JP2008225215A - ドライビングシミュレータ用操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステアリングホイールの操舵角が略0°のときステアリングホイールの操舵を中断し、ステアリングホイールの操舵角が0°以外の位置へ変位しても、車両の進行方向の直進安定性を確保できるドライビングシミュレータ用操舵装置を提供すること。
【解決手段】ステアリングホイール10の操舵角を検出する操舵角検出手段20と、操舵角検出手段20が検出する操舵角に基づき、ステアリングホイール10に反力トルクを付与する操舵反力付与手段30とを備え、操舵角検出手段20が検出する操舵角に基づき、表示パネル70に表示する車両の進行方向を制御するドライビングシミュレータ用操舵装置において、操舵角検出手段20により検出される操舵角が略0°のときステアリングホイール10の操舵が中断されると、操舵反力付与手段30により付与される反力トルクが0となる操舵角を直進方向として車両の進行方向を算出することを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】ステアリングホイール10の操舵角を検出する操舵角検出手段20と、操舵角検出手段20が検出する操舵角に基づき、ステアリングホイール10に反力トルクを付与する操舵反力付与手段30とを備え、操舵角検出手段20が検出する操舵角に基づき、表示パネル70に表示する車両の進行方向を制御するドライビングシミュレータ用操舵装置において、操舵角検出手段20により検出される操舵角が略0°のときステアリングホイール10の操舵が中断されると、操舵反力付与手段30により付与される反力トルクが0となる操舵角を直進方向として車両の進行方向を算出することを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、ドライビングシミュレータ用操舵装置に関する。
従来から車両の操舵機能を電気的制御システムに置き換えたステアバイワイヤ式操舵装置が知られている。ステアバイワイヤ式操舵装置は、ステアリングホイールと車輪とが機械的にリンクされておらず、ステアリングホイールの操舵角に基づき電気的制御システムが車輪の転舵角を制御する。ステアバイワイヤ式操舵装置は、ステアリングホイールと車輪とが機械的にリンクされた通常の操舵装置と同様の操舵感を確保するため、操舵角、操舵方向等に基づき反力トルクをステアリングホイールに与えている。
ステアリングホイールに付与する反力トルクには、一般にステアリングホイールの操舵方向と逆向きに作用する摩擦反力トルク成分が含まれている。図1は、摩擦反力トルク成分と操舵角及び操舵方向との関係の一例を示した図である。ここで、操舵角は、ステアリングホイールの中立位置を0°とし、右方向を正、左方向を負とする。摩擦反力トルク成分は、図1に示すように、原則として、操舵角には比例せず、ステアリングホイールの操舵方向が右向きのとき左向きに作用し、ステアリングホイールの操舵方向が左向きのとき右向きに作用する。また、摩擦反力トルク成分は、ステアリングホイールの操舵方向が変化するとき、反力の大きさが徐々に変化することにより、ステアリングホイールが異常振動することを防止する。
また、反力トルクには、第2の反力トルク成分が含まれている。図2は、第2の反力トルク成分と操舵角及び操舵方向との関係の一例を示した図である。第2の反力トルク成分は、図2に示すように、ステアリングホールの操舵方向に依存せず、ステアリングホイールの操舵角に比例し、ステアリングホイールの操舵角が右向きのとき左向きに作用し、ステアリングホイールの操舵角が左向きのとき右向きに作用する。
反力トルクは、この摩擦反力トルク成分と第2の反力トルク成分とから構成される。図3は、反力トルクと操舵角及び操舵方向との関係の一例を示した図である。すなわち、図3は、摩擦反力トルク成分と操舵角及び操舵方向との関係を示す図1と、第2の反力トルク成分と操舵角及び操舵方向との関係を示す図2とを重ねた図である。
反力トルクには摩擦反力トルク成分が含まれるため、ステアリングホイールの操舵角が略0°のときにステアリングホイールの操舵を中断すると、ステアリングホイールの操舵角が変位する。例えば、ステアリングホイールの位置が図3のHのときステアリングホイールの操舵を中断すると、ステアリングホイールに右方向の反力トルクが作用するため、ステアリングホイールの位置は、図3のJへ変位する。図3のJへ変位した後は、反力トルクが0であるため、ステアリングホイールの操舵を再開するまで、図3のJの位置に止まる。ステアバイワイヤ式操舵装置は、ステアリングホイールの操舵角に基づき電気的制御システムが車輪の転舵角を制御するため、ステアリングホイールの操舵角が0°以外の位置へ変位し止まると、車両が徐々に偏向する。
