JP2008219166A - 光伝送システムおよび光伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】波長多重信号間で発生するスキューを補償すること。
【解決手段】光伝送システムは、送信側の送受信ノードが、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を受信側の送受信ノードに送信する。そして、受信側の送受信ノードは、送信側の送受信ノードから多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を送信元のノードに折り返し送信する。送信側の送受信ノードは、受信側の送受信ノードから受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出し、検出したスキュー量を基にして受信側の送受信ノードに送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムおよびその光伝送方法に関し、特に、波長多重信号間で発生するスキューを補償することができる光伝送システムおよび光伝送方法に関するものである。
電気配線技術のボトルネック(帯域、物量)を回避するため、スーパーコンピュータなどの並列計算機間でのインターコネクトシステムや高速ルータ内の信号スイッチングに、光伝送技術の広帯域特性を用いた光インターコネクトの適応が検討されている。光インターコネクトとは、極めて短い距離の光データ通信の総称であり、通常はLAN(Local Area Network)の伝送よりも短い距離の光通信を示す。
現在までに導入されている、光インターコネクトシステムにおいて、スイッチング技術に関しては、一旦光信号を電気に変換してスイッチングを行うために、スイッチングのポート数が帯域の増加に伴い増加するため、スイッチング規模自体が拡大してしまう。したがって、スイッチングを光信号のまま行う光パケットスイッチの検討が進められている。
また、光パケット/バースト信号を光領域で時間多重するシステムは、加入者系の光システムとして導入されているPON(Passive Optical Network)技術において利用されており、光パケット/バースト信号を各加入者に割り当てられたタイムスロットで送信し、通信局側で終端されるシステムに導入されている。
しかし、光領域で信号をスイッチング、合流する場合には、光信号を光信号のまま保持できるバッファ素子(遅延素子)がないために、スイッチ、合流部に到着する光パケットの各入力ポート間でスキューが生じ、転送パケット間でのガードタイムが増加してしまう。カードタイムは、情報を含まない無送信時間であり、ガードタイムが増加すると光パケット伝送効率が著しく低下してしまう。
そこで、特許文献1では、ガードタイムの増加を防止すべく、光スイッチノードにおいてスイッチ処理後にループバックされた光ダミーパケットの同期検出を行い、同期がとれるまで読み出しタイミングを変化させて時間差の補正を行うという技術が公開されている。
特開2006−279362号公報
しかし、上述した光パケットスイッチを用いるインターコネクトシステムにおいて、異なる波長信号が多重されている光パケット信号を導入することによって、効率的に帯域幅を増加させた場合に、宛先のノードに到着する間に波長多重信号間でスキューが生じてしまうという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、波長多重信号間で発生するスキューを補償することができる光伝送システムおよび光伝送方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムであって、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先に送信する光波長多重手段と、前記光波長多重手段によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を送信元に折り返し送信する折り返し送信手段と、前記折り返し送信手段から折り返し送信された多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出手段と、前記スキュー量検出手段によって検出された各光パケットのスキュー量を基にして、前記光波長多重手段によって宛先に送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記光波長多重手段によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出手段は、前記折り返し送信手段から折り返し送信された多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記遅延量調整手段は、前記スキュー量管理情報を基にして、宛先に送信される場合に各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整することを特徴とする。
また、本発明は、光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムであって、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先に送信する光波長多重手段と、前記光波長多重手段によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、当該多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出手段と、前記スキュー量検出手段によって検出されたスキュー量を管理し、前記光スイッチ網のトラフィック量に基づいて、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元に送信するスキュー制御手段と、前記スキュー制御手段から受信したスキュー量を基にして、前記波長多重手段によって宛先に送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記スキュー制御手段は、前記光スイッチ網のトラフィック量が基準値よりも小さい場合に、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元に送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記光波長多重手段によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出手段は、前記多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記遅延量調整手段は、前記スキュー量管理情報を基にして、宛先に送信される場合に各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整することを特徴とする。
また、本発明は、送信元ノードと宛先ノードとが光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムの光伝送方法であって、前記送信元ノードが、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を前記宛先ノードに送信する光波長多重工程と、前記宛先ノードが、前記光波長多重工程によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を前記送信元ノードに折り返し送信する折り返し送信工程と、前記送信元ノードが、前記折り返し送信工程によって折り返し送信された多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出工程と、前記送信元ノードが前記スキュー量検出工程によって検出した各光パケットのスキュー量を基にして、前記宛先ノードに送信する多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記光波長多重工程によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出工程は、前記宛先ノードから折り返し送信された多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする。
また、本発明は、送信元ノードと宛先ノードとが光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムの光伝送方法であって、前記送信元ノードが、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を前記宛先ノードに送信する光波長多重工程と、前記宛先ノードが、前記光波長多重工程によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、当該多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出工程と、前記スキュー量検出工程によって検出されたスキュー量を管理する管理ノードが、前記光スイッチ網のトラフィック量に基づいて、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元ノードに送信するスキュー制御工程と、前記送信元ノードが、前記管理ノードから受信したスキュー量を基にして、前記光波長多重工程によって前記宛先ノードに送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整工程と、を含んだことを特徴とする。
