JP2008222217A5 - - Google Patents

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ワッシャ・ブシュ、車両のキャビン・サスペンション、及びそのようなワッシャ・ブシュの使用
本発明は、連結手段を介して回動可能に連結され、穴又は空洞を通って延び、2つの構成要素を通って延びるシャフトを取り囲む2つの構成要素の間に設けられるようになされた、穴又は空洞を有する円盤型ワッシャとして設計された、ゴム素材のワッシャ・ブシュに関する。また、本発明は、そのようなワッシャ・ブシュを備えた車両のキャビン・サスペンションと、そのようなワッシャ・ブシュの使用とに関する。
公道で運転してよい車両の全長を制限する法令が、世界の多くの地域で施行されている。同時に、商用車のユーザは、できる限り大きな積載物を輸送できることを希望している。したがって、商用車の製造業者は、荷台又は荷室をできるだけ長くすることが可能となるように、車両のキャビンをできるだけ短くすることを強く望んでいる。これにより、車両のボデーの内部で利用できる空間が、車両の一部である様々な構成要素のために制限されることとなり、より具体的には、商用車の前部ハッチと、車両へのキャビンの取付具、及び車両のシャシに対するそのサスペンションを構成する装置との間の距離が短くなることとなる。
商用車のキャビンをそのシャシに取り付けるための装置が、例えばサスペンション、衝撃吸収、振動抑制、及び振動減衰などの、運転の際の高い快適性の実現を特に目的として、多くの機能を果たし、多くの構成要素から構成される。より具体的には、シャシの前方キャビン・サスペンション取付箇所と、キャビンの振動の制止装置のリンク上のフォークの内面への接触面との間に、1つ又はいくつかの円盤型ゴム・ブシュが存在する。同ブシュが、エンジン及びホイールのサスペンションを含む源部から発生する、商用車の進行方向に垂直な方向での水平振動から、キャビンを遮断することが意図され、これが、本発明の目的となる。
車両のキャビン、及び車両のキャビンの前部ハッチは、ばね付き及び可動式の態様でシャシに装着され、したがって、前部ハッチの内面が、ばね、制振装置、及びこれらの取付装置などのシャシの様々な部分などと近接する位置で金属対金属の衝突又は磨耗が発生し得る。この磨耗は、騒音、表面加工の磨耗、及び腐食を引き起こす可能性がある。
キャビン・サスペンション用のストッパのいくつかの異なる設計が、WO 00/47455、WO 98/54044、及び米国特許第1481130 A1号の特許の中で説明される。前部ハッチとキャビン・サスペンションとの間の磨耗を回避する又は軽減する従来の方法のひとつは、1つ又はいくつかのゴム素材のストッパをそれらの部品の1つの上に設置することであり、これらのストッパは2つの金属面が互いに接触するようになるのを防ぐような位置に存在する。しかし、これらのストッパは、商用車の製造コストを増加させ、特にそれらは、ストッパが構成する余分な構成要素を設置するコストだけでなく、予備部品の保管及びシステムの維持管理のコストを増加させる
本発明の1つの目的は、商用車の製造の際に、いかなる追加の構成要素又はいかなる追加の組立ステップも要さない態様で、商用車上の前部ハッチとキャビン・サスペンションとの間にストッパの機能を提供することである。これは、添付の特許請求の範囲の中に記載される特徴によって実現される。
本発明の一考察によれば、サイド・ブシュ、シャシの振動からキャビンを既知の態様で絶縁する目的で設計される。また、移動中の前部ハッチがキャビン・サスペンション取付具又はキャビン・サスペンション取付具に連結された任意の他の構成要素接触するのを防ぐように、関連するサイド・ブシュの一部が関連するキャビン・サスペンション取付具の前方延在部を有する態様で、サイド・ブッシュがシャシ用の前方キャビン・サスペンション取付具と、対応するキャビンの振動の制止装置用の取付具とに接触させられる。前記前部ハッチ用のストッパが、この設計によって得られる。
また、本発明は、キャビン・サスペンション中の又はシャシ上の他の位置で接触させられるワッシャ・ブシュを同じ方法で設計することによって実現されるだろう
本発明の他の特徴及び利点が、特許請求の範囲と、以下の実施例の説明とにより明らかにされるだろう
本特許出願において、「ワッシャ・ブシュ」という用語は、構成要素の1つにおける振動が第2の構成要素へ伝達されるのを防ぐために、2つの構成要素間に設置され、その最大面積を構成する2つの面が各構成要素に向けられ各構成要素と接触する、ゴムの円盤型減衰手段を示すために使用される。また、ワッシャ・ブシュの1つの目的は、泥及び水分が前記構成要素間に侵入することが不可能となるように密閉することであってよい。「サイド・ブシュ」という用語は、上述のワッシャ・ブシュを示すために使用される。また、サイド・ブッシュは、前記構成要素を絶縁することが意図されている。これは、進行方向を有する車両において2つの構成要素間に設置され、車両の進行方向に垂直に、すなわち車両の進行方向に対して側方に、水平面内で振動又は運動が生じているためである。本説明において、「ゴム」という用語は、ポリウレタン、ラテックス、及びシリコン・ゴムなどの発泡形態又は固体形態で、植物から又は合成製造により得られる、弾性のゴム様材料を示すために使用される。
図1及び図2は、キャビンの振動用の前部制振装置上のサイド・ブシュが、ストッパとして機能するよう設計される実施例の一例を示す。特に、図2は、キャビン・タワー14内の、軸受を備える開口12を有するばね取付具10を示す。キャビン・サスペンションばね16はばね取付具10に連結され、次いでそのばねは図面には示されていない車両キャビンに連結するためのトーピード取付具(torpedo fixture)50に連結される。トーション・ロッド20、リンク22、及びフォーク24から構成される制振装置18は、フォーク24がばね取付具10を取り囲むとともに継手の回転軸をも構成するボルト26によりばね取付具10と一体化されるような態様で、ばね取付具10に回動可能に連結される。開口12に向いて放射状に生じる振動に関して、制振装置18からばね取付具10を絶縁するために、ばね取付具の軸受を備える開口12内に配置され、かつ軸受を備える開口の内面に接触するボルト26のシャフト27の一部の周囲にカラー付きブシュ28が配置される。ワッシャ・ブシュ34、フォークの関連する脚部の内面30と、ばね取付具の側部32との間に配置される。このワッシャ・ブシュは、サイド・ブシュを構成する。サイド・ブシュ34の外径は、フォークの脚部の内面30の寸法に適合されておらず、またばね取付具の側部32の寸法にも適合されていない。その代わりに、その外縁部36が、キャビン・サスペンション又はシャシの一部である任意の他の構成要素よりも、前部ハッチ38(図3を参照)へより近接して配置されるように、外径が選択されている。このことは、完全な図面から抜粋された、図1の拡大部分の中に明確に示されている
ワッシャ・ブシュ34は、図に示されるように環形である必要はなく、他の形態で構成されてもよい。例えば、前部ハッチ38の方向へ突出する部分を有してよい。また、ワッシャ・ブシュ34は、制振装置用のサイド・ブシュとして設置される必要はなく、これは、ワッシャ・ブシュの設置の必要がある本質的に任意の他の箇所に、及び2つの面の間に衝突又は磨耗の危険性がある本質的に任意の他の箇所に設置されてよい。
上述の詳細な説明は、理解を容易にすることを主に意図され、本発明のいかなる不要な限定も、詳細な説明から導き出されない。本説明を考察する場合に当業者には明らかである修正形態が、本発明の構想又は添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、実施されるだろう
本発明によるワッシャ・ブシュを備えるキャビン・サスペンションと、ワッシャ・ブシュを示す拡大された部分との、正面及び上方からの斜視図である。 部品が分離されている状態の、図1に対応する図である。 図のいくつかの部分が取り除かれた、本発明によるワッシャ・ブシュを有するキャビン・サスペンションの概略側面図である。
10 ばね取付具
12 開口
14 キャビン・タワー
16 キャビン・サスペンションばね
18 前部制振装置
20 トーション・ロッド
22 リンク
24 フォーク
26 ボルト
27 シャフト
28 カラー付きブシュ
30 脚部の内面
32 ばね取付具の側部
34 ワッシャ・ブシュ
36 外縁部
38 ハッチ
50 トーピード取付具

