JP2008213952A - エレベータの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】凝着しているような接点付着粉塵を、効率良く短時間に除去するエレベータの制御装置を提供する。
【解決手段】エレベータの制御装置は、機械的な接点(9)を有する電磁接触器(10)と、接点に直列接続するブレーキコイル部(8)を有するとともに、接点が開状態になるとブレーキコイル部に流れるコイル電流が遮断されて制動力を発生し、接点が閉状態になるとコイル電流が通電されて制動力を解除するようにブレーキ手段(6)を駆動するブレーキ駆動手段(7)と、ブレーキコイル部と接点との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段(11)と、電磁接触器に接点開閉指令を出力する接点開閉指令出力手段(12)と、接点でアーク放電を発生させるような第1の電圧を直列回路の両端に印加した状態で、接点開閉指令出力手段から接点開閉指令を出力することにより接点を開閉する制御手段(15)と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】エレベータの制御装置は、機械的な接点(9)を有する電磁接触器(10)と、接点に直列接続するブレーキコイル部(8)を有するとともに、接点が開状態になるとブレーキコイル部に流れるコイル電流が遮断されて制動力を発生し、接点が閉状態になるとコイル電流が通電されて制動力を解除するようにブレーキ手段(6)を駆動するブレーキ駆動手段(7)と、ブレーキコイル部と接点との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段(11)と、電磁接触器に接点開閉指令を出力する接点開閉指令出力手段(12)と、接点でアーク放電を発生させるような第1の電圧を直列回路の両端に印加した状態で、接点開閉指令出力手段から接点開閉指令を出力することにより接点を開閉する制御手段(15)と、を備える。
【選択図】図1
Description
この発明は、エレベータの制御装置に関するものである。
エレベータの制御装置は、エレベータのかごを目的階に走行させた後に停止させるという運行動作を繰り返す中、ブレーキ手段をかご走行中には開放し、停止中には拘束する。このブレーキ手段の拘束または開放は、ブレーキコイル部に直列接続した電磁接触器の機械的な接点を開閉し、ブレーキコイル部に流れるコイル電流を遮断または通電することによって行われる。一般に、接点を開状態にしてコイル電流を遮断することでブレーキ手段は拘束され、かごを昇降駆動する巻上電動機を制動する制動力を発生する。反対に、接点を閉状態にしてコイル電流を通電することでブレーキ手段は開放され、制動力を解除する。
このブレーキ手段を長年に亘って用いると、電磁接触器の接点表面には粉塵が付着し始め、この粉塵によって接点を十分に閉じ切ることができない場合がある。このとき、コイル電流を十分に流すことができないという接点通電不良が発生するためにブレーキ手段を開放できなくなり、結果として、常に巻上電動機に制動力がかかることになり、時にはエレベータが完全に走行不可能になるということがある。
そこで、従来のエレベータの制御装置は、電磁接触器の接点の接点通電不良を検出する不良検出手段と、通電不良が発生している接点の開閉動作によらずにブレーキ手段の開放を阻止できるブレーキ開放阻止手段と、接点の通電不良を検出した場合には接点を周期的に開閉運動させる制御手段と、を備えている。そして、不良検出手段により接点の通電不良を検出した場合には、ブレーキ開放阻止手段を駆動させてエレベータのかごを安定保持しながら、通電不良が検出された接点を周期的に開閉運動させて接点同士を擦り付け振動させることにより接点表面に付着する粉塵(以下、「接点付着粉塵」と称す)を除去する接点通電不良解消動作を行っている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来のエレベータの制御装置では、接点付着粉塵を接点同士の擦り付けおよび振動によって粉塵を除去しているため、例えば、凝集しているような粉塵は容易には除去できず、粉塵を完全に除去するまでにはかなりの時間を要するという問題がある。
また、このようなブレーキ手段の拘束または開放につながる接点の周期的な開閉運動が長時間に亘ると、一般構造のブレーキ手段ではエレベータのかごがずり落ちるという問題が懸念されることから、接点の開閉動作によらずにブレーキ手段の開放を阻止できるブレーキ開放阻止手段を備えている必要がある。
また、このようなブレーキ手段の拘束または開放につながる接点の周期的な開閉運動が長時間に亘ると、一般構造のブレーキ手段ではエレベータのかごがずり落ちるという問題が懸念されることから、接点の開閉動作によらずにブレーキ手段の開放を阻止できるブレーキ開放阻止手段を備えている必要がある。
