JP2008226306A - 薄膜構造体のコンタクト形成方法 - Google Patents

薄膜構造体のコンタクト形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】薄膜構造体のコンタクト部と薄膜導体を同時に形成するときに、薄膜導体の成膜量を削減でき、かつ、膜厚ばらつきの少ない薄膜構造体のコンタクト形成方法を得る。
【解決手段】絶縁層を介して上下に積層した下部導電層と上部導電層を電気的に接続するコンタクト部と、上部導電層とは重複しない位置で絶縁層を介して下部導電層上に設ける薄膜導体とが同時に形成される薄膜構造体において、コンタクト部は、薄膜導体と同一材料により、下部導電層に接して上部導電層には接しない直線状の下部コンタクトと上部導電層に接して下部導電層には接しない直線状の上部コンタクトとが隣接して接続され、かつ、下部コンタクトの上面と上部コンタクトの上面との間に段差が生じるように形成される。
【選択図】図11

Description

本発明は、絶縁層を介して積層した下部導電層及び上部導電層と、該上下の導電層を電気的に接続するコンタクト部と、上部導電層とは重複しない位置で絶縁層を介して下部導電層上に位置する薄膜導体とを有する薄膜構造体において、コンタクト部を薄膜導体と同時に形成する薄膜構造体のコンタクト形成方法に関する。
例えば薄膜磁気ヘッドのような薄膜を複数積層してなる薄膜構造体では、絶縁層を介して上下に積層した下部導電層と上部導電層を電気的に接続する場合に、該絶縁層に設けたコンタクトホール内に導電材料を充填してコンタクト部を形成することが従来行われている。このようなコンタクト部は、例えば特許文献1に形成されている。
特開2001−101627号公報
上記コンタクト部は、製造工程をより簡易化できるように、薄膜構造体を構成する別の薄膜導体、すなわち、上部導電層とは重複しない位置で絶縁層を介して下部導電層上に位置する薄膜導体を形成する工程で同時に形成することが望ましい。
コンタクト部と薄膜導体を同時に形成するには、先ず、下部導電層を覆う絶縁層にコンタクトホールを形成し、該コンタクトホール内に下部導電層の電気接続部位を露出させる。次に、絶縁層及びコンタクトホール内の下部導電層の上にメッキ下地膜を形成し、メッキにより薄膜導体を形成するときに、コンタクトホール内の下部導電層から積層方向に延びる直線状のコンタクト部を同時に形成する。続いて、形成した薄膜導体とコンタクト部を覆う絶縁層を形成し、薄膜導体の所望の厚さが得られる位置まで絶縁層を研磨加工し、研磨加工が施された平坦面に薄膜導体及びコンタクト部を露出させる。そして、コンタクト部上には上部導電層が形成され、コンタクト部を介して下部導電層と上部導電層が電気的に接続する。薄膜導体上には、薄膜構造体を構成する別の薄膜が続いて積層形成される。
しかしながら、上記従来方法では、薄膜導体とコンタクト部を同時に形成するために、コンタクトホールの深さや研磨加工時のマージンを考慮して、薄膜導体を最終的に必要な膜厚よりも大きな膜厚で形成しなければならない。薄膜導体となるメッキ膜の膜厚が大きくなると、薄膜導体形成エリアを規定するレジストの厚膜化、メッキ成膜時間の増加、不要なメッキ下地膜やメッキ膜を除去するための処理時間の増加、薄膜導体とコンタクト部を覆う絶縁層の厚膜化及び研磨加工時間(研磨加工量)の増加など、無駄が多い。また、研磨加工時間が増えると、研磨加工による薄膜導体の膜厚のばらつきも増大する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、コンタクト部と薄膜導体を同時に形成するときに、薄膜導体の成膜量を削減でき、かつ、膜厚ばらつきの少ない薄膜構造体のコンタクト形成方法を得ることを目的としている。
本発明は、上部導電層と下部導電層を電気的に接続するコンタクト部を階段状に設ければ、該コンタクト部と同時に形成する薄膜導体の膜厚を減らせることに着目してなされたものである。
