JP2008212434A - カテーテル固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】カテーテルをいったん留置した後に回転方向または進退方向に移動させることによる体内でのカテーテル先端位置の調整が簡便に行え、小形で、しかもMRIなどの強力な磁場領域での測定の際に取り外す必要のないカテーテル固定具を提供する。
【解決手段】カテーテル1よりも低硬度の樹脂にて形成され長手方向のスリットを有する円筒状の保持具11と、保持具11を外周より押圧してその内腔に挿通されたカテーテル1を固定する樹脂製のクリップ16とを備える。クリップ16のインナーホルダー17は、アウターハウジング18との嵌合が解除されているときには、保持具11に被せることができる大きさの内径を有する。クリップ16を保持具11に被せてインナーホルダー17とアウターハウジング18とを嵌合させたときに、アウターハウジング18によってインナーホルダー17の内径を縮小させることで、保持具11を挟持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療分野で利用されるカテーテル固定具に関するものであり、詳しくは、カテーテルを皮膚に固定する際に用いられるカテーテル固定具に関するものである。
カテーテルを患者の皮膚に固定する手段としては、(1)カテーテルの体外部を粘着テープで皮膚に固定する方法、(2)カテーテルの体外部を直接縫合糸で皮膚に固定する方法、(3)カテーテルの体外部に設けられた縫合糸固定部を介して縫合糸で皮膚に固定する方法、(4)皮下トンネルを作製して外面にカフのついたカテーテルを挿入しカフと皮下組織とを癒着させる方法等がある。このうち、
(1)の方法は、カテーテルを簡便に固定できるが、元来固定力が弱く、患者の汗や体液や消毒剤が、皮膚、カテーテル、粘着テープ等に付着すると、固定力が大幅に低下する危険性がある。
(2)の方法は、カテーテルを直接縫合糸で縛るのでカテーテルが傷つき易く、キンクや漏れが生じやすく、最悪の場合には切断が発生する可能性がある。
(3)の方法は、(2)の方法を改良したもので、最も普及している。ところで、カテーテルは、流量低下などのトラブルの際に、回転方向または進退方向にある程度移動させて調整を行いたい場合がある。さらに、透析等の体外循環用カテーテルでは、留置される血管の位置によっては血流不足を生じ易く、このため頻繁なカテーテルの位置移動を余儀なくされる場合が多い。しかし、(3)の方法のようにカテーテルをいったん留置固定してしまうと、上記のようにカテーテルを移動させたい場合や移動を余儀なくされる場合には、皮膚に固定した縫合糸をその度毎に切断しなければならないうえに、移動後に再度縫合しなければならず、このため医師や患者に負担を強いることがある。
これらの問題を解決するために(3)の応用法として、カテーテルの回転のみが可能なカテーテル固定具や、さらにはクリップ等によって固定することで、その固定状態を解除可能とすることにより、カテーテルの回転、進退が可能な固定具が開発されている(特許文献1)。この特許文献1のものは、底面に軸方向にスリットが形成された円筒状の軟質樹脂製の保持具を、金属製のΩ形のバネである挟着部材にて挟持することにより、カテーテルを固定するものである。
しかし、金属製のクリップであると、MRI(核磁気共鳴診断装置)など磁場領域下で測定する画像診断法を利用する場合には取り外すことが必要となり、臨床上の使用において問題がある。その対策としてΩ形のバネを樹脂で形成しようとすると、一般的な樹脂の強度で金属と同等の挟持力を得るためには大型化することが必要となり、このため実際の使用には大きすぎて支障が生じる問題がある。
この対策として、カテーテル保持具と保持具のカバーとが一体構造になった樹脂製の固定具が開発されている(特許文献2、3)。しかし、保持具の外径よりやや小さいカバー等で保持具を圧縮押圧するため、一度留置固定してしまうと、回転方向または進退方向の移動による血管内のカテーテル先端の位置調整が容易には行えない問題がある。
特開平9−75463号公報 特開2002−360705号公報 特開2003−154012号公報
本発明は、カテーテルを皮膚に固定するための固定具であって、カテーテルをいったん留置した後に回転方向または進退方向に移動させることによる体内でのカテーテル先端位置の調整が簡便に行え、小形で、しかもMRIなどの強力な磁場領域での測定の際に取り外す必要のないカテーテル固定具を提供することを目的とするものである。
