JP2008216105A - 表面検査方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 被検体(例えばウエハ)のエッジ部についても高い精度で検査できる表面検査方法及び装置を提供する。
【解決手段】 光束を表面検査の対象である被検体(ウエハなど)の被検面に対して所定の入射角で入射させるとともに被検面に対して光束を走査させて、被検体の表面を測定する。被検面の走査部分から出射した散乱光を第1光強度検出部に導光するとともに、被検面の走査部分から出射した正反射光を第2光強度検出部に導光する。第1光強度検出部で受光された散乱光による第1信号に基づき、被検面上の主として異物を求め、第2光強度検出部で受光される正反射光の受光位置で被検面の高さを求める。被検面に対して光束が走査されているとき、前記第2光強度検出部で受光される受光光量が所定のパターンで変化した際に被検体のエッジ部であると認識し、そのエッジ部における受光光量変化に基づき被検体のエッジ部の状況を測定する。
【選択図】 図5
【解決手段】 光束を表面検査の対象である被検体(ウエハなど)の被検面に対して所定の入射角で入射させるとともに被検面に対して光束を走査させて、被検体の表面を測定する。被検面の走査部分から出射した散乱光を第1光強度検出部に導光するとともに、被検面の走査部分から出射した正反射光を第2光強度検出部に導光する。第1光強度検出部で受光された散乱光による第1信号に基づき、被検面上の主として異物を求め、第2光強度検出部で受光される正反射光の受光位置で被検面の高さを求める。被検面に対して光束が走査されているとき、前記第2光強度検出部で受光される受光光量が所定のパターンで変化した際に被検体のエッジ部であると認識し、そのエッジ部における受光光量変化に基づき被検体のエッジ部の状況を測定する。
【選択図】 図5
Description
この発明は、表面検査方法及び装置に関し、例えば、半導体ウエハのような被検体の被検面における異物の高さと大きさを精密に測定し得る表面検査方法及び装置に関するものである。
従来、異なる被検体(例えば半導体ウエハ)ごとに、被検体の表面に光束を照射し、その表面からの正反射光(鏡面反射光)と散乱反射光とを受光して、被検体表面の異物等を検査する方法及び装置は知られている。
たとえば、特開昭56−67739号公報には、光束として互いに異なる方向から入射する複数のコヒーレント光ビームを用いた欠陥検査装置が示されている。
特開平1−59522号公報には、検出点に対してその周囲の4方向の斜め上方より偏光レーザの光束を照射し、検出点からの反射光のうち特定偏向成分を抽出して回路パターンが形成されたウエハ上に存在する異物を検出するようにしたウエハ異物検出装置が開示されている。
従来の表面検出装置及び方法では、被検体の種類によって、とくに異物の高さの検出精度に違いが生じる。たとえば、被検面にうねりがある場合、異物の高さは正確に検出できない。なぜならば、うねりの上方部と下方部では、同じ高さの異物であっても、検出される高さが違ってくるからである。
このような場合でも、被検体ごとに適切な条件で異物の高さをより正確に検査をすることが望ましい。
特開2000−337844号公報に開示されている発明は、前述のような従来技術で生じる不都合を解決して、異物の高さ検出での誤差を軽減できる表面検出装置及び方法である。
特開2000−337844号公報に開示されている表面検査装置は、光源と、その光源からの光束で被検面を所定の傾斜角度で照明する照明光学系と、該被検面からの散乱反射光を受光する第1受光光学系と、第1受光光学系で受けとられた散乱反射光を受光する第1光強度検出部と、上記被検面からの鏡面反射光を受光する第2受光光学系と、第2受光光学系で受けとられた鏡面反射光を受光する第2光強度検出部と、上記第1光強度検出部からの第1信号に基づき上記被検面にある異物の大きさを求め、また上記第2光強度検出部からの第2信号に基づき上記被検面にある異物の高さを求める制御演算部とを有する。
上記制御演算部は、検出された異物の大きさが照明光束の径と略等しいかそれ以上である場合に、第2信号に基づき上記被検面にある異物の高さを求めるように構成されており、被検面での鏡面反射光(正反射光)の位置変化、すなわち、高さデータの変化から異物の高さを求める。たとえば、上記第1光強度検出部からの第1信号が所定のスライスレベル(スレッショルドレベルともいう)以上である場合に、異物の存在と判断し、そのように異物の存在と判断された領域での第2信号及び異物の存在と判断された領域の周辺での第2信号に基づき、異物の高さを求める。
上記異物の高さは、第2信号の異物の前端と後端との位置の平均値に応じて決定され、被検面のうねりに追随する。
