JP2008217400A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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【課題】庫内別にピークシフト制御を行い、ピークシフト時の自動販売機の消費電力を低減する。
【解決手段】吸熱量の少ない庫内のピークシフト温度を吸熱量の多い庫内のピークシフト温度よりも高くするためのピークシフト温度決定部104aとすることにより、吸熱量の少ない庫内の冷却動作時間を吸熱量の多い庫内よりも短くし、全庫内の冷却動作時間を短縮することとなり、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、缶飲料や瓶飲料、パック飲料などを販売する自動販売機に関し、特に電力のピーク需要対策に適応したその冷却制御装置に関するものである。
従来、この種の自動販売機の制御装置は、温度センサによりオンオフ制御される冷却機構で冷却された空気を商品収納庫内で循環させて商品を冷却する一方、タイマ制御により電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯ではピークシフト動作として前記冷却機構のオンオフ温度を通常運転時よりも低めにシフトして商品の冷し込みを行なっている(例えば、特許文献1参照)。
図6(a)は特許文献1に記載された従来の自動販売機の内扉を開いた状態の正面図、図6(b)はこの自動販売機の縦断面図を示すものである。図6に示すように、図示自動販売機において、本体1内には前面が開口した断熱材からなる商品収納庫2が横方向に3室に区分して構成され(左庫内A・中庫内B・右庫内C)、この商品収納庫2の各室には円筒缶に飲料が封入された商品3を上下に蛇行する商品通路4内に横倒し姿勢で多数貯蔵するいわゆるサーペンタイン式のベンドラック5が収納されている。
そして、各商品投入口4aから投入された商品3は商品通路4の下部の商品搬出通路4b内で商品搬出機構6に係止されて上下に積み上げられ、販売時にはこの係止が外されて最下部のものから順次1個ずつ搬出される。各商品搬出通路4bには通路幅を規制するために、通路規制板7が商品搬出機構6と相対して配置されており、商品搬出機構からの商品の搬出を検知する商品スイッチ33が設けられている。商品収納庫2は図6(a)における左室がコールド専用、中央室及び右室がホット・コールド兼用となっており、左室には冷却器8、中央室には冷却器9とヒータ11Aの両方、右室には冷却器10とヒータ11Bの両方がそれぞれ設置されている。
そして、冷却器8〜10に冷媒を供給する冷凍機ユニット12は商品収納庫2の下部の機械室に配置されている。また、は図6(b)に示すように上記各室にはファン13が配置され、冷却器8〜10あるいはヒータ11A,11Bで冷却あるいは加熱された庫内空気は矢印の向きに下から上に循環通風され、商品搬出通路4b内の商品3が重点的に冷却あるいは加熱される。冷却機構(冷却器8〜10、左庫内電磁弁31A・中庫内電磁弁31B・右庫内電磁弁31C、圧縮機、冷凍機ユニット12など)及びヒータ11A,11Bはサーミスタからなる左庫内温度センサ16A・中庫内温度センサ16B・右庫内温度センサ16Cによりオンオフ制御される。
ここで、左庫内温度センサ16A・中庫内温度センサ16B・右庫内温度センサ16Cは商品搬出通路4b内の最下部の商品3の表面温度を直に検知する商品温度センサで、通路規制板7に取り付けられている。また、温度センサ17は庫内空気温度を検知する庫内温度センサで、冷却器8〜10及びヒータ11A,11Bをそれぞれ囲むダクト18の前面に取り付けられている。なお、商品収納庫2の前面は常時は断熱材からなる内扉14で閉塞され、また本体1の前面は内扉14の外側の外扉15により閉塞されるよう構成されている。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。
まず、左庫内温度センサ16A・中庫内温度センサ16B・右庫内温度センサ16Cによりオンオフ制御される冷却機構で冷却された空気を商品収納庫2内で循環させて商品3を冷却する一方、タイマ制御により電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯ではピークシフト動作として冷却機構のオンオフ温度を通常運転時よりも低めにシフトして商品の冷し込みを行なうことで、電力需要のピーク時間帯に冷却を停止し使用電力を最小にしていた。
特開平8−293059号公報
しかしながら、上記従来の構成では、タイマ制御により電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯ではピークシフト動作として冷却機構のオンオフ温度を通常運転時よりも低めにシフトして商品の冷し込みを行う際、吸熱量の少ない庫内は吸熱量の多い庫内より冷やしこむ必要がないにも関わらず、全庫内同一のシフト温度で商品の冷やし込みを行っていたので、余分な冷却動作が生じ、使用電力が大きくなるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することとした自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の制御装置は、タイマ制御により電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯ではピークシフト動作として冷却機構のオンオフ温度を各庫内毎に通常運転時よりも低めにシフトするための庫内別ピークシフト制御手段とを備え、庫内別ピークシフト制御手段は、吸熱量の少ない庫内のピークシフト制御を吸熱量の多い庫内より緩和することとしたものである。