本発明の、管状の留置カテーテルを固定するための固定具は、カテーテルよりも低硬度の樹脂にて形成され長手方向のスリットを有する円筒状の保持具と、この保持具を外周より押圧して保持具の内腔に挿通されたカテーテルを固定する樹脂製のクリップとを備え、このクリップはインナーホルダーとアウターハウジングとが互いに嵌合および嵌合解除可能とされており、インナーホルダーは、アウターハウジングとの嵌合が解除されているときには、その内径が、このインナーホルダーを保持具に被せることができる大きさであり、前記固定具は、クリップを保持具に被せてインナーホルダーとアウターハウジングとを嵌合させたときにアウターハウジングによってインナーホルダーの内径を縮小させることで保持具を挟持可能であることを特徴とするものである。
本発明によれば、上記において、インナーホルダーとアウターハウジングとは、インナーホルダーにアウターハウジングが被せられた状態で互いに軸心方向にスライド自在であって、このスライドにより嵌合状態と嵌合解除状態とに切り替え可能であり、嵌合状態において、インナーホルダーとアウターハウジングとの間のくさび作用によってインナーホルダーの内径を縮小させるものであることが好適である。
また本発明によれば、インナーホルダーとアウターハウジングとを嵌合状態に保持するための保持手段を有することが好適である。
また本発明によれば、インナーホルダーとアウターハウジングとの離脱を防止した状態でこれらインナーホルダーとアウターハウジングとを連結するための連結手段を有することが好適である。
本発明によれば、カテーテルよりも低硬度の樹脂にて形成された保持具を用いることによりカテーテルの変形を防止しつつ、クリップのインナーホルダーとアウターハウジングとを互いに嵌合させることでカテーテルを極めて簡単かつ確実に患者の体表面に固定することができる。さらにクリップのインナーホルダーとアウターハウジングとの嵌合を解除するだけの簡単な方法で一時的に固定を解除することができ、しかもその後に再固定することができる。また、クリップは、樹脂製であることから、MRIなどの強力な磁場領域での測定の際に取り外す必要がなく、そのままで検査を受けることができる。
図12は、本発明の固定具が適用されるダブルルーメンカテーテルの一例を示す。ここで1はカテーテルの本体部で、内腔を2つ有するチューブ状に形成されており、その先端部2から一定範囲が体内に挿入される。
カテーテルの本体部1における体外に位置する部分には、保持具11が外ばめされている。この保持具11は、カテーテルの本体部1よりも低硬度の材料にて形成されており、図12および図13に示すように、円筒状のホルダ部12と、このホルダ部12から両方の側方に向けて形成された一対の平板状の翼状部13とを一体に有する。翼状部13には、保持具11を糸で人体の皮膚に縛り付けるための穴部14が形成されている。ホルダ部12には、翼状部13を人体の皮膚に接触させたときに底部となる部分に、その長さ方向にわたってスリット15が形成されている。このため保持具11は、スリット15を広げることによって、カテーテルの本体部1の側方からこの本体部1に被せることができるように構成されている。保持具11の内径の大きさは、カテーテルの本体部1に容易に取り付けられ、かつ必要に応じてカテーテルの本体部1を回転方向、進退方向に容易に移動でき、また後述のクリップを装着した状態ではカテーテルの本体部1が勝手に動かない大きさであればよい。具体的には、装着するカテーテルの本体部1の外径とほぼ同じ若しくはそれ以下の大きさであることが好ましい。スリット15の位置は、特に定めないが、患者への取り付けやすさから保持具11における患者の皮膚側に形成されていることが好ましい。保持具11の外周には、この保持具11に装着される後述のクリップを位置決めするための突起部19が形成されている。
保持具11の材質としては、カテーテルの本体部1と密着し皮膚に接触しても抵抗感の少ない材質であるところの、常温付近でゴム弾性を有する軟質の高分子エラストマーが好ましい。たとえば、軟質ポリ塩化ビニル、シリコーンゴム、ポリウレタンをはじめ、スチレン-ブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン-エチレン−ブチレン-スチレン共重合体、スチレン-エチレン−プロピレン-スチレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、ナイロン-ポリエーテル共重合体等の合成高分子材料または天然ゴムなどの天然高分子材料が挙げられる。
