JP2008217638A - Fifoメモリ制御装置及びfifoメモリ制御方法 - Google Patents

Fifoメモリ制御装置及びfifoメモリ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】FIFOメモリの書き込み周波数と読み出し周波数が異なる場合におけるデータ転送効率の向上を図ることができるFIFOメモリ制御装置を提供する。
【解決手段】Wh(書き込み周波数)≧Rh(読み出し周波数)データの場合には、FIFOメモリ11のデータ格納量>0を条件に読み出し開始を許可する。Wh<Rhの場合には、FIFOメモリ11のデータ格納量>{Rs(現在の読み出しデータサイズ)×(1−Wh/Rh)}を条件に読み出し開始を許可する。Wh≦Rhの場合には、FIFOメモリ11の空き容量>{Ws(現在の書き込みデータサイズ)−Rs}を条件に書き込み開始を許可する。Wh>Rhの場合には、FIFOメモリ11の空き容量>{Ws×(1−Rh/Wh)}、かつ、FIFOメモリ11の空き容量>{Ws−Rs}を条件に書き込み開始を許可する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ転送装置などに使用されるFIFO(first-in first-out)メモリの書き込み/読み出し制御を行うFIFOメモリ制御装置及びFIFOメモリ制御方法に関する。
図10はFIFOメモリを使用する従来のデータ転送装置の一例の要部を示すブロック回路図である。図10中、1は書き込み及び読み出しを並行して行うことができるRAMからなるFIFOメモリである。
2はFIFOメモリ1に対して書き込みアドレスの位置を示す書き込みポインタを出力する書き込みポインタ回路であり、書き込みポインタをFIFOメモリ1の先頭アドレスから最終アドレスに向けて順に1ずつインクリメントする動作を循環的に繰り返して行うものである。なお、書き込みポインタのインクリメントは、書き込みクロックに同期して行われる。
3はFIFOメモリ1に対して読み出しアドレスの位置を示す読み出しポインタを出力する読み出しポインタ回路であり、読み出しポインタをFIFOメモリ1の先頭アドレスから最終アドレスに向けて順に1ずつインクリメントする動作を循環的に繰り返して行うものである。なお、読み出しポインタのインクリメントは、読み出しクロックに同期して行われる。
4は書き込みポインタ回路2が出力する書き込みポインタと読み出しポインタ回路3が出力する読み出しポインタとの差分を監視してFIFOメモリ1の書き込み/読み出し制御を行う差分監視回路である。
図10に示す従来のデータ転送装置においては、書き込みデータは、書き込みポインタが示すアドレスに書き込まれる。また、読み出しポインタが示すアドレスからデータの読み出しが行われる。
また、差分監視回路4では、書き込みポインタと読み出しポインタとの差分が監視され、FIFOメモリ1内のデータの枯渇/満杯が検出されると、この検出結果に基づいて、転送中のデータの書き込み/読み出しの停止制御が行われる。また、書き込みポインタと読み出しポインタとの差分に応じて転送可能なデータ長が調整され、書き込み/読み出しの開始が制御される。
特開平4−243083号公報 特開平9−198860号公報 特開2002−73538号公報 特開2002−259115号公報
図10に示す従来のデータ転送装置においては、FIFOメモリ1の書き込み速度と読み出し速度が異なる場合、すなわち、FIFOメモリ1の書き込み周波数と読み出し周波数が異なる場合において、データ転送中に分割できないデータのFIFOメモリ1からの読み出し又はFIFOメモリ1への書き込みを行う場合に問題が発生する場合がある。
たとえば、読み出し周波数が書き込み周波数より高い場合に、データ転送中に分割できないデータをFIFOメモリ1から読み出す場合、読み出しポインタが書き込みポインタに追いついてしまい、データ転送中に分割できないデータのFIFOメモリ1からの読み出し終了前に、FIFOメモリ1内がデータ枯渇状態になってしまうという事態が発生する場合がある。
このような事態が発生すると、データ転送中に分割できないデータのFIFOメモリ1からの読み出し途中で読み出しが停止されてしまい、データ転送中に分割できないデータのデータ転送中における分割という事態が発生してしまう。
このような事態を回避するためには、データ転送中に分割できないデータの書き込みが終了してから、このデータの読み出しを開始する必要がある。しかしながら、このようにすると、早いタイミングでのFIFO1からの読み出し開始を行うことができず、データ転送効率の向上を図ることができないという問題が発生する。
また、書き込み周波数が読み出し周波数よりも高い場合に、データ転送中に分割できないデータをFIFOメモリ1に書き込む場合、書き込みポインタが読み出しポインタに追いついてしまい、データ転送中に分割できないデータのFIFOメモリ1への書き込みが終了する前に、FIFO1内がデータ満杯状態になってしまうという事態が発生する場合がある。
このような事態が発生すると、データ転送中に分割できないデータのFIFOメモリ1への書き込み途中で書き込みが停止されてしまい、データ転送中に分割できないデータのデータ転送中における分割という事態が発生してしまう。
このような事態を回避するためには、FIFOメモリ1にデータ転送中に分割できないデータのサイズ分の空き容量が確保できてから、データ転送中に分割できないデータの書き込みを開始する必要がある。しかしながら、このようにすると、早いタイミングでのFIFOメモリ1への書き込み開始を行うことができず、データ転送効率の向上を図ることができないという問題が発生する。
