JP2008215517A - 等速自在継手 - Google Patents

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圭介 西尾
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Abstract

【課題】安定した通気性を誇る等速自在継手を提供する。
【解決手段】等速自在継手は、内周面に複数のトラック溝22aを形成した外輪22と、外輪22のトラック溝22aと対をなす複数のトラック溝21aを外周面に形成した内輪21と、外輪22のトラック溝22aと内輪21のトラック溝21a間に介在してトルクを伝達する複数のボール23と、外輪22と内輪21との間に配設されボール23を保持するケージ24とを備え、ブーツ28の一端を外輪22に連結すると共にブーツ28の他端を軸部材としてのスタブシャフト25の外周面に嵌着させて継手内部を密封している。スタブシャフト25の環状凹部25bの外周面には通気溝32が設けられ、該通気溝32とブーツ28の内周面とで継手内外を連通させる通気孔31が形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は等速自在継手に関し、詳細には4WD車やFR車などにおいてトランスミッションからディファレンシャルへ回転駆動力を伝達するプロペラシャフトに用いられ、継手内部を密封するためのブーツを具備した等速自在継手に関する。
例えばFR車では、エンジン、クラッチ、変速機(トランスミッション)が前方に、減速歯車装置(ディファレンシャル)、駆動車軸が後方にそれぞれ配置されているため、この間の動力伝達にプロペラシャフトを用いるのが通例である。また、FR車ベースの4WD車では、リアプロペラシャフトとフロントプロペラシャフトとが必要である。これらプロペラシャフトは、トランスミッションとディファレンシャル(以下、単にデフと称す)間の相対位置変化による長さ変位と角度変位に対応できる構造とするために等速自在継手を具備することが望ましい。
図5(A)に、プロペラシャフトに使用される公知の等速自在継手の一例を示す。同図に示す等速自在継手は、内輪1、外輪2、ボール3およびケージ4を主要な部品として備える。内輪1の外周面にはトラック溝1aが複数形成されている。内輪1の中心孔には軸部材(スタブシャフト)5の軸部5aがスプライン嵌合により連結され、これによりトルク伝達が可能とされる。スタブシャフト5はスナップリング6により内輪1に対して抜け止め保持されている。
外輪2は内輪1の外周に位置し、その内周面には内輪1のトラック溝1aと対をなすトラック溝2aが複数形成されている。対をなす内輪1のトラック溝1aと外輪2のトラック溝2aにボール3がそれぞれ組み込まれる。内輪1と外輪2との間にはケージ4が配設され、ボール3はケージ4のポケット4a内で転動自在に保持される。
外輪2は軸方向一端側を封口したコップ状(有底筒状)をなし、軸方向他端側(開口側)には、継手内部に充填したグリースの漏洩を防止するための密封装置7が装着されている。図示例における密封装置7は、主にブーツ8と金属製のブーツアダプタ9とからなる。ブーツ8は、ゴム材料や樹脂材料等の可撓性材料で形成され、大径端部8a、小径端部8b、および大径端部8aと小径端部8bを接続する中間部8cを一体に有する。ブーツアダプタ9は略円筒状に形成され、一端に外輪2の外周面に加締め等の適宜の手段で固定されるフランジ9aを有する。ブーツアダプタ9は、その反フランジ9a側一端(端部9b)をブーツ8の大径端部8aに加締めることによりブーツ8に対して固定されている。
スタブシャフト5の外周面には環状凹部5bが形成され、この環状凹部5bにブーツ8の小径端部8bが外嵌されている。そして、小径端部8bの外周面に設けた周方向溝8dに嵌合させるようにしてブーツバンド10が締め付けられ、これによりスタブシャフト5の環状凹部5bにブーツ8の小径端部8bが固定される。なお、ブーツ8の小径端部8bは、自由状態でその内径が環状凹部5bの外径よりもわずかに小径に設定され、これにより、スタブシャフト5の環状凹部5bに対する嵌着性が担保されている。
ブーツ8の小径端部8bの内径側には、継手の内外を連通させる通気孔11が設けられている。この通気孔11を設けることにより継手の内外圧が均衡され、周辺温度の上昇や高速回転時の発熱による内圧膨張、またあるいは減圧によるブーツ8の破損、変形等が防止される。通気孔11は、例えば図5(B)に示すように、ブーツ8の小径端部8bの内周面に一又は複数の軸方向溝12を設けることにより、またあるいは図5(C)に示すように、ブーツ8の小径端部8bの内周面に一又は複数の突条13を設けることにより、軸方向溝12(あるいは突条13間に形成される溝)とスタブシャフト5の環状凹部5bとの間に形成される(例えば、特許文献1を参照)。
