JP2008213584A - 液体タンクの液漏れ防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体タンク内の液量、路面や走行状態によっても給液口からの液漏れが生じないような液体タンクの液漏れ防止装置を提供する。
【解決手段】内部に給液通路を構成し且つ先端に給液口(2a)が形成されているフィラーチューブ(2)を液体タンク本体(1)に設け、給液管(2)内の給液通路に開閉可能な締め切り手段(C)を設けており、その締め切り手段(C)は回動することで給液通路を開閉するバタフライ弁(5)で構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】内部に給液通路を構成し且つ先端に給液口(2a)が形成されているフィラーチューブ(2)を液体タンク本体(1)に設け、給液管(2)内の給液通路に開閉可能な締め切り手段(C)を設けており、その締め切り手段(C)は回動することで給液通路を開閉するバタフライ弁(5)で構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車の燃料タンクや尿素水タンクの様な液体タンクの給液口からの液漏れ(例えば、燃料漏れ、尿素水漏れ)を防止する液体タンクの液漏れ防止装置に関する。
図9では、自動車の液体タンクとして、自動車用燃料タンクTを示している。
係る自動車用燃料タンクTでは、タンク本体1からフィラーチューブ2(給液管)が車両の上方且つ側方に延びている。そのフィラーチューブ2の内部が給油通路を構成しており、そして、フィラーチューブ2が給油口を構成している。
フィラーチューブ2の先端は、フィラーキャップ3で蓋をして、燃料漏れを防止している。
係る自動車用燃料タンクTでは、タンク本体1からフィラーチューブ2(給液管)が車両の上方且つ側方に延びている。そのフィラーチューブ2の内部が給油通路を構成しており、そして、フィラーチューブ2が給油口を構成している。
フィラーチューブ2の先端は、フィラーキャップ3で蓋をして、燃料漏れを防止している。
しかし、フィラーキャップ3による油密が十分でないと、路面状況による走行時の油面の揺れ、あるいは遠心力などによって、給油口からの燃料漏れを生じる恐れがある。
特にトラック用の燃料タンクでは、フィラーチューブが比較的短く、満タン時、走行中に油面が大きく揺れて給油口の淵まで達して少量の燃料漏れが生じることがある。
特にトラック用の燃料タンクでは、フィラーチューブが比較的短く、満タン時、走行中に油面が大きく揺れて給油口の淵まで達して少量の燃料漏れが生じることがある。
また、図10に示すように、フィラーチューブ2内に漏斗状(逆円錐形状)のガードプレート4を設け、油面が給油口まで上昇するのを防止する従来技術も存在する。
しかし、ガードプレート4のみでは油密が充分ではない場合がある。そのため、給油口に軍手などの布を被せて、燃料漏れを防いでいるドライバーもいる。
しかし、ガードプレート4のみでは油密が充分ではない場合がある。そのため、給油口に軍手などの布を被せて、燃料漏れを防いでいるドライバーもいる。
その他の従来技術として、キャップにタンクの内外を連通する空気穴を形成し、その空気穴を閉止する弁を設けてタンク内のフロートと連結し、フロートの上昇によって空気穴を閉止する技術が提案されている(特許文献1)。
しかし、かかる技術は、上述した問題点を解決するものではない。
実開平3−40977号公報
しかし、かかる技術は、上述した問題点を解決するものではない。
本発明は、燃料タンクや尿素水タンク等の液体タンク内の液量(例えば油量、尿素水量)や、路面、走行状態にかかわらず、給液口からの液漏れを防止することが出来る液体タンクの液漏れ防止装置の提供を目的としている。
本発明の液体タンク(例えば、燃料タンクTや尿素水タンク)の液漏れ防止装置は、自動車の液体タンク給液口(例えば、燃料タンクTの給油口2a)からの液漏れ(例えば、燃料漏れ、尿素水漏れ)を防止する液体タンク(T)の液体漏れ防止装置において、内部に給液通路(例えば給油通路、尿素水供給用通路)を構成し且つ先端に給液口(2a)が形成されている給液管(フィラーチューブ2)を液体タンク本体(1)に設け、給液管(2)内の給液通路に開閉可能な締め切り手段(C)を設けており、その締め切り手段(C)は回動することで給液通路を開閉するバタフライ弁(5)で構成されていることを特徴としている(請求項1:図1〜図6)。