本発明は、かかる点に鑑み、FIFOメモリの書き込み周波数と読み出し周波数が異なる場合におけるデータ転送効率の向上を図ることができるようにしたFIFOメモリ制御装置及びFIFOメモリ制御方法を提供することを目的とする。
本発明中、第1の発明は、FIFOメモリ制御装置であり、FIFOメモリからの読み出し開始を制御する読み出し開始制御部を備え、前記読み出し開始制御部は、読み出し周波数が書き込み周波数より高い場合に、前記FIFOメモリへの一定サイズのデータの書き込みが終了する前に前記FIFOメモリから前記データの読み出しを開始しても、前記データの連続読み出しが可能なタイミングを判定し、前記タイミングで前記FIFOメモリからの前記データの読み出し開始を許可することを特徴とするものである。
本発明中、第2の発明は、FIFOメモリ制御装置であり、FIFOメモリへの書き込み開始を制御する書き込み開始制御部を備え、前記書き込み開始制御部は、書き込み周波数が読み出し周波数より高い場合に、前記FIFOメモリに一定サイズの空き容量ができる前に前記FIFOメモリへの前記一定サイズのデータの書き込みを開始しても、前記データの連続書き込みが可能なタイミングを判定し、前記タイミングで前記FIFOメモリへの前記データの書き込み開始を許可することを特徴とするものである。
本発明中、第3の発明は、FIFOメモリ制御方法の発明であり、FIFOメモリからの読み出し開始を制御する読み出し開始制御工程を含み、前記読み出し開始制御工程は、読み出し周波数が書き込み周波数より高い場合に、前記FIFOメモリへの一定サイズのデータの書き込みが終了する前に前記FIFOメモリから前記データの読み出しを開始しても、前記データの連続読み出しが可能なタイミングを判定し、前記タイミングで前記FIFOメモリからの前記データの読み出し開始を許可することを特徴とするものである。
本発明中、第4の発明は、FIFOメモリ制御方法の発明であり、FIFOメモリへの書き込み開始を制御する書き込み開始制御工程を含み、前記書き込み開始制御工程は、書き込み周波数が読み出し周波数より高い場合に、前記FIFOメモリに一定サイズの空き容量ができる前に前記FIFOメモリへの前記一定サイズのデータの書き込みを開始しても、前記データの連続書き込みが可能なタイミングを判定し、前記タイミングで前記FIFOメモリへの前記データの書き込み開始を許可することを特徴とするものである。
本発明中、第1の発明及び第3の発明のいずれによっても、読み出し周波数が書き込み周波数より高い場合に、前記FIFOメモリへの一定サイズのデータの書き込みが終了する前に前記FIFOメモリから前記データの読み出しを開始しても、前記データの連続読み出しが可能なタイミングで、前記FIFOメモリからの前記データの読み出し開始が許可される。
この結果、前記FIFOメモリへの一定サイズのデータの書き込みが終了する前に前記FIFOメモリから前記データの読み出しを開始しても、前記データの連続読み出しを行うことができる。したがって、前記FIFOメモリの読み出し周波数が書き込み周波数より高い場合におけるデータ転送効率の向上を図ることができる。
本発明中、第2の発明及び第4の発明のいずれによっても、書き込み周波数が読み出し周波数より高い場合に、前記FIFOメモリに一定サイズの空き容量ができる前に前記FIFOメモリへの前記一定サイズのデータの書き込みを開始しても、前記データの連続書き込みが可能なタイミングで、前記FIFOメモリへの前記データの書き込み開始が許可される。
この結果、前記FIFOメモリに一定サイズの空き容量ができる前に前記FIFOメモリへの前記一定サイズのデータの書き込みを開始しても、前記データの連続書き込みを行うことができる。したがって、前記FIFOメモリの書き込み周波数が読み出し周波数より高い場合におけるデータ転送効率の向上を図ることができる。
図1は本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態を使用したデータ転送装置の一例の要部を示すブロック回路図である。このデータ転送装置は、1サイクルにつき1ワードを転送するものである。図1中、11は書き込み及び読み出しを並行して行うことができるRAMからなるFIFOメモリである。
12はFIFOメモリ11に対して書き込みアドレスの位置を示す書き込みポインタWpを出力する書き込みポインタ回路であり、書き込みポインタWpをFIFOメモリ11の先頭アドレスから最終アドレスに向けて順に1ずつインクリメントする動作を循環的に繰り返して行うものである。なお、書き込みポインタWpのインクリメントは、周波数をWh[Hz]とする書き込みクロックWcに同期して行われる。したがって、書き込みクロックWcの周波数Whが書き込み周波数となる。
13はFIFOメモリ11に対して読み出しアドレスの位置を示す読み出しポインタRpを出力する読み出しポインタ回路であり、読み出しポインタRpをFIFOメモリ11の先頭アドレスから最終アドレスに向けて順に1ずつインクリメントする動作を循環的に繰り返して行うものである。なお、読み出しポインタRpのインクリメントは、周波数をRh[Hz]とする読み出しクロックRcに同期して行われる。したがって、読み出しクロックRcの周波数Rhが読み出し周波数となる。
14は本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態であり、書き込みクロックWc、読み出しクロックRc、書き込みデータサイズWs、読み出しデータサイズRs、書き込みポインタWp及び読み出しポインタRpを入力して書き込み開始許可信号Wa0及び読み出し開始許可信号Ra0を出力し、FIFOメモリ11に対する書き込み開始タイミング及びFIFOメモリ11からの読み出し開始タイミングを制御するものである。
