JP2008225194A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】なるべく簡単な工程により各色画像の位置ずれを検出することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】レジストレーションパターン121は、ブラックのマーク119Kのマーク群の基準位置と、イエローのマーク119Yのマーク群の基準位置と、マゼンタのマーク119Mのマーク群の基準位置と、シアンのマーク119Cのマーク群の基準位置とが全て一致するように設定されている。「基準位置」とは、各色ごとのマーク群の各マーク119との位置偏差の合算値が所定値となる位置である。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
例えば従来から、いわゆるタンデム方式の画像形成装置が知られている。これは、感光体が、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色ごとに設けられ、これらが用紙搬送用のベルトの周動方向に沿って配列された構成になっている。そして、各感光体が担持する各色画像をベルト上の用紙に転写するようになっている。
ところで、このようなタンデム方式の画像形成装置では、用紙に対する各色画像の形成位置がずれると、色ずれが生じたカラー画像が形成されてしまうため、各色画像の形成位置合わせが重要である。
そこで、特許文献1には、各色画像の形成位置ずれを検出し、これを補正する画像形成装置が開示されている。具体的には、この画像形成装置は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色パターンからなるレジストレーションパターン(位置合わせ用パターン)をベルト上に形成する。各色パターンは、複数のマークが上記周動方向に沿って配列されたものである。ベルト上における各色パターンを構成するマークの位置は、上記各色画像の位置ずれに応じて変化する。そこで、上記イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのうちある一色を基準色とし、各色マークの位置を検出する光学センサからの検出信号に基づき、上記基準色のパターンと他の色のパターンとの距離を測定し、この距離が所定の規定値に合致するかどうかを判断する。そして、合致しなければ各色画像の位置ずれが生じているとして、その補正を行う。
特開平11−327249号公報
ところが、上記特許文献1の画像形成装置では、各色画像の位置ずれを検出するために、少なくとも次の(1)から(4)の工程が必要となる。
(1)各色パターンを構成するマーク群それぞれの位置情報を得る。
(2)各色マーク群の位置情報から、当該各色マーク群の中心位置を算出する。
(3)上記中心位置を上記各色マーク群に対応する色パターンの位置とし、基準色のパターンと他の色のパターンとの位置偏差を算出する。
(4)上記位置偏差と規定値とに基づき各色画像の位置ずれを検出する。
従って、これらの4工程それぞれの誤差が各色画像の位置ずれの検出精度に影響を与え得る。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、なるべく簡単な工程により各色画像の位置ずれを検出することが可能な画像形成装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成装置は、画像データに基づき、複数色の画像を対象物上に形成可能な形成手段と、各色ごとに複数のマークを有し、同一色の各マークとの所定方向における位置偏差の合算値が所定値となる基準位置が、各色ともに一致するパターンのデータを、前記画像データとして前記形成手段に与える制御手段と、前記対象物上に形成された前記パターンの各マークの前記所定方向における位置を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき、前記各色ごとのマークの前記基準位置を算出する算出手段と、前記算出手段による前記基準位置に基づき前記形成手段における各色の画像形成位置を補正する補正手段と、を備える。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置であって、前記所定値はゼロである。
第3の発明は、第1または第2の発明の画像形成装置であって、前記複数色は、無彩色及び複数の有彩色を含み、前記検出手段は、受光素子を有し、前記マークの位置を、前記受光素子の受光量変化に基づき検出する構成とされ、前記無彩色のマークと隣り合うマークの数は、前記複数の有彩色のいずれについても同数である。