本発明(請求項1の発明)において、前記バタフライ弁(5)を回動する軸(5a)の一端を給液管(2)外に延長し、延長された軸(5a)にアーム(6)を取り付け、該アーム(6)は手動操作によってバタフライ弁(5)の軸(5a)を回動する様に構成されているのが好ましい(請求項2:図2〜図5)。
また、前記バタフライ弁(5)を回動する軸(5a)の一端を給液管(2)外に延長し、延長された軸(5a)にアーム(6A)を取り付け、エアによって伸縮作動をするエアシリンダ(12)を設け、リンク(13)を介してエアシリング(12)をアーム(6A)に連結するのが好ましい(請求項3:図6)。
ここで、エアソースから電磁弁(14)を介して、前記エアシリンダ(12)へ空気を供給し、遮断するのが望ましく、その電磁弁(14)には、運転席に設けたスイッチ(16)から信号伝達ライン(LS)が配線されており、以って、運転席に設けたスイッチ(6)によりバタフライ弁(5)の開閉操作を行うように構成するのが望ましい。
また、本発明の液体タンクの液漏れ防止装置は、自動車の液体タンク給液口からの液漏れを防止する液体タンクの液漏れ防止装置において、内部に給液通路を構成し且つ先端に給液口(2a)が形成されている給液管(2)を液体タンク本体(1)に設け、給液管(2)内の給液通路に漏斗状のガードプレート(4)を設け、そのガードプレートの穴部(4a)の開閉を行う締め切り手段(C1)を設けており、その締め切り手段(C1)は給液通路に直交するクランク状軸(23)とその軸(23)を回動することで給液通路に沿って移動する弁体(21)により構成されていることを特徴としている(請求項4:図7、図8)。
そして、本発明(請求項4の発明)において、前記クランク状軸(23)の一端を給液管(2)外に延長し、延長されたクランク状軸(23)にアーム(6)を取り付け、該アーム(6)は手動操作によって前記クランク状軸(23)を回動する様に構成されているのが好ましい(請求項5)。
または、前記クランク状軸(23)の一端を給液管(2)外に延長し、延長されたクランク状軸(23)にアーム(6A)を取り付け、エアによって伸縮作動をするエアシリンダ(12)を設け、リンク(13)を介してエアシリング(12)をアーム(6A)に連結するのが好ましい(請求項6)。
本発明(請求項1〜6の何れか1項の発明)に係る液体タンクの液漏れ防止装置において、前記液体タンクは燃料タンク(T)であるのが好ましい(請求項7)。
或いは、本発明(請求項1〜6の何れか1項の発明)に係る液体タンクの液漏れ防止装置において、前記液体タンクは尿素水タンクであるのが好ましい(請求項8)。
本発明の作用効果を以下に列挙する。
(1) 給液時以外(例えば、走行時)には、締め切り手段(C、C1)が常に給液管(2)内の給液通路を閉鎖する様に機能し、タンク(T)内の液体が給液口へ上昇するのを遮断するので、過酷な走行条件、例えば、悪路による液面の振動や遠心力による偏りが生じるような状態になったとしても、給液口(2a)から液体が漏出することがない。
(2) 締め切り手段(C、C1)は、給液通路を開放する状態にすることが出来るので、(燃料や尿素水等の)給液作業を妨げることがない。
(3) 給液口から液体が漏出しないので、液体(燃料や尿素水等)の消費量の低減が図れ、液体タンク(T)周辺の汚れが防止される。
(4) 満タン時の液体漏れの配慮や、キャップ(3)の密封性劣化等による液漏れの配慮を必要としない。
(5) 上記の締め切り手段(C、C1)は、バタフライ弁(5)などによる簡易な構成とすることが出来て、操作も簡単である。
(6) 上記の締め切り手段(C、C1)を、エアシリンダ(12)により駆動する場合は、運転席(におけるスイッチ16)から操作することができる。
