JP5056478B2 - リーク電流解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、リーク電流解析装置、およびリーク電流解析方法 - Google Patents

リーク電流解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、リーク電流解析装置、およびリーク電流解析方法 Download PDF

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Description

この発明は、半導体集積回路のリーク電流を統計的に見積もるリーク電流解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、リーク電流解析装置、およびリーク電流解析方法に関する。
近年、半導体集積回路の高集積化にともなってリーク電流が増大する傾向にある。リーク電流とは、電子回路において本来流れるはずのない箇所で流れ出る電流である。このリーク電流は、半導体集積回路の消費電力・発熱を増大させ、回路性能を低下させる原因となる。
したがって、回路設計時にリーク電流を正確に見積もり、その対策をおこなうことが重要となる。一方で、プロセスの微細化により、プロセスに起因するリーク電流のばらつきが増大している。このため、従来の統計的解析では、回路の最大リーク電流値を悲観的に見積もる傾向にあり、より正確にリーク電流を見積もる技術が要求されている。
一般に、統計的解析で扱う素子・配線のばらつきは、各素子・配線で独立なチップ内ばらつき成分と、素子/配線間で相関を有するチップ間ばらつき成分とを持つことが知られている。従来、リーク電流を統計的に見積もる手法として、数百万素子の確定的なリーク電流解析を数万回反復させるモンテカルロ法や、各素子の確率分布を用いて数百万変数の多重(数値)積分をおこなう手法がある。
また、チップ内ばらつき成分のみを考慮してリーク電流を統計的に見積もる手法や、チップ間ばらつき成分のリーク分布関数を正規、対数正規などに固定してリーク電流を統計的に見積もる手法がある(たとえば、下記特許文献1、非特許文献1参照。)。
特開2003−316849号公報 Rajeev Rao,Ashish Srivastava,David Blaauw,Dennis Sylvester,"Statistical Analysis of Subthreshold Leakage Current for VLSI Circuits"IEEE TRANSACTIONS ON VERY LARGE SCALE INTEGRATION(VLSI)SYSTEMS,VOL.12,NO.2,FEBRUARY 2004 p.131〜139
しかしながら、上述したモンテカルロ法や各素子の確率分布を用いた多重積分によってリーク電流を統計的に見積もる手法によれば、リーク電流を正確に見積もることができる反面、その計算に膨大な計算時間がかかり事実上不可能であるという問題がある。
また、上述した特許文献1または非特許文献1に記載の従来技術によれば、チップ間ばらつき成分を正確に扱うことができず、リーク電流解析の精度を低下させるという問題がある。具体的には、チップ間分布による各素子/配線間の相関が強い場合、リーク分布形状は正規または対数正規とは限らない。このため、最大リーク電流値の誤差(たとえば、17%程度)が増大してしまい、結果的に回路設計の手戻りが生じ、設計者の作業負担が増大するとともに、設計期間の長期化を招くという問題がある。
そこで、上述した従来技術による問題点を解消するため、リーク歩留まりをその分布形状を限定することなく効率的かつ正確に求めることにより、作業負担の軽減化および設計期間の短縮化を図ることを目的とする。
設計対象回路内のセルを構成するトランジスタのゲート長に関する前記各セル固有のばらつき成分をあらわす確率密度分布と、前記ゲート長に関する前記全セル共通のばらつき成分をあらわす離散化された確率密度分布と、を取得し、取得された確率密度分布と、前記各セル固有のばらつき成分と前記全セル共通のばらつき成分との積によって前記セルのリーク電流ばらつきを表現する関数モデルとに基づいて、前記設計対象回路のリーク電流値が任意に与えられたリーク電流値以下となる累積確率密度を算出し、算出された累積確率密度を前記任意に与えられたリーク電流値ごとに出力する。
リーク歩留まりをその分布形状を限定することなく効率的かつ正確に求めることにより、作業負担の軽減化および設計期間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、設計対象回路のリーク歩留まりを、その分布形状を限定することなく求めることにより、チップ内ばらつきとチップ間ばらつきとを考慮した統計的なリーク電流解析を効率的かつ高精度におこなう手法を提案する。
(本実施の形態の概要)
まず、本実施の形態の概要について説明する。図1は、本実施の形態の概要を示す説明図である。本実施の形態では、設計対象回路のリーク電流値が、任意に与えられたリーク電流値(図1では、I1,…,Ij-1,Ij,…,IJ)以下となる累積確率密度(CDF値)をリーク電流値I1〜IJごとに求める。