第4の発明は、第1から第3のいずれか一つの発明の画像形成装置であって、 前記各色ごとの複数のマークは、前記各色のマークを所定数ずつ含む複数のグループに分けられ、前記複数のグループは前記各色のマークの配列順が前記所定方向において互いに異なる。
第5の発明は、第4の発明の画像形成装置であって、前記所定方向において、前記グループ同士の間の距離は、同一グループ内における前記マーク同士の間の距離よりも長い。
第6の発明は、第4または第5の発明の画像形成装置であって、前記グループの数は、前記複数色の色数の整数倍である。
第7の発明は、第1から第6のいずれか一つの発明の画像形成装置であって、 前記パターンは、前記マークが前記所定方向に直交する方向において複数列配した構成となっている。
第8の発明は、第1から第7のいずれか一つの発明の画像形成装置であって、 前記パターンは、少なくとも第1パターン及び第2パターンを含み、前記第1パターンのマークと、前記第2パターンのマークとは、前記所定方向に対して互いに異なる傾きを有する。
<第1の発明>
形成手段に画像データとして与えられるパターンのデータは、各色ごとに複数のマーク(以下、「各色のマーク群」という。)を有するパターンのデータである。そして、各色のマーク群は、各色画像の位置ずれ(色ずれ)が生じていない状態において、互いに基準位置が一致するように設定されている。ここで、基準位置とは、同一色の各マークとの所定方向における位置偏差の合算値が所定値(ゼロを含む)となる位置である。そして、各色画像の位置ずれは、各色のマーク群同士の基準位置のずれとして直接的に現れる。
そうすると、各色画像の位置ずれを検出するためには、次の(1)から(3)の工程で済む。
(1) 対象物上に形成されたパターンの各マークの位置を検出する。
(2) 上記各マークの位置に基づき、各色のマーク群の基準位置を算出する。
(3) 各色のマーク群の基準位置に基づき各色画像の位置ずれを検出する。
従って、各色のマーク群の中心位置の位置偏差を算出する工程を必要とし、その位置偏差と所定の規定値とに基づき各色画像の形成位置のずれを検出する従来構成に対し、各色画像の位置ずれを検出するための工程を簡略化することができる。
<第2の発明>
基準位置は、各マークとの相対的な位置偏差の合算値が略ゼロになる中心的な位置であることが、算出処理において望ましい。
<第3の発明>
一般的に、有彩色マークに入射した光の反射特性と、無彩色マークに入射した光の反射特性とは大きく異なる。従って、本発明のように、有彩色のマーク群同士で、無彩色マークと隣り合う有彩色マークの数を同じにすることで、上記反射特性の相違による影響が一部の有彩色画像の位置検出に集中することを防止できる。
<第4の発明>
パターンは、各色のマーク群のマークを同数ずつ含む複数のグループについて、それぞれが含む各色パターンのマークの配列順が、所定方向において互いに異なる。従って、各色パターンのマークの配置は、上記所定方向においてほぼ均一にばらつくため、不均一の場合に比べて位置ずれ検出の精度を高めることができる。
<第5の発明>
パターンによっては、あるグループの最後に位置する無彩色マークの直後に、他のグループの最前に位置する無彩色マークが配列され得る。この場合、上記無彩色マーク同士の距離が近いと、例えばマークを光学センサで検出する構成において誤検出の原因となり得る。そこで、所定方向において、グループ同士の間の距離は、同一グループ内におけるマーク同士の間の距離よりも長くした。
<第6の発明>
本発明によれば、各色のマーク群のマークの配置のばらつきを、より確実に均一化できる。
<第7の発明>
パターンは、例えば、全マークを所定方向に沿って一列状に配置したパターンであってもよい。これに対して、本発明では、マークを所定方向に直交する方向において複数列(例えば2列)配したパターンとした。このようにすれば、全マークを一列状に配したパターンに比べて、位置ずれ検出精度の低下を抑制しつつ、パターンの上記所定方向における全長を短くすることができる。
<第8の発明>
対象物の所定方向だけでなく、それに直交する方向における色画像の位置ずれをも検出できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1〜図7を参照しつつ説明する。
(プリンタの全体構成)
図1は、本実施形態のプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における右側(右方)をプリンタ1の前側(前方)とする。
