JP2008215079A - ディーゼルエンジンの排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DPFの過熱を防止しつつその再生を十分行えるようにする。
【解決手段】ディーゼルエンジン10の排気マニフォールド12に接続される排気管14に、保持部材16を介してDPF18を配設すると共に、その排気下流に位置する排気管14に、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ20を取り付ける。そして、コンピュータを内蔵したコントロールユニット32は、酸素濃度センサ20により検出された酸素濃度が目標濃度に近づくように、エアシリンダ,モータなどのアクチュエータ28に制御信号を出力して、吸気管24に配設された吸気絞り弁30の開度を増減制御する。このようにすれば、DPF18に供給される排気中の酸素濃度が目標濃度に近づくため、酸素不足による再生不良、酸素過多による熱害を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気管に配設されたディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)により、排気中の粒子状物質(PM)を捕集除去する排気浄化装置に関する。
ディーゼルエンジンの排気浄化を目的として、排気管に配設されたDPFにより排気中のPMを捕集除去する排気浄化装置が公知である。かかる排気浄化装置においては、PM捕集によりDPFに目詰まりが発生するので、DPFに堆積したPMを適宜焼却する再生処理が不可欠である。その再生処理においては、DPFが何らかの原因により過熱すると、DPFに熱害が発生してしまうおそれがある。このため、特開2003−83030号公報(特許文献1)に記載されるように、DPFの排気上流における排気温度に基づいて、吸気管に配設された吸気絞り弁の開度を増減制御することで、DPFが過熱することを防止した技術が提案されている。
特開2003−83030号公報
しかしながら、従来提案技術においては、DPFの過熱をある程度防止できるものの、PM焼却に必要な酸素濃度を考慮していなかったため、酸素不足により再生が十分行われなかったり、酸素過多によりPMが一気に燃焼してDPFが過熱するおそれがあった。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、DFP再生時に、その排気下流における酸素濃度に応じて吸気絞り弁の開度を増減制御することで、DFPの過熱を防止しつつその再生を十分行い得るディーゼルエンジンの排気浄化装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明では、ディーゼルエンジンの排気浄化装置は、吸気管に配設された吸気絞り弁と、排気管に配設されたディーゼルパティキュレートフィルタと、前記ディーゼルパティキュレートフィルタの排気下流における排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段と、前記ディーゼルパティキュレートフィルタの再生処理が実行中のときに、前記酸素濃度検出手段により検出された酸素濃度が目標濃度に近づくように、前記吸気絞り弁の開度を増減制御する制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記制御手段は、排気中の酸素濃度に対応した開度が設定された制御マップを参照し、前記吸気絞り弁の開度を増減制御することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記制御手段は、前記酸素濃度検出手段により検出された酸素濃度が目標濃度より大きいときに、前記吸気絞り弁を所定開度閉じる一方、該酸素濃度が目標濃度未満であるときに、前記吸気絞り弁を所定開度開くことを特徴とする。
請求項4記載の発明では、前記目標濃度は、下限値及び上限値により画定される幅を有していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ディーゼルパティキュレートフィルタの再生処理が実行されているときには、その排気下流における排気中の酸素濃度が目標濃度に近づくように、吸気管に配設された吸気絞り弁の開度が増減制御される。このため、ディーゼルパティキュレートフィルタに供給される排気中の酸素濃度が目標濃度に近づき、酸素不足による再生不良、酸素過多による熱害を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、排気中の酸素濃度に対応した開度が設定された制御マップを参照して、吸気絞り弁の開度がフィードフォワード制御される。このため、ディーゼルエンジンの負荷が変化する過渡状態においても、ディーゼルパティキュレートフィルタに供給される排気中の酸素濃度を高応答性をもって制御することができる。
請求項3記載の発明によれば、酸素濃度が目標濃度より大きければ吸気絞り弁が所定開度閉じられる一方、酸素濃度が目標濃度未満であれば吸気絞り弁が所定開度開かれ、吸気絞り弁の開度がフィードバック制御される。このため、ディーゼルパティキュレートフィルタに供給される排気中の酸素濃度を高精度で目標濃度に収束させることができる。
請求項4記載の発明によれば、目標濃度は下限値及び上限値により画定される幅を有しているため、吸気絞り弁の機械的なヒステリシスを考慮した開度増減制御が行われ、ハンティングを防止することができる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、本発明に係るディーゼルエンジンの排気浄化装置の全体構成を示す。
ディーゼルエンジン10の排気マニフォールド12に接続される排気管14には、保持部材16を介してDPF18が配設される。DPF18は、セラミックスなどの多孔性部材からなる隔壁により排気流と略平行に延びるセルが多数形成され、各セルの入口と出口とが目封材により互い違いに千鳥格子状に目封じされて形成されたものである。そして、出口が塞がれたセル内の排気が、隔壁を介して、入口が塞がれている隣接セルに流入するとき、排気中のPMが隔壁の多孔性部材により捕集されて排気が浄化される。また、DPF18の排気下流に位置する排気管14には、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ20(酸素濃度検出手段)が取り付けられる。
