JP2008217553A - 自動販売機用温水タンク - Google Patents

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Satoru Tanaka
了 田中
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Abstract

【課題】自動販売機等に搭載可能な温水タンクに関し、タンク内の洗浄やタンク内部品の交換が簡単にでき、比較的安価に断熱効果を得られることを図る。
【解決手段】湯を保温貯蔵するタンク1と、このタンク1の側面に設けた湯吐出口7と、この湯吐出口7に装着した湯吐出弁8と、タンク1の上面を覆う着脱可能なリッド12と、このリッド12またはタンク1にヒータ15及び水供給口14を設け、1タンクの各面を断熱板で覆い、さらにリッド12を断熱材でできた取り外し可能なキャップ24で覆い、前記断熱材をフェノール系樹脂にて発泡成型した平板とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機等に搭載可能な温水タンクに関するものである。
従来、この種の自動販売機に搭載される温水タンクとしては、タンク全体を真空断熱材で覆ったもの(例えば、特許文献1参照)がある。
図3は、特許文献1に記載された従来の自動販売機に搭載される温水タンク1を示すものである。図3に示すように、温水タンク1を真空断熱材1aでリッド覆うことによりタンクの壁に真空断熱層を構成している。
特開2005−316560号公報
しかしながら、上記従来の構成では、タンク内の洗浄やタンク内部品の交換の際に断熱材を取り除かなければいけないという課題があった。さらに、タンクには湯吐出口等の熱の逃げ口があり、真空断熱材のような高価な断熱材を用いても、それに見合う有効な断熱効果が得られないという課題があった。
本発明は従来の課題を解決するもので、タンク内の洗浄やタンク内部品の交換が簡単にでき、比較的安価に断熱効果を得られる自動販売機用温水タンクを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機用温水タンクは、湯を保温貯蔵するタンクと、このタンクの側面に設けた湯吐出口と、この湯吐出口に装着した湯吐出弁と、前記タンクの上面を覆う着脱可能なリッドと、このリッドまたは前記タンクにヒータ及び水供給口を設け、前記タンクの各面を断熱板で覆い、前記リッドを断熱材でできた取り外し可能なキャップで覆ったものである。
これによって、キャップとリッドを外すことによりタンク内の洗浄やタンク内部品の交換が簡単にできる。
また、本発明の自動販売機用温水タンクは、断熱板をフェノール系樹脂にて発泡成型した平板とする。
これによって、比較的安価に断熱効果を得られる。
また、本発明の自動販売機用温水タンクは、タンクと断熱板との間に空隙を設けたものである。
これによって、より断熱効果を向上させることができる。また、本発明の自動販売機用温水タンクは、断熱板の各コーナーをテープにて貼りつけたものである。
これによって、断熱板が分解しやすくなり、タンクに堆積した湯垢を除去するときにタンクを薬品に浸漬することができる。
また、本発明の自動販売機用温水タンクは、ヒータと直列に配線され、タンクまたはリッドに設けた空焚き防止用バイメタルを断熱材で覆ったものである。
これによって、バイメタルが常時高温となり、連続通電時にバイメタル自身の抵抗により発熱し、湯タンク内の沸騰時にも働くことになり、沸騰時の安全装置として使用できる。
本発明の自動販売機用温水タンクは、タンク内の洗浄やタンク内部品の交換が簡単にでき、比較的安価に断熱効果を得られる。
第1の発明は、湯を保温貯蔵するタンクと、このタンクの側面に設けた湯吐出口と、この湯吐出口に装着した湯吐出弁と、前記タンクの上面を覆う着脱可能なリッドと、このリッドまたは前記タンクにヒータ及び水供給口を設け、前記タンクの各面を断熱板で覆い、前記リッドを断熱材でできた取り外し可能なキャップで覆うことにより、キャップとリッドを外すことによりタンク内の洗浄やタンク内部品の交換が簡単にできる。
第2の発明は、前記断熱板をフェノール系樹脂にて発泡成型した平板とすることにより、比較的安価に断熱効果を得られる。
第3の発明は、前記タンクと前記断熱板との間に空隙を設けることにより、より断熱効果を向上させることができる。
第4の発明は、前記断熱板の各コーナーをテープにて貼りつけることにより、断熱板が分解しやすくなり、タンクに堆積した湯垢を除去するときにタンクを薬品に浸漬することができる。
第5の発明は、前記ヒータと直列に配線され、前記タンクまたは前記リッドに設けた空焚き防止用バイメタルを断熱材で覆うことにより、バイメタルが常時高温となり、連続通電時にバイメタル自身の抵抗により発熱し、湯タンク内の沸騰時にも働くことになり、沸騰時の安全装置として使用できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機用温水タンクの側面断面図、図2は同実施の形態の自動販売機用温水タンクの部分平面図である。
図1、図2において、タンク1の底面2および側面四面3をフェノール断熱板4で覆っている。タンク1側面の一部は断熱板4との間に空隙5を設けている。また、各断熱板4のコーナー部はテープ6で固定されている。タンク1の側面3に断熱板4を貫通する湯吐出口7を設け、湯吐出弁8を装着している。
また、タンク1の側面3の湯面9より上方に断熱板4を貫通し外部にタンク1内の圧力を逃がすための連通管10を設けている。タンク1の上部は開口しており、上辺にパッキン11を環着している。タンク1の上部にリッド12を被せ、押さえ板13により着脱自在にパッキン11を押圧し固定されている。
リッド12にはタンク1の底部まで伸びた水供給口14とヒータ15と湯温検知素子16と水位検知装置17および空焚き防止用バイメタル18が設けられている。空焚き防止用バイメタル18とヒータ15は直列に配線されている。水供給口14近傍の断熱片19には長穴20と切り割り21が設けられ、断熱板4にテープ6により固定されたL字板22に貼付されている。
L字板22には断熱片19の長穴20・切り割り21部の相対位置に切り欠き23が設けられており、長穴20から水供給用のチューブやハーネスを着脱自在に貫通させている。キャップ24は下方が開放され5枚の断熱板25で構成されており各断熱板25はコーナー部をテープ26で固定している。
キャップ24の下辺27には柔軟性のあるシールテープ28が貼付されている。キャップ24はリッド12全体を覆い、L型ピース29により断熱板4および断熱片19に押圧し固定されている。
以上のように構成された湯タンクについて、以下その動作を説明する。
販売信号を受け、湯吐出弁8から湯供給口7を通して湯がカップに供給される。湯面9が下がると水位検知装置17が検知し、水供給口14よりタンク1内の底部に水が供給される。湯温は96℃になった時にヒータ15が切れ、94℃になった時にヒータ15が入るように湯温検知素子16により制御されている。
連通管10からは、湯面9上方の圧力が高まり湯吐出弁8から出る湯量がばらつかないよう蒸気が排水バケツに排出される。また、湯面9上方の温度は100℃近くになることがあり、空焚き防止用バイメタル18は通常時に働かないよう105℃になれば切れるように設定されている。
もし、水位検知装置17が故障しタンク1内が空の状態でヒータ15が通電してもすぐ空焚き防止用バイメタル18が切れ、他部品が損傷されることを防止している。また、空焚き防止用バイメタル18はキャップ24内にあるため、常時90度程度に保たれている。
もし、湯温検知素子16が故障し、ヒータ15が連続通電して沸騰しても、内部抵抗により空焚き防止用バイメタル18が1分毎に0.5℃上昇し約30分で切れ、機械内の部品に影響を与えることはない。また、部品交換・タンク1内の清掃の時は、L型ピース29、キャップ24、押さえ板13およびリッド12を取り外す。
以上のように本実施の形態の自動販売機用温水タンクは、湯を保温貯蔵するタンク1と、このタンク1の側面3に設けた湯吐出口7と、この湯吐出口7に装着した湯吐出弁8と、タンク1の上面を覆う着脱可能なリッド12と、このリッド12にヒータ15、水供給口14、湯温検知素子16、水位検知装置17を設け、タンク1の各面を断熱板4で覆い、リッド12を断熱材(断熱板25)でできた取り外し可能なキャップ24で覆うことにより、キャップ24とリッド12を外すことによりタンク内の洗浄やタンク内部品の交換が簡単にできる。また、断熱片19に長穴20と切り込み21を設けることによりハーネス等の着脱が容易に行える。
また、従来断熱材として、ポリピロピレン発泡材やグラスウールが用いられていたが、熱伝導率0.03W/mKと断熱性能が悪く、断熱板4、25をフェノール系樹脂にて発泡成型した平板とすることにより、熱伝導率0.02W/mKと断熱効率が良く、比較的安価に断熱効果を得られる。
また、タンク1と断熱板4との間に空隙5を設けることにより、空気の熱伝導率は0.02W/mKと断熱効率が良く、より断熱効果を向上させることができる。
また、断熱板4の各コーナーをテープ6にて貼りつけることにより、断熱板4が分解しやすくなり、タンク1に堆積した湯垢を除去するときにタンク1を薬品に浸漬することができる。
また、ヒータ15と直列に配線され、リッド12に設けた空焚き防止用バイメタル18をキャップ24で覆うことにより、空焚き防止用バイメタル18が常時高温となり、連続通電時に空焚き防止用バイメタル18自身の抵抗により発熱し、タンク1の沸騰時にも働くことになり、沸騰時の安全装置として使用できる。
以上のように本発明にかかる自動販売機用温水タンクは、自動販売機以外の温水タンクの断熱に使用できる。
本発明の実施の形態1による自動販売機用温水タンクの側面断面図 同実施の形態の自動販売機用温水タンクの部分平面図 従来の自動販売機に搭載される温水タンクの側面断面図
符号の説明
1 タンク
4 断熱板
5 空隙
6,26 テープ
7 湯吐出口
8 湯吐出弁
12 リッド
14 水供給口
15 ヒータ
18 空焚き防止用バイメタル
24 キャップ
25 断熱板(断熱材)

