JP5786285B2 - 車両用電源装置を備えるメータ装置 - Google Patents

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本発明は、バッテリを備える車両に搭載される車載機器に電力を供給する車両用電源装置およびそれを備える車載機器に関する。
特許文献1には、24Vのバッテリから12V出力と、24V出力とを供給する電源回路が開示されている。この電源回路は、12Vの電力を供給するためのDC−DC変換回路を備えている。さらに、このDC−DC変換回路は、IGスイッチのオン位置の電位が有効であるときにDC−DC変換回路が作動するように設計されている。このため、電源回路が供給する12V出力は、IGスイッチがオン位置のときにだけ供給される。
特開2007−118656号公報
従来技術の構成では、常時12Vの電力を必要とする車載機器に給電できないという問題点があった。
また、従来技術の構成では、24Vの電力を供給する常時24Vの電源回路が設けられている。しかし、12V用に設計された車載機器には給電できない。
さらに、常時24Vの電源からマイクロコンピュータなどの電子機器に給電する場合、24Vから5Vへの降圧電源回路が必要となる。しかし、24Vから5Vへの降圧のために電源回路の消費電力、および発熱が増加し、さらに電源回路の体格が大きくなるという問題点があった。
さらに別の観点では、24V用に設計された車載機器は、消費電力の増加に対応するために、車載機器が大型化するという問題点があった。例えば、電気回路に用いられる負荷抵抗は、定格電力の小さい表面実装型素子(SMD)に代えて、定格電力の大きいスルーホール実装型素子(THD)を用いなければならない場合があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、IGスイッチに連動して断続されるバッテリ電圧よりも低い電圧の電源と、常時供給されるバッテリ電圧よりも低い電圧の電源とを提供できる車両用電源装置を提供することである。
本発明の他の目的は、上記目的に加えて、消費電力が少ない車両用電源装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、小型の回路部品を使用して構成することができ、かつ消費電力が少ない車載機器を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、車両への搭載性に優れた車載機器を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、バッテリ(1)を備える車両に搭載されるメータ装置(3)に、常時供給される常時電源(+B12)と、車両の電源スイッチに連動して供給される連動電源(IG12)とを供給する車両用電源装置を備えるメータ装置(3)において、バッテリから常時給電される常時給電部(3a)としての常時給電端子(3a)と、車両の電源スイッチ(2)の状態を示す信号が入力される電源スイッチ入力部(3b)としての電源スイッチ端子(3b)と、常時給電部(3a)から給電され、バッテリの電圧(24V)より低い調整電圧(12V)を出力する電源回路(32)と、スイッチ素子(TR)を含み、調整電圧を定格電圧として設計されている負荷回路(37、38、39)と、電源回路の出力線を分岐し、分岐されたひとつの分岐線から常時電源(+B12)を供給する分岐部(33)と、分岐部により分岐された他の分岐線に接続され、電源スイッチ入力部に入力される電源スイッチの状態だけに応じて、他の分岐線の通電を断続し、電源スイッチがオン状態のときに調整電圧の連動電源(IG12)を負荷回路に供給し、電源スイッチがオフ状態のときに遮断されるスイッチ回路(36)と、常時電源から給電され、調整電圧より低い電圧であり制御回路に給電されるための定格電圧を出力する低電圧電源回路(34)と、低電圧電源回路から給電される制御回路を構成する低電圧の低電圧負荷回路であって、制御回路によってスイッチ素子を駆動する低電圧負荷回路(35)とを備えることを特徴とする。この構成によると、バッテリの電圧より低い電圧の常時電源と、バッテリの電圧より低い電圧の連動電源との両方を供給することができる。この発明によると、バッテリの電圧より低い電圧で設計された負荷回路を有する車載機器を、高い電圧のバッテリに接続することができる。この構成によると、低電圧電源回路における発熱を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、電源回路(32)は、スイッチング型電圧レギュレータ回路であることを特徴とする。この構成によると、常時電源と連動電源との両方を電源回路から供給しても、電源回路への発熱を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、電源回路(32)は、常時給電部(3a)と電源スイッチ入力部(3b)との両方から給電されることを特徴とする。この構成によると、電源回路は、常時給電部と電源スイッチ入力部といずれかから供給される電源によって作動することができる。
