JP2008217076A - ディスクアレイ装置、ディスクアレイコントローラ及びプログラム - Google Patents

ディスクアレイ装置、ディスクアレイコントローラ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】故障ではないハードディスクドライブの縮退を防ぎ、高信頼性のディスクアレイ装置を実現すること。
【解決手段】ディスクアレイコントローラ10に複数台のハードディスクドライブ21〜26がRAID構成で接続されたディスクアレイ装置1であって、ディスクアレイコントローラ10は、外部からの書き込み要求に応じて、ハードディスクドライブ21の第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施した際、第1論理アドレスに対応する第1物理アドレスと隣り合う第2物理アドレスに含まれる第2論理アドレスのデータを読み込んで読み込みエラーとなったときに、ハードディスクドライブ21とは別のハードディスクドライブ22に記憶されたバックアップデータに基づいて第2論理アドレスに同じデータを再書き込みするように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、1台のディスクアレイコントローラに複数台のハードディスクドライブがRAID構成で接続されたディスクアレイ装置、ディスクアレイコントローラ及びプログラムに関する。
近年、OA機器で処理する情報の高度化、大容量化に伴い、高速、小型、大容量のハードディスクドライブの需要が急増している。従来のハードディスクドライブにおいては、構造上、時間とともに故障する確率が上がるほか、様々な要因で突発的に故障することがあり、貴重なデータを失うリスクが常にある。これらの問題を回避する手段として、1つのディスクアレイコントローラに複数のハードディスクドライブがRAID(redundant array of inexpensive disks)構成で接続されたディスクアレイ装置がある。
ところで、ハードディスクドライブの記録媒体である磁気ディスクは、ディスク面が同心円状のトラックに分割されており、各トラックには円周方向に等分した複数のセクタが設定されている。ハードディスクドライブは、ディスクアレイコントローラからコマンドを受け取ると、指定されたアドレスのセクタを含むトラックに磁気ヘッドを位置づける。データを書き込む際は、磁気ヘッド内のライト素子部で磁束を制御することにより、指定されたアドレスのセクタを含むトラックの磁性体の磁化状態を電気的に変化させることで、データの書き込みを行う。
特開2004−273060号公報
ハードディスクドライブの大容量化に伴い、トラック幅が狭くなり、磁気ヘッドのライト素子部の幅との差が無くなってきており、ライト素子部からの漏洩磁束により、書き込みが行われた書込トラックと隣接した隣接トラックのデータを破壊してしまうというおそれがある。このようなハードディスクドライブを有するディスクアレイ装置では、あるハードディスクドライブにおける磁気ディスクのある物理アドレスへのデータの書き込みを行ったときに、隣り合った物理アドレスのデータの読み出しを行っていなかった。ある物理アドレスへのデータの書き込みの際に隣り合った物理アドレスのデータが漏洩磁束により破壊された場合、隣り合った物理アドレスへのデータの読み出し時にエラーとなったときに、ようやく、隣り合った物理アドレスのデータが破壊されていることが判明していた。隣り合った物理アドレスへのデータの読み出しがエラーとなると、ディスクアレイコントローラは、隣り合った物理アドレスのデータの再読み出しを実施したり、再書き込みのリトライ動作を実施して、隣り合った物理アドレスのデータの復旧を行っていた。データが復旧せずにエラーが多発すると、ディスクアレイコントローラは、該当するハードディスクドライブを切り離し、残りのハードディスクドライブのみを使用する縮退状態にしていた。そのため、従来のディスクアレイ装置において、漏洩磁束によるデータ破壊が頻繁に起こると、使用できるハードディスクドライブの縮退が早まるおそれがある。
なお、隣り合った物理アドレスのデータを再書き込みする技術として、或るトラック上にデータをライトしたライト回数を求め、ライト回数が規定回数に達したことを検知し、検知に基づいて或るトラックの隣接トラックのデータを一旦読み出して隣接トラックにデータを再ライトする磁気ディスク装置が開示されているが(特許文献1参照)、これはデータエラーを未然に防止するための技術であり、一旦データ破壊が発生してしまうとデータを再ライトして補償することができなくなってしまう。そのため、このような磁気ディスク装置をディスクアレイ装置に採用すると、ハードディスクドライブの縮退を防止することができないおそれがある。
本発明の主な課題は、故障ではないハードディスクドライブの縮退を防ぎ、高信頼性のディスクアレイ装置を実現することである。