図1において、リーク電流解析装置100は、設計対象回路の統計的なリーク電流解析をおこなうコンピュータ装置である。このリーク電流解析装置100に、設計対象回路の設計データ110と解析用データ120,130とを入力することで、設計対象回路のリーク電流解析をおこなう。
解析用データ120,130は、設計対象回路内のセルを構成するトランジスタのゲート長ばらつきをあらわす情報である。解析用データ120には、ゲート長に関する各セル固有のばらつき成分(以下、「チップ内ばらつき成分」という)をあらわす情報が含まれている。解析用データ120についての詳細な説明は図4を用いて後述する。
さらに、解析用データ120には、設計者により任意に与えられたリーク電流値I1〜IJを特定する情報が含まれている。リーク電流値I1〜IJを特定する情報についての詳細な説明は図6を用いて後述する。
また、解析用データ130には、ゲート長に関する全セル共通のばらつき成分(以下、「チップ間ばらつき成分」という)をあらわす情報が含まれている。ここでは、チップ間ばらつきをあらわす確率密度分布Rの分布区間を分割した各分割点(ここでは、L1〜LK)の確率密度をチップ間ばらつき成分(離散値)として用いる。解析用データ130についての詳細な説明は図5を用いて後述する。
ここで、セルのリーク電流ばらつきは、該セルを構成するトランジスタのゲート長ばらつきと関連しており、下記式(1)を用いて表現されることが経験的に知られている。ただし、ΔIはセルのリーク電流ばらつき、Lはトランジスタのゲート長ばらつき、q1およびq2はリーク・ゲート長係数である。
Figure 0005056478
また、トランジスタのゲート長ばらつきは、チップ内ばらつき成分とチップ間ばらつき成分との和となり、下記式(2)を用いて表現することができる。ただし、Ltypは平均値、ΔLintraはチップ内ばらつき成分、ΔLinterはチップ間ばらつき成分である。
Figure 0005056478
このことから、セルのリーク電流ばらつきは、上記式(2)を上記式(1)に代入することで得られる下記式(3)を用いて表現することができる。ただし、Aは定数、u()およびv()は関数である。
Figure 0005056478
このように、セルのリーク電流ばらつき『ΔI』は、トランジスタのゲート長ばらつきを構成するチップ内ばらつき成分『ΔLintra』とチップ間ばらつき成分『ΔLinter』との積により表現することができる。
本実施の形態では、この関係(上記式(3))を利用して、設計対象回路のリーク電流値が、あるリーク電流値(リーク電流値I1〜IJ)以下となる累積確率密度を求める。このとき、リーク電流値I1〜IJをその分布形状を限定することなく任意に与える。
この結果、設計対象回路のチップ内ばらつきとチップ間ばらつきとを考慮した回路全体の累積リーク電流分布Q(リーク歩留まり)を、その分布形状を限定することなく正確に求めることができる。
(リーク電流解析装置のハードウェア構成)
つぎに、本実施の形態にかかるリーク電流解析装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、リーク電流解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、リーク電流解析装置100は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、I/F(インターフェース)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、リーク電流解析装置100の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記憶する。また、磁気ディスク205として、ハードディスク、フレキシブルディスクなどを採用することができる。
光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク207に記憶されたデータをリーク電流解析装置100に読み取らせたりする。
また、光ディスク207として、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical)、メモリーカードなどを採用することができる。ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、たとえば、CRT(Cathode Ray Tube)、TFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F209は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク214に接続され、このネットワーク214を介して他の装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク214と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F209には、たとえば、モデムやLAN(Local Area Network)アダプタなどを採用することができる。
キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス211は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ212は、画像を光学的に読み取りリーク電流解析装置100内に画像データを取り込む。なお、スキャナ212は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ213は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ213には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(リーク電流解析装置の機能的構成)
つぎに、リーク電流解析装置100の機能的構成について説明する。図3は、リーク電流解析装置の機能的構成を示すブロック図である。図3において、リーク電流解析装置100は、入力部301と、取得部302と、算出部303と、出力部304と、決定部305と、を備えている。
これら各機能301〜305は、リーク電流解析装置100の記憶部に記憶された当該機能301〜305に関するプログラムをCPUに実行させることにより、または、入出力I/Fにより、当該機能を実現することができる。また、各機能301〜305からの出力データは上記記憶部に保持される。また、図3中矢印で示した接続先の機能は、接続元の機能からの出力データを記憶部から読み込んで、当該機能に関するプログラムをCPUに実行させるものとする。
まず、入力部301は、設計対象回路に関する設計データの入力を受け付ける機能を有する。設計データとは、たとえば、論理合成後における設計対象回路のネットリストである。ネットリストには、設計対象回路内のセルの配置情報やセル間の接続関係が記述されている。セルとは、インバータ、フリップフロップ、バッファ、配線などである。
取得部302は、設計対象回路内のセルを構成するトランジスタのゲート長に関する各セル固有のばらつき成分(チップ内ばらつき成分)をあらわす確率密度分布と、ゲート長に関する全セル共通のばらつき成分(チップ間ばらつき成分)をあらわす離散化された確率密度分布と、を取得する機能を有する。
これら確率密度分布は、図1に示した解析用データ120,130としてリーク電流解析装置100に直接入力することとしてもよく、また、不図示の外部装置からの取得、不図示のデータベースやライブラリからの抽出によって取得することとしてもよい。たとえば、入力部301によって入力された設計データに記述されているセルの名称を手掛かりとして、セルを特定し、該当する情報を市販の設計ツールのライブラリから抽出する。
ここで、解析用データ120,130の具体例について説明する。図4は、解析用データの具体例を示す説明図(その1)である。図4において、解析用データ120は、設計対象回路内のセルC1〜Cnごとに、各セルC1〜Cn固有のチップ内ばらつき成分をあらわす確率密度分布の平均値Mintra、標準偏差σintraと、リーク・ゲート長係数q1,q2とを有している。
リーク・ゲート長係数q1,q2は、上記式(1)で示した、セルのリーク電流ばらつきをトランジスタのゲート長ばらつきで表現する場合の係数である。ここで、セルCiを例に挙げると、チップ内ばらつき成分をあらわす確率密度分布の平均値はmintra(i)、標準偏差はσintra(i)、リーク・ゲート長係数はq1(i)およびq2(i)である。
図5は、解析用データの具体例を示す説明図(その2)である。図5において、解析用データ130は、チップ間ばらつきをあらわす確率密度分布Rの分布区間を分割した分割点L1〜LKごとのPDF値(確率密度分布値)を有している。チップ間ばらつき成分は、設計対象回路内で共通の分布のため、各分割点L1〜LKのPDF値は全セル共通の値となる。
図3の説明に戻り、算出部303は、取得部302によって取得された確率密度分布と、各セル固有のばらつき成分と全セル共通のばらつき成分との積によってセルのリーク電流ばらつきを表現する関数モデルとに基づいて、設計対象回路のリーク電流値が任意に与えられたリーク電流値以下となる累積確率密度を算出する機能を有する。
具体的には、たとえば、図4および図5に示した解析用データ120,130と、上記式(3)とに基づいて、設計対象回路のリーク電流値が任意に与えられたリーク電流値以下となる累積確率密度を算出する。任意に与えられたリーク電流値とは、たとえば、設計者により設計対象回路の機能や回路規模に応じて任意に設定されたリーク電流値である。
図6は、任意に設定されたリーク電流値を示すテーブル表である。図6において、テーブル表600には、リーク電流I1〜IJごとのリーク電流値(PDF値)が記憶されている。各リーク電流I1〜IJのリーク電流値P(I1)〜P(IJ)をグラフ上にプロットすると、設計対象回路のリーク電流をあらわす確率密度分布が形成される。
このように、本実施の形態では、リーク歩留まりを求める際の基準となるリーク電流値(このリーク電流値以下となる累積確率密度を求める)を、その分布形状を限定することなく離散化された分布値として与える。このテーブル表600は、リーク電流解析装置100に直接入力することとしてもよく、また、解析用データ120,130に含まれていてもよい。