すなわち、本発明は、絶縁層を介して上下に積層した下部導電層及び上部導電層と、この上部導電層とは重複しない位置で絶縁層を介して下部導電層上に位置する薄膜導体と、下部導電層と上部導電層を電気的に接続するコンタクト部とを有する薄膜構造体において、コンタクト部を薄膜導体と同時に形成する方法であって、コンタクト部は、薄膜構造体と同一材料により、積層方向に延びて下部導電層に接し上部導電層には接しない直線状の下部コンタクトと、積層方向に延びて上部導電層に接し下部導電層には接しない直線状の上部コンタクトとが隣接して接続され、かつ、下部コンタクトの上面と上部コンタクトの上面との間に段差が生じるように形成することを特徴としている。
コンタクト部を形成する方法としては、具体的に例えば、以下の第1及び第2の態様がある。
第1の態様によれば、下部導電層を覆う下部絶縁層の一部を除去し、該下部導電層の電気接続部位を露出させるコンタクトホールを形成する工程と、絶縁層上に薄膜導体を形成するときに、コンタクトホール内に露出する下部導電層及び該コンタクトホールに隣接する絶縁層を囲むコンタクト形成エリアに位置させて、コンタクトホール上に延びて下部導電層に接する直線状の下部コンタクトと、該コンタクトホールに隣接する絶縁層上に延びて下部コンタクトに隣接する直線状の上部コンタクトとからなるコンタクト部を同時に形成する工程と、下部絶縁層上に、薄膜導体と前記コンタクト部を覆う上部絶縁膜を形成する工程と、薄膜導体の所望の膜厚寸法が得られる位置まで上部絶縁膜を研磨加工し、この研磨加工が施された平坦面に薄膜導体とコンタクト部の上部コンタクトを露出させる工程と、平坦面に露出させた上部コンタクト上に上部導電層を形成し、この上部導電層と上部コンタクトを電気的に接続する工程とを有することが好ましい。
さらに、薄膜導体とコンタクト部を同時に形成する工程では、絶縁層及びコンタクトホール内に露出する下部導電層の上に、メッキ下地膜を形成するステップと、このメッキ下地膜上に薄膜導体形成エリアを規定する導体用フォトレジストを形成するときに、コンタクトホール上のメッキ下地膜及び該コンタクトホールに隣接する絶縁層上のメッキ下地膜を囲んでコンタクト形成エリアを規定するコンタクト用フォトレジストを同時に形成するステップと、メッキ法を用いて薄膜導体形成エリアに薄膜導体を形成するときに、コンタクト形成エリアに、コンタクトホール上に延びて下部導電層に接する直線状の下部コンタクトと、該コンタクトホールに隣接する絶縁層上に延びて下部コンタクトに隣接する直線状の上部コンタクトとからなるコンタクト部を同時に形成するステップと、導体用フォトレジストとコンタクト用フォトレジストを除去し、該除去部分に露出したメッキ下地膜を除去するステップと、薄膜導体形成エリア及びコンタクト形成エリア以外に形成されたメッキ膜及びメッキ下地膜を除去するステップとを有することが好ましい。
第2の態様によれば、絶縁層の一部を除去して薄膜導体形成エリアを規定する導体形成用凹部を形成するときに、コンタクト形成エリアを規定するコンタクト形成用凹部を同時に形成する工程と、コンタクト形成用凹部の絶縁層を一部除去して該除去部分に下部導電層を露出させるコンタクトホールを形成し、該コンタクト形成用凹部内に段差を設ける工程と、導体形成用凹部に露出する絶縁層及び段差を設けたコンタクト形成用凹部に露出する絶縁層と下部導電層の上に、メッキ下地膜を形成する工程と、メッキ法を用いて導体形成用凹部に薄膜導体を形成するときに、段差を設けたコンタクト形成凹部に、コンタクトホール上に延びて下部導電層に接する直線状の下部コンタクトと、該コンタクトホールに隣接する絶縁層上に延びて下部コンタクトに隣接する直線状の上部コンタクトからなるコンタクト部を同時に形成する工程と、薄膜導体の所望の膜厚寸法が得られる位置まで薄膜導体及びコンタクト部を研磨加工し、この研磨加工が施された平坦面に薄膜導体とコンタクト部の上部コンタクトを露出させる工程と、平坦面に露出させた上部コンタクト上に上部導電層を形成し、この上部導電層と上部コンタクトを電気的に接続する工程とを有することが好ましい。