図2は本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態14の構成を示すブロック回路図である。本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態14は、本発明のFIFOメモリ制御方法の一実施形態が実施されるものであり、読み出し開始制御部15と、書き込み開始制御部16と、ポインタ折り返し検出回路17と、ポインタ折り返しフラグ18とを備えている。
読み出し開始制御部15は、読み出し開始許可信号Ra0を生成し、この読み出し開始許可信号Ra0をFIFOメモリ11からデータの読み出しを行う読み出し回路(図示せず)に与えるものであり、データ格納量算出回路19と、比較回路20、21と、セレクタ22とを備えている。
データ格納量算出回路19は、書き込みポインタ回路12が出力する書き込みポインタWpと読み出しポインタ回路13が出力する読み出しポインタRpとの差分Wp−Rpから、FIFOメモリ11のデータ格納量を算出するものである。
比較回路20は、データ格納量算出回路19が算出したFIFOメモリ11のデータ格納量と0とを比較し、比較結果として、読み出し開始許可信号(第1の読み出し開始許可信号)Ra1を出力するものである。
比較回路20は、データ格納量算出回路19が算出したFIFOメモリ11のデータ格納量>0の場合には、読み出し開始許可信号Ra1=“1”(活性レベル:FIFOメモリ11からの読み出し開始を許可するレベル)とし、それ以外の場合には、読み出し開始許可信号Ra1=“0”(非活性レベル:FIFOメモリ11からの読み出し開始を不許可とするレベル)とする。
比較回路21は、データ格納量算出回路19が算出したFIFOメモリ11のデータ格納量と、{現在の読み出しデータサイズRs×(1−書き込み周波数Wh/読み出し周波数Rh)}とを比較し、比較結果として、読み出し開始許可信号(第2の読み出し開始許可信号)Ra2を出力するものである。
比較回路21は、データ格納量算出回路19が算出したFIFOメモリ11のデータ格納量>{現在の読み出しデータサイズRs×(1−書き込み周波数Wh/読み出し周波数Rh)}の場合には、読み出し開始許可信号Ra2=“1”(活性レベル:FIFOメモリ11からの読み出し開始を許可するレベル)とし、それ以外の場合には、読み出し開始許可信号Ra2=“0”(非活性レベル:FIFOメモリ11からの読み出し開始を不許可とするレベル)とする。
セレクタ22は、書き込み周波数Wh≧読み出し周波数Rhの場合には、比較回路20が出力する読み出し開始許可信号Ra1を選択して、この読み出し開始許可信号Ra1を読み出し開始許可信号Ra0として読み出し回路に与え、書き込み周波数Wh<読み出し周波数Rhの場合には、比較回路21が出力する読み出し開始許可信号Ra2を選択して、この読み出し開始許可信号Ra2を読み出し開始許可信号Ra0として読み出し回路に与えるものである。
書き込み開始制御部16は、書き込み開始許可信号Wa0を生成し、この書き込み開始許可信号Wa0をFIFOメモリ11に対してデータの書き込みを行う書き込み回路(図示せず)に与えるものであり、メモリ空き容量算出回路23と、比較回路24、25と、AND回路26と、セレクタ27とを備えている。
メモリ空き容量算出回路23は、読み出しポインタ回路13が出力する読み出しポインタRpと書き込みポインタ回路12が出力する書き込みポインタWpとの差分Rp−Wpから、FIFOメモリ11の空き容量を算出するものである。
比較回路24は、メモリ空き容量算出回路23が算出したメモリ空き容量と、{現在の書き込みデータサイズWs−現在の読み出しデータサイズRs}とを比較し、比較結果として、書き込み開始許可信号(第1の書き込み開始許可信号)Wa1を出力するものである。
比較回路24は、メモリ空き容量算出回路23が算出したメモリ空き容量>{現在の書き込みデータサイズWs−現在の読み出しデータサイズRs}の場合には、書き込み開始許可信号Wa1=“1”(活性レベル:FIFOメモリ11への書き込み開始を許可するレベル)、それ以外の場合には、書き込み開始許可信号Wa1=“0”(非活性レベル:FIFOメモリ11への書き込み開始を不許可とするレベル)とする。なお、比較回路24は、現在の読み出しデータサイズRsのデータの読み出し開始でセットされ、読み出し終了でリセットされる。
比較回路25は、メモリ空き容量算出回路23が算出したメモリ空き容量と、{現在の書き込みデータサイズWs×(1−読み出し周波数Rh/書き込み周波数Wh)}とを比較し、比較結果として、書き込み開始許可信号(第2の書き込み開始許可信号)Wa2を出力するものである。
比較回路25は、メモリ空き容量算出回路23が算出したメモリ空き容量>{現在の書き込みデータサイズWs×(1−読み出し周波数Rh/書き込み周波数Wh)}の場合には、書き込み開始許可信号Wa2=“1”(活性レベル:FIFOメモリ11への書き込み開始を許可するレベル)とし、それ以外の場合には、書き込み開始許可信号Wa2=“0”(非活性レベル:FIFOメモリ11への書き込み開始を不許可とするレベル)とする。
AND回路26は、比較回路24が出力する書き込み開始許可信号Wa1と、比較回路25が出力する書き込み開始許可信号Wa2とをAND処理して、書き込み開始許可信号(第3の書き込み開始許可信号)Wa3を出力するものである。
セレクタ27は、書き込み開始周波数Wh≦読み出し周波数Rhの場合には、比較回路24が出力する書き込み開始許可信号Wa1を選択して、この書き込み開始許可信号Wa1を書き込み開始許可信号Wa0として書き込み回路に与え、書き込み周波数Wh>読み出し周波数Rhの場合には、AND回路26が出力する書き込み開始許可信号Wa3を選択して、この書き込み開始許可信号Wa3を書き込み開始許可信号Wa0として書き込み回路に与えるものである。
