JP2008223955A - 油圧クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性が高く、簡単な構成で組立て容易な油圧クラッチを提供する。
【解決手段】主クラッチ1は、入力側の第1の軸8と、出力側の第2の軸10に亘って設けられており、第1の軸8には、クラッチハブ2がスプライン係合され、第2の軸10には、クラッチドラム10がスプライン係合される。クラッチドラム3のクラッチボス3aには、クラッチハブ2と同素材からなるストッパ部材6がスプライン係合され、クラッチドラム3と一体回転している。ストッパ部材6は、クラッチドラム3とクラッチハブ2とが近接すると、クラッチハブ2のハブボス2aと当接し、摩擦摺動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラクタ等の作業車輌に搭載される変速装置の油圧クラッチに係り、詳しくは、クラッチドラム及びクラッチハブに設けられた多数の摩擦板の圧接操作によってエンジンからの動力を断接する油圧クラッチに関する。
従来、エンジンからの動力を断接する主クラッチにおいて、ベアリングによってクラッチドラム及びクラッチハブの軸方向移動を規制する多板式油圧クラッチが案出されている(特許文献1参照)。
該油圧クラッチは、入力側の軸と、出力側の軸と、の2つの軸の間に介在して構成されており、入力側の軸にはクラッチドラムがスプライン係合され、出力側の軸にはクラッチハブがスプライン係合されている。上記2つの軸には、それぞれボールベアリングが固定されており、クラッチドラム及びクラッチハブは、互に離間する方向の軸方向移動を該ボールベアリングによって規制されている。
また、クラッチドラムのボス部は、クラッチハブに向かって延設されており、ニードルベアリングを介して出力側の軸にも嵌挿されている。該クラッチドラムのボス部の外周と、クラッチハブの内周との間には近接移動防止用のボールベアリングが固定されており、クラッチドラム及びクラッチハブは該ボールベアリングによって互に近接する方向の軸方向移動が規制されている。
特開昭63−152727号報
上記のような構成によると、クラッチドラム及びクラッチハブの過度の軸方向移動を規制することが出来るが、主クラッチ装置の構造が複雑になると共に、組立て作業が難しく、作業効率が低下していた。
そこで本発明は、クラッチドラム及びクラッチハブの軸方向の移動を簡単な構成で規制すると共に、組立て容易な油圧クラッチを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、同軸上にかつ対向配置された第1の軸(8)及び第2の軸(10)に、クラッチハブ(2)及びクラッチドラム(3)の一方がそれぞれスプライン(2d,3d)係合により配置され、これらクラッチハブ(2)及びクラッチドラム(3)の間に多板からなる摩擦板(5)を介在し、かつ前記クラッチドラム(3)に油圧アクチュエータ(14)を配置して、該油圧アクチュエータ(14)への油圧の給排により前記第1及び第2の軸(8,10)との間で動力を断接する油圧クラッチ(1)において、
前記クラッチハブ(2)及びクラッチドラム(3)は、前記第1の軸又は第2の軸(8,10)にそれぞれ係合するスプライン(2d,3d)を有するボス部(2a,3a)を有すると共に、これら両ボス部(2a,3a)の一端を互に対向して配置し、
前記両ボス部(2a,3a)のいずれか一方に、前記両ボス部(2a,3a)の対向する空間(11)に位置して前記クラッチハブ(2)及び前記クラッチドラム(3)の互に近づく方向の軸方向移動を規制するストッパ部材(6)を装着した、
ことを特徴とする油圧クラッチにある。
請求項2に係る発明は、前記ストッパ部材(6)は、前記両ボス部(2a,3a)の一方にスプライン係合(2d,3d)により装着されると共に、前記両ボス部(2a,3a)の他方を有するクラッチハブ(2)又はクラッチドラム(3)と同じ材料で形成されてなる、
請求項1記載の油圧クラッチにある。
請求項3に係る発明は、前記油圧クラッチ(1)は、作業車輌の走行変速装置(A)の入力側軸(8)と出力側軸(10)との間に設けられ、前記走行変速装置(A)を変速する際に断接制御されてなる、
請求項1又は、2記載の油圧クラッチにある。
請求項1に係る本発明によると、クラッチドラムがストッパ部材にて軸方向移動量が規制されるため、油圧アクチュエータのピストン部材又はクラッチドラムが過度に軸方向に移動してシールリングが外れて油圧漏れを生じる事を防止でき、対向する第1及び第2の軸間にスプライン係合により容易に組立て・配置することが可能な油圧クラッチでありながら、油圧クラッチの機能を確実にして信頼性を向上することができる。