本発明によれば、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先に送信し、送信された多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を送信元に折り返し送信し、折り返し送信された多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出し、検出した各光パケットのスキュー量を基にして、宛先に送信する多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整するので、波長多重信号間で発生するスキューを補償することができる。
また、本発明によれば、光波長多重される各光パケットは、スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、宛先から折り返し送信された多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出するので、正確にスキュー量を検出することができる。
また、本発明によれば、各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶し、スキュー量管理情報を基にして、宛先に送信される場合に各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整するので、各宛先に多重光信号を送信する場合に、波長多重信号間で発生するスキューを効率よく補償することができる。
また、本発明によれば、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先に送信し、送信された多重光パケット信号を受信した場合に、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出し、検出したスキュー量を管理し、光スイッチ網のトラフィック量に基づいて、スキュー量を多重光パケット信号の送信元に送信し、送信元において、スキュー量を基にして、宛先に送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整するので、光スイッチ網にかかる負荷を軽減させることができると共に、波長多重信号間で発生するスキューを補償することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る光伝送システムおよび光伝送方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例1にかかる光伝送システムの概要および特徴について説明する。本実施例1にかかる光伝送システムは、光スイッチによって構成される光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムであり、送信側のノード(以下、送信ノード)は、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を受信側のノード(以下、受信ノード)に送信する。
受信ノードは、送信ノードから多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を送信ノードに折り返し送信する。送信ノードは、受信ノードから受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出し、検出したスキュー量を基にして受信ノードに送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する。
このように、本実施例1にかかる光伝送システムは、光波長多重された各光パケットのスキュー量に基づいて、送信ノードから受信ノードに送信される多重光パケット信号の各光パケットの遅延量を調整するので、伝送時に発生する多重光パケット信号のスキューを補償することができる。
また、伝送時に発生する多重光パケット信号のスキューを補償することができるので、波長多重技術による帯域増加を行うことが可能である。さらに、本実施例1にかかる光伝送システムは、任意の経路上を通った多重光パケット信号に発生するスキューを補償することができ、ネットワークの利用効率を向上させることができる。
つぎに、本実施例1にかかる光伝送システムの構成について説明する。図1は、本実施例1にかかる光伝送システムの構成を示す図である。同図に示すように、この光伝送システムは、送受信ノード100〜300から構成され、各送受信ノード100〜300は、光スイッチ網50に接続されている。
この光スイッチ網50は、MEMS(Micro Electro Mechanical System)型スイッチ、半導体光増幅器(SOA(Semiconductor Optical Amplifier))を用いた光スイッチ、あるいは、ニオブ酸リチウム(LiNb03)などの強誘電体を用いた光スイッチを含んだ通信網である。
送受信ノード100〜300は、各送受信ノード間でデータ通信(多重光パケット信号によるデータ通信)を行う装置である。なお、本実施例1では、説明の便宜上、送受信ノード100が送受信ノード200、300に対して多重光パケット信号を送信する場合を例にあげて説明する。
ここで、各送受信ノード100〜300の概要構成について説明すると、図1に示すように、送受信ノード100は、波長合分波フィルタ110と、光送受信機111〜114と、パケット管理部120とを備える。
このうち、波長合分波フィルタ110は、光送受信機111〜114から光パケットを取得した場合に、各光パケットを光波長多重(WDM(Wavelength Division Multiplexing))した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先の送受信ノードに送信する。また、波長合分波フィルタ110は、光スイッチ網50を介して多重光パケット信号を受信した場合には、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた光パケットを分波し、分波した光パケットを光送受信機111〜114に出力する。
光送受信機111〜114は、パケット管理部120からパケットを受信した場合に、受信したパケットを光パケットに変換して波長合分波フィルタ110に出力する装置である。また、光送受信機111〜114は、波長合分波フィルタ110から光パケットを取得した場合には、取得した光パケットを電気信号に変換し、電気信号に変換したパケットをパケット管理部120に出力する。
パケット管理部120は、パケット(光パケットに変換する前のパケット)を生成し、生成したパケットを光送受信機111〜114に出力する処理部である。また、パケット管理部120は、宛先の送受信ノードから折り返し送信される多重光パケット信号を受信した場合に、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられていたパケットを基にして各光パケット(各波長帯域に割り当てられる光パケット)のスキュー量を検出する。そして、パケット管理部120は、スキュー量に基づいて、各光パケットの遅延量を調整する。
送受信ノード200は、波長合分波フィルタ210と、光送受信機211〜214とを備える(送受信ノード200は、送受信ノード100同様、パケット管理部を備えるが、ここでは説明を省略する)。
波長合分波フィルタ210は、送受信ノード100から多重光パケット信号を受信した場合に、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた光パケットを分波し、分波した光パケットを光送受信機211〜214に出力する。また、波長合分波フィルタ210は、光送受信機211〜214から光パケットを取得した場合には、取得した各光パケットを光波長多重し、光波長多重した多重光パケット信号を送信元となる送受信ノード100に送信する。
光送受信機211〜214は、送受信ノード200の役割が受信側のノードとなっている場合に、波長合分波フィルタ210から取得した光パケットを折り返し波長合分波フィルタ210に出力する装置である。
送受信ノード300は、波長合分波フィルタ310と、光送受信機311〜314とを備える(送受信ノード300は、送受信ノード100同様、パケット管理部を備えるが、ここでは説明を省略する)。