特許文献1に記載のステアバイワイヤ式操舵装置の操舵反力制御装置は、操舵角に基づき暫定目標摩擦反力トルクを演算し、操舵角の絶対値が小さいほど小さくなるよう操舵角に基づき第1の係数Kaを演算し、操舵角速度の絶対値が小さいほど小さくなるよう操舵角速度に基づき第2の係数Kbを演算し、第1の係数Ka及び第2の係数Kbのうちの大きい方の係数と暫定目標摩擦反力トルクとの積を目標摩擦反力トルクとする。この結果、保舵状態における良好な操舵感を確保しつつ、ステアリングホイールの操舵角が0°のときにステアリングホイールの操舵を中断しても、ステアリングホイールの操舵角が0°以外の位置へ変位することを防止できる。
特開2006−137215号公報
ドライビングシミュレータ用操舵装置は、ステアバイワイヤ式操舵装置と同様に、ステアリングホイールと車輪とが機械的にリンクされておらず、ステアリングホイールの操舵角に基づきドライビングシミュレータ用表示パネルに表示する車両の進行方向を制御する。また、ドライビングシミュレータ用操舵装置は、ステアバイワイヤ式操舵装置と同様に、操舵感を確保するため、ステアリングホイールの操舵角、操舵方向等に基づき反力トルクをステアリングホイールに与えている。
特許文献1に記載の操舵反力制御装置は、ステアリングホイールの操舵角が0°のときにステアリングホイールの操舵を中断しても、ステアリングホイールの操舵角が0°以外の位置へ変位することを防止できる。また、特許文献1に記載の操舵反力制御装置は、ステアリングホイールの操舵角が0°の近傍にあるときにステアリングホイールの操舵を中断しても、ステアリングホイールの操舵角が変位することを比較的小さくできる。
しかしながら、ステアリングホイールの操舵角が0°になる位置を目視により正確に判断することは困難である。また、ステアリングホイールの操舵角が0°の近傍にあるときステアリングホイールの操舵を中断すると、ステアリングホイールの操舵角が変位する。ドライビングシミュレータ用操舵装置は、ステアリングホイールの操舵角に基づき表示パネルに表示する車両の進行方向を算出するため、ステアリングホイールの操舵角が0°以外の位置へ変位し止まると、車両が徐々に偏向する。特に、車両の速度が大きくなるほど、ステアリングギア比が小さくなるほど、車両が偏向し易くなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ステアリングホイールの操舵角が略0°のときステアリングホイールの操舵を中断し、ステアリングホイールの操舵角が0°以外の位置へ変位しても、車両の進行方向の直進安定性を確保できるドライビングシミュレータ用操舵装置の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、第1の発明は、ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
前記操舵角検出手段が検出する前記操舵角に基づき、前記ステアリングホイールに反力トルクを付与する操舵反力付与手段とを備え、
前記操舵角検出手段が検出する前記操舵角に基づき、表示パネルに表示する車両の進行方向を制御するドライビングシミュレータ用操舵装置において、
前記操舵角検出手段により検出される前記操舵角が略0°のとき前記ステアリングホイールの操舵が中断されると、前記操舵反力付与手段により付与される反力トルクが0となる操舵角を直進方向として車両の進行方向を算出することを特徴とする。
前記操舵角検出手段が検出する前記操舵角に基づき、前記ステアリングホイールに反力トルクを付与する操舵反力付与手段とを備え、
前記操舵角検出手段が検出する前記操舵角に基づき、表示パネルに表示する車両の進行方向を制御するドライビングシミュレータ用操舵装置において、
前記操舵角検出手段により検出される前記操舵角が略0°のとき前記ステアリングホイールの操舵が中断されると、前記操舵反力付与手段により付与される反力トルクが0となる操舵角を直進方向として車両の進行方向を算出することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係るドライビングシミュレータ用操舵装置において、前記操舵反力付与手段は、前記操舵角検出手段により検出される前記操舵角が略0°のとき前記ステアリングホイールの操舵が中断されると、前記操舵反力付与手段により付与される反力トルクが0となる操舵角を基準として前記ステアリングホイールに反力トルクを付与することを特徴とする。