請求項4に記載の発明は、負荷回路は、連動電源から給電される複数の発光ダイオード駆動回路(37、38)を備え、それぞれの発光ダイオード駆動回路(37、38)は、発光ダイオードと、負荷抵抗と、スイッチ素子とを含み、負荷抵抗は、表面実装型素子であることを特徴とする。この発明によると、比較的小型の表面実装型素子を使用することができる。
請求項5に記載の発明は、電源回路(32)を構成する回路部品、スイッチ回路(36)を構成する回路部品、および分岐部(33)が配置された回路基板をさらに備え、分岐部は回路部品のパッケージの外の回路基板上に配置されていることを特徴とする。この構成によると、一般的に入手可能な電気部品を使用して、常時電源と連動電源との両方を供給することができる。
なお、特許請求の範囲および上記手段の項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明の第1実施形態にかかる車両用電源装置を示すブロック図である。 第1比較例の車両用電源装置を示すブロック図である。 第2比較例の車両用電源装置を示すブロック図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用した車両用電源装置を備える車載機器のブロック構成図である。車両には、バッテリ1が搭載されている。バッテリ1の定格電圧は、車両用バッテリとしては比較的高い24Vである。周知のヒューズなどをバッテリ1と直列に配置することができる。車両には、電源スイッチとしてのイグニッションスイッチ2(以下、IGスイッチ2と呼ぶ)が設けられている。IGスイッチ2は、車両の走行用エンジンを運転状態におくときにオン状態に操作され、走行用エンジンを停止状態におくときにオフ状態に操作される。IGスイッチ2は、キースイッチとも呼ばれることがある。
車載機器3は、車両の走行速度などを表示するためのメータ装置である。車載機器3には、複数の端子3a、3b、3cが設けられている。これらの端子3a、3b、3cは、車両側の電源回路と接続される。
常時給電端子3aは、バッテリ1に常時接続されている。この結果、常時給電端子3aは、バッテリ1から常時給電される常時給電部を提供する。常時給電端子3aに供給される電源は、IGスイッチ2のオンオフ状態にかかわりなく常時供給される。この電源は、24Vの常時電源+B24と呼ばれる。
電源スイッチ端子3bは、IGスイッチ2を介してバッテリ1に接続されている。IGスイッチ2がオン位置にあるときに、バッテリ1から電源スイッチ端子3bへ24Vの電圧が供給される。IGスイッチ2がオフ位置にあるときには、バッテリ1と電源スイッチ端子3bとの間は遮断され、電圧は供給されない。電源スイッチ端子3bは、IGスイッチ2の状態を示す信号が入力される電源スイッチ入力部を提供する。電源スイッチ端子3bには、IGスイッチ2のオンオフ状態に連動して断続された電源が供給される。この電源は、24Vの連動電源IG24と呼ばれる。IGスイッチ2は、リレー回路によって提供されてもよい。
車載機器3に設けられた複数の制御端子3cは、手動スイッチSWなどを含む検出回路に接続され、検出回路により検出された状態を車載機器3に入力する。
車載機器3は、車両用電源装置を内蔵している。車両用電源装置は、IGスイッチ2の状態にかかわらず、バッテリ1の電圧よりも低い電圧が常時供給される常時電源+B12と、バッテリ1の電圧よりも低い電圧がIGスイッチ2に連動して断続されて供給される連動電源IG12とを供給する。車両用電源装置は、ダイオード31a、31b、電源回路32、分岐部33、電源回路34、スイッチ回路36、およびそれらを接続する配線を含む。