ポインタ折り返し検出回路17は、書き込みポインタ回路12が出力する書き込みポインタWpがFIFOメモリ11の最終アドレスを折り返したか否かの検出と、読み出しポインタ回路13が出力する読み出しポインタRpがFIFOメモリ11の最終アドレスを折り返したか否かの検出を行うものである。
ポインタ折り返しフラグ18は、1ビット構成のフラグであり、データ格納量算出回路19やメモリ空き容量算出回路23等が参照するものである。本例では、ポインタ折り返し検出回路17は、書き込みポインタWpがFIFOメモリ11の最終アドレスを折り返したことを検出したときは、ポインタ折り返しフラグ18の値を“1”にし、その後、読み出しポインタRpがFIFOメモリ11の最終アドレスを折り返したことを検出したときは、ポインタ折り返しフラグ18の値を“0”に戻すように動作する。
図3はFIFOメモリ11からのデータ読み出し動作を説明するための図であり、書き込み周波数Wh≧読み出し周波数Rhの場合である。ここで、書き込み周波数Wh≧読み出し周波数Rhの場合において、図3(A)に示すように、書き込みポインタWp=読み出しポインタRpの状態にある場合には、FIFOメモリ11のデータ格納量は0であるから、FIFOメモリ11からの読み出しを開始することはできない。
これに対して、図3(B)に示すように、{書き込みポインタWp−読み出しポインタRp}>0、すなわち、FIFOメモリ11のデータ格納量>0の場合には、FIFOメモリ11からのデータの読み出しが可能である。
そこで、本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態14では、書き込み周波数Wh≧読み出し周波数Rhの場合、セレクタ22は、比較回路20が出力する読み出し開始許可信号Ra1を選択し、この読み出し開始許可信号Ra1を読み出し開始許可信号Ra0として読み出し回路に与えるように動作し、データ格納量算出回路19が算出したFIFOメモリ11のデータ格納量>0の場合には、読み出し開始許可信号Ra0=“1”となり、それ以外の場合には、読み出し開始許可信号Ra0=“0”となるようにしている。
図4はFIFOメモリ11からのデータ読み出し動作を説明するためのタイミングチャートであり、書き込み周波数Wh/読み出し周波数Rh=1/2、現在の読み出しデータサイズRs=8ワードの場合である。
この場合、図4(A)に示すように、たとえば、時刻T0で、データサイズRsのデータD1〜D8のFIFOメモリ11への書き込みを開始し、時刻T1で、FIFOメモリ11からデータD1〜D8の読み出しを開始した場合には、データD3の書き込みサイクル中にデータD3の読み出しが開始されてしまい、すなわち、データD3のFIFOメモリ11への書き込みが終了する前にデータD3のFIFOメモリ11からの読み出しが開始されてしまい、空読みが起こり、FIFOメモリ11からのデータD1〜D8の連続した読み出しが不可能となる。
これに対して、たとえば、図4(B)に示すように、時刻T0で、データD1〜D8のFIFOメモリ11への書き込みを開始し、時刻T2で、FIFOメモリ11からデータD1〜D8の読み出しを開始した場合には、データD8のFIFOメモリ11への書き込み終了後、データD8のFIFOメモリ11からの読み出しを行うことができ、FIFOメモリ11からのデータD1〜D8の連続した読み出しを行うことができる。
このように、書き込み周波数Wh<読み出し周波数Rhの場合において、現在の読み出しデータサイズがRsの場合には、現在の読み出しデータサイズがRsのデータのFIFOメモリ11からの読み出しが終了するまでは、空読みを避けるために、読み出しポインタRpが書き込みポインタWpを追い越さないように制御する必要がある。
ここで、読み出し周波数Rhに対する書き込み周波数Whの割合は、{Wh/Rh}で表せる。これは、任意の時間での、読み出しサイクル数に対する書き込みサイクル数の割合と同様であるから、任意の時間での、読み出しサイクル数に対する書き込みサイクル数の割合も、{Wh/Rh}で表せる。
そこで、読み出しクロックRcの1サイクルにつき、読み出しポインタRpを1だけインクリメントし、書き込みクロックWcの1サイクルにつき、書き込みポインタWpを1だけインクリメントするとした場合、読み出しクロックRcの1サイクルについての書き込みポインタWpのインクリメント量は、1×{Wh/Rh}と表せる。
したがって、読み出しクロックRcの1サイクル分での読み出しポインタRp(r1)と書き込みポインタWp(r1)との差分は、数1で表すことができる。
Figure 2008217638
したがって、また、読み出しクロックRcのTnサイクル分での読み出しポインタRp(rTn)と書き込みポインタWp(rTn)との差分は、数2で表せる。
Figure 2008217638
ここで、数2に示す式の両辺の単位を、サイクルからデータ量に変更することは可能であり、本例では、1サイクルにつき1ワードを転送するとしているので、サイクルの差分はデータ量の差分となる。したがって、数2に示す式は、数3に示す式に変換することができる。
Figure 2008217638
このように、FIFOメモリ11から現在の読み出しデータサイズRsのデータを読み出す間に、読み出しポインタRpと書き込みポインタWpとの差分は、数3に示すようになるので、読み出しポインタRpが書き込みポインタWpを追い越さないようにするためには、FIFOメモリ11のデータ格納量が数4に示す式を満足するようになってから、読み出しを開始すれば良いことになる。
Figure 2008217638
すなわち、FIFOメモリ11のデータ格納量が数4に示す式を満足するようになってから、現在の読み出しデータサイズRsのデータのFIFOメモリ11からの読み出しを開始すれば、読み出しポインタRpが書き込みポインタWpを追い越すことはなく、現在の読み出しデータサイズRsのデータをFIFOメモリ11から連続して読み出すことができる。