波長合分波フィルタ310は、送受信ノード100から多重光パケット信号を受信した場合に、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた光パケットを分波し、分波した光パケットを光送受信機311〜314に出力する。また、波長合分波フィルタ310は、光送受信機311〜314から光パケットを取得した場合には、取得した各光パケットを光波長多重し、光波長多重した多重光パケット信号を送信元となる送受信ノード100に送信する。
つぎに、図1に示した送受信ノードの具体的な構成について説明する。図2は、本実施例1にかかる送受信ノードの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この送受信ノード100は、波長合分波フィルタ110と、光送受信機111〜114と、パケット管理部120とから構成される。
ここで、波長合分波フィルタ110に関する説明は、図1において説明した波長合分波フィルタ110の説明と同様であるため説明を省略する。光送受信機111〜114は、パケット管理部120から光パケットに変換対象となるパケット(以下、単にパケットと表記し、光信号に変換されたパケットを光パケットと表記する)を光パケットに変換し、変換した光パケットを波長合分波フィルタ110に出力する。
また、光送受信機111〜114は、波長合分波フィルタ110から光パケットを取得した場合に、送受信ノード100の役割(送信側の送受信ノード、受信側の送受信ノード)によって異なる処理を行うように管理者に設定されているものとする。
送受信ノード100が送信側の送受信ノードである場合には、光送受信機111〜114は、波長合分波フィルタ110から取得した場合に、取得した各光パケットをパケットに変換し、変換したパケットをスキュー検出部160に出力する。
一方、送受信ノード100が受信側の送受信ノードである場合には、光送受信機111〜114は、波長合分波フィルタ110から取得した光パケットを折り返し、光パケット(かかる光パケットを含んだ多重光パケット信号)の送信元となる送受信ノードに送信する。
パケット管理部120は、クライアントインターフェース130と、宛先アドレス解析部140と、データ待避用メモリ(VOQ(Virtual Output Queue))150と、スキュー検出部160と、パケット生成部170とを備える。
クライアントインターフェース130は、CPU(Central Processing Unit)等の計算機(図示略)との間でデータ通信を行う処理部である。クライアントインターフェース130は、計算機から取得したデータを宛先アドレス解析部140に出力する。計算機からパケット管理部120に出力されるデータには、宛先となる送受信ノードのアドレスおよび宛先となる送受信ノードに送信するデータを含んでいるものとする。また、クライアントインターフェース130は、スキュー検出部160から取得したデータを計算機に出力する。
宛先アドレス解析部140は、クライアントインターフェース130からデータを取得した場合に、取得したデータの宛先となる送受信ノードのアドレスを解析する処理部である。宛先アドレス解析部140は、解析結果のデータ(以下、解析結果データ)およびクライアントインターフェース130から取得したデータ(以下、送信データ)をパケット生成部170に出力する。
データ待避用メモリ150は、宛先ごとに送信データを格納するメモリである。図3は、データ待避用メモリ150に格納される待避データのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この待避データは、宛先の送受信ノードを識別する宛先ノード識別情報と、各ノードに送信する送信データとを対応付けて格納している。
スキュー検出部160は、光送受信機111〜114から多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられていた各パケットを取得し、取得した各パケットに基づいて光パケットのスキュー量を検出する処理部である。
図4は、本実施例1にかかるスキュー検出部160の処理を説明するための説明図である。図4では、一例として、パケット生成部170が多重光パケット信号の波長(波長帯域)1〜4に割り当てる各パケットを同時に光送受信機111〜114に出力した場合を示している。各パケットの先頭には、スキュー量を検出するためのスキュー検出バイトが付加されている。
スキュー検出部160は、各波長1〜4に割り当てられていたパケットを光送受信機111〜114から取得して、スキュー量を検出する。図4では、波長1に割り当てられていたパケットが1番目にスキュー検出部160に到達し、その後、波長2に割り当てられていたパケット、波長4に割り当てられていたパケット、波長3に割り当てられていたパケットの順にスキュー検出部160に到達している。
スキュー検出部160は、初めに到達したパケット(図4では、波長1に割り当てられていたパケット)のスキュー検出バイトを検出した時間(あるいは基準クロックのタイミング)を基準とし、この基準と次のパケットのスキュー検出バイトが到達した時間とを比較して各波長のスキュー量を検出する。
図4に示す例では、波長1に対するスキュー量は0、波長2に対するスキュー量はT2、波長3に対するスキュー量はT3、波長4に対するスキュー量はT4となる。但し、T2〜T4は、送信側のノードから受信側のノードまでの往復スキュー量であるため、送信側のノードから受信側のノードまでの実際のスキュー量は、それぞれ往復スキュー量を半分にした値となる。すなわち、図4の場合では、波長1に対するスキュー量は0、波長2に対するスキュー量はT2/2、波長3に対するスキュー量はT3/2、波長4に対するスキュー量はT4/2となる。
スキュー検出部160は、検出したスキュー量のデータをスキュー量検出データとして、パケット生成部170に出力する。このスキュー量検出データには、検出したスキュー量とスキュー量に対応する波長および多重光パケット信号の宛先情報が対応付けられているものとする。
なお、スキュー検出部160は、光送受信機111〜114からスキュー量検出対象外となるユーザデータを含んだパケットを取得した場合には、取得したパケットをクライアントインターフェース130に出力する。
パケット生成部170は、パケット生成にかかる各種の処理を実行する処理部である。具体的に、このパケット生成部170は、宛先アドレス解析部140から解析結果データおよび送信データを取得した場合のメモリ格納処理、スキュー検出部160からスキュー量検出データを取得した場合にスキュー量を管理するための管理データを作成・更新する管理データ作成処理、パケットを生成して光送受信機111〜114に出力するパケット生成処理を行う。以下において、パケット生成部170の処理を具体的に説明する。
まず、パケット生成部170のメモリ格納処理について説明すると、パケット生成部170は、宛先アドレス解析部140から解析結果データおよび送信データを取得した場合に、解析結果データと待避データ(図3参照)とを比較して解析結果データに対応する宛先識別情報を判定し、判定した宛先識別情報に対応させて送信データを待避データに格納する。
また、パケット生成部170は、データ待避用メモリ150に格納されたデータの量を監視し、計算機(図示略)からパケット管理部120に出力されるデータの量を制御する。パケット生成部170は、データ待避用メモリ150に格納されたデータの量が予め設定された基準値を上回った場合には、パケット管理部120に対するデータの出力を中断する旨の要求データを計算機に対して出力する。そして、データ待避用メモリ150に格納されたデータの量が基準値以下となった場合には、パケット管理部120に対するデータの出力を再開可能とする旨の要求データを計算機に対して出力する。
つぎに、パケット生成部170の管理データ作成処理について説明すると、パケット生成部170は、スキュー検出部160からスキュー量検出データを取得した場合に、取得したスキュー量検出データを基にして管理データを作成し、パケット生成部170に備えられた記憶部に記憶する。図5は、本実施例1にかかる管理データのデータ構造の一例を示す図である。
同図に示すように、この管理データは、宛先ノードを識別する宛先ノード識別情報と、波長1〜4から構成される。ここで、波長1〜4は、光パケットに対して波長多重を行い、多重光パケット信号を宛先に送信した場合に、波長1〜4に対応する波長帯域に割り当てられた光パケットのスキュー量をそれぞれ示している。
例えば、図5の1段目は、ノード1に多重光パケット信号を送信した場合の各波長1〜4のスキュー量が格納されている。具体的には、波長1に割り当てられた光パケットのスキュー量が0ns、波長2に割り当てられた光パケットのスキュー量が10ns、波長3に割り当てられた光パケットのスキュー量が20ns、波長4に割り当てられた光パケットのスキュー量が15nsである。