図1は、カテーテルの本体部1に被せられた保持具11に、この保持具11よりも硬質の樹脂製のクリップ16が装着された状態を示す。このクリップ16は、円筒状の保持具11に被せることができるように横断面U字形ないしC字形に形成されるとともに、インナーホルダー17とアウターハウジング18とを有した構成である。インナーホルダー17とアウターハウジング18とは、インナーホルダー17にアウターハウジング18が被せられた状態で、互いに軸心方向にスライド自在である。ここでは、図1に示すように軸心方向に沿ったインナーホルダー17とアウターハウジング18との位置が揃ったときに、両者が互いに「嵌合」されていると称する。また、図2および図3に示すようにインナーホルダー17とアウターハウジング18とが軸心方向に位置ずれしているときに、両者が「嵌合解除」されていると称する。アウターハウジング18は、インナーホルダー17に比べて、たとえば肉厚を大きくするなどによって剛性が高くなるように構成されている。
クリップ16の具体的な材質としては、保持具11を覆う形で外周から押圧してカテーテルの本体部1を固定できる強度を持つ必要があることから、上述のように少なくとも保持具11よりも硬質であることが好ましい。例えば、高分子化合物としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリアセタール、硬質ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル等が挙げられ、これらの物質の混合物または共重合体、さらに強度を高めるために他の樹脂を混合させたものであってもよい。
クリップ16は、図2および図3に示すようにインナーホルダー17とアウターハウジング18との嵌合が解除されているときには、インナーホルダー17の内径が、たとえばカテーテルの本体部1に被さった状態の保持具11の外径以上となっている。これにより、インナーホルダー17を、カテーテルの本体部1に被さった状態の保持具11にさらに被せることが可能である。また、インナーホルダー17が保持具11に被さっていた状態のクリップ16を保持具11から取り外すことが可能である。
またクリップ16は、図1に示すように、インナーホルダー17とアウターハウジング18とが互いに嵌合されているようにすることで、アウターハウジング18によってインナーホルダー17を縮径させることができ、それによってこのクリップ16により保持具11をカテーテルの本体1とともに挟持可能である。
次に、このように作用するクリップ16の詳細について説明する。
図5〜図7は、インナーホルダー17の詳細を示す。ここで、21はその前端部、22はその後端部である。インナーホルダー17は、前端部21から後端部22にわたって、横断面がC形となるように形成されている。このインナーホルダー17の内周部の径は、図12および図13に示すようにカテーテルの本体部1を通した状態の保持具11の外径以上となるようにされている。前端部21における一方の半周部分にはフランジ23が一体に形成され、このフランジ23にはフック24が一体に形成されている。
インナーホルダー17の外面におけるフランジ23が形成されていない方の側部および形成されている方の側部には、それぞれ凸部25、26が一体に形成されている。フランジ23が形成されていない方の側部の凸部25は、前端部21から後端部22の方に向けて形成されている。フランジ23が形成されている方の側部の凸部26は、フランジ23に連続したうえで、同様に後端部22の方に向けて形成されている。そして、凸部25、26は、その幅寸法は前端部21の側から後端部22の側に向けて一定となるように形成されている。これに対し凸部25、26の高さは、前端部21の側から後端部22の側に向けて徐々に低くなるように形成されている。つまり、凸部25、26は、その先端面27が、前端部21の側から後端部22の側に向けて徐々に低くなるような傾斜面として形成されている。
後端部22の外周において、凸部25に対応した位置から凸部26に対応した位置に向けて周方向に距離をおいた位置には、突起28が一体に形成されている。この突起28は、前端部21の方に向くようにインナーホルダー17の径方向に形成された立ち上がり面29と、後端部22の側に向けて徐々に高さが低くなるように形成された傾斜面30とを有する。
図8および図9は、アウターハウジング18の詳細を示す。ここで、33はその前端部、34はその後端部である。アウターハウジング18は、前端部33から後端部34にわたって、横断面がU字形となるように形成されている。前端部33における、アウターハウジング18をインナーホルダー17に被せたときにインナーホルダー17のフランジ23が位置する部分とは反対側の半周部分には、フランジ35が一体に形成されている。このフランジ35には、アウターハウジング18をインナーホルダー17に被せたときにインナーホルダー17のフランジ23のフック24と掛かり合うフック36が一体に形成されている。