本発明の第1の視点においては、ディスクアレイコントローラに複数台のハードディスクドライブがRAID構成で接続されたディスクアレイ装置であって、前記ディスクアレイコントローラは、外部からの書き込み要求に応じて、第1ハードディスクドライブの第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施した際、前記第1論理アドレスに対応する第1物理アドレスと隣り合う第2物理アドレスに含まれる第2論理アドレスのデータを読み込んで読み込みエラーとなったときに、前記第1ハードディスクドライブとは別の第2ハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータに基づいて前記第2論理アドレスに同じデータを再書き込みするように制御することを特徴とする。
本発明の前記ディスクアレイ装置において、前記ディスクアレイコントローラは、前記外部からの書き込み要求に応じて、前記第1ハードディスクドライブの前記第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施し、当該書き込み動作が実施された前記第1ハードディスクドライブとは別の前記第2ハードディスクドライブにバックアップデータを書き込むように制御することが好ましい。
本発明の前記ディスクアレイ装置において、前記ディスクアレイコントローラは、各前記ハードディスクドライブの組み込みの際、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを読み出し、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを変換可能に構成した変換テーブルを生成し、前記変換テーブルに基づいて、前記第1論理アドレスに対応する前記第1物理アドレスと隣り合う前記第2物理アドレスに含まれる前記第2論理アドレスを算出するように制御することが好ましい。
本発明の前記ディスクアレイ装置において、前記ディスクアレイコントローラは、算出された前記第2論理アドレスのデータの読み込み動作を実施し、当該読み込み動作により読み込みエラーとなる場合、当該読み込みエラーとなる前記第2論理アドレスのデータに対応する前記第2ハードディスクドライブに記憶された前記バックアップデータに基づいて、同じデータを生成し、前記読み込み動作を実施した前記第1ハードディスクドライブの前記第2論理アドレスへ、生成したデータの書き込み動作を実施するように制御することが好ましい。
本発明の第2の視点においては、複数台のハードディスクドライブがRAID構成で接続可能なディスクアレイコントローラであって、外部からの書き込み要求に応じて、第1ハードディスクドライブの第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施した際、前記第1論理アドレスに対応する第1物理アドレスと隣り合う第2物理アドレスに含まれる第2論理アドレスのデータを読み込んで読み込みエラーとなったときに、前記第1ハードディスクドライブとは別の第2ハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータに基づいて前記第2論理アドレスに同じデータを再書き込みするように制御することを特徴とする。
本発明の前記ディスクアレイコントローラにおいて、前記外部からの書き込み要求に応じて、前記第1ハードディスクドライブの前記第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施し、当該書き込み動作が実施された前記第1ハードディスクドライブとは別の前記第2ハードディスクドライブにバックアップデータを書き込むように制御することが好ましい。
本発明の前記ディスクアレイコントローラにおいて、各前記ハードディスクドライブの組み込みの際、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを読み出し、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを変換可能に構成した変換テーブルを生成し、前記変換テーブルに基づいて、前記第1論理アドレスに対応する前記第1物理アドレスと隣り合う前記第2物理アドレスに含まれる前記第2論理アドレスを算出するように制御することが好ましい。
本発明の前記ディスクアレイコントローラにおいて、算出された前記第2論理アドレスのデータの読み込み動作を実施し、当該読み込み動作により読み込みエラーとなる場合、当該読み込みエラーとなる前記第2論理アドレスのデータに対応する前記第2ハードディスクドライブに記憶された前記バックアップデータに基づいて、同じデータを生成し、前記読み込み動作を実施した前記第1ハードディスクドライブの前記第2論理アドレスへ、生成したデータの書き込み動作を実施するように制御することが好ましい。