図1に示すように、プリンタ1(画像形成装置の一例)は、直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタであって、ケーシング3を備えている。ケーシング3の底部には供給トレイ5が設けられ、この供給トレイ5に、被記録媒体(例えば用紙などのシート材)7が積載される。
被記録媒体7は、押圧板9によってピックアップローラ13に向かって押圧され、ピックアップローラ13の回転によって、レジストローラ17へ送られる。レジストローラ17は、被記録媒体7の斜行補正を行った後、所定のタイミングで、被記録媒体7をベルトユニット21上へ送り出す。
画像形成部19は、ベルトユニット21、スキャナ部23、プロセス部25、定着器27などを備えている。なお、本実施形態では、スキャナ部23及びプロセス部25が「形成手段」の一例である。
ベルトユニット21は、一対の支持ローラ27,29の間に架設される無端のベルト31(対象物の一例)を備える。そして、ベルト31は、例えば後側の支持ローラ29が回転駆動することで図1の反時計回り方向に循環移動し、そのベルト31上に載せた被記録媒体7を後方へ搬送する。
なお、ベルトユニット21の下側には、ベルト31に付着したトナー(後述する濃度パッチP、追加パッチAも含む)、紙粉等を除去するためのクリーニングローラ33が設けられている。
スキャナ部23は、画像データに基づきオンオフ制御されるレーザ発光部(図示せず)を備え、各色画像毎のレーザ光Lを、それぞれの色に対応する感光ドラム37の表面に照射しつつ高速走査する。
プロセス部25は、ブラック,シアン,マゼンタ,イエローの各色に対応して4つ設けられている。各プロセス部25は、トナー(着色剤の一例)の色等を除いて同一の構成とされている。以下の説明において、色毎に区別する必要がある場合は各部の符号にK(ブラック),C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の添え字を付し、区別する必要がない場合は添え字を省略する。
各プロセス部25は、感光ドラム37、帯電器39及び現像カートリッジ41等を備えて構成されている。
現像カートリッジ41は、トナー収容室43、供給ローラ45、現像ローラ47および層厚規制ブレード49が設けられている。
トナーは、アジテータ51および供給ローラ45の回転により現像ローラ47に供給される。さらに、現像ローラ47上に供給されたトナーは、層厚規制ブレード49と現像ローラ47との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ47上に担持される。
感光ドラム37の表面は、帯電器39により一様に正帯電される。その後、スキャナ部23からのレーザ光Lにより露光されて、被記録媒体7に形成すべき各色画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ47上に担持されているトナーが、感光ドラム37の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム37の静電潜像は、各色ごとのトナー像として可視像化される。
その後、各感光ドラム37の表面に担持されたトナー像は、ベルト31によって搬送される被記録媒体7が、感光ドラム37と転写ローラ53との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ53に印加される負極性の転写バイアスによって、被記録媒体7に順次転写される。こうしてトナー像が転写された被記録媒体7は、定着器27に搬送される。
定着器27は、トナー像を担持した被記録媒体7を、加熱ローラ55及び加圧ローラ57によって搬送しながら加熱することにより、トナー像を被記録媒体7に定着させる。そして、熱定着された被記録媒体7は、排紙ローラ61により排紙トレイ63上に排出される。
(プリンタの電気的構成)
図2は、上述のプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。
プリンタ1は、CPU77、ROM79、RAM81、NVRAM(不揮発性メモリ)83、操作部85、表示部87、既述の画像形成部19、ネットワークインターフェイス89、光学センサ111等を備えている。
ROM79には、プリンタ1の動作を制御するための各種プログラムが記録されており、CPU77は、ROM79から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM81やNVRAM83に記憶させながら、プリンタ1の動作を制御する。
操作部85は、複数のボタンからなり、ユーザによって印刷開始の指示などの各種の入力操作が可能である。表示部87は、液晶ディスプレイやランプからなり、各種の設定画面や動作状態等を表示することが可能である。ネットワークインターフェイス89は、通信回線71を介して外部のコンピュータ(図示せず)等に接続されており、相互のデータ通信が可能となっている。