上記制御演算部は、異物の存在と判断された領域での第2信号によるデータと、異物の存在と判断された領域の周辺の領域での第2信号によるデータとの平均値の差に基づき、異物の高さを求める。
特開昭56−67739号公報
特開平1−59522号公報
特開2000−337844号公報
前述の従来の表面検査装置は、ウエハのエッジ部を検査対象領域と想定していないため、仮にウエハのエッジ部を検査したとしても、精度の高い検査ができなかった。とくに座標精度が悪かった。
そこで、本発明の目的は、被検体(例えばウエハ)のエッジ部についても高い精度で検査できる表面検査方法及び装置を提供することである。
本発明の解決手段を例示すると、特許請求の範囲の各請求項に記載の表面検査方法及び装置である。
本発明によれば、被検体のエッジ部を高い精度で測定できる。
また、膜部分がどこまであるのかが、反射光量で判定可能である。
異物・残渣はゴミ検査装置と同じ高い位置精度をもって検査できる。内部の異物位置から座標を補正して、エッジ部異物位置を正確に特定できる。
本発明の好ましい実施形態においては、レーザ光などの光束を表面検査の対象である被検体(例えばウエハ)の被検面に対して所定の入射角で入射させるとともに前記被検面に対して光束を走査させて、被検体の表面を測定する。
前記被検面の走査部分から出射した散乱光は、第1光強度検出部に導光する。同じ前記被検面の走査部分から出射した正反射光は、第2光強度検出部に導光する。
前記第1光強度検出部で受光された散乱光による第1信号に基づき、被検面上の異物等を求める。前記第2光強度検出部で受光される正反射光の受光位置に基づき被検面の高さを求める。
前記被検面に対して光束が走査されているとき、前記第2光強度検出部で受光される受光光量が所定のパターンで変化した際に被検体のエッジ部であると認識する。例えば、前記第2光強度検出部で受光される受光光束の幅が広がるパターンで受光光量が変化したとき、被検体のエッジ部であると判定する。あるいは、前記第2光強度検出部で受光される受光光束のレベルが低くなるパターンで受光光量が変化したとき、被検体のエッジ部であると判定する。
いずれのパターンであっても、エッジ部における受光光量変化に基づき被検体のエッジ部の状況を測定する。
本発明の別の好ましい実施形態においては、表面検査装置が、所定の光束を出射する光源と、前記光源から出射した光束を表面検査の対象である被検体の被検面に対して所定の入射角で入射させる照射光学系と、前記光束が前記被検面を走査するように前記光束および前記被検体のうち少なくとも一方を被検体のエッジ部を通過するように相対的に変位させる走査手段と、前記光束が入射した前記被検面の部分から出射した散乱光を、第1光強度検出部に導光する散乱光検出光学系と、前記光束が入射した前記被検面の部分から出射した正反射光を、第2光強度検出部に導光する散乱光検出光学系と、前記第1光強度検出部および前記第2光強度検出部の出力に基づき、被検体の測定を行う制御演算部とを備えている。
前記制御演算部は、前記第1光強度検出部で受光された散乱光による第1信号に基づき、被検面上の主として異物を求め、前記第2光強度検出部で受光される正反射光の受光位置で被検面の高さを求め、そして前記第2光強度検出部で受光される受光光量が前述のような所定のパターンで変化した際に被検体のエッジ部であると認識し、その受光光量変化に基づき被検体のエッジ部の状況を測定するように構成されている。
上記被検体は、好ましくは、その表面の全体にウエハのエッジ付近を除いて膜が形成されているウエハであり、ウエハのエッジ付近は、形成された膜が除去されているものである。
また、上記被検体の表面に形成された膜は、略鏡面の特性を有し、膜が除去された、ウエハのエッジ付近は、粗面の特性を有していることが好ましい。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
図1において、ウエハ21は、主検査範囲21aと、その外周に位置するエッジ部21bを有する。通常、エッジ部21bはウエハ21の外周端から6−3mm内側の領域である。
本発明においては、ウエハ21の主検査範囲21aとエッジ部21bの両方の正確な測定を可能とするために、主検査範囲21aとエッジ部21aの散乱光を検出するための第1光強度検出部7と、主検査範囲21aとエッジ部21bの正反射光を検出するための第2光強度検出部10とを設ける。
正反射光は、第2光強度検出部10、例えばZセンサとなるPSDに照射する。
照射されるビーム径に比べ、検出される異物22は非常に小さいため、仮に照射されるビーム内に異物22が存在したとしても、異物22による散乱が第2光強度検出部10で検出される反射光量を大きく変動させることはない。