この発明の目的は、凝着しているような接点付着粉塵を、効率良く短時間に除去するエレベータの制御装置を提供することである。
この発明に係わるエレベータの制御装置は、エレベータのかごを昇降駆動する巻上電動機を制動する制動力を発生するブレーキ手段を駆動するエレベータの制御装置において、
機械的な接点を有する電磁接触器と、上記接点に直列接続するブレーキコイル部を有するとともに、上記接点が開状態になると上記ブレーキコイル部に流れるコイル電流が遮断されて制動力を発生し、上記接点が閉状態になると上記コイル電流が通電されて上記制動力を解除するように上記ブレーキ手段を駆動するブレーキ駆動手段と、上記ブレーキコイル部と上記接点との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段と、上記電磁接触器に接点開閉指令を出力する接点開閉指令出力手段と、上記接点でアーク放電を発生させるような第1の電圧を上記直列回路の両端に印加した状態で、上記接点開閉指令出力手段から上記接点開閉指令を出力することにより上記接点を開閉する制御手段と、を備える。
機械的な接点を有する電磁接触器と、上記接点に直列接続するブレーキコイル部を有するとともに、上記接点が開状態になると上記ブレーキコイル部に流れるコイル電流が遮断されて制動力を発生し、上記接点が閉状態になると上記コイル電流が通電されて上記制動力を解除するように上記ブレーキ手段を駆動するブレーキ駆動手段と、上記ブレーキコイル部と上記接点との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段と、上記電磁接触器に接点開閉指令を出力する接点開閉指令出力手段と、上記接点でアーク放電を発生させるような第1の電圧を上記直列回路の両端に印加した状態で、上記接点開閉指令出力手段から上記接点開閉指令を出力することにより上記接点を開閉する制御手段と、を備える。
この発明に係わるエレベータの制御装置の効果は、制御手段がブレーキコイル部と接点との直列回路の両端に接点でアーク放電を発生させるような第1の電圧を印加した状態で接点を開閉するので、接点の開閉時には接点でアーク放電が発生する。このアーク放電により生成する熱によって接点付着粉塵を溶融し蒸発させて除去するため、粉塵除去を効率良く短時間に行うことができることである。
図1は、この発明の実施の形態に係わるエレベータの制御装置が配置されたエレベータ装置の構成を表すブロック図である。
この発明に係わるエレベータ装置は、乗客を乗せるかご1、かご1とロープ2により繋がれた釣り合い錘3、ロープ2を巻き掛けられたシーブ4、シーブ4に動力を伝えてかご1を昇降する巻上電動機5およびエレベータの制御装置を備える。
この発明に係わるエレベータ装置は、乗客を乗せるかご1、かご1とロープ2により繋がれた釣り合い錘3、ロープ2を巻き掛けられたシーブ4、シーブ4に動力を伝えてかご1を昇降する巻上電動機5およびエレベータの制御装置を備える。
エレベータの制御装置は、かご走行時に巻上電動機5の動きを開放するとともにかご停止時に巻上電動機5の動きを制動してかご1の位置を保持するブレーキ手段6、ブレーキ手段6を駆動する駆動力をブレーキコイル部8を用いた電磁石によって発生するブレーキ駆動手段7、ブレーキコイル部8に流れるコイル電流を遮断または通電する機械的な接点9を有する電磁接触器10、および、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段11を備える。
また、エレベータの制御装置は、接点9の接点開閉指令を出力する接点開閉指令出力手段12、接点9の開閉状態を検出する接点開閉検出手段13、接点9の接点開閉指令が閉であるときに接点9の通電不良を検出する不良検出手段14、電圧印加手段11および接点開閉指令出力手段12に指令を与える制御手段15、および制御手段15に従って接点通電不良の検出回数または接点通電不良のイベント発生を報知する報知手段17を備える。
電圧印加手段11は、例えば、制御手段15で設定された設定電圧値で電圧を供給する可変電圧電源21、制御手段15からの電圧印加指令に基づいてブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に可変電圧電源21からの供給電圧の印加を切り換える半導体スイッチ22を備える。
接点開閉検出手段13は、例えば、電磁接触器10の接点9の開閉にともなってスイッチの開閉がなされるように設置された図示しない機械的なスイッチ、この機械的なスイッチの開閉状態に基づいて検出した接点9の開閉状態を示す接点開閉検出信号を出力する図示しない出力部を備える。なお、接点9の開閉状態を検出する方法としては、機械的なスイッチ以外に、ブレーキコイル部8に流れるコイル電流を測定する電流センサを用いて検出する方法であっても良い。
