JP2007130692A - 回転刃を使用する食肉スライサー - Google Patents

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Abstract

【課題】外形に比較的大きな丸みを有する豚ロースなどのブロック肉や柔らかい生肉などであっても確実に切り離すことができる食肉スライサーを提供する。
【解決手段】載置されたブロック肉Mを送り出す底部コンベヤ4と、底部コンベヤ4の一側に立設された側壁案内板6を備えた肉箱3と、肉箱3の前端部から送り出されるブロック肉Mを、側壁案内板6方向に押し付けながらスライスする回転刃とからなる食肉スライサーにおいて、側壁案内板6の少なくとも一部を底部コンベヤ4と同調して移動する側部コンベヤ5の搬送面で構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は回転刃を使用する食肉スライサーに関する。より詳しくは、本発明は牛肉や豚肉などブロック上の食肉(ブロック肉)をスライスする食肉スライサーの改良に関する。
従来の食肉スライサーには、代表的なものとして、例えば特許文献1(実開平3−36794公報)に示されるように、機台の定位置に設けられ垂直面内で回転する丸刃と、底部に設けられブロック肉を送り出すコンベヤと、先端部に受刃体を設けるとともに両側に側壁案内板を立設して角型樋状とした肉箱とからなり、肉箱の前端部を丸刃の刃面に沿わせて機台上を水平方向に往復動させることによって肉箱の前端部から送り出されたブロック肉を一方の側壁案内板と受刃体とによって形成された隅角部に向けて押し付けながら丸刃でスライスするようにしたものがある。
他の従来の食肉スライサーとして、特許文献2(特許第3345550号公報)に開示されているような渦巻型または湾曲形状の板刃からなる回転刃を使用して、特許文献1におけるものと同様な構成の肉箱の前端部に回転刃を通過させることによって、ブロック肉を一方の側壁案内板と受刃体とによって形成された隅角部に向けて押し付けながらスライスするものも知られている。
また、食肉スライサーにあっては、肉箱の先端の上方位置に、上部送りローラーなどの上部コンベヤをブロック肉の上部を押圧するように設け、肉箱の底部に設けたコンベヤと協働してブロック肉を送り出すようにすることが行なわれている。
実開平3−36794号公報 特許3345550号公報
上述のような従来のブロック肉スライサーにあっては、特に柔らかい生肉などをスライスする際には、ブロック肉が丸刃や板刃などの回転刃により側壁案内板に押し付けられて付着するので底部コンベヤおよび上部コンベヤによるブロック肉の送り出しに対する抵抗が大きくなり、底部コンベヤ、上部コンベヤによるブロック肉の送り出しの邪魔をする。特に、特許文献1に開示されているような肉箱を左右に往復動させる形態のスライサーにあっては、肉箱の移動に起因して発生するブロック肉の慣性力によってブロック肉が側壁案内板に押し付けられので、その傾向が強い。従って、ブロック肉のうち、側壁案内板側に位置するブロック肉の移送が遅れ勝ちとなり、丸刃や板刃などの回転刃により側壁案内板側が薄くスライスされることとなり、その結果、厚みが均一なスライス肉片が得られない。
更に、従来のスライサーにおいては、側壁案内板と肉箱の底面とによって形成される隅角部は、切断面における断面で見ると(すなわち、送り出し方向に直交する断面においては)、略直角状となっている。略直角状となった隅角部前端が、ブロック肉がスライスされるときの切り終わり部分であり、ブロック肉は丸刃や板刃などの回転刃によりこの隅角部に押し付けられながら、丸刃や板刃などの回転刃でスライスされスライス肉片が切り離される。
外形に比較的大きな丸みを有するブロック肉(豚ロースなど)をこのような従来のスライサーにおいてスライスする場合には、ブロック肉の外形が直角状に形成された隅角部の内面にぴったりと沿うことができず、ブロック肉と隅角部内面との間に三角形状の隙間が生じ、この隙間近傍のブロック肉は受刃面により支持されず浮いた状態でスライスされることとなる。このように、受け止められる受刃面がなく浮いてフリーの状態でブロック肉がスライスされると、スライスされた肉片をブロック肉から確実に切り離すことができず、スライス肉片が回転刃に引き込まれてロスとなったり、得られるスライス肉片の形状が乱れたり、また、スライス肉片の取り出しなどの後作業に支障を来たすことがある。