図1に示すように、ウエハ21の主検査範囲21aから反射された散乱光と正反射光は、それぞれ第1光強度検出部7と第2光強度検出部10で受光される。
図2に示すように、エッジ部21bで反射された散乱光と正反射光は、それぞれ第1光強度検出部7と第2光強度検出部10で受光される。ウエハ21の主検査範囲21aと同様にエッジ部21bでも異物22の測定は可能である。
通例、第2光強度検出部10(PSD)に至る光学系によってウエハ21のエッジ部21bの測定範囲が決定される。特に螺旋走査方式の場合は、その走査方法の性格(つまり、内側から外側に向かって走査を行うこと)から、エッジ部21bでの光の散乱が起きにくいため、エッジ部21bの測定が容易である。
エッジ部21bに存在する異物22は正反射光にほとんど影響を与えないが、エッジ部21bに大きな傷がある場合は、正反射光に対し大きな光損失を招く。なぜなら、大きな傷の表面において乱反射が生じて、正反射光の光量が減少するからである。そのため、第2光強度検出部10(PSD)の光量測定により、そのような傷の測定が可能になる。
図3に示すように、第2光強度検出部10(PSD)に対する第2受光光学系9にレンズ23を設け、そのレンズ23の半径と距離でθを求める。このθは、ウエハ21のエッジ部21bの表面測定の曲率限界となる。
また、図4に示すように、プロセスで多用される膜24付きウエハ21の場合、エッジ部21bでは反射率が異なってくる。なぜなら、ウエハ21の表面に形成された膜24は、略鏡面の特性を有し、膜24が除去された、ウエハ21のエッジ部21bの付近は、粗面の特性を有しているからである。そのため、光束が膜24の鏡面から膜なしウエハ21の粗面に移行したとき、光量変動が検出され、その後はウエハ21の粗面(エッジ部21b)の状況として膜24とは違う形で測定することができる。
プロセスの複雑化でますますエッジ部21bの測定の要求精度は高まっているが、例えば、正反射測定機能と散乱測定機能、さらに螺旋走査機能を有する暗視野表面検査装置を利用すれば、エッジ部21bでも高い精度で測定が可能となる。
たとえば、図5の(A)(B)に示すように、主検査範囲21aとエッジ部21bを識別してウエハ全体の表面の異物測定をすれば、例えば、エッジ部21bではエッジ部21bの認識の下で独特の測定をすれば、極めて高い精度で異物測定が可能となる。さらに、反射光の強度変動により膜の状況を測定することも可能となる。結果として、歩留りの向上に役立てる事が可能になる。
また、エッジ部21bのみに限れば、正反射測定法によるパターン付きウエハでのエッジ部21bの状況を把握する事が可能になる。
図6を参照して、膜24付きウエハ21の表面検査方法をさらに具体的に説明する。
光束51を表面検査の対象であるウエハ21の被検面に対して所定の入射角で入射させる。それと同時に前記被検面に対して光束51を走査させる。
図1〜2に示すように、被検面の走査部分から出射した散乱光は、第1光強度検出部7に導光され、それと同時に、被検面の走査部分から出射した正反射光52は、第2光強度検出部10に導光される。
第1光強度検出部7で受光された散乱光による第1信号に基づき、被検面上の主として異物22が求められる。
また、第2光強度検出部10で受光される正反射光の受光位置で被検面の高さが求められる。
被検面に対して光束51が走査されていって、第2光強度検出部10で受光される受光光量が所定のパターンで変化した際に光束51が被検体のエッジ部21bに到来したと認識する。その後の測定は、ウエハ21のエッジ部21b付近における測定であるとして処理する。
例えば、図6(A)に示されているように、第2光強度検出部10で受光される受光光束の幅が符号53で示すように広がるパターンで受光光量が変化したとき、ウエハ21のエッジ部21bであると判定する。このパターン変化は、膜なしのウエハ21のエッジ21b(例えば図2〜3の例)と同じパターン変化である。
また、第2光強度検出部10で受光される受光光束の強度のレベルが、図6の(B)のように高(強)い状態から図6の(C)のように低(弱)い状態になるパターンで受光光量(強度)が変化したとき、ウエハ21のエッジ部21b付近であると判定することもできる。
図5(B)は、このような強度レベルのパターン変化でエッジ部21bと認識し、ここで異物22を測定した例を示している。
図7は、本発明方法を実施する好適な1つの実施例による表面検査装置を示している。
