JP2008217649A - 車載電子制御ユニットの電源制御回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 汎用性が高い電源制御回路を用いることで、回路基板の設計や管理を簡素化できる車載電子制御ユニットの電源制御回路を提供する。
【解決手段】 所定電圧を機能部品2に出力するための電源回路1と、電源回路1と接続するとともにPNPトランジスタ4のエミッタ電極を実装可能な第1のランド61と、機能部品2と接続するとともにPNPトランジスタのコレクタ電極を実装可能な第2のランド62と、制御手段3の出力ポートと接続可能に設けられるとともにPNPトランジスタのベース電極を実装可能な第3のランド63と、第1のランド61と第2のランド62とを接続するための接続素子5を実装可能な一対の第4のランド64とを備えてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 所定電圧を機能部品2に出力するための電源回路1と、電源回路1と接続するとともにPNPトランジスタ4のエミッタ電極を実装可能な第1のランド61と、機能部品2と接続するとともにPNPトランジスタのコレクタ電極を実装可能な第2のランド62と、制御手段3の出力ポートと接続可能に設けられるとともにPNPトランジスタのベース電極を実装可能な第3のランド63と、第1のランド61と第2のランド62とを接続するための接続素子5を実装可能な一対の第4のランド64とを備えてなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車載電子制御ユニットの電源制御回路に関し、特に、所定電圧を機能部品に出力するための電源回路を備えてなるものである。
従来、電源回路を備えた車載電子制御ユニットの電源制御回路は、特許文献1に開示されるものがある。この電源制御回路においては、動作の必要性の無い場合の暗電流対策として、マイクロコンピュータをスリープモードへ移行するようになっている。このスリープモードでは、完全にマイクロコンピュータを停止させる方法もあるが、低周波数のクロックを用いてマイクロコンピュータの動作周波数を遅くして省電力を図ることが多い。
また、このスリープモード時において、他の機能部品(集積回路)への暗電流などが無駄に消費しないように、トランジスタを用いて、前記機能部品への電流の流れ込みを停止させるように構成している。特に、電源回路に接続されたICなどの機能部品が多数ある場合には、大きな効果がある。
特開2002−304240号公報
しかしながら、特に車載電子制御ユニットの電源制御回路にあっては、同一車種であっても多様な仕様やユーザーが選択して搭載する機能が存在するために、スリープモードにおいても暗電流を無視して機能部品に電力供給し続けるべき回路構成が望まれる場合がある。
この場合、車載電子制御ユニットの電源制御回路は、上記トランジスタの実装の有無など多様な仕様などに合わせて最適な電源制御回路の基板を複数種類用意しなければならず、各回路基板の配線など設計を煩雑にするだけでなく、回路基板の管理なども煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明の目的とするところは、汎用性が高い電源制御回路を用いることで、回路基板の設計や管理を簡素化できる車載電子制御ユニットの電源制御回路を提供することにある。
本発明の車載電子制御ユニットの電源制御回路は、請求項1に記載したように、所定電圧を機能部品に出力するための電源回路と、前記電源回路と接続するとともにPNPトランジスタのエミッタ電極を実装可能な第1のランドと、前記機能部品と接続するとともにPNPトランジスタのコレクタ電極を実装可能な第2のランドと、制御手段の出力ポートと接続可能に設けられるとともにPNPトランジスタのベース電極を実装可能な第3のランドと、前記第1のランドと第2のランドとを接続するための接続素子を実装可能な一対の第4のランドとを備えてなることを特徴とする。
また、請求項2に記載したように、請求項1に記載の車載電子制御ユニットの電源制御回路において、前記接続素子は、ジャンパ線もしくは電圧抵抗素子からなることを特徴とする。
本発明は、車載電子制御ユニットの電源制御回路に関して、汎用性が高い電源制御回路を用いることで、回路基板の設計や管理を簡素化できる。
以下、本発明が適用された実施の形態について添付図面を用いて説明する。
図1,2は、本発明の一実施例であり、車両搭載ユニットとして車両用計器を適用し、この車両用計器に用いられる電源制御回路の電気的構成を示すブロック図である。
電源制御回路は、電源回路1と、機能部品2と、制御手段3と、PNPトランジスタ4と、接続素子5と、を備えており、回路基板上に形成される第1〜4のランド(61〜64)の何れかに接続して設けられる。
電源回路1は、車両に搭載されたバッテリー電源に接続され機能部品2や制御手段3に電源電圧を提供するものであり、この場合、DC−DCコンバータなどの回路を経てバッテリーの電圧(通常、12〜14V)を、機能部品2や制御手段3が作動するための電源電圧(5V)に降圧して供給している。電源回路1は、回路基板に形成される第1のランド61に配線を介して接続されて設けられる。
機能部品2は、車両用計器の図示しない照明光源や表示パネルの駆動ドライバなどを構成するための電子部品であり、車両の各種情報に応じた駆動を行うためのものである。この場合、液晶用の駆動ドライバICやLEDの調光用のICなどの素子が適用でき、車両毎に異なる仕様に応じたものが選択され、回路基板上に複数実装されてなる。機能部品2は、回路基板に形成される第2のランド62に配線を介して接続されて設けられる。