本発明の第3の視点においては、複数台のハードディスクドライブがRAID構成で接続可能なディスクアレイコントローラにおいて用いられるプログラムであって、外部からの書き込み要求に応じて、第1ハードディスクドライブの第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施した際、前記第1論理アドレスに対応する第1物理アドレスと隣り合う第2物理アドレスに含まれる第2論理アドレスのデータを読み込んで読み込みエラーとなったときに、前記第1ハードディスクドライブとは別の第2ハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータに基づいて前記第2論理アドレスに同じデータを再書き込みするステップを実行させることを特徴とする。
本発明の前記プログラムにおいて、前記外部からの書き込み要求に応じて、前記第1ハードディスクドライブの前記第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施し、当該書き込み動作が行われた前記第1ハードディスクドライブとは別の前記第2ハードディスクドライブにバックアップデータを書き込むステップを実行させることが好ましい。
本発明の前記プログラムにおいて、各前記ハードディスクドライブの組み込みの際、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを読み出し、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを変換可能に構成した変換テーブルを生成するステップと、前記変換テーブルに基づいて、前記第1論理アドレスに対応する前記第1物理アドレスと隣り合う前記第2物理アドレスに含まれる前記第2論理アドレスを算出するように制御するステップと、を実行させることが好ましい。
本発明の前記プログラムにおいて、算出された前記第2論理アドレスのデータの読み込み動作を実施するステップと、前記読み込み動作により読み込みエラーとなる場合、当該読み込みエラーとなる前記第2論理アドレスのデータに対応する前記第2ハードディスクドライブに記憶された前記バックアップデータに基づいて、同じデータを生成するステップと、前記読み込み動作を実施した前記第1ハードディスクドライブの前記第2論理アドレスへ、生成したデータの書き込み動作を実施するステップと、を実行させることが好ましい。
本発明によれば、ハードディスクドライブへの論理アドレスへのデータの書き込み動作後に、書き込んだ論理アドレスに対応する物理アドレスに隣り合った物理アドレス全てへの読み出し動作を行い、またその読み出しでエラーとなった場合に別のハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータに基づいて再書き込み動作を行うことにより、最初の書き込み時の漏洩磁束により隣り合った物理アドレスのデータを破壊したとしても、別のハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータによって補償されるので、ディスクアレイ装置としては縮退とせず、高信頼性のディスクアレイ装置を実現する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置の構成を模式的に示したブロック図である。図2は、本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置におけるハードディスクドライブの論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルを示した模式図である。
ディスクアレイ装置1は、1台のディスクアレイコントローラ10に複数台のハードディスクドライブ21〜26がRAID構成で接続された記憶装置である。ディスクアレイ装置1は、外部(例えば、ホストコンピュータ)からの読み出し要求に応じて、ディスクアレイコントローラ10の制御により、対応するデータをハードディスクドライブ21〜26から読み出し、読み出したデータを外部に送信する。ディスクアレイ装置1は、外部からの書き込み要求に応じて、ディスクアレイコントローラ10の制御により、書き込み要求に含まれるデータをハードディスクドライブ21〜26に書き込む。
ディスクアレイコントローラ10は、ハードディスクドライブ21〜26に対するデータの読み書きを制御する制御装置である。ディスクアレイコントローラ10は、コンピュータ機能を有し、所定のプログラムに基づいて、所定の情報処理を行う。ディスクアレイコントローラ10は、外部(例えば、ホストコンピュータ)から与えられるデータの入出力要求に応答して、対応するハードディスクドライブ21〜26を制御することにより、入出力要求が読み出し要求である場合に指定されたデータを読み出して外部に送信し、入出力要求が書込み要求である場合に当該書込み要求と共に与えられるデータをハードディスクドライブ21〜26内のハードディスクに書き込む。