図2は、この発明の実施の形態に係わるエレベータの制御装置の動作の概要を示すフローチャートである。
次に、実施の形態に係わるエレベータの制御装置の動作について概要を説明するが、主として電磁接触器10の接点9に係わる動作について説明する。
エレベータの制御装置の動作としては、大きく分けると、ステップS1の通常運行サービス、ステップS3の接点通電不良検出動作、ステップS5の接点通電不良解消動作の3つである。
次に、実施の形態に係わるエレベータの制御装置の動作について概要を説明するが、主として電磁接触器10の接点9に係わる動作について説明する。
エレベータの制御装置の動作としては、大きく分けると、ステップS1の通常運行サービス、ステップS3の接点通電不良検出動作、ステップS5の接点通電不良解消動作の3つである。
ステップS1で、エレベータの通常運行サービスを実行する。このとき、制御手段15は、かご1を目的階に走行させた後に停止させる運行動作を繰り返すために、ブレーキ駆動手段7を用いて巻上電動機5を開放または拘束する。かご走行中はブレーキ手段6を開放し、停止中はブレーキ手段6を拘束するように電磁接触器10の接点9を用いてブレーキ手段6を駆動制御する。
ステップS2で、予め設定された接点通電不良検出の実行条件に従って、ステップS3の接点通電不良検出動作を実行するか、ステップS1に戻って通常運行サービスを実行するかを判断する。接点通電不良検出の実行条件としては、例えば、かご1が目的階に到着して停止する度にステップS3の接点通電不良検出動作を実行する、かご停止回数が予め設定された閾値の乗数倍になる度にステップS3の接点通電不良検出動作を実行するかなどの条件である。その他、乗客が乗っていないような深夜にだけ実行するという条件であっても良い。
ステップS3で、接点通電不良検出動作を実行する。
ステップS4で、ステップS3の接点通電不良検出動作の実行結果を受けて、接点通電不良が検出されない場合にはステップS1に戻ってエレベータの通常運行サービスを実行し、接点通電不良が検出された場合にはステップS5に進む。
ステップS5では、検出された接点通電不良を解消する接点通電不良解消動作を実行する。
ステップS6で、接点通電不良検出回数などの条件に基づいて、ステップS3の接点通電不良検出動作を繰り返し実行するか、エレベータ装置の停止に進むかを判断する。
ステップS4で、ステップS3の接点通電不良検出動作の実行結果を受けて、接点通電不良が検出されない場合にはステップS1に戻ってエレベータの通常運行サービスを実行し、接点通電不良が検出された場合にはステップS5に進む。
ステップS5では、検出された接点通電不良を解消する接点通電不良解消動作を実行する。
ステップS6で、接点通電不良検出回数などの条件に基づいて、ステップS3の接点通電不良検出動作を繰り返し実行するか、エレベータ装置の停止に進むかを判断する。
次に、主として電磁接触器10の接点9に関して、通常運行サービス、接点通電不良検出動作、接点通電不良解消動作の3つの動作について説明する。
(1)通常運行サービス
通常運行サービスのとき、エレベータのかご1を目的階に走行させることと、停止させることとを繰り返し、制御手段15は、電圧印加手段11がブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加している電圧の印加を停止してコイル電流を遮断することでブレーキ手段6を拘束することと、直列回路の両端に電圧を印加してコイル電流を通電することでブレーキ手段6を開放することとを繰り返す。
(1)通常運行サービス
通常運行サービスのとき、エレベータのかご1を目的階に走行させることと、停止させることとを繰り返し、制御手段15は、電圧印加手段11がブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加している電圧の印加を停止してコイル電流を遮断することでブレーキ手段6を拘束することと、直列回路の両端に電圧を印加してコイル電流を通電することでブレーキ手段6を開放することとを繰り返す。
図3は、通常運行サービスにおけるブレーキ関連信号のタイムチャートである。図3には、一連のシーケンスにおける、接点開閉指令出力手段12、接点開閉検出手段13および電圧印加手段11の動作を表す時間波形が示される。具体的には、(A)接点開閉指令出力手段12から電磁接触器10に出力される接点9の開閉に関する接点開閉指令、(B)接点開閉検出手段13から出力される接点9の開閉状態を示す接点開閉検出信号、(C)コイル電流を通電するためにブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段11の電圧印加タイミングを決定する電圧印加指令を示す。