一方、ディーゼルエンジン10の吸気マニフォールド22に接続される吸気管24には、吸気流通方向に沿って、塵,埃などの異物を濾過するエアクリーナ26と、吸気通路の横断面積を多段階又は連続的に制御可能とすべく、エアシリンダ,モータなどのアクチュエータ28により開閉駆動される吸気絞り弁30と、が夫々配設される。
そして、酸素濃度センサ20の出力信号は、コンピュータを内蔵したコントロールユニット32に入力され、そのROM(Read Only Memory)などに記憶された制御プログラムにより、DPF18の再生処理が開始されたことを契機として、吸気絞り弁30の開度が適宜増減制御される。DPF18の再生処理が開始されたか否かは、例えば、(1)ディーゼルエンジン10の運転状態に応じたPM排出量を推定し、その累積値が所定値以上になったとき、(2)DPF18の排気上流及び下流の差圧が所定圧力以上になったとき、又は、(3)再生処理を実行してからの走行距離が所定距離に達したときなどにより判定することができる。なお、コントロールユニット32が制御プログラムを実行することで、制御手段が具現化される。
図2は、コントロールユニット32において実行される制御プログラムの第1実施形態を示す。なお、かかる制御プログラムは、DPF18の再生処理が開始してから終了するまで、所定時間ごとに繰り返し実行される(以下同様)。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)では、酸素濃度センサ20から排気中の酸素濃度を読み込む。
ステップ2では、図3に示すように、酸素濃度に対応した吸気絞り弁開度が設定された制御マップを参照し、排気中の酸素濃度に応じた吸気絞り弁30の開度を演算する。ここで、制御マップとしては、酸素濃度の増加に伴って吸気絞り弁開度が略線形に減少する特性に設定すればよい。
ステップ3では、ステップ2で演算した開度に応じた制御信号をアクチュエータ28に出力し、吸気絞り弁30の開度を増減させる。
かかる排気浄化装置によれば、DPF18にPMが堆積して再生処理が開始されると、DPF18の排気下流における排気中の酸素濃度に応じて、吸気絞り弁30の開度がフィードフォワード制御される。このため、ディーゼルエンジン10の負荷が変化する過渡状態においても、DPF18に供給される排気中の酸素濃度を高応答性をもって制御可能となり、酸素不足による再生不良、酸素過多による熱害を防止することができる。
図4は、コントロールユニット32において実行される制御プログラムの第2実施形態を示す。
ステップ11では、酸素濃度センサ20から排気中の酸素濃度を読み込む。
ステップ12では、酸素濃度が目標濃度より大であるか否かを判定する。ここで、目標濃度は、DPF18に堆積したPMを焼却するのに必要な酸素濃度であって、酸素不足により再生不良とならず、かつ、酸素過多により熱害が発生しない濃度である。そして、酸素濃度が目標濃度より大であればステップ13へと進み(Yes)、アクチュエータ28に制御信号を出力して、吸気絞り弁30を所定開度閉じる。なお、所定開度は、アクチュエータ28の制御特性(例えば、最小制御単位)などを考慮して、適宜設定すればよい。一方、酸素濃度が目標濃度以下であればステップ14へと進む(No)。
ステップ14では、酸素濃度が目標濃度未満であるか否かを判定する。そして、酸素濃度が目標濃度未満であればステップ15へと進み(Yes)、アクチュエータ28に制御信号を出力して、吸気絞り弁30を所定開度開く。一方、酸素濃度が目標濃度以上、即ち、酸素濃度が目標濃度であれば処理を終了する(No)。
かかる排気浄化装置によれば、DPF18にPMが堆積して再生処理が開始されると、DPF18の排気下流における排気中の酸素濃度が目標濃度に近づくように、吸気絞り弁30の開度がフィードバック制御される。このため、DPF18に供給される排気中の酸素濃度を高精度で目標濃度に収束させることが可能となり、第1実施形態と同様に、酸素不足による再生不良、酸素過多による熱害を防止することができる。
なお、制御プログラムの第2実施形態においては、ハンティングを防止するヒステリシスを確保するために、下限値及び上限値により画定される幅を有する目標濃度を用いて、吸気絞り弁30の開度を増減制御するようにしてもよい。
本発明に係るディーゼルエンジンの排気浄化装置の全体構成図 制御プログラムの第1実施形態を示すフローチャート 制御マップの説明図 制御プログラムの第2実施形態を示すフローチャート
符号の説明
10 ディーゼルエンジン
14 排気管
18 DPF
20 酸素濃度センサ
24 吸気管
28 アクチュエータ
30 吸気絞り弁
32 コントロールユニット

Claims (4)

  1. 吸気管に配設された吸気絞り弁と、
    排気管に配設されたディーゼルパティキュレートフィルタと、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタの排気下流における排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段と、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタの再生処理が実行中のときに、前記酸素濃度検出手段により検出された酸素濃度が目標濃度に近づくように、前記吸気絞り弁の開度を増減制御する制御手段と、
    を含んで構成されたことを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置。
  2. 前記制御手段は、排気中の酸素濃度に対応した開度が設定された制御マップを参照し、前記吸気絞り弁の開度を増減制御することを特徴とする請求項1記載のディーゼルエンジンの排気浄化装置。
  3. 前記制御手段は、前記酸素濃度検出手段により検出された酸素濃度が目標濃度より大きいときに、前記吸気絞り弁を所定開度閉じる一方、該酸素濃度が目標濃度未満であるときに、前記吸気絞り弁を所定開度開くことを特徴とする請求項1記載のディーゼルエンジンの排気浄化装置。
  4. 前記目標濃度は、下限値及び上限値により画定される幅を有していることを特徴とする請求項3記載のディーゼルエンジンの排気浄化装置。
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