したがって、パケット生成部170がパケットを生成して、各パケットを各波長帯域に割り当てるように、各パケットを同時に光送受信部111〜114に出力すると、波長2に割り当てられた光パケットは、波長1に割り当てられた光パケットよりも10ns遅れてノード1に到達することになる。同様に、波長3に割り当てられた光パケットは、波長1に割り当てられた光パケットよりも20ns遅れてノード1に到達し、波長4に割り当てられた光パケットは、波長1に割り当てられた光パケットよりも15ns遅れてノード1に到達することになる。パケット生成部170が管理データを作成する処理は、実運用前の段階で行われる。
つぎに、パケット生成部170のパケット生成処理について説明すると、パケット生成部170は、データ待避用メモリ150から宛先となるノードを順次選択し、宛先ノードに送信する送信データをデータ待避用メモリ150から取得する。パケット生成部170が宛先となるノードを選択する順序はどのような順序でも構わないが、例えば、優先度の高いノードから順に選択してもよいし、データ待避用メモリ150に送信データが格納された順に、対応するノードを選択してもよい。
そして、パケット生成部170は、選択した宛先ノードと管理データ(図5参照)とを比較して、各波長1〜4のスキュー量を判定する。パケット生成部170は、判定したスキュー量に応じて各波長帯域に割り当てる各パケット(各パケットには、宛先ノードに送信される送信データが格納される)の遅延量を調整し、各パケットを同時に宛先ノードに到達させる。
例えば、図5の1段目に示すノード1に多重光パケット信号を送信する場合には、パケット生成部170は、各光パケットを同時にノード1に到達させるため、波長2〜4に割り当てるパケットを波長1に割り当てるパケットよりも早く光送受信機111〜114に出力する。
すなわち、図5の1段目に示す例では、パケット生成部170は、波長1に割り当てるパケットよりも10ns早く波長2に割り当てるパケットを光送受信部111〜114に出力し、波長1に割り当てるパケットよりも20ns早く波長3に割り当てるパケットを光送受信部111〜114に出力し、波長1に割り当てるパケットよりも15ns早く波長4に割り当てるパケットを光送受信部111〜114に出力する。
つぎに、本実施例1にかかる光伝送システムの実運用前の段階における処理について説明する。図6は、本実施例1にかかる光伝送システムの処理手順を示すフローチャートである。なお、図6では説明の便宜上、送受信ノード100が送受信ノード200に多重光パケット信号を送信する場合について示している。
図6に示すように、送受信ノード100は、多重光パケット信号を送受信ノード200に出力し(ステップS101)、送受信ノード200は、多重光パケット信号を受信し(ステップS102)、受信した多重光パケット信号を折り返し送受信ノード100に送信する(ステップS103)。
そして、送受信ノード100は、送受信ノード200から多重光パケット信号を受信し(ステップS104)、受信した多重光パケット信号の各光パケットのスキュー量を検出し(ステップS105)、管理テーブルを作成する(ステップS106)。
このように、光伝送システムは、送信側の送受信ノードと、受信側の送受信ノードとが多重光パケット信号をやりとりするので、光スイッチ網50伝送時のスキュー補償を正確に実行することができる。
上述してきたように、本実施例1にかかる光伝送システムは、光スイッチによって構成される光スイッチ網50を介して光伝送を行う光伝送システムであり、送信側の送受信ノードは、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を受信側の送受信ノードに送信する。そして、受信側の送受信ノードは、送信側の送受信ノードから多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を送信元のノードに折り返し送信する。送信側の送受信ノードは、受信側の送受信ノードから受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出し、検出したスキュー量を基にして受信側の送受信ノードに送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整するので、伝送時に発生する多重光パケット信号のスキューを補償することができる。
また、伝送時に発生する多重光パケット信号のスキューを補償することができるので、波長多重技術による帯域増加を行うことが可能である。さらに、本実施例1にかかる光伝送システムは、任意の経路上を通った多重光パケット信号に発生するスキューを補償することができ、ネットワークの利用効率を向上させることができる。
つぎに、本実施例2にかかる光伝送システムの概要および特徴について説明する。本実施例2にかかる光伝送システムは、光スイッチによって構成される光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムであり、送信側のノード(以下、送信ノード)は、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を受信側のノード(以下、受信ノード)に送信する。
受信ノードは、送信ノードから多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出し、検出したスキュー量の情報を制御ノード(送信ノード、受信ノードとは別のノード)に送信する。制御ノードは、光スイッチ網のトラフィック量が少ない状況においてスキュー量の情報を送信ノードに出力し、送信ノードは、制御ノードから取得したスキュー量を基にして受信ノードに送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する。
このように、本実施例2にかかる光伝送システムは、制御ノードが光スイッチ網のトラフィック量が少ない状況においてスキュー量の情報を送信ノードに出力するので、光スイッチ網にかかる負荷を軽減させることができる。また、本実施例2にかかる光伝送システムは、実施例1の光伝送システムと同様に、送信ノードから受信ノードに送信される多重光パケット信号の各光パケットの遅延量を調整するので、伝送時に発生する多重光パケット信号のスキューを補償することができる。
つぎに、本実施例2にかかる光伝送システムの構成について説明する。図7は、本実施例2にかかる光伝送システムの構成を示す図である。同図に示すように、この光伝送システムは、送受信ノード400〜600およびスキュー制御ノード700から構成される。また、送受信ノード400〜600およびスキュー制御ノード700は、光スイッチ網50に接続されているものとする。光スイッチ網50に関する説明は、図1に示した光スイッチ網50と同様であるため、説明を省略する。
送受信ノード400〜600は、各送受信ノード間でデータ通信(多重光パケット信号によるデータ通信)を行う装置である。なお、図7では、説明の便宜上、送受信ノード400が送受信ノード500,600に対して多重光パケット信号を送信する場合を例にあげて説明する。
ここで、各送受信ノード400〜600の概要構成について説明すると、図7に示すように、送受信ノード400は、波長合分波フィルタ410と、光送受信機411〜414と、パケット管理部420とを備える。
このうち、波長合分波フィルタ410は、光送信機411〜414から光パケットを取得した場合に、各パケットを光波長多重(WDM)した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先の送受信ノードに送信する。また、波長合分波フィルタ410は、光スイッチ網50を介して多重光パケット信号を受信した場合には、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた光パケットを分波し、分波した光パケットを光送受信機411〜414に出力する。
光送受信機411〜414は、パケット管理部420からパケットを受信した場合に、受信したパケットを光パケットに変換して波長合分波フィルタ410に出力する装置である。また、光送受信機411〜414は、波長合分波フィルタ410から光パケットを取得した場合には、取得した光パケットを電気信号に変換し、電気信号に変換したパケットをパケット管理部420に出力する。
パケット管理部420は、パケット(光パケットに変換する前のパケット)を生成し、生成したパケットを光送受信機411〜414に出力する処理部である。また、パケット管理部420は、スキュー制御ノード700から送信されるスキュー量に基づいて、各光パケットの遅延量を調整する。
送受信ノード500は、波長合分波フィルタ510と、光送受信機511〜514と、パケット管理部520とを備える。
波長合分波フィルタ510は、送受信ノード400から多重光パケット信号を受信した場合に、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた光パケットを分波し、分波した光パケットを光送受信機511〜514に出力する。また、波長合分波フィルタ510は、光送受信機511〜514から光パケットを取得した場合には、取得した各光パケットを光波長多重し、光波長多重した多重光パケット信号を宛先となる送受信ノードに送信する。
