JP2008217891A - 情報記録媒体の記録条件調整方法および情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録媒体の記録条件調整方法および情報記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高密度光ディスクの記録再生装置および記録ストラテジ調整法として、広く適応することができ、記録再生装置の信頼性を著しく高める技術を提供する。
【解決手段】HD DVD−Rがドライブに挿入されたら、記録ストラテジの調整に先立ち、反射率の極性を検出する。前記極性に基づいて、異なる記録ストラテジの調整手順を選択する。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報記録媒体の記録条件調整方法および情報記録再生装置に関し、特に高密度光ディスクの記録再生装置および高密度光ディスクの記録条件調整方法に関する。
情報処理装置の周辺機器や、AV機器などに、光ディスク装置が用いられることが多くなってきている。光ディスク装置とは、光ヘッドを用いて、光ディスクに情報を記録したり、記録された情報を読みだしたりする装置である。そのような光ディスク装置において、記録または再生時に光ディスク装置の性能そのものを左右するいくつかの要因が存在する。
記録に関していえば、記録マークを形成する光ビームの制御はその中でも非常に重要な制御である。光ビームの制御は一般的に、記録パワ、バイアスパワなどの出力レベルと、記録用のレーザパルスのパルス幅(時間方向)の制御により成り立つが、光ディスク業界では、両者を包括して記録ストラテジと呼んでいる。
図1は、記録ステラトジの種類を示す図である。図1に示されているように、記録ストラテジにはいろいろな種類がある。記録ステラトジは、記録するメディアによって、パワレベルやパルス形状が異なる場合がある。例えば、1回だけ記録可能な追記型光ディスクであるDVD−Rなどでは、矩形形の記録ストラテジ(ノンマルチ型記録ストラテジとも呼ばれる)が用いられている。また、繰り返し書き換えが可能型光ディスクであるDVD−RWでは、マルチパルス型の記録ストラテジ(パルストレイン型記録ストラテジとも呼ばれる)が用いられている。また、記録マークを形成しないスペース部での出力レベルは、追記型媒体ではバイアスパワ、書き換えが可能型光ディスクでは、以前存在した記録マークを消去する作用があるので消去パワと呼ばれている。
近年出荷され始めた次世代DVDであるHD DVD(High Definition DVD)の場合、追記型のHD DVD−Rも書き換え可能型のHD DVD−RWまたはHD DVD−RAMもマルチパルス型の記録ストラテジを使用している。記録ストラテジは、光ディスクの記録再生性能に大きく影響する。そのため、多くの記録ストラテジ調整方法が知られている(例えば、特許文献1〜8参照。)。
特許文献1(特開2000−182244号公報)には、記録ストラテジの調整方法として、記録パワや記録ストラテジのパラメータにいくつかの水準を割り当て、各組合せで網羅的に実験を行ない、最適なものを選択する技術が開示されている。特許文献2(特開2000−30254号公報)には、記録ストラテジのパラメータの調整と記録パワの調整を別々に行ない、記録パワに関しては理論的なマーク長を指針として決定する技術が開示されている。
また、特許文献3(特開2001−155340号公報)には、CAV、ZCAV、もしくは任意の速度のCLV記録に適用可能で、簡単な制御方法で記録を行なう技術が記載されている。この技術は、記録線速度が可変である光記録媒体にマルチパルス方式により記録マークを形成する際、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターン及びパルス長設定を基本とし、記録マークを形成するためのパルス列に対し、パルスの種類ごとに記録パワを割り当てて、これにより2つ以上の異なる記録パワにより上記のパルス列が生成されるようにする。そして各記録パワを記録線速度又は光記録媒体の記録位置に応じて制御するものである。この技術のように記録パワを記録線速度又は記録位置に合わせて制御することで、記録ストラトジの発光パルス長を一定に固定しても、実用線速度範囲で低ジッタにより記録を行なうことができると述べられている。
また、特許文献4(特開2003−203343号公報)にはCD−R、DVD−Rの記録ストラテジ調整法が記載されている。さらに、特許文献5(特開2005−216347号公報)には、DVD−Rの記録ストラテジ調整法が開示されている。また、上記の特許文献以外にも、例えば、特許文献6(特開2006−260668号公報)、特許文献7(特開2006−323884号公報)および特許文献8(特表2005−531880号公報)に記載の技術が知られている。
