形態では、表示部30のタッチパネルを利用してトップボタンB5を新設するようにしたが、オーディオ再生装置が一般的に備えている既存の操作ボタン(例えば、再生トラックを選択可能なスキップボタンや曲を任意の位置から再生可能なサーチボタン等)を利用してトップボタンの機能を実現することもできる。例えば、戻り方向スキップボタンの長押しや、戻り方向サーチボタンの2回押し(連続押し)などが考えられる。
また、本発明は、記憶媒体に記録されたオーディオ情報を再生可能なオーディオ再生装置だけでなく、ビデオ情報を再生可能なビデオ再生装置にも適用できる可能性がある。例えば、ビデオ再生装置において、DVDに記録された映画等の動画像を再生する場合に先頭のチャプタから再生させたり、CD−Rに記録された写真等の静止画像をスライドショーで再生する場合に先頭の静止画像から表示させたりすることができる。
本発明に係るオーディオ再生装置の一例としての車載用AVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション)装置の全体構成を示すブロック図である。 車載用AVN装置の外観を示す正面図である。 AVN装置100で実行される楽曲再生制御処理を示すフローチャートである。 AVN装置100においてオーディオCDに収録されている先頭楽曲を再生させるときの操作及び再生位置の遷移状態を示す説明図である。 従来のオーディオ再生装置においてオーディオCDに収録されている先頭楽曲を再生させるときの操作及び再生位置の遷移状態を示す説明図である。
符号の説明
10 ディスクドライブ
20 デコード部
30 表示部
40 音声出力部
50 操作部
B5 トップボタン
60 制御部
61 CPU
62 ROM
63 RAM
100 車載用AVN装置
M ディスク状記憶媒体

Claims (4)

  1. 記憶媒体に記録されている楽曲を所定の再生順序に従って再生可能なオーディオ再生部と、
    再生順序が一番目である楽曲の再生を指示可能な操作部と、
    前記操作部からの指示に基づいて前記再生順序が一番目である楽曲を特定し、当該楽曲を前記オーディオ再生部によって再生させる制御部と、を備えることを特徴とするオーディオ再生装置。
  2. 前記記憶媒体は、該記憶媒体に記録されている楽曲を管理する楽曲管理情報を記憶し、
    前記制御部は、前記楽曲管理情報に基づいて前記再生順序が一番目である楽曲を特定することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ再生装置。
  3. 前記記憶媒体は、該記憶媒体に記録されている楽曲を識別するための楽曲情報を記憶し、
    前記制御部は、前記楽曲情報に基づいて前記再生順序が一番目である楽曲を特定することを特徴とする請求項1または2に記載のオーディオ再生装置。
  4. 前記操作部は、前記再生順序が一番目である楽曲の再生を指示するための専用の操作ボタンであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のオーディオ再生装置。
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