光送受信機511〜514は、波長合分波フィルタ510から光パケットを受信した場合に、受信した光パケットを電気信号に変換し、電気信号に変換したパケットをパケット管理部520に出力する。また、光送受信機511〜514は、パケット管理部520からパケットを受信した場合に、受信したパケットを光パケットに変換して波長合分波フィルタ510に出力する。
パケット管理部520は、送信元の送受信ノード400から多重光パケット信号を受信した場合に、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられていたパケットを基にして各光パケット(各波長帯域に割り当てられる光パケット)のスキュー量を検出し、検出したスキュー量のデータ(スキュー量検出データ)をスキュー制御ノード700に出力する。
送受信ノード600は、波長合分波フィルタ610、光送受信機611〜614と、パケット管理部620とを備える。
波長合分波フィルタ610は、送受信ノード400から多重光パケット信号を受信した場合に、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた光パケットを分波し、分波した光パケットを光送受信機611〜614に出力する。また、波長合分波フィルタ610は、光送受信機611〜614から光パケットを取得した場合には、取得した各光パケットを光波長多重し、光波長多重した多重光パケット信号を宛先となる送受信ノードに送信する。
光送受信機611〜614は、波長合分波フィルタ610から光パケットを受信した場合に、受信した光パケットを電気信号に変換し、電気信号に変換したパケットをパケット管理部620に出力する。また、光送受信機611〜614は、パケット管理部620からパケットを受信した場合に、受信したパケットを光パケットに変換して波長合分波フィルタ610に出力する。
パケット管理部620は、送信元の送受信ノード400から多重光パケット信号を受信した場合に、多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられていたパケットを基にして各光パケット(各波長帯域に割り当てられる光パケット)のスキュー量を検出し、検出したスキュー量のデータ(スキュー量検出データ)をスキュー制御ノード700に出力する。
続いて、図7に示したスキュー制御ノード700の説明を行う。スキュー制御ノード700は、送信ノード400〜600が検出するスキュー量検出データを管理する装置であり、送受信ノードインターフェース部710と、スキュー検出ノードインターフェース部720と、通信制御部730とを備える。
このうち、送信ノードインターフェース部710は、送信側の送受信ノード(本実施例2では、説明の便宜上、送受信ノード400)とデータ通信を行う処理部であり、スキュー検出ノードインターフェース部720は、受信側の送受信ノード(本実施例2では、説明の便宜上、送受信ノード500,600)とデータ通信を行う処理部である。
通信制御部730は、送受信ノード500,600からスキュー量検出データを受信した場合に、記憶部(図示略)にスキュー量検出データを格納する。そして、通信制御ノード部は、光スイッチ網50のトラフィック量を検出し、トラフィック量が予め定められた基準値よりも小さい場合に、記憶部に格納したスキュー量検出データを送信側の送受信ノード400に出力する。
なお、通信制御部730は、記憶部にスキュー量検出データを格納する場合には、スキュー量検出データと、対応する送受信ノードの識別情報とを対応付けて格納する。そして、送信側の送受信ノード400にスキュー量検出データを送信する場合には、スキュー量検出データを検出した送受信ノードの識別情報と対応付けてスキュー量検出データを送信側の送受信ノード400に出力する。
つぎに、図7に示した送受信ノードの具体的な構成について説明する。図8は、本実施例2にかかる送受信ノードの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この送受信ノード400は、波長合分波フィルタ410と、光送受信機411〜414と、パケット管理部420とから構成される。
ここで、波長合分波フィルタ410および光送受信機411〜414に関する説明は、図7において説明した波長合分波フィルタ410および光送受信機411〜414の説明と同様であるため説明を省略する。
パケット管理部420は、クライアントインターフェース430と、宛先アドレス解析部440と、データ待避用メモリ(VOQ)450と、スキュー検出部460と、外部制御IF部470と、制御ch用光モジュール480と、パケット生成部490と、スキュー補正部493と、電気信号遅延素子495とを備えて構成される。
クライアントインターフェース430は、CPU(Central Processing Unit)等の計算機(図示略)との間でデータ通信を行う処理部である。クライアントインターフェース430は、計算機から取得したデータを宛先アドレス解析部440に出力する。計算機からパケット管理部420に出力されるデータには、宛先となる送受信ノードのアドレスおよび宛先となる送受信ノードに送信するデータを含んでいるものとする。また、クライアントインターフェース430は、スキュー検出部460から取得したデータを計算機に出力する。
宛先アドレス解析部440は、クライアントインターフェース430からデータを取得した場合に、取得したデータの宛先となる送受信ノードのアドレスを解析する処理部である。宛先アドレス解析部440は、解析結果のデータ(以下、解析結果データ)およびクライアントインターフェース430から取得したデータ(以下、送信データ)をパケット生成部490に出力する。
データ待避用メモリ450は、宛先ごとに送信データを格納するメモリである。このデータ待避用メモリ450は、図3に示した待避データを格納しているものとする。
スキュー検出部460は、送受信ノード400の役割が、受信側の送受信ノードである場合に、送信側の送受信ノードから多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられていた各パケットを取得し、取得した各パケットに基づいて各波長帯域に割り当てられた光パケットのスキュー量を検出する処理部である。
図9は、本実施例2にかかるスキュー検出部460の処理を説明するための説明図である。図9では、パケット生成部(送信側)が多重光パケット信号の波長(波長帯域)1〜4に割り当てるパケットを同時に送受信機(送信側)に出力した場合を示している。各パケットの先頭には、スキュー量を検出するためのスキュー検出バイトが付加されている。
スキュー検出部460は、各波長1〜4に割り当てられていたパケットを光送受信機411〜414から取得してスキュー量を検出する。図9では、波長1に割り当てられていたパケットが1番目にスキュー検出部460に到達し、その後、波長2に割り当てられていたパケット、波長4に割り当てられていたパケット、波長3に割り当てられていたパケットの順にスキュー検出部460に到達している。
図9に示す例では、波長1に対するスキュー量は0、波長2に対するスキュー量はT2、波長3に対するスキュー量はT3、波長4に対するスキュー量はT4となる。スキュー検出部460は、検出したスキュー量のデータをスキュー量検出データとして、外部制御IF部470に出力する。
なお、スキュー検出部460は、光送受信機411〜414からスキュー量検出対象外となるユーザデータを含んだパケットを取得した場合には、取得したパケットをクライアントインターフェース430に出力する。
外部制御IF部470は、スキュー検出部460、制御ch用光モジュール480、パケット生成部490、スキュー補正部493に対するデータの入出力を制御する処理部である。
外部制御IF部470は、スキュー検出部460からスキュー量検出データを取得した場合に、取得したスキュー量検出データを、制御ch用光モジュール480に出力する。制御ch用光モジュール480は、図7に示した送信ノードインターフェース部710あるいはスキュー検出ノードインターフェース部720との間でデータ通信を行う処理部である。制御ch用光モジュール480は、スキュー量検出データを外部制御IF部470から取得した場合には、送受信ノード400の識別情報とスキュー量検出データとを対応付けてスキュー制御ノード700に出力する。
制御ch用光モジュール480は、スキュー制御ノード700からスキュー量検出データと識別情報とを取得した場合に、取得した各データを外部制御IF部470に出力する。この場合、外部制御IF部470は、スキュー量検出データと識別情報とをパケット生成部490に出力する。
パケット生成部490は、パケット生成にかかる各種の処理を実行する処理部である。具体的に、このパケット生成部490は、宛先アドレス解析部440から解析結果データおよび送信データを取得した場合のメモリ格納処理、外部制御IF部470からスキュー量検出データを取得した場合にスキュー量を管理するための管理データを作成・更新する管理データ作成処理、パケットを生成して電気信号遅延素子495に出力するパケット生成処理を行う。以下において、パケット生成部490の処理を具体的に説明する。