そこで、本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態14では、書き込み周波数Wh<読み出し周波数Rhの場合、セレクタ22は、比較回路21が出力する読み出し開始許可信号Ra2を選択し、この読み出し開始許可信号Ra2を読み出し開始許可信号Ra0として読み出し回路に与えるように動作し、データ格納量算出回路19が算出したFIFOメモリ11のデータ格納量>{現在の読み出しデータサイズRs×(1−書き込み周波数Wh/読み出し周波数Rh)}の場合には、読み出し開始許可信号Ra0=“1”となり、それ以外の場合には、読み出し開始許可信号Ra0=“0”となるとしている。
図5はFIFOメモリ11からのデータ読み出し動作例を示すタイミングチャートであり、書き込み周波数Wh/読み出し周波数Rh=1/2、現在の読み出しデータサイズRs=nワードの場合である。
この場合、セレクタ22は、比較回路21が出力する読み出し開始許可信号Ra1を選択するが、{現在の読み出しデータサイズRs×(1−書き込み周波数Wh/読み出し周波数Rh}={n×(1−1/2)}=n/2となるので、比較回路21は、データ格納量算出回路19が出力するFIFOメモリ11のデータ格納量が0〜n/2ワードの間は、読み出し開始許可信号Ra2=“0”とし、データ格納量算出回路19が出力するデータ格納量がn/2ワードを越えると、読み出し開始許可信号Ra2=“1”とする。
この結果、時刻T0で、FIFOメモリ11へのデータD1〜Dnの書き込みが開始されると、時刻T1で、FIFOメモリ11にn/2ワードのデータD1〜Dn/2が格納されることになるので、時刻T2がデータ格納量>n/2を満足するタイミング(FIFOメモリ11からのデータD1〜Dnの読み出し開始タイミング)となり、時刻T3が読み出し終了タイミングとなる。すなわち、データD1〜DnのFIFOメモリ11への書き込み終了直後に、データD1〜DnのFIFOメモリ11からの読み出しが終了することになる。
図6はFIFOメモリ11へのデータ書き込み動作を説明するための図であり、書き込み周波数Wh≦読み出し周波数Rhの場合、現在の書き込みデータサイズWs=5ワードの場合である。
ここで、書き込み周波数Wh≦読み出し周波数Rhの場合において、図6(A)に示すように、たとえば、書き込みポインタWp=m、読み出しポインタRp=m+2で、現在の書き込みデータサイズWs=5ワード、現在の読み出しデータサイズRs=2ワードの場合には、FIFOメモリ11からの読み出し及びFIFOメモリ11への書き込みを同時に開始すると、2ワードの読み出しが終了した時点で、メモリ空き容量は4ワード分となり、5ワード目の書き込みデータは、既存データに上書きをすることになってしまう。したがって、図6(A)に示す状態では、FIFOメモリ11からの読み出し及びFIFOメモリ11への書き込みを同時に開始することはできない。
これに対して、図6(B)に示すように、たとえば、書き込みポインタWp=m、読み出しポインタRp=m+2で、現在の書き込みデータサイズWs=5ワード、現在の読み出しデータサイズRs=4ワードの場合には、FIFOメモリ11からの読み出し及びFIFOメモリ11への書き込みを同時に開始しても、4ワードの読み出しが終了した時点で、メモリ空き容量は6ワード分となるので、既存データに対する書き込みデータの上書きの問題は発生しない。
そこで、本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態14では、書き込み周波数Wh≦読み出し周波数Rhの場合、セレクタ27は、比較回路24が出力する書き込み開始許可信号Wa1を選択し、この書き込み開始許可信号Wa1を書き込み開始許可信号Wa0として、書き込み回路に与えるように動作するようにし、メモリ空き容量算出回路23が算出したメモリ空き容量>{現在の書き込みデータサイズWs−現在の読み出しデータサイズRs}の場合には、書き込み開始許可信号Wa0=“1”となり、それ以外の場合には、書き込み開始許可信号Wa0=“0”となるようにしている。
図7はFIFOメモリ11へのデータ書き込み動作を説明するためのタイミングチャートであり、読み出し周波数Rh/書き込み周波数Wh=1/2、メモリ空き容量=0、現在の書き込みデータサイズWs=8ワード、現在の読み出しデータサイズRs=8ワードの場合である。
この場合、たとえば、図7(A)に示すように、時刻T0で、FIFOメモリ11からデータN1〜N8の読み出しを開始し、時刻T1で、データD1〜D8のFIFOメモリ11への書き込みを開始した場合には、データN3の読み出しサイクル中にデータD3の書き込みが開始されてしまい、書き込みデータの上書きが発生してしまう。したがって、この例では、データサイズWs=8ワードの書き込みデータD1〜D8をFIFOメモリ11に連続して書き込むことができないことになる。
これに対して、図7(B)に示すように、たとえば、時刻T0で、FIFOメモリ11からデータN1〜N8の読み出しを開始し、時刻T3で、データD1〜DnのFIFOメモリ11への書き込みを開始した場合には、FIFOメモリ11からのデータN8の読み出し後に、データD8の書き込みを行うことができ、既存データに対する書き込みデータの上書きの問題は発生しない。
このように、書き込み周波数Wh>読み出し周波数Rhの場合において、現在の書き込みデータサイズがWsの場合には、現在の書き込みデータサイズがWsのデータの書き込みが終了するまでは、書き込みデータの既存データへの上書きを避けるために、書き込みポインタWpが読み出しポインタRpを追い越してはならない。
