JP2008225569A - 遅延解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、遅延解析装置および遅延解析方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】解析対象回路内の任意の二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、遅延分布ライブラリ200の中から抽出し、その二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布に基づいて、一方のパスのパス内全体遅延分布と二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布との相対誤差をあらわす影響度指数を算出する。この結果、その影響度指数が所定の閾値以上と判定されると、二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出する。
【選択図】図7
Description
つぎに、この発明の実施の形態にかかる遅延解析装置100のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる遅延解析装置100のハードウェア構成を示す説明図である。図1において、遅延解析装置100は、コンピュータ本体110と、入力装置120と、出力装置130と、から構成されており、不図示のルータやモデムを介してLAN、WANやインターネットなどのネットワーク140に接続可能である。
つぎに、遅延分布ライブラリ200について説明する。図2は、遅延分布ライブラリ200の記憶内容を示す説明図(その1)である。図2において、遅延分布ライブラリ200は、解析対象回路内のパスごとに、遅延分布情報200−1〜200−nを格納している。パスとは、たとえば、クリティカルパスとフリップフロップ(FF)とを共有する部分回路である。
つぎに、この発明の実施の形態にかかる解析対象回路300の一例について説明する。図3は、この発明の実施の形態にかかる解析対象回路300の一例を示す回路図である。なお、図面では、解析対象回路の一部を抜粋して表示している。図3において、解析対象回路300は、回路素子C1〜C9を有している。
つぎに、この発明の実施の形態にかかる遅延解析装置100の機能的構成について説明する。図4は、この発明の実施の形態にかかる遅延解析装置100の機能的構成を示すブロック図である。図4において、遅延解析装置100は、遅延分布ライブラリ200と、抽出部401と、影響度指数算出部402と、判定部403と、パス内全体遅延分布算出部404と、パス内全回路素子遅延分布算出部405と、パス内回路素子間遅延分布算出部406と、記録部407と、判断部408と、出力部409と、設定部410と、から構成されている。
(apc,anc):(選択パスのパス内全回路素子遅延分布係数)
(md,σd):(事前パスのパス内回路素子間遅延分布の平均遅延値,標準偏差)
(apd,and):(事前パスのパス内全回路素子遅延分布係数)とし、各パスのパス内全回路素子遅延分布を正規分布とする。このとき、下記式(1)の評価が成立する。
Q2(Z)=σ2×n(Z)+M2・・・(4)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる遅延解析装置100の遅延解析処理手順について説明する。図7は、この発明の実施の形態にかかる遅延解析装置100の遅延解析処理手順を示すフローチャートである。
前記解析対象回路内の任意の二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記解析対象回路内の各パスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を保持する遅延分布集合の中から抽出させる抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出された二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布に基づいて、一方のパスの全体の遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全体遅延分布」という)と前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布との相対誤差をあらわす影響度指数を算出させる第1の算出工程と、
前記第1の算出工程によって算出された影響度指数が所定の閾値以上であるか否かを判定させる判定工程と、
前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出させる第2の算出工程と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする遅延解析プログラム。
前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の統計量と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の統計量とを用いて、前記影響度指数を算出させることを特徴とする付記1に記載の遅延解析プログラム。
前記判定工程によって所定の閾値以上と判定された場合、前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出させることを特徴とする付記1または2に記載の遅延解析プログラム。
前記第2の算出工程によって算出されたパス内全体遅延分布と、前記第3の算出工程によって算出されたパス内全回路素子遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内回路素子間遅延分布を算出させる第4の算出工程と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記3に記載の遅延解析プログラム。
前記判定工程によって所定の閾値未満と判定された場合、前記抽出工程によって抽出されたパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の替わりに、前記一方のパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記一つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布として前記遅延分布集合に記録させることを特徴とする付記5に記載の遅延解析プログラム。
前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記抽出工程、前記第1の算出工程、および前記第2の算出工程を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記5または6に記載の遅延解析プログラム。
前記遅延分布集合に保持されている残余のパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を用いて、前記解析対象回路の全体の遅延をあらわす遅延分布を算出することにより、当該遅延分布を前記遅延解析結果として出力させることを特徴とする付記8に記載の遅延解析プログラム。
前記判定工程は、
前記第1の算出工程によって算出された影響度指数が前記設定工程によって設定された閾値以上であるか否かを判定させることを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の遅延解析プログラム。