請求項2に係る本発明によると、ストッパ部材は、両ボス部の一方と一体に回転するように装着され、当接して摺接する側のボス部を有するクラッチハブ又はクラッチドラムと同じ材料からなるので、摩擦摺接する両部材が同じ硬度からなり、早期に摩耗が進行することを防止できる。
請求項3に係る本発明によると、上記油圧クラッチを作業車輌の走行変速装置に適用して、変速装置の組立て性を良好にすると共に、信頼性も向上し、かつ安価な走行変速装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図2は、本実施形態に係る作業車輌の走行変速装置Aの断面を示したものである。なお、説明の便宜上、図中左側の伝動上流を前方、図中右側の伝動下流を後方という。
図2において、20は、エンジンからの動力を出力軸21に設けた出力ギヤ21aを介して動力伝達する主変速装置であり、該主変速装置20と、前後進切換え装置40と、の間にはエンジンからの動力伝達を断接する主クラッチ1が配置されている。また、前後進切換装置40と隣接して副変速装置50が配設され、後輪車軸57へと動力伝達される。一方、前輪にはミッションケース16底部に開口した開口部を閉塞するケーシング3に設けられた前輪動力取出し装置30によって動力伝達がなされる。
主変速装置20は、出力ギヤ21aと噛合する伝達ギヤ22aを前端に設けた主軸22と、内径側において該主軸22と軸方向平行に設けられた第1の軸8と、を有している。
主軸22には、4つの伝動比の異なる主変速駆動側のギヤ22b,22c,22d,22eを備えており、第1の軸8に設けられた伝動比の異なる4つの主変速従動側のギヤ23a,23b,23c,23dと噛合する。該従動側のギヤの間(ギヤ23aと23ギヤbとの間、ギヤ23cと、ギヤ23dとの間)には、常時噛合い式(シンクロメッシュ方式)のシフト部材24,25が介装されている。該シフト部材24,25によって、上記4つの従動側ギヤ23a,23b,23c,23dは、選択的に1つのギヤが連動状態とされる。
主変速装置20と、前後進切換装置40との間には、主クラッチ1が設けられており、第1の軸8後端に配設されたクラッチハブ2と、後述する前後進切換装置40の第2の軸10前端に配設されたクラッチドラム3と、に設けられた摩擦部材5をピストン4により係合することによって、エンジンからの動力を断接する。
主クラッチ1と隣接する前後進切換装置40は、第1の軸8と同軸上に設けられた第2の軸10と、内径側において第2の軸10と軸方向平行に設けられた後進用アイドル軸42と、外径側において第2の軸10と軸方向平行に設けられた前後進軸43とを有している。
第2の軸10には、ギヤ41a、41bが設けられており、ギヤ41aは、後進用アイドル軸42に嵌挿された後進用伝達ギヤ42aと噛合し、該後進用伝達ギヤ42aは、前後進軸43に嵌挿された後進用ギヤ43aと噛合する。また、第2の軸10のギヤ41bは、前後進軸43に嵌挿された前進用ギヤ43bと噛合する。
前進用ギヤ43bと後進用ギヤ43aとの間には、シフト部材44が介装されており、前進用ギヤ43bか、後進用ギヤ43aか、のどちらか一方のみが選択的に連動状態とされる。
前後進切換装置40の後方には、副変速装置50が設けられており、前後進軸43と同軸上かつ後方に配設される副変速軸51と、内径側において副変速軸51と軸方向平行に設けられている伝動軸52と、伝動軸52の後端と連結している連動軸53とを有している。
副変速軸51には、副変速ギヤ51a、51bが設けられており、副変速ギヤ51a,51b間にはシフト部材56が介装されている。副変速ギヤ51a、51bは、伝動軸52に嵌挿されているギヤ52a,52bと噛合し、シフト部材56によってどちらか一方の副変速ギヤ51a,51bが、ギヤ52a,52bと選択的に係合される。
また、連動軸53に設けられたギヤ53a,53bは、外径側において連動軸53と軸方向平行に配設された切換え軸54に回転自在に嵌挿された超低速用ギヤスリーブ61a、ベアリングを介して切換え軸54に回転自在に設けられたギヤ54cと噛合するように設けられている。
切換え軸54には、超低速用ギヤユニット60の超低速用ギヤスリーブ61a、ギヤ54cの他に、切換え軸54に固定された前輪駆動用ギヤ54b,クイックターン用ギヤスリーブ54a及び該クイックターン用ギヤスリーブ54aと一体に設けられた小径の切換え軸駆動用ギヤ54dが設けられている。
