JP2008212279A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】獲得遊技媒体と計数遊技媒体とを照合する際に遊技台を特定することなく計数における不正を発見することができる遊技場用管理システムを提供する。
【解決手段】管理装置は、遊技者による遊技が終了したと判断したときは、持玉履歴に遊技者が獲得した持玉と当該持玉と同一の終了候補持玉を記憶する。遊技者が遊技を終了する場合は、持玉を計数するので、管理装置は、計数装置から計数玉を受取り、計数玉と終了候補持玉とを対応付け、処理済みとする。最新の計数玉が未処理の終了候補持玉の合計よりも多くなることはないことから、未処理の終了候補持玉合計を計数装置へ送信し、計数装置において、計数玉と終了候補持玉合計とを比較することにより遊技者による不正を発見することができる。
【選択図】図11

Description

本発明は、遊技者が獲得した獲得遊技媒体と計数装置が計数した計数玉とを比較することにより不正を検出する遊技場用管理システムを関する。
パチンコホールでは、遊技者は遊技により獲得した遊技媒体を計数装置にて計数し、計数後発行されるレシートと景品とを交換するようにしている。しかし、現状、計数装置、或いはレシート発行機等に対する不正行為は後を絶たない。そこで、遊技者が貸出遊技媒体と遊技台における差遊技媒体とを合算した獲得遊技媒体を限度として計数が可能であることに着目し、獲得遊技媒体と計数遊技媒体とを照合する媒体計数システムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−340628号公報
しかしながら、特許文献1のような媒体計数システムは、獲得遊技媒体と計数遊技媒体とを照合する際に遊技台を特定(遊技台と計数装置とを対応付ける、或いは計数装置に遊技台番を入力)する必要があったので、遊技台の獲得遊技媒体を管理する管理装置と計数装置とが別メーカーである場合には、管理装置と計数装置とを対応付けること(情報の送受信の連携等)が困難である。また、大多数の遊技店にて行っている遊技者に対するサービスとして、他の遊技台にて獲得した遊技媒体を使用する遊技(所謂、台移動)を許容するサービスを実行する際に、遊技者の台移動に応じて従業員が遊技台を特定しなければならず、その特定操作が煩雑である等、遊技台を特定することに対して大きな問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、獲得遊技媒体と計数遊技媒体とを照合する際に遊技台を特定することなく計数における不正を発見することができる遊技場用管理システムを提供することにある。
本発明の遊技場用管理システムは、遊技台側から出力される遊技情報、或いは所定の稼動状態特定操作に基づいて、遊技者による遊技の終了を検出した場合に、遊技台を終了候補遊技台として判定する終了候補判定手段と、前記遊技情報の内、貸出遊技媒体を特定可能な売上信号、使用遊技媒体を特定可能な使用遊技媒体信号、及び払出遊技媒体を特定可能な払出遊技媒体信号に基づいて、前記終了候補判定手段が終了候補遊技台と判定した遊技台における遊技者の差遊技媒体の総数を終了候補遊技媒体総数として特定する終了候補遊技媒体特定手段と、遊技者が獲得した獲得遊技媒体を計数する計数手段と、前記計数手段が計数した遊技媒体を計数遊技媒体として特定する計数遊技媒体特定手段と、前記終了候補遊技媒体特定手段が特定した終了候補遊技媒体総数と前記計数遊技媒体特定手段が特定した計数遊技媒体とを照合する照合手段と、前記照合手段の照合結果を報知する報知手段とを備え、前記終了候補遊技媒体特定手段は、前記計数遊技媒体に相当する除外遊技媒体を前記終了候補遊技媒体総数から除外するものである(請求項1)。
上記構成において、前記売上信号、使用遊技媒体信号、及び払出遊技媒体信号に基づいて、前記終了候補判定手段が終了候補遊技台と判定した遊技台毎における前記差遊技媒体を特定する差遊技媒体特定手段を備え、前記終了候補遊技媒体特定手段は、前記差遊技媒体特定手段が特定した前記差遊技媒体を合算することにより前記終了候補遊技媒体総数を特定する一方、前記計数遊技媒体特定手段が特定した計数遊技媒体を前記除外遊技媒体として前記終了候補遊技媒体総数から除外するようにしてもよい(請求項2)。
また、前記終了候補遊技媒体特定手段は、前記終了候補判定手段が特定した終了候補遊技台毎における差遊技媒体の内から、前記計数遊技媒体に対応する差遊技媒体を前記計数遊技媒体特定手段が特定した計数遊技媒体と対応付け、その差遊技媒体を前記計数遊技媒体に代えて、前記除外遊技媒体として前記終了候補遊技媒体総数から除外するようにしてもよい(請求項3)。
また、前記終了候補遊技媒体特定手段は、前記計数遊技媒体と前記差遊技媒体とを対応付けできない場合は、前記計数遊技媒体を複数の前記差遊技媒体と対応付け、その対応付けられた複数の前記差遊技媒体を前記除外遊技媒体として前記終了候補遊技媒体総数から除外するようにしてもよい(請求項4)。
また、前記照合手段は、前記終了候補遊技媒体特定手段が前記計数遊技媒体と前記差遊技媒体とを対応付けできないまま新たに照合を行う場合は、対応付けできなかった前記計数遊技媒体を前記除外遊技媒体として前記終了候補遊技媒体総数から除外した値と新たな照合対象となる前記計数遊技媒体とを照合するようにしてもよい(請求項5)。