次世代DVDであるHD DVDは、従来のDVDに比べ容量が非常に高く(3倍以上)、信号の読み出しにPRML(Partial Response Maximum Likelihood)技術を使用している。PRML技術は記録信号間の干渉を予め見積もり、確からしいと思われる信号パターンを予測しデコードするものである。PRML技術に関する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。HD DVDではPR(1,2,2,2,1)という非常に干渉の大きなクラスのPRMLを使っている。それは、自身前後の記録マークの前エッジ、後エッジの状態が、再生信号に大きく影響してくることを意味している。また、記録ストラテジの調整が非常に微妙な調整になることを意味している。
PRML検出をする場合、再生波形の信号品質を評価するときに使用される指標がいくつかある(例えば、非特許文献2参照。)。そのひとつとして、PRSNR(Partial Response Signal to Noise ratio)がある。これは従来のDVDの再生波形の信号品質の評価に使われていたジッタに変わる指標である。HD DVDのような高密度の光ディスクでは、従来のジッタは使用できない場合がある。PRSNRとは、ユークリッド距離が短く、システムのネックとなっているパスに関して、下記(1)式で計算を行い、ネックとなるパスが複数個ある場合は、各パス間に対して下記(1)式を個別に計算し、その中で下記(1)式の値が、最も小さくなるパスの値をそのPRMLシステムのSNRとして規定したものである。
Figure 2008217891
ここでE[ ]で示される項は、期待値を表している。期待値とは各時刻で
Figure 2008217891
を計算した場合に、期待される値であり、平均値と考えても良い。
PR(1,2,2,2,1)用のPRSNRでは、εとして、
ε1=(1,2,2,2,1)
ε2=(1,2,1,0、−1、−2、−1)
ε3=(1,2,1,0,0,0,1,2,1)
の3種類を選択し、それぞれのベクトルεに対して、前記数式を算出し、得られた3通りの前記数式の結果のうち、最小の値をPRSNR値として使用している。PRSNRは値が高ければ高いほど、信号品質が優れていることを意味し、ジッタやエラーレートとは逆である。
また、再生波形の品質を評価する他の方法としては、ダイレクトにエラーレートやPIエラーを求めてしまう方法もある。PIエラーとは、ECC(Error correction code)のインナー側のパリティによってエラーがあることが検出された行のトータル数を意味し、エラーレートと定性的にほぼ等しい意味で使用されている。
特開2000−182244号公報 特開2000−30254号公報 特開2001−155340号公報 特開2003−203343号公報 特開2005−216347号公報 特開2006−260668号公報 特開2006−323884号公報 特表2005−531880号公報 M.Nakano et al Technical Digests of ODS 2001 (2001) p.145 Japanese Journal of Applied Physics Vol.43, No.7B, 2004, pp.4859−4862 "Signal−to−Noise Ratio in a PRML Detection" S.OHKUBO et al
HD DVDでは、変調符号も従来のDVDとは異なるものを使用している。ETM(Eight to Twelve Modulation)と呼ばれる変調符号で、最短マークあるいは最短スペース長は2T(Tはチャネルクロック周期)である。一方、従来のDVDはEFMと呼ばれる変調符号を用いており、最短マークあるいは最短スペース長は3Tである。したがって、記録ストラテジの形態も両者で異なってくる。
例えばDVD−Rの場合、nT(nは3以上の自然数)の長さの記録マークを記録する場合、n−2個のパルスで記録を行う場合があるが、HD DVD−Rの場合、最短記録マーク長が2Tであるのでn−2個のパルスで記録を行おうとすると2Tでは出力パルスが存在しなくなってしまう。つまり少なくともn−1個のパルスで記録するなどしなければならない。これは単にパルスの数の議論ではなく、DVDとHD DVDでは記録ストラテジの形態そのものに対して考え方を変えていかなければならないことを意味している。つまり、DVDでの技術があまり有効に使えない。
また、HD DVD−Rの場合、記録マーク部の反射率がスペース部の反射率より高くなるLow to High型のメディアと、記録マーク部の反射率がスペース部の反射率より低くなるHigh to Low型のメディアの2種類がある。従来のDVD−RはHigh to Low型のメディアのみであり、この点でも大きな違いがある。