Claims (6)

  1. 開口又は空洞を有する円盤形のワッシャとして設計されたゴム素材のワッシャ・ブッシュ(34)であって、前記ワッシャ・ブッシュ(34)は、連結手段によって互いに回動可能に連結された、シャフト(27)を包囲する2つの構成要素(10、18)の間に取り付けられ、前記シャフト(27)は前記開口又は前記空洞を貫通するとともに前記2つの構成要素(10、18)を貫通し、
    前記ワッシャ・ブッシュは、前記構成要素(10、18)の外部まで突出して、前記連結手段で連結された前記構成要素(10、18)に対して相対的に動く表面(38)に対するストッパとして働き、
    前記ワッシャ・ブシュは、商用車のキャビンの前部制振装置(18)に連結されるべきものであり、前記相対的に動く表面が、前記商用車のキャビンに付された前部ハッチ(38)であることを特徴とする、ワッシャ・ブシュ(34)。
  2. ワッシャ・ブシュ(34)は、発泡ポリウレタン・プラスチックで作られている、請求項1に記載のワッシャ・ブシュ。
  3. ワッシャ・ブシュ(34)は、前記シャフトの直径に比べて若干大きな内径と、その外縁部によって、連結された前記構成要素が前記可動面に接触するのを防ぐように十分に大きな外径とを有する環形である、請求項1又は請求項2に記載のワッシャ・ブシュ。
  4. 回動可能に連結された前記連結手段はボルト締め連結手段であり、前記シャフトは前記連結手段のボルト・シャフトである、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のワッシャ・ブシュ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のワッシャ・ブシュ(34)を設けた、車両キャビン・サスペンション。
  6. 前部制振装置(18)と車両のキャビンの前部ハッチ(38)との間のストッパとしての、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のワッシャ・ブシュの使用。
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