JP2008213386A - 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法および流体供給装置 - Google Patents
流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法および流体供給装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】電源オフ指令を受けると、装置電源を落とす前に強制加圧処理が実行される。このため、電源が落とされて記録ヘッド5へのインク供給が停止される間も、供給チューブ231〜236内が加圧状態に維持され、外部からの供給チューブ231〜236への空気混入が防止される。また、供給チューブ231〜236のインクパック側に開閉弁241〜246がそれぞれ設けられ、インクの流通/遮断が切替可能となっている。そして、電源オフ状態(記録ヘッド5へのインク供給が停止される間)、開閉弁241〜246はインクパック221〜226からの流体の流出を規制している。
【選択図】図2
Description
Luminescence)ディスプレー、或いはFED(面発光ディスプレー)等のディスプレー製造装置においては、色材や電極等の液体状の各種材料を、画素形成領域や電極形成領域等に対して吐出するためのものとして、流体噴射装置が用いられている。
このキャッピング機構12は、記録ヘッド5のノズル形成面に当接し得るトレイ状のキャップ部材12Aを有している。そして、キャッピング機構12では、キャップ部材12A内の空間が封止空部として機能し、この封止空部内に記録ヘッド5のノズル開口(図示省略)を臨ませた状態でノズル形成面に密着可能に構成されている。また、このキャッピング機構12には、吸引ポンプを有するポンプユニット(図示省略)が接続されており、このポンプユニットの作動によって封止空部内を負圧化することができる。そして、ノズル形成面への密着状態でポンプユニットを作動し、封止空部(密閉空間)内を負圧化すると、ノズル開口から記録ヘッド5内のインクが吸引されてキャップ部材12Aの封止空部内に排出されるようになっている。つまり、このキャッピング機構12は、記録ヘッド5内(インク流路内)に記録動作時の数倍の流速でインク流を発生させてインクや気泡を強制的に吸引排出するクリーニング動作を行う構成となっている。また、上記ホームポジションに隣接する筐体2の一方側(図1の右手側)には、2種類のインクカートリッジ20A、20Bを着脱可能に搭載するカートリッジホルダ13が設けられている。
図4は強制加圧処理の第1実施形態を示すフローチャートである。また、図5は図4の強制加圧処理を示す模式図である。この第1実施形態では、プリンタ1の電源が落とされるときに電源オフに先立って強制加圧処理を行うものである。なお、図5では、ブラックインクに対する強制加圧処理を例示的に図示しているが、他のインク色についても基本的に同一である。
図6は強制加圧処理の第2実施形態を示すフローチャートである。この第2実施形態が第1実施形態と大きく相違する点は強制加圧処理(リフレッシュ動作)の実行頻度である。すなわち、第1実施形態では電源オフ指示毎に強制加圧処理を実行しているのに対し、第2実施形態では前回の強制加圧処理から経過している時間を考慮して強制加圧処理を実行する。より具体的には、第2実施形態では不揮発性のRAM33に前回の強制加圧処理からの経過時間を記憶するメモリ領域が設けられている。そして、電源オフ状態においても内部クロック(図示省略)に基づき上記経過時間が計時されている。また、同図に示すように、ステップS1で電源オフ指示が確認されると、CPU31は上記経過時間をRAM33から読み出す(ステップS8)。さらに、CPU31は読み出した経過時間が所定値以上となっているか否か、つまり前回の強制加圧処理から比較的時間が経過しているか否かを判断している(ステップS9)。
ところで、上記第1および第2実施形態では、電源オフ指示をトリガーとして強制加圧処理を行っているが、電源オフ後においても定期的に強制加圧処理(リフレッシュ動作)を実行してもよい。つまり、前回の強制加圧処理を実行してからの経過時間が所定値以上となっていることをトリガーとして強制加圧処理を実行するように構成してもよい。以下、図7および図8を参照しつつ第3実施形態について説明する。
図8は本発明の流体噴射装置の第4実施形態を示す図である。また、図9は図8に示すプリンタの電気的構成の概略を示すブロック図である。このプリンタ1が上記第1ないし第3実施形態と大きく相違する点はインクパックを押圧する構成(加圧手段)である。すなわち、第1ないし第3実施形態では加圧ポンプ17から圧縮空気をカートリッジ20A、20Bに圧送しているが、第4実施形態では予め圧縮空気をカートリッジ20A、20Bに封止し、該圧縮空気によりインクパックを押圧している。このため、第4実施形態では、インクパックが常時加圧されており、圧縮空気を封止したカートリッジ20A、20Bが本発明の「加圧手段」に相当している。なお、その他の構成は基本的に第1実施形態のそれと同一であるため、同一または相当符号を付して構成の説明は省略する。
Claims (10)
- 流体を貯留する流体貯留部材と、
前記流体貯留部材から供給される流体を噴射する流体噴射ヘッドと、
前記流体貯留部材と前記流体噴射ヘッドとを相互に接続して前記流体貯留部材から前記流体噴射ヘッドへの流体の供給通路を形成する供給チューブと、