これによって、吸熱量の少ない庫内は吸熱量の多い庫内よりも商品の冷やし込みを緩めることで、全庫内の冷却動作の合計時間を短縮でき電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することとなる。
本発明の自動販売機の制御装置は、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
請求項1に記載の発明は、自動販売機の庫内の空気を冷却し循環するための冷却機構と、タイマ制御により電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯ではピークシフト動作として前記冷却機構のオンオフ温度を各庫内毎に通常運転時よりも低めにシフトするための庫内別ピークシフト制御手段とを備え、前記庫内別ピークシフト制御手段は、吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト制御を吸熱量の多い前記庫内より緩和することにより、ピークシフト時の冷却動作時間が減少し、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記庫内別ピークシフト制御手段を、前記庫内毎にピークシフト時間帯の制御温度を決定するための制御温度決定手段とすることにより、ピークシフト時に吸熱量の少ない前記庫内の制御温度を吸熱量の多い前記庫内より緩和することにより、ピークシフト時の冷却動作時間が減少し、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記制御温度決定手段を、吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト温度を吸熱量の多い前記庫内のピークシフト温度よりも高くするためのピークシフト温度決定部とすることにより、吸熱量の少ない庫内の冷却動作時間を吸熱量の多い庫内よりも短くし、全庫内の冷却動作時間を短縮することとなり、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記制御温度決定手段を、吸熱量の少ない前記庫内の前記冷却機構のオンオフ温度のディファレンシャルを吸熱量の多い前記庫内のディファレンシャルよりも大きくするためのディファレンシャル決定部とすることにより、前記冷却機構の動作・停止サイクル数を低減することとなり、冷却動作直後の突入電力発生回数を低減することにより、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記庫内別ピークシフト制御手段を、前記庫内毎にピークシフトを行う頻度を決定するためのピークシフトカウント手段とすることにより、ピークシフト時に吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト制御の頻度を吸熱量の多い前記庫内より少なくすることにより、ピークシフト時の冷却動作時間が減少し、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記ピークシフトカウント手段を、吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト時間を吸熱量の多い前記庫内のピークシフト時間よりも短くするためのピークシフト時間決定部とすることにより、ピークシフト時に吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト制御の時間を吸熱量の多い前記庫内より少なくすることにより、ピークシフト時の冷却動作時間が減少し、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記ピークシフトカウント手段を、吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト時間を吸熱量の多い前記庫内のピークシフト時間よりも短くするためのピークシフト回数決定部とすることにより、ピークシフト時に吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト制御の回数を吸熱量の多い前記庫内より少なくすることにより、ピークシフト時の冷却動作時間が減少し、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の構成図である。
図2及び図3は、本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1において、主制御部100は、左庫内A・中庫内B・右庫内Cかを判定する庫内判定手段101と、現在の年月日と時刻をカウントするタイマ102と、左庫内電磁弁31A・中庫内電磁弁31B・右庫内電磁弁31Cを制御する負荷制御部103を構成している。更に、制御温度決定手段104として庫内別にピークシフト温度を決定するピークシフト温度決定部104aと、記憶手段105としてピークシフト温度決定部104aで決定したピークシフト温度を記憶するピークシフト温度記憶部105aを構成している。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、図2において、主制御部100はカレンダを内蔵するタイマ102からのデータにより現在季節が夏かをチェックし(S0)、夏ならば現在時刻がピークシフト時間帯(例えば、10時〜13時)かをチェックする(S1)。ピークシフト時間帯前なら通常運転モードを継続する。