また第2の態様の変形例によれば、下部導電層を覆う絶縁層上にストッパー膜を形成する工程と、このストッパー膜と絶縁層の一部を除去して薄膜導体形成エリアを規定する導体形成用凹部を形成するときに、コンタクト形成エリアを規定するコンタクト形成用凹部を同時に形成する工程と、コンタクト形成用凹部の絶縁層を一部除去して該除去部分に下部導電層を露出させるコンタクトホールを形成し、該コンタクト形成用凹部内に段差を設ける工程と、ストッパー膜、導体形成用凹部に露出する絶縁層及び段差を設けたコンタクト形成用凹部に露出する絶縁層と下部導電層の上に、メッキ下地膜を形成する工程と、メッキ法を用いて導体形成用凹部に薄膜導体を形成するときに、段差を設けたコンタクト形成凹部に、コンタクトホール上に延びて下部導電層に接する直線状の下部コンタクトと、該コンタクトホールに隣接する絶縁層上に延びて下部コンタクトに隣接する直線状の上部コンタクトからなるコンタクト部を同時に形成する工程と、ストッパー膜が露出するまで薄膜導体及びコンタクト部を研磨加工し、この研磨加工が施された平坦面に薄膜導体とコンタクト部の上部コンタクトを露出させる工程と、平坦面に露出させた上部コンタクト上に上部導電層を形成し、この上部導電層と上部コンタクトを電気的に接続する工程とを有することが好ましい。ストッパー膜を用いることで、研磨加工の終了タイミングを高精度に制御することができる。
以上のコンタクト形成方法は、例えば薄膜磁気ヘッドにおいて、再生素子又は記録素子と基板との間に設けるシャント抵抗の配線接続、複数のコイル層からなる記録コイルの層間接続、給電用リード導体の配線接続などに適用可能である。
本発明によれば、下部導電層に接して上部導電層に接しない直線状の下部コンタクトと上部導電層に接して下部導電層に接しない直線状の上部コンタクトとが隣接して接続され、かつ、下部コンタクトの上面と上部コンタクトの上面との間に段差が生じるようにコンタクト部を形成するので、このコンタクト部と同時に形成される薄膜導体の成膜量を削減でき、膜厚ばらつきの少ない薄膜構造体のコンタクト形成方法が得られる。
図1は、本発明のコンタクト形成方法を用いて形成した薄膜磁気ヘッドHの積層構造を示している。図において、X、Y及びZ方向はそれぞれ、トラック幅方向、ハイト方向、薄膜磁気ヘッドHを構成する各層の積層方向を示している。
薄膜磁気ヘッドHは、ヘッド基板1のAl23アンダーコート膜2上に再生素子Rと記録素子Wを積層してなる、いわゆる複合型の薄膜磁気ヘッドである。再生素子Rは、下部シールド層11と上部シールド層13の間に形成されていて、下部シールド層11側から順に反強磁性層、固定磁性層、絶縁障壁層、フリー磁性層及び導電層を有し、トンネル効果を利用して記録媒体から再生信号を読み出すトンネル型磁気抵抗効果素子(TMR素子)である。下部シールド層11、再生素子R及び上部シールド層13のハイト方向後方には、それぞれ絶縁層14、15、16が形成されている。
記録素子Wは、記録媒体Mに対して記録磁界Φを垂直に与えることで記録動作する垂直記録方式の記録素子であって、上部シールド層13上に分離層20を介して積層形成されている。この記録素子Wは、飽和磁束密度の高い強磁性材料からなる主磁極層34及びリターンヨーク層40と、記録媒体Mとの対向面(媒体対向面)Fで主磁極層34とリターンヨーク層40の間に介在する磁気ギャップ層35と、主磁極層34に記録磁界を与えるコイル層(31、37)と、主磁極層34の直下に形成した補助ヨーク層33と、磁気ギャップ層35上に媒体対向面Fから所定距離後退させて形成したハイト決め層39とを有している。主磁極層34は、媒体対向面Fに露出する先端面の図示X方向の寸法が書込トラック幅に規定されており、リターンヨーク層40は、媒体対向面Fに露出する先端面40aで所定間隔(ギャップ間隔)をあけて主磁極層34と対向し、該先端面40aよりもハイト方向奥側に位置する接続部40bで主磁極層34と接続する。主磁極層34及び補助ヨーク層33の周囲には、絶縁層41、42が形成されている。上部シールド層13上にコイル絶縁下地層30を介して積層した下層コイル31と磁気ギャップ層35上にコイル絶縁下地層36を介して積層した上層コイル37は、トラック幅方向に延びる複数のコイル線をハイト方向に複数列並べて形成したもので、各コイル線の端部同士が接続され、主磁極層34及び補助ヨーク層33を中心として両層の上下に巻回されたソレノイド状コイルをなす。下層コイル31及び上層コイル37の各コイル線は絶縁材料からなるコイル絶縁層32、38で覆われ、平坦化されたコイル絶縁層32、38上に補助ヨーク層33及びリターンヨーク層40がそれぞれ形成されている。リターンヨーク層40の上には、Al23からなる保護層43が形成されている。