接点開閉指令は、HIGHのとき閉指令、LOWのとき開指令である。また、接点開閉検出信号は、HIGHのとき接点9が閉じており、LOWのとき接点9が開いていることを示す。また、電圧印加指令は、HIGHのとき電圧を印加し、LOWのとき電圧の印加を停止することを意味する。
接点開閉指令は、HIGHのとき閉指令、LOWのとき開指令である。また、接点開閉検出信号は、HIGHのとき接点9が閉じており、LOWのとき接点9が開いていることを示す。また、電圧印加指令は、HIGHのとき電圧を印加し、LOWのとき電圧の印加を停止することを意味する。
次に、通常運行サービスのときのブレーキ手段6の詳細動作として、電磁接触器10の接点9に関する通常接点動作に主眼をおいて図3を参照して説明する。
ブレーキコイル部8にコイル電流を通電しブレーキ手段6を開放することと、コイル電流を遮断しブレーキ手段6を拘束することが前後して一連のシーケンスとして繰り返される。
ブレーキコイル部8にコイル電流を通電しブレーキ手段6を開放することと、コイル電流を遮断しブレーキ手段6を拘束することが前後して一連のシーケンスとして繰り返される。
まず、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路にコイル電流を通電し、ブレーキ手段6を開放し、巻上電動機5の動きを制動している制動力を解除する手順を説明する。
時刻T0で、接点開閉指令出力手段12は、制御手段15の指令に従って、電磁接触器10に接点9に関する閉指令を出力する。
時刻T1で、電磁接触器10は、閉指令に従って、接点9を閉鎖する。すると、接点開閉検出信号がHIGHに変化する。
時刻T2で、接点9が閉状態になっており、電圧印加手段11は、制御手段15の指令に従って、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に第1の電圧を印加する。
この手順に従うことによって、コイル電流をブレーキコイル部8に通電し、ブレーキ手段6を開放し、巻上電動機5の動きを制動している制動力を解除することができる。
時刻T0で、接点開閉指令出力手段12は、制御手段15の指令に従って、電磁接触器10に接点9に関する閉指令を出力する。
時刻T1で、電磁接触器10は、閉指令に従って、接点9を閉鎖する。すると、接点開閉検出信号がHIGHに変化する。
時刻T2で、接点9が閉状態になっており、電圧印加手段11は、制御手段15の指令に従って、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に第1の電圧を印加する。
この手順に従うことによって、コイル電流をブレーキコイル部8に通電し、ブレーキ手段6を開放し、巻上電動機5の動きを制動している制動力を解除することができる。
次に、ブレーキコイル部8に通電しているコイル電流を遮断し、ブレーキ手段6を拘束し、巻上電動機5の動きを制動する制動力を発生する手順を説明する。
時刻T3で、電圧印加手段11は、制御手段15の指令に従って、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加している電圧の印加を停止する。
時刻T4で、接点開閉指令出力手段12は、制御手段15の指令に従って、電磁接触器10に接点9に対する開指令を出力する。
時刻T5で、電磁接触器10は、開指令に従って、接点9を開放する。すると、接点開閉検出信号がLOWに変化する。
この手順に従うことによって、ブレーキコイル部8に通電しているコイル電流を遮断し、ブレーキ手段6を拘束し、巻上電動機5の動きを制動する制動力を発生することができる。
時刻T3で、電圧印加手段11は、制御手段15の指令に従って、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加している電圧の印加を停止する。
時刻T4で、接点開閉指令出力手段12は、制御手段15の指令に従って、電磁接触器10に接点9に対する開指令を出力する。
時刻T5で、電磁接触器10は、開指令に従って、接点9を開放する。すると、接点開閉検出信号がLOWに変化する。
この手順に従うことによって、ブレーキコイル部8に通電しているコイル電流を遮断し、ブレーキ手段6を拘束し、巻上電動機5の動きを制動する制動力を発生することができる。
ここで説明した、通常運行サービスにおける電磁接触器10の接点9の開閉動作と電圧印加手段11の電圧印加動作との時間的関係は、接点9の開閉時に接点9でアーク放電が発生しないように定めたものである。すなわち、アーク放電は機械的な接点9で大電流を開閉するときに発生するため、アーク放電の発生を避けるように、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に電圧を印加していない状態で、接点9を開閉する。