前記解析対象回路内の任意の二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記解析対象回路内の各パスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を保持する遅延分布集合の中から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布に基づいて、一方のパスの全体の遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全体遅延分布」という)と前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布との相対誤差をあらわす影響度指数を算出する影響度指数算出手段と、
前記影響度指数算出手段によって算出された影響度指数が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出するパス内全体遅延分布算出手段と、
を備えることを特徴とする遅延解析装置。
前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の統計量と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の統計量とを用いて、前記影響度指数を算出することを特徴とする付記12に記載の遅延解析装置。
前記判定手段によって所定の閾値以上と判定された場合、前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出することを特徴とする付記12または13に記載の遅延解析装置。
前記パス内全体遅延分布算出手段によって算出されたパス内全体遅延分布と、前記パス内全回路素子遅延分布算出手段によって算出されたパス内全回路素子遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内回路素子間遅延分布を算出するパス内回路素子間遅延分布算出手段と、
を備えることを特徴とする付記14に記載の遅延解析装置。
前記判定手段によって所定の閾値未満と判定された場合、前記抽出手段によって抽出されたパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の替わりに、前記一方のパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記一つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布として前記遅延分布集合に記録することを特徴とする付記16に記載の遅延解析装置。
前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記抽出手段、前記影響度指数算出手段、および前記パス内全体遅延分布算出手段による処理を実行することを特徴とする付記16または17に記載の遅延解析装置。
前記遅延分布集合に保持されている残余のパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を用いて、前記解析対象回路の全体の遅延をあらわす遅延分布を算出することにより、当該遅延分布を前記遅延解析結果として出力することを特徴とする付記19に記載の遅延解析装置。
前記判定手段は、
前記影響度指数算出手段によって算出された影響度指数が前記設定手段によって設定された閾値以上であるか否かを判定することを特徴とする付記12〜20のいずれか一つに記載の遅延解析装置。
前記解析対象回路内の任意の二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記解析対象回路内の各パスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を保持する遅延分布集合の中から抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出された二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布に基づいて、一方のパスの全体の遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全体遅延分布」という)と前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布との相対誤差をあらわす影響度指数を算出する第1の算出工程と、
前記第1の算出工程によって算出された影響度指数が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出する第2の算出工程と、
を含んだことを特徴とする遅延解析方法。
前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の統計量と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の統計量とを用いて、前記影響度指数を算出することを特徴とする付記22に記載の遅延解析方法。
前記判定工程によって所定の閾値以上と判定された場合、前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出することを特徴とする付記22または23に記載の遅延解析方法。
前記第2の算出工程によって算出されたパス内全体遅延分布と、前記第3の算出工程によって算出されたパス内全回路素子遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内回路素子間遅延分布を算出する第4の算出工程と、
を含んだことを特徴とする付記24に記載の遅延解析方法。
前記判定工程によって所定の閾値未満と判定された場合、前記抽出工程によって抽出されたパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の替わりに、前記一方のパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記一つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布として前記遅延分布集合に記録することを特徴とする付記26に記載の遅延解析方法。
前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記抽出工程、前記第1の算出工程、および前記第2の算出工程をおこなうことを特徴とする付記26または27に記載の遅延解析方法。
前記遅延分布集合に保持されている残余のパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を用いて、前記解析対象回路の全体の遅延をあらわす遅延分布を算出することにより、当該遅延分布を前記遅延解析結果として出力することを特徴とする付記29に記載の遅延解析方法。
前記判定工程は、
前記第1の算出工程によって算出された影響度指数が前記設定工程によって設定された閾値以上であるか否かを判定することを特徴とする付記22〜30のいずれか一つに記載の遅延解析方法。
200 遅延分布ライブラリ
200−1〜200−n,600−1 遅延分布情報
300 解析対象回路
401 抽出部
402 影響度指数算出部
403 判定部
404 パス内全体遅延分布算出部
405 パス内全回路素子遅延分布算出部
406 パス内回路素子間遅延分布算出部
407 記録部
408 判断部
409 出力部
410 設定部