また、前記照合手段は、前記終了候補遊技媒体特定手段が前記計数遊技媒体と前記差遊技媒体とを対応付けできないまま新たに照合を行う場合は、前記終了候補遊技媒体特定手段が前記差遊技媒体と対応付けできなかった前記計数遊技媒体も照合対象とするようにしてもよい(請求項6)。
遊技者が遊技媒体を獲得した状態で遊技を終了した場合は、その獲得遊技媒体は計数手段で計数されるはずであるから、遊技者が計数していない獲得遊技媒体の総数は計数手段で計数される遊技媒体を理論上上回ることはないはずである。一方、遊技者が獲得遊技媒体で遊技を再開した場合に負け込んだ状態で遊技を終了したときは、計数手段で計数されるべき獲得遊技媒体の総数は少なくなるはずである。従って、請求項1の発明では、終了候補遊技媒体特定手段が特定した終了候補遊技媒体総数(現時点の遊技者の差遊技媒体の総数)と計数遊技媒体特定手段が特定した計数遊技媒体(遊技者が計数した遊技媒体)とを照合し、その照合結果を報知手段が報知する。この場合、終了候補遊技媒体特定手段は、終了候補遊技台における差遊技媒体のうち計数手段による計数遊技媒体と対応付けられた差遊技媒体として除外遊技媒体として除外することにより、計数玉の照合対象を終了候補持玉合計とし、遊技を終了していない遊技者の持玉を含めないようにしたので、本来であれば、計数することのない遊技者の持玉を除いて照合対象を構成でき、以て照合精度を高めることができる。従って、獲得遊技媒体と計数遊技媒体とを照合する際に遊技台を特定することなく計数における不正を発見することができる。
請求項2の発明によれば、差遊技媒体を遊技台毎に特定する構成や、計数遊技媒体を特定する構成は、周知構成であるので、これらの周知構成を用いることにより請求項1の発明を容易に実施することができる。
また、計数手段による計数遊技媒体は、終了候補遊技台のいずれかから獲得されたものと推定できるので、請求項3の発明によれば、計数遊技媒体を終了候補遊技媒体総数から直接減算する構成と比較して、計数遊技媒体と当該計数遊技媒体から特定された終了候補遊技媒体との誤差を解消することが可能となり、終了候補遊技媒体総数の精度を一層高めることができる。つまり、営業終了時は、計数遊技媒体の合計と差遊技媒体の合計とが理論上同一となるが、請求項3の発明によれば、その誤差となりえる要因を排除することが可能となる。
また、遊技者が遊技台から獲得した遊技媒体で移動先の遊技台で遊技し、最終的に獲得した遊技媒体を計数手段で計数した場合は、計数遊技媒体は複数の差遊技媒体で構成されることになる。従って、請求項4の発明によれば、計数遊技媒体を複数の差遊技媒体と対応付け、その対応付けられた複数の差遊技媒体を終了候補遊技媒体総数から除外するので、遊技者が台移動或いは休憩した場合であっても、終了候補遊技媒体総数の精度を保つことができる。
また、何らかの要因で計数遊技媒体を差遊技媒体と対応付けられなかった場合は、その計数遊技媒体が終了候補遊技媒体総数に誤差として含まれることになる。従って、請求項5の発明によれば、対応付けできなかった計数遊技媒体を終了候補遊技媒体総数から減算した値と新たな照合対象となる計数遊技媒体とを照合するので、計数遊技媒体と終了候補遊技媒体とを対応付けできない場合であっても、精度を保ちながら計数玉と終了候補遊技媒体総数とを照合できる。
請求項6の発明によれば、何らかの要因で終了候補遊技媒体と対応付けられなかった計数遊技媒体を最終的に終了候補遊技媒体と対応付けることが可能となる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。
図1は、システム全体を概略的に示している。この図1において、島には遊技台1が設置されていると共に、その遊技台1に対応して貸出装置2が設置されている。遊技台1及び貸出装置2に対応して中継装置3が設置されている。島端或いは所定位置には計数装置(計数手段、計数遊技媒体特定手段、照合手段、報知手段に相当)4が設置されている。中継装置3及び計数装置4は、LAN5を通じて管理装置(終了候補判定手段、終了候補遊技媒体特定手段、差遊技媒体特定手段に相当)6と接続されており、それらの間で各種情報の送受信が可能となっている。中継装置3は、遊技台1及び当該遊技台に対応して設けられているアウトボックス(図示せず)及び貸出装置2とも接続されており、管理装置6との間の中継処理(情報の送受信)を行っている。
遊技台1側からの遊技情報としては、遊技台1での遊技に応じてアウトボックスから使用遊技媒体を特定可能なアウト信号(10玉毎に1パルス)が出力され、遊技台1から払出遊技媒体を特定可能なセーフ信号(10玉毎に1パルス)、図柄変動信号、大当り信号などの遊技状態信号が出力され、貸出装置2から貸出遊技媒体を特定可能な売上信号(100円毎に1パルス)が出力される。