ディスクアレイコントローラ10は、ハードディスクドライブ21〜26の組み込みの際、ハードディスクドライブ21〜26における全ての磁気ディスクの論理アドレスと物理アドレスを読み出し、ハードディスクドライブ21〜26における全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを変換可能に構成した変換テーブル11を生成し、記憶する。ディスクアレイコントローラ10は、外部(例えば、ホストコンピュータ)からの書き込み要求に応じて、ハードディスクドライブ21〜26のいずれかの論理アドレスにデータの書き込み動作を実施し、データの通常の書き込みが行われた論理アドレスのハードディスクドライブとは別のハードディスクドライブの論理アドレスにバックアップデータを書き込む。ディスクアレイコントローラ10は、変換テーブル11に基づいて、通常の書き込みを行った論理アドレスに対応する物理アドレスに隣り合う物理アドレスに含まれる論理アドレスを算出する。ディスクアレイコントローラ10は、算出された論理アドレスのデータの読み込み動作を実施し、読み込みエラーとなる場合、読み込み可能でないハードディスクドライブの論理アドレスのデータに対応するバックアップデータ(読み出しを実施したハードディスクドライブ以外のハードディスクドライブに記憶されたもの)に基づいて、同じデータを生成し、読み出しを実施したハードディスクドライブの論理アドレスへ、生成したデータの書き込み動作を実施する。
変換テーブル11は、各ハードディスクドライブ21〜26における磁気ディスクの円周方向に配列した論理アドレス401〜412と、磁気ディスクの径方向に配列した物理アドレス501〜504と、の相関関係を各ハードディスクドライブ21〜26ごとに示したテーブルである。
ハードディスクドライブ21〜26は、磁性体を塗布した磁気ディスクに磁気ヘッドを用いてデータを書き込み、また読み出す記憶装置である。磁気ディスクは、ディスク面が同心円状の物理位置(トラック)に分割されており、各物理位置には円周方向に等分した複数の論理位置(セクタ)が設定されている。ハードディスクドライブ21〜26は、ディスクアレイコントローラ10からコマンドを受け取ると、指定されたアドレスの論理位置を含む物理位置に磁気ヘッドを位置づける。データを書き込む際は、磁気ヘッド内のライト素子部で磁束を制御することにより、指定されたアドレスの論理位置を含む物理位置の磁性体の磁化状態を電気的に変化させることで、データの書き込みを行う。
次に、本発明のディスクアレイ装置の動作について図面を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置におけるディスクアレイコントローラの動作を模式的に示したフローチャートである。
まず、ディスクアレイコントローラ10は、RAID構成を構築する前に、ハードディスクドライブ21〜26にRECEIVE DIAGNOSTIC コマンド(SEND DIAGNOSTICコマンドの結果の要求)を送信することで、ハードディスクドライブ21〜26の全ての論理アドレスと物理アドレスをハードディスクドライブ21〜26から読み出し、全てのハードディスクドライブ21〜26の論理アドレスと物理アドレスを変換可能に構成した変換テーブル11を生成し、記憶する(ステップA1)。
次に、ディスクアレイコントローラ10は、外部(例えば、ホストコンピュータ)からの書き込み要求に応じて、ハードディスクドライブ(HDD)のいずれかの論理アドレスにデータの書き込み動作を実施し、データの通常の書き込みが行われた論理アドレスのハードディスクドライブとは別のハードディスクドライブの論理アドレスにバックアップデータを書き込む(ステップA2)。例えば、ハードディスクドライブ21の論理アドレス405へデータの書き込み動作を実施した場合、ハードディスクドライブ21以外のハードディスクドライブ22〜26のいずれかの論理アドレスにバックアップデータを書き込む。
次に、ディスクアレイコントローラ10は、変換テーブル11に基づいて、通常の書き込みを行った論理アドレスに対応する物理アドレスに隣り合う物理アドレスに含まれる論理アドレスを算出する(ステップA3)。例えば、ハードディスクドライブ21の論理アドレス405へデータの書き込み動作を実施した場合、変換テーブル11に基づいて、論理アドレス405に対応する物理アドレス502と隣り合った物理アドレス501、503に含まれる論理アドレス401〜403、407〜409を算出する。
次に、ディスクアレイコントローラ10は、算出された論理アドレスのデータの読み込み動作を実施する(ステップA4)。例えば、算出された論理アドレス401〜403、407〜409に対してデータの読み込み動作を実施する。算出された全ての論理アドレスのデータの読み込みが可能である場合(ステップA4のYES)、終了する。
算出されたいずれかの論理アドレスのデータの読み込み可能でない場合(ステップA4のNO)、ディスクアレイコントローラ10は、読み込み回数が所定回数(例えば、3回)に達したか否かを確認する(ステップA5)。所定回数に達していない場合(ステップA5のNO)、ステップA4に戻る。
所定回数に達している場合(ステップA5のYES)、ディスクアレイコントローラ10は、読み込み可能でないハードディスクドライブの論理アドレスのデータに対応するバックアップデータを検索する(ステップA6)。なお、バックアップデータは、ステップA1のように、読み出しを実施したハードディスクドライブ以外のハードディスクドライブに既に存在する。