本発明は上述したような従来の食肉スライサーに付随する問題、すなわち、ブロック肉が丸刃や板刃などの回転刃により側壁案内板に押し付けられて付着するため側壁案内板側が薄くスライスされ、厚みが均一なスライス肉片が得られないという問題、および/またはブロック肉と隅角部内面との間に三角形状の隙間が生じるため、スライスされた肉片をブロック肉から確実に切り離すことができず、スライス肉片が回転刃によって引き込まれてロスとなったり、得られるスライス肉片の形状が乱れたり、また、スライス肉片の取り出しなどの後作業に支障を来たすという問題、を解決できる食肉スライサーを提供することを目的とする。
本発明においては、載置されたブロック肉を送り出す底部コンベヤと、該底部コンベヤの一側に立設された側壁案内板を備えた肉箱と、該肉箱の前端部から送り出されるブロック肉を、前記側壁案内板方向に押し付けながらスライスする回転刃とからなる食肉スライサーにおいて、前記側壁案内板の少なくとも一部を前記底部コンベヤと同調して移動する側部コンベヤの搬送面で構成したことを特徴とする食肉スライサーにより、上述の目的を達成する。
本発明における回転刃には、特許文献1に開示されているような丸刃や特許文献2に開示されているような板刃を含むものである。
このように、側壁案内板の少なくとも一部を前記底部コンベヤと同調して移動する側部コンベヤの搬送面で構成したので、ブロック肉が丸刃や板刃などの回転刃により側壁案内板に押し付けられても、押し付けられたブロック肉は側部コンベヤの搬送面により底部コンベヤと同調して移動され、その状態で回転刃によりスライスされるので厚みが均一なスライス肉片が得られる。
この場合に、前記側部コンベヤと前記底部コンベヤとを構成するそれぞれの無端帯状のコンベヤベルトの突合側端同士を伸縮帯で一体的に連結して、伸縮帯も底部コンベヤと同調して移動するようにし、該伸縮帯の連結部分の内側に適宜丸みを持たせることが好ましい。
また、前記底部コンベヤの上面と前記側壁案内板とによって形成される隅角部に、前記側部コンベヤを、側壁案内板側に向けて傾斜させて配置することにより、スライス肉片の厚みを均一にスライスできるとともに、隅角部に側壁案内板側に向けて側部コンベヤを傾斜させて配置することにより、ブロック肉と隅角部内面との間の三角形状の隙間がなくなりまたは小さくなり、外形に比較的大きな丸みを有する豚ロースなどのブロック肉や柔らかい生肉などであってもスライスされた肉片をブロック肉から確実に切り離すことができ、肉片が回転刃に引き込まれることがなくロスが生じずまたは減少し、得られるスライス肉片の形状が乱れず、また、スライス肉片の取り出しなどの後作業が円滑に行える。
この場合に、側部コンベヤは、底部コンベヤとの間に、90°を超え、180°未満の角度、特に好ましくは135°程度の角度をなして傾斜していることが、ブロック肉と隅角部内面との間の三角形状の隙間を殆どなくせて、好ましい。
上述したように、底部コンベヤの上面と側部案内板によって形成される隅角部に、内側に適宜丸みを有する伸縮帯または側壁案内板側に傾斜させた側部コンベヤを設け、底部コンベヤと同調して移動させることにより、回転刃により隅角部に押付けられたブロック肉が確実に送られて、厚さの均一なスライス肉片が得られる。
前記食肉スライサーが、前記肉箱の先端の上方位置で揺動アームに支持され上下に揺動移動されてブロック肉の上部を押圧しながら前記底部コンベヤと協働してブロック肉を送り出す上部送りローラーを備えている場合には、該上部送りローラーのうち前記肉箱の隅角部に位置するローラーを、直線部にある他の送りローラーの下動を妨げないように別個に揺動可能に前記揺動アームに取付けることが好ましい。このようにすることにより、底部コンベヤ部および隅角部に位置するブロック肉をともにほぼ一様に押圧することができ、ブロック肉の送り出しを滑らかに行える。