(2)接点通電不良検出動作
次に、接点通電不良検出動作について、図4を参照して説明する。
図4(a)は、接点正常時(接点通電不良非検出時)の電磁接触器10への接点開閉指令と電磁接触器10の接点9の開閉状態を表す接点開閉検出信号のタイムチャートである。図4(b)は、接点通電不良時の電磁接触器10への接点開閉指令と電磁接触器10の接点9の開閉状態を表す接点開閉検出信号のタイムチャートである。
図4において、(A)接点開閉指令出力手段12から電磁接触器10に出力される接点9に対する接点開閉指令、(B)接点開閉検出手段13の出力である、接点9の開閉状態を表す接点開閉検出信号である。
次に、接点通電不良検出動作について、図4を参照して説明する。
図4(a)は、接点正常時(接点通電不良非検出時)の電磁接触器10への接点開閉指令と電磁接触器10の接点9の開閉状態を表す接点開閉検出信号のタイムチャートである。図4(b)は、接点通電不良時の電磁接触器10への接点開閉指令と電磁接触器10の接点9の開閉状態を表す接点開閉検出信号のタイムチャートである。
図4において、(A)接点開閉指令出力手段12から電磁接触器10に出力される接点9に対する接点開閉指令、(B)接点開閉検出手段13の出力である、接点9の開閉状態を表す接点開閉検出信号である。
不良検出手段14により実行される接点通電不良検出の基本原理は、電磁接触器10の接点9の開閉状態が、電磁接触器10への接点開閉指令と異なることを検出することで接点通電不良検出を行うというものである。
時刻T0で、接点開閉指令出力手段12は、制御手段15の指令に従って、電磁接触器10に接点9に対する接点開閉指令をHIGHとして、閉指令を出力する。
この閉指令に対して、図4(b)に示すように、時刻T1を過ぎても接点開閉検出手段13が、接点9の機械的な閉状態を検出しない場合は、電磁接触器10に通電不良が発生したとして接点通電不良であると判断する。一方、図4(a)に示すように、閉指令に従って、時刻T1の前後で電磁接触器10の接点9が閉状態になる場合は、電磁接触器10の接点9は正常であるとして接点通電不良ではないと判断する。
この閉指令に対して、図4(b)に示すように、時刻T1を過ぎても接点開閉検出手段13が、接点9の機械的な閉状態を検出しない場合は、電磁接触器10に通電不良が発生したとして接点通電不良であると判断する。一方、図4(a)に示すように、閉指令に従って、時刻T1の前後で電磁接触器10の接点9が閉状態になる場合は、電磁接触器10の接点9は正常であるとして接点通電不良ではないと判断する。
不良検出手段14は、電磁接触器10の接点9が接点通電不良であると判断すると、制御手段15に対して接点通電不良検出信号を出力する。これを受けて、制御手段15は、接点通電不良を解消するための制御動作を行う。
(3)接点通電不良解消動作
次に、エレベータの制御装置による接点通電不良を解消するための接点通電不良解消動作について図5を参照して説明する。
図5は、接点通電不良解消動作時におけるブレーキ関連信号を示すタイムチャートである。図5において、接点通電不良解消動作のシーケンスにおける、接点開閉指令出力手段12、接点開閉検出手段13および電圧印加手段11の動作を表す時間波形である。具体的には、(A)接点開閉指令出力手段12から電磁接触器10に出力される接点9の接点開閉指令、(B)接点開閉検出手段13の出力である、接点9の開閉状態を示す接点開閉検出信号、(C)コイル電流を通電するためにブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段11の電圧印加タイミングを決定する電圧印加指令である。
次に、エレベータの制御装置による接点通電不良を解消するための接点通電不良解消動作について図5を参照して説明する。
図5は、接点通電不良解消動作時におけるブレーキ関連信号を示すタイムチャートである。図5において、接点通電不良解消動作のシーケンスにおける、接点開閉指令出力手段12、接点開閉検出手段13および電圧印加手段11の動作を表す時間波形である。具体的には、(A)接点開閉指令出力手段12から電磁接触器10に出力される接点9の接点開閉指令、(B)接点開閉検出手段13の出力である、接点9の開閉状態を示す接点開閉検出信号、(C)コイル電流を通電するためにブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段11の電圧印加タイミングを決定する電圧印加指令である。
この接点通電不良解消動作は、電磁接触器10の接点9においてアーク放電を発生し、このアーク放電により生成する熱を利用して、電磁接触器10の接点9の表面に付着する粉塵を溶融し、蒸発することで効率良く短時間に除去する。