アウターハウジング18の内面における、アウターハウジング18をインナーホルダー17に被せたときにインナーホルダー17の凸部25、26に対応する位置には、それぞれ、これらの凸部25、26がはまり込み可能な溝部37、38がそれぞれ形成されている。図示のように、溝部37、38は、前端部33の端面39において開口するとともに、この端面39から後端部34の方に向けて形成されている。そして、溝部37、38は、その幅寸法は前端部33の側から後端部34の側に向けて一定となるように形成されるとともに、その溝深さは、前端部33の側から後端部34の側に向けて徐々に浅くなるように形成されている。つまり、溝部37、38は、その溝底面40が、前端部33の側から後端部34の側の側に向けて徐々に浅くなるような傾斜面として形成されている。
アウターハウジング18の内面には、溝部37、38と同方向に形成された、さらなる溝部41が形成されている。この溝部41には、アウターハウジング18をインナーホルダー17に被せたときにインナーホルダー17の突起28が入り込み可能である。また溝部41は、同様に前端部33の端面39において開口するとともに、この端面39から後端部34の方に向けて形成されている。その溝幅と溝深さは、一定である。溝部41の内部における端面39から所定の距離の位置には、突起42が、アウターハウジング18と一体に形成されている。この突起42は、後端部34の方に向くようにアウターハウジング18の径方向に形成された立ち上がり面43と、前端部33の側に向けて徐々に高さが低くなるように形成された傾斜面44とを有する。
アウターハウジング18の後端部34の内周には、背の低いフランジ45が一体に形成されている。
クリップ16は、保持具11への装着時や後述するインナーホルダー17とアウターハウジング18とのスライド時に作業者が手でつまんで操作するものであるが、アウターハウジング18の側壁には、そのときのすべり止めとして機能する突条46が一体に形成されている。図1〜図3および図8〜図9に示されたアウターハウジング18では、カテーテルの本体1の方向と同方向を横方向としたときの縦方向に配置された一対の突条46が互いに間隔をおいた状態で形成されている。
図10および図11は、突条46の変形例を示す。すなわち、図10には、突条46として、アウターハウジング18の側壁の上部において上記の横方向に形成されたものが示されている。図11には、突条46として、図1〜図3および図8〜図9に示された一対の縦方向のものと、図10に示された側壁上部の横方向のものとが一体化されてコ字形に形成されたものが示されている。
アウターハウジング18の溝部37、38、41がいずれも前端部33の端面39において開口しているため、インナーホルダー17は、凸部25、26を端面39から溝部37、38に挿入するとともに、突起28を端面39から溝部41に挿入するようにして、アウターハウジング18の内部に、溝部37、38、41の方向にスライドさせながらはめ込むことができる。このはめ込みを行うと、アウターハウジング18の溝部41にはめ込まれたインナーホルダー17の突起28の傾斜面30が、アウターハウジング18の突起42の傾斜面44に当たる。その状態で大きなはめ込み力を作用させると、突起28、42どうしが互いに押しのけ合うようになり、最終的には、樹脂製のインナーホルダー17とアウターハウジング18とが弾性的に変形して、インナーホルダー17の突起28がアウターハウジング18の突起42の位置をアウターハウジング18の奥側に向けて通過する。
その後は、インナーホルダー17とアウターハウジング18とは、図4(a)に示すようにインナーホルダー17の突起28がアウターハウジング18の後端部34の側からアウターハウジング18の突起に当たる位置と、図4(b)に示すようにインナーホルダー17がアウターハウジング18の内部に入り込んでしまう位置との間で、互いにスライド自在である。図4(a)に示すように、インナーホルダー17の突起28の立ち上がり面29が、アウターハウジング18の後端部34の側からアウターハウジング18の突起42の立ち上がり面43に当たるものであるため、インナーホルダー17とアウターハウジング18とが互いに離脱することが防止される。すなわち、突起28、42によって、インナーホルダー17とアウターハウジング18とを離脱防止状態で連結する連結手段が構成されている。図4(a)は、図2および図3に示す嵌合解除された状態を、横断面U字形ないしC字形のインナーホルダー17およびアウターハウジング18の開口側から見た状態を示すものである。また図4(b)は、図1に示す嵌合された状態を、同様に開口側から見た状態を示すものである。
図4(a)では、インナーホルダー17は変形を受けていない自然な状態にある。この状態から、インナーホルダー17とアウターハウジング18とを互いにスライドさせることで、図4(b)に示すようにインナーホルダー17がアウターハウジング18の内部に入り込みアウターハウジング18がインナーホルダー17に十分に被さった状態とすることができる。