(位置ずれ補正処理)
タンデム方式のプリンタ1では、被記録媒体7に対する各色画像の形成位置(転写位置)がずれると、色ずれが生じたカラー画像が形成されてしまうため、各色画像の形成位置の合わせが重要である。そして、この色ずれを補正するための処理が位置ずれ補正処理である。
位置ずれ補正処理では、プリンタ1のCPU77が、例えばNVRAM83からレジストレーションパターン121(パターンの一例)のデータを読み出して画像データとして画像形成部19に与える。このとき、CPU77は、制御手段として機能する。このレジストレーションパターン121は、後述するように、上記4色それぞれの色の複数のマーク119が、ベルト31の移動方向(プリンタ1の前後方向)に沿って並んだものとなっている。画像形成部19は、上記レジストレーションパターン121を、ベルト31の表面に形成する。そして、CPU77は、次述する光学センサ111によってレジストレーションパターン121の各マーク119の位置を検出し、その検出結果に基づきずれ量を測定して、このずれ量を相殺するようにレーザ走査位置の補正を行うものである。ここで、レーザ走査位置とは、スキャナ部23が、各色に対応するレーザ光を、各感光ドラム37上に照射する副走査方向の位置であり、この位置を変えるには、スキャナ部23における各レーザ光の出射するタイミングを変えればよい。
1.光学センサ
光学センサ111は、図3に示すように、ベルト31の後側下方において1または複数台(本実施形態では例えば2台)設けられ、これら2台の光学センサ111が左右方向に並んで配置されている。各光学センサ111は、発光素子(例えばLED)113と受光素子(例えばフォトトランジスタ)115とを備える反射型のセンサである。具体的には、発光素子113は、ベルト31の表面に対して斜め方向から光を照射し、そのベルト31の表面からの反射光を受光素子115が受光する。発光素子113からの光が、ベルト31上に形成するスポット領域が、光学センサ111の検出領域となる。なお、ベルト31の移動方向において、上記検出領域の幅よりも、各マーク119の幅の方が狭い。
図4は、光学センサ111の回路図である。受光素子115からの受光信号S1は、受光素子115での受光量レベルが高いほど低いレベルとなり、受光量レベルが低いほど高いレベルとなる。そして、上記受光信号S1はヒステリシスコンパレータ117(比較回路の一例)に入力される。ヒステリシスコンパレータ117は、受光信号S1レベルを閾値(第1閾値TH1、第2閾値TH2)と比較し、この比較結果に応じてレベル反転する2値化信号S2を出力する。
2.無彩色マークと有彩色マークとの反射特性の相違に基づく問題点
図5は、上段には各色のマーク119が示され、下段には、各色のマーク119が上記検出領域に進入したときにおける受光信号S1の波形を示す。また、同図中、紙面左側がベルト31の移動方向である。
本実施形態のベルト31は、例えばポリカーボネート等を含んだ材料からなり、上記4色のいずれの色のトナーよりも反射率が高い。従って、図5に示すように、発光素子113からの光がベルト31の下地(マークが形成されていないベルト31の表面)に照射されているとき、受光信号S1レベルが最も低くなる。これに対して、発光素子113からの光がベルト31上に形成されたマーク119上に照射されると、受光素子115での受光量レベルが低くなり、受光信号S1レベルは高くなる。
ここで、上記4色のうち、シアン、マゼンタ、イエローが有彩色であり、ブラックが無彩色である。そして、特に、ブラックマーク119Kの反射率は、有彩色マーク119C,119M,119Yの反射率よりも低い。換言すれば、ブラックマーク119Kは、ベルト31との反射率の相違が大きく、有彩色マーク119C,119M,119Yはベルト31との反射率の相違が小さい。
従って、マークの形状、大きさ、濃度等が同一であるという条件下において、図5に示すように、ブラックマーク119Kからの反射光による受光信号S1(以下、単に「ブラックマーク119Kに対する受光信号S1」という。)の波形は、有彩色マーク119C,119M,119Yからの反射光による受光信号S1(以下、単に「有彩色マーク119C,119M,119Yに対する受光信号S1」という。)の波形に比べてピーク値が高く、且つ、時間軸方向において幅広になる。具体的には、ブラックマーク119Kに対する受光信号S1は、有彩色マーク119C,119M,119Yに対する受光信号S1に比べて約1.5倍程度のピーク値及び時間幅の波形を描く。