上述したように、HD DVDほどの高密度になってくると、記録ストラテジの調整は非常に微妙になってくる。また、従来のDVDでは使用していないPRMLに適した調整もしなくてはならない。このような場合、記録ストラテジの各パラメータが相互に影響しあうことも多く、特許文献1に記載の技術のような荒く、かつ各パラメータが独立に信号品質に影響することを仮定している調整では、最適な記録ストラテジを得ることが困難な場合がある。
また、高密度がゆえに前後の記録マークのエッジに影響されるようになり、特許文献2に示されるような方法でも最適な記録ストラテジを得ることが困難な場合がある。また、従来の技術は、レベルスライス検出用(2値検出用)のものであり、PRMLを使用した系にそのまま適用することが困難な場合がある。
特許文献4、5に記載されている技術は、PRML検出を想定していない調整方法であり、旧来のジッタを用いたものである。HD DVDのような高密度の光ディスクではジッタという信号指標が測定できない場合がある。また、この従来技術は、HD DVDとは違い、3T以上の信号が存在する変調符号を想定したものであり、記録ストラテジの形態もHD DVDなどとは異なっている。したがって、HD DVDなどには、そのまま適用することが困難な場合がある。
このように、HD DVDのように高密度でかつPRMLを使用した系において、どのように記録ストラテジを調整するか、どの記録ストラテジパラメータをどのような順序で調整すればよいのか明確にすることは、高密度光ディスクを開発する上で非常に大きな課題となっている。このような課題は、HD DVDのような媒体を使用する情報記録再生装置における新たな課題である。
本発明が解決しようとする課題は、高密度光ディスクの記録再生装置および記録ストラテジ調整法として、広く適応することができ、記録再生装置の信頼性を著しく高める技術を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記の課題を解決するために、情報記録媒体上に所定の記録ストラテジにて強度変調したレーザ光を照射することによってマークとスペースによるパターン列を記録する光学的記録方式における記録条件調整方法を以下の手順で実行する。なお、その記録条件調整方法は、複数の異なる記録条件調整プロセスを含むものとする。
まず、前記記録条件調整プロセスの実施に先立ち、情報記録媒体が属する規格における情報記録媒体の媒体種別を判別する媒体種別判別ステップを実行する。次に、前記媒体種別判別ステップの結果に基づき、前記複数の異なる記録条件調整プロセスのいずれかを選択実施する記録条件調整プロセス選択ステップを実行する。
その情報記録媒体の記録条件調整方法において、前記媒体種別判別ステップは、前記情報記録媒体の管理情報記録領域に記載された情報に基づいて前記情報記録媒体の媒体種別を判別することが好ましい。
その情報記録媒体の記録条件調整方法において、前記媒体種別判別ステップは、有機色素を使用した記録膜を持ち、記録により反射率が上昇する特性を持つ媒体を第1種別媒体とし、無機化合物を使用した記録膜を持ち、記録により反射率が低下する特性を持つ媒体を第2種別媒体としたときに、前記第1種別媒体または前記第2種別媒体の少なくとも一方を判別することを特徴とすることが好ましい。
その情報記録媒体の記録条件調整方法において、前記記録ストラテジがパルストレイン型の記録ストラテジである場合、前記複数の異なる記録条件調整プロセスは、第1の記録条件調整プロセスと第2の記録条件調整プロセスとを有するものであることが好ましい。
ここにおいて、前記第1の記録条件調整プロセスは、最初のパルスと最後のパルス以外のパルスを中間パルスとしたときに、少なくとも前記中間パルスのパルス幅を一律に変化させて前記中間パルスのパルス幅を決定する中間パルス幅決定ステップと、前記中間パルスのパルス幅を決定した後に、最初のパルスのパルス幅を決定するステップを含むことが好ましい。また、前記第2の記録条件調整プロセスは、最初のパルスのパルス幅とその他のパルスのパルス幅との比を決定するパルス幅比決定ステップと、前記比を決定した後に、前記パルス幅比決定ステップで決定された前記比を保ちながらすべてのパルスのパルス幅を変化させて、すべてのパルスのパルス幅を決定するステップを含むことが好ましい。
その情報記録媒体の記録条件調整方法において、記録条件調整プロセス選択ステップは、前記第1種別媒体に対しては、前記第1の記録条件調整プロセスを実施することを選択し、前記第2種別媒体に対しては、前記第2の記録条件調整プロセスを実施することを選択することが好ましい。
