JP2008221380A - スライサ - Google Patents

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Morinori Taniguchi
守紀 谷口
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Abstract

【課題】回転刃を用いずに被処理物を切り残しなくスライス片を効率よく得ることができ、また被処理物を叩き切ることもできるスライサーを提供する。
【解決手段】クランク機構5により一点を中心として揺動させ得る揺動部材6に、この揺動部材6に対してシリンダ7により前後方向にスライドさせ得るスライドベース8を設ける。このスライドベース8に前後方向に長い刃物2を取り付ける。このスライドベース8の側方に、後方に行くに従って徐々に低くなる円弧状のガイド部材9を配置し、前記スライドベース8に備えられているコロ8aをこのガイド部材9に係合させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転刃を用いないで包丁のように刃物を動かすことによって被処理物を引き切って切り落とすことができるスライサに関するものである。
肉箱から所定の厚みで送り出される材料を回転する刃物で連続的に切り落としてスライス片を得るとともに、前記刃物の切り落とし位置の下方に搬出部の基端部をおいてスライス片を送り出すようにしたスライサとして、以下のようなものが提案されている。
実開平6−61492号公報(例えば、第5頁、図1参照)
特開2006−116615号公報(例えば、第2頁、図1参照)
このようなスライサにあっては、肉箱の直ぐ前にこの肉箱から所定の厚みで送り出される被処理物を連続的に切り落とすための刃物が、回転するごとく設けられている。このような回転式の刃物を用いれば非常に良く切れるので極めて能率的であるが、高速回転する刃物でスライスするから、肉かすが多く出る。
一方、刃物を回転させるよりも包丁のように刃物を動かすことによって被処理物を引き切ってスライスする方が良い場合もある。生肉や魚など柔らかい被処理物をスライスする場合がその典型的な例であるが、本発明はこの方式で被処理物をスライスすることができるようにしたものである。また、本発明は、凍っていて極めて硬い被処理物をスライスする場合など、前記引き切り以外の方式で被処理物をスライスすることができるようにしたものである。
このような課題を解決するために、本発明では、クランク機構により一点を中心として揺動させ得る揺動部材に、この揺動部材に対してシリンダにより前後方向にスライドさせ得るスライドベースを設け、このスライドベースに前後方向に長い刃物を設けるとともに、このスライドベースの側方に後方に行くに従って徐々に低くなる円弧状のガイド部材を配置し、前記スライドベースに備えられているコロをこのガイド部材に係合させてある。
クランク機構による揺動部材の揺動とシリンダの復動により、スライドベースに備えられているコロが後方に行くに従って徐々に低くなる円弧状のガイド部材上を回転するので、スライドベースに設けられている前後方向に長い刃物が降下しながら包丁のように被処理物を引き切る動作をする。この動きを繰り返すことによって、被処理物を1枚ずつ切り落としてスライス片を効率よく得ることができる。
前後方向に長い上側の刃物の下側に、上下一対となる刃物を備え、上側の刃物が下側の刃物とすり合う時点からシリンダをさらに引く方向に作動させ、スライドベースを介して上側の刃物を下側の刃物に対してさらに稼動させるものとする。
この場合には、被処理物を1枚ずつ切り落として行く上側の刃物が、下側の刃物と協働して最後の引き切り動作を行うことができる。したがって、被処理物の最後の部分を引き切ることができ、筋等の切り残しが無い。
シリンダが最も引かれてスライドベースが最も後退した状態において、前記シリンダを往動させないでクランク機構のみを作動させるとよい。
クランク機構のこの作動により、スライドベースは最も後退した状態から直ちに持ち上げられ、このスライドベースに備えられている刃物も引き切り動作後直ちに上昇せしめられる。したがって、刃物は短時間の内に直ちに次の引き切り動作に移ることができる。