アーク放電は、機械的な接点で大電流を開閉するときに発生する現象であるため、電磁接触器10の接点9の開閉と電圧印加手段11の電圧印加のタイミングおよび接点9による開閉電流の大きさによりアーク放電の発生のし易さが決まる。
そこで、電圧印加手段11でブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に接点9でアーク放電を発生させるような第1の電圧を印加した状態で、制御手段15からの指令に基づいて、接点開閉指令出力手段12から出力される接点開閉指令に従って電磁接触器10の接点9の開閉動作を行ってコイル電流を遮断または通電することによって接点9の開閉時に接点9でアーク放電を発生する。このアーク放電により生成する熱により電磁接触器10の接点9の表面に付着する粉塵を除去することで、粉塵を効率良く短時間に除去することができる。
しかし、アーク放電が非常に大きなエネルギーを有する場合には、却って接点9の消耗や溶着などが生じる場合があるため、接点9による開閉電流が必要以上に大きくならないように、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加する第1の電圧を制限する必要がある。つまり、接点9の表面の付着粉塵を効率良く除去できる適切な強さのアーク放電が得られる電圧値にブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加する電圧値を設定する必要がある。
しかし、アーク放電が非常に大きなエネルギーを有する場合には、却って接点9の消耗や溶着などが生じる場合があるため、接点9による開閉電流が必要以上に大きくならないように、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加する第1の電圧を制限する必要がある。つまり、接点9の表面の付着粉塵を効率良く除去できる適切な強さのアーク放電が得られる電圧値にブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加する電圧値を設定する必要がある。
上述の説明を踏まえて、接点通電不良解消動作の具体的な手順を説明する。
接点開閉指令が閉のときに、不良検出手段14が、接点9の通電不良と判断したとき、制御手段15は、次に示す接点通電不良を解消する動作を開始する。
接点開閉指令が閉のときに、不良検出手段14が、接点9の通電不良と判断したとき、制御手段15は、次に示す接点通電不良を解消する動作を開始する。
時刻T0で、電圧印加手段11は、制御手段15の指令に基づいて、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に、接点9の表面の付着粉塵を効率良く除去できる適切な強さのアーク放電が得られる所定の第1の電圧を印加する。
時刻T1で、接点開閉指令出力手段12は、電磁接触器10に接点9の接点開閉指令としての閉指令を出力する。
時刻T2で、電磁接触器10は、閉指令に応答して、接点9を閉鎖する。
時刻T1で、接点開閉指令出力手段12は、電磁接触器10に接点9の接点開閉指令としての閉指令を出力する。
時刻T2で、電磁接触器10は、閉指令に応答して、接点9を閉鎖する。
図5の時刻T2における接点開閉検出信号は、時刻T2でアーク放電が発生し、このアーク放電により電磁接触器10の接点9の表面に付着した粉塵を溶融し蒸発することにより、接点通電不良が解消されたことを示している。もし、接点通電不良が解消されなかった場合は、時刻T2以降の接点開閉検出信号はLOW(開)のままとなる。
続いて、時刻T2における接点通電不良の解消に関係なく、制御手段15の指令に基づいて、電圧印加手段11によりブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に、接点9の表面の付着粉塵を効率良く除去できる適切な強さのアーク放電が得られる所定の第1の電圧を印加したままで、時刻T3で、接点開閉指令出力手段12は、電磁接触器10に接点9の接点開閉指令としての開指令を出力する。電磁接触器10は、この開指令に応答して時刻T4で、接点9を開放する。このとき、アーク放電が発生し、もし時刻T2で接点通電不良が解消されなかった場合、このアーク放電により電磁接触器10の接点9の表面に付着した粉塵を溶融し蒸発することにより、接点通電不良が解消される場合がある。
時刻T5で、制御手段15の指令に基づいて電圧印加手段11は、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加されている第1の電圧の印加を停止する。
時刻T5で、制御手段15の指令に基づいて電圧印加手段11は、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加されている第1の電圧の印加を停止する。