分離層20内にはヒーター21が備えられており、このヒーター21の発熱により、素子部(再生素子R及び記録素子Wの主磁極層34)を熱膨張させて記録媒体M側へ突出させることができる。
この薄膜磁気ヘッドHは、図2に概念的に示すように、下部シールド層11、上部シールド層13及びリターンヨーク層40の各々に、同一の基準電位を与えるシャント抵抗r1、r2、r3を備えている。シャント抵抗r1〜r3は、一端部が下部シールド層11、上部シールド層13及びリターンヨーク層40に接続し、他端部がグランド電位Gとなるヘッド基板1に接続している。媒体対向面Fに露出する金属材料面である、下部シールド層11と上部シールド層13とリターンヨーク層40(及び該リターンヨーク層40に接続された主磁極層34)が同電位で保たれていれば、耐食性が向上し、また、製造工程中や使用中に静電放電が生じても再生素子R及び記録素子Wの静電破壊を防止できる。
本発明のコンタクト形成方法は、下部シールド層11、上部シールド層13及びリターンヨーク層40とヘッド基板1の間に設けるシャント抵抗r1、r2、r3の配線接続、下層コイル31と上層コイル37の各コイル線間接続、記録コイルやヒーター21、再生素子Rへの給電用リード導体の配線接続などに適用可能である。
以下では、本発明のコンタクト形成方法により、下部シールド層11(薄膜導体)とは異なる平面位置で絶縁層(Al23アンダーコート膜2、絶縁層14)を介して上下に積層されたヘッド基板1(下部導電層)とシャント配線60(上部導電層)を電気的に接続するコンタクト部50を、下部シールド層11と同時に形成する場合について、説明する。シャント配線60は、シャント抵抗r1(r2、r3)に接続する。
図3〜図11は、本発明の第1実施形態によるコンタクト形成方法の各工程を示す断面図である。
この第1実施形態では、先ず、図3に示すように、ヘッド基板1のAl23アンダーコート膜2を一部除去してコンタクトホールαを形成し、このコンタクトホールα内にヘッド基板1の電気接続部位1aを露出させる。Al23アンダーコート膜2の除去には、例えばミリングを用いる。
次に、図4に示すように、Al23アンダーコート膜2及びコンタクトホールα内に露出するヘッド基板1の上に、NiFe等の導電材料からなるメッキ下地膜51を全面的に形成する。
続いて、同図4に示すように、下部シールド形成エリアA1を規定する第1フォトレジストR1と、コンタクト形成エリアA2を規定する第2フォトレジストR2を同時に形成する。このとき、第2フォトレジストR2は、コンタクトホールα上に位置するメッキ下地膜51mと該コンタクトホールαに隣接するAl23アンダーコート膜2上に位置するメッキ下地膜51nを囲んで、コンタクトホールαの面積よりも大面積のコンタクト形成エリアA2を規定する。下部シールド形成エリアA1のメッキ下地膜51の表面は巨視的な凹凸のない平坦面であるが、コンタクト形成エリアのメッキ下地膜51の表面には、コンタクトホールαに対応する段差βが生じている。コンタクト形成エリアA2は、下部シールド形成エリアA1よりハイト方向後方に設ける。
フォトレジストR1、R2を形成したら、メッキ法を用いて、図5に示すようにメッキ下地膜51上にメッキ膜52を形成する。メッキ膜52は、後に実施するミリングや研磨加工でのマージンを考慮し、形成すべき下部シールド層の最終的な膜厚より大きな膜厚で形成する。この工程により、コンタクト形成エリアA2には、コンタクトホールαからAl23アンダーコート膜2上に跨って成長したメッキ膜52によって、階段状のコンタクト部50が形成される。このコンタクト部50は、より具体的には、コンタクトホールα内のメッキ下地膜51mから図示Z方向に延び(メッキ成長し)、該コンタクトホールα内でヘッド基板1の電気接続部位1aに接続した直線状の下部コンタクト50aと、コンタクトホールαに隣接するメッキ下地膜51nから図示Z方向に延びた(メッキ成長した)直線状の上部コンタクト50bとが段差βで隣接して、形成されている。下部シールド形成エリアA1には、メッキ膜52によって下部シールド層11が形成される。