上側の刃物の作動時において、シリンダの圧力を調整するとよい。この場合には、上側の刃物が被処理物に作用する力を調整できるので、硬いものでも軟らかいものでも被処理物の硬さに応じて無理なくスムーズにスライスできる。
シリンダを作動させないでクランク機構のみを作動させ、上側の刃物を引く方向には稼動させないで振り下ろす動作のみを行わせるとよい。
この場合には、上側の刃物は包丁のように引く方向には稼動しないで振り下ろす動作のみを行う。したがって、被処理物を叩き切ることができる。
被処理物を搬送するコンベヤの終端部とスライス後のスライス片を搬出するコンベヤの始端部との間に、下側の刃物を配置し、この刃物の前後両面の形状を、被処理物を搬送するコンベヤの終端部とスライス後のスライス片を搬出するコンベヤの始端部の形状に合わせて円弧状としておくのがよい。
この場合には、被処理物搬送用のコンベヤとスライス片搬出用のコンベヤとの隙間を無くすことができる。したがって、少なくともスライス片が両コンベヤの隙間から落ちるのを防止することができる。
上側の刃物の先側を受けるガイド部材を備えていることが望ましい。この場合には、上側の刃物の先側がこのガイド部材により受けられるので、長い刃物の刃先の揺れや逃げを防止することができる。
下側の刃物に対する上側の刃物の作用方向を変え得るようにしておくのがよい。この場合には、下側の刃物に対して上側の刃物の作用方向を変えることができ、変更前に比べて被処理物をより斜めにスライスできるので、面積の大きなスライス片を得るのに都合がよい。
請求項1記載の発明によれば、前後方向に長い刃物が下がりながら包丁のように被処理物を引き切る動作をするので、被処理物を1枚ずつ切り落としてスライス片を効率よく得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、被処理物を1枚ずつ切り落として行く上側の刃物が、下側の刃物と協働して最後の引き切り動作を行うことができるので、被処理物の最後の部分を引き切ることができ、筋等の切り残しが無い。
請求項3記載の発明によれば、刃物が短時間の内に直ちに次の引き切り動作に移ることができるので、スライス作業を効率よく行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、硬いものでも軟らかいものでも被処理物の硬さに応じて無理なくスムーズにスライスできるので、硬さの異なる様々な被処理物をスライスするのに好適である。
請求項5記載の発明によれば、被処理物を叩き切ることができるので、凍っていて極めて硬い被処理物をスライスするのに好適である。
請求項6記載の発明によれば、被処理物搬送用のコンベヤとスライス片搬出用のコンベヤとの隙間を無くすことができるので、少なくともスライス片が両コンベヤの隙間から落ちるのを防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、上側の刃物の先側がこのガイド部材により受けられるので、長い刃物の刃先の揺れや逃げを防止することができる。
請求項8記載の発明によれば、下側の刃物に対して上側の刃物の作用方向を変えることができ、変更前に比べて被処理物をより斜めにスライスできるので、面積の大きなスライス片を得るのに都合がよい。
本発明によるスライサの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明によるスライサの全体の斜視図、図2はその正面図である。
ここに例示するスライサSには、機台F上の定位置に設置され、冷凍肉などの被処理物Aを積載して自動的に設定量ずつ送り出すことができる搬送箱Bを備えている。搬送箱Bには、被処理物Aを設定量ずつ送り出すための被処理物搬送用のコンベヤ1が配置されている。このコンベヤ1の直ぐ前には、少なくとも降下しながら包丁のように被処理物Aを引き切る動作をする前後方向に長い刃物2が、また、その下側には前記刃物2と上下一対となる刃物3が設けられている。
前後方向に長い刃物2が少なくとも降下しながら包丁のように被処理物Aを引き切る動作をするための機構としては、以下のものを挙げることができる。