まず、パケット生成部490のメモリ格納処理について説明すると、パケット生成部490は、宛先アドレス解析部440から解析結果データおよび送信データを取得した場合に、解析結果データと待避データ(図3参照)とを比較して解析結果データに対応する宛先識別情報を判定し、判定した宛先識別情報を対応させて送信データを待避データに格納する。
また、パケット生成部490は、データ待避用メモリ450に格納されたデータの量を監視し、計算機(図示略)からパケット管理部420に出力されるデータの量を制御する。パケット生成部490は、データ待避用メモリ450に格納されたデータの量が予め設定された基準値を上回った場合には、パケット管理部420に対するデータの出力を中断する旨の要求データを計算機に対して出力する。そして、データ待避用メモリ450に格納されたデータの量が基準値以下となった場合には、パケット管理部420に対するデータの出力を再開可能とする旨の要求データを計算機に対して出力する。
つぎに、パケット生成部490の管理データ作成処理について説明すると、パケット生成部490は、外部制御IF部470からスキュー量検出データおよび識別情報を取得した場合に、取得したスキュー量検出データを基にして管理データを作成し、パケット生成部490に備えられた記憶部に記憶する。なお、パケット生成部490が記憶部に格納する管理データは、図5に示した管理データと同様であるため、ここでは説明を省略する。
つぎに、パケット生成部490のパケット生成処理について説明すると、パケット生成部490は、データ待避用メモリ450から宛先となるノードを順次選択し、宛先ノードに送信する送信データをデータ待避用メモリ450から取得する。パケット生成部490が宛先となるノードを選択する順序はどのような順序でも構わないが、例えば、優先度の高いノードから順に選択してもよいし、データ待避用メモリ450に送信データが格納された順に、対応するノードを選択してもよい。パケット生成部490は、取得した送信データからパケットを生成し、生成した各パケットを電気信号遅延素子495に出力する。
スキュー補正部493は、パケット生成部490の記憶部に記憶された管理データに基づいて、電気信号遅延素子495を制御し、波長1〜4に対応する波長帯域に割り当てる各パケットの遅延量を調整する。電気信号遅延素子495は、従来より広く利用されている一般的な遅延素子であり、スキュー補正部493の制御命令に応答して、パケット生成部490から取得した各パケットを光送受信機411〜414に出力する場合に、各パケットの出力タイミングをパケットごとに変化させる。
例えば、スキュー補正部493は、図5の1段目に示すノード1に多重光パケット信号を送信する場合には、スキュー補正部493は、各光パケットを同時にノード1に到達させるため、波長2から4に割り当てるパケットを波長1に割り当てるパケットよりも早く光送受信機411〜414に出力する。
すなわち、図5の1段目に示す例では、スキュー補正部493は、電機信号遅延素子495を制御して、波長1に割り当てるパケットよりも10ns早く波長2に割り当てるパケットを光送受信部411〜414に出力し、波長1に割り当てるパケットよりも20ns早く波長3に割り当てるパケットを光送受信部411〜414に出力し、波長1に割り当てるパケットよりも15ns早く波長4に割り当てるパケットを光送受信部411〜414に出力する。
つぎに、本実施例2にかかる光伝送システムの実運用前の段階における処理について説明する。図10は、本実施例2にかかる光伝送システムの処理手順を示すフローチャートである。なお、図10では説明の便宜上、送受信ノード400が送受信ノード500に多重光パケットを送信する場合について示している。
図10に示すように、送受信ノード400は、多重光パケット信号を送受信ノード500に送信し(ステップS201)、送受信ノード500は、多重光パケット信号を受信し(ステップS202)、多重光パケット信号のスキュー量を波長毎に検出する(ステップS203)。
そして、送受信ノード500は、スキュー量検出データをスキュー制御ノード700に送信し(ステップS204)、スキュー制御ノード700は、スキュー量検出データを受信して記憶部に格納する(ステップS205)。スキュー制御ノード700は、光スイッチ網50のトラフィック量が基準値よりも小さいか否かを判定し(ステップS206)、トラフィック量が基準値以上である場合には(ステップS207,No)、ステップS206に移行する。
一方、光スイッチ網50のトラフィック量が基準値よりも小さい場合には(ステップS207,Yes)、スキュー量検出データを送受信ノード400に出力する(ステップS208)。送受信ノード400は、スキュー制御ノード700からスキュー量検出データを受信し(ステップS209)、管理データを生成する(ステップS210)。
このように、光伝送システムは、スキュー制御ノード700を介してスキュー量検出データを送信側の送受信ノードに出力するので、光スイッチ網にかかる負荷を軽減させることができる。
上述してきたように、本実施例2にかかる光伝送システムは、光スイッチによって構成される光スイッチ網50を介して光伝送を行う光伝送システムであり、送信側の送受信ノードは、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を受信側の送受信ノードに送信する。受信側の送受信ノードは、多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出し、検出したスキュー量検出データをスキュー制御ノード700に送信する。スキュー制御ノード700は、光スイッチ網50のトラフィック量が少ない状況においてスキュー量検出データを送信側の送受信ノードに出力し、送信側の送受信ノードは、スキュー制御ノード700から取得したスキュー量検出データを基にして多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整するので、伝送時に発生する多重光パケット信号のスキューを補償することができる。
また、本実施例2にかかる光伝送システムは、スキュー制御ノード700が光スイッチ網50のトラフィック量が少ない場合においてスキュー量検出データを送信側の送受信ノードに出力するので、送信側の送受信ノードはインサービスで管理テーブルを修正することが可能となり、正確にスキュー補償することができる。
なお、本実施例2では、図8の説明において、電気信号遅延素子495を用いてスキュー補償を行ったが、これに限定されるものではなく、図11に示すような光信号遅延素子を用いてスキュー補償を行うことができる。図11は、光信号遅延素子を用いた送受信ノードの構成を示す機能ブロック図である。
図11に示すように、同図に示すように、この送受信ノード800は、波長合分波フィルタ810と、光送受信機811〜814と、パケット管理部820とを備えて構成される。波長合分波フィルタ810および光送受信機811〜814は、図8に示した波長合分波フィルタ410および光送受信機411〜414と同様であるため説明を省略する。
パケット管理部820は、クライアントインターフェース830と、宛先アドレス解析部840と、データ待避用メモリ850と、スキュー検出部860と、外部制御IF部870と、制御ch用光モジュール880と、パケット生成部890と、スキュー補正部893と、光信号遅延素子895とを備える。
このうち、クライアントインターフェース830、宛先アドレス解析部840、データ待避用メモリ850、スキュー検出部860、外部制御IF部870、制御ch用光モジュール880、パケット生成部890は、図8に示したクライアントインターフェース430、宛先アドレス解析部440、データ待避用メモリ450、スキュー検出部460、外部制御IF部470、制御ch用光モジュール480、パケット生成部490と、それぞれ等しいため説明を省略する。
スキュー補正部893は、パケット生成部890の記憶部に記憶された管理データに基づいて、光信号遅延素子895を制御し、波長1〜4に対応する波長帯域に割り当てる各光パケットの遅延量を調整する。
光信号遅延素子895は、異なる長さの光伝送路を複数備え、光パケットを伝送する光伝送路を切り換えることによって、光パケットを遅延させる。光信号遅延素子895は、基準となる伝送路よりも長い伝送路に光パケットを伝送させることによって、光信号を遅延させることができる。光信号遅延素子895は、スキュー補正部893の制御命令に応答して、光送受信機811〜814から取得した各光パケットを遅延させて波長合分波フィルタ810に出力する。
なお、実施例1の図2に示した送受信ノード100においても、図8、図11に示した電気信号遅延素子、光信号遅延素子を用いてスキュー補償を行っても良い。
