JP2006236001A - ディスクアレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1、第2RAIDグループA、Bと、ディスクアレイコントローラとを具備し、ディスクアレイコントローラは、第1及び第2RAIDグループA、Bに接続される。第1、第2RAIDグループA、Bは、データ列が書き込まれた第1、第2データディスク群A1、A2、B1、B2と、これらデータ列に対する冗長データ列が書き込まれた第1、第2冗長ディスクP1、P2とを含む。第2データディスク群B1、B2のうちの1台の第2データディスクB2が故障した時、第1データディスク群A1、A2のデータ列と、正常な第2データディスク群B1のデータ列と、第2冗長ディスクP2の冗長データ列とに基づき、第1、第2RAIDグループA、Bのデータ列に対する冗長データ列を生成し、第1冗長ディスクP1に書き込む。
【選択図】図1
Description
本発明の他の課題は、1台のディスクが故障して、もう1台のディスクが故障しても、故障したディスクのデータを再生することができるディスクアレイ装置を提供することにある。
前記第1RAIDグループ(A)は、データ列が書き込まれた第1データディスク群(A1、A2)と、前記第1データディスク群(A1、A2)のデータ列に対する第1冗長データ列が書き込まれた第1冗長ディスク(P1)とを含んでいる。
前記第2RAIDグループ(B)は、データ列が書き込まれた第2データディスク群(B1、B2)と、前記第2データディスク群(B1、B2)のデータ列に対する第2冗長データ列が書き込まれた第2冗長ディスク(P2)とを含んでいる。
前記ディスクアレイコントローラ(2)は、RAID構成管理部(31)と、冗長データ生成部(33)とを具備している。
前記RAID構成管理部(31)は、前記第2データディスク群(B1、B2)のうちの1台のデータディスク(B2)が故障したとき、前記第2データディスク群(B1、B2)を、前記1台のデータディスク(B2)と、それ以外の第3データディスク群(B1)とに分ける。
前記冗長データ生成部(33)は、前記第1データディスク群(A1、A2)のデータ列と、前記第3データディスク群(B1)のデータ列と、前記第2冗長ディスク(P2)の前記第2冗長データ列とに基づいて、前記第1及び第2RAIDグループ(A)(B)のデータ列に対する第3冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスク(P1)に書き込む。
前記RAID構成管理部(31)は、前記第2データディスク群(B1、B2)のうちの他の1台のデータディスク(B1)が故障したとき、前記第3データディスク群(B1)を、前記他の1台のデータディスク(B1)と、それ以外の第4データディスク群とに分ける。
前記データ再生部(34)は、前記1台のデータディスク(B2)と前記他の1台のデータディスク(B1)とが故障しているときに、前記他の1台のデータディスク(B1)のデータ列の読み出しを行なう読出命令をホストコンピュータ(1)から受け取る。この場合、前記データ再生部(34)は、前記第1データディスク群(A1、A2)のデータ列と、前記第1冗長ディスク(P1)の前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスク(P2)の前記第2冗長データ列とに基づいて、前記他の1台のデータディスク(B1)に対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータ(1)に出力する。
また、本発明のディスクアレイ装置によれば、1台のディスクが故障して、もう1台のディスクが故障しても、故障したディスクのデータを再生することができる。
ディスクエラー検出部32は、第1RAIDグループA又は第2RAIDグループB内のディスクに故障があるかどうかの検出を行ない、第1RAIDグループA又は第2RAIDグループBにおいて故障したディスクを表す故障ディスク通知をRAID構成管理部31に出力する。
RAID構成管理部31は、ディスクエラー検出部32からの故障ディスク通知を受けた場合、第1RAIDグループA又は第2RAIDグループBにおいて故障したディスクと正常なディスクとに分ける。同時に、RAID構成管理部31は、正常なRIADグループとの統合を図り、新たに冗長データを生成する冗長データ生成指示を冗長データ生成部33に出力する。
冗長データ生成部33は、RAID構成管理部31からの冗長データ生成指示により冗長データの生成を行う。
データ再生部34は、故障したディスクのデータ列の再生を行う。
RAID構成管理部31は、故障ディスク通知を受けて、第2RAIDグループBの第2データディスク群B1、B2を、故障した1台のデータディスクB2と、それ以外の第3データディスク群B1とに分けることにより、第2RAIDグループBからデータディスクB2を切り離す。同時に、RAID構成管理部31は、正常な第1RAIDグループAから第1冗長ディスクP1を一旦切り離し、冗長データ生成指示を冗長データ生成部33に出力する。
RAID構成管理部31は、他故障ディスク通知を受けて、上記の第3データディスク群B1を、故障した他の1台のデータディスクB1と、それ以外の第4データディスク群(図1に示す例ではディスクは存在しない)とに分ける。RAID構成管理部31は、他故障ディスク通知を受けた場合、冗長データ生成指示を冗長データ生成部33に出力しない。即ち、冗長データ生成部33は、ステップS2を実行しない。
第1RAIDグループAにおいて、第1データディスクA1、A2には、それぞれ、データ列111“0000 0001”、データ列112“1000 1001”が書き込まれている。冗長データ生成部33は、第1データディスクA1のデータ列111“0000 0001”と第1データディスクA2のデータ列112“1000 1001”との排他的論理和101を施して、第1冗長データ列であるデータ列113“0111 0111”を生成し、そのデータ列113“0111 0111”を第1パリティディスクP1に書き込む。
第2RAIDグループBにおいて、第2データディスクB1、B2には、それぞれ、データ列121“0010 0101”、データ列122“0100 1101”が書き込まれている。冗長データ生成部33は、第2データディスクB1のデータ列121“0010 0101”と第2データディスクB2のデータ列122“0100 1101”との排他的論理和102を施して、第2冗長データ列であるデータ列123“1001 0111”を生成し、そのデータ列123“1001 0111”を第2パリティディスクP2に書き込む。