ここで、書き込み周波数Whに対する読み出し周波数Rhの割合は、{Rh/Wh}で表せる。これは、任意の時間での、書き込みサイクル数に対する読み出しサイクル数の割合と同義であるから、任意の時間での、書き込みサイクル数に対する読み出しサイクル数の割合も、{Rh/Wh}で表せる。
そこで、書き込みクロックWcの1サイクルにつき、書き込みポインタWpを1だけインクリメントし、読み出しクロックRcの1サイクルにつき、読み出しポインタRpを1だけインクリメントするとした場合、書き込みクロックWcの1サイクルについての読み出しポインタRpのインクリメント量は、1×{Rh/Wh}と表せる。
したがって、書き込みクロックWcの1サイクル分での書き込みポインタWp(w1)と読み出しポインタRp(w1)との差分は、数5で表すことができる。
Figure 2008217638
したがって、また、書き込みクロックWcのTnサイクル分での書き込みポインタWp(wTn)と読み出しポインタRp(wTn)との差分は、数6で表せる。
Figure 2008217638
ここで、数6に示す式の両辺の単位をサイクルからデータ量に変更することは可能であり、本例では、1サイクルにつき1ワードを転送するとしているので、サイクルの差分はデータ量の差分となる。したがって、数6に示す式は、数7に示す式に変換することができる。
Figure 2008217638
このように、FIFOメモリ11に現在の書き込みデータサイズWsのデータをFIFOメモリ11に書き込む間に、書き込みポインタWpと読み出しポインタRpとの差分は、数7に示すようになるので、書き込みポインタWpが読み出しポインタRpを追い越さないためには、FIFOメモリ11の空き容量が数8に示す式を満足するようになってから、書き込みを開始すれば良いことになる。
Figure 2008217638
すなわち、FIFOメモリ11の空き容量が数8に示す式を満たすようになってから、現在の書き込みデータサイズWsのFIFOメモリ11への書き込みを開始すれば、書き込みポインタWpが読み出しポインタRpを追い越すことはなく、現在の書き込みデータサイズWsのデータをFIFOメモリ11に連続して書き込むことができる。
但し、FIFOメモリ11の空き容量が現在の書き込みデータサイズWs分に達するためには、読み出しポインタRpが書き込みデータサイズWs分までインクリメントされる必要があるため、数9に示す式も条件として必要となる。
そこで、本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態14では、書き込み周波数Wh>読み出し周波数Rhの場合、セレクタ27は、AND回路26が出力する書き込み開始許可信号Wa3を選択し、この書き込み開始許可信号Wa3を書き込み開始許可信号Wa0として書き込み回路に与えるように動作するようにし、メモリ空き容量算出回路23が算出したメモリ空き容量>{現在の書き込みデータサイズWs×(1−読み出し周波数Rh/書き込み周波数Wh)}、かつ、メモリ空き容量算出回路23が算出したメモリ空き容量>{現在の書き込みデータサイズWs−現在の読み出しデータサイズRs}の場合には、書き込み開始許可信号Wa0=“1”となり、それ以外の場合には、書き込み開始許可信号Wa0=“0”となるようにしている。
Figure 2008217638
図8及び図9は図1に示すデータ転送装置におけるFIFOメモリ11へのデータ書き込み動作例を示すタイミングチャートであり、読み出し周波数Rh/書き込み周波数Wh=1/2、現在の書き込みデータサイズWs=16ワードの場合である。
この例の場合、書き込み周波数Wh>読み出し周波数Rhであるから、セレクタ27は、AND回路26が出力する書き込み開始許可信号Wa3を選択し、この書き込み開始許可信号Wa3を書き込み開始許可信号Wa0として書き込み回路に与えることになる。
ここで、図8(A)に示すように、たとえば、時刻T0で、書き込みポインタWp=m、読み出しポインタRp=m+3、現在の読み出しデータサイズRs=3とする。この場合、メモリ空き容量=3、{現在の書き込みデータサイズWs−現在の読み出しデータサイズRs}=16−3=13となるので、数9を満たさず、書き込み開始許可信号Wa1=“0”、書き込み開始許可信号Wa3=“0”、書き込み開始許可信号Wa0=“0”となり、FIFOメモリ11への書き込み開始は不許可とされる。
他方、セレクタ22は、書き込み周波数Wh>読み出し周波数Rhであるから、比較回路20が出力する読み出し開始許可信号Ra1を選択することになるが、FIFOメモリ11のデータ格納量>0であるから、読み出し開始許可信号Ra1=“1”、読み出し開始許可信号Ra0=“1”となり、FIFOメモリ11からの現在の読み出しデータサイズRs=3のデータN3〜N6の読み出しが許可される。
その後、図8(A)に示す現在の読み出しデータサイズRs=3の読み出しが終了し、図8(B)に示すように、時刻T1で、新たに現在の読み出しデータサイズRsが11になったとすると、この場合には、メモリ空き容量=6、{現在の書き込みデータサイズWs−現在の読み出しデータサイズRs}=16−11=5となり、数9を満たすことになるので、書き込み開始許可信号Wa1=“1”となる。
ところが、{現在の書き込みデータサイズWs×(1−読み出し周波数Rh/書き込み周波数Wh)}=16×(1−1/2)=8となり、メモリ空き容量=6であるから、数9を満たさない。したがって、この場合、書き込み開始許可信号Wa2=“0”、書き込み開始許可信号Wa3=“0”となり、FIFOメモリ11への書き込み開始は不許可とされる。
他方、セレクタ22は、書き込み周波数Wh>読み出し周波数Rhであるから、比較回路20が出力する読み出し開始許可信号Ra1を選択することになるが、FIFOメモリ11のデータ格納量>0であるから、読み出し開始許可信号Ra1=“1”、読み出し開始許可信号Ra0=“1”となり、FIFOメモリ11からの現在の読み出しデータサイズRs=11のデータの読み出しが許可される。