ここで、図5に示されたパターンは、全てマーク119同士の距離が一律Dに設定されている。本実施形態では、ブラックマーク119K及び有彩色マーク119C,119M,119Yを、共通の光学センサ111によって検出する構成であるから、ブラックマーク119Kと、そのブラックマーク119Kの直前または直後に位置する他のマーク(図5では、シアンのマーク119C及びイエローのマーク119Y)との距離が短いと、図5に示すように、イエローのマーク119Yに対する受光信号S1の波形同士の距離E1に比べて、ブラックのマーク119K及びその直前・直後のマーク(シアンのマーク119C、イエローのマーク119Y)に対する受光信号Sの波形同士の距離E2,E3の方が狭くなる。これにより、互いの受光信号S1の波形が干渉して波形が崩れてしまい、各マークの正確な位置検出を行うことができないおそれがある(図5のP1、P2箇所参照)。なお、CPU77は、例えば2値化信号S2の立下りエッジと立上りエッジとの中間位置(中間タイミング)を算出し、これを各マーク119の位置としている。
3.本実施形態のレジストレーションパターン
図6には、レジストレーションパターン121の全体が示されている。このレジストレーションパターン121は、副走査方向(上記ベルト31の移動方向)及び主走査方向(ベルト31の移動方向に直交する方向)における色ずれ量を検出するために使用される。なお、図6のレジストレーションパターン121は、副走査方向及び主走査方向のいずれの方向にも色ずれが発生していない正常時のものである。
レジストレーションパターン121は、各色ごとに複数のマーク119を有する。そして、ブラックのマーク119Kのマーク群の基準位置と、イエローのマーク119Yのマーク群の基準位置と、マゼンタのマーク119Mのマーク群の基準位置と、シアンのマーク119Cのマーク群の基準位置とが全て一致するように設定されている。ここで、「基準位置」とは、各色ごとのマーク群の各マーク119との位置偏差の合算値が所定値となる位置である。
具体的には、レジストレーションパターン121は、ブラックのマーク119K、イエローのマーク119Y、マゼンタのマーク119M、シアンのマーク119Cをそれぞれ1つずつ含んだクループGを複数(本実施形態では例えば4グループ)有している。各マーク119は、1対の棒状マークを有し、これら1対の棒状マークは、それぞれが上記主走査方向に沿った直線に対して同一の所定角度だけ傾き、同直線に対して線対称に配置されている。ここで、所定の一方向に沿った一方の棒状マーク群が第1パターンの一例であり、上記一方向とは異なる方向に沿った他方の棒状マーク群が第2パターンの一例である。
また、各マーク119は、互いに等間隔で配置されている。以下、上記4つのグループを、ベルト31の移動方向における先頭から順に、グループG1、グループG2、グループG3、グループG4という。これらのグループG1〜G4のマークの配列順は次のようになっている。
グループG1:ブラックのマーク119K、イエローのマーク119Y、マゼンタのマーク119M、シアンのマーク119C
グループG2:マゼンタのマーク119M、ブラックのマーク119K、シアンのマーク119C、イエローのマーク119Y
グループG3:イエローのマーク119Y、シアンのマーク119C、ブラックのマーク119K、マゼンタのマーク119M
グループG4:シアンのマーク119C、マゼンタのマーク119M、イエローのマーク119Y、ブラックのマーク119K
要するに、正常時におけるレジストレーションパターン121では、各色ごとのマーク群は、レジストレーションパターン121上におけるベルト31の移動方向(所定方向の一例)の中央位置X(図6で隣り合う2つのイエローのマーク119Yの中央位置)を基準に対称の位置関係で配置されている。そして、本実施形態では、上記基準位置は、各色ごとのマーク群の各マーク119との位置偏差(例えばベルト31の移動方向を正とする相対的に位置偏差)の合算値がゼロとなる位置とされている。従って、4色全てのマーク群の基準位置は、上記中央位置Xの1点で一致することになる。
4.位置ずれ補正処理
上記正常時に、CPU77から上述したレジストレーションパターン121のデータが画像形成部19に与えられると、やはり4色全てのマーク群の基準位置が中央位置Xの1点で一致したパターンがベルト31上に形成される。しかし、基準色(例えばブラック)の画像の形成位置に対して他の色画像の形成位置がずれた異常時には、ずれた色画像に対応するマーク群の基準位置が上記中央位置Xからずれることになる。そして、ブラック画像の形成位置に対する他の色画像の形成位置のずれ量は、ブラックのマーク群の基準位置に対する上記他の色のマーク群の基準位置のずれ量として直接現れる。