図7において、光源1と、その光源1からの光束2でウエハなどの被検体3の被検面3aを所定の傾斜角度で照明する照明光学系4と、被検面3aからの散乱反射光5を受光する第1受光光学系6と、第1受光光学系6で受けとられた散乱反射光5を受光する第1光強度検出部7と、被検面3aからの正反射光又は鏡面反射光8を受光する第2受光光学系9と、第2受光光学系9で受けとられた正反射光又は鏡面反射光8を受光する第2光強度検出部10と、第1光強度検出部7からの第1信号12に基づき被検面3aにある異物22の大きさを求めたり、第2光強度検出部10からの第2信号13に基づき被検面3aにある異物22の高さを求めたりするための制御演算部14とを有する。
制御演算部14は、被検面に対して光束51が走査されているとき、第2光強度検出部10で受光される受光光量が所定のパターンで変化した際にウエハ21のエッジ部21b又はエッジ部付近であると認識し、そのエッジ部21bにおける受光光量変化に基づき被検体のエッジ部の状況を測定する。例えば、図6(A)に符号53で示すように、第2光強度検出部10で受光される受光光束の幅が広がるパターンで受光光量が変化したとき、ウエハのエッジ部21bであると判定する。また、図5(B)や図6(C)に示すように、第2光強度検出部10で受光される受光光束のレベルが低くなるパターンで受光光量が変化したとき、ウエハ21のエッジ部21b又はエッジ部21b付近であると判定する。
また、制御演算部14は、求められた異物の大きさが被検面3aに照明された光束2の径と略等しいかそれ以上である場合に、第2信号13に基づき被検面3aにある異物22の高さを求める。
制御演算部14は、高さデータの変化から異物22の高さを求める高さデータHR方式(高密度で精密に測定を行う、いわゆるハイリゾリューション方式)の実施形態においては、第1光強度検出部7からの第1信号12が所定のスライスレベル以上である場合に、異物22の存在を判断し、異物22が存在していると判断された領域での第2信号13及び異物22が存在していると判断された領域の周辺での第2信号13に基づき、異物の高さを求めるように構成されている。異物22の高さは、第2信号13の所定範囲での平均値に応じて決定され、被検面のうねり(ソリその他の高さ変化を含む)に追随する。
また、制御演算部14は、異物22が存在すると判断された領域での第2信号13によるデータと、異物22の存在と判断された領域の周辺の領域での第2信号13によるデータとの平均値の差に基づき、異物22の高さを求めるように構成される。
また、前述の表面検査装置は、ピクセル法を採用する実施形態においても使用できる。その場合は、制御演算部14が、測定対象3を所定の多数の単位面積のピクセルに区分けし、その各ピクセル内での第1信号12及び/又は第2信号13の最大値をそのピクセルでの各信号の値として扱うように構成される。
この場合、制御演算部14は、異物22が存在すると判断された領域でピクセル処理された第2信号13によるデータと、異物22の存在と判断された領域の周辺の領域でピクセル処理された第2信号13によるデータとの平均値の差に基づき、異物22の高さを求めるように構成される。
そして、制御演算部14は、ピクセル処理された第1信号12に基づいて異物22の存在を判断し、異物22の存在と判断された箇所でピクセル内の各アナログ第1信号12及びアナログ第2信号13に基づき、異物の高さを求めるように構成される。
制御演算部14は、信号処理部を含んでおり、そこでの信号処理結果(異物の位置、個数、高さ、散乱反射光レベルなど)が表示部15に表示される。
また、制御演算部14は、駆動部16に制御信号を送り、ウエハ3をのせるテーブル18のX方向、Y方向及びZ(高さ)方向の移動や回転を制御する。
さらに、制御演算部14は、光源1、照明光学系4、第1受光光学系6、第1光強度検出部7、第2受光光学系9、第2光強度検出部10、ウエハ3を操作するためのロボットアーム駆動部(図示せず)にも処理信号を供給して制御する。
Zデータ(つまり高さデータ)のHR方式及びピクセル方式の表面検査装置及び方法は、特開2000−337844号の出願書類に説明されているものを採用できる。
制御演算部23は、駆動部16に制御信号を出力し、モータ29や光源1の所定の制御を行う一方、駆動部16による回転情報を含む信号(例えば、被検物であるウエハを回転させるモータ29の所定回転ごとにパルス信号)をエンコーダー部から受け取る。制御演算部23は、必要に応じて、メモリ部との間でデータのやりとりを行い、所望の処理を実行する。
前述の図6(A)に示すパターンと図6(B)(C)に示すパターンを組み合わせることもできる。その場合、膜なしのウエハについても、膜付きのウエハについても、高い精度でウエハのエッジ部を測定できる。膜付きウエハの場合、膜の部分とそうでない部分を識別して、エッジ部に存在する異物からの散乱反射光と正反射光(鏡面反射光)をそれぞれの光強度検出部(受光素子)で受光し、それらの信号からエッジ部上の異物の大きさと高さをエッジ部の認識下で正確に測定することができる。