本発明によれば、ステアリングホイールの操舵角が略0°のときステアリングホイールの操舵を中断し、ステアリングホイールの操舵角が0°以外の位置へ変位しても、車両の進行方向の直進安定性を確保できるドライビングシミュレータ用操舵装置が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図4は、本発明に係るドライビングシミュレータ用操舵装置の一実施例の構成を示すブロック図である。本実施例のドライビングシミュレータ用操舵装置は、図4に示すように、ステアリングホイール10と、ステアリングホイール10の操舵角を検出する操舵角検出手段20と、ステアリングホイール10に反力トルクを付与する反力トルク付与手段30と、操舵装置ECU40とからなる。以下、各構成について詳説する。
操舵角検出手段20は、ユーザが操作するステアリングホイール10の操舵角(以下、操舵角)を検出する。操舵角検出手段20は、回転角度センサを用いることができる。回転角度センサは、回転する回転軸の角度に比例して抵抗値が変化する可変抵抗器を備え、抵抗値を電圧の電気信号として操舵装置ECU40に送信する。送信された電気信号は、操舵装置ECU40の操舵角・操舵方向算出部41により操舵角に換算される。また、操舵装置ECU40の操舵角・操舵方向算出部41は、操舵角を時間微分することにより操舵方向を算出する。
反力トルク付与手段30は、操舵装置ECU40からの制御信号によりステアリングホイール10に反力トルクを付与する。反力トルク付与手段30には、例えば、電動モータ、弾性体、粘性流体を用いることができる。電動モータの場合、電動モータの電流値、電圧値を制御することにより、必要な反力トルクをステアリングホイール10に付与する。
操舵装置ECU40は、操舵角・操舵方向算出部41と、転舵角算出部42と、進行方向算出部43と、速度・加速度算出部44と、位置算出部45と、反力トルク算出部46とからなる。操舵装置ECU40には、マイクロコンピュータを用いることができる。
転舵角算出部42は、操舵角算出部41が算出した操舵角とステアリングギア比から、表示パネル70に表示する車両の車輪の転舵角(以下、車輪の転舵角)を算出する。ここで、操舵角をθhとし、ステアリングギア比をGとすると、車輪の操舵角θTYREは、数式1を用いて、算出される。
速度・加速度算出部44は、アクセルセンサ50が操舵装置ECU40へ送信するアクセルペダル51の踏み込み量の電気信号と、ブレーキセンサ60が操舵装置ECU40へ送信するブレーキペダル61の踏み込み量の電気信号とから、車両の加速度を算出する。また、速度・加速度算出部44は、車両の加速度を時間積算することにより車両の速度を算出する。
位置算出部45は、車両の進行方向及び車両の速度を時間積算することにより車両の位置を算出し、表示パネル70に表示する車両の位置を算出する。
反力トルク算出部46は、操舵角・操舵方向算出部41が算出した操舵角及び操舵方向に基づき、ステアリングホイール10に付与する反力トルク(以下、反力トルク)を算出する。反力トルク算出部46による反力トルクの算出は、反力トルクと操舵角及び操舵方向との関係を定めた関係図(図3)を利用する。反力トルクと操舵角及び操舵方向との関係を定めた関係図(図3)は、ドライビングシミュレータ用操舵装置の製造時に、ドライビングシミュレータ用操舵装置ECU40に記録させ、必要に応じて読み出して用いる。反力トルク算出部46は、この関係図を用いて、操舵角及び操舵方向から反力トルクの値を読み出す。
反力トルクは、摩擦反力トルク成分(図1)と第2の反力トルク成分(図2)とからなる。摩擦反力トルク成分は、ステアリングホイール10の操舵方向が反転するとき、及びステアリングホイールの操舵が中断されるとき、反力の大きさを弱めながら作用方向を反転する。また、摩擦反力トルク成分は、ステアリングホイールの操舵が開始又は再開されるとき、反力の大きさを徐々に強める。これらの摩擦反力トルク成分の大きさが変化するときの開始点から終了点までの領域を摩擦ゾーンとする。摩擦ゾーンは、例えば、図3のNからO、Aを経由しBに至るまで、或いは、図3のDからEを経由しFに至るまで、或いは、図3のHからI、J、Lを経由しMに至るまでである。摩擦ゾーンにおける摩擦反力トルク成分と操舵角との傾きをKとし、操舵角をθhとすると、摩擦反力トルク成分Tkは、数式2を用いて表される。ここで、θoは、摩擦反力トルク成分Tkが0となる操舵角θhの値である。
本実施例の進行方向算出部43は、その特徴的な構成として、ステアリングホイール10の操舵角θhが略0°のときステアリングホイール10の操舵が中断されると、操舵反力付与手段30により付与される反力トルクThが0となる操舵角(以下、残留操舵角)を直進方向として車両の進行方向を算出する。図5は、進行方向算出部43の動作の一例を示したフローチャート図である。以下、各ステップの動作を、ステアリングホイール10の操作と対比させながら、説明する。