次に、上記のステップS2にて、冗長データ生成部33は、第1データディスクA1のデータ列111“0000 0001”と、第1データディスクA2のデータ列112“1000 1001”と、第2データディスクB1のデータ列121“0010 0101”と、第2パリティディスクP2のデータ列123“1001 0111”との排他的論理和103を施して、上記の第3冗長データ列であるパリティデータ列213“1100 0101”を生成し、第1パリティディスクP1に書き込みを行う。これにより、第1RAIDグループAと第2RAIDグループBとを併せて1つのパリティディスクが生成され、冗長性が確保される。
この場合、データ再生部34は、第2データディスクB1のデータ列121“0010 0101”と、第2パリティディスクP2のデータ123“1001 0111”との排他的論理和104を施して、上記の再生データ列である第2データディスクB2のデータ列122“0100 1101”の再生を行なう。再生したデータ列122“0100 1101”を正常なデータディスクB2に書き込むことにより、元の第2RAIDグループBの構成に戻すことができる。
また、データ再生部34は、第1データディスクA1のデータ列111“0000 0001”と第1データディスクA2のデータ列112“1000 1001”との排他的論理和101を施して、データ列113“0111 0111”を生成する。データ再生部34は、そのデータ列113“0111 0111”を第1パリティディスクP1に書き込むことにより、元の第1RAIDグループAの構成に戻すことができる。
また、データ再生部34は、上記の排他的論理和101を施して、データ列113“0111 0111”を生成し、第1パリティディスクP1に書き込むことにより、元の第1RAIDグループAの構成に戻すことができる。
より具体的には、本発明のディスクアレイ装置によれば、他のRAIDグループの冗長ディスクを利用して改めて2つのRAIDグループに対して自動で冗長化しているので、人手を介さず短時間で冗長化できる。
また、本発明のディスクアレイ装置によれば、既にある冗長ディスクを利用しているので、特別に冗長ディスクを用意する必要はなく、ホットスペアディスクが無くても安価に自動で再冗長化できる。
また、本発明のディスクアレイ装置によれば、ホットスペアディスクを所有する装置である場合、1台のディスクが故障してホットスワップした後、さらにもう1台故障しても冗長化できる。
より具体的には、本発明のディスクアレイ装置によれば、1台のディスクが故障したときに冗長性を確保しているため、もう1台のデータディスクB1が故障しても、故障したデータディスクB2のデータを再生することができる。
2 ディスクアレイコントローラ
31 RAID構成管理部
32 ディスクエラー検出部
33 冗長データ生成部
34 データ再生部
A 第1RAIDグループ
A1、A2 第1データディスク
P1 第1冗長ディスク
B 第2RAIDグループ
B1、B2 第2データディスク
P2 第2冗長ディスク
Claims (20)
- 第1及び第2RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)グループと、
ディスクアレイコントローラとを具備し、
前記第1RAIDグループは、
データ列が書き込まれた第1データディスク群と、
前記第1データディスク群のデータ列に対する第1冗長データ列が書き込まれた第1冗長ディスクとを含み、
前記第2RAIDグループは、
データ列が書き込まれた第2データディスク群と、
前記第2データディスク群のデータ列に対する第2冗長データ列が書き込まれた第2冗長ディスクとを含み、
前記ディスクアレイコントローラは、
前記第2データディスク群のうちの1台のデータディスクが故障したとき、前記第2データディスク群を、前記1台のデータディスクと、それ以外の第3データディスク群とに分けるRAID構成管理部と、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記第1及び第2RAIDグループのデータ列に対する第3冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスクに書き込む冗長データ生成部と
を具備するディスクアレイ装置。 - 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、
前記ディスクアレイコントローラは、更に、
データ再生部を具備し、
前記RAID構成管理部は、
前記第2データディスク群のうちの他の1台のデータディスクが故障したとき、前記第3データディスク群を、前記他の1台のデータディスクと、それ以外の第4データディスク群とに分け、
前記データ再生部は、
前記1台のデータディスクと前記他の1台のデータディスクとが故障しているときに、前記他の1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令をホストコンピュータから受け取った場合、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第1冗長ディスクの前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記他の1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力する
ディスクアレイ装置。 - 請求項2に記載のディスクアレイ装置において、
前記データ再生部は、
前記1台のデータディスクと前記他の1台のデータディスクとが故障しているときに、前記1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令を前記ホストコンピュータから受け取った場合、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第1冗長ディスクの前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記他の1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、