本発明においては、前記底部コンベヤの送り出し先端部から前記側部コンベヤの送り出し先端部に亘って、各コンベヤからブロック肉の端部を受取る受け面を有するとともに前記回転刃の刃先に近接する受刃を先端に有する受刃体を設けることにより、ブロック肉の端部が受刃体の隅角部を含む受け面に確実に受け取られ、回転刃と受刃体とにより恰もまな板上の品物を包丁で切るように、更には、回転刃の刃先と受刃体の受刃によりブロック肉を挟んで確実にスライスすることができ、好ましい。
特に、前記肉箱が丸刃の回転面内で水平方向に往復移動する食肉スライサーに本発明を適用する場合には、前記隅角部における前記丸刃の刃先に近接する前記受刃体に形成された前記受刃は、前記底部コンベヤの送り出し方向の正面から見て、側壁側に向けて傾斜しており、該傾斜部分の側壁側終点の位置が丸刃の回転中心線より高位に位置していることにより、丸刃による切り終りまで、丸刃のブロック肉押し付け力を受刃体に形成された受刃により受けることができ、好ましい。
また、前記受刃体の先端に形成された前記受刃と前記回転刃の刃先とが互いに近接する方向に付勢されており、該受刃体または該回転刃の付勢方向の動きを規制するストッパーが設けられるとともに、該ストッパーによる規制位置が調節可能に構成されていることにより、回転刃と受刃体とによりブロック肉を確実にスライスでき、好ましい。
なお、ブロック肉のスライスにつれて丸刃は摩耗する。丸刃の摩耗に対応し、受刃体または丸刃を移動させて、受刃対と丸刃殿各各を調節する。前記受刃体または丸刃は、丸刃の使用前の刃先と丸刃の刃先が摩耗して耐久限度に達したときの刃先との刃厚方向の寸法差以上の距離だけ、後退方向へ移動可能とすることにより丸刃の交換が容易に行なえ好ましい。
また、前記受刃体を板バネを介して肉箱に取り着けるとともに、該受刃体の送り出し方向以外への動きを規制するガイド手段を設けてもよい。
更に、前記受刃体を、該受刃体の先端部に形成される前記受刃が回転刃の刃先に近接するように肉箱に支持させ、運転時にスライスしない作業行程であることを感知する感知手段を設けるとともに、スライスしない行程においては、前記受刃を前記回転刃の刃先から離反させる受刃体の後退手段を設けてもよい。
また、前記肉箱が水平方向に往復移動可能であり、該肉箱の往行程時にのみブロック肉をスライスする食肉スライサーに本発明を適用する場合には、前記感知手段が該肉箱の復行程にあることを感知するセンサーであり、前記受刃体の後退手段は、該センサーの感知結果に基づき受刃を刃先から離反させるように受刃体を後退させる移動装置とすることが好ましい。
本発明によれば、上述したような特許文献1または特許文献2に開示された従来の食肉スライサーに付随する問題を解決できる。
より詳しくは、本発明によれば、ブロック肉が丸刃や板刃などの回転刃により側壁案内板に押し付けられて付着するため側壁案内板側が薄くスライスされ、厚みが均一なスライス肉片が得られないという問題を解決できる食肉スライサーが提供される。
更に、その効果と同時にまたはその効果とは別にブロック肉と隅角部内面との間に三角形状の隙間が生じるため、スライスされた肉片をブロックから確実に切り離すことができず、肉片が回転刃によって引き込まれてロスとなったり、得られるスライス肉片の形状が乱れたり、また、スライス肉片の取り出しなどの後作業に支障を来たすという問題を解決できる食肉スライサーが提供される。
以下、本発明の実施例を図示した添付図面を参照して、本発明に係る食肉スライサーを詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例の食肉スライサーの全体を示す斜視図である。
この第1実施例の食肉スライサーの基本構成自体は公知のものであるので、公知部分については細部に亘る構成の図示および説明は省略し、本発明に関連する主要部についてのみ説明する。
図1において、丸刃2は公知の方法により機台1の定位置で垂直面内で水平軸線の回りで図1の矢印A方向に回転する。なお、本発明における回転刃には、特許文献1に開示されているような丸刃や特許文献2に開示されているような板刃を含むものであるが、第1実施例においては丸刃2が図示されている。