(1) 給液時以外(例えば、走行時)には、締め切り手段(C、C1)が常に給液管(2)内の給液通路を閉鎖する様に機能し、タンク(T)内の液体が給液口へ上昇するのを遮断するので、過酷な走行条件、例えば、悪路による液面の振動や遠心力による偏りが生じるような状態になったとしても、給液口(2a)から液体が漏出することがない。
(2) 締め切り手段(C、C1)は、給液通路を開放する状態にすることが出来るので、(燃料や尿素水等の)給液作業を妨げることがない。
(3) 給液口から液体が漏出しないので、液体(燃料や尿素水等)の消費量の低減が図れ、液体タンク(T)周辺の汚れが防止される。
(4) 満タン時の液体漏れの配慮や、キャップ(3)の密封性劣化等による液漏れの配慮を必要としない。
(5) 上記の締め切り手段(C、C1)は、バタフライ弁(5)などによる簡易な構成とすることが出来て、操作も簡単である。
(6) 上記の締め切り手段(C、C1)を、エアシリンダ(12)により駆動する場合は、運転席(におけるスイッチ16)から操作することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
なお、図9、10で説明した従来技術と同様の部品には、同じ符号を付して重複した説明は省略する。
なお、図9、10で説明した従来技術と同様の部品には、同じ符号を付して重複した説明は省略する。
図1において、トラックのフレームFに取り付けられて車両の側方方向に延びるブラケットB上に、燃料タンクT(液体タンク)が載置され、固定されている。そして、タンク本体1から車両の側部方向および上方に向けて、フィラーチューブ2(給液管)が突設されており、フィラーチューブ2の先端には給油口2a(給液口)が形成され、フィラーチューブ2の内部は給油通路(給液通路)となっている。
なお、図における符号Cは締め切り手段(詳細は後述)を示しており、符号3はフィラーキャップである。
なお、図における符号Cは締め切り手段(詳細は後述)を示しており、符号3はフィラーキャップである。
以下、図2〜図5を参照して、前記締め切り手段Cを説明する。
フィラーチューブ2内に設けられたガードプレート4の下方において、給油時に挿入される給油ノズルとは干渉しない位置には、バタフライ弁5が設けられている。このバタフライ弁5は、回動することにより、フィラーチューブ2内の給油通路を開閉する。
なお、明確には図示されていないが、バタフライ弁5の弁板外周部には、フィラーチューブ2内周面との当たりを緩衝するため、樹脂製あるいはゴム製のガード部材を設けてもよい。
フィラーチューブ2内に設けられたガードプレート4の下方において、給油時に挿入される給油ノズルとは干渉しない位置には、バタフライ弁5が設けられている。このバタフライ弁5は、回動することにより、フィラーチューブ2内の給油通路を開閉する。
なお、明確には図示されていないが、バタフライ弁5の弁板外周部には、フィラーチューブ2内周面との当たりを緩衝するため、樹脂製あるいはゴム製のガード部材を設けてもよい。
バタフライ弁の軸5aの一端は、フィラーチューブ2に設けられた軸受7を貫通している。軸受7を貫通した軸5aには作動アーム6が取り付けられており、その作動アーム6は、先端部が折り曲げ可能で収納できるように構成されている。
図2は作動アーム6の先端部を折り曲げた状態を示し、図3は作動アーム6の先端部を伸長した状態を示している。そして、図2の矢印R1は作動アーム6を伸長させる操作方向を示しており、図3の矢印R2は作動アーム6を折り曲げる操作方向を示している。
図2は作動アーム6の先端部を折り曲げた状態を示し、図3は作動アーム6の先端部を伸長した状態を示している。そして、図2の矢印R1は作動アーム6を伸長させる操作方向を示しており、図3の矢印R2は作動アーム6を折り曲げる操作方向を示している。
明確には図示されていないが、バタフライ弁5を開位置および閉位置において保持する係止手段が、フィラーチューブ2の内壁面に設けられている。この係止手段については、公知技術をそのまま適用すれば良い。
図2で示すように、給油をしていない状態においては、バタフライ弁5を閉位置に保持して、作動アーム6先端部を折り曲げて収納している。
給油時には図3で示すように作動アーム6を起こし(図2の矢印R1)、軸5aを回動してバタフライ弁5を開位置に移動し(図4)、給油を行う(図5)。