そして、算出部303は、解析用データ120,130と、上記式(3)とに基づいて、設計対象回路のリーク電流値がリーク電流I1〜IJ以下となる累積確率密度CDF(Ij)値を、リーク電流I1〜IJごとに算出する。より具体的には、リーク電流Ij以下となる累積確率密度CDF(Ij)値を、下記式(4)を用いて求めることができる。
Figure 0005056478
また、上記式(4)内のmi(k)は下記式(5)、σi(k)は下記式(6)を用いて求めることができる。
Figure 0005056478
Figure 0005056478
上記式(4)は、設計対象回路全体のリーク電流値が、該設計対象回路内の各セルのリーク電流値の和であることを利用して得られる関数モデルである。具体的には、設計対象回路のリーク電流ばらつきは、各セルのリーク電流ばらつきの和となる。
ここで、設計対象回路内のセルCiのリーク電流ばらつきを『Xi=hi(bi+b)』と仮定する。ただし、biはリーク電流ばらつきのチップ内ばらつき成分、bはリーク電流ばらつきのチップ間ばらつき成分である。
そして、設計対象回路のリーク電流ばらつきが、各セルC1〜Cnのリーク電流ばらつきの和となることを数学的な定理を用いてあらわすと下記式(7)となる。ただし、p1(b1),…,pn(bn)は、各セル固有のゲート長に関するチップ内ばらつきをあらわす確率密度分布のPDF値である。また、p(b)は、全セル共通のゲート長に関するチップ間ばらつきをあらわす確率密度分布のPDF値である。
Figure 0005056478
具体的には、上記式(3)で示した、セルのリーク電流ばらつきが、トランジスタのゲート長のチップ内ばらつき成分とチップ間ばらつき成分との積により表現されることを利用して得られる。これは、設計対象回路のリーク電流値が、あるリーク電流値I以下となる累積確率密度(CDF(Ij))を求める数式である。
さらに、全セル共通のゲート長に関するチップ間ばらつきをあらわす確率密度分布R(図1参照)を離散化して扱うと、上記式(7)は下記式(8)に変換される。ただし、ΔLはチップ間ばらつきをあらわす確率密度分布Rの分割区間の連続する分割点間の距離である。
Figure 0005056478
そして、上記式(8)内の各セルC1〜Cnのリーク電流ばらつきhi(bi+b)を、上記式(3)を利用して変数変換すると、設計対象回路のリーク電流値が、リーク電流Ij以下となる累積確率密度CDF(Ij)値は下記式(9)を用いてあらわすことができる。ただし、r1,…,rnは各セルC1〜Cnのリーク電流のチップ内ばらつきをあらわすPDF値である。
Figure 0005056478
上記式(9)の積分内は独立変数の和(n個)のCDF値となるため、nが大きい場合には中心極限定理を用いて累積正規分布で近似することができる。これにより、総セル数(n)次元の多重積分をオーダー(n)で計算可能となり、計算処理の効率化を図ることができる。具体的には、積分内が各セルのリーク電流ばらつきの平均値mi(k)、標準偏差σi(k)によって計算することができる。この結果、上記式(4)で示した数式を得ることができる。
このようにして得られた上記式(4)を用いて、各セルのリーク電流ばらつきが累積された累積リーク電流ばらつきを累積正規分布によって近似することにより、リーク電流I1〜IJ以下となる累積確率密度CDF(Ij)を、リーク電流I1〜IJごとに算出することができる。
なお、上記式(8)において、チップ間ばらつきをあらわす確率密度分布Rの分割区間を分割する連続する分割点間の距離ΔLは一定(すなわち、離散化が一様)であることとしたが、これに限らない。たとえば、ΔL=0.5×(Lk+1−Lk-1)としてもよく、また、ΔL=Lk+1−Lk、あるいは、ΔL=Lk−Lk-1としてもよい。
具体的には、これらすべてのΔLを分割点間の距離ΔLとして採用し、それぞれのΔLについて設計対象回路のリーク電流解析をおこなうこととしてもよい。また、上述した複数のΔLのうち、いずれかのΔLを採用して、設計対象回路のリーク電流解析をおこなうこととしてもよい。
出力部304は、算出部303によって算出された累積確率密度を任意に与えられたリーク電流値ごとに出力する機能を有する。上述した例では、出力部304は、算出部303によって算出された累積確率密度値CDF(I1)〜CDF(IJ)をリーク電流I1〜IJごとに出力することとなる。
出力部304による出力形式は、図2に示したディスプレイ208での画面表示、プリンタ213での印刷出力、メモリへのデータ出力(保存)、外部のコンピュータ装置への送信のいずれであってもよい。ここで、出力部304によって出力されるリーク電流解析の解析結果の具体例について説明する。
図7は、解析結果の具体例を示す説明図である。図7において、解析結果700には、任意に与えられたリーク電流I1〜IJごとに、設計対象回路のリーク電流がリーク電流I1〜IJ以下となるCDF値C(I1)〜C(IJ)が示されている。
このように、設計対象回路のリーク電流値が、任意に与えたリーク電流I1〜IJ以下となるリーク歩留まり(CDF値C(I1)〜C(IJ))を、その分布形状に限定することなく得ることができる。
図3の説明に戻り、決定部305は、全セル共通のばらつき成分をあらわす確率密度分布の分布区間を分割する分割点を決定する機能を有する。図1に示したチップ間ばらつきをあらわす確率密度分布Rを例に挙げると、確率密度分布Rの分布区間を分割する分割点L1〜LKを決定する。