機台1の上面に肉箱3が設けられている。肉箱3は、底部にブロック肉M(図1には図示せず。図2参照)を送り出す底部コンベヤ4が設けられ、丸刃2側の先端部に俗に「まな板」と呼ばれる受刃体42が設けられている。更に、従来の食肉スライサーにあっては、肉箱3の両側にそれぞれ丸刃2の刃面に直交する側壁案内板(図1の符号5、6′の箇所)が立設されており、肉箱3は角型樋状をしている。なお、符号6′で示される丸刃2側の側壁案内板はブロック肉Mの大きさに合わせて図2および図3に二点鎖線で示すように取付け位置を調節可能である。
公知の往復動手段(図示せず)により、肉箱3を機台1上において、その肉箱3の前端部(受刃体42側)が丸刃2の刃面に沿うようにして、水平方向に丸刃2に接近および離反する方向(図1の矢印B、C)に往復させる。底部コンベヤ4は肉箱3の丸刃2から離反する方向への移動(矢印C方向への移動)に連動して載置されたブロック肉Mを前端部へ向けて送り出す。
従来の食肉スライサーにあっては、底部コンベヤ4によって肉箱3の前端部から送り出されたブロック肉Mを、反丸刃2側の側壁案内板に向けて押し付けながら、更に、ブロック肉Mがスライスされる先端部分をこの反丸刃2側の側壁案内板と受刃体42とによって形成される隅角部に向けて押し付けながら、丸刃2でスライスしている。
また、一般的に、肉箱3の底部に備えられブロック肉Mを送り出す底部コンベヤ4の上側には、例えば図7および図8を参照して後述するように、肉箱3の先端の上方位置で揺動アーム38に支持され上下に揺動移動されてブロック肉Mの上部を押圧しながら底部コンベヤ4と協働してブロック肉Mを送り出す上部送りローラー39が備えられている。
従来の食肉スライサーにあっては、特に柔らかい生肉などをスライスする際には、ブロック肉Mが丸刃2や板刃などの回転刃により側壁案内板6(図1の符号5に対応する位置に設置されている)に押し付けられて付着するので底部コンベヤ4および上部送りローラー39によるブロック肉Mの送り出しに対する抵抗が大きくなり、底部コンベヤ2、上部送りローラー39によるブロック肉Mの送り出しの邪魔をする。特に上部送りローラー39がブロック肉Mを押圧することによって、比較的大型で柔らかい生肉等は側壁案内板6側にはみ出るようになり、それだけ側壁案内板6に強く押付けられる。従って、ブロック肉Mのうち、側壁案内板6側に位置するブロック肉Mの移送が遅れ勝ちとなり、丸刃2や板刃などの回転刃により側壁案内板6側の肉が薄くスライスされることとなり、その結果、厚みが均一なスライス肉片が得られない。
本発明は上述したような従来の食肉スライサーに付随する問題、すなわち、ブロック肉Mが丸刃2や板刃などの回転刃により側壁案内板6に押し付けられて付着するため側壁案内板6側が薄くスライスされ、厚みが均一なスライス肉片が得られないという問題を解決できる食肉スライサーを提供することを目的とする。
図1に示す実施例においては、反丸刃2側の側壁案内板を底部コンベヤ4と同調して移動する側部コンベヤ5の搬送面で構成している。すなわち、無端帯状のコンベヤベルトからなる底部コンベヤ4の幅方向の反丸刃2側の縁部付近を、走行方向の全域に亘り起立させて側部コンベヤ5としている。この実施例においては、図2および図3に示すように、側部コンベヤ5は底部コンベヤ4とほぼ直交して設置している。
図2は図1に示す実施例における底部コンベヤ4と側部コンベヤ5との従動側における連結状態を示す一実施例の断面図である。図2において、側部コンベヤ5と底部コンベヤ4とを構成するそれぞれの無端帯状のコンベヤベルトの突合側端同士を伸縮帯7で一体的に連結しており、この伸縮帯7も底部コンベヤ4と同調して移動でき、伸縮帯7の連結部分のうち、内側に位置する箇所に適宜丸み(図2の実施例では半径Rの円弧状断面)を持たせている。この半径Rの大きさは、通常10mmから100mmの範囲内で、スライスしようとするブロック肉Mの外径Rに対応して設定する。伸縮帯7は底部コンベヤ4や側部コンベヤ5に比較して軟質の弾性体または蛇腹で製作し、両コンベヤ4、5に接合して一体的な構成としてもよい。