従って、CPU77は、図7に示す処理により各色画像の形成位置のずれ量を比較的簡単に検出することができる。CPU77は、S11でレジストレーションパターン121のデータを画像形成部19に与え、S12で光学センサ111からの2値化信号S2を取得する。次いで、S3で、光学センサ111からの2値化信号S2に基づき、各マーク119を構成する1対の棒状マークの位置を検出し、両棒状マークの中間位置を、各マーク119の位置とする。このとき、光学センサ111及びCPU77は、検出手段として機能する。
次に、S4で、各色のマーク群ごとに、それを構成する同一色の各マークとの相対的な位置偏差の合算値がゼロとなる基準位置を算出する。ここでは、各マーク群の中心的な位置(各マーク群について、ベルト31の移動方向において配置的なバランスがとれる支点となる重心的な位置)が、基準位置となる。そして、S5で、ブラックのマーク群の基準位置に対する他の色のマーク群の基準位置のずれ量を、そのままブラック画像の形成位置に対する他の色画像の形成位置の副走査方向のずれ量として検出する。そして、S6で、スキャナ部23における各色ごとに対応するレーザ光の出射するタイミングを、副走査方向の位置ずれ量に応じて調整することで、副走査方向における色ずれ補正を行う。このとき、CPU77は、算出手段及び補正手段として機能する。
また、CPU77は、各マーク119の両棒状マーク間の距離を検出する。次に、ブラックのマーク119K、イエローのマーク119Y、マゼンタのマーク119M、シアンのマーク119Cそれぞれについて、上記両棒状マーク間の距離の平均値を算出する。この各色マークごとの平均値を、主走査方向の位置ずれ量と判断する。そして、スキャナ部23における各色ごとに対応するレーザ光の出射するタイミングを、主走査方向の位置ずれ量に応じて調整することで、主走査方向における色ずれ補正を行う。
(本実施形態の効果)
従来構成では、正常時におけるレジストレーションパターンは、各色のマーク群の中心位置が互いに異なる位置とされたから、各色のマーク群同士の中心位置の偏差を示す規定値を予め設定しておく必要があった。従って、各画像の形成位置のずれ量を検出するためには、各色のマーク群の中心位置に加えて、上記規定値を加味する必要があった。
これに対して、本実施形態によれば、レジストレーションパターン121は、ブラックのマーク119Kのマーク群の基準位置と、イエローのマーク119Yのマーク群の基準位置と、マゼンタのマーク119Mのマーク群の基準位置と、シアンのマーク119Cのマーク群の基準位置とが全て一致するように設定されている。そして、各色画像の形成位置のずれ量は、各色のグループ群の基準位置のずれ量として直接現れる。従って、上記従来構成のような規定値を利用することなく各画像の形成位置のずれ量を検出できる。また、規定値を利用しない分だけ、規定値の設定誤差による影響を排除でき、各画像の形成位置のずれ量の検出精度を向上させることが可能となる。
更に、レジストレーションパターン121は、正常時において、各色ごとのマーク群が、レジストレーションパターン121上におけるベルト31の移動方向(所定方向の一例)の中央位置X(図6で隣り合う2つのイエローのマーク119Yの中央位置)を基準に対称の位置関係で配置されている。レジストレーションパターン121のデータの設定時に、各色のマーク群の基準位置を一致させることが比較的に容易になる。
また、レジストレーションパターン121は、プリンタ1のトナーの色数(4色)の整数倍(本実施形態では1倍)である4つのグループG1〜G4から構成されている。4つのグループG1〜G4は、それぞれ各色マーク119を1つずつ有する。そして、各グループG1〜G4で、ブラックのマーク119K、イエローのマーク119Y、マゼンタのマーク119M、シアンのマーク119Cの配列順が互いに異なる。これにより、各色ごとのマーク119が、ベルト31の移動方向において均一にばらつくため、不均一の場合に比べて形成位置のずれ検出の精度を高めることができる。
また、レジストレーションパターン121は、各有彩色のマーク群同士は、ブラック(無彩色)のマーク119Kと隣接するマークの数が同数になっている。具体的には、ブラックのマーク119Kと隣り合うイエローのマーク119Yの数も2つであり、ブラックのマーク119Kと隣り合うマゼンタのマーク119Mの数も2つであり、ブラックのマーク119Kと隣り合うシアンのマーク119Cの数も2つである。つまり、上述した隣接するブラックマーク119Kとの受光量波形の干渉による影響が、各有彩色のマーク群間で均一化されており、一有彩色のマーク群のみに影響が集中することを回避している。
<実施形態2>