まず、ステアリングホイール10を右方向に操舵した場合、つまり図3のOからA、B、Cを経由しDに至る前の過程の場合について進行方向算出部43の動作を説明する。
図3のOは、摩擦ゾーン内にあり(ステップS301、Yes)、反力トルクThの絶対値及び操舵角θhの絶対値が、それぞれ閾値Ta(図3)、閾値θa(図3)より小さい(ステップS302、Yes)。
この摩擦ゾーン内にあるか否かの判定(ステップS301)は、反力トルクと操舵角及び操舵方向との関係を定めた関係図(図3)から、摩擦反力トルク成分の大きさが変化しているか否かにより判定する。摩擦反力トルク成分の大きさが変化しているとき、摩擦ゾーン内にあると判定し、摩擦反力トルク成分の大きさが変化していないとき、摩擦ゾーン内にないと判定する。
次に、残留操舵角の値Δθhを、数式5を用いて算出する(ステップS303)。数式5は、数式4にTh=0を代入して変形することにより得られる。尚、説明を簡略化するため、傾きK及び傾きGは定数であると仮定した。
図3のOにおける残留操舵角Δθhは、図3のOにおける摩擦中立角θoが0°であるため、数式5から0°となる。
図3のOにおける反力トルクThの値及び操舵角θhの値は、それぞれ閾値0、閾値Δθhと等しい(ステップS304、Yes)。そこで、進行方向算出部43は、数式6を用いて車両の進行方向を算出する(ステップS307)。
図3のOを超えAを経由しBに至る過程は、摩擦ゾーン内にある(ステップS308、Yes)。そこで、進行方向算出部43は、引き続き数式6を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS307)。
図3のBを超えCを経由しDに至る前の過程は、摩擦ゾーン内にない(ステップS308、No)(ステップS301、No)。そこで、進行方向算出部43は、数式1を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS306)。
以上のように、ステアリングホイール10を右方向に操舵した場合、つまり図3のOからA、B、Cを経由しDに至る前の過程の場合、進行方向算出部43は、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する。
次に、ステアリングホイール10を左方向に切り返した場合、つまり図3のDからE、F、Gを経由しHに至る前の過程の場合について進行方向算出部43の動作を説明する。
図3のDからEを経由しFに至る過程は、摩擦ゾーン内にあるが(ステップS301、Yes)、操舵角θhの絶対値が閾値θaより小さくない(ステップS302、No)。したがって、進行方向算出部43は、数式1を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS306)。
図3のFを超えGを経由しHに至る前の過程は、摩擦ゾーン内にない(ステップS301、No)。そこで、進行方向算出部43は、数式1を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS306)。
以上のように、ステアリングホイール10を左方向に切り返した場合、つまり図3のDを超えE、F、Gを経由しHに至る前の過程の場合、進行方向算出部43は、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する。
最後に、操舵角θhが0°の位置において操舵を中断した場合、つまり図3のHからIを経由しJに至る過程の場合について進行方向算出部43の動作を説明する。
図3のHは、摩擦ゾーン内にあるが(ステップS301、Yes)、反力トルクThの絶対値が閾値Taより小さくない(ステップS302、No)。したがって、進行方向算出部43は、数式1を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS306)。
図3のIからJに至る前の過程は、摩擦ゾーン内にあり(ステップS301、Yes)、反力トルクThの絶対値、操舵角θhの絶対値がそれぞれ閾値Ta、閾値θaより小さい(ステップS302、Yes)。そこで、進行方向算出部43は、数式5を用いて、残留操舵角Δθhを算出する(ステップS303)。図3のIからJに至る前の過程において、反力トルクThの値、操舵角θhの値は、それぞれ閾値0、Δθhと等しくない(ステップS304、No)。そこで、進行方向算出部43は、数式7を用いて車両の進行方向を算出する(ステップS305)。ここで、θmaxは、摩擦ゾーン内の操舵角θhの最大値である。