制御手段3は、例えばマイクロコンピュータを適用でき、CAN(Controller Area Network)通信ケーブルやイグニションスイッチ等の機器などと図示しない配線によって接続され、車両の各種情報等を入力し、この信号に応じて機能部品2やPNPトランジスタ4を制御するための信号を生成し出力する。また、制御手段3は、各種情報に基づいて演算処理するためのCPUと、このCPUにおける演算処理結果等を一時的に格納する読出しおよび書換え可能なRAMや、制御プログラムや制御データを格納したROMから構成される記憶部と、前記各種情報や制御信号、クロック信号やラッチ信号などをやり取りするためにバス接続された入出力インターフェイスと、を備えている。制御手段3は、回路基板に形成される第3のランド63に配線を介して接続されて設けられる。
PNPトランジスタ4は、ベース側に設けられる制御手段3からの信号に基づいて、電源回路1からの電圧供給を機能部品2へ伝えるか否かを切り換えるものである。また、PNPトランジスタ4は、図1に示すように、回路基板に設けられる第1のランド61にエミッタ電極を接続し、第2のランド62にコレクタ電極を接続し、第3のランド63にベース電極を接続して実装される。
接続素子5は、PNPトランジスタ4と選択的に実装されるものである。接続素子5は、図2に示すように、PNPトランジスタ4を実装しないときに、回路基板に形成された第4のランド64に接続するように実装される。なお、第4のランド64は、第1のランド61と第2のランド62とにそれぞれ接続するように一対に設けられ、電源回路1からの電源電圧を機能部品2へ供給するためのものである。接続部材5は、ジャンパ線もしくは電圧抵抗素子を適用することができる。
以上の構成によって、制御手段3は、PNPトランジスタ4が実装されている場合において、例えば、車両のイグニッションスイッチがオン状態にあるときに、電源回路1からの電源電圧を機能部品2へ供給するべく信号をPNPトランジスタ4に出力することができる。また、制御手段3は、イグニッションスイッチがオフ状態にあるときに、電源回路1からの電源電圧を機能部品2へ供給を停止するべく信号をPNPトランジスタ4に出力し、機能部品2によって暗電流が消費してしまうことを防止できる。
また、例えば、機能部品2の暗電流の消費が非常に少ない場合など、同様の回路基板を用いて、PNPトランジスタ4を実装せず、接続素子5を実装することによって、常に電源回路1からの電源電圧を機能部品2へ供給することができる。また、必要のないPNPトランジスタを実装しなくてもよく、汎用性の高い回路基板を備えた電源制御回路となる。
かかる車載電子制御ユニットの電源制御回路は、所定電圧を機能部品2に出力するための電源回路1と、電源回路1と接続するとともにPNPトランジスタ4のエミッタ電極を実装可能な第1のランド61と、機能部品2と接続するとともにPNPトランジスタのコレクタ電極を実装可能な第2のランド62と、制御手段3の出力ポートと接続可能に設けられるとともにPNPトランジスタのベース電極を実装可能な第3のランド63と、第1のランド61と第2のランド62とを接続するための接続素子5を実装可能な一対の第4のランド64とを備えてなる。
したがって、汎用性が高い電源制御回路を用いることで、回路基板の設計や管理を簡素化できる車載電子制御ユニットの電源制御回路となる。
1 電源回路
2 機能部品
3 制御手段
4 PNPトランジスタ
5 接続素子
61 第1のランド
62 第2のランド
63 第3のランド
64 第4のランド
2 機能部品
3 制御手段
4 PNPトランジスタ
5 接続素子
61 第1のランド
62 第2のランド
63 第3のランド
64 第4のランド
Claims (2)
- 所定電圧を機能部品に出力するための電源回路と、
前記電源回路と接続するとともにPNPトランジスタのエミッタ電極を実装可能な第1のランドと、
前記機能部品と接続するとともにPNPトランジスタのコレクタ電極を実装可能な第2のランドと、
制御手段の出力ポートと接続可能に設けられるとともにPNPトランジスタのベース電極を実装可能な第3のランドと、
前記第1のランドと第2のランドとを接続するための接続素子を実装可能な一対の第4のランドとを備えてなることを特徴とする車載電子制御ユニットの電源制御回路。 - 前記接続素子は、ジャンパ線もしくは電圧抵抗素子からなることを特徴とする請求項1に記載の車載電子制御ユニットの電源制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007056817A JP2008217649A (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 車載電子制御ユニットの電源制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007056817A JP2008217649A (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 車載電子制御ユニットの電源制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008217649A true JP2008217649A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39837585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007056817A Pending JP2008217649A (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 車載電子制御ユニットの電源制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008217649A (ja) |
-
2007
- 2007-03-07 JP JP2007056817A patent/JP2008217649A/ja active Pending
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