実開平7−44969号公報
上記の従来構成において、ブーツはゴム材料、樹脂材料等の可撓性材料で形成されているため、ブーツバンドの締め付けによる変形の態様にバラツキが生じ易い。これはすなわち、ブーツの内周面に設けた微小な軸方向溝等によって形成される通気溝の変形態様がバラツキ易いことを意味する。そのため、上記の従来構成では通気状態が不安定になり易く、ブーツの破損や変形が生じ易いという問題があった。また、このように通気状態が不安定になるのを回避するため、ブーツバンドの締め付けに格別の配慮を要し、これが継手の製造コストを増大させるという問題もある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、安定した通気状態を確保し得る等速自在継手を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明では、内周面に複数のトラック溝を形成した外輪と、外輪のトラック溝と対をなして複数のトラック溝を外周面に形成した内輪と、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝間に介在してトルクを伝達する複数のボールと、外輪と内輪との間に配設されボールを保持するケージとを備え、ブーツの一端を外輪に連結すると共にブーツの他端を内輪から延びる軸部材の外周面に嵌着させて継手内部を密封した等速自在継手であって、軸部材の外周面に通気溝を設け、当該通気溝とブーツの内周面とで継手内外を連通させる通気孔を形成したことを特徴とする等速自在継手を提供する。
上記のように、本発明は、軸部材の外周面に通気溝を設け、当該通気溝とブーツの内周面とで継手内外を連通させる通気孔を形成したことを特徴とするものである。すなわち、かかる構成では、ブーツの軸部材に取り付けられる端部(小径端部)の内周面は平滑な円筒面に形成される一方で、軸部材の外周面のうち、ブーツの内周面と対向する軸方向領域は、周方向の少なくとも一部で凹凸のある円筒面に形成される。かかる構成であれば、ブーツバンドの締め付けによるブーツの変形態様が安定し、ブーツバンドの締め付けによる通気溝の変形が緩和されるため、通気孔における通気状態が常時良好なものとなる。また、ブーツを確実に固定しさえすれば安定した通気状態が得られ、ブーツバンドの締め付けに格別の配慮を要しないため、生産性を向上することができる。
上記構成において、軸部材に設ける通気溝の溝底の外径は、軸部材の最小径部よりも大径に設定するのが望ましい。通気溝の形成部位が、捩りトルクをはじめとする様々な応力に対して最弱部とならないようにするためである。
軸部材に設けるべき通気溝は、切削等の機械加工の他、鍛造や転造等の塑性加工を用いて形成することが可能である。上記で例示した加工法のうち、転造加工は、簡易な設備を用いて任意形状、任意深さの溝を精度良く形成することができ、しかも切削加工のように加工に伴う切削粉の問題を考慮しなくても良いから特に好適である。
通気溝の溝形状は任意に選択することができ、例えば、軸線に平行な直線状、軸線に対して傾斜した傾斜状、らせん状、格子状の何れか、あるいはこれらの組み合わせにより形成することができる。
以上のように、本発明によれば、継手内外で安定した通気状態を確保することができ、これによりブーツの破損等を防止し、耐久性や信頼性に優れた等速自在継手を提供することができる。また、組立て時の生産効率を向上することができる。
以下、本発明に係る等速自在継手を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る等速自在継手の第1実施形態を示すもので、詳細にはプロペラシャフトに使用される摺動式等速自在継手の一構成例を示すものである。同図に示す等速自在継手は、内輪21、外輪22、複数のボール23およびケージ24を主要な部品として備える。
内輪21の外周面にはトラック溝21aが複数形成され、内輪21の中心孔の内径にはスプライン21bが形成されている。内輪21の中心孔には、外径にスプライン25cが形成された軸部25aを有する軸部材(スタブシャフト)25が挿入され、両スプライン21b、25cを相互に嵌合することにより、内輪21とスタブシャフト25とがトルク伝達可能に連結される。スタブシャフト25の軸部25aの先端には環状溝25dが設けられ、この環状溝25dに装着されたスナップリング26を内輪21の端面で係止させることにより、内輪21に対してスタブシャフト25が抜け止め保持される。なお、本実施形態では内輪21とスタブシャフト25とを別体に形成しているが、両者は一体に形成することも可能である。