1 光源
2 光束
3 被検体(ウエハ)
3a 被検面
4 照明光学系
5 散乱反射光
6 第1受光光学系
7 第1光強度検出部
8 正反射光(鏡面反射光)
9 第2受光光学系
10 第2光強度検出部
12 第1信号
13 第2信号
14 制御演算部
15 表示部
16 駆動部
18 テーブル
21 ウエハ
21a 主検査範囲
21b エッジ部
22 異物
23 レンズ
51 光束
52 反射光
53 反射光
2 光束
3 被検体(ウエハ)
3a 被検面
4 照明光学系
5 散乱反射光
6 第1受光光学系
7 第1光強度検出部
8 正反射光(鏡面反射光)
9 第2受光光学系
10 第2光強度検出部
12 第1信号
13 第2信号
14 制御演算部
15 表示部
16 駆動部
18 テーブル
21 ウエハ
21a 主検査範囲
21b エッジ部
22 異物
23 レンズ
51 光束
52 反射光
53 反射光
Claims (8)
- 光束を表面検査の対象である被検体の被検面に対して所定の入射角で入射させるとともに前記被検面に対して光束を走査させて、被検体の表面を検査する表面検査方法において、
前記被検面の走査部分から出射した散乱光を第1光強度検出部に導光するとともに、前記被検面の走査部分から出射した正反射光を第2光強度検出部に導光し、
前記第1光強度検出部で受光された散乱光による第1信号に基づき、被検面上の主として異物を求め、前記第2光強度検出部で受光される正反射光の受光位置で被検面の高さを求め、
前記被検面に対して光束が走査されていって、前記第2光強度検出部で受光される受光光量が所定のパターンで変化した際に光束が被検体のエッジ部に到来したと認識し、そのエッジ部における受光光量変化に基づき被検体のエッジ部の状況を測定することを特徴とする表面検査方法。 - 前記第2光強度検出部で受光される受光光束の幅が広がるパターンで受光光量が変化したとき、被検体のエッジ部であると判定することを特徴とする請求項1記載の表面検査方法。
- 前記第2光強度検出部で受光される受光光束のレベルが低くなるパターンで受光光量が変化したとき、被検体のエッジ部であると判定することを特徴とする請求項1記載の表面検査装置。
- 所定の光束を出射する光源と、
前記光源から出射した光束を表面検査の対象である被検体の被検面に対して所定の入射角で入射させる照射光学系と、
前記光束が前記被検面を走査するように、前記光束および前記被検体のうち少なくとも一方を、被検体のエッジ部を通過するように相対的に変位させる走査手段と、
前記光束が入射した前記被検面の部分から出射した散乱光を、第1光強度検出部に導光する散乱光検出光学系と、
前記光束が入射した前記被検面の部分から出射した正反射光を、第2光強度検出部に導光する散乱光検出光学系と、
前記第1光強度検出部および前記第2光強度検出部の出力に基づき、被検体の測定を行う制御演算部とを備え、
前記制御演算部は、前記第1光強度検出部で受光された散乱光による第1信号に基づき、被検面上の主として異物を求め、前記第2光強度検出部で受光される正反射光の受光位置で被検面の高さを求め、そして前記第2光強度検出部で受光される受光光量が所定のパターンで変化した際に被検体のエッジ部であると認識し、その受光光量変化に基づき被検体のエッジ部の状況を測定するように構成されていることを特徴とする表面検査装置。 - 上記被検体は、その表面の全体にウエハのエッジ付近を除いて膜が形成されているウエハであり、ウエハのエッジ付近は、形成された膜が除去されていることを特徴とする請求項4記載の表面検査装置。
- 上記被検体の表面に形成された膜は、略鏡面の特性を有し、膜が除去された、ウエハのエッジ付近は、粗面の特性を有していることを特徴とする請求項5記載の表面検査装置。
- 上記制御演算部は、前記第2光強度検出部で受光される受光光束の幅が広がることにより被検体のエッジ部と判定を行うように構成されている請求項4乃至6のいずれか1項記載の表面検査装置。
- 上記制御演算部は、前記第2光強度検出部で受光される受光光束のレベルが低くなった箇所を被検体のエッジ部と判定を行うように構成されている請求項4乃至6のいずれか1項記載の表面検査装置。
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JP (1) | JP2008216105A (ja) |
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