図2は、貸出装置2を示す斜視図である。この図2において、貸出装置2は、貨幣投入口7、情報表示部8、リモコン受光部9、ノズル10、貨幣返却口11、会員カード挿入口12を備えている。この貸出装置2は、貨幣投入口7への貨幣の投入に応じてノズル10から遊技媒体であるパチンコ玉を遊技台1の上皿13(図1参照)へ払出すと共に、払出したパチンコ玉に関わる売上信号を中継装置3へ出力する。会員カード挿入口12に会員カードが挿入されたときは、会員カードから会員のIDデータを読取って管理装置6へ送信すると共に、それに応じて管理装置6から受信した会員専用の遊技情報を情報表示部8で表示する。従業員が携帯する従業員リモコン(図示せず)からの赤外線信号をリモコン受光部9で受信したときは、赤外線信号が示す各種指令を管理装置6へ送信する。
管理装置6は、遊技台1毎の稼動データを管理するもので、本実施例では、後述するように遊技台1毎における持玉を管理するようになっている。つまり、遊技台1側からの売上信号またはセーフ信号の受信に応じて持玉を加算し、アウト信号の受信に応じて持玉を減算し、遊技者が遊技を終了したと判断したときは、その時点の遊技台における持玉(差遊技媒体に相当し、負の場合もある)を確定すると共に、計数装置4による計数玉と持玉とを対応付けることにより持玉を処理済みとして扱い、以後においては未処理の持玉を照合対象とするようになっている。
ここで、遊技を終了した遊技者が持玉を直ちに計数した場合は、計数装置4での計数玉は未処理の持玉の合計と理論上一致し、遊技を終了した遊技者が持玉を直ちに計数せず、他の遊技者が遊技を終了し、その持玉を計数した場合は、計数装置4での計数玉は未処理の持玉よりも少なくなるはずである。従って、計数装置4での計数玉が未処理の持玉の合計よりも過度に多い場合は、不正に計数が行われたと判断することができるので、管理装置6は、計数装置4で計数される毎に未処理の持玉合計を計数装置4へ送信するようになっている。
図3は、計数装置4を示す斜視図である。この図3において、計数装置4は、遊技媒体受入口14、交換釦15、レシート発行部16、情報表示部17を備えている。計数装置4は、遊技媒体受入口14にパチンコ玉が投入されると、その玉数を計数する計数処理を行い、交換釦15の押下げによりレシート発行部16よりレシートを発行する。また、パチンコ玉を計数したときは、管理装置6に照合要求を送信し、それに応じて管理装置6から受信した持玉合計と計数玉とを比較することにより不正な計数を判断して報知するようになっている。
次に上記構成の作用について説明する。
管理装置6は、周知のように遊技台1毎の稼動データを管理する一方で、本発明に関連した処理を実行している。
図13は、管理装置6の処理のうち本発明に関連した処理を示すフローチャートである。この図13に示すように、管理装置6は、持玉特定処理(A1)と、計数装置4からの信号受信処理(A2)とを繰返して実行している。
図14は、管理装置6の持玉特定処理を示すフローチャートである。この図14において、管理装置6は、アウト信号を受信したか(B1)、非稼動タイマが作動中か(B7)、セーフ信号を受信したか(B5)、売上信号を受信したか(B12)を判断している。
遊技者が貸出装置2からパチンコ玉の貸出しを受けると、貸出装置2から売上信号が出力されるので、管理装置6は、売上信号を受信したときは(B12:YES)、売上に応じて該当遊技台1の持玉を加算する(B6)。
遊技者がパチンコ玉を遊技台1に打込むと、遊技台1側からアウト信号が出力されるので、管理装置6は、アウト信号を受信したときは(B1:YES)、該当遊技台1の持玉を減算し(B2)、非稼動タイマが作動中かを判断する(B3)。この場合、非稼動タイマは作動していないことから(B3:NO)、非稼動タイマの作動を開始する(B11)。
遊技者が遊技台1で遊技している状態では、遊技台1側からアウト信号が連続して出力されているので、管理装置6は、アウト信号を非稼動タイマの作動中に受信することに応じて(B3:YES)、非稼動タイマをリセットしている(B4)。従って、遊技台1の稼動中においては、非稼動タイマのリセット状態が継続する。
遊技台1で入賞が発生すると、遊技台1側からセーフ信号が出力されるので、管理装置6は、セーフ信号を受信したときは(B5:YES)、該当する遊技台番の持玉を加算する(B6)。
以上のように、管理装置6は、遊技台1側から売上信号またはセーフ信号を受信したときは該当遊技台の持玉を加算し、アウト信号を受信したときは該当遊技台の持玉を減算するので、各遊技台の現時点の持玉(差遊技媒体)を管理することができる。この現時点の持玉は、遊技者が実際にパチンコ玉を獲得している場合は正の値となる。
遊技者が遊技を終了すると、遊技台1側からアウト信号が出力されなくなるので、最後のアウト信号の受信から3分が経過すると、非稼動タイマがタイムアップする。管理装置6は、非稼動タイマがタイムアップしたときは(B8:YES)、遊技者が遊技を終了したと判定し、該当遊技台1の現時点の持玉を持玉履歴に記憶すると共に(B9)、当該持玉をリセットする(B10)。
図4に示す持玉履歴の例で説明すると、326番台の遊技者が4000玉の持玉を獲得した状態で10時50分に遊技を終了したときは、NO.1レコードの遊技台番として「326」、持玉時刻として「10:50」、持玉として「4000」、終了候補持玉として「4000」を記憶すると共に、持玉の合計として「4000」、終了候補持玉の合計として「4000」を記憶する。終了候補持玉とは、営業終了までに計数玉を構成、若しくは計数玉の一部を構成するものである。つまり、遊技者が遊技で獲得した持玉を計数装置4で直ちに計数した場合は、終了候補持玉と計数玉とは理論上一致し、遊技者が遊技で獲得した持玉を計数することなく遊技を再開し、最終的に獲得した持玉を計数した場合は、複数の終了候補持玉が計数玉を理論上構成することになる。