次に、ディスクアレイコントローラ10は、検索されたバックアップデータ(読み出しを実施したハードディスクドライブ以外のハードディスクドライブに記憶されたもの)に基づいて同じデータを生成し、読み込みエラーに係るハードディスクドライブの論理アドレスへ、生成したデータの書き込み動作を実施し(ステップA7)、終了する。例えば、論理アドレス401〜403、407〜409のデータの読み込みにおいて、論理アドレス401でエラーが発生した場合、読み出しを実施したハードディスクドライブ21以外のハードディスクドライブ(例えば、22)にあるバックアップデータに基づいて同じデータを生成し、ハードディスクドライブ21の論理アドレス401へ、生成したデータの書き込み動作を実施する。
実施形態1によれば、ハードディスクドライブへの論理アドレスへのデータの書き込み動作後に、書き込んだ物理アドレスに隣り合った物理アドレスの全てのデータの読み出し動作を行い、その読み出しでエラーとなった場合には別のハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータに基づいて書き込み動作を行うことにより、最初の書き込み時の漏洩磁束により、隣り合った物理アドレスのデータを破壊したとしても、ディスクアレイ装置としては縮退とせず、高信頼性のディスクアレイ装置を実現する。
本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置の構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置におけるハードディスクドライブの論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルを示した模式図である。 本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置におけるディスクアレイコントローラの動作を模式的に示したフローチャートである。
符号の説明
1 ディスクアレイ装置
10 ディスクアレイコントローラ
11 変換テーブル
21〜26 ハードディスクドライブ
401〜412 論理アドレス
501〜503 物理アドレス

Claims (12)

  1. ディスクアレイコントローラに複数台のハードディスクドライブがRAID構成で接続されたディスクアレイ装置であって、
    前記ディスクアレイコントローラは、外部からの書き込み要求に応じて、第1ハードディスクドライブの第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施した際、前記第1論理アドレスに対応する第1物理アドレスと隣り合う第2物理アドレスに含まれる第2論理アドレスのデータを読み込んで読み込みエラーとなったときに、前記第1ハードディスクドライブとは別の第2ハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータに基づいて前記第2論理アドレスに同じデータを再書き込みするように制御することを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 前記ディスクアレイコントローラは、前記外部からの書き込み要求に応じて、前記第1ハードディスクドライブの前記第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施し、当該書き込み動作が実施された前記第1ハードディスクドライブとは別の前記第2ハードディスクドライブにバックアップデータを書き込むように制御することを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ装置。
  3. 前記ディスクアレイコントローラは、
    各前記ハードディスクドライブの組み込みの際、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを読み出し、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを変換可能に構成した変換テーブルを生成し、
    前記変換テーブルに基づいて、前記第1論理アドレスに対応する前記第1物理アドレスと隣り合う前記第2物理アドレスに含まれる前記第2論理アドレスを算出するように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のディスクアレイ装置。
  4. 前記ディスクアレイコントローラは、
    算出された前記第2論理アドレスのデータの読み込み動作を実施し、当該読み込み動作により読み込みエラーとなる場合、当該読み込みエラーとなる前記第2論理アドレスのデータに対応する前記第2ハードディスクドライブに記憶された前記バックアップデータに基づいて、同じデータを生成し、前記読み込み動作を実施した前記第1ハードディスクドライブの前記第2論理アドレスへ、生成したデータの書き込み動作を実施するように制御することを特徴とする請求項1乃至3記載のディスクアレイ装置。