図1、図2に示すように、少なくとも垂直方向とその姿勢から上側が手前側(図12の右側)に出っ張るように傾け得る支持フレームCにクランク機構5を取り付け、このクランク機構5により一点を中心として揺動させ得る揺動部材6を前記支持フレームCに沿わせて配置し、この揺動部材6に対してシリンダ7により前後方向にスライドさせ得るスライドベース8を前記支持フレームCに沿わせて設ける。そして、このスライドベース8には前後方向に長い刃物(上側の刃物)2を取り付けるとともに、このスライドベース8の側方(図1、図2の手前側)には後方(図2の右側)に行くに従って徐々に低くなる円弧状のガイド部材9を配置し、前記スライドベース8に備えられているコロ8aをこのガイド部材9の上面に係合させる。
なお、図面符号5aはクランク機構5の一部である連接杆で、その先端(図1〜図9の下端)が前記揺動部材6の前側(図1〜図9の左端付近)に枢着されている。また、図面符号7aはシリンダ7のピストンロッドで、その先端に取り付けた取付腕7bに前記スライドベース8の前側(図1〜図9の左端付近)が取り付けられている。さらに、図面符号10はコンベヤ1で送られて来る被処理物Aの先端部分を上方から押える押えローラである。この押えローラ10はシリンダ10aにより被処理物Aの大きさに応じて上下動させることができる。一方、図面符号6aは揺動部材6の手前側(図1、図2の紙面の表側)の面に配置されているガイドレールで、前記スライドベース8は前記シリンダ7によりこのガイドレール6aに沿って動く。
上記の機構により、前後方向に長い刃物2が少なくとも降下しながら包丁のように被処理物Aを引き切る状況を、図3〜図6に基いて説明する。図3において、シリンダ7のピストンロッド7aは延び切った状態にある。
図3の状態からクランク機構5が図4〜図6に示すように順次作動(反時計針方向)するとともに、この動きに合わせてシリンダ7も順次作動(復動)すると、スライドベース8に備えられているコロ8aが後方(図3〜図6の右側)に行くに従って徐々に低くなる円弧状のガイド部材9上を回転しながら坂道を下るように低い位置へ降りて来るので、スライドベース8に設けられている前後方向に長い刃物(上側の刃物)2が降下しながら包丁のように被処理物Aを引き切る動作をする。刃物2がこの動きを繰り返すことによって、被処理物Aを1枚ずつ切り落とし、スライス片(図示しない)を得ることができる。
ここに例示するスライサSにあっては、図10に示すように、前後方向に長い上側の刃物2の下側に前記刃物2と上下一対となる刃物3が備えられており、上側の刃物2が最も降下したとき下側の刃物3とすり合う状態となるようにしてあり、さらに、図6に示すこの時点からシリンダ7がピストンロッド7aを図7に示すようにさらに引き込む方向に作動するようにしてある。
すなわち、上側の刃物2が最も降下した図6の状態から、シリンダ7がピストンロッド7aを図7に示すようにさらに引き込むと、スライドベース8を介して上側の刃物2を下側の刃物3に対してさらに稼動させることができる。したがって、被処理物Aを1枚ずつ切り落として行く上側の刃物2が、下側の刃物3と協働して最後の引き切り動作を行うことができる。上側の刃物2のこの動きにより、被処理物Aの最後の部分をより完全に引き切ることができるので、筋等の切り残しが無くなる。
なお、ここでは、下側の刃物3を固定した場合が例示されているが、可動するようにしておいてもよい。
上側の刃物2による最後の引き切り動作後、クランク機構5を回動させる(時計針方向、反時計針方向のいずれの方向でもよい)とともに、この動きに合わせてシリンダ7を順次作動(往動)させると、先程の場合とは逆に、スライドベース8に備えられているコロ8aが円弧状のガイド部材9上を回転しながら坂道を登るように最も高い最初の位置まで戻るので、前記刃物2を元の始動位置(図3)まで上昇させることができる。
このように、刃物2を先程の場合とは逆の工程を経て元の始動位置(図3)まで上昇させてもよいが、ここでは刃物2がこの動きをしないで、前記引き切り動作後直ちに上昇するようにしてある。
すなわち、シリンダ7が最も引かれてスライドベース8が最も後退した状態(図7の状態)において、前記シリンダ7を往動させないでクランク機構6のみを作動させる。
クランク機構5のこの作動により、図8に示すように、スライドベース8は最も後退した状態から直ちに持ち上げられ、このスライドベース8に備えられている刃物2も引き切り動作後直ちに上昇せしめられる。したがって、刃物2は短時間の内に直ちに次の引き切り動作に移ることができる。
図8の状態からシリンダ7を図3に示すように往動させれば、前記刃物2を元の始動位置(図3)まで上昇させることができる。この時、スライドベース8に備えられているコロ8aが円弧状のガイド部材9の最も高い位置で再び係合することになる。
