JP2008212277A - 入賞口ユニット - Google Patents

入賞口ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2008212277A
JP2008212277A JP2007051436A JP2007051436A JP2008212277A JP 2008212277 A JP2008212277 A JP 2008212277A JP 2007051436 A JP2007051436 A JP 2007051436A JP 2007051436 A JP2007051436 A JP 2007051436A JP 2008212277 A JP2008212277 A JP 2008212277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning
opening
ball
game
prize
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007051436A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishibashi
洋 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2007051436A priority Critical patent/JP2008212277A/ja
Publication of JP2008212277A publication Critical patent/JP2008212277A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技盤の正面側に露出している部分の交換が可能な入賞口ユニットを提供する。
【解決手段】普通電動役物と入賞口とを一体として構成した入賞口ユニット5において、通過口部材55a(55b)を取付部材51に対して交換可能とし、始動入賞口の入賞を検出するセンサ57を兼用する方式の入賞口ユニット5aと、兼用しない方式の入賞口ユニット5bとの変更を可能とした。また、正面側に露出する開閉装置52に対して背面側の駆動装置50Bも着脱自在とすることで、開閉装置52の交換も可能とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、弾球遊技機の入賞口ユニットに係り、詳しくは、入賞口を構成する部材を部分的に交換可能な入賞口ユニットに関するものである。
周知のように、パチンコ遊技においては、遊技機に装備されている遊技盤面の遊技領域に設けられている各種入賞口にパチンコ球が入賞すると、その入賞口に設定されている所定数の賞球が払出されるようになっている。
このような入賞口において、例えば、1種機種では、抽選を開始する始動入賞口の真下に、電動チューリップと呼ばれる入賞部が設けられているものがある。この入賞部は、所定の確率で開閉し、入賞した場合には、始動入賞口に入賞した場合と同様に、抽選が開始される。
従来の弾球遊技機では、上記始動入賞口と、電動チューリップとを一体して構成した入賞口ユニットが用いられているものがある。
一方、入賞口ユニットには、上下に配置された入賞口と電動チューリップの構成において、上部の入賞口の底部に孔を形成し、入賞口に落入した遊技球を電動チューリップへスルーさせ、電動チューリップの検出センサで入賞を検出する方式のユニットと、上側の入賞口に落入した遊技球を遊技盤の背面側に導球して電動チューリップとは異なる検出センサで入賞を検出する方式のユニットとの2通りのユニットが存在していた。
特開2002−210117号
従来の入賞口ユニットでは、普通電動役物と始動入賞口が一体として構成されているので、上記2つの方式のユニットは、別個に製造する必要がある。このため、普通電動役物が共通している場合にも、別のユニットとして製造しなければならなかった。
また、新たに弾球遊技機を開発する場合、遊技盤面の装飾を変更するために正面側に露出する普通電動役物の羽根や、始動入賞口等は、新たな意匠を施す必要があるが、普通電動役物を駆動させる駆動装置の変更は不要である。しかしながら、従来では入賞口ユニットが一体化されているため、駆動装置にも含めて全てを新たに設計し、製造する必要があった。
この発明の目的は、遊技盤の正面側に露出している部分の交換が可能な入賞口ユニットを提供することにある。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 遊技球が流下する遊技領域を正面側に有する遊技盤を備えた弾球遊技機に設けられる入賞口ユニットであって、
遊技球の落入により賞球が行なわれる入賞部と、
前記入賞部の鉛直上方において、前記役物に着脱自在に取り付けられ、通過口に落入した遊技球を前記入賞部内へ落入させる第1通過口部材と、
前記入賞部に着脱自在に取り付けられ、通過口に落入した遊技球を遊技盤背面側へ導く導球手段を有する第2通過口部材とを有し、
前記第1通過口部材と第2通過口部材は交換可能であることを特徴とする入賞口ユニット。
(2) 前記入賞部は、遊技球の落入を可能な状態とする開放状態と、落入不可とする閉鎖状態とに変更可能な開閉装置を供えている上記(1)に記載の入賞口ユニット。
(3) 前記入賞部は、
前記開閉装置を開閉駆動させる駆動装置と、