尚、持玉の全てを遊技台1に打ち込んだ場合は、持玉は0となり計数されることはないことから、このような場合は持玉を管理する必要はない。
さて、遊技者が持玉を獲得した状態で遊技を終了する場合は、持玉(獲得遊技媒体に相当)を計数装置4に投入する。
図16は、計数装置4の処理を示すフローチャートである。この図16において、計数装置4は、計数を開始したかを判断しており(D1)、持玉が投入されると、計数を開始したと判断し(D1:YES)、管理装置6へ照合要求信号を送信してから(D2)、投入されたパチンコ玉を玉検知センサが検知する毎に計数する計数処理を実行する一方で(D3)、受信フラグがリセットされている状態では(D4:YES)、照合情報を受信したかを判断するようになる(D5)。
管理装置6は、図15に示すように計数装置4から照合要求信号を受信したときは(C1:YES)、持玉履歴の終了候補持玉合計(終了候補遊技媒体総数に相当)を特定可能な情報である照合情報(終了候補持玉合計、各終了候補持玉でも良い)を計数装置4へ送信する(C2)。
図4に示す例では、終了候補持玉合計は「4000」であることから、「4000」を照合情報として送信することになる。
計数装置4は、図16に示すように管理装置6から照合情報を受信したときは(D5:YES)、受信フラグをセットする(D6)。このような受信フラグのセット状態では(D4:NO)、交換釦15が押下げられたかを判断する(D7)。
遊技者が計数装置4による計数を終了し、計数装置4の交換釦15を押下げ操作すると、計数装置4は、交換釦15が押下げられたと判断し(D7:YES)、受信フラグをリセットすると共に(D8)、計数玉を確定してから(D9)、計数玉と照合情報との比較結果が許容範囲内かを判断する(D10)。この許容範囲内としては、(計数玉−終了候補持玉合計)<500玉が設定されており、計数玉<(終了候補持玉合計+500玉)、つまり、計数玉が終了候補持玉合計(非稼動中遊技台の終了候補持玉合計)よりも500玉(誤差を考慮した値)以内か否かを判断する。通常においては、計数玉<(終了候補持玉合計+500玉)であるので、計数装置4は、許容範囲内であると判断し(D10:許容範囲内)、管理装置6へ計数玉を示す計数玉信号を送信してから(D11)、記録媒体であるレシートを発行する(D12)。従って、遊技者は、計数装置4から発行されたレシートを景品交換カウンタに提出することにより、レシートを所望の景品と交換することができる。
管理装置6は、図15に示すように計数装置4から計数玉信号を受信したときは(C3:YES)、計数装置4へ送信した終了候補持玉合計は計数玉を構成するものであると判断し、受信した計数玉信号が示す計数玉と終了候補持玉(除外遊技媒体に相当)とを対応付けるために、計数玉と近似する終了候補持玉が有るかを判断する(C4)。このとき、計数装置4から受信した計数玉信号が示す計数玉が例えば3950であるとすると、3950±150の範囲である3800〜4100の終了候補持玉が有るかを判断することになる。
図4に示す例では、NO.1レコードの終了候補持玉である「4000」のみが該当することになる。従って、管理装置6は、計数玉と近似する終了候補持玉が有ると判断し(C4:YES)、該当する持玉履歴である「4000」を抽出し(C11)、抽出した持玉履歴を更新する(C10)。
図5に示す例では、NO.1レコードの計数時刻に計数玉信号が示す計数時刻である「10:55」、計数玉に計数玉信号が示す計数玉数である「3950」、終了候補持玉に計数済みであることを示す「−」を記憶する。同時に、終了候補持玉の合計を更新して「0」を記憶する。尚、フローチャートには示していないが、該当する終了候補持玉として複数の終了候補持玉が該当した場合は、計数玉に最も近い終了候補持玉を最終的に抽出するようになっている。
次に、85番台の遊技者が持玉として6200玉を獲得した状態で10時58分に遊技を終了し、11時6分に持玉6100玉を計数したときは、図6に示すように、NO.2レコードの持玉時刻として「10:58」、持玉として「6200」、計数時刻として「11:06」、計数玉として「6100」、終了候補持玉として「−」を記憶する。
さて、遊技者の中には、遊技台1から持玉を獲得した状態で休憩した後に、同じ遊技台1において持玉で遊技したり、遊技台1から獲得した持玉を持って台移動し、移動先の遊技台1において持玉で遊技したりすることがある。このような状態で他の遊技者が計数した場合は、計数玉と終了候補持玉とが対応付けられることはないことから、終了候補持玉が未処理のまま残ることになる。
図7に示す例では、3番台の遊技者が11時5分に20000玉を持玉として遊技を終了し、247番台の遊技者が12時に18000玉を持玉として遊技を終了したのに続いて、316番台の遊技者が12時10分に30000玉を持玉として遊技を終了したことにより終了候補持玉をそれぞれ記憶した場合を示している。このような状態で遊技を終了した316番台の遊技者が持玉を計数すると、計数装置4から管理装置6へ照合要求信号が送信されるので、管理装置6は、持玉履歴の終了候補持玉合計を示す照合情報としてその時点で未処理の終了候補持玉である「20000」、「18000」、「30000」を合計した終了候補持玉合計である「68000」を照合情報として計数装置4へ送信する。