続いて、図6に示すように、フォトレジストR1、R2を除去し、この除去部分に露出したメッキ下地膜51をさらに除去する。メッキ下地膜51の除去には、ミリングを用いる。図6の矢印方向はミリング方向を示している。
続いて、図7に示すように、下部シールド層11とコンタクト部50を完全に覆って保護するフォトレジストR3、R4を形成し、ウエットエッチングを用いて、下部シールド形成エリアA1及びコンタクト形成エリアA2以外に形成されたメッキ膜52及びメッキ下地膜51を除去する。さらに、エッチング処理を施し、Al23アンダーコート膜2上の残渣を除去する。エッチング処理後はフォトレジストR3、R4を除去し、図8に示すように、下部シールド層11とコンタクト部50を露出させる。
続いて、図9に示すように、下部シールド層11とコンタクト部50及びその周囲を完全に埋める絶縁層14を形成し、下部シールド層11の最終的な膜厚Dが得られる位置まで、絶縁層14に研磨加工(CMP加工;Chemical Mechanical Polishing)を施す。この研磨加工が施された平坦面には、図10に示すように、下部シールド層11とコンタクト部50の上部コンタクト50bが露出する。従って、コンタクト部50では、下部コンタクト50aの上面50a1と上部コンタクト50bの上面50b1の間に段差が生じる。下部コンタクト50aと上部コンタクト50bとは隣接して形成され、コンタクト部50としてヘッド基板1に電気的に導通可能となっている。
研磨加工後は、図11に示すように、平坦面14aに露出させた上部コンタクト50b上に、シャント抵抗r1(r2、r3)に接続するシャント配線60を形成する。これにより、シャント配線60とヘッド基板1は、コンタクト部50を介して電気的に接続される。平坦面14aに露出させた下部シールド層11の上には、薄膜磁気ヘッドHを構成する各層が順に形成される。
図12〜図18は、本発明の第2実施形態によるコンタクト形成方法の各工程を示す断面図である。
この第2実施形態では、先ず、図12に示すように、ヘッド基板1のAl23アンダーコート膜2を、形成すべき下部シールド層の最終的な膜厚Dよりも大きな膜厚で全面的に成膜する。次に、同図12に示すように、Al23アンダーコート膜2上に、ストッパー膜であるSiO2膜100を全面的に形成する。このSiO2膜は、下部シールド層及びコンタクト部を形成する導電材料とのCMP加工レート差を利用して、後に実施するCMP加工の研磨加工ストッパーとして用いられる。SiO2膜100の膜厚は、100〜400nm程度でよい。ストッパー膜としては、SiO2膜以外にも、Al23とSiO2の混合材料からなる絶縁膜やTi、Ta、Cr等の金属膜を用いることができる。
続いて、同図12に示すように、SiO2膜100上に、下部シールド形成エリアA1とコンタクト形成エリアA2以外ではSiO2膜100を覆い、下部シールド形成エリアA1とコンタクト形成エリアA2でSiO2膜100を露出させるフォトレジストR5を形成する。
フォトレジストR5を形成したら、図13に示すように、エッチング処理によりフォトレジストR5で覆われていないSiO2膜100とAl23アンダーコート膜2の一部を除去し、下部シールド形成エリアA1を規定する下部シールド形成用凹部101と、コンタクト形成エリアA2を規定するコンタクト形成用凹部102を形成する。下部シールド形成用凹部2A及びコンタクト形成用凹部2Bの深さは、形成すべき下部シールド層の最終的な膜厚Dに対応させる。エッチング処理後は、フォトレジストR5を除去する。
続いて、図14に示すように、コンタクト形成凹部102の一部のみを露出させ、SiO2膜100と下部シールド形成用凹部101とコンタクト形成用凹部102の残部を覆うフォトレジストR6を形成する。フォトレジストR6から露出させるコンタクト形成用凹部102の面積及び形状は、次工程で形成するコンタクトホールの面積及び形状に対応させる。