ここで、θmaxは、反力トルクと操舵角及び操舵方向との関係を定めた関係図(図3)から、摩擦ゾーン内の操舵角θhの最大値を読み出して得る。例えば、図3のOからAを経由しBに至る過程におけるθmaxは、図3のBの位置の操舵角θhである。或いは、図3のDからEを経由しFに至る過程におけるθmaxは、図3のDの位置の操舵角θhである。或いは、図3のHからIを経由しJに至る過程におけるθmaxは、図3のMの位置の操舵角θhである。
図3のJは、摩擦ゾーン内にあり(ステップS301、Yes)、反力トルクThの絶対値、操舵角θhの絶対値がそれぞれ閾値Ta、閾値θaより小さい(ステップS302、Yes)。そこで、進行方向算出部43は、数式5を用いて、残留操舵角Δθhを算出する(ステップS303)。図3のJにおける反力トルクThの値、操舵角θhの値は、それぞれ閾値0、Δθhと等しい(ステップS304、Yes)。そこで、進行方向算出部43は、数式6を用いて車両の進行方向を算出する(ステップS307)。数式6から明らかなように、進行方向算出部43は、残留操舵角Δθhを基準として車両の進行方向を算出する。
図3のJでは、反力トルクThが0となる。したがって、ステアリングホイール10の操作を再開するまで、ステアリングホイール10は、図3のJの位置に止まる。ステアリングホイール10の操作を再開すると、摩擦ゾーン内にあるか否かを判定する(ステップS308)。摩擦ゾーン内にある間(ステップS308、Yes)、進行方向算出部43は、引き続き数式6を用いて、残留操舵角Δθhを基準として車両の進行方向を算出する(ステップS307)。その後、摩擦ゾーン内から外れると(ステップS308、No)、進行方向算出部43は、改めて数式1を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS306)。
以上のように、本実施例のドライビングシミュレータ用操舵装置は、ステアリングホイール10の操舵角θhが略0°のときステアリングホイール10の操舵が中断されると、操舵反力付与手段30により付与される反力トルクThが0となる操舵角Δθhを直進方向として車両の進行方向を算出する。この結果、ステアリングホイール10の操舵角θhが略0°のときステアリングホイール10の操舵を中断し、ステアリングホイール10の操舵角θhが0°以外の位置へ変位しても、車両の進行方向の直進安定性を確保できる。
図6は、進行方向算出部43の動作の別の例を示したフローチャート図である。以下、図5に示す進行方向算出部43の動作の例と同様に、各ステップの動作を説明するが、図5と同一の動作については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、ステアリングホイール10を右方向に操舵した場合、つまり図3のOからA、B、Cを経由しDに至る前の過程の場合について進行方向算出部43の動作を説明する。。
図3のOは、摩擦ゾーン内にあり(ステップS301、Yes)、反力トルクThの絶対値及び操舵角θhの絶対値が、それぞれ閾値Ta、閾値θaより小さい(ステップS302、Yes)。そこで、進行方向算出部43は、数式5を用いて残留操舵角Δθhを算出する(ステップS303)。ここで、図3のOにおける摩擦中立角θoが0°であるため、図3のOにおける残留操舵角Δθhも0°となる。次に、車輪の転舵角θTYREを補正する第1の補正項Δθ1を数式8を用いて算出する(ステップS401)。尚、t1はステップS302の動作ステップの判定がNoからYesに変化した時点からの時刻であり、T1は時定数である。
図3のOを超えAを経由しBに至る過程は、摩擦ゾーン内にある(ステップS403、Yes)。したがって、進行方向算出部43は、引き続き数式9を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS402)。
図3のBを超えると、摩擦ゾーン内にない(ステップS403、No)。そこで、進行方向算出部43は、数式10を用いて車輪の転舵角θTYREを補正する第2の補正項Δθ2を算出する(ステップS404)。尚、t2はステップS403の動作ステップの判定がYesからNoに変化した時からの時刻であり、T2は時定数である。
図3のBを超えCを経由しDに至る前の過程は、摩擦ゾーン内にない(ステップS406、No)。したがって、進行方向算出部43は、引き続き数式11を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS405)。