ところで、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部あるいは一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、各図に示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部がCPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムであって、
複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先に送信する光波長多重手段と、
前記光波長多重手段によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を送信元に折り返し送信する折り返し送信手段と、
前記折り返し送信手段から折り返し送信された多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出手段と、
前記スキュー量検出手段によって検出された各光パケットのスキュー量を基にして、前記光波長多重手段によって宛先に送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整手段と、
を備えたことを特徴とする光伝送システム。
(付記2)前記光波長多重手段によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出手段は、前記折り返し送信手段から折り返し送信された多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする付記1に記載の光伝送システム。
(付記3)前記各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記遅延量調整手段は、前記スキュー量管理情報を基にして、宛先に送信される場合に各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整することを特徴とする付記1または2に記載の光伝送システム。
(付記4)光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムであって、
複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先に送信する光波長多重手段と、
前記光波長多重手段によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、当該多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出手段と、
前記スキュー量検出手段によって検出されたスキュー量を管理し、前記光スイッチ網のトラフィック量に基づいて、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元に送信するスキュー制御手段と、
前記スキュー制御手段から受信したスキュー量を基にして、前記波長多重手段によって宛先に送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整手段と、
を備えたことを特徴とする光伝送システム。
(付記5)前記スキュー制御手段は、前記光スイッチ網のトラフィック量が基準値よりも小さい場合に、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元に送信することを特徴とする付記4に記載の光伝送システム。
(付記6)前記光波長多重手段によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出手段は、前記多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする付記4または5に記載の光伝送システム。
(付記7)前記各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記遅延量調整手段は、前記スキュー量管理情報を基にして、宛先に送信される場合に各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整することを特徴とする付記4、5または6に記載の光伝送システム。
(付記8)送信元ノードと宛先ノードとが光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムの光伝送方法であって、
前記送信元ノードが、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を前記宛先ノードに送信する光波長多重工程と、
前記宛先ノードが、前記光波長多重工程によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を前記送信元ノードに折り返し送信する折り返し送信工程と、
前記送信元ノードが、前記折り返し送信工程によって折り返し送信された多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出工程と、
前記送信元ノードが前記スキュー量検出工程によって検出した各光パケットのスキュー量を基にして、前記宛先ノードに送信する多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整工程と、
を含んだことを特徴とする光伝送方法。
(付記9)前記光波長多重工程によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出工程は、前記宛先ノードから折り返し送信された多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする付記8に記載の光伝送方法。
(付記10)前記送信元ノードは、前記各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶装置に記憶する記憶手段をさらに含み、前記遅延量調整工程は、前記スキュー量管理情報を基にして、宛先に送信される場合の各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整することを特徴とする付記8または9に記載の光伝送方法。
(付記11)送信元ノードと宛先ノードとが光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムの光伝送方法であって、
前記送信元ノードが、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を前記宛先ノードに送信する光波長多重工程と、
前記宛先ノードが、前記光波長多重工程によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、当該多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出工程と、
前記スキュー量検出工程によって検出されたスキュー量を管理する管理ノードが、前記光スイッチ網のトラフィック量に基づいて、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元ノードに送信するスキュー制御工程と、
前記送信元ノードが、前記管理ノードから受信したスキュー量を基にして、前記光波長多重工程によって前記宛先ノードに送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整工程と、
を含んだことを特徴とする光伝送方法。
(付記12)前記スキュー制御工程は、前記光スイッチ網のトラフィック量が基準値よりも小さい場合に、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元ノードに送信することを特徴とする付記11に記載の光伝送方法。
(付記13)前記光波長多重工程によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出工程は、前記多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする付記11または12に記載の光伝送方法。
(付記14)前記各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶装置に記憶する記憶工程をさらに含み、前記遅延量調整工程は、前記スキュー量管理情報を基にして、前記宛先ノードに送信される場合の各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整することを特徴とする付記11、12または13に記載の光伝送方法。
以上のように、本発明にかかる光伝送システムおよび光伝送方法は、光スイッチ網を介して光波長多重された光信号を伝送する光伝送システムに有用であり、特に、光信号の各波長帯域に割り当てられた光パケットのスキュー量を補償する必要がある場合に適している。