フォトレジストR6を形成したら、図15に示すように、エッチング処理によりフォトレジストR6で覆われていないコンタクト形成用凹部102のAl23アンダーコート膜2を除去し、該除去部分にヘッド基板1の電気接続部位1aを露出させるコンタクトホールαを形成する。このコンタクトホールαが形成されたコンタクト形成用凹部102は、コンタクトホールαに対応する段差βを有する。エッチング処理後は、フォトレジストR6を除去する。
続いて、図16に示すように、SiO2膜100、下部シールド形成用凹部101に露出するAl23アンダーコート膜2及び段差βを設けたコンタクト形成用凹部102に露出するAl23アンダーコート膜2とヘッド基板1の上に、メッキ下地膜51を全面的に形成し、メッキ法を用いてメッキ下地膜51上にメッキ膜52を形成する。このメッキ膜52により、下部シールド形成用凹部101内には下部シールド層11が形成され、コンタクト形成用凹部102には該コンタクト形成用凹部102の段差βに対応する階段状のコンタクト部50が形成される。コンタクト部50は、具体的には、コンタクトホールα内のメッキ下地膜51mから図示Z方向に延び(メッキ成長し)、該コンタクトホールα内でヘッド基板1の電気接続部位1aに接続した直線状の下部コンタクト50aと、コンタクトホールαに隣接するメッキ下地膜51nから図示Z方向に延びた(メッキ成長した)直線状の上部コンタクト50bとが段差βで隣接して、形成されている。
続いて、図17に示すように、SiO2膜100が露出するまでメッキ膜52を研磨加工(CMP加工)し、この研磨加工が施された平坦面に下部シールド層11とコンタクト部50の上部コンタクト50bを露出させる。SiO2膜100は、下部シールド層11及びコンタクト部50を形成する例えばパーマロイのような導電材料とは研磨加工レートが異なり、研磨加工終了タイミングを知らせる研磨加工ストッパーとして機能する。上述したように下部シールド形成用凹部101の深さは、下部シールド層11の最終的な膜厚Dで形成されているので、研磨加工後の下部シールド層11の膜厚は上記膜厚Dとなる。このとき、コンタクト部50では、下部コンタクト50aの上面50a1と上部コンタクト50bの上面50b1との間に段差が生じる。下部コンタクト50aと上部コンタクト50bは隣接して形成され、コンタクト部50としてヘッド基板1に電気的に導通可能になっている。
研磨加工後は、図18に示すように、平坦面に露出させた上部コンタクト50b上に、シャント抵抗r1(r2、r3)に接続するシャント配線60を形成する。これにより、シャント配線60とヘッド基板1は、コンタクト部50を介して電気的に接続される。平坦面14aに露出させた下部シールド層11の上には、薄膜磁気ヘッドHを構成する各層が順に形成される。
上記いずれの実施形態においても、ヘッド基板1とシャント配線60を電気的に接続するコンタクト部50が階段状に形成されるので、コンタクト部50とヘッド基板1を導通させるコンタクトホールαの深さを考慮して下部シールド層11を余分に成膜する必要がなくなり、コンタクト部を一直線状に設ける場合に比べて、下部シールド層11の成膜段階での膜厚を削減することができる。これにより、製造工程及び時間の無駄がなくなり、フォトレジストの薄膜化、メッキ成膜時間の短縮、不要なメッキ下地膜やメッキ膜を除去するための処理時間の短縮、CMP用絶縁層の薄膜化及びCMP加工時間の短縮が図れる。また、CMP加工量が減るので、該CMP加工による下部シールド層11の膜厚ばらつきも抑えられる。
上記実施形態では、メッキ法を用いて下部シールド層11とコンタクト部50を形成しているが、本発明はスパッタ成膜法や蒸着法を用いて形成する場合においても、コンタクト部50を階段状に形成することで、コンタクト部を一直線状に形成した場合に比べて、同時に形成する下部シールド層11の成膜段階での膜厚を削減することができる。
以上では、薄膜構造体の一例として薄膜磁気ヘッドを挙げて説明したが、本発明は、薄膜磁気ヘッドに限定されず、下部導電層と上部導電層を電気的に接続するコンタクト部と、上部導電層とは重複しない位置で絶縁層を介して下部導電層上に設ける薄膜導体とが同時に形成される薄膜構造体に適用可能である。