車載機器3は、車両用電源装置を構成する回路部品が実装された回路基板を有している。回路基板上には、電源回路32を構成する回路部品と、スイッチ回路36を構成する回路部品と、分岐部33を構成する配線パターンとが配置されている。電源回路32を構成する回路部品は、ひとつまたは複数のパッケージに収容されている。例えば、スイッチング型電圧レギュレータ回路の専用ICとしてのパッケージと、周辺部品としてのパッケージとを含む。同様に、スイッチ回路36を構成する回路部品も、パッケージ化されている。分岐部33は回路部品のパッケージの外の回路基板上に配置されている。これにより、一般的に入手可能な回路部品を使用して2系統の電源としての常時電源+B12と連動電源IG12とが供給される。
ダイオード31a、31bは、端子3a、3bから電源回路32への給電のみを許容する逆接続対策用のダイオードである。常時給電端子3aと、電源スイッチ端子3bとの両方が、電源回路32に接続されている。この結果、両方の端子3a、3bから電源回路32に給電される。
電源回路32は、少なくとも常時給電端子3aに接続され、給電される。電源回路32は、端子3a、3bから供給される24Vの電圧を、12Vに降圧して出力する降圧型の電圧レギュレータ回路である。電源回路32は、バッテリの電圧である24Vより低い12Vの調整電圧を出力する。電源回路32は、IGスイッチ2のオンオフ状態にかかわらず、常時電源+B24が供給される間中、継続して12Vの調整電圧を出力する。電源回路32は、スイッチング型の電圧レギュレータ回路である。スイッチング型の電圧レギュレータ回路は、入力電流をスイッチング素子によってオンオフし、そのオンオフをパルス変調することによって電力を制御する。よって、電源回路32は、シリーズ型の電圧レギュレータ回路に比べて少ない発熱量で、高効率の電圧調整を実現する。シリーズ型の電圧レギュレータ回路は、負荷と直列に接続されたトランジスタ等の電圧制御素子により電力を接続する。
電源回路32の出力は、分岐部33に接続されている。分岐部33は、電源回路32の出力線を分岐する。分岐部33は、分岐されたひとつの分岐線から常時電源+B12を供給する。常時電源+B12には、IGスイッチ2のオンオフ状態にかかわらず、バッテリ1の電圧、すなわち常時電源+B24が供給される間中、継続して12Vの調整電圧が供給される。電源回路32は、車載機器3に内蔵されているから、常時電源+B12は、車載機器3内において供給され、車載機器3自身に給電する。車両は、バッテリ1の電圧に依存する常時電源+B24を有しているから、車載機器3内の常時電源+B12は、仮想の常時電源とも呼ぶことができる。
電源回路34は、常時電源+B12に接続され、常時電源+B12から給電される。電源回路34は、12Vの調整電圧より低い5Vの電圧を出力する低電圧電源回路である。電源回路34は、制御回路を構成する低電圧の負荷回路35に給電する。負荷回路35には、マイクロコンピュータを構成するためのMPUあるいはICが含まれる。
スイッチ回路36は、分岐部33により分岐された他の分岐線に接続され、他の分岐線の通電を断続する。スイッチ回路36の制御入力端子は、電源スイッチ端子3bに接続されている。スイッチ回路36は、電源スイッチ端子3bに入力されるIGスイッチ2の状態に応じて、他の分岐線を断続し、バッテリ1の電圧よりも低い電圧の連動電源IG12を供給する。連動電源IG12には、IGスイッチ2のオンオフ状態に連動して12Vの調整電圧が供給される。スイッチ回路36は、IGスイッチ2がオン状態のときに通電を許容し、IGスイッチ2がオフ状態のときに通電を遮断する。よって、連動電源IG12は、IGスイッチ2がオン状態のときに調整電圧を供給し、IGスイッチ2がオフ状態のときに遮断される。スイッチ回路36は、車載機器3に内蔵されているから、連動電源IG12は、車載機器3内において供給され、車載機器3自身に給電する。車両は、バッテリ1の電圧に依存する連動電源IG24を有しているから、車載機器3内の連動電源IG12は、仮想の連動電源とも呼ぶことができる。
連動電源IG12は、負荷回路37、38、39に供給される。負荷回路37、38、39は、低電圧の負荷回路35の定格電圧である5Vより高いが、バッテリ1の定格電圧である24Vより低い、12Vの調整電圧を定格電圧として設計されている。負荷回路37、38、39には、発光ダイオード駆動回路37、38と、ブザー等の他の負荷回路39とが含まれている。