底部コンベヤ4と側部コンベヤ5との駆動側における動力伝達方法を図3に示す。図3において、肉箱3が丸刃2から離反する方向(図1の矢印C)に移動する際に、底部コンベヤ4の駆動軸11に底部コンベヤ4の移動動力が伝達される。底部コンベヤ4の駆動軸11の端部と側部コンベヤ5の駆動軸12の端部とに互いに噛合する一組のベベルギヤ35、35を取着して側部コンベヤ5が底部コンベヤ4と同調して移動するようになっている。
なお、符号31は肉箱3を構成する枠体であって、底部コンベヤ4と側部コンベヤ5とを取付けたコンベヤフレーム10を保持する。すなわち、枠体31は肉箱3の骨格の一部であり、肉箱3の底部(底部コンベヤ4の下方)に位置しており、図2、図3において、左右の連結アングル31c、31d間を繋いでいる。連結アングル31c、31dは肉箱3の前後方向に延設されており、左右位置に設けられた側壁案内板6および支持ステー31bを支えている。
コンベヤフレーム10の丸刃2側(図2、図3の左側)の構造は次のようになっている。底部コンベヤ4と側部コンベヤ5との駆動側においては、図3に示すように、肉箱3の前端側に支承された駆動軸11が連結アングル31cを貫通している。また、底部コンベヤ4と側部コンベヤ5との従動側においては、図2に示すように、枠体31からガイドピン10aが突出している。
一方、コンベヤフレーム10の側部コンベヤ5側(図2、図3の右側)の構造は次のようになっている。連結アングル31dに取付けられた支持ステー31bの上端部に連結ステー32を締結して、コンベヤフレーム10の側部コンベヤ5側端部を枠体31に支持している。
このように、側壁案内板の少なくとも一部を底部コンベヤ4と同調して移動する側部コンベヤ5の搬送面で構成したので、ブロック肉Mが丸刃2や板刃などの回転刃により側壁案内板6の方向に押し付けられても、押し付けられたブロック肉Mは側部コンベヤ5の搬送面により底部コンベヤ4と同調して移動され、その状態で回転刃によりスライスされるので厚みが均一なスライス肉片が得られる。
また、側部コンベヤ5と底部コンベヤ4との突合側端同士を伸縮帯7で一体的に連結し、伸縮帯7の連結部分の内側に適宜丸みRを持たせているので、この丸み部が底部コンベヤ4の上面と側壁案内板6とによって形成される隅角部に該当し、ブロック肉Mと隅角部の内面との間の三角形状の隙間がなくなりまたは小さくなり、外形に比較的大きな丸みを有する豚ロースなどのブロック肉や柔らかい生肉などをスライスする場合であっても、ブロック肉Mを回転刃と受刃体42で挟持してスライスすることができる。これによって、スライスされた肉片をブロック肉から確実に切り離すことができ、スライス肉片が回転刃に引き込まれることがなくロスが生じずまたは減少し、得られるスライス肉片の形状が乱れず、また、スライス肉片の取り出しなどの後作業が円滑に行える。
図1〜図3に示す上記実施例においては、側部コンベヤ5は側壁案内板6に代えて、その設置距離の全域に亘る幅の側部コンベヤ5を採用し、底部コンベヤ4とほぼ直交して設置していた。
これに対して、図5に示す実施例においては、側壁案内板6の一部(下部)を底部コンベヤ4と同調して移動する側部コンベヤ5としており、側部コンベヤ5の直線搬送部分は比較的短く構成している。また、図2に示す実施例と同様に、側部コンベヤ5と底部コンベヤ4とを構成するそれぞれの無端帯状のコンベヤベルト4、5の突合側端同士を伸縮帯7で一体的に連結しており、伸縮帯7の連結部分のうち、内側に位置する箇所に適宜丸みを持たせており、このようにして側部コンベヤ5を前述した隅角部に位置させている。
また、図6に示す実施例においては、底部コンベヤ4の上面に対して側部コンベヤ5を側壁案内板6側に向けて角度αをなして傾斜させて配置し、側部コンベヤ5を隅角部に位置させている。なお、角度αは90°〜180°の間の角度とし、特に好ましくは約135°とする。