そして、給油終了後は、作動アーム6によって軸5aを回転し、バタフライ弁を図2および図3で示す閉位置に戻す。そして、作動アーム6を折り曲げて(図3の矢印R2)、収納する(図2)。
給油時には図3で示すように作動アーム6を起こし(図2の矢印R1)、軸5aを回動してバタフライ弁5を開位置に移動し(図4)、給油を行う(図5)。
そして、給油終了後は、作動アーム6によって軸5aを回転し、バタフライ弁を図2および図3で示す閉位置に戻す。そして、作動アーム6を折り曲げて(図3の矢印R2)、収納する(図2)。
このように、図1〜図5の第1実施形態によれば、走行時(給油をしていない状態)には、図2で示すように、フィラーチューブ2内のバタフライ弁5は閉位置に保持されており、バタフライ弁5によりタンクT内の燃料が給油口まで上昇するのが阻止される。そのため、給油口に軍手などの布を被せなくても、燃料漏れが防止される。
給油時には、図4、図5で示すように、バタフライ弁5は開位置に保持されるので、給油作業を妨げてしまうことはない。
給油時には、図4、図5で示すように、バタフライ弁5は開位置に保持されるので、給油作業を妨げてしまうことはない。
図6は、本発明の第2実施形態を示す。
図1〜図5の第1実施形態では、バタフライ弁5の作動は手動により行われる。それに対して、図6の第2実施形態では、バタフライ弁5の作動を動力駆動としている。
以下、図6を参照して、主として図1〜図5の第1実施形態とは相違している部分について説明する。
図1〜図5の第1実施形態では、バタフライ弁5の作動は手動により行われる。それに対して、図6の第2実施形態では、バタフライ弁5の作動を動力駆動としている。
以下、図6を参照して、主として図1〜図5の第1実施形態とは相違している部分について説明する。
一端がフレームFに取り付けられたブラケット11には、エアシリンダ12が取り付けられている。
フィラーチューブ2に収容されているバタフライ弁5(図6では図示せず)の軸5aは、ブラケット11の先端部を貫通している。ブラケット11を貫通している軸5aには、作動アーム6Aが取り付けられている。
フィラーチューブ2に収容されているバタフライ弁5(図6では図示せず)の軸5aは、ブラケット11の先端部を貫通している。ブラケット11を貫通している軸5aには、作動アーム6Aが取り付けられている。
前記エアシリンダ12にはリンク13が連結しており、リンク13には作動アーム6Aが連結されている。また、作動アーム6Aにはスプリング32の一端が取り付けられており、スプリング32の他端はエアシリンダ12の端面に取り付けられている。そして、スプリング32は、収縮方向へ付勢されている。
エアシリンダ12が伸長すると、作動アーム6Aは矢印R3方向へ回動する。一方、エアシリンダ12が収縮すると、スプリング32の弾性収縮力も作用するため、作動アーム6Aは矢印R3の反対方向へ回動する。そして、作動アーム6Aの矢印R3方向の回動と、矢印R3の反対方向への回動により、バタフライ弁5の開閉が行われる。
エアシリンダ12が伸長すると、作動アーム6Aは矢印R3方向へ回動する。一方、エアシリンダ12が収縮すると、スプリング32の弾性収縮力も作用するため、作動アーム6Aは矢印R3の反対方向へ回動する。そして、作動アーム6Aの矢印R3方向の回動と、矢印R3の反対方向への回動により、バタフライ弁5の開閉が行われる。
エアシリンダ12を作動するエアは、電磁弁14を介装した配管17から供給されている。そして、電磁弁14には、運転席に設けられたスイッチ16から信号伝達ラインLSが配線されている。
運転席でスイッチ16を操作すれば、その操作信号が信号伝達ラインLSを経由して電磁弁14に伝達され、エアシリンダ12が作動して、バタフライ弁5が開閉されるのである。
運転席でスイッチ16を操作すれば、その操作信号が信号伝達ラインLSを経由して電磁弁14に伝達され、エアシリンダ12が作動して、バタフライ弁5が開閉されるのである。
図6の第2実施形態においても、図2〜図5を参照して上述したのと同様に、走行時にはバタフライ弁5が閉じて、燃料漏れ防止が図られる。そして、給油に際しては、バタフライ弁5を開位置に移動すれば、給油作業が妨げられることはない。