その情報記録媒体の記録条件調整方法において、前記記録ストラテジがノンマルチ型の記録ストラテジである場合には、前記複数の異なる記録条件調整プロセスは、ミドルパワを変化させて、ミドルパワを決定するミドルパワ決定ステップと、ミドルパワを決定した後、最初のパルスのパルス幅を決定するステップを含む第3の記録条件調整プロセスを有することが好ましい。
その情報記録媒体の記録条件調整方法において、記録条件調整プロセス選択ステップは、前記第1種別媒体に対しては、前記第3の記録条件調整プロセスを実施することを選択することが好ましい。
その情報記録媒体の記録条件調整方法において、PRSNRを使用して前記記録条件調整方法を実行することが好ましい。
また、上記課題を解決するために、記録ストラテジ調整器と、情報記録媒体が属する規格内における情報記録媒体の媒体種別を判別する媒体種別判別器とを有する情報記録再生装置を構成する。ここにおいて、前記記録ストラテジ調整器は、選択可能な複数の記録ストラテジ調整プロセスを有することが好ましい。
その情報記録再生装置において、前記媒体種別判別器は、有機色素を使用した記録膜を持ち、記録により反射率が上昇する特性を持つ媒体を第1種別媒体と判別し、無機化合物を使用した記録膜を持ち、記録により反射率が低下する特性を持つ媒体を第2種別媒体と判別することが好ましい。
その情報記録再生装置において、前記記録ストラテジ調整器は、前記記録ストラテジがパルストレイン型の記録ストラテジの場合、最初のパルスと最後のパルス以外のパルスを中間パルスとし、前記中間パルスのパルス幅を一律に変化させて前記中間パルスのパルス幅を決定し、その後、最初のパルスのパルス幅を決定する第1の記録条件調整プロセスとする。また、最初のパルスのパルス幅とその他のパルスのパルス幅の比を決定した後、前記比を保ちながらすべてのパルスのパルス幅を変化させて、すべてのパルスのパルス幅を決定する第2の記録条件調整プロセスとする。そして、その少なくとも一方を実行することが好ましい。
その情報記録再生装置において、前記記録ストラテジ調整器は、前記第1種別媒体に対しては、前記第1の記録条件調整プロセスを実施し、前記第2種別媒体に対しては、前記第2の記録条件調整プロセスを実施することが好ましい。
その情報記録再生装置において、前記記録ストラテジ調整器は、前記記録ストラテジがノンマルチ型の記録ストラテジの場合、ミドルパワを変化させて、ミドルパワを決定した後、最初のパルスのパルス幅を決定する第3の記録条件調整プロセスを実行することが好ましい。
その情報記録再生装置において、前記記録ストラテジ調整器は、前記第1種別媒体に対しては、前記第3の記録条件調整プロセスを実施することが好ましい。
その情報記録再生装置において、さらに、PRSNRを測定する手段を有することが好ましい。
本発明によると、高密度光ディスクの記録再生装置および記録ストラテジ調整法として、広く適応することができ、記録再生装置の信頼性を著しく高める効果がある。
[第1実施形態]
以下に、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明を行う。図2は、本実施形態の情報記録再生装置1の構成を例示するブロック図である。情報記録再生装置1は、光ディスク15を駆動するスピンドル駆動系2と、その光ディスク15に光を照射し、また、光ディスク15から反射する光を検出する光ヘッド部3と、入力信号にフィルタリング等の処理を行うRF回路部4と、入力信号を復調する復調器5と、記録すべき信号を変調する変調器6と、光ヘッド部3に備えられているレーザダイオード11を駆動するLDドライバ7と、サーボ信号をコントロールするサーボコントローラ8と、装置全体を統括するシステムコントローラ9とを含んで構成されている。
光ヘッド部3は、レーザダイオード11と、対物レンズ12と、ビームスプリッタ13と、光検出器14とを含んで構成されている。ビームスプリッタ13は、レーザダイオード11からの光を対物レンズ12に反射させるとともに、光ディスク15からの反射光を光検出器14に通過させている。本実施形態では、LD波長405nm、NA(開口数)0.65の光ヘッド部3に対応して説明を行う。また、以下では、RF回路部4に、PR(1,2,2,2,1)用のビタビ復号器26が備えられている場合を例示して、本実施形態の説明を行う。さらに、本実施形態のRF回路部4は、PRSNRを計算する機能を備えているものとする。
システムコントローラ9の内部には、記録ストラテジ、記録パワおよびバイアスパワの調整をコントロールする記録ステラトジ調整器16と、光ディスク15がLow to High型のメディアかHigh to Low型のメディアかを判別する媒体種別判別器17とが内蔵されている。
記録ステラトジ調整器16は、RF回路部4から送られてくるPRSNRや復調器5によって復調されたデータ列から得られるPIエラーによって、記録条件と信号品質の対応を認識し、一連の調整シーケンスをコントロールし、最適な記録ストラテジの調整を行う。