具体的には、図3に示すように、現在時刻から主制御部100により決定される運転モードが通常運転の場合(S100)、商品温度の目標を例えば5℃とすれば、左庫内電磁弁31A・中庫内電磁弁31B・右庫内電磁弁31Cのオン点の温度Aは7℃(A=7)とし、オフ点の温度Bは3℃(B=3)とする(S300)。そして、左庫内温度センサ16A・中庫内温度センサ16B・右庫内温度センサ16Cで検知された庫内の空気温度(庫内温度)Xをチェックし(S301)、庫内温度Xが7℃まで上昇(X=7)すれば左庫内電磁弁31A・中庫内電磁弁31B・右庫内電磁弁31Cをオンで冷却し(S302)、3℃まで低下(X=3)すれば左庫内電磁弁31A・中庫内電磁弁31B・右庫内電磁弁31Cをオフで冷却をやめる(S303)というサイクルを繰り返す。
次に、図2において、S1でピークシフト時間帯であれば運転モードをピークシフトとする(S2)。このピークシフトは左庫内電磁弁31A・中庫内電磁弁31B・右庫内電磁弁31Cのオン点及びオフ点の温度を通常運転時よりも下方にシフトして商品3の冷し込みを行なうものである。図3において、左庫内A・中庫内B・右庫内Cそれぞれにピークシフト温度を決定する。例えば、自動販売機の庫内数が3のとき、左庫内A・中庫内B・右庫内Cの庫内がありそれぞれの吸熱量が異なる(中庫内C<左庫内=右庫内)とき、庫内判定手段101により中庫内Bかどうかチェックし(S101)、中庫内Bならば制御温度決定手段104であるピークシフト温度決定部104aにより中庫内電磁弁31Bのオン点の温度Aを6℃(A=6)、オフ点の温度Bを4℃(B=4)としピークシフト温度記憶部105aに記憶する(S110)。そして、中庫内温度センサ16Bで検知された庫内の空気温度(庫内温度)Yをチェックし(S111)、庫内温度Yが6℃まで上昇(Y=6)すれば中庫内電磁弁31Bをオンで冷却し(S112)、4℃まで低下(Y=4)すれば中庫内電磁弁31Bをオフで冷却をやめる(S113)というサイクルを繰り返す。また、S101で左庫内Aまたは右庫内Cならばピークシフト温度決定部104aにより左庫内電磁弁31A・右庫内電磁弁31Cのオン点の温度Aを4℃(A=4、左庫内A・右庫内C>中庫内B)、オフ点の温度Bを2℃(B=2、左庫内A・右庫内C>中庫内B)としピークシフト温度記憶部105aに記憶する(S120)。そして、左庫内温度センサ16A・右庫内温度センサ16Cで検知された庫内の空気温度(庫内温度)Zをチェックし(S121)、庫内温度Zが4℃まで上昇(Z=4)すれば左庫内電磁弁31A・右庫内電磁弁31Cをオンで冷却し(S122)、2℃まで低下(Z=2)すれば左庫内電磁弁31A・右庫内電磁弁31Cをオフで冷却をやめる(S123)というサイクルを繰り返す。
よって、オン点の温度A・オフ点の温度Bが高いと冷却時間が短くなることより、中庫内Bのオン点の温度A・オフ点の温度Bを他庫内よりも高くすると、中庫内Bの冷却時間が短くなり、その分、圧縮機99の運転率を低減する。
以上のように、本実施の形態においては制御温度決定手段104を庫内別にピークシフト温度を決定するピークシフト温度決定部104aとし、中庫内Bのオン点の温度A・オフ点の温度Bを他庫内よりも大きくすることにより、庫内温度Yがオフ点の温度Bに到達する時間が短くなり圧縮機99の運転率を低減することとなり、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減することができる。
また、本実施の形態の制御温度決定手段104を左庫内電磁弁31A・中庫内電磁弁31B・右庫内電磁弁31Cのオン温度とオフ温度のディファレンシャル(オン温度とオフ温度の差)を決定するためのディファレンシャル決定部104b、記憶手段105としてディファレンシャル決定部104bで決定したディファレンシャルを記憶するディファレンシャル記憶部105bとし、中庫内Bのディファレンシャルを他庫内よりも大きくすることで、特に、圧縮機99の動作・停止サイクル数を低減することとなり、圧縮機99の動作直後の突入電力発生回数を低減できる。その結果、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に、より瞬間的に自動販売機の消費電力を低減できる。
なお、ピークシフト温度とディファレンシャル温度は、リモコン等で手動で設定してもよく、さらに主制御部100が過去のデータより自動で設定しても良い。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の構成図である。
図5は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図4において、主制御部200は、ピークシフトカウント手段201としてピークシフトする時間帯を決定するためのピークシフト時間決定部201a、記憶手段202としてピークシフト時間決定部201aで決定したピークシフト時間を記憶するピークシフト時間記憶部202aを構成している。尚、実施の形態1と同一構成のものは説明を省略する。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、図5において、主制御部200は庫内判定手段101より中庫内Bかチェックし(S201)、中庫内Bならカレンダを内蔵するタイマ102からのデータにより現在季節が夏かをチェックし(S0)、夏ならばピークシフト時間決定部201aよりピークシフトする時間帯を決定し(例えば、12時から13時)ピークシフト時間記憶部202aに記憶する(S202)。そして、現在時刻がピークシフト時間帯(例えば、12時〜13時)かをチェックする(S203)。ピークシフト時間帯ならピークシフトモードに移り(S2)、それ以外なら通常運転モードに移る(S3)。