そして、図6の第2実施形態によれば、バタフライ弁5の開閉操作を、運転席のスイッチ16を操作することで行うことが出来る。すなわち、給油の際に、ドライバーが運転席から降りて、燃料タンクT近傍まで移動して、バタフライ弁5の開閉を行う必要がなくなる。
図6の第2実施形態におけるその他の構成および作用効果は、図1〜図5の第1実施形態と同様である。
そして、図6の第2実施形態によれば、バタフライ弁5の開閉操作を、運転席のスイッチ16を操作することで行うことが出来る。すなわち、給油の際に、ドライバーが運転席から降りて、燃料タンクT近傍まで移動して、バタフライ弁5の開閉を行う必要がなくなる。
図6の第2実施形態におけるその他の構成および作用効果は、図1〜図5の第1実施形態と同様である。
図7および図8は、第3実施形態を示す。
図7及び図8の第3実施形態においては、図1〜図6の実施形態で用いられたバタフライ弁5に代えて、別のタイプの締め切り手段C1を設けている。そして、当該締め切り手段C1は、フィラーチューブ2内に設けられている漏斗状のガードプレート4において、その中央部に形成された穴部4aを開閉する様に構成されている。
図7及び図8の第3実施形態においては、図1〜図6の実施形態で用いられたバタフライ弁5に代えて、別のタイプの締め切り手段C1を設けている。そして、当該締め切り手段C1は、フィラーチューブ2内に設けられている漏斗状のガードプレート4において、その中央部に形成された穴部4aを開閉する様に構成されている。
図7および図8において、締め切り手段C1は、フィラーチューブ2内において、ガードプレート4下方の位置に設けられた弁体21を有している。
この弁体21は、フィラーチューブ2内周に沿って、上下方向に摺動可能に構成されている。
この弁体21は、フィラーチューブ2内周に沿って、上下方向に摺動可能に構成されている。
弁体21は、図7で示す(弁体21の)上昇時(閉鎖時)には、弁体21がガードプレート穴部4aを閉塞する様に構成されている。
そして、弁体21の周縁部には開口が形成されており、図8で示す(弁体21の)下降時(開放時)には、弁体21の周縁部に形成された開口が給油通路となる様に構成されている。
そして、弁体21の周縁部には開口が形成されており、図8で示す(弁体21の)下降時(開放時)には、弁体21の周縁部に形成された開口が給油通路となる様に構成されている。
さらに弁体21の下方には、フィラーチューブ2を直交するクランク状軸23が設けられている。このクランク軸23は、連結部材22を介して前記弁体21と連結しており、軸23を回動することにより、弁体21を上下動せしめる。
換言すれば、クランク軸23を回動することにより、弁体21は、ガードプレート穴部4aを閉鎖する上方位置と、ガードプレート穴部4aを開放する下方位置とを移動するのである。
換言すれば、クランク軸23を回動することにより、弁体21は、ガードプレート穴部4aを閉鎖する上方位置と、ガードプレート穴部4aを開放する下方位置とを移動するのである。
図7、図8において、クランク軸23の端部には、作動アーム6が取り付けられている。
作動アーム6の回動については、図1〜図5と同様に手動操作としても良いし、あるいは、図6の第2実施形態と同様にエアシリンダによる作動としてもよい。
作動アーム6の回動については、図1〜図5と同様に手動操作としても良いし、あるいは、図6の第2実施形態と同様にエアシリンダによる作動としてもよい。
図7、図8の第3実施形態によれば、走行時(給油していない場合)には弁体21を上方位置に保持して、ガードプレート穴部4aを閉鎖して、燃料漏れを防止することが出来る。そして、給油に際しては、弁体21を下方位置に移動して、ガードプレート穴部4aを開放して、給油作業が妨げられることを防止する。
図7、図8の第3実施形態におけるその他の構成および作用効果は、図1〜図6の実施形態と同様である。
図7、図8の第3実施形態におけるその他の構成および作用効果は、図1〜図6の実施形態と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