以上のように、ステアリングホイール10を右方向に操舵した場合、つまり図3のOからA、B、Cを経由しDに至る前の過程の場合、進行方向算出部43は、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する。
次に、ステアリングホイール10を左方向に切り返した場合、つまり図3のDからE、F、Gを経由しHに至る前の過程の場合について進行方向算出部43の動作を説明する。
図3のDからEを経由しFに至る過程は、摩擦ゾーン内にあるが(ステップS406、Yes)(ステップS301、Yes)、操舵角θhの絶対値が閾値θaより小さくない(ステップS302、No)。したがって、進行方向算出部43は、数式1を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS306)。
図3のFを超えGを経由しHに至る前の過程は、摩擦ゾーン内にない(ステップS301、No)。したがって、進行方向算出部43は、数式1を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS306)。
以上のように、ステアリングホイール10を左方向に切り返した場合、つまり図3のDからE、F、Gを経由しHに至る前の過程の場合、進行方向算出部43は、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する。
最後に、操舵角θhが0°の位置において操舵を中断した場合、つまり図3のHからIを経由しJに至る過程の場合について進行方向算出部43の動作を説明する。
図3のHは、摩擦ゾーン内にあるが(ステップS301、Yes)、反力トルクThの絶対値が閾値Taより小さくない(ステップS302、No)。したがって、進行方向算出部43は、数式1を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS306)。
図3のIは、摩擦ゾーン内にあり(ステップS301、Yes)、反力トルクThの絶対値、操舵角θhの絶対値がそれぞれ閾値Ta、閾値θaより小さい(ステップS302、Yes)。そこで、進行方向算出部43は、数式5を用いて、残留操舵角Δθhを算出する(ステップS303)。次に、数式8を用いて第1の補正項Δθ1を算出する(ステップS401)。次に、数式9を用いて車両の進行方向を算出する(ステップS402)。数式9から明らかなように、図3のIにおいて、進行方向算出部43は、第1の補正項Δθ1を基準として車両の進行方向を算出する。
図3のIからJに至る過程は、摩擦ゾーン内にある(ステップS403、Yes)。したがって、進行方向算出部43は、引き続き数式9を用いて、第1の補正項Δθ1を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS402)。ここで、十分時間が経過すると、第1の補正項Δθ1の値が残留操舵角Δθhに漸近する。したがって、進行方向算出部43は、十分時間が経過すると、残留操舵角Δθhを基準として車両の進行方向を算出することになる。
図3のJでは、反力トルクThが0となる。したがって、ステアリングホイール10の操作を再開するまで、ステアリングホイール10は、図3のJに止まる。ステアリングホイール10の操作を再開すると、摩擦ゾーン内にあるか否かを判定する(ステップS403)。摩擦ゾーン内にある間(ステップS403、Yes)、進行方向算出部43は、引き続き数式9を用いて、第1の補正項Δθ1を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS402)。その後、摩擦ゾーン内から外れると(ステップS403、No)、新たな摩擦ゾーン内に入るまでは(ステップS406、No)、進行方向算出部43は、数式11を用いて、第2の補正項Δθ2を基準として車両の進行方向を算出する(ステップS405)。ここで、十分時間が経過すると、第2の補正項Δθ2の値が0°に漸近する。したがって、進行方向算出部43は、十分時間が経過すると、操舵角θhが0°の位置を基準として車両の進行方向を算出することになる。
以上のように、本実施例のドライビングシミュレータ用操舵装置は、ステアリングホイール10の操舵角θhが略0°のときステアリングホイール10の操舵が中断されると、操舵反力付与手段30により付与される反力トルクThが0となる操舵角Δθhを直進方向として車両の進行方向を算出する。この結果、ステアリングホイール10の操舵角θhが略0°のときステアリングホイール10の操舵を中断し、ステアリングホイール10の操舵角θhが0°以外の位置へ変位しても、車両の進行方向の直進安定性を確保できる。