この場合、取得部302は、決定部305による決定結果が反映された解析用データ130を取得することとなる。具体的には、たとえば、入力部301により入力されたチップ間ばらつきをあらわす確率密度分布Rと決定部305による決定結果とを用いて解析用データ130を生成し、取得部302によりその解析用データ130を取得する。
決定部305による具体的な決定手法としては、たとえば、設計者により任意に設定された分割点を分割点L1〜LKに決定することとしてもよく、また、確率密度分布Rの勾配に基づいて、確率密度分布Rの分布区間を分割する分割点L1〜LKを決定することとしてもよい。
より具体的には、確率密度分布Rの勾配(傾き)が大きい分布区間における連続する分割点の間隔が狭くなるように分割点を決定する。これにより、分布値の変化が激しい分布区間の分割点が密となり、より多くのPDF値をチップ間ばらつき成分として取得することができる。この結果、リーク電流解析の高精度化を図ることができる。
また、確率密度分布Rの勾配(傾き)が小さい分布区間における連続する分割点の間隔が広くなるように分割点を決定する。これにより、分布値の変化が緩やかな分布区間の分割点が粗となり、チップ間ばらつき成分として取得するPDF値を少なくすることができる。
この結果、リーク電流解析にかかる解析時間の短縮化を図ることができる。なお、分布値の変化が緩やかな分布区間では、分割点の間隔を広くとっても解析精度に与える影響が少ないため、多くのPDF値を取得する必要性が低い。
(リーク電流解析装置のリーク電流解析処理手順)
つぎに、本実施の形態にかかるリーク電流解析装置100のリーク電流解析処理手順について説明する。図8は、本実施の形態にかかるリーク電流解析装置のリーク電流解析処理手順を示すフローチャートである。
図8のフローチャートにおいて、まず、入力部301により、設計対象回路の設計データの入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS801)。ここで、設計データの入力を待って(ステップS801:No)、入力された場合(ステップS801:Yes)、取得部302により、リーク電流解析の解析用データ120(テーブル表600を含む),130を取得したか否かを判断する(ステップS802)。
ここで、解析用データ120,130を取得するのを待って(ステップS802:No)、取得した場合(ステップS802:Yes)、算出部303により、解析用データ120のデータ内容を上記式(5)および(6)に代入することにより、平均値mi(k)、標準偏差σi(k)を算出する(ステップS803)。
このあと、算出された平均値mi(k)、標準偏差σi(k)を上記式(4)に代入し(ステップS804)、その上記式(4)の変数jを「0」で初期化する(ステップS805)。つぎに、変数jをインクリメントして(ステップS806)、CDF値(Ij)を算出する(ステップS807)。
そして、j=J?を判断し(ステップS808)、j≠Jと判断された場合(ステップS808:No)、ステップS806に戻り一連の処理を繰り返す。一方、j=Jと判断された場合(ステップS808:Yes)、最後に、出力部304により、解析結果700({Ij,CDF(Ij)}j=1,,J)を出力して(ステップS809)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、設計対象回路のリーク電流を離散化して扱うことにより、チップ内ばらつきとチップ間ばらつきとを考慮した回路全体のリーク歩留まりを、その分布形状を限定することなく正確に求めることができる。具体的には、チップ間分布によるセル間の相関が強い場合であっても、リーク分布形状を正規または対数正規に限定する必要がなく、最大リーク電流値の誤差を従来の17%から5〜6%程度に低減することができる。
さらに、歩留まり計算を、各セルのリーク電流ばらつきをゲート長に関するチップ内ばらつきとチップ間ばらつきとの積によって表現する関数モデルを用いておこなうことにより、計算処理の効率化を図ることができる。具体的には、歩留まり計算における、設計対象回路内の総セル数(n)次元の多重積分をオーダー(n)で計算可能となり、大幅な計算時間の削減を実現することができる。
このように、このリーク電流解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、リーク電流解析装置、およびリーク電流解析方法によれば、リーク歩留まりをその分布形状を限定することなく効率的かつ正確に求めることにより、リーク電流解析の高精度化および高速化を図ることができる。このことから、設計者によるリーク電流解析にかかる作業負担を軽減し、設計対象回路の設計期間の短縮化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明したリーク電流解析方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