発光ダイオード駆動回路37は、発光ダイオードLEDと、負荷抵抗RLと、スイッチ素子としての手動スイッチSWとの直列回路である。発光ダイオード駆動回路38は、発光ダイオードLEDと、負荷抵抗RLと、スイッチ素子としてのトランジスタTRとの直列回路である。トランジスタTRは、負荷回路35に含まれる制御回路によって駆動することができる。負荷抵抗RLは、すべて回路基板上の配線パターン上に実装された表面実装型素子SMDである。負荷抵抗RLの定格電力は、発光ダイオードLEDに供給すべき電流と、負荷抵抗RLにかかる電圧とに応じて設定されている。負荷抵抗RLの定格電力は、およそ0.5Wとすることができる。
車載機器3が図示されるように車両側の電源回路に接続されると、常時給電端子3aにバッテリ1の電圧が供給される。電源回路32は、12Vの電圧を電源回路34に供給する。電源回路34は、5Vの電圧を負荷回路35に供給する。この結果、IGスイッチ2がオフ状態にあるときも、オン状態にあるときも、負荷回路35に給電される。負荷回路35は、常時供給される電源によって、その機能を継続的に発揮する。例えば、負荷回路35に含まれるメモリ回路の記録を保持したり、タイマー回路の計時を継続する。
IGスイッチ2がオフ状態にあるとき、スイッチ回路36は遮断状態となる。よって、連動電源IG12は供給されない。
IGスイッチ2がオン状態にあるとき、スイッチ回路36は導通状態となる。よって、分岐部33で分岐された12Vの電圧が、連動電源IG12として負荷回路37、38、39に供給される。例えば、負荷回路37、38は、連動電源IG12が供給される期間中だけ、手動スイッチSWまたはトランジスタTRの状態に応じて発光ダイオードLEDを点灯させる。
IGスイッチ2がオフ状態のときに、手動スイッチSWまたはトランジスタTRは、オン状態となる場合がある。しかし、発光ダイオード駆動回路37、38には連動電源IG12から給電されるため、IGスイッチ2がオフ状態のときに、手動スイッチSWまたはトランジスタTRがオン状態になっても、発光ダイオードLEDが点灯してしまうことが回避される。
車載機器3は、その内部にバッテリ1の電圧より低い電圧で機能するように設計され、かつIGスイッチ2に連動して断続される連動電源IG12を必要とする負荷回路37、38、39を有する。さらに、車載機器3は、車載機器3内において常時電源+B12と連動電源IG12とを供給できる車両用電源装置32、33、36を内蔵している。このため、車両に搭載されたバッテリ1が高電圧であっても、他の車載機器と同じように車両側の電源回路に接続するだけで、所期の機能を発揮することができる。しかも、バッテリ1の電圧より低い電圧の連動電源IG12を供給できるため、負荷回路37、38、39の負荷抵抗RLなどに比較的定格電力の小さい回路部品を使用することができる。この結果、これら負荷回路の体格を小さくすることができる。さらに、電源回路32は、スイッチング型の電圧レギュレータ回路を採用している。このため、電源回路32は、高い効率で電圧を降圧しながら、少ない発熱で、常時電源+B12と連動電源IG12との両方を供給することができる。さらに、低電圧の電源回路34は、電源回路32によってバッテリ1の24Vの電圧が12Vに降圧された後に、12Vを5Vに降圧する。このため、低電圧の電源回路34における発熱を抑制することができる。
次に、図2に図示された第1比較例および図3に図示された第2比較例を参照しながら、この実施例の有利な効果を説明する。これら比較例においては、上述の実施形態または先行する比較例の構成要素と同一または類似の構成要素に同一の参照符号を付した。よって、それら同一または類似の構成要素については先行する説明を参照することができる。以下では、相違点を中心に説明する。
図2の第1比較例は、車載機器103を採用する場合を示している。電源回路132は、シリーズ型の電圧レギュレータ回路である。この車載機器103では、電源回路132での発熱が大きくなり、放熱のためのヒートシンクなどを搭載する必要がある。また、負荷回路37、38、39に常時電源+B12が供給される。このため、IGスイッチ2がオフ状態のときにも発光ダイオードLEDなどの負荷が駆動されるおそれがある。これに対して、実施形態によると、負荷回路37、38、39に連動電源IG12を供給できるとともに、電源回路32での発熱を抑制することができる。