前記供給チューブの前記供給通路に設けられて流体の流通/遮断を切り替える弁と、
前記流体貯留部材内の圧力を高める加圧手段と、
装置各部を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記流体噴射ヘッドへの流体供給が停止されている間、前記流体貯留部材からの流体の流出を前記弁により規制しながら前記供給チューブ内を加圧状態に維持することを特徴とする流体噴射装置。 - 前記流体噴射ヘッドへの流体供給が停止されている間、前記加圧手段による前記流体貯留部材内の加圧が停止される請求項1記載の流体噴射装置であって、
電源オフ指示を受け付ける操作部をさらに備え、
前記制御手段は、
前記操作部を介して前記電源オフ指示が入力されると、前記加圧を実行させ、
さらに前記加圧に対応して前記流体貯留部材内の流体が前記弁を介して前記供給チューブに圧送されて前記供給チューブ内が前記加圧状態になった後に、前記加圧を停止させるとともに装置の電源を落とす流体噴射装置。 - 前記弁は前記制御手段からの開閉指令に応じて開閉して流体の流通/遮断を切り替える弁であり、
前記制御手段は、前記電源オフ指示に応じた前記加圧に対応して前記弁を開いて前記供給チューブに流体を圧送する一方、前記加圧の停止に対応して前記弁を閉じる請求項2記載の流体噴射装置。 - 前記弁は、前記流体貯留部材内の圧力が前記供給チューブ内の圧力よりも高いときに、前記流体貯留部材から前記供給チューブに流体を流入させる逆止弁である請求項2または3記載の流体噴射装置。
- 前記流体噴射ヘッドへの流体供給が停止されている間、前記加圧手段により前記流体貯留部材を押圧する押圧動作が停止される請求項1記載の流体噴射装置であって、
前記弁は前記制御手段からの開閉指令に応じて開閉して流体の流通/遮断を切り替える弁であり、
前記制御手段は、所定時間ごとに前記加圧を実行するとともに、前記加圧に対応して前記弁を開くことで前記供給チューブに流体を圧送して前記供給チューブ内を前記加圧状態にした後、該加圧を停止させるとともに該加圧の停止に対応して前記弁を閉じる流体噴射装置。 - 前記流体噴射ヘッドへの流体供給が停止されている間、前記加圧手段による前記流体貯留部材内の加圧が停止される請求項1記載の流体噴射装置であって、
前記弁は、前記流体貯留部材内の圧力が前記供給チューブ内の圧力よりも高いときに、前記流体貯留部材から前記供給チューブに流体を流入させる逆止弁であり、
前記制御手段は、所定時間ごとに前記加圧を一時的に実行することで前記供給チューブに流体を圧送して前記供給チューブ内を前記加圧状態にする流体噴射装置。 - 前記加圧手段により前記流体貯留部材が常時加圧される請求項1記載の流体噴射装置であって、
電源オフ指示を受け付ける操作部をさらに備え、
前記弁は前記制御手段からの開閉指令に応じて開閉して流体の流通/遮断を切り替える弁であり、
前記制御手段は、
前記流体噴射ヘッドへの流体供給が停止されている間、前記弁を閉じて前記流体貯留部材からの流体の流出を規制する規制状態に維持する一方、
前記操作部を介して前記電源オフ指示が入力されると、前記弁を一時的に開くことで前記供給チューブに流体を圧送して前記供給チューブ内が前記加圧状態になると前記弁を閉じて前記規制状態に戻した後に装置の電源を落とす流体噴射装置。 - 前記加圧手段により前記流体貯留部材が常時加圧される請求項1記載の流体噴射装置であって、
前記弁は前記制御手段からの開閉指令に応じて開閉して流体の流通/遮断を切り替える弁であり、
前記制御手段は、
前記流体噴射ヘッドへの流体供給が停止されている間、前記弁を閉じて前記流体貯留部材からの流体の流出を規制する規制状態に維持する一方、
所定時間ごとに前記弁を一時的に開くことで前記供給チューブに流体を圧送して前記供給チューブ内が前記加圧状態になると前記弁を閉じて前記規制状態に戻す流体噴射装置。 - 流体貯留部材と流体噴射ヘッドとを供給チューブで接続し、前記供給チューブにより形成される供給通路を介して前記流体貯留部材から前記流体噴射ヘッドに流体を供給する流体噴射装置の制御方法であって、
前記流体噴射ヘッドに流体を供給する際には、前記流体貯留部材を加圧して前記流体貯留部材内の圧力を高めるとともに、前記供給チューブの前記供給通路に設けられた弁および前記供給チューブを介して流体を前記流体噴射ヘッドに圧送する一方、
前記流体噴射ヘッドへの流体供給が停止されている間、前記流体貯留部材からの流体の流出を前記弁により規制しながら前記供給チューブ内を加圧状態に維持することを特徴とする流体噴射装置の制御方法。 - 流体噴射ヘッドに流体を供給する流体供給装置であって、
流体を貯留する流体貯留部材と、
前記流体貯留部材と前記流体噴射ヘッドとを相互に接続して前記流体貯留部材から前記流体噴射ヘッドへの流体の供給通路を形成する供給チューブと、
前記供給チューブの前記供給通路に設けられて流体の流通/遮断を切り替える弁と、
前記流体貯留部材内の圧力を高める加圧手段と、
装置各部を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記流体噴射ヘッドへの流体供給が停止されている間、前記流体貯留部材からの流体の流出を前記弁により規制しながら前記供給チューブ内を加圧状態に維持することを特徴とする流体供給装置。
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