次に、接点通電不良を連続して検出した場合には、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加する電圧を、以前の接点通電不良解消動作時の第1の電圧よりも高い第2の電圧に変更して、接点通電不良解消動作を再開する。
図6は、接点通電不良解消動作における初期化の手順を示す初期化ルーティンを示すフローチャートである。図7は、接点通電不良解消動作におけるメインの手順を示すメインルーティンを示すフローチャートである。
図6は、接点通電不良解消動作における初期化の手順を示す初期化ルーティンを示すフローチャートである。図7は、接点通電不良解消動作におけるメインの手順を示すメインルーティンを示すフローチャートである。
まず、初期化ルーティンの手順を説明する。
ステップS11で、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加する設定電圧値を予め定められた値とする。
ステップS12で、接点通電不良検出回数を0とする。
ステップS13で、接点通電不良検出回数の上限値を予め定められた所定の値として初期化ルーティンを終了する。
ステップS11で、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に印加する設定電圧値を予め定められた値とする。
ステップS12で、接点通電不良検出回数を0とする。
ステップS13で、接点通電不良検出回数の上限値を予め定められた所定の値として初期化ルーティンを終了する。
次に、メインルーティンの手順を説明する。
ステップS21で、不良検出手段14の結果から接点通電不良が検出されたか否かを判断し、接点通電不良が検出されないときステップS29に進み、接点通電不良が検出されたときステップS22に進む。
ステップS22で、接点通電不良検出回数をインクリメントする。
ステップS23で、接点通電不良検出回数が設定不良検出回数の上限値を超えているか否かを判断し、接点通電不良検出回数が上限値を超えているときにはステップS28に進み、接点通電不良検出回数が上限値以下のときにはステップS24に進む。
ステップS24で、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に設定電圧値の電圧を印加する。
ステップS21で、不良検出手段14の結果から接点通電不良が検出されたか否かを判断し、接点通電不良が検出されないときステップS29に進み、接点通電不良が検出されたときステップS22に進む。
ステップS22で、接点通電不良検出回数をインクリメントする。
ステップS23で、接点通電不良検出回数が設定不良検出回数の上限値を超えているか否かを判断し、接点通電不良検出回数が上限値を超えているときにはステップS28に進み、接点通電不良検出回数が上限値以下のときにはステップS24に進む。
ステップS24で、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に設定電圧値の電圧を印加する。
ステップS25で、電磁接触器10の接点9を閉じてブレーキ手段6を開放し、接点9を閉じた時点から所定の時間経過後、接点9を開きブレーキ手段6を拘束する。
ステップS26で、不良検出手段14の結果から接点通電不良が検出されたか否かを判断し、接点通電不良が検出されないときステップS29に進み、接点通電不良が検出されたときにはステップS27に進む。
ステップS27で、設定電圧値に予め定められた増分を加算して得られた値を設定電圧値として、ステップS22に戻る。このように除々に増加した電圧を印加することにより、強いアーク放電が発生するので、接点9の表面の付着粉塵を効率良く除去できる適切な強さのアーク放電を発生することができる。
ステップS28で、接点通電不良を解消することが不可能と判断しメインルーティンを終了する。
ステップS29で、通常運行サービスを実行してメインルーティンを終了する。
ステップS26で、不良検出手段14の結果から接点通電不良が検出されたか否かを判断し、接点通電不良が検出されないときステップS29に進み、接点通電不良が検出されたときにはステップS27に進む。
ステップS27で、設定電圧値に予め定められた増分を加算して得られた値を設定電圧値として、ステップS22に戻る。このように除々に増加した電圧を印加することにより、強いアーク放電が発生するので、接点9の表面の付着粉塵を効率良く除去できる適切な強さのアーク放電を発生することができる。
ステップS28で、接点通電不良を解消することが不可能と判断しメインルーティンを終了する。
ステップS29で、通常運行サービスを実行してメインルーティンを終了する。