例えば、図示の実施形態では、液体タンクが燃料タンクTである場合を説明しているが、尿素水タンク等が液体タンクであっても良い。尿素水タンクの場合であっても、燃料タンクTに対する図示の実施形態が、同様に適用される。
例えば、図示の実施形態では、液体タンクが燃料タンクTである場合を説明しているが、尿素水タンク等が液体タンクであっても良い。尿素水タンクの場合であっても、燃料タンクTに対する図示の実施形態が、同様に適用される。
1・・・燃料タンク本体
2・・・フィラーチューブ
3・・・フィラーキャップ
5・・・バタフライ弁
6、6A・・・アーム
11・・・(エアシリンダ)ブラケット
12・・・エアシリンダ
13・・・リンク
14・・・電磁弁
2・・・フィラーチューブ
3・・・フィラーキャップ
5・・・バタフライ弁
6、6A・・・アーム
11・・・(エアシリンダ)ブラケット
12・・・エアシリンダ
13・・・リンク
14・・・電磁弁
Claims (8)
- 自動車の液体タンク給液口からの液漏れを防止する液体タンクの液漏れ防止装置において、内部に液体通路を構成し且つ先端に給液口が形成されている給液管を液体タンク本体に設け、給液管内の給液通路に開閉可能な締め切り手段を設けており、その締め切り手段は回動することで給液通路を開閉するバタフライ弁で構成されていることを特徴とする液体タンクの液漏れ防止装置。
- 前記バタフライ弁を回動する軸の一端を給液管外に延長し、延長された軸にアームを取り付け、該アームは手動操作によってバタフライ弁の軸を回動する様に構成されている請求項1の液体タンクの液漏れ防止装置。
- 前記バタフライ弁を回動する軸の一端を給液管外に延長し、延長された軸にアームを取り付け、エアによって伸縮作動をするエアシリンダを設け、リンクを介してエアシリングをアームに連結する請求項1の液体タンクの液漏れ防止装置。
- 自動車の液体タンク給液口からの液漏れを防止する液体タンクの液漏れ防止装置において、内部に給液通路を構成し且つ先端に給液口が形成されている給液管を液体タンク本体に設け、給液管内の給液通路に漏斗状のガードプレートを設け、そのガードプレートの穴部の開閉を行う締め切り手段を設けており、その締め切り手段は給液通路に直交するクランク状軸とその軸を回動することで給液通路に沿って移動する弁体により構成されていることを特徴とする液体タンクの液漏れ防止装置。
- 前記クランク状軸の一端を給液管外に延長し、延長されたクランク状軸にアームを取り付け、該アームは手動操作によって前記クランク状軸を回動する様に構成されている請求項4の液体タンクの液漏れ防止装置。
- 前記クランク状軸の一端を給液管外に延長し、延長されたクランク状軸にアームを取り付け、エアによって伸縮作動をするエアシリンダを設け、リンクを介してエアシリングをアームに連結する請求項4の液体タンクの液漏れ防止装置。
- 前記液体タンクは燃料タンクである請求項1〜6の何れか1項の液体タンクの液漏れ防止装置。
- 前記液体タンクは尿素水タンクである請求項1〜6の何れか1項の液体タンクの液漏れ防止装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009108850A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-21 | Mazda Motor Corp | 車両の排気浄化装置配設構造 |
KR101567229B1 (ko) | 2014-07-07 | 2015-11-09 | 현대자동차주식회사 | 요소수 오버플로우 방지타입 요소수 필러 넥 및 요소수 탱크, 실외형 필러넥을 갖춘 요소수 후처리 시스템 |
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2007
- 2007-03-01 JP JP2007051591A patent/JP2008213584A/ja active Pending
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