また、本実施例の反力トルク算出部46は、その特徴的な構成として、ステアリングホイール10の操舵角が略0°のときステアリングホイール10の操舵が中断されると、操舵反力付与手段30により付与される反力トルクThが0となる操舵角Δθhを基準としてステアリングホイール10に付与する反力トルクThを算出する。図7は、反力トルク算出部46の動作の一例を示したフローチャート図である。以下、各ステップの動作を説明するが、図5と同一の動作については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、ステアリングホイール10を右方向に操舵した場合、つまり図3のOからA、B、Cを経由しDに至る前の過程の場合について反力トルク算出部46の動作を説明する。
図3のOでは、反力トルク算出部46は、数式12を用いて反力トルクThを算出する(ステップS501)。
反力トルク算出部46は、数式12及び数式13を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として反力トルクを算出する。
図3のOを超えAを経由しBに至る過程では、反力トルク算出部46は、引き続き数式12及び数式13を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として反力トルクを算出する(ステップS501)。
図3のBを超えCを経由しDに至る前の過程では、反力トルク算出部46は、数式4を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として反力トルクを算出する(ステップS306)。
以上のように、ステアリングホイール10を右方向に操舵した場合、つまり図3のOからA、B、Cを経由しDに至る前の過程の場合、反力トルク算出部46は、操舵角θhが0°の位置を基準として反力トルクを算出する。
次に、ステアリングホイール10を左方向に切り返した場合、つまり図3のDからE、F、Gを経由しHに至る前の過程の場合について反力トルク算出部46の動作を説明する。
この過程では、反力トルク算出部46は、数式4を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として反力トルクを算出する(ステップS306)。
最後に、操舵角θhが0°の位置において操舵を中断した場合、つまり図3のHからIを経由しJに至る過程の場合について反力トルク算出部46の動作を説明する。
図3のHでは、反力トルク算出部46は、数式4を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として反力トルクを算出する(ステップS306)。
図3のIからJに至る前の過程では、反力トルク算出部46は、数式12を用いて、反力トルクThを算出する(ステップS502)。また、反力トルク算出部46は、数式13を用いてθmax、θminを補正する(ステップS502)。反力トルク算出部46は、数式12及び数式13を用いて、残留操舵角Δθhを基準として反力トルクを算出する。
図3のJでは、反力トルク算出部46は、数式12を用いて反力トルクを算出する(ステップS501)。また、反力トルク算出部46は、数式13を用いてθmax、θminを補正する(ステップS501)。反力トルク算出部46は、数式12及び数式13を用いて、残留操舵角Δθhを基準として反力トルクを算出する。
図3のJでは、反力トルクThが0となる。したがって、ステアリングホイール10の操作を再開するまで、ステアリングホイール10は図3のJに止まる。ステアリングホイール10の操作を再開すると、摩擦ゾーン内にあるか否かを判定する(ステップS308)。ここで、摩擦ゾーン内にあるか否かの判定には、数式13による補正後のθmax2、θmin2を用いる。摩擦ゾーン内にある間(ステップS308、Yes)、反力トルク算出部46は、引き続き数式12及び数式13を用いて、残留操舵角Δθhを基準として反力トルクを算出する(ステップS501)。この結果、ステアリングホイール10の操舵を再開したとき、ステアリングホイール10の操舵を開始したときと同一の操舵感が得られる。
その後、摩擦ゾーン内から外れると(ステップS308、No)、反力トルク算出部46は、改めて数式4を用いて、操舵角θhが0°の位置を基準として反力トルクを算出する(ステップS306)。