計数装置4は、計数玉数と照合情報とを比較することにより照合し、許容範囲内であると判断して管理装置6へ計数玉信号を送信する。このとき、管理装置6は、計数装置4から受信した計数玉信号が示す計数玉が「29860」であったときは、終了候補持玉のうちから該当する「30000」を抽出し、持玉履歴を更新する。従って、この時点では、図8に示すように、NO.3,4レコードの終了候補持玉である「20000」、「18000」が未処理のまま残ることになる。
さて、遊技者が遊技を終了した時点で持玉が0の場合は、持玉が計数されることはないものの、遊技者が持玉を獲得した状態で休憩した後に持玉で遊技し、その後残った持玉を計数した場合、或いは遊技者が持玉を獲得した状態で台移動した後に持玉で遊技し、その後残った持玉を計数した場合は、負け込んだ玉数(負の差遊技媒体)も計数玉を構成することから、本実施例では、負け込んだ玉数も持玉として管理するようにした。
図9に示す例では、285番台の遊技者が12時35に遊技を終了した時点の負け込んだ玉数が「2000」のときは、NO.6レコードの持玉及び終了候補持玉として「−2000」として記憶する。同様に、194番台の遊技者が13時35分に遊技を終了した時点の負け込んだ玉数が「4000」のときは、NO.7レコードの持玉及び終了候補持玉として「−4000」として記憶する。このように持玉が負の場合は、計数玉と直接対応付けられることはないが、後述するように未処理の他の終了候補持玉との加算結果により対応付けされる。
次に、175番台の遊技者が15時10分に12000玉を持玉として遊技を終了し、続いて、3番台の遊技者が15時15分に3900玉を持玉として遊技を終了したときは、管理装置6は、図9に示すように持玉及び終了候補持玉を記憶する。
ここで、NO.9レコードで示す3番台の遊技者は、NO.3のレコードで示す3番台の遊技者が遊技台1において持玉を獲得してから、その持玉で遊技を再開し、15時15分に遊技を終了し、その直後に計数装置4で計数したものとする。
管理装置6は、計数装置4から照合要求信号を受信したときは、その時点で未処理の終了候補持玉である「20000」、「18000」、「−2000」、「−4000」、「12000」、「3900」を合計した終了候補持玉合計である「47900」を照合情報として計数装置4へ送信するので、これに応じて計数装置4が計数玉信号を管理装置6へ送信する。このとき、計数装置4から受信した計数玉信号が示す計数玉数が「23800」であったときは、管理装置6は、23650〜23950の終了候補持玉があるかを判断する。
図9に示す例では、該当する終了候補持玉は存在しないから、管理装置6は、図15に示すように計数玉と近似する終了候補持玉は無いと判断する(C4:NO)。このような場合は、計数玉は複数の終了候補持玉から構成されていると判断できることから、次のようにして計数玉を構成する複数の終了候補持玉を抽出する。つまり、計数玉と最も近似値となる終了候補持玉の持玉履歴を抽出してから(C5)、抽出した持玉履歴の終了候補持玉を計数玉から減算し(C6)、減算して得た計数玉(以下、減算値)と最も近似値となる終了候補持玉の持玉履歴を抽出する(C7)。この場合、複数の終了候補持玉が該当した場合は、計数玉に最も近い終了候補持玉を抽出する。次に、減算値から抽出した持玉履歴の終了候補持玉を減算して減算値を更新し(C8)、減算値は許容値かを判断する(C9)。減算値が許容値の場合は(C9:YES)、抽出した持玉履歴を更新し(C10)、減算値が許容値とならない場合は(C9:NO)、ステップC7に戻り、上述した動作を繰り返す。
図9に示す例では、今回の計数玉である「23800」に最も近似値となる終了候補持玉は「20000」であることから、23800−20000により減算値として「3800」を求め、3650〜3950となる終了候補持玉を抽出する。この場合、NO.3レコードの終了候補持玉である「3900」が該当し、3800−3900により−100の誤差値となるから、NO.3,NO.9レコードの終了候補持玉が計数玉を構成することが分かり、これらの持玉履歴を更新する。
図10に示す例では、NO.3,NO.9レコードの計数時刻として「15:20」を記憶すると共に、時刻の早いNO.3レコードの計数玉として「23800」を記憶し、NO.9レコードの計数玉として「−」を記憶する。同時に、持玉、計数玉、終了候補持玉の合計を更新する。
管理装置6は、以上のような処理を実行することにより、図11に示すように持玉履歴を管理することができるものの、実際には計数玉によって計数玉と持玉履歴の組合わせの対応付け手順がフローチャートとは異なる場合もあることから、計数玉に応じた管理装置6の処理について説明する。
図17は、図11に示す持玉履歴であった場合において計数玉の違いに応じた管理装置6の処理の一覧を示しており、この図17を参照しながら、計数玉と持玉履歴の組合わせの対応付け手順を説明する。