前記他の1台のデータディスクの再生データ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力する
ディスクアレイ装置。 - 請求項2又は3に記載のディスクアレイ装置において、
前記データ再生部は、
前記1台のデータディスクだけが故障しているときに、前記1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令を前記ホストコンピュータから受け取った場合、
前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力する
ディスクアレイ装置。 - 請求項2〜4のいずれかに記載のディスクアレイ装置において、
前記データ再生部は、
前記1台のデータディスクだけが故障しているときに、前記1台のデータディスクが、正常な1台のデータディスクに交換された場合、
前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記正常な1台のデータディスクに書き込み、
前記第1データディスク群のデータ列に対する前記第1冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスクに書き込む
ディスクアレイ装置。 - 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、
前記冗長データ生成部は、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して前記第3冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスクに書き込む
ディスクアレイ装置。 - 請求項2に記載のディスクアレイ装置において、
前記データ再生部は、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第1冗長ディスクの前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記他の1台のデータディスクの再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力する
ディスクアレイ装置。 - 請求項3に記載のディスクアレイ装置において、
前記データ再生部は、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第1冗長ディスクの前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記他の1台のデータディスクの再生データ列を生成し、
前記他の1台のデータディスクの再生データ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記1台のデータディスクの再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力する
ディスクアレイ装置。 - 請求項4に記載のディスクアレイ装置において、
前記データ再生部は、
前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記1台のデータディスクの再生データ列を生成する
ディスクアレイ装置。 - 請求項5に記載のディスクアレイ装置において、
前記データ再生部は、
前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記1台のデータディスクの再生データ列を生成し、前記正常な1台のデータディスクに書き込み、
前記第1データディスク群のデータ列に対して排他的論理和を施して前記第1冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスクに書き込む
ディスクアレイ装置。 - 第1及び第2RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)グループに接続されたディスクアレイコントローラであって、
前記第1RAIDグループは、データ列が書き込まれた第1データディスク群と、前記第1データディスク群のデータ列に対する第1冗長データ列が書き込まれた第1冗長ディスクとを含み、
前記第2RAIDグループは、データ列が書き込まれた第2データディスク群と、前記第2データディスク群のデータ列に対する第2冗長データ列が書き込まれた第2冗長ディスクとを含み、
前記ディスクアレイコントローラは、
前記第2データディスク群のうちの1台のデータディスクが故障したとき、前記第2データディスク群を、前記1台のデータディスクと、それ以外の第3データディスク群とに分けるRAID構成管理部と、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記第1及び第2RAIDグループのデータ列に対する第3冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスクに書き込む冗長データ生成部と
を具備するディスクアレイコントローラ。 - 請求項11に記載のディスクアレイコントローラにおいて、
更に、
データ再生部を具備し、
前記RAID構成管理部は、
前記第2データディスク群のうちの他の1台のデータディスクが故障したとき、前記第3データディスク群を、前記他の1台のデータディスクと、それ以外の第4データディスク群とに分け、
前記データ再生部は、
前記1台のデータディスクと前記他の1台のデータディスクとが故障しているときに、前記他の1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令をホストコンピュータから受け取った場合、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第1冗長ディスクの前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記他の1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力する
ディスクアレイコントローラ。 - 請求項12に記載のディスクアレイコントローラにおいて、
前記データ再生部は、