外輪22は内輪21の外周に配置され、その内周面には内輪21のトラック溝21aと対をなすトラック溝22aが複数形成されている。対をなす内輪21のトラック溝21aと外輪22のトラック溝22aにボール23がそれぞれ組み込まれる。内輪21の外周面と外輪22の内周面との間にケージ24が配設され、ボール23はケージ24のポケット24a内で転動自在に保持される。
この外輪22は軸方向一端側を封口したコップ状(有底筒状)をなし、軸方向他端側(開口側)には、継手内部に充填したグリースの漏洩を防止するための密封装置27が装着されている。密封装置27は、主にブーツ28とブーツアダプタ29とからなる。
ブーツ28は大径端部28a、小径端部28b、および大径端部28aと小径端部28bを接続する中間部28cを一体に有する。小径端部28bの外周面には周方向溝28dが形成されている。このブーツ28は、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)、シリコンゴム(VMQ、FVMQ)、フッ素ゴム(FKM、FFKM)などのゴム材料、エステル系、オレフィン系、ウレタン系、アミド系、スチレン系などの熱可塑性エラストマーを用いて形成される。
ブーツアダプタ29は金属材料で略円筒状に形成され、その一端に外輪22の外周面に加締め等の適宜の手段で固定されたフランジ29aを有する。ブーツ28とブーツアダプタ29とは、ブーツ28の大径端部28aにブーツアダプタ29の反フランジ29a側一端(端部29b)を加締めることにより固定されている。
スタブシャフト25には環状凹部25bが設けられ、この環状凹部25bにブーツ28の小径端部28bが外嵌されている。そして、小径端部28bの外周面の周方向溝28dに嵌合させるようにしてブーツバンド30が締め付けられ、これによりスタブシャフト25の環状凹部25bにブーツ28の小径端部28bが固定される。ブーツバンド30は任意のものを使用することができ、いわゆるワンタッチタイプ、ロープロファイル、円環タイプ等が使用可能である。なお、ブーツ28の小径端部28bは自由状態でその内径が環状凹部25bの外径よりもわずかに小径に設定され、これによりブーツ28のスタブシャフト25の環状凹部25bに対する嵌着性が担保されている。
ブーツ28の小径端部28bとスタブシャフトの環状凹部25bとの間には、継手の内外を連通する通気孔31が設けられている。かかる通気孔31を設けることによって継手の内外圧が均衡され、周辺温度の上昇や高速回転時の発熱に起因した内圧膨張によるブーツ28の破裂、変形が防止される他、減圧時の凹みが防止される。この通気孔31は、図2にも拡大して示すように、スタブシャフト25の環状凹部25bの外周面に一又は複数(図示例は複数)の通気溝32を設けることにより、当該通気溝32とブーツ28の小径端部28bの内周面とで形成される。本実施形態において、通気溝32は継手の軸線に対して所定角度傾斜した傾斜状に形成され、また環状凹部25bを超える軸方向領域に至って形成されている。
環状凹部25bに設けるべき通気溝32は、当該通気溝32を除いてスタブシャフト25を所定形状に形成した後、例えば切削等の機械加工、あるいは転造や鍛造等の塑性加工を小径端部25bの外周面に施すことにより形成される。例示した加工法のうち、転造加工は、簡易な設備を用いて任意形状、任意深さの溝を精度良く形成することができ、しかも切削加工のように加工に伴う切削粉の問題を考慮しなくても良いから特に好適である。
なお、通気溝32の溝底の外径は、スタブシャフト25の最小径部25e(本実施形態では、スプライン25cが形成された軸部25aと環状凹部25bとを接続する部分)よりも大径に設定される。通気溝32を形成することにより、環状凹部25bが捩りトルクをはじめとする様々な応力に対して最弱部とならないように、すなわち捩りトルク等の作用時に、通気溝32の形成部でスタブシャフト25に捩れ、曲がり、破断等が生じないようにするためである。
以上に示すように、本発明ではスタブシャフト25の環状凹部25bの外周面に通気溝32を設け、当該通気溝32とブーツ28の小径端部28bの内周面とで継手内外を連通する通気孔31が形成される。換言すると、ブーツ28の小経端部28bの内周面が平滑な円筒面に形成される一方で、スタブシャフト25の環状凹部25bの外周面が通気溝32を有する凹凸面に形成される。かかる構成であれば、ブーツバンド30の締め付けによるブーツ28の変形態様が安定し、ブーツバンド30の締め付けによる通気溝32の変形が緩和されるため、通気孔31における通気状態は常時良好なものとなる。これにより、継手の内外圧を安定して均衡させることができ、周辺温度の上昇や高速回転時発熱等に起因してブーツ28が破損したり変形したりするのを確実に防止することが、すなわち等速自在継手の耐久性や信頼性を高めることができる。