以上のように、本実施例のドライビングシミュレータ用操舵装置は、ステアリングホイール10の操舵角が略0°のときステアリングホイール10の操舵が中断されると、操舵反力付与手段30により付与される反力トルクThが0となる操舵角Δθhを基準としてステアリングホイール10に反力トルクThを付与する。この結果、ステアリングホイール10の操舵を再開したとき、ステアリングホイール10の操舵を開始したときと同一の操舵感が得られる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施例の摩擦反力トルク成分は、摩擦反力トルク成分と操舵角との傾きKを定数としたが、傾きKが操舵角、車両の速度、タイヤのスリップ角に依存する設定とできる。また、本実施例の第2の反力トルク成分は、摩擦反力トルク成分と操舵角との傾きPを定数としたが、傾きPが操舵角、車両の速度、タイヤのスリップ角に依存する設定とすることができる。この場合、反力トルク算出部46による反力トルクの算出は、操舵角・操舵方向算出部41が算出した操舵角θh、速度・加速度算出部44が算出した車両の速度、転舵角算出部42が算出した車輪の転舵角θTYRE、位置算出部45が算出した車両の位置のデータを用いて行う。
10 ステアリングホイール
20 操舵角検出手段
30 反力トルク付与手段
43 進行方向算出部
46 反力トルク算出部
20 操舵角検出手段
30 反力トルク付与手段
43 進行方向算出部
46 反力トルク算出部
Claims (2)
- ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
前記操舵角検出手段が検出する前記操舵角に基づき、前記ステアリングホイールに反力トルクを付与する操舵反力付与手段とを備え、
前記操舵角検出手段が検出する前記操舵角に基づき、表示パネルに表示する車両の進行方向を制御するドライビングシミュレータ用操舵装置において、
前記操舵角検出手段により検出される前記操舵角が略0°のとき前記ステアリングホイールの操舵が中断されると、前記操舵反力付与手段により付与される反力トルクが0となる操舵角を直進方向として車両の進行方向を算出することを特徴とするドライビングシミュレータ用操舵装置。 - 前記操舵反力付与手段は、前記操舵角検出手段により検出される前記操舵角が略0°のとき前記ステアリングホイールの操舵が中断されると、前記操舵反力付与手段により付与される反力トルクが0となる操舵角を基準として前記ステアリングホイールに反力トルクを付与する請求項1に記載のドライビングシミュレータ用操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007065429A JP2008225215A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | ドライビングシミュレータ用操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007065429A JP2008225215A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | ドライビングシミュレータ用操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008225215A true JP2008225215A (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=39843896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007065429A Pending JP2008225215A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | ドライビングシミュレータ用操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008225215A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009029399A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-02-12 | Toyota Central R&D Labs Inc | 操舵装置、操舵反力模擬装置、及び操舵反力設定方法 |
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-
2007
- 2007-03-14 JP JP2007065429A patent/JP2008225215A/ja active Pending
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