(1)計数玉の近似値となる持玉履歴がある場合
計数玉と終了候補持玉とを比較し、計数玉≒終了候補持玉(±150の許容範囲)となる持玉履歴と計数玉とを対応付ける。図11に示す例の場合、計数玉が11950玉であればNO.8レコードの終了候補持玉と対応付ける。
(2)計数玉の近似値となる持玉履歴がない場合
(a)図11に示す例の場合、計数玉が5000玉であると、計数玉≒終了候補持玉となる持玉履歴がないことから、終了候補持玉が計数玉と最も近似する持玉履歴を照合候補として抽出する。図11に示す例の場合はNO.8レコードの終了候補持玉を抽出する。
尚、計数玉は必ず正の数値であるので正の終了候補持玉のみを抽出対象とする。
(b)照合候補の終了候補持玉(12000玉)を計数玉(5000玉)から減算し、減算後の計数玉である減算値(−7000玉)と最も近似値となる終了候補持玉の持玉履歴を次の照合候補として抽出する。図11に示す例の場合は、NO.7レコードの終了候補持玉を抽出する。このように、2回目以降の照合の際は、負の終了候補持玉も抽出対象とする。
(c)抽出した照合候補の終了候補持玉(−4000玉)を減算値(−7000玉)から減算することにより減算値を更新し、その減算値(−3000玉)が許容範囲(土150玉)となるまで、これらの処理を繰り返す。図11に示す例の場合、次にNO.10レコードが照合候補として抽出され、減算値が0となる。つまり、計数玉=5000玉と、NO.8,7,10レコードの終了候補持玉を合算した値である5000玉とが許容範囲(土150玉)となるので、計数した遊技者が照合候補となる持玉履歴(NO.8,7,10レコード)を経て計数に至ったと判定し、計数玉と複数の終了候補持玉とを最終的に対応付ける。
(3)減算値を更新する上で、全ての持玉履歴を参照しても減算値が許容範囲とならない場合
このような場合は、直前に抽出した照合候補を除外し、次の近似値を抽出して減算値を求める。この場合でも、許容値とならない場合はさらに前の照合候補のみを除外して減算値を求める。
(a)図11に示す例の場合、計数玉が7000玉であれば、NO.8→NO.7→NO.6→NO.10→NO.4レコードの順で照合候補を抽出するが、この場合の減算値は−5000玉→−1000玉→1000玉→4000玉→−14000玉となり、最終的に許容値とならない。
(b)従って、直前に抽出したNO.10レコードの照合候補を除外し、NO.8→NO.7→NO.6→NO.4レコードの順で照合候補を抽出するが、この場合も減算値は−17000玉となり、許容値とならない。
(c)そこで、NO.6レコードのみを除外してNO.8→NO.7→NO.10→NO.4レコードの順で照合候補を抽出するが、減算値は−16000玉となり、許容値とならない。
(d)さらに、NO.7レコードのみを除外してNO.8→NO.10→NO.6レコードの順で照合候補を抽出する。この場合、減算値が最終的に許容値となるので、NO.8、10、6レコードを計数玉と対応付ける。
(4)以上の処理を行っても照合候補の組合わせが求めきれない場合
図11に示す例の場合、計数玉が13000玉であるとすると、上記の処理を行っても減算値が最終的に許容値となることはない(組合わせとしてはNO.4,6,10レコードの組合わせが正解だが、上記処理では導き出すことができない)。この場合、全ての組合わせを列挙しても良いが、計数した遊技者の遊技終了判定が持玉履歴に反映されていない等の他の理由も考えられるため、計数玉を保留玉とし、持玉履歴にレコードが更新される毎、或いは計数玉信号が入力される毎に保留玉に対する照合候補を抽出する。そして、保留玉がある限り、持玉要求信号を受信した場合は、終了候補持玉の合計値から保留玉を減算した値を持玉情報として計数装置4へと送信する。このような処理により、計数玉と終了候補持玉との組合わせが見つけられない場合であっても誤差を抑制することができる。
尚、持玉履歴の組合わせについては、実際に計数した遊技者が遊技を行った遊技履歴と同−でなくとも支障を生じることはない。その理由は、終了候補持玉と計数玉とを比較するためだけにこのような対応付けを行っているので、数値が同−であれば誤差が生じないためである。
以上のようにして、管理装置6は、遊技者が計数装置4で計数した計数玉と未処理の終了候補持玉とを対応付けることができるので、現時点で計数玉と対応付けられない未処理の終了候補持玉を特定することができる。従って、計数装置4は、遊技者が不正に獲得した多量のパチンコ玉を計数した結果、計数玉が(照合情報+500玉)を上回った場合は、図16に示すように計数玉と照合情報との照合結果は許容範囲外であると判断し(D10:許容範囲外)、図12に示すようにエラー表示する(D13)。このようなエラー表示が行なわれるのは、店外から不正に大量に持ち込まれたパチンコ玉が計数されたり、或いはセーフ信号が出力されることなく遊技台1から不正に窃取された大量のパチンコ玉が計数されたりした場合などである。従って、従業員は、このように計数装置4でエラー表示が行なわれた場合は、遊技者による不正か否かを確認することにより不正に対して迅速に対処する。