Claims (8)
- パス内の全回路素子の回路素子性能に基づく遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全回路素子遅延分布」という)と、前記パス内の回路素子間の相互の相関関係に基づく遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内回路素子間遅延分布」という)とを用いて、解析対象回路の遅延解析をコンピュータに実行させる遅延解析プログラムであって、
前記解析対象回路内の任意の二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記解析対象回路内の各パスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を保持する遅延分布集合の中から抽出させる抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出された二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布に基づいて、一方のパスの全体の遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全体遅延分布」という)と前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布との相対誤差をあらわす影響度指数を算出させる第1の算出工程と、
前記第1の算出工程によって算出された影響度指数が所定の閾値以上であるか否かを判定させる判定工程と、
前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出させる第2の算出工程と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする遅延解析プログラム。 - 前記第1の算出工程は、
前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の統計量と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の統計量とを用いて、前記影響度指数を算出させることを特徴とする請求項1に記載の遅延解析プログラム。 - 前記第2の算出工程は、
前記判定工程によって所定の閾値以上と判定された場合、前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出させることを特徴とする請求項1または2に記載の遅延解析プログラム。 - 前記一方のパスのパス内全回路素子遅延分布と、前記他方のパスのパス内全回路素子遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合の前記パス内全回路素子遅延分布を算出させる第3の算出工程と、
前記第2の算出工程によって算出されたパス内全体遅延分布と、前記第3の算出工程によって算出されたパス内全回路素子遅延分布とに基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内回路素子間遅延分布を算出させる第4の算出工程と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項3に記載の遅延解析プログラム。 - 前記抽出工程によって抽出されたパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布の替わりに、前記第3の算出工程によって算出されたパス内全回路素子遅延分布および前記第4の算出工程によって算出されたパス内回路素子間遅延分布を、一つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布として前記遅延分布集合に記録させる記録工程を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項4に記載の遅延解析プログラム。
- 請求項1〜5のいずれか一つに記載の遅延解析プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
- パス内の全回路素子の回路素子性能に基づく遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全回路素子遅延分布」という)と、前記パス内の回路素子間の相互の相関関係に基づく遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内回路素子間遅延分布」という)とを用いて、解析対象回路の遅延解析をおこなう遅延解析装置であって、
前記解析対象回路内の任意の二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記解析対象回路内の各パスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を保持する遅延分布集合の中から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布に基づいて、一方のパスの全体の遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全体遅延分布」という)と前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布との相対誤差をあらわす影響度指数を算出する影響度指数算出手段と、
前記影響度指数算出手段によって算出された影響度指数が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出するパス内全体遅延分布算出手段と、
を備えることを特徴とする遅延解析装置。 - パス内の全回路素子の回路素子性能に基づく遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全回路素子遅延分布」という)と、前記パス内の回路素子間の相互の相関関係に基づく遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内回路素子間遅延分布」という)とを用いて、解析対象回路の遅延解析をおこなう遅延解析方法であって、
前記解析対象回路内の任意の二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を、前記解析対象回路内の各パスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布を保持する遅延分布集合の中から抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出された二つのパスのパス内全回路素子遅延分布およびパス内回路素子間遅延分布に基づいて、一方のパスの全体の遅延をあらわす遅延分布(以下、「パス内全体遅延分布」という)と前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布との相対誤差をあらわす影響度指数を算出する第1の算出工程と、
前記第1の算出工程によって算出された影響度指数が所定の閾値以上であるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記二つのパスを一つにした場合のパス内全体遅延分布を算出する第2の算出工程と、
を含んだことを特徴とする遅延解析方法。
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