また、上記のようにブーツバンド30の締め付けによるブーツ28の変形態様が安定するため、ブーツバンド30をいかなる態様で締め付けても所定の通気孔31を確実に確保することができる。そのため、ブーツバンド30の締め付けに格別の配慮を払う必要がなくなり、生産効率を向上することができる。
なお、安定した通気性を確保するには、通気孔31の孔径を0.1mm〜1.5mm程度に設定するのが望ましいことが本願発明者らの検証によって確認されているが、かかる構成は通気溝32の溝深さを上記値とすることによってのみ得られるわけではない。すなわち、例えばブーツバンド30によるブーツ28(小径端部28b)の締め代の量を調整することによって、通気孔31の孔径をコントロールすることも可能である。例えば通気溝32の溝深さを深く形成することが難しい場合には、ブーツバンド30の締め代を小さく設定することにより所定の通気孔径を確保することが可能である。
なお、通気溝32の溝形状(配列パターン)は、図2に示すような軸線に対して傾斜した傾斜状に限定されるわけではない。例えば図3(A)に示すようならせん状、あるいは図3(B)に示すような格子状に形成(配列)することも可能である。さらに、図示は省略するが、上記の各形態を組み合わせた形状とすることもできる。もちろん、従来同様に軸線と平行な直線状に形成することもできる(図示は省略)。また、通気溝32の断面形状も図示例のような円弧状に限定されるわけではなく、例えば断面矩形状等に形成することも可能である。
図4は、本発明に係る等速自在継手の第2実施形態を示すものである。同図に示す等速自在継手が図1に示す等速自在継手と異なる主な点は、外輪22が軸方向両端を開口させた略円筒状に形成されると共に、軸方向の一端開口、詳細には密封装置27と反対側の一端開口が外輪22とは別体のエンドキャップ33で封口され、これにより継手内部に充填したグリースの漏洩および継手外部からの異物侵入が防止されている点にある。エンドキャップ33は、図示しないボルト等により外輪22に固定されている。なお、その他の構成は図1に示す構成に準ずるので、共通の参照番号を付して重複説明を省略する。
なお、本発明は上述した形態以外の摺動式等速自在継手に適用可能であることはもちろんのこと、固定式等速自在継手にも適用可能で、特にプロペラシャフトに使用される等速自在継手に好ましく適用可能である。
以上、本発明について説明を行ったが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことである。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
本発明に係る等速自在継手の第1実施形態を示す断面図である。 図1に示す等速自在継手の要部拡大断面図である。 図2に示す軸部材の他例を示す図である。 本発明に係る等速自在継手の第2実施形態を示す断面図である。 (A)図は公知の等速自在継手の全体構成の一例を示す断面図、(B)図は(A)図に示すブーツの一例を示す断面図、(C)図は(A)図に示すブーツの他例を示す断面図である。
符号の説明
21 内輪
22 外輪
23 ボール
24 ケージ
24a ポケット
25 スタブシャフト(軸部材)
25b 環状凹部
28 ブーツ
28b 小径端部
29 ブーツアダプタ
30 ブーツバンド
31 通気孔
32 通気溝

Claims (4)

  1. 内周面に複数のトラック溝を形成した外輪と、該外輪のトラック溝と対をなす複数のトラック溝を外周面に形成した内輪と、前記外輪のトラック溝と前記内輪のトラック溝間に介在してトルクを伝達する複数のボールと、前記外輪と前記内輪との間に配設され前記ボールを保持するケージとを備え、ブーツの一端を前記外輪に連結すると共に前記ブーツの他端を前記内輪から延びる軸部材の外周面に嵌着させて継手内部を密封した等速自在継手であって、
    前記軸部材の外周面に通気溝を設け、該通気溝と前記ブーツの内周面とで継手内外を連通させる通気孔を形成したことを特徴とする等速自在継手。
  2. 前記通気溝の溝底の外径が、前記軸部材の最小径部よりも大径に設定されている請求項1記載の等速自在継手。
  3. 前記通気溝は、機械加工又は塑性加工により形成されたものである請求項1記載の等速自在継手。
  4. 前記通気溝が、軸線に平行な直線状、軸線に対して傾斜した傾斜状、らせん状、格子状の何れか、あるいはこれらの組み合わせにより形成されている請求項1記載の等速自在継手。
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