図4は図6に示す実施例の底部コンベヤ4と側部コンベヤ5が取付けられたコンベヤフレームの平面図であり、傾斜している側部コンベヤ5を水平面内に展開した状態で示している。コンベヤフレーム10は、底部コンベヤ4部分と側部コンベヤ5部分と両コンベヤ部分を連結する連結棒13、13とにより構成されている。底部コンベヤ4部分と側部コンベヤ5部分とは幅寸法(図4における左右方向寸法)が異なる以外は同様の構造としている。すなわち、井桁状の枠体4a、5aの送り方向前端側には駆動軸11、12を支承するメタル15、15が取付けられており、駆動軸11、12にはコンベヤベルト4′、5′を駆動するローラー9、9が固着されている。駆動軸11、12の軸端は等速形ユニバーサルジョイント36で互いに連結されていて、側部コンベヤ5が底部コンベヤ4と同調して移動するように構成されている。
図6における符号37はステンレススチールなどで作られた案内板であり、等速形ユニバーサルジョイント36の内側位置において肉箱3の長手方向に延在して、ブロック肉Mを案内して肉が等速形ユニバーサルジョイント36に詰まることを防止している。
コンベヤフレーム10の送り方向後端側には遊動ローラー20、20が前後方向に移動可能に支承され、前述した駆動ローラー9、9と遊動ローラー20、20とにコンベヤベルト4′、5′が掛け回されている。
上述したコンベヤフレーム10の構造は、他の実施例においてもほぼ同様な構造とされており、同一または類似部品には同一引用符号を付している。
これらにより、ブロック肉Mと隅角部の内面との間の三角形状の隙間がなくなりまたは小さくなり、外形に比較的大きな丸みを有する豚ロースなどのブロック肉や柔らかい生肉などをスライスする場合であっても、ブロック肉を回転刃と受刃体42で挟持してスライスするので、スライスされた肉片をブロックから確実に切り離すことができ、肉片が回転刃によって引き込まれることがなくロスが生じずまたは減少し、得られるスライス肉片の形状が乱れず、また、スライス肉片の取り出しなどの後作業が円滑に行える。
また、前述したように、肉箱3の底部に備えられブロック肉Mを送り出す底部コンベヤ4の上側には、肉箱3の先端の上方位置で揺動アーム38に回転可能に支持され上下に揺動移動されてブロック肉Mの上部を押圧しながら底部コンベヤ4と協働してブロック肉Mを送り出す上部送りローラー39が備えられている。
この場合に、肉箱3のほぼ全幅に亘る1本の上部送りローラー39を用いると、図5または図6に示すように側部コンベヤ5が底部コンベヤ4に対して傾斜配置されていると、上部送りローラー39は底部コンベヤ4および側部コンベヤ5の上に載置されたブロック肉Mを一様に押圧できなくなる。そこで、本発明の実施例として、この問題を解消できるもものを提供する。図7にこの実施例の側面図、図8に正面図を示す。
図7および図8に示すように、揺動アーム38とは別個に補助揺動アーム40を揺動アーム38の中間部に支承し、上部送りローラー39のうち底部コンベヤ4に対応する上部送りローラー39を揺動アーム38の下端部に支承し、上部送りローラー39のうち肉箱3の隅角部に位置するローラー39aを補助揺動アーム40の下端部に支承し、ローラー39aが揺動アーム38に取付けた上部送りローラー39の下動を妨げないようにしている。なお、スプリング41は補助揺動アーム40を付勢してローラー39aが適宜の押圧力でブロック肉Mを押圧するようにしている。このローラー39aは適宜手段により駆動するようにしてもよい。
次に図6に示す実施例における肉箱3の先端部に取着される「まな板」と呼ばれる受刃体12を図9を参照して説明する。枠板31aは肉箱3を構成しており、肉箱3の先端部に位置しており、枠板31aに受刃体12が取着されている。図9(a)に示すように、底部コンベヤ4の送り出し先端部から側部コンベヤ5の送り出し先端部に亘って、くの字状形状をし、底部コンベヤ4および側部コンベヤ5からブロック肉Mの端部を受取る受け面42aを有するとともに回転刃の刃先に近接する受刃42bを先端に有する受刃体42を設けている(図11参照)。
受刃体42は前述のように底部コンベヤ4と側部コンベヤ5の送り出し先端部に亙って設けられるが、特に両コンベヤ4、5の付合わせ部分(くの字の屈曲部)の上面は緩やかな曲線をなしている。同様に、図2、図5に示す実施例においても図示を省略しているが、底部コンベヤ4と側部コンベヤ5の送り出し先端部に亙って受刃体42が設けられ、両コンベヤ4、5の付合わせ部分(隅角部に対応)は伸縮帯7の内面側に付与された丸みに沿わせた形状とされている。