図4(b)の状態になると、インナーホルダー17の凸部25、26がアウターハウジング18の溝部37、38の奥側まで入り込む。そして、この状態となったときに、インナーホルダー17の傾斜した凸部25、26の高さが、これに対応するアウターハウジング18の溝部37、38の深さよりも大きくなるように、各部の寸法が設定されている。すると、上述のようにアウターハウジング18の方がインナーホルダー17よりも剛性が高いため、くさび作用により溝部37、38の溝底面40、40が凸部25、26の先端面27、27を押して、図4(b)(c)に示すようにインナーホルダー17が縮径されるように弾性的に変形する。
つまり、図2および図3に示すように、図4(a)に示す状態すなわち嵌合解除された状態でクリップ16を保持具11に被せ、次にインナーホルダー17とアウターハウジング18とを互いにスライドさせると、図4(b)と図4(c)の仮想線とで示す状態すなわち嵌合された状態となる。これにより、保持具11を挟持して弾性的に縮径させ、それによってカテーテルの本体部1を確実にクランプして留置固定することができる。
この状態から、インナーホルダー17とアウターハウジング18とを互いにスライドさせて、再び図4(a)および図2、3に示す状態とすることもでき、そのための操作は容易である。このため、必要に応じて保持具11によるカテーテルの本体1の固定状態を解除して、その回転、進退を容易に行うことができる。
なお、インナーホルダー17の凸部25、26とアウターハウジング18の溝部37、38とは、それぞれ一つ以上設けられていれば足りる。ただし、上記のように二つ設けると、安定したクランプ力を発生させることができる。あるいは、インナーホルダー17の外周面の全体とアウターハウジング18の内周面の全体とをそれぞれテーパ面として、これらテーパ面どうしの間でくさび作用を発揮させることもできる。
保持手段としての、インナーホルダー17のフランジ23のフック24と、アウターハウジング18のフランジ35のフック36とは、次のように構成されている。すなわち、フック24の端部には傾斜面47が形成され、フック36の端部には傾斜面48が形成されている。これら傾斜面47、48は、図1に示す嵌合状態において互いに接触あるいは近接しており、この嵌合状態から図2および図3に示す嵌合解除状態に変化しようとするときに互いに押圧力を作用させ合うことができる向きに形成されている。すなわちアウターハウジング18の傾斜面48はその後端部34の側に向くように傾斜して形成されており、インナーホルダー17の傾斜面47は、その反対向き、すなわち前端部21の端面の側に向くように傾斜して形成されている。
このため、図1に示す嵌合状態では、インナーホルダー17とアウターハウジング18とが互いに自由にスライドすることが防止され、この嵌合状態に保持することが可能である。
嵌合状態から、大きな力を加えてインナーホルダー17とアウターハウジング18とを互いにスライドさせようとすると、傾斜面47を備えたフック24すなわちフランジ23と、傾斜面48を備えたフック36すなわちフランジ35とが弾性的に変形して、傾斜面47、48どうしが当たることによるフック24、36どうしの掛かり合い状態が解除され、それによって図2および図3に示す嵌合解除状態に変化させることが可能である。
反対に、図2および図3に示す嵌合解除状態から、インナーホルダー17とアウターハウジング18とを互いにスライドさせ、フック24、36どうしを接近させると、これらフック24、36どうしが当たることになるが、大きな力を作用させることで同様の弾性変形が起って、図1に示す嵌合状態を達成することが可能である。
なお、クリップ16は、保持具11を外周より押圧するものであるので、保持部11の内部に挿通したカテーテルの本体部1に不均一な変形が生じにくい。しかも、保持具11は比較的軟質の有機高分子エラストマーにて構成されているため、クリップ16により過度に締め付けられても、この保持具11が変形することにより干渉作用を奏するので、保持具11に内挿されたカテーテルの本体部1に過度の力がかかることがなく、カテーテルの本体部1に不測の変形が生じることを防止でき、カテーテルの本体部1の所定の断面形状を常に維持できるので、カテーテルを保持固定することによる流量の低下を防止することができる。また、クリップ16は、上記のように保持具11への締付力を簡単に開放したり、かつ片手で再度加えたりすることができるので、上述のようにカテーテルの本体部1についての進退方向・回転方向の固定位置の調整を簡便に行うことができる。