媒体種別判別器17は、RF回路部4から送られてくる信号から記録マーク部とスペース部の反射率(信号レベル)の大小関係を検出、反射率極性(Low to High型のメディアかHigh to Low型のメディアか)を判定したり、あるいは、復調されたデータ列に含まれる管理情報を使用して、現在装置に挿入されている光ディスク15がどのような反射率極性を持つかを判定したりする。
光検出器14からの信号は、RF回路部4に入力され、フィルタリング、イコライジング、PLL等の処理を施される。PRMLを使用する場合はここで、ビタビ復号等の処理も行われる。図3は、本実施形態のRF回路部4の構成を例示するブロック図である。RF回路部4は、プリフィルタ21と、オートゲインコントロール22と、A/Dコンバータ23と、フェーズ・ロックド・ループ24と、適応等化器25と、ビタビ復号器26とを含んで構成されている。
適応等化後の信号と、ビタビ復号後のデータ列信号は信号比較器に入力され、信号比較器によってPRSNRが計算される。PRSNR計算時に必要な各時刻のノイズは、ビタビ複合後のデータ列信号と(1,2,2,2,1)ベクトルの畳み込み積分により求められる理想信号波形と適応等化後の信号(実際信号波形)の差として算出される。
図4は、本実施形態に適用可能な記録ストラテジの一つを例示する波形図である。図5は、複数のHD DVD−R媒体(第1媒体〜第6媒体:Low to High型3つとHigh to Low型3つ)の、最適記録ストラテジとPRSNRを示すテーブル(以下、目標値テーブル31と呼ぶ)である。
ここにおいて、第1媒体〜第3媒体は、Low to High型のメディアである。また、第4媒体〜第6媒体は、High to Low型のメディアである。これら複数のHD DVD−R媒体のディスクの物理構造としては、ポリカーボネイトからなる、厚さが0.6mm、直径が12cmである円板状の透明な基板に、プリグルーブと呼ばれる案内溝が形成されている。記録及び再生時には、情報記録再生装置1(光ディスクドライブ)の光ビームがこの案内溝に沿って走査できるようになっている。情報を記録する場合には、この基板上に記録用の膜が成膜される。また、本実施形態においては、物理フォーマットとして、ビットピッチが0.15μm、トラックピッチが0.40μmのイングルーブ・フォーマットが使用される場合を例示する。
図5のテーブルは、図4に示された記録ストラテジに対して、そのパラメータを変更し、変更されたパラメータ値すべての組み合わせに関して測定データを取得して得られたものである。そのため、実際のドライブで記録ストラテジを調整した場合に、図5の目標値テーブル31に示される目標値に近い値であることが好ましい。
図6は、本実施形態の動作を例示するフローチャートである。図6を参照すると、本実施形態の情報記録再生装置1の動作は、ステップS101において、媒体種別の検出動作を実行する。ステップS102において、その検出動作に基づいて、HD DVD−RがLow to High型のメディアかHigh to Low型のメディアかを判別する。
HD DVD−Rの場合、そのメディアがLow to High型のメディアかHigh to Low型のメディアかに関する情報を管理情報としてメディアに記載してあるので、その情報を読むことで判断することができる。あるいは、記録パワ、記録ストラテジを調整するために設けられたテストゾーンに試し記録を行い、記録マーク部とスペース部の反射率(信号レベル)の大小関係を検出し、判別を行っても良い。その判別の結果、そのメディアがLow to High型の場合、処理はステップS103に進み、High to Low型の場合、処理はステップS105に進む。
ステップS103において、全体の骨格に関わるミドルパルス幅(Tmp幅)を調整する。その後、ステップS104において、再生波形のエッジ部の立ち上がり、立ち下がりに関わる、トップパルス幅(Ttop幅)、ラストパルス幅(Tlp幅)を調整する。個々のステップでは調整するパラメータを何段階か変更、試し記録を行い、それぞれのパラメータ値に対して記録された信号を再生し、最も高いPRSNRが得られるパラメータ値を最適な値とする。トップパルス幅の調整は2Tマーク、3Tマーク、4Tマーク以上の3種類に分けて個別に行うことが好ましい。
ステップS105において、Ttop幅とTlp幅のパルス幅の比(以下、パルス幅比と呼ぶ)を所望の値に設定する。その後、ステップS106において、設定したパルス幅比を保ったまますべてパルスの幅を変化させ、最も高いPRSNRが得られるパルス幅のところを最適値とする。High to Low型のメディアの場合、最適なパルス幅はメディアに依存するが、最適なパルス幅比がメディアに依存しない。したがって、High to Low型のメディアに対する有効な調整を実行することが可能となる。