外径側において切換え軸54と軸方向平行に設けられたファイナル軸55には、超低速用ギヤ61b、後輪駆動用ギヤ55a及び伝動ギヤ55bが備わっている。超低速ギヤ用61bと、後輪用駆動ギヤ55aとの間には、シフト部材57が介装されており、後輪駆動用ギヤ55aもしくは、超低速用ギヤ61bを選択的に連動状態にし、ベベルギヤ58を介して後輪駆動軸59に動力伝達している。また、シフト部材57が中立位置にある場合、各ギヤ55a,61bは、ファイナル軸55に対して空転している。伝動ギヤ55bは、切換え軸54の切換え軸駆動用ギヤ54dと噛合しており、切換え軸54をファイナル軸55と連動して回転させる。
一方、前輪動力取出し装置30は、内径側において切換え軸54と平行に前方へと延設された前輪駆動軸31を有している。該前輪駆動軸31には、前輪動力取出し用のギヤ54a,54bと噛合するクイックターン用ギア32cと、通常、連動状態にある標準用ギヤ32dと、が標準用油圧クラッチC1及びクイックターン用油圧クラッチC2を介して設けられている。
次に本発明の要部である主クラッチについて説明する。
図1に示すように、主クラッチ1は、エンジン(不図示)からの動力を伝達する入力側の第1の軸8と、出力側の第2の軸10とに亘って設けられており、クラッチハブ2と、多数の内摩擦板5a及び外摩擦板5bからなる多板摩擦板5と、これらの摩擦板5を断接する油圧アクチュエータ14とを備える。該油圧アクチュエータ14は、クラッチドラム3と、ピストン4と、リターンスプリング7を有しており、これらにより作動油室cを構成している。
クラッチドラム3は、第2の軸10を被覆するように円筒状に設けられたドラムボス部3aと、該ドラムボス部3aの中央近傍から外周側に延設されたフランジ状のドラムフランジ部3cと、ドラムフランジ部3cの外周からドラムボス部3aよりも長く前方へ延設されたドラム部3bからなる。
ドラムボス部3aの内周面には、スプライン3dが形成されており、第2の軸10とスプライン係合している。また、該ドラムボス部3aの外周面と、ドラム部3b及びドラムフランジ部3cの内周面と、によってシリンダが形成されている。
ピストン4は、クラッチドラム3のドラム部3bの内周面と略々同じ形状をしており、上記シリンダに内包されている。該ピストン4は、シリンダにシーリング材15a,15bを介して油密状に嵌合されており、シリンダと、ピストン4の背面とで作動油室cが構成されている。また、該作動油室cの対向側には、リターンスプリング7が配設されており、ピストン4を常に摩擦部材5から離間させる方向へと付勢している。
クラッチハブ2は、第1の軸8を被覆するように円筒状に構成されたハブボス部2aと、該ハブボス部2a後端から外周側に延設されたフランジ状のハブフランジ部2cと、ハブフランジ部2cの外周側から後方へと延設されたハブドラム部2bとからなる。該ハブボス部2aの内周面には、スプライン部2dが形成されており、第1の軸8とスプライン係合している。
また、ハブボス部2aはその前端において第1の軸8にスナップリング12aにより固定されたボールベアリング12と当接しており、クラッチハブ2は、該ボールベアリング12と、ハブボス2aと、が当接することにより、軸方向前方(クラッチハブ2と、クラッチドラム3が互に離間する方向)への移動を規制されている。
一方、クラッチドラム3の後方にもスナップリング13aによって第2の軸10に固定されたボールベアリング13が設けられており、ドラムボス部3aの後端と、該ボールベアリング13とが当接することによってクラッチドラム3の軸方向後方(クラッチハブ2と、クラッチドラム3が互に離間する方向)への移動を規制している。
上記、第1の軸8と、第2の軸10との間には、所定の空間11が空いており、クラッチハブ2のハブボス部2aと、クラッチドラム3のドラムボス部3aとが対向して突出していると共にストッパ部材6が配置されている。該ストッパ部材6は、フランジ部6aとボス部6bとが一体に形成されてなり、ボス部6bの外周に形成されたスプライン6dが前記ドラムボス部3aのスプライン3dに嵌合してクラッチドラム3と一体に回転する。また、該ストッパ部材6は、軸方向に一定の厚さを有するフランジ部6aが、クラッチハブ2のハブボス部2aと当接することによって、クラッチハブ2及びクラッチドラム3が互に近接する方向に軸方向移動することを規制している。
更に、ストッパ部材6はクラッチハブ2と同素材(本実施例においては浸炭材)から出来ており、クラッチドラム3は、クラッチハブ2と異なった部材(本実施例においては鋳物(FC材))から構成されている。そのため、クラッチハブ2とクラッチドラム3との軸方向移動によって、ハブボス部2aと、ストッパ部材6とが摩擦摺動しても同素材からなるため、均等に摩耗し、早期の摩耗を防止すると共に、異なる素材からなるドラムボス部3aがハブボス部2aと摩擦摺動し、偏摩耗することを防止している。