このような実施例によれば、管理装置6において、遊技者が遊技を終了したときは、遊技者の持玉を終了候補持玉として特定して持玉履歴に記憶し、遊技者が計数装置4で持玉を計数したときは、未処理の終了候補持玉を合計した終了候補持玉合計を計数装置4へ送信し、計数装置4において計数玉と終了候補持玉合計とを照合することにより不正を発見すると共に、照合結果が許容範囲内の場合は、管理装置6において、計数玉を終了候補持玉と対応付け、対応付けられた終了候補持玉を処理済みとすることにより計数玉の照合対象を終了候補持玉合計とし、遊技を終了していない遊技者の持玉を含めないように構成したので、本来であれば、計数することのない遊技者の持玉を除いて照合対象を構成でき、以て照合精度を高めることができる。従って、不正計数を検出するために、管理装置と計数装置とを対応させることが必要であったり、他の遊技台にて獲得した遊技媒体を使用する遊技(所謂、台移動)を許容するサービスを実行する際に、遊技者の台移動に応じて従業員が遊技台を特定しなければならず、その特定操作が煩雑であったりする従来例のものと違って、持玉と計数玉とを照合する際に遊技台1を特定することなく計数における不正を発見することができる。
しかも、計数玉と最も近似する終了候補持玉を処理済みとするようにしたので、計数玉数と終了候補持玉との誤差を解消した上で終了候補持玉合計を求めることができ、終了候補持玉合計の精度を保つことができる。
また、計数玉と終了候補持玉とを対応付けられない場合は、計数玉と複数の終了候補持玉とを対応付けて処理済みと扱うようにしたので、遊技者が台移動或いは休憩した場合であっても、精度を保ちながら終了候補遊技媒体を特定できる。
さらに、計数遊技媒体と終了候補遊技媒体とを対応付けられない場合は、計数玉を保留玉とし、持玉履歴にレコードが更新される毎、或いは計数玉信号が入力される毎に保留玉に対する照合候補を抽出すると共に、持玉要求信号を受信した場合は、終了候補持玉合計から保留玉を減算した値を持玉情報として計数装置へと送信するようにしたので、このようにして組合わせが見つけられない場合であっても誤差を抑制することができる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
実施例では、「計数玉」と記載したが、遊技媒体は「玉」に限られず「メダル」等の遊技媒体であっても良い。この場合、遊技媒体の種類毎に終了候補持玉合計を算出し、計数遊技媒体と比較すれば良い。
実施例では、遊技場全体で、終了候補持玉の合計値を算出し、計数玉と比較するようにしたが、計数装置4を複数設け、遊技島、或いは遊技台1等のグループ単位で計数装置4を対応付けて、終了候補持玉合計をグループ毎に算出し、対応する計数装置4での計数玉と比較するようにしても良い。
実施例では、持玉履歴単位で、計数玉と比較した結果に基づいて終了候補持玉の更新を行ったが、全ての持玉履歴の持玉合計から計数玉合計を減算した値と、新たに計数した計数玉とを比較するのみであっても、精度は落ちるが実施例と同等の効果を得ることができる。この場合、遊技台1に対応させた持玉履歴を作成しなくとも、単に終了候補となった遊技台1の持玉を合算するのみの構成としても良い。勿論、計数玉の照合を行う毎に終了候補持玉合計を減算し、終了候補遊技台を判定する毎に終了候補持玉合計を加算する構成としても良い。
持玉履歴の作成の条件を遊技終了とし、その判定を非稼動タイマのタイムアップとしたが、遊技者が計数する状態(遊技終了候補)であることが判定できればどのような判定方法であっても良い。例えば、従業員が携帯するリモコンから、或いは貸出装置2などの操作により、従業員の判断で遊技終了信号を送信し、その遊技終了信号により持玉履歴を作成したり、非稼動タイマがタイムアップした場合であっても、従業員のリモコンから休憩中信号を受信した場合には持玉履歴の作成を行わない(つまり、休憩後に遊技を再開することが確実なため)とする構成や、貸出装置2における会員カードの排出等、遊技者が計数することが予想される状態であることを判定するためには、周知であるどのような判定方法を用いても良い。
持玉履歴作成後の最初のアウト信号の発生等、遊技開始(再開)を判断できる場合に、「遊技再開ですか?」或いは「遊技台の移動ですか?」という表示を貸出装置2の情報表示部8等の表示手段にて行い、遊技者、或いは従業員に確認を求めるようにし、再開、或いは台移動である場合には再開信号或いは台移動信号を遊技者による操作、或いは従業員リモコン等で送信するようにしても良い(台移動であれば、台番号入力を行う)。この場合、対応する持玉履歴を削除し、遊技台の持玉に加算するようにすれば良い。このようにすれば、計数照合時の照合情報の精度を高めることが可能となる。
非稼動タイマのタイマ値や、照合時の許容範囲、或いは持玉履歴と計数玉との対応付けの許容範囲等の数値は例示であり、任意に設定すれば良い。また、非稼動タイマのタイマ値を複数設け、タイマ値に応じた持玉履歴を作成しても良い。この場合、遊技終了の判定精度が低いものの、ノイズが少ないタイマ値の長い持玉履歴により照合を行い、エラーの場合に、遊技終了の判定精度の高い持玉履歴により従業員が計数は正当であったか否かを判断するように活用できる。