本発明のコンタクト形成方法を用いて形成した薄膜磁気ヘッドの積層構成を示す断面図である。 図1の薄膜磁気ヘッドの下部シールド層と上部シールド層とリターンヨーク層に同一の基準電位を与えるシャント配線を説明する概念図である。 本発明の第1実施形態によるコンタクト形成方法の一工程を示す断面図である。 図3の工程の次工程を示す断面図である。 図4の工程の次工程を示す断面図である。 図5の工程の次工程を示す断面図である。 図6の工程の次工程を示す断面図である。 図7の工程の次工程を示す断面図である。 図8の工程の次工程を示す断面図である。 図9の工程の次工程を示す断面図である。 図10の工程の次工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態によるコンタクト形成方法の一工程を示す断面図である。 図12の工程の次工程を示す断面図である。 図13の工程の次工程を示す断面図である。 図14の工程の次工程を示す断面図である。 図15の工程の次工程を示す断面図である。 図16の工程の次工程を示す断面図である。 図17の工程の次工程を示す断面図である。
符号の説明
1 ヘッド基板(下部導電層)
1a 電気接続部位
2 Al23アンダーコート膜(下部絶縁層、絶縁層)
11 下部シールド層(薄膜導体)
14 絶縁層(上部絶縁層)
50 コンタクト部
50a 下部コンタクト
50b 上部コンタクト
51 メッキ下地膜
52 メッキ膜
60 シャント配線
100 SiO2
101 下部シールド形成凹部
102 コンタクト形成凹部
A1 下部シールド形成エリア
A2 コンタクト形成エリア
r1〜r3 シャント抵抗
R1〜R6 フォトレジスト
α コンタクトホール
β 段差

Claims (5)

  1. 絶縁層を介して上下に積層した下部導電層及び上部導電層と、この上部導電層とは重複しない位置で絶縁層を介して前記下部導電層上に位置する薄膜導体と、前記下部導電層と前記上部導電層を電気的に接続するコンタクト部とを有する薄膜構造体において、前記コンタクト部と前記薄膜導体を同時に形成する方法であって、
    前記コンタクト部は、
    前記薄膜導体と同一材料により、前記積層方向に延びて前記下部導電層に接し前記上部導電層には接しない直線状の下部コンタクトと、前記積層方向に延びて前記上部導電層に接し前記下部導電層には接しない直線状の上部コンタクトとが隣接して接続され、かつ、前記下部コンタクトの上面と前記上部コンタクトの上面との間に段差が生じるように形成することを特徴とする薄膜構造体のコンタクト形成方法。
  2. 請求項1記載の薄膜構造体のコンタクト形成方法において、
    前記下部導電層を覆う下部絶縁層の一部を除去し、該下部導電層の電気接続部位を露出させるコンタクトホールを形成する工程と、
    前記絶縁層上に薄膜導体を形成するときに、前記コンタクトホール内に露出する下部導電層及び該コンタクトホールに隣接する絶縁層を囲むコンタクト形成エリアに位置させて、前記コンタクトホール上に延びて前記下部導電層に接する直線状の下部コンタクトと、該コンタクトホールに隣接する絶縁層上に延びて前記下部コンタクトに隣接する直線状の上部コンタクトとからなるコンタクト部を同時に形成する工程と、
    前記下部絶縁層上に、前記薄膜導体と前記コンタクト部を覆う上部絶縁膜を形成する工程と、
    前記薄膜導体の所望の膜厚寸法が得られる位置まで前記上部絶縁膜を研磨加工し、この研磨加工が施された平坦面に前記薄膜導体と前記コンタクト部の上部コンタクトを露出させる工程と、
    前記平坦面に露出させた上部コンタクト上に上部導電層を形成し、この上部導電層と前記上部コンタクトを電気的に接続する工程と、
    を有する薄膜構造体のコンタクト形成方法。
  3. 請求項2記載の薄膜構造体のコンタクト形成方法において、前記薄膜導体と前記コンタクト部を同時に形成する工程では、
    前記絶縁層及び前記コンタクトホール内に露出する下部導電層の上に、メッキ下地膜を形成するステップと、