また、S201にて中庫内B以外(左庫内A・右庫内C)ならカレンダを内蔵するタイマ102からのデータにより現在季節が夏かをチェックし(S0)、夏ならばピークシフト時間決定部201aよりピークシフトする時間帯を決定し(例えば、10時から13時で中庫内Bより長い)ピークシフト時間記憶部202aに記憶する(S204)。そして、現在時刻がピークシフト時間帯(例えば、10時〜13時)かをチェックする(S205)。ピークシフト時間帯ならピークシフトモードに移り(S2)、それ以外なら通常運転モードに移る(S3)。
よって、中庫内Bのピークシフトの時間を他庫内より短くすることで、全庫内のピークシフトの合計時間を短縮でき、圧縮機99の運転率を低減できる。
以上のように、本実施の形態においてはピークシフトカウント手段201としてピークシフトする時間帯を決定するためのピークシフト時間決定部201a、記憶手段202としてピークシフト時間決定部201aで決定したピークシフト時間を記憶するピークシフト時間記憶部202aとし、中庫内Bのピークシフトの時間を他庫内より短くすることにより、全庫内のピークシフトの合計時間を短縮でき、圧縮機99の運転率を低減できるので、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減できる。
また、本実施の形態のピークシフトカウント手段201をピークシフトの回数(例えば、中庫内電磁弁31Bが動作・停止して1回とする)を決定するピークシフト回数決定部201b、記憶手段202としてピークシフト回数決定部で決定したピークシフト回数を記憶するピークシフト回数記憶部202bとし、中庫内Bのピークシフトの回数を他庫内よりも少なくすることでも、特に、全庫内のピークシフトの合計回数を少なくでき、圧縮機99の運転率を低減できるので、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力を低減できる。
なお、ピークシフト時間とピークシフト回数は、リモコン等で手動で設定してもよく、さらに主制御部200が過去のデータより自動で設定しても良い。
以上のように、本発明にかかる自動販売機の制御装置は、電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯に自動販売機の消費電力の低減が可能となるので、自動販売機の制御装置等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の構成図 同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態の形態1の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の構成図 同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート (a)従来の自動販売機の内扉を開いた状態の正面図(b)従来の自動販売機の縦断面図
符号の説明
99 圧縮機
101 庫内判定手段
102 タイマ
103 負荷制御手段
31A 左庫内電磁弁
31B 中庫内電磁弁
31C 右庫内電磁弁
100,200 主制御部
104 制御温度決定手段
104a ピークシフト温度決定部
104b ディファレンシャル決定部
105,202 記憶手段
105a ピークシフト温度記憶部
105b ディファレンシャル記憶部
201 ピークシフトカウント手段
201a ピークシフト時間決定部
201b ピークシフト回数決定部

Claims (7)

  1. 自動販売機の庫内の空気を冷却し循環するための冷却機構と、タイマ制御により電力需要のピーク時間帯の前の一定の時間帯ではピークシフト動作として前記冷却機構のオンオフ温度を各庫内毎に通常運転時よりも低めにシフトするための庫内別ピークシフト制御手段とを備え、前記庫内別ピークシフト制御手段は、吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト制御を吸熱量の多い前記庫内より緩和することを特徴とした自動販売機の制御装置。
  2. 前記庫内別ピークシフト制御手段は、前記庫内毎にピークシフト時間帯の制御温度を決定するための制御温度決定手段とした請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  3. 前記制御温度決定手段は、吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト温度を吸熱量の多い前記庫内のピークシフト温度よりも高くするためのピークシフト温度決定部とした請求項2に記載の自動販売機の制御装置。
  4. 前記制御温度決定手段は、吸熱量の少ない前記庫内の前記冷却機構のオンオフ温度のディファレンシャルを吸熱量の多い前記庫内のディファレンシャルよりも大きくするためのディファレンシャル決定部とした請求項2に記載の自動販売機の制御装置。
  5. 前記庫内別ピークシフト制御手段は、前記庫内毎にピークシフトを行う頻度を決定するためのピークシフトカウント手段とした請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  6. 前記ピークシフトカウント手段は、吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト時間を吸熱量の多い前記庫内のピークシフト時間よりも短くするためのピークシフト時間決定部とした請求項5に記載の自動販売機の制御装置。
  7. 前記ピークシフトカウント手段は、吸熱量の少ない前記庫内のピークシフト回数を吸熱量の多い前記庫内のピークシフト回数よりも少なくするためのピークシフト回数決定部とした請求項5に記載の自動販売機の制御装置。
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