ここに、受刃体42の先端に形成された受刃42bと回転刃の刃先とが互いに近接する方向に、枠板31aにねじ止めしL字状断面をした板ばね43、またはスプリング(図示せず)などにより付勢されており、該受刃体42または該回転刃の付勢方向の動きを規制するストッパー46(図13、図14参照)が設けられるとともに、図13においてはストッパーを構成し受刃体42に当接するボルト46の捩じ込み量を調節し、また図14においては丸刃2を支承する軸受ボックス50の位置をストッパー46の捩じ込み量を調整して、規制位置が調節可能である。
図11または図12に示すように、受刃体42を板バネ43を介して枠板31aに取付けるとともに、受刃体42の送り出し方向以外への動きを規制するガイド手段45を設けてもよい。
更に、上述した図6または図8に示す実施例においては、図10に示すように、側部コンベヤ5は、底部コンベヤ4の送り出し方向の正面から見て、側壁側に向けて傾斜しており、受刃体42も底部コンベヤ4から側部コンベヤ5に亘りくの字状に延在している。受刃体42の傾斜部分の側壁側終点Gの位置が、丸刃2の回転中心線OLより高位に位置していることにより、丸刃2による切り終りまで、丸刃2のブロック肉M押し付け力を受刃体42に形成された受刃42により受けることができる。また、丸刃2に対して受刃42が鋭角β(図10参照)を保って移動するので、丸刃2の刃先が受刃42に接触しても、所謂食い付き現象が起こらない。
また、丸刃2は使用につれて摩耗する。そこで、受刃体42または丸刃2は、図15に示すように、丸刃2の使用前の刃先(直径D1)と丸刃2の刃先が摩耗して耐久限度に達したときの刃先(直径D2)との刃厚方向の寸法差c以上の距離だけ、図14の装置により後退方向へ移動可能とすることで、丸刃2を新しい丸刃と交換したときに、刃先と受刃42bとの間隔が元の丸刃2に合わせて調節されたままであっても、刃先に受刃42bが衝突して破損するおそれがない。
更に、受刃体42を、受刃体42の先端部に形成される受刃42bが回転刃の刃先に近接するように肉箱3に支持させ、運転時にスライスしない作業行程であることを感知する感知手段(図示せず)を設けるとともに、スライスしない行程においては、受刃42bを回転刃の刃先から離反させる受刃体42の後退手段を設けることが好ましい。
また、肉箱3が水平方向に往復移動可能であり、肉箱3の往行程時にのみブロック肉Mをスライスする食肉スライサーにおいては、感知手段が肉箱3の復行程にあることを感知するセンサー(図示せず)であり、受刃体42の後退手段は、センサーの感知結果に基づき受刃42bを刃先から離反させるように受刃体42を後退させる磁石48と近接スイッチ49で構成され移動装置47であってもよい。
本発明の第1実施例の食肉スライサーの全体を示す斜視図である。 図1に示す実施例における底部コンベヤと側部コンベヤとの従動側における連結状態を示す一実施例の断面図である。 図1に示す実施例における底部コンベヤと側部コンベヤとの駆動側における動力伝達方法を示す断面図である。 図6に示す実施例の底部コンベヤと側部コンベヤコンベヤが取付けられたコンベヤフレームの平面図であり、傾斜している側部コンベヤを水平面内に展開した状態で示している。 本発明に係る別の実施例における底部コンベヤと側部コンベヤとの連結状態を示す正面図である。 本発明に係る更に別の実施例における底部コンベヤと側部コンベヤとの連結状態を示す断面である。 上部送りローラーを工夫した実施例の側面図である。 図7に示す実施例の正面図を示す。 図6または図8に示す実施例に用いる受刃体を示す図であり、(a)は部分正面図、 (b)は(a)のG矢視図である。 図6、図8に示す実施例における受刃体と丸刃の相対移動関係を示す線図である。 図9のD−D′断面図である。 図9のE−E′断面図である。 図9のF−F′断面図である。 丸刃の取付け、受刃体との距離の調節方法を示す断面図である。 摩耗前と摩耗後の丸刃の状態を示す図である。
符号の説明
2 丸刃
3 肉箱
4 底部コンベヤ
5 側部コンベヤ
6 側壁案内板
7 伸縮帯
38 揺動アーム
39、39a 上部送りローラー
42 受刃体