ここでは、上側の刃物2の作動時において、シリンダ7の圧力を調整することができるようにしてある。この場合には、上側の刃物2が被処理物Aに作用する力を調整できるので、硬いものでも軟らかいものでも被処理物Aの硬さに応じて無理なくスムーズにスライスできる。
また、ここでは、シリンダ7を作動させないで、例えば、シリンダ7が最も引かれたままの状態でクランク機構5のみを作動させ、上側の刃物2を引く方向には稼動させないで振り下ろす動作のみを行わせるようにしてある。この場合には、図9(a)の状態と図9(b)の状態とを交互に繰り返し、上側の刃物2は包丁のように引く方向には稼動しないで振り下ろす動作のみを行う。したがって、被処理物Aを叩き切ることができる。凍っていて極めて硬い被処理物Aをスライスするのに好適である。
また、ここでは、被処理物Aを搬送するコンベヤ1の終端部とスライス後のスライス片(図示しない)を搬出するコンベヤ4の始端部との間に、下側の刃物3を配置した場合が例示されている。すなわち、下側の刃物3は、図10(a)、(b)に示すように、上側の刃物2の切り落とし位置に対応するごとく設置されており、被処理物搬送用のコンベヤ1の終端部とスライス片を搬出するためのコンベヤ4の始端部とに挟まれている。そして、この刃物3の手前側(図10(a)〜(c)の右側)の面3aとその反対側(図10(a)〜(c)の左側)の面3bの形状を、被処理物Aを搬送するコンベヤ1の終端部とスライス後のスライス片(図示しない)を搬出するコンベヤ4の始端部の形状に合わせて円弧状としてある。
なお、図10(c)は、図10(a)、(b)に示す刃物の変形例を示している。
この場合には、被処理物搬送用のコンベヤ1とスライス片搬出用のコンベヤ4との隙間を無くすことができる。したがって、スライス片が両コンベヤ1、4の隙間から落ちるのを防止することができる。スライス作業時に出たかすが両コンベヤ1、4の隙間付近に飛散することを防止することもできる。
また、ここでは、上側の刃物2の先側を受けるガイド部材を備えられている場合が例示されている。ここに例示されたガイド部材は、上側の刃物2の先側であってそれに沿うように前、後両側に配置されている2枚のガイド板11a、11bからなっている。2枚のガイド板11a、11b間に上側の刃物2の先が差し込まれ、両ガイド板11a、11bにより刃物2の先が受けられるので、長い刃物2の刃先の揺れや逃げを防止することができる。
さらに、ここでは、下側の刃物3に対する上側の刃物2の作用方向を変え得るようにしてある。例えば、図11(a)に示すように、上側の刃物2が下側の刃物3に対して通常垂直方向に作用するのに対し、図11(b)、図12に示すように、上側の刃物2が下側の刃物3に対して斜め方向に作用するように、その作用方向を変えることができるようにしてある。
ここでは、上側の刃物2およびそれらを作動させるための機構(前記クランク機構5、揺動部材6、シリンダ7、スライドベース8など)を搭載した支持フレームCを、左右一対の軸受D、Dで支受する場合が例示されている。そして、左右一対の軸受D、Dの少なくとも一方を、例えば図1、図2に示すように減速機12を介してモータMと関連させておけば、モータMの回転により前記軸線dを中心として一方の軸受Dの軸を回すことができるので、左右一対の軸受D、Dで支受されている前記支持フレームCを図11(b)、図12に示すように傾けることができ、下側の刃物3に対する上側の刃物2の作用方向を容易に変えることができる。
かくして、下側の刃物3に対する上側の刃物2の作用方向を容易に変えることができ、変更前に比べて被処理物Aをより斜めにスライスできるので、面積の大きなスライス片を得るのに都合がよい。なお、図面10(b)における符号P(下側の刃物3のアール部分3cの中心)もしくは図面10(c)における符号P’(下側の刃物3の前記アール部分をエッジにした場合の先端部分)が、前記軸線d上に位置するようにしておけば、下側の刃物3に対する上側の刃物2の作用位置は普遍であるから、下側の刃物3に対する上側の刃物2の作用方向を変えるのに好適である。