図8は実施形態2を示す。前記実施形態1との相違は、レジストレーションパターンの構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
図8に示すように、本実施形態のレジストレーションパターン125は、ベルト31の移動方向における先頭から順に、グループG1、グループG2、グループG3、グループG4に分けられた複数のマーク119を有する。
これらのグループG1〜G4のマークの配列順は次のようになっている。
グループG1:イエローのマーク119Y、ブラックのマーク119K、マゼンタのマーク119M、シアンのマーク119C
グループG2:マゼンタのマーク119M、イエローのマーク119Y、シアンのマーク119C、ブラックのマーク119K
グループG3:ブラックのマーク119K、シアンのマーク119C、イエローのマーク119Y、マゼンタのマーク119M
グループG4:シアンのマーク119C、マゼンタのマーク119M、ブラックのマーク119K、イエローのマーク119Y
このような配列であっても、4色全てのマーク群の基準位置は、レジストレーションパターン125全体の中心位置X'の1点で一致することになる。しかし、このレジストレーションパターン125では、2つのブラックのマーク119Kが隣り合っており、受光量波形の干渉による影響が特に大きい。そこで、レジストレーションパターン125は、同一グループG内のマーク119の間の距離Dよりも、グループG同士の間の距離D'を大きくした。
<実施形態3>
図9は実施形態3を示す。前記実施形態1との相違は、レジストレーションパターンの構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
上記実施形態のレジストレーションパターン127は、上記実施形態1の図6に示すレジストレーションパターン121の各グループG1〜G4をベルト31の幅方向に2列に並べた構成になっている。具体的には、レジストレーションパターン127は、レジストレーションパターン121中のグループG1、G2がベルト31の左側に、グループG3、G4がベルト31の右側に配列されるようなパターンである。このような構成においても、4色全てのマーク群の基準位置は、レジストレーションパターン127全体の中心位置X"の1点で一致することになる。
本実施形態のように、光学センサ111を2つ備える構成では、レジストレーションパターン127のようにすれば、ベルト31上になるべく多くのマーク119を配置させることができ、位置ずれ検出の精度を高めることができる。
<実施形態4>
図10は実施形態4を示す。前記実施形態1との相違は、レジストレーションパターンの構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
各色のマーク群の基準位置を一致させたレジストレーションパターンは、上記各実施形態以外にも多々ある。例えば、図10に示すレジストレーションパターン129であってもよい。このレジストレーションパターン129は、ベルト31の移動方向における先頭から順に、グループG1、グループG2、グループG3、グループG4に分けられた複数のマーク119を有する。
これらのグループG1〜G4のマークの配列順は次のようになっている。
グループG1:マゼンタのマーク119M、ブラックのマーク119K、シアンのマーク119C、イエローのマーク119Y
グループG2:ブラックのマーク119K、イエローのマーク119Y、マゼンタのマーク119M、シアンのマーク119C
グループG3:イエローのマーク119Y、シアンのマーク119C、ブラックのマーク119K、マゼンタのマーク119M
グループG4:シアンのマーク119C、マゼンタのマーク119M、イエローのマーク119Y、ブラックのマーク119K
このような配列であっても、4色全てのマーク群の基準位置は、レジストレーションパターン129全体の中心位置Yの1点で一致することになる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、基準位置として、各マークとの位置偏差の合算値がゼロとなる点としたが、所定値はゼロである必要はない。但し、所定値をゼロにすれば、基準位置は各マーク群の中心的な位置となるから、レジストレーションパターンの設定が容易になる。
(2)上記各実施形態のレジストレーションパターンについて、受光量波形の干渉を防止するために、ブラックのマーク119Kと、それに隣り合うマーク119との距離を、隣り合う有彩色のマーク同士の距離よりも長くしてもよい。