Claims (5)

  1. 湯を保温貯蔵するタンクと、このタンクの側面に設けた湯吐出口と、この湯吐出口に装着した湯吐出弁と、前記タンクの上面を覆う着脱可能なリッドと、このリッドまたは前記タンクにヒータ及び水供給口を設け、前記タンクの各面を断熱板で覆い、前記リッドを取り外し可能な断熱材でできたキャップで覆った自動販売機用温水タンク。
  2. 前記断熱板をフェノール系樹脂にて発泡成型した平板とする請求項1に記載の自動販売機用温水タンク。
  3. 前記タンクと前記断熱板との間に空隙を設けた請求項1または2に記載の自動販売機用温水タンク。
  4. 前記断熱板の各コーナーをテープにて貼りつけた請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機用温水タンク。
  5. 前記ヒータと直列に繋がり、前記タンクまたは前記リッドに設けた空焚き防止用バイメタルを断熱材で覆った請求項1から4のいずれか一1項に記載の自動販売機用温水タンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101247151B1 (ko) * 2009-04-10 2013-03-29 최상필 단열 온수조
CN103335426A (zh) * 2013-06-28 2013-10-02 杨斐然 具有重力式分仓变容防混隔热装置的储热水箱

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KR101247151B1 (ko) * 2009-04-10 2013-03-29 최상필 단열 온수조
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