  5. 複数台のハードディスクドライブがRAID構成で接続可能なディスクアレイコントローラであって、
    外部からの書き込み要求に応じて、第1ハードディスクドライブの第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施した際、前記第1論理アドレスに対応する第1物理アドレスと隣り合う第2物理アドレスに含まれる第2論理アドレスのデータを読み込んで読み込みエラーとなったときに、前記第1ハードディスクドライブとは別の第2ハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータに基づいて前記第2論理アドレスに同じデータを再書き込みするように制御することを特徴とするディスクアレイコントローラ。
  6. 前記外部からの書き込み要求に応じて、前記第1ハードディスクドライブの前記第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施し、当該書き込み動作が実施された前記第1ハードディスクドライブとは別の前記第2ハードディスクドライブにバックアップデータを書き込むように制御することを特徴とする請求項5記載のディスクアレイコントローラ。
  7. 各前記ハードディスクドライブの組み込みの際、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを読み出し、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを変換可能に構成した変換テーブルを生成し、
    前記変換テーブルに基づいて、前記第1論理アドレスに対応する前記第1物理アドレスと隣り合う前記第2物理アドレスに含まれる前記第2論理アドレスを算出するように制御することを特徴とする請求項5又は6記載のディスクアレイコントローラ。
  8. 算出された前記第2論理アドレスのデータの読み込み動作を実施し、当該読み込み動作により読み込みエラーとなる場合、当該読み込みエラーとなる前記第2論理アドレスのデータに対応する前記第2ハードディスクドライブに記憶された前記バックアップデータに基づいて、同じデータを生成し、前記読み込み動作を実施した前記第1ハードディスクドライブの前記第2論理アドレスへ、生成したデータの書き込み動作を実施するように制御することを特徴とする請求項5乃至7記載のディスクアレイコントローラ。
  9. 複数台のハードディスクドライブがRAID構成で接続可能なディスクアレイコントローラにおいて用いられるプログラムであって、
    外部からの書き込み要求に応じて、第1ハードディスクドライブの第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施した際、前記第1論理アドレスに対応する第1物理アドレスと隣り合う第2物理アドレスに含まれる第2論理アドレスのデータを読み込んで読み込みエラーとなったときに、前記第1ハードディスクドライブとは別の第2ハードディスクドライブに記憶されたバックアップデータに基づいて前記第2論理アドレスに同じデータを再書き込みするステップを実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記外部からの書き込み要求に応じて、前記第1ハードディスクドライブの前記第1論理アドレスにデータの書き込み動作を実施し、当該書き込み動作が行われた前記第1ハードディスクドライブとは別の前記第2ハードディスクドライブにバックアップデータを書き込むステップを実行させることを特徴とする請求項9記載のプログラム。
  11. 各前記ハードディスクドライブの組み込みの際、前記ハードディスクドライブにおける全てディスクの論理アドレスと物理アドレスを読み出し、前記ハードディスクドライブにおける全てのディスクの論理アドレスと物理アドレスを変換可能に構成した変換テーブルを生成するステップと、
    前記変換テーブルに基づいて、前記第1論理アドレスに対応する前記第1物理アドレスと隣り合う前記第2物理アドレスに含まれる前記第2論理アドレスを算出するように制御するステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項9又は10記載のプログラム。
  12. 算出された前記第2論理アドレスのデータの読み込み動作を実施するステップと、
    前記読み込み動作により読み込みエラーとなる場合、当該読み込みエラーとなる前記第2論理アドレスのデータに対応する前記第2ハードディスクドライブに記憶された前記バックアップデータに基づいて、同じデータを生成するステップと、
    前記読み込み動作を実施した前記第1ハードディスクドライブの前記第2論理アドレスへ、生成したデータの書き込み動作を実施するステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項9乃至11記載のプログラム。
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