前記1台のデータディスクと前記他の1台のデータディスクとが故障しているときに、前記1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令を前記ホストコンピュータから受け取った場合、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第1冗長ディスクの前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記他の1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、
前記他の1台のデータディスクの再生データ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力する
ディスクアレイコントローラ。 - 請求項12又は13に記載のディスクアレイコントローラにおいて、
前記データ再生部は、
前記1台のデータディスクだけが故障しているときに、前記1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令を前記ホストコンピュータから受け取った場合、
前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力する
ディスクアレイコントローラ。 - 請求項12〜14のいずれかに記載のディスクアレイコントローラにおいて、
前記データ再生部は、
前記1台のデータディスクだけが故障しているときに、前記1台のデータディスクが、正常な1台のデータディスクに交換された場合、
前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列とに基づいて、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記正常な1台のデータディスクに書き込み、
前記第1データディスク群のデータ列に対する前記第1冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスクに書き込む
ディスクアレイコントローラ。 - 第1及び第2RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)グループを管理するデータ管理方法であって、
前記第1RAIDグループは、データ列が書き込まれた第1データディスク群と、前記第1データディスク群のデータ列に対する第1冗長データ列が書き込まれた第1冗長ディスクとを含み、
前記第2RAIDグループは、データ列が書き込まれた第2データディスク群と、前記第2データディスク群のデータ列に対する第2冗長データ列が書き込まれた第2冗長ディスクとを含み、
前記データ管理方法は、
前記第2データディスク群のうちの1台のデータディスクが故障したとき、前記第2データディスク群を、前記1台のデータディスクと、それ以外の第3データディスク群とに分けるステップと、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記第1及び第2RAIDグループのデータ列に対する第3冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスクに書き込むステップと
を具備するデータ管理方法。 - 請求項16に記載のデータ管理方法において、
更に、
前記第2データディスク群のうちの他の1台のデータディスクが故障したとき、前記第3データディスク群を、前記他の1台のデータディスクと、それ以外の第4データディスク群とに分けるステップと、
前記1台のデータディスクと前記他の1台のデータディスクとが故障しているときに、前記他の1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令をホストコンピュータから受け取った場合、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第1冗長ディスクの前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記他の1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力するステップと
を具備するデータ管理方法。 - 請求項17に記載のデータ管理方法において、
更に、
前記1台のデータディスクと前記他の1台のデータディスクとが故障しているときに、前記1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令を前記ホストコンピュータから受け取った場合、
前記第1データディスク群のデータ列と、前記第1冗長ディスクの前記第3冗長データ列と、前記第4データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記他の1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成するステップと、
前記他の1台のデータディスクの再生データ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力するステップと
を具備するデータ管理方法。 - 請求項17又は18に記載のデータ管理方法において、
更に、
前記1台のデータディスクだけが故障しているときに、前記1台のデータディスクのデータ列の読み出しを行なう読出命令を前記ホストコンピュータから受け取った場合、
前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記ホストコンピュータに出力するステップ
を具備するデータ管理方法。 - 請求項17〜19のいずれかに記載のデータ管理方法において、
更に、
前記1台のデータディスクだけが故障しているときに、前記1台のデータディスクが、正常な1台のデータディスクに交換された場合、
前記第3データディスク群のデータ列と、前記第2冗長ディスクの前記第2冗長データ列との排他的論理和を施して、前記1台のデータディスクに対するデータ列である再生データ列を生成し、前記正常な1台のデータディスクに書き込むステップと、
前記第1データディスク群のデータ列に対する前記第1冗長データ列を生成し、前記第1冗長ディスクに書き込むステップと
を具備するデータ管理方法。
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