(3)上記各実施形態において、各マーク119を構成する1対の棒状マークについて、第1パターンの棒状マーク群と第2パターンの棒状マーク群とで別々に、基準位置を合わせる方が隣接するマーク119との間隔を短くすることができるため、レジストレーションパターンの全長を短くしやすい。また、第1パターンの棒状マーク群と第2パターンの棒状マーク群とで個別に基準位置を算出する構成であってもよい。
(4)「対象物」(パターンが形成されるもの)として、上記実施形態では、被記録媒体搬送用のベルト31であったが、そのベルト31によって搬送される被記録媒体7(用紙やOHPシートなどのシート材)であってもよい。また、画像形成装置が中間転写方式を採用したものであれば、像担持体に形成された現像剤像を、直接担持する中間転写ベルトであってもよい。
(5)上記実施形態では、画像形成装置として、直接転写方式のカラーレーザプリンタを示したが、本発明は、例えば中間転写方式のレーザプリンタ等にも適用することができ、さらにはインクジェット方式のプリンタにも適用することができる。また、着色剤を2色、3色或いは5色以上有するプリンタであってもよい。
本発明の実施形態1に係るプリンタの概略構成を示す側断面図 プリンタの電気的構成を示すブロック図 光学センサ及びベルトの斜視図 光学センサの回路図 各色パターンと受光信号の波形との関係図(その1) レジストレーションパターンの模式図 位置ずれ補正処理を示すフローチャート 実施形態2のレジストレーションパターンの模式図 実施形態3のレジストレーションパターンの模式図 実施形態4のレジストレーションパターンの模式図
符号の説明
1…プリンタ(画像形成装置)
23…スキャナ部(形成手段)
25…プロセス部(形成手段)
77…CPU(制御手段、検出手段、補正手段、算出手段)
111…光学センサ(検出手段)
115…受光素子(受光手段)
119K…無彩色マーク(第1マーク)
119C,119M,119Y…有彩色マーク(第2マーク)
121,125,127,129…レジストレーションパターン(パターン)

Claims (8)

  1. 画像データに基づき、複数色の画像を対象物上に形成可能な形成手段と、
    各色ごとに複数のマークを有し、同一色の各マークとの所定方向における位置偏差の合算値が所定値となる基準位置が、各色ともに一致するパターンのデータを、前記画像データとして前記形成手段に与える制御手段と、
    前記対象物上に形成された前記パターンの各マークの前記所定方向における位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づき、前記各色ごとのマークの前記基準位置を算出する算出手段と、
    前記算出手段による前記基準位置に基づき前記形成手段における各色の画像形成位置を補正する補正手段と、を備える画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記所定値はゼロである。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記複数色は、無彩色及び複数の有彩色を含み、
    前記検出手段は、受光素子を有し、前記マークの位置を、前記受光素子の受光量変化に基づき検出する構成とされ、
    前記無彩色のマークと隣り合うマークの数は、前記複数の有彩色のいずれについても同数である。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記各色ごとの複数のマークは、前記各色のマークを所定数ずつ含む複数のグループに分けられ、前記複数のグループは前記各色のマークの配列順が前記所定方向において互いに異なる。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記所定方向において、前記グループ同士の間の距離は、同一グループ内における前記マーク同士の間の距離よりも長い。
  6. 請求項4または請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記グループの数は、前記複数色の色数の整数倍である。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記パターンは、前記マークが前記所定方向に直交する方向において複数列配した構成となっている。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記パターンは、少なくとも第1パターン及び第2パターンを含み、前記第1パターンのマークと、前記第2パターンのマークとは、前記所定方向に対して互いに異なる傾きを有する。
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