その後、図9に示すように、時刻T2になると、メモリ空き容量=8になるので、時刻T3が数8を満足するタイミングとなり、書き込み開始許可信号Wa2=“1”となる。他方、書き込み開始許可信号Wa1は既に“1”となっているので、書き込み開始許可信号Wa3=“1”、書き込み開始許可信号Wa0=“1”となり、時刻T3で、FIFOメモリ11へのデータD1〜Dnの書き込み開始が許可される。この結果、時刻T4が書き込み終了タイミングとなる。
以上のように、本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態14においては、読み出し開始制御部15を設け、この読み出し開始制御部15をデータ格納量算出回路19と、比較回路20、21と、セレクタ22とで構成し、書き込み周波数Wh≧読み出し周波数Rhの場合において、FIFOメモリ11のデータ格納量>0の場合には、FIFOメモリ11からのデータの読み出し開始を許可し、それ以外の場合には、FIFOメモリ11からのデータの読み出し開始を不許可としている。
また、書き込み周波数Wh<読み出し周波数Rhの場合において、FIFOメモリ11のデータ格納量>{現在の読み出しデータサイズRs×(1−書き込み周波数Wh/読み出し周波数Rh)}の場合には、FIFOメモリ11からのデータの読み出し開始を許可し、それ以外の場合には、FIFOメモリ11からのデータの読み出しを不許可としている。
また、書き込み開始制御部16を設け、この書き込み開始制御部16をメモリ空き容量算出回路23と、比較回路24、25と、AND回路26と、セレクタ27とで構成し、書き込み周波数Wh≦読み出し周波数Rhの場合において、FIFOメモリ11の空き容量>{現在の書き込みデータサイズWs−現在の読み出しデータサイズRs}の場合には、FIFOメモリ11へのデータの書き込み開始を許可し、それ以外の場合には、FIFOメモリ11へのデータの書き込み開始を不許可としている。
また、書き込み周波数Wh>読み出し周波数Rhの場合において、FIFOメモリ11の空き容量>{現在の書き込みデータサイズWs×(1−読み出し周波数Rh/書き込み周波数Wh)}、かつ、FIFOメモリ11の空き容量>{現在の書き込みデータサイズWs−現在の読み出しデータサイズRs}の場合には、FIFOメモリ11へのデータの書き込み開始を許可し、それ以外の場合には、FIFOメモリ11へのデータの書き込み開始を不許可としている。
この結果、読み出し周波数Rhが書き込み周波数Whより高い場合に、FIFOメモリ11への一定サイズのデータD1〜Dnの書き込みが終了する前にFIFOメモリ11からデータの読み出しを開始しても、データD1〜Dnの連続読み出しが可能なタイミングで、FIFOメモリ11からデータD1〜Dnの読み出しが許可されることになる。
したがって、FIFOメモリ11へのデータD1〜Dnの書き込みが終了する前にFIFOメモリ11からのデータD1〜Dnの読み出しを開始しても、データD1〜Dnの分割を行うことなしに空読みを防いで、データD1〜Dnの連続読み出しを行うことができ、FIFOメモリ11の読み出し周波数Rhが書き込み周波数Whより高い場合におけるデータ転送効率の向上を図ることができる。
また、書き込み周波数Whが読み出し周波数Rhより高い場合に、FIFOメモリ11に一定サイズ(nワード)の空き容量ができる前にFIFOメモリ11への一定サイズのデータD1〜Dnの書き込みを開始しても、データD1〜Dnの連続書き込みが可能なタイミングで、FIFOメモリ11へのデータD1〜Dnの書き込み開始が許可される。
したがって、FIFOメモリ11に一定サイズ(nワード)の空き容量ができる前にFIFOメモリ11へのデータD1〜Dnの書き込みを開始しても、データD1〜Dnの分割を行うことなしに上書きを防いで、データD1〜Dnの連続書き込みを行うことができ、FIFOメモリ11の書き込み周波数Whが読み出し周波数Rhより高い場合におけるデータ転送効率の向上を図ることができる。
本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態を使用したデータ転送装置の一例の要部を示すブロック回路図である。 本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態の構成を示すブロック回路図である。 図1に示すデータ転送装置が備えるFIFOメモリからのデータ読み出し動作を説明するための図である。 図1に示すデータ転送装置が備えるFIFOメモリからのデータ読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1に示すデータ転送装置におけるFIFOメモリ11からのデータ読み出し動作例を示すタイミングチャートである。 図1に示すデータ転送装置が備えるFIFOメモリへのデータ書き込み動作を説明するための図である。 図1に示すデータ転送装置が備えるFIFOメモリへのデータ書き込み動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1に示すデータ転送装置におけるFIFOメモリ11へのデータ書き込み動作例を示すタイミングチャートである。 図1に示すデータ転送装置におけるFIFOメモリ11へのデータ書き込み動作例を示すタイミングチャートである。 FIFOメモリを使用する従来のデータ転送装置の一例の要部を示すブロック回路図である。
符号の説明
1…FIFOメモリ
2…書き込みポインタ回路
3…読み出しポインタ回路
4…差分監視回路
11…FIFOメモリ
12…書き込みポインタ回路
13…読み出しポインタ回路
14…FIFOメモリ制御装置(本発明のFIFOメモリ制御装置の一実施形態)
15…読み出し開始制御部