本実施例1にかかる光伝送システムの構成を示す図である。 本実施例1にかかる送受信ノードの構成を示す機能ブロック図である。 データ待避用メモリに格納される待避データのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例1にかかるスキュー検出部の処理を説明するための説明図である。 本実施例1にかかる管理データのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例1にかかる光伝送システムの処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2にかかる光伝送システムの構成を示す図である。 本実施例2にかかる送受信ノードの構成を示す機能ブロック図である。 本実施例2にかかるスキュー検出部の処理を説明するための説明図である。 本実施例2にかかる光伝送システムの処理手順を示すフローチャートである。 光信号遅延素子を用いた送受信ノードの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
50 光スイッチ網
100,200,300,400,500,600 送受信ノード
110,210,310,410,510,610 波長合分波フィルタ
111,112,113,114,211,212,213,214,311,312,313,314,411,412,413,414,511,512,513,514,611,612,613,614 光送受信機
120,420,820 パケット管理部
130,430,830 クライアントインターフェース
140,440,840 宛先アドレス解析部
150,450,850 データ待避用メモリ
160,460,860 スキュー検出部
170,490,890 パケット生成部
470,870 外部制御IF部
480,880 制御ch用光モジュール
493,893 スキュー補正部
495 電気信号遅延素子
700 スキュー制御ノード
710 送信ノードインターフェース部
720 スキュー検出ノードインターフェース部
730 通信制御部
895 光信号遅延素子

Claims (10)

  1. 光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムであって、
    複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先に送信する光波長多重手段と、
    前記光波長多重手段によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を送信元に折り返し送信する折り返し送信手段と、
    前記折り返し送信手段から折り返し送信された多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出手段と、
    前記スキュー量検出手段によって検出された各光パケットのスキュー量を基にして、前記光波長多重手段によって宛先に送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整手段と、
    を備えたことを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記光波長多重手段によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出手段は、前記折り返し送信手段から折り返し送信された多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記遅延量調整手段は、前記スキュー量管理情報を基にして、宛先に送信される場合に各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送システム。
  4. 光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムであって、
    複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を宛先に送信する光波長多重手段と、
    前記光波長多重手段によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、当該多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出手段と、
    前記スキュー量検出手段によって検出されたスキュー量を管理し、前記光スイッチ網のトラフィック量に基づいて、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元に送信するスキュー制御手段と、
    前記スキュー制御手段から受信したスキュー量を基にして、前記波長多重手段によって宛先に送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整手段と、
    を備えたことを特徴とする光伝送システム。
  5. 前記スキュー制御手段は、前記光スイッチ網のトラフィック量が基準値よりも小さい場合に、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元に送信することを特徴とする請求項4に記載の光伝送システム。
  6. 前記光波長多重手段によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出手段は、前記多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする請求項4または5に記載の光伝送システム。
  7. 前記各光パケットのスキュー量を宛先ごとに対応付けたスキュー量管理情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記遅延量調整手段は、前記スキュー量管理情報を基にして、宛先に送信される場合に各波長帯域に割り当てられる各光パケットのスキュー量を検索し、検索したスキュー量を基にして光パケットの遅延量を調整することを特徴とする請求項4、5または6に記載の光伝送システム。
  8. 送信元ノードと宛先ノードとが光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムの光伝送方法であって、
    前記送信元ノードが、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を前記宛先ノードに送信する光波長多重工程と、
    前記宛先ノードが、前記光波長多重工程によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号を前記送信元ノードに折り返し送信する折り返し送信工程と、
    前記送信元ノードが、前記折り返し送信工程によって折り返し送信された多重光パケット信号を受信した場合に、受信した多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出工程と、
    前記送信元ノードが前記スキュー量検出工程によって検出した各光パケットのスキュー量を基にして、前記宛先ノードに送信する多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整工程と、
    を含んだことを特徴とする光伝送方法。
  9. 前記光波長多重工程によって光波長多重される各光パケットは、前記スキュー量を検出する場合の基準となるスキュー検出情報を含み、前記スキュー量検出工程は、前記宛先ノードから折り返し送信された多重光パケット信号を各波長帯域に含まれる光パケットごとに分波し、分波した各光パケットに含まれるスキュー検出情報の到達タイミングに基づいてスキュー量を検出することを特徴とする請求項8に記載の光伝送方法。
  10. 送信元ノードと宛先ノードとが光スイッチ網を介して光伝送を行う光伝送システムの光伝送方法であって、
    前記送信元ノードが、複数の光パケットを光波長多重した多重光パケット信号を生成し、生成した多重光パケット信号を前記宛先ノードに送信する光波長多重工程と、
    前記宛先ノードが、前記光波長多重工程によって送信された前記多重光パケット信号を受信した場合に、当該多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられた各光パケットのスキュー量を検出するスキュー量検出工程と、
    前記スキュー量検出工程によって検出されたスキュー量を管理する管理ノードが、前記光スイッチ網のトラフィック量に基づいて、前記スキュー量を前記多重光パケット信号の送信元ノードに送信するスキュー制御工程と、
    前記送信元ノードが、前記管理ノードから受信したスキュー量を基にして、前記光波長多重工程によって前記宛先ノードに送信される多重光パケット信号の各波長帯域に割り当てられる光パケットの遅延量を調整する遅延量調整工程と、
    を含んだことを特徴とする光伝送方法。
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