このように、本実施形態では、記録ストラテジの調整を実行する前に判別した媒体種別に基づき、記録ストラテジの調整方法を切り替える。これにより、HD DVD−Rの記録ストラテジ調整がつねに良好に実現できる。
図7は、上述の動作にしたがって記録ストラテジの調整を実行した実行結果を示すテーブル(以下、実行結果テーブル32と呼ぶ)である。本実施形態の情報記録再生装置1は、Low to High型のメディアに対してはステップS103とステップS104の手順に従って調整を行い、High to Low型のメディアに対してはステップS105とステップS106の手順に従って調整を行っている。図7には、High to Low型のメディアに対して調整をする場合、Ttop幅とそれ以外のパルスの幅(Tmp幅およびTlp幅)の比を1.65と固定して調整を行った場合の調整結果が示されている。
複数のHD DVD−R(第1媒体〜第6媒体)の最適記録条件は、目標値テーブル31に示した値である。図7を参照すると、第1媒体〜第6媒体を情報記録再生装置1に挿入し、記録条件を調整させたところ、すべての媒体で良好な調整結果が得られていることが示されている。したがって、本実施形態の記録条件調整方法および情報記録再生装置を用いることで、PRML検出を用いるHD DVDにおいて、良好な記録条件を得ることが可能となる。
[第2実施形態]
以下に、本願発明の第2実施形態について説明を行う。第2実施形態では、Low to High型のメディアに対して、ノンマルチ型記録ストラテジを用いている。図8は、ノンマルチ型記録ストラテジを例示する波形図である。ノンマルチ型記録ストラテジのミドルパワPmは、原理的にパルストレイン型記録ストラテジのTmpと機能が同じである。したがって、ステップS103のTmpの調整を、Pmの調整に変更することで、第1実施形態と同様に調整することができる。なお、ステップS103でのPmの調整以外は、第1実施形態と同様の条件で、Low to High型のメディア(第4〜第6媒体)に対して調整を行った。
図9は、第2実施形態における調整結果を例示するテーブルである。図9に示されているように、第2実施形態の動作においても、目標値テーブル31に示される値とほぼ同等のPRSNRが得られている。記録ストラテジにノンマルチ型記録ストラテジを用いた場合であっても、PRML検出を用いるHD DVDにおいて、良好な記録条件を得ることが可能となる。
また、上述の第2実施形態では、Low to High型のメディアに対してノンマルチ型記録ストラテジを適用した。原理的にはHigh to Low型のメディアにもノンマルチ型記録ストラテジを適用できる。High to Low型のメディアに対し、ノンマルチ型記録ストラテジを適用する際は、ミドルパワとパルスの関係式を一度導出し、ミドルパワを仮想的なミドルパルスに置き換えてパルス幅比を算出するようにすればよい。
また、上述の複数の実施形態において、NA0.65に限定されることなく、あらゆるNAに適応可能である。また、上記実施例ではPR(12221)というクラスを使用したが、PR(1221)など他のクラスでも同様に使用することができる。また、記録ストラテジとして、nT(nは2以上の自然数)の記録マークに対してn−1個のパルスを出力するものを使用したが、n−2個のパルスを出力するものなど他の形態の記録ストラテジにも応用可能である。また、変調符号としてHD DVDで採用されているETMを仮定したが、その他の変調符号でも同様に使用できる。その場合、例えば、nT(nは3以上の自然数)というような最短データ長が変わる場合もありうる。また、上述の実施形態は、ブルーレイディスク(BDディスク)に適用しても良い。
[比較例]
以下に、本願発明の比較例について説明を行う。以下に述べる比較例では、上述のステップS101からステップS102の動作を実行せずに調整を行なった場合の調整結果を示す。図10は、上述の複数の媒体(第1媒体〜第6媒体)に対し、ステップS103とステップS104の手順に示される調整を実行した場合の調整結果を例示するテーブルである。図10を参照すると、ステップS103とステップS104の調整によって第4媒体、第5媒体および第6媒体では、目標値テーブル31とほぼ同等のPRSNRが得られている。しかし、第1媒体、第2媒体および第3媒体では、目標値テーブル31ほどの良好な結果が得られていない。つまり、ステップS103とステップS104の手順に示される調整を実行した場合では、High to Low型を最適値に調整することが困難な場合がある。