計数装置4では、計数玉信号の送信のみを行い、照合処理を管理装置6で行い、管理装置6にてエラー報知を行うようにしても良い。この場合、持玉履歴と計数玉との対応付けを行ってから計数玉の照合を行い、対応付けができない場合にエラーと判断しても良い。また、持玉履歴の作成等の管理装置6の機能を計数装置4に持たせても良い。
計数装置4にてエラー表示を行った場合に、計数玉信号を管理装置6へ送信しないように構成したが、従業員の判断により、不正でないと判断されれば、計数玉信号を管理装置6へ出力可能に構成しても良い。この場合は、管理装置6において入力した計数玉は保留玉扱いとするのが望ましい。
照合結果の報知は、情報表示部8におけるエラー表示以外に照合結果に応じてレシートへの記憶(印字)態様を変更したり、音声や印字による報知であっても良い。また、エラー表示だけでなく、照合結果が正当であった旨を報知するようにしても良い。
本発明の一実施例における全体構成を示す概略図 貸出装置の斜視図 計数装置の斜視図 持玉履歴を示す図(その1) 持玉履歴を示す図(その2) 持玉履歴を示す図(その3) 持玉履歴を示す図(その4) 持玉履歴を示す図(その5) 持玉履歴を示す図(その6) 持玉履歴を示す図(その7) 持玉履歴を示す図(その8) 貸出装置で表示されるエラー表示を示す図 管理装置の処理を示すフローチャート 管理装置の持玉特定処理を示すフローチャート 管理装置の計数装置からの信号受信処理を示すフローチャート 計数装置の処理を示すフローチャート 持玉数に応じた処理内容を説明するための図
符号の説明
図面中、1は遊技台、2は貸出装置、4は計数装置(計数手段、計数遊技媒体特定手段、照合手段、報知手段)、6は管理装置(終了候補判定手段、終了候補遊技媒体特定手段、差遊技媒体特定手段)である。

Claims (6)

  1. 遊技台側から出力される遊技情報、或いは所定の稼動状態特定操作に基づいて、遊技者による遊技の終了を検出した場合に、遊技台を終了候補遊技台として判定する終了候補判定手段と、
    前記遊技情報の内、貸出遊技媒体を特定可能な売上信号、使用遊技媒体を特定可能な使用遊技媒体信号、及び払出遊技媒体を特定可能な払出遊技媒体信号に基づいて、前記終了候補判定手段が終了候補遊技台と判定した遊技台における遊技者の差遊技媒体の総数を終了候補遊技媒体総数として特定する終了候補遊技媒体特定手段と、
    遊技者が獲得した獲得遊技媒体を計数する計数手段と、
    前記計数手段が計数した遊技媒体を計数遊技媒体として特定する計数遊技媒体特定手段と、
    前記終了候補遊技媒体特定手段が特定した終了候補遊技媒体総数と前記計数遊技媒体特定手段が特定した計数遊技媒体とを照合する照合手段と、
    前記照合手段の照合結果を報知する報知手段とを備え、
    前記終了候補遊技媒体特定手段は、前記計数遊技媒体に相当する除外遊技媒体を前記終了候補遊技媒体総数から除外することを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記売上信号、使用遊技媒体信号、及び払出遊技媒体信号に基づいて、前記終了候補判定手段が終了候補遊技台と判定した遊技台毎における前記差遊技媒体を特定する差遊技媒体特定手段を備え、
    前記終了候補遊技媒体特定手段は、前記差遊技媒体特定手段が特定した前記差遊技媒体を合算することにより前記終了候補遊技媒体総数を特定する一方、前記計数遊技媒体特定手段が特定した計数遊技媒体を前記除外遊技媒体として前記終了候補遊技媒体総数から除外することを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理システム。
  3. 前記終了候補遊技媒体特定手段は、前記終了候補判定手段が特定した終了候補遊技台毎における差遊技媒体の内から、前記計数遊技媒体に対応する差遊技媒体を前記計数遊技媒体特定手段が特定した計数遊技媒体と対応付け、その差遊技媒体を前記計数遊技媒体に代えて、前記除外遊技媒体として前記終了候補遊技媒体総数から除外することを特徴とする請求項2記載の遊技場用管理システム。
  4. 前記終了候補遊技媒体特定手段は、前記計数遊技媒体と前記差遊技媒体とを対応付けできない場合は、前記計数遊技媒体を複数の前記差遊技媒体と対応付け、その対応付けられた複数の前記差遊技媒体を前記除外遊技媒体として前記終了候補遊技媒体総数から除外することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の遊技場用管理システム。
  5. 前記照合手段は、前記終了候補遊技媒体特定手段が前記計数遊技媒体と前記差遊技媒体とを対応付けできないまま新たに照合を行う場合は、対応付けできなかった前記計数遊技媒体を前記除外遊技媒体として前記終了候補遊技媒体総数から除外した値と新たな照合対象となる前記計数遊技媒体とを照合することを特徴とする請求項3または4記載の遊技場用管理システム。
  6. 前記照合手段は、前記終了候補遊技媒体特定手段が前記計数遊技媒体と前記差遊技媒体とを対応付けできないまま新たに照合を行う場合は、前記終了候補遊技媒体特定手段が前記差遊技媒体と対応付けできなかった前記計数遊技媒体も照合対象とすることを特徴とする請求項5記載の遊技場用管理システム。
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