また、本実施の形態で説明したリーク電流解析装置100は、スタンダードセルやストラクチャードASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの特定用途向けIC(以下、単に「ASIC」と称す。)やFPGAなどのPLD(Programmable Logic Device)によっても実現することができる。具体的には、たとえば、上述したリーク電流解析装置100の機能301〜305をHDL記述によって機能定義し、そのHDL記述を論理合成してASICやPLDに与えることにより、リーク電流解析装置100を製造することができる。
本実施の形態の概要を示す説明図である。 リーク電流解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 リーク電流解析装置の機能的構成を示すブロック図である。 解析用データの具体例を示す説明図(その1)である。 解析用データの具体例を示す説明図(その2)である。 任意に設定されたリーク電流値を示すテーブル表である。 解析結果の具体例を示す説明図である。 本実施の形態にかかるリーク電流解析装置のリーク電流解析処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 リーク電流解析装置
120,130 解析用データ
301 入力部
302 取得部
303 算出部
304 出力部
305 決定部
600 テーブル表
700 解析結果

Claims (5)

  1. コンピュータを、
    設計対象回路内のセルを構成するトランジスタのゲート長に関する前記各セル固有のばらつき成分をあらわす確率密度分布と、前記ゲート長に関する前記全セル共通のばらつき成分をあらわす離散化された確率密度分布と、を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された確率密度分布と、前記各セル固有のばらつき成分と前記全セル共通のばらつき成分との積によって前記セルのリーク電流ばらつきを表現する関数モデルとに基づいて、前記各セルのリーク電流ばらつきが累積された累積リーク電流ばらつきを累積正規分布によって近似することにより、前記設計対象回路のリーク電流値が任意に与えられたリーク電流値以下となる累積確率密度を算出する算出手段、
    前記算出手段によって算出された累積確率密度を前記任意に与えられたリーク電流値ごとに出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とするリーク電流解析プログラム。
  2. 前記コンピュータを、
    前記全セル共通のばらつき成分をあらわす確率密度分布の分布区間を分割する分割点を決定する決定手段として機能させ、
    前記取得手段は、
    前記各セル固有のばらつき成分をあらわす確率密度分布と、前記全セル共通のばらつき成分をあらわす確率密度分布のうち前記決定手段によって決定された分割点ごとの確率密度と、を取得することを特徴とする請求項1に記載のリーク電流解析プログラム。
  3. 前記決定手段は、
    前記全セル共通のばらつき成分をあらわす確率密度分布の勾配に基づいて、当該確率密度分布の分布区間を分割する分割点を決定することを特徴とする請求項2に記載のリーク電流解析プログラム。
  4. 設計対象回路内のセルを構成するトランジスタのゲート長に関する前記各セル固有のばらつき成分をあらわす確率密度分布と、前記ゲート長に関する前記全セル共通のばらつき成分をあらわす離散化された確率密度分布と、を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された確率密度分布と、前記各セル固有のばらつき成分と前記全セル共通のばらつき成分との積によって前記セルのリーク電流ばらつきを表現する関数モデルとに基づいて、前記各セルのリーク電流ばらつきが累積された累積リーク電流ばらつきを累積正規分布によって近似することにより、前記設計対象回路のリーク電流値が任意に与えられたリーク電流値以下となる累積確率密度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された累積確率密度を前記任意に与えられたリーク電流値ごとに出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするリーク電流解析装置。
  5. コンピュータを用いたリーク電流解析方法であって、
    取得手段が、設計対象回路内のセルを構成するトランジスタのゲート長に関する前記各セル固有のばらつき成分をあらわす確率密度分布と、前記ゲート長に関する前記全セル共通のばらつき成分をあらわす離散化された確率密度分布と、を取得する取得工程と、
    算出手段が、前記取得工程によって取得された確率密度分布と、前記各セル固有のばらつき成分と前記全セル共通のばらつき成分との積によって前記セルのリーク電流ばらつきを表現する関数モデルとに基づいて、前記各セルのリーク電流ばらつきが累積された累積リーク電流ばらつきを累積正規分布によって近似することにより、前記設計対象回路のリーク電流値が任意に与えられたリーク電流値以下となる累積確率密度を算出する算出工程と、
    出力手段が、前記算出工程によって算出された累積確率密度を前記任意に与えられたリーク電流値ごとに出力する出力工程と、
    を含んだことを特徴とするリーク電流解析方法。
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