これは、High to Low型のHD DVD−Rと、Low to High型のHD DVD−Rに大きな特性差があることに起因する。HD DVD−Rの場合、同一規格内に(例えばHD DVD−Rというカテゴリに)、記録特性の大きく異なる2種類のメディアがあり、それぞれの種類に対して個別のケアが必要となってくる。HD DVD−RのHigh to Low型とLow to High型はそれぞれ無機化合物、有機色素が記録膜として使用されており、それが記録特性を大きく変えていると考えられる。
図11は、上述の複数の媒体(第1媒体〜第6媒体)に対し、ステップS105とステップS106の手順に示される調整を実行した場合の調整結果を例示するテーブルである。なお、本比較例において、Low to High型の場合、記録マークの長さによってTtop幅のパルス幅比が異なるので、それぞれ平均の値を用いている。2Tマークの場合1.22、3Tマークの場合1.13、4T以上のマークの場合1.0の比を用いている。
図11を参照すると、一部の媒体では目標値テーブル31とほぼ同等のPRSNRが得られている。しかしながら、適切な値が得られていない媒体もある。このように、つまり、図7の調整手順はLow to High型のメディアに適していないと考えられる。これは、Low to High型の場合はHigh to Low型の場合に比べ、パルス幅のばらつきが大きく、また記録マークの長さによりTop幅のパルス幅比が異なり、単純な平均では誤差が大きくなってしまうことに起因していると考えられる。
この比較例から、HD DVD−Rの記録ストラテジの調整方法を考えた場合、Low to High型のメディアとHigh to Low型のメディアとで、調整方法を変更することが好ましい。換言すれば、HD DVD−Rの記録ストラテジ調整方法は1種類ではないが、そのメディアがLow to High型のメディアかHigh to Low型のメディアかを判別し、その判別結果によって調整方法を切り替えることで、より適切な記録ストラテジ調整を実行することが可能となる。
図1は、記録ステラトジの種類を示す図である。 図2は、情報記録再生装置1の構成を例示するブロック図である。 図3は、RF回路部4の構成を例示するブロック図である。 図4は、本実施形態に適用可能な記録ストラテジの一つを例示する波形図である。 図5は、複数のHD DVD−R媒体の、最適記録ストラテジとPRSNRを示すテーブルである。 図6は、本実施形態の動作を例示するフローチャートである。 図7は、記録ストラテジの調整を実行した実行結果を示すテーブルである 図8は、ノンマルチ型記録ストラテジを例示する波形図である。 図9は、第2実施形態における調整結果を例示するテーブルである。 図10は、比較例における第1媒体〜第6媒体の調整結果を例示するテーブルである。 図11は、比較例における第1媒体〜第6媒体の調整結果を例示するテーブルである。
符号の説明
1…情報記録再生装置
2…スピンドル駆動系
3…光ヘッド部
4…RF回路部
5…復調器
6…変調器
7…LDドライバ
8…サーボコントローラ
9…システムコントローラ
11…レーザダイオード
12…対物レンズ
13…ビームスプリッタ
14…光検出器
15…光ディスク
16…記録ステラトジ調整器
17…媒体種別判別器
21…プリフィルタ
22…オートゲインコントロール
23…A/Dコンバータ
24…フェーズ・ロックド・ループ
25…適応等化器
26…ビタビ復号器
31…目標値テーブル
32…実行結果テーブル

Claims (15)

  1. 情報記録媒体上に所定の記録ストラテジにて強度変調したレーザ光を照射することによってマークとスペースによるパターン列を記録する光学的記録方式における記録条件調整方法であって、
    記録条件調整方法は、複数の異なる記録条件調整プロセスを含み、
    前記記録条件調整プロセスの実施に先立ち、情報記録媒体が属する規格における情報記録媒体の媒体種別を判別する媒体種別判別ステップと、
    前記媒体種別判別ステップの結果に基づき、前記複数の異なる記録条件調整プロセスのいずれかを選択実施する記録条件調整プロセス選択ステップ
    を具備することを特徴とする
    情報記録媒体の記録条件調整方法。
  2. 前記媒体種別判別ステップは、
    前記情報記録媒体の管理情報記録領域に記載された情報に基づいて前記情報記録媒体の媒体種別を判別することを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録媒体の記録条件調整方法。
  3. 前記媒体種別判別ステップは、
    有機色素を使用した記録膜を持ち、記録により反射率が上昇する特性を持つ媒体を第1種別媒体とし、無機化合物を使用した記録膜を持ち、記録により反射率が低下する特性を持つ媒体を第2種別媒体としたときに、
    前記第1種別媒体または前記第2種別媒体の少なくとも一方を判別することを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録媒体の記録条件調整方法。