42a 受け面
42b 受刃
M ブロック肉

Claims (11)

  1. 載置されたブロック肉を送り出す底部コンベヤと、該底部コンベヤの一側に立設された側壁案内板を備えた肉箱と、該肉箱の前端部から送り出されるブロック肉を、前記側壁案内板方向に押し付けながらスライスする回転刃とからなる食肉スライサーにおいて、
    前記側壁案内板の少なくとも一部を前記底部コンベヤと同調して移動する側部コンベヤの搬送面で構成したことを特徴とする食肉スライサー。
  2. 前記側部コンベヤと前記底部コンベヤとを構成するそれぞれの無端帯状のコンベヤベルトの突合側端同士を伸縮帯で一体的に連結し、該伸縮帯の連結部分の内側に適宜丸みを持たせたことを特徴とする請求項1に記載の食肉スライサー。
  3. 前記底部コンベヤの上面と前記側壁案内板とによって形成される隅角部に、前記側部コンベヤを、側壁案内板側に向けて傾斜させて配置したことを特徴とする請求項1に記載の食肉スライサー。
  4. 前記食肉スライサーが、前記肉箱の先端の上方位置で揺動アームに支持され上下に揺動移動されてブロック肉の上部を押圧しながら前記底部コンベヤと協働してブロック肉を送り出す上部送りローラーを備えており、該上部送りローラーのうち前記肉箱の隅角部に位置するローラーを、直線部にある他の送りローラーの下動を妨げないように別個に揺動可能に前記揺動アームに取付けたことを特徴とする請求項3に記載の食肉スライサー。
  5. 前記底部コンベヤの送り出し先端部から前記側部コンベヤの送り出し先端部に亘って、各コンベヤからブロック肉の端部を受取る受け面を有するとともに前記回転刃の刃先に近接する受刃を先端に有する受刃体を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の食肉スライサー。
  6. 前記肉箱が水平方向に往復移動する食肉スライサーであって、前記隅角部における前記回転刃が丸刃であって、該丸刃の刃先に近接する前記受刃体に形成された前記受刃は、前記底部コンベヤの送り出し方向の正面から見て、側壁側に向けて傾斜しており、該傾斜部分の側壁側終点の位置が丸刃の回転中心線より高位に位置していることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の食肉スライサー。
  7. 前記受刃体の先端に形成された前記受刃と前記回転刃の刃先とが互いに近接する方向に付勢されており、該受刃体または該回転刃の付勢方向の動きを規制するストッパーが設けられるとともに、該ストッパーによる規制位置が調節可能に構成されていることを特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の食肉スライサー。
  8. 前記受刃体または丸刃は、丸刃の使用前の刃先と丸刃の刃先が摩耗して耐久限度に達したときの刃先との刃厚方向の寸法差以上の距離だけ、後退方向へ移動可能であることを特徴とする請求項3〜7の何れか1項に記載の食肉スライサー。
  9. 前記受刃体を板バネを介して肉箱に取り着けるとともに、該受刃体の送り出し方向以外への動きを規制するガイド手段を設けたことを特徴とする請求項3〜8の何れか1項に記載の食肉スライサー。
  10. 前記受刃体を、該受刃体の先端部に形成される前記受刃が回転刃の刃先に近接するように肉箱に支持させ、運転時にスライスしない作業行程であることを感知する感知手段を設けるとともに、スライスしない行程においては、前記受刃を前記回転刃の刃先から離反させる受刃体の後退手段を設けたことを特徴とする請求項3〜8の何れか1項に記載の食肉スライサー。
  11. 前記肉箱が水平方向に往復移動可能であり、該肉箱の往行程時にのみブロック肉をスライスする食肉スライサーにおいて、前記感知手段が該肉箱の復行程にあることを感知するセンサーであり、前記受刃体の後退手段は、該センサーの感知結果に基づき受刃を刃先から離反させるように受刃体を後退させる移動装置であることを特徴とする請求項10に記載の食肉スライサー。
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