また、主クラッチ1は、外部で主クラッチ1を組立ててから、該主クラッチ1に第1の軸8及び第2の軸10を嵌挿して組立てる他に、クラッチドラム3、ピストン4等を後部アッシー18として1つのユニットとして構成し、第1の軸にクラッチハブ2を組付けた後に、後部アッシー18をクラッチハブ2に組付け、最後に第2の軸10を後部アッシー18に嵌挿することによって組立てることも出来る。
なお、ストッパ部材6は、クラッチハブ2と同素材としたが、自己潤滑材を用い、ハブボス部2aと、ストッパ部材6との間を潤滑するように構成しても良く、クラッチハブ2と同程度の硬度の素材としても良い。
以下に本発明に係る油圧クラッチの作用について説明する。
主クラッチ1は、作業油室cに圧力室a,油孔bを介してオイルポンプ(不図示)からの圧油が供給されると、ピストン4が該作業油室cの油圧に従って、摩擦部材5を押圧し、エンジンからの動力を第1の軸8から第2の軸10へと動力伝達する。
クラッチドラム3は、作業油室cに圧油が供給されると反力を受け、第2の軸10上をスプライン3dに沿って、クラッチハブ2へ近づく方向に移動する。そのまま、作業油室cに圧油が供給され続けるとクラッチドラム3はクラッチハブ2へと近接していき、ストッパ部材6と、クラッチハブ2のハブボス部2aとが当接し、摩擦摺動する。
クラッチドラム3の軸方向移動は、ストッパ部材6が、ハブボス部2aと当接することによって規制され、このときクラッチハブ2は、第1の軸8に固定されているボールベアリング12と当接することによって、軸方向移動を規制されている。
また、主クラッチ1が切断され、作業油室cの油圧が排出されると、クラッチドラム3は、その反力で第2の軸10上をスプライン3dに沿って、クラッチハブ2と離間する方向に移動する。このとき、クラッチドラム3は、第2の軸10に固定されたボールベアリング13と当接することによって軸方向移動が規制される。
上記のように主クラッチ1を構成したため、クラッチドラム3及びクラッチハブ2が近接する方向に移動すると、ストップ部材6と、ハブボス部2aとが当接し、クラッチドラム3の過度な軸方向の移動を防止することができると共に、該クラッチドラム3の過度な軸方向の移動によって、シールリング15cが外れ、圧力室aから油圧が漏れることも防止することができる。
また、該ストッパ部材6はクラッチハブ2と同素材から構成されているので、ストッパ部材6と、クラッチハブ2との摩擦摺動によって早期に摩耗が進行することを防止することができ、硬度の違う素材からなるクラッチドラム3と、クラッチハブ2とが摩擦摺動することによって、一方が偏摩耗することも防止することができる。
更に、簡単な構成で、クラッチドラム3及びクラッチハブ2の軸方向の移動を規制することができ、組立て作業も容易となる。
本発明に係る主クラッチの要部拡大断面図。 本発明に係る動力伝達装置の断面図。
符号の説明
1 油圧クラッチ(主クラッチ)
2 クラッチハブ
2a ハブボス部
2d ハブスプライン部
3 クラッチドラム
3a ドラムボス部
3d ドラムスプライン部
5 摩擦部材
6 ストッパ部材
8 第1の軸
10 第2の軸
11 空間
14 油圧アクチュエータ
A 走行変速装置

Claims (3)

  1. 同軸上にかつ対向配置された第1の軸及び第2の軸に、クラッチハブ及びクラッチドラムの一方がそれぞれスプライン係合により配置され、これらクラッチハブ及びクラッチドラムの間に多板からなる摩擦板を介在し、かつ前記クラッチドラムに油圧アクチュエータを配置して、該油圧アクチュエータへの油圧の給排により前記第1及び第2の軸との間で動力を断接する油圧クラッチにおいて、
    前記クラッチハブ及びクラッチドラムは、前記第1の軸又は第2の軸にそれぞれ係合するスプラインを有するボス部を有すると共に、これら両ボス部の一端を互に対向して配置し、
    前記両ボス部のいずれか一方に、前記両ボス部の対向する空間に位置して前記クラッチハブ及び前記クラッチドラムの互に近づく方向の軸方向移動を規制するストッパ部材を装着した、
    ことを特徴とする油圧クラッチ。
  2. 前記ストッパ部材は、前記両ボス部の一方にスプライン係合により装着されると共に、前記両ボス部の他方を有するクラッチハブ又はクラッチドラムと同じ材料で形成されてなる、
    請求項1記載の油圧クラッチ。
  3. 前記油圧クラッチは、作業車輌の走行変速装置の入力側軸と出力側軸との間に設けられ、前記走行変速装置を変速する際に断接制御されてなる、
    請求項1又は、2記載の油圧クラッチ。
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