本発明によるスライサは、包丁のように刃物を動かすことによって被処理物を引き切って切り落とすことができるので、生肉、魚など比較的柔らかい被処理物を切り落とすのに適している。もっとも、上述したように、上側の刃物を引く方向には作動させないで振り下ろす動作のみを行わせる場合には、凍っていて極めて硬い被処理物を叩き切ることができる。なお、被処理物は上に例示したもののみに特定されるものではない。また、各部の構成は、本発明の趣旨に沿って適宜設計変更し得ることはいうまでもない。
本発明によるスライサの一例を示す全体の斜視図である。 図1に示すスライサの正面図である。 ここに例示したスライサの作動状態の最初の工程を示す正面図である。 ここに例示したスライサの作動状態の第2の工程を示す正面図である。 ここに例示したスライサの作動状態の第3の工程を示す正面図である。 ここに例示したスライサの作動状態の第4の工程を示す正面図である。 ここに例示したスライサの作動状態の最後の工程を示す正面図である。 図7の状態からシリンダを往動させないでクランク機構のみを作動させた状態を示す正面図である。 ここに例示したスライサが被処理物を叩き切る状態を示す正面図で、(a)は刃物が下がった状態を、(b)は刃物が上がった状態を示す。 被処理物を搬送するコンベヤの終端部とスライス後のスライス片を搬出するコンベヤの始端部との間に、下側の刃物を配置した状態を示す図で、(a)はその拡大正面図、(b)はその一部をさらに拡大した図、(c)は下側の刃物の変形例を示す図である。 下側の刃物に対する上側の刃物の作用方向を変える機構の一例を示す斜視図で、(a)は変更前を、(b)は変更後を示す。 下側の刃物に対する上側の刃物の作用方向を変更した後の状態を示す正面図である。
符号の説明
S スライサ
A 被処理物
B 搬送箱
C 支持フレーム
D 軸受
d 軸線
F 機台
M モータ
1 コンベヤ(被処理物搬送用)
2 刃物(上側)
3 刃物(下側)
3a 手前側の面
3b 反対側の面
4 コンベヤ(スライス片搬出用)
5 クランク機構
5a クランクアーム
6 揺動部材
7 シリンダ
7a ピストンロッド
8 スライドベース
8a コロ
9 ガイド部材

Claims (8)

  1. クランク機構により一点を中心として揺動させ得る揺動部材に、この揺動部材に対してシリンダにより前後方向にスライドさせ得るスライドベースを設け、このスライドベースに前後方向に長い刃物を設けるとともに、このスライドベースの側方に後方に行くに従って徐々に低くなる円弧状のガイド部材を配置し、前記スライドベースに備えられているコロをこのガイド部材に係合させたことを特徴とするスライサ。
  2. 前後方向に長い上側の刃物の下側に、上下一対となる刃物を備え、上側の刃物が下側の刃物とすり合う時点からシリンダをさらに引く方向に作動させ、スライドベースを介して上側の刃物を下側の刃物に対してさらに稼動させることを特徴とする請求項1記載のスライサ。
  3. シリンダが最も引かれてスライドベースが最も後退した状態において、前記シリンダを往動させないでクランク機構のみを作動させることを特徴とする請求項1または2記載のスライサ。
  4. 上側の刃物の作動時において、シリンダの圧力を調整することを特徴とする請求項1または2記載のスライサ。
  5. シリンダを作動させないでクランク機構のみを作動させ、上側の刃物を引く方向には稼動させないで振り下ろす動作のみを行わせることを特徴とする請求項1記載のスライサ。
  6. 被処理物を搬送するコンベヤの終端部とスライス後のスライス片を搬出するコンベヤの始端部との間に、下側の刃物を配置し、この刃物の前後両面の形状を、被処理物を搬送するコンベヤの終端部とスライス後のスライス片を搬出するコンベヤの始端部の形状に合わせて円弧状としたことを特徴とする請求項2記載のスライサ。
  7. 上側の刃物の先側を受けるガイド部材を備えていることを特徴とする請求項1、2、4または5のいずれかに記載のスライサ。
  8. 下側の刃物に対する上側の刃物の作用方向を変え得るようにしたことを特徴とする請求項2記載のスライサ。
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CN117863241A (zh) * 2024-03-11 2024-04-12 湖南大用自动化科技有限公司 果实切片装置及果实切片机

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