上記においては、インナーホルダー17に凸部25、26を形成し、アウターハウジング18に溝部37、38を形成したものについて説明したが、インナーホルダー17に溝部を形成するとともにアウターハウジング18に凸部を形成した構成としても、同様に機能させることができる。そのようにしても、嵌合および押圧に影響はない。インナーホルダー17とアウターハウジング18との離脱を防止するための、突起42を有した溝部41と突起28との組み合わせについても、インナーホルダー17とアウターハウジング18との構成を逆にすることが可能である。
インナーホルダー17とアウターハウジング18とは、上記のように連結手段としての互いの突起28、42どうしが当たることによって離脱が防止されるものであり、このようにして一つの連結されたデバイスとした方が、パーツの数が減り煩雑性が解消されるために、使用上好ましい。このために両者を連結する手段としては、上記の具体的な構成のように、スライド可能で一度連結させたら分離し難い構成であれば、任意のものであってもよい。
上記においては、図12に示した、カテーテルの内腔および体外部の枝管を二つ有するダブルルーメンカテーテルの本体部1を挿通させた保持具11とクリップ16とを備えたカテーテル固定具について説明した。しかし、カテーテルの種類はこれに限られるものではなく、シングルルーメンカテーテル、カテーテル本体の内腔および体外部の枝管をそれぞれ三つ有するトリプルルーメンカテーテルの他、カテーテル本体の内腔および枝管が四つ以上あるものであってもよい。またカテーテルは、体液の排出、体液の循環、輸液や潅流液の注入あるいは排出、または検査のために体内へ挿入される医療用のチューブであれば、いかなるものであってもよい。
本発明の実施の形態のカテーテル固定具の全体斜視図である。 図1のカテーテル固定具の嵌合解除状態を示す斜視図である。 図1のカテーテル固定具の嵌合解除状態を示す別の斜視図である。 図1のカテーテル固定具の嵌合状態および嵌合解除状態を示す図である。 図1のカテーテル固定具におけるインナーホルダーの斜視図である。 同インナーホルダーの別の斜視図である。 同インナーホルダーを示す別の図である。 図1のカテーテル固定具におけるアウターハウジングの斜視図である。 同アウターハウジングの別の斜視図である。 本発明の固定具におけるアウターハウジングの突条の変形例を示す図である。 本発明の固定具におけるアウターハウジングの突条の他の変形例を示す図である。 本発明の固定具を用いることができるカテーテルの一例を示す図である。 図12のカテーテルにおける要部の斜視図である。
符号の説明
1 カテーテルの本体部
11 保持具
16 クリップ
17 インナーホルダー
18 アウターハウジング
24 フック
25 凸部
26 凸部
28 突起
36 フック
37 溝部
38 溝部
42 突起

Claims (4)

  1. 管状の留置カテーテルを固定するための固定具であって、カテーテルよりも低硬度の樹脂にて形成され長手方向のスリットを有する円筒状の保持具と、この保持具を外周より押圧して保持具の内腔に挿通されたカテーテルを固定する樹脂製のクリップとを備え、このクリップはインナーホルダーとアウターハウジングとが互いに嵌合および嵌合解除可能とされており、インナーホルダーは、アウターハウジングとの嵌合が解除されているときには、その内径が、このインナーホルダーを保持具に被せることができる大きさであり、前記固定具は、クリップを保持具に被せてインナーホルダーとアウターハウジングとを嵌合させたときにアウターハウジングによってインナーホルダーの内径を縮小させることで保持具を挟持可能であることを特徴とするカテーテル固定具。
  2. インナーホルダーとアウターハウジングとは、インナーホルダーにアウターハウジングが被せられた状態で互いに軸心方向にスライド自在であって、このスライドにより嵌合状態と嵌合解除状態とに切り替え可能であり、嵌合状態において、インナーホルダーとアウターハウジングとの間のくさび作用によってインナーホルダーの内径を縮小させるものであることを特徴とする請求項1記載のカテーテル固定具。
  3. インナーホルダーとアウターハウジングとを嵌合状態に保持するための保持手段を有することを特徴とする請求項1または2記載のカテーテル固定具。
  4. インナーホルダーとアウターハウジングとの離脱を防止した状態でこれらインナーホルダーとアウターハウジングとを連結するための連結手段を有することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載のカテーテル固定具。
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