なお、図6および図7のフローチャートに関連して説明しなかったが、報知手段17は、不良検出手段14にて接点通電不良を検出した回数や接点通電不良のイベント発生などの接点通電不良検出に関する情報を報知する。これにより、例えば、電磁接触器10の接点9の寿命に関する情報を得ることができるので、保守員が次なる適切な作業、例えば、電磁接触器10の交換や接点9のマニュアル保守などの作業を実施することができる。
この発明の実施の形態に係わるエレベータの制御装置は、不良検出手段14により接点通電不良を検出した場合には、制御手段15が、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に第1の電圧を印加した状態で、接点9を開閉するので、接点9の開閉時に接点9でアーク放電が発生する。このアーク放電による生成熱によって接点9の付着粉塵が除去されるため、従来のエレベータの制御装置と比べて、付着粉塵の除去を効率良く短時間に行うことができる。
また、アーク放電による付着粉塵の除去は短時間で終了するため、従来のエレベータの制御装置では必要不可欠であったブレーキ開放阻止手段が不要となる。
また、アーク放電による付着粉塵の除去は短時間で終了するため、従来のエレベータの制御装置では必要不可欠であったブレーキ開放阻止手段が不要となる。
なお、上述の説明では、不良検出手段14を備えたエレベータの制御装置について説明したが、不良検出手段14を備えない構成、すなわち、接点通電不良解消動作だけを実行する構成であっても良い。例えば、かご1が目的階に到着して停止する回数が予め定めた定数の乗数倍になる度に、乗客が乗っていないような深夜、月に一度などのような所定のタイミングで接点通電不良解消動作を実行する構成であっても、付着粉塵の除去を効率良く短時間に行うことができる。
また、第1の電圧を印加した後に、不良検出手段14により接点通電不良を検出した場合に、制御手段15は、ブレーキコイル部8と接点9との直列回路の両端に第1の電圧より高い第2の電圧を印加した状態で、接点9を開閉するので、この接点9の開閉時には、第1の電圧を印加した時に発生するアーク放電に比べてより強いアーク放電を発生することができる。この結果、第1の電圧を印加して接点9の開閉を繰り返す場合に比べて粉塵除去をさらに効率良く短時間に実行できる。
1 かご、2 ロープ、3 釣り合い錘、4 シーブ、5 巻上電動機、6 ブレーキ手段、7 ブレーキ駆動手段、8 ブレーキコイル部、9 接点、10 電磁接触器、11 電圧印加手段、12 接点開閉指令出力手段、13 接点開閉検出手段、14 不良検出手段、15 制御手段、17 報知手段、21 可変電圧電源、22 半導体スイッチ。
Claims (3)
- エレベータのかごを昇降駆動する巻上電動機を制動する制動力を発生するブレーキ手段を駆動するエレベータの制御装置において、
機械的な接点を有する電磁接触器と、
上記接点に直列接続するブレーキコイル部を有するとともに、上記接点が開状態になると上記ブレーキコイル部に流れるコイル電流が遮断されて制動力を発生し、上記接点が閉状態になると上記コイル電流が通電されて上記制動力を解除するように上記ブレーキ手段を駆動するブレーキ駆動手段と、
上記ブレーキコイル部と上記接点との直列回路の両端に電圧を印加する電圧印加手段と、
上記電磁接触器に接点開閉指令を出力する接点開閉指令出力手段と、
上記接点でアーク放電を発生させるような第1の電圧を上記直列回路の両端に印加した状態で、上記接点開閉指令出力手段から上記接点開閉指令を出力することにより上記接点を開閉する制御手段と、
を備えることを特徴とするエレベータの制御装置。 - 上記接点の開閉状態を検出する接点開閉検出手段と、
上記接点の開閉状態と上記接点開閉指令とに基づいて上記接点の通電不良を検出する不良検出手段と、
を備え、
上記制御手段は、上記通電不良を検出した場合に、上記第1の電圧を上記直列回路の両端に印加した状態で、上記接点開閉指令出力手段から上記接点開閉指令を出力することにより上記接点を開閉することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。 - 上記制御手段は、上記第1の電圧を印加した状態で上記接点を開放した後で上記通電不良を検出した場合に、上記第1の電圧より高い第2の電圧を上記直列回路の両端に印加した状態で、上記接点開閉指令を出力することにより上記接点を開閉することを特徴とする請求項2に記載のエレベータの制御装置。
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-
2007
- 2007-02-28 JP JP2007049404A patent/JP2008213952A/ja active Pending
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