16…書き込み開始制御部
17…ポインタ折り返し検出回路
18…ポインタ折り返しフラグ
19…データ格納量算出回路
20、21…比較回路
22…セレクタ
23…メモリ空き容量算出回路
24、25…比較回路
26…AND回路
27…セレクタ

Claims (6)

  1. FIFOメモリからの読み出し開始を制御する読み出し開始制御部を備え、
    前記読み出し開始制御部は、読み出し周波数が書き込み周波数より高い場合に、前記FIFOメモリへの一定サイズのデータの書き込みが終了する前に前記FIFOメモリから前記データの読み出しを開始しても、前記データの連続読み出しが可能なタイミングを判定し、前記タイミングで前記FIFOメモリからの前記データの読み出し開始を許可すること
    を特徴とするFIFOメモリ制御装置。
  2. 前記読み出し開始制御部は、
    前記FIFOメモリに与える書き込みポインタと読み出しポインタとの差分から前記FIFOメモリのデータ格納量を算出するデータ格納量算出回路と、
    前記データ格納量と0とを比較し、前記データ格納量が0よりも大きい場合には活性レベルとし、それ以外の場合には非活性レベルとする第1の読み出し開始許可信号を出力する第1の比較回路と、
    前記データ格納量と{前記データのサイズ×(1−前記書き込み周波数/前記読み出し周波数)}とを比較し、前記データ格納量が{前記データのサイズ×(1−前記書き込み周波数/前記読み出し周波数)}よりも大きい場合には活性レベルとし、それ以外の場合には非活性レベルとする第2の読み出し開始許可信号を出力する第2の比較回路と、
    前記読み出し周波数が前記書き込み周波数以下の場合には前記第1の読み出し開始許可信号を前記FIFOメモリの読み出し回路に与え、前記読み出し周波数が前記書き込み周波数よりも高い場合には前記第2の読み出し開始許可信号を前記読み出し回路に与える選択回路を備えること
    を特徴とする請求項1に記載のFIFOメモリ制御装置。
  3. FIFOメモリへの書き込み開始を制御する書き込み開始制御部を備え、
    前記書き込み開始制御部は、書き込み周波数が読み出し周波数より高い場合に、前記FIFOメモリに一定サイズの空き容量ができる前に前記FIFOメモリへの前記一定サイズのデータの書き込みを開始しても、前記データの連続書き込みが可能なタイミングを判定し、前記タイミングで前記FIFOメモリへの前記データの書き込み開始を許可すること
    を特徴とするFIFOメモリ制御装置。
  4. 前記書き込み開始制御部は、
    前記FIFOメモリに与える書き込みポインタと読み出しポインタとの差分から前記FIFOメモリの空き容量を算出するメモリ空き容量算出回路と、
    前記空き容量と{現在の書き込みデータサイズ−現在の読み出しデータサイズ}とを比較し、前記空き容量が{前記現在の書き込みデータサイズ−前記現在の読み出しデータサイズ}よりも大きい場合には活性レベルとし、それ以外の場合には非活性レベルとする第1の書き込み開始許可信号を出力する第1の比較回路と、
    前記空き容量と{前記現在の書き込みデータサイズ×(1−前記読み出し周波数/前記書き込み周波数)}とを比較し、前記空き容量が{前記現在の書き込みデータサイズ×(1−前記読み出し周波数/前記書き込み周波数)}よりも大きい場合には活性レベルとし、それ以外の場合には非活性レベルとする第2の書き込み開始許可信号を出力する第2の比較回路と、
    前記第1の書き込み開始許可信号と前記第2の書き込み開始許可信号とを論理積処理して第3の書き込み開始許可信号を出力する論理積回路と、
    前記書き込み周波数が前記読み出し周波数以下の場合には前記第1の書き込み開始許可信号を前記FIFOメモリの書き込み回路に与え、前記書き込み周波数が前記読み出し周波数よりも高い場合には前記第3の書き込み開始許可信号を前記書き込み回路に与える選択回路を備えること
    を特徴とする請求項3に記載のFIFOメモリ制御装置。
  5. FIFOメモリからの読み出し開始を制御する読み出し開始制御工程を含み、
    前記読み出し開始制御工程は、読み出し周波数が書き込み周波数より高い場合に、前記FIFOメモリへの一定サイズのデータの書き込みが終了する前に前記FIFOメモリから前記データの読み出しを開始しても、前記データの連続読み出しが可能なタイミングを判定し、前記タイミングで前記FIFOメモリからの前記データの読み出し開始を許可すること
    を特徴とするFIFOメモリ制御方法。
  6. 前記読み出し開始制御工程は、
    前記FIFOメモリに与える書き込みポインタと読み出しポインタとの差分から前記FIFOメモリのデータ格納量を算出するデータ格納量算出工程と、
    前記データ格納量と0とを比較し、前記データ格納量が0よりも大きい場合には活性レベルとし、それ以外の場合には非活性レベルとする第1の読み出し開始許可信号を出力する第1の比較工程と、
    前記データ格納量と{前記データのサイズ×(1−前記書き込み周波数/前記読み出し周波数)}とを比較し、前記データ格納量が{前記データのサイズ×(1−前記書き込み周波数/前記読み出し周波数)}よりも大きい場合には活性レベルとし、それ以外の場合には非活性レベルとする第2の読み出し開始許可信号を出力する第2の比較工程と、
    前記読み出し周波数が前記書き込み周波数以下の場合には前記第1の読み出し開始許可信号を前記FIFOメモリの読み出し回路に与え、前記読み出し周波数が前記書き込み周波数よりも高い場合には前記第2の読み出し開始許可信号を前記読み出し回路に与える選択工程を含むこと
    を特徴とする請求項5に記載のFIFOメモリ制御方法。
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