  4. 前記記録ストラテジがパルストレイン型の記録ストラテジであって、
    前記複数の異なる記録条件調整プロセスは、第1の記録条件調整プロセスと第2の記録条件調整プロセスとを有し、
    前記第1の記録条件調整プロセスは、
    最初のパルスと最後のパルス以外のパルスを中間パルスとしたときに、
    少なくとも前記中間パルスのパルス幅を一律に変化させて前記中間パルスのパルス幅を決定する中間パルス幅決定ステップと、前記中間パルスのパルス幅を決定した後に、最初のパルスのパルス幅を決定するステップを含み、
    前記第2の記録条件調整プロセスは、
    最初のパルスのパルス幅とその他のパルスのパルス幅との比を決定するパルス幅比決定ステップと、
    前記比を決定した後に、前記パルス幅比決定ステップで決定された前記比を保ちながらすべてのパルスのパルス幅を変化させて、すべてのパルスのパルス幅を決定するステップを含むことを特徴とする
    請求項3に記載の情報記録媒体の記録条件調整方法。
  5. 記録条件調整プロセス選択ステップは、
    前記第1種別媒体に対しては、前記第1の記録条件調整プロセスを実施することを選択し、
    前記第2種別媒体に対しては、前記第2の記録条件調整プロセスを実施することを選択することを特徴とする
    請求項4に記載の情報記録媒体の記録条件調整方法。
  6. 前記記録ストラテジがノンマルチ型の記録ストラテジであって、
    前記複数の異なる記録条件調整プロセスは、
    ミドルパワを変化させて、ミドルパワを決定するミドルパワ決定ステップと、
    ミドルパワを決定した後、最初のパルスのパルス幅を決定するステップを含む第3の記録条件調整プロセスを有することを特徴とする
    請求項3に記載の情報記録媒体の記録条件調整方法。
  7. 記録条件調整プロセス選択ステップは、
    前記第1種別媒体に対しては、前記第3の記録条件調整プロセスを実施することを選択することを特徴とする
    請求項6に記載の情報記録媒体の記録条件調整方法。
  8. 前記記録条件調整方法にて、PRSNRを使用することを特徴とする
    請求項1から7の何れか一項に記載の情報記録媒体の記録条件調整方法。
  9. 記録ストラテジ調整器と、
    情報記録媒体が属する規格内における情報記録媒体の媒体種別を判別する媒体種別判別器と
    を有し、
    前記記録ストラテジ調整器は、
    選択可能な複数の記録ストラテジ調整プロセスを有することを特徴とする
    情報記録再生装置。
  10. 前記媒体種別判別器は、
    有機色素を使用した記録膜を持ち、記録により反射率が上昇する特性を持つ媒体を第1種別媒体と判別し、
    無機化合物を使用した記録膜を持ち、記録により反射率が低下する特性を持つ媒体を第2種別媒体と判別することを特徴とする
    請求項9に記載の情報記録再生装置。
  11. 前記記録ストラテジ調整器は、
    前記記録ストラテジがパルストレイン型の記録ストラテジの場合、
    最初のパルスと最後のパルス以外のパルスを中間パルスとし、前記中間パルスのパルス幅を一律に変化させて前記中間パルスのパルス幅を決定し、その後、最初のパルスのパルス幅を決定する第1の記録条件調整プロセスと、
    最初のパルスのパルス幅とその他のパルスのパルス幅の比を決定した後、前記比を保ちながらすべてのパルスのパルス幅を変化させて、すべてのパルスのパルス幅を決定する第2の記録条件調整プロセスとの少なくとも一方を実行することを特徴とする
    請求項10に記載の情報記録再生装置。
  12. 前記記録ストラテジ調整器は、
    前記第1種別媒体に対しては、前記第1の記録条件調整プロセスを実施し、
    前記第2種別媒体に対しては、前記第2の記録条件調整プロセスを実施することを特徴とする
    請求項11に記載の情報記録再生装置。
  13. 前記記録ストラテジ調整器は、
    前記記録ストラテジがノンマルチ型の記録ストラテジの場合、
    ミドルパワを変化させて、ミドルパワを決定した後、最初のパルスのパルス幅を決定する第3の記録条件調整プロセスを実行することを特徴とする
    請求項10に記載の情報記録再生装置。
  14. 前記記録ストラテジ調整器は、
    前記第1種別媒体に対しては、前記第3の記録条件調整プロセスを実施することを特徴とする請求項13に記載の情報記録再生装置。
  15. 前記情報記録再生装置において、さらに、
    PRSNRを測定する手段を有することを特徴とする
    請求項9から14の何れか1項に記載の情報記録再生装置。
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