図3の第3比較例は、24Vの電圧で機能するように設計された負荷回路237、238、239を搭載した車載機器203を採用する場合を示している。負荷回路237、238、239へは、電源スイッチ端子3bに供給される連動電源IG24が供給される。負荷回路237、238、239を構成する回路部品は、連動電源IG24の下で印加される電圧に耐えるように選定されている。例えば、発光ダイオード駆動回路237、238の負荷抵抗RLは、上述の発光ダイオード駆動回路37、38の負荷抵抗RLと比べて、高い定格電力をもつ。このため、スルーホール実装型素子THDが用いられる。スルーホール実装型素子THDは、表面実装型素子SMDに比べて体格が大きい、また回路基板にスルーホールを要するなど実装面の大型化も招く。例えば、発光ダイオード駆動回路237、238の負荷抵抗RLの定格電力は、2.0Wである。この構成によると電源回路232の発熱を抑制することができるが、負荷回路237、238、239を構成する回路部品、回路基板などの大型化を招く。このため、負荷回路の数、例えば発光ダイオードLEDの数を少なくする必要が生じたり、車載機器203の体格を大型化する必要が生じたりするという問題点がある。これに対し、実施形態によると、比較的低い電圧で機能する負荷回路37、38、39を使用することができるため、小型の回路部品を使用することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
1 バッテリ
2 IGスイッチ
3 車載機器
31a ダイオード
31b ダイオード
32 スイッチング型の電源回路
33 分岐部
34 電源回路
35 負荷回路
36 スイッチ回路
37 発光ダイオード駆動回路
38 発光ダイオード駆動回路
39 負荷回路

Claims (5)

  1. バッテリ(1)を備える車両に搭載されるメータ装置(3)に、常時供給される常時電源(+B12)と、前記車両の電源スイッチに連動して供給される連動電源(IG12)とを供給する車両用電源装置を備えるメータ装置(3)において、
    前記バッテリから常時給電される常時給電部(3a)としての常時給電端子(3a)と、
    前記車両の電源スイッチ(2)の状態を示す信号が入力される電源スイッチ入力部(3b)としての電源スイッチ端子(3b)と、
    前記常時給電部(3a)から給電され、前記バッテリの電圧(24V)より低い調整電圧(12V)を出力する電源回路(32)と、
    スイッチ素子(TR)を含み、前記調整電圧を定格電圧として設計されている負荷回路(37、38、39)と、
    前記電源回路の出力線を分岐し、分岐されたひとつの分岐線から前記常時電源(+B12)を供給する分岐部(33)と、
    前記分岐部により分岐された他の分岐線に接続され、前記電源スイッチ入力部に入力される前記電源スイッチの状態だけに応じて、前記他の分岐線の通電を断続し、前記電源スイッチがオン状態のときに前記調整電圧の前記連動電源(IG12)を前記負荷回路に供給し、前記電源スイッチがオフ状態のときに遮断されるスイッチ回路(36)と、
    前記常時電源から給電され、前記調整電圧より低い電圧であり制御回路に給電されるための定格電圧を出力する低電圧電源回路(34)と、
    前記低電圧電源回路から給電される前記制御回路を構成する低電圧の低電圧負荷回路であって、前記制御回路によって前記スイッチ素子を駆動する低電圧負荷回路(35)とを備えることを特徴とするメータ装置。
  2. 前記電源回路(32)は、スイッチング型電圧レギュレータ回路であることを特徴とする請求項1に記載のメータ装置。
  3. 前記電源回路(32)は、前記常時給電部(3a)と前記電源スイッチ入力部(3b)との両方から給電されることを特徴とする請求項1または2に記載のメータ装置。
  4. 前記負荷回路は、前記連動電源から給電される複数の発光ダイオード駆動回路(37、38)を備え、
    それぞれの前記発光ダイオード駆動回路(37、38)は、
    発光ダイオードと、負荷抵抗と、前記スイッチ素子とを含み、
    前記負荷抵抗は、表面実装型素子であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のメータ装置。
  5. 前記電源回路(32)を構成する回路部品、前記スイッチ回路(36)を構成する回路部品、および前記分岐部(33)が配置された回路基板をさらに備え、
    前記分岐部は前記回路部品のパッケージの外の前記回路基板上に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のメータ装置。
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