    このメッキ下地膜上に薄膜導体形成エリアを規定する導体用フォトレジストを形成するときに、前記コンタクトホール上のメッキ下地膜及び該コンタクトホールに隣接する絶縁層上のメッキ下地膜を囲んでコンタクト形成エリアを規定するコンタクト用フォトレジストを同時に形成するステップと、
    メッキ法を用いて前記薄膜導体形成エリアに薄膜導体を形成するときに、前記コンタクト形成エリアに、前記コンタクトホール上に延びて前記下部導電層に接する直線状の下部コンタクトと、該コンタクトホールに隣接する絶縁層上に延びて前記下部コンタクトに隣接する直線状の上部コンタクトとからなるコンタクト部を同時に形成するステップと、
    前記導体用フォトレジストと前記コンタクト用フォトレジストを除去し、該除去部分に露出したメッキ下地膜を除去するステップと、
    前記薄膜導体形成エリア及び前記コンタクト形成エリア以外に形成されたメッキ膜及びメッキ下地膜を除去するステップと、
    を有する薄膜構造体のコンタクト形成方法。
  4. 請求項1記載の薄膜構造体のコンタクト形成方法において、
    前記絶縁層の一部を除去して薄膜導体形成エリアを規定する導体形成用凹部を形成するときに、コンタクト形成エリアを規定するコンタクト形成用凹部を同時に形成する工程と、
    前記コンタクト形成用凹部の前記絶縁層を一部除去して該除去部分に前記下部導電層を露出させるコンタクトホールを形成し、該コンタクト形成用凹部内に段差を設ける工程と、
    前記導体形成用凹部に露出する前記絶縁層及び前記段差を設けたコンタクト形成用凹部に露出する前記絶縁層と前記下部導電層の上に、メッキ下地膜を形成する工程と、
    メッキ法を用いて前記導体形成用凹部に薄膜導体を形成するときに、前記段差を設けたコンタクト形成凹部に、前記コンタクトホール上に延びて前記下部導電層に接する直線状の下部コンタクトと、該コンタクトホールに隣接する絶縁層上に延びて前記下部コンタクトに隣接する直線状の上部コンタクトからなるコンタクト部を同時に形成する工程と、
    前記薄膜導体の所望の膜厚寸法が得られる位置まで前記薄膜導体及び前記コンタクト部を研磨加工し、この研磨加工が施された平坦面に前記薄膜導体と前記コンタクト部の上部コンタクトを露出させる工程と、
    前記平坦面に露出させた前記上部コンタクト上に上部導電層を形成し、この上部導電層と前記上部コンタクトを電気的に接続する工程と、
    を有する薄膜構造体のコンタクト形成方法。
  5. 請求項1記載の薄膜構造体のコンタクト形成方法において、
    前記下部導電層を覆う絶縁層上にストッパー膜を形成する工程と、
    このストッパー膜と前記絶縁層の一部を除去して薄膜導体形成エリアを規定する導体形成用凹部を形成するときに、コンタクト形成エリアを規定するコンタクト形成用凹部を同時に形成する工程と、
    前記コンタクト形成用凹部の前記絶縁層を一部除去して該除去部分に前記下部導電層を露出させるコンタクトホールを形成し、該コンタクト形成用凹部内に段差を設ける工程と、
    前記ストッパー膜、前記導体形成用凹部に露出する前記絶縁層及び前記段差を設けたコンタクト形成用凹部に露出する前記絶縁層と前記下部導電層の上に、メッキ下地膜を形成する工程と、
    メッキ法を用いて前記導体形成用凹部に薄膜導体を形成するときに、前記段差を設けたコンタクト形成凹部に、前記コンタクトホール上に延びて前記下部導電層に接する直線状の下部コンタクトと、該コンタクトホールに隣接する絶縁層上に延びて前記下部コンタクトに隣接する直線状の上部コンタクトからなるコンタクト部を同時に形成する工程と、
    前記ストッパー膜が露出するまで前記薄膜導体及び前記コンタクト部を研磨加工し、この研磨加工が施された平坦面に前記薄膜導体と前記コンタクト部の上部コンタクトを露出させる工程と、
    前記平坦面に露出させた前記上部コンタクト上に上部導電層を形成し、この上部導電層と前記上部コンタクトを電気的に接続する工程と、
    を有する薄膜構造体のコンタクト形成方法。
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