前記駆動装置側に設けられた駆動部材と、前記開閉装置側に設けられ、前記駆動部材に応じて駆動する従動部材とを有する伝動装置とを有し、
前記駆動装置と前記開閉装置は、前記駆動部材と前記従動部材の係脱によって着脱自在に接続されている上記(2)に記載の入賞口ユニット。
(4) 前記駆動部材と前記従動部材の一方は、前後方向に延設されたピン部材であり、前後方向に形成されたピン部材を収容する収容部を備え、
前記駆動装置と前記開閉装置は、相対的に前後方向に近接又は離間させることによって、着脱自在に接続される上記(3)に記載の入賞口ユニット。
請求項1に記載の発明によれば、第1通過口部材と第2通過口部材とを交換可能に構成されているので、入賞口ユニットの使用目的に応じて両者を交換し、他の構成部材を有効に用いることができる。また、第1及び第2通過口部材の意匠を変更する場合にも、部分的な変更が可能で、変更不要な部分は継続して使用することができ、部品の有効利用を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、入賞部が開閉装置を備えているので、異なる通過口部材の間で、開閉装置を共用することができ、部品の有効利用効果を一層顕著に発揮させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、伝動装置の駆動部材と従動部材を係脱可能となることによって、動力伝達部分での着脱が可能となり、開閉装置と駆動装置との間の着脱ができる構成となった。このため、高価な駆動装置を共用して、開閉装置のみを他の開閉装置に交換することができる。
請求項4に記載の発明によれば、駆動装置と開閉装置を相対的に前後方向に移動させることで、相互の着脱が可能となるので、着脱操作が容易となる。
図1は、本実施形態における遊技機を示す図である。以下、本明細書において、遊技機の遊技者が配置される側を正面、前面又は前側として表現し、遊技者の配置位置に対して反対側を背面、後面又は後側とし、図1に示されているような正面視において、左右方向をY軸方向、前後方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸と定義し、右方向をY軸方向の正方向、前側から後側へ向かう方向をX軸方向の正方向、鉛直下方へ向かう方向をZ軸の正方向と定義する。
図1においてパチンコ遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠を構成する外枠1の開口前面に、外枠1に合わせて方形枠サイズに形成された開閉搭載用の前枠2を備えている。
前枠2は、外枠1の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠1に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠1の正面右側に設けられた施錠装置12によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2の上部領域には、遊技盤3が配置されており、遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて画成された円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、略中央部に表示装置として図柄変動表示装置6jが設置される窓部で構成された表示部6aが設けられている。表示部6aの周りには装飾部材6Bや、入賞口ユニット5の始動入賞口6c、および特別入賞口6d、その他入賞口6k、6m、6n、6pなどがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口6eも設けられており、始動入賞口6cや特別入賞口6dに入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。
また、前枠2の前面上部側には、遊技盤3を視認できるように透明なガラス盤を備えたガラス枠70が水平方向に開閉可能かつ着脱可能に設けられ、通常は、施錠装置12により閉鎖状態に保持されて遊技盤3の前面を覆っている。
前枠2の前面下部側でガラス枠70の下方には、皿ユニット701が、前枠2に開閉支持されている背面板(図示されず)に取り付けられて設けてある。皿ユニット701は、図示しない施錠装置により通常、閉鎖状態に保持されている。皿ユニット701は、球受け皿を構成している球貯留部701aと、球貯留部701aの正面左側下部に設けられた灰皿701bと、球貯留部701aの正面右側下部に設けられた発射ハンドル701cと、操作装置としてのボタン701dとを有している。
次に入賞口ユニット5の構成について説明する。図2は、入賞口ユニット5の分解斜視図である。入賞口ユニット5は、取付部材51と、開閉装置52と、駆動装置50Bと、第1通過口部材55aと、第2通過口部材55bとを備えている。
取付部材51は、遊技盤3に形成された収容孔内に正面側から挿入されて、遊技盤3に固定される。取付部材51は、遊技盤3の収容孔内に収納される本体510と、該本体510の正面側に設けられ遊技盤面に重ねられるフランジ部511と、本体510の内側には後述する伝達装置を収納する収納部512が形成されている。収納部512の中央には、入賞球を導球する導球路513が前後方向に形成されている。導球路513は前端部が入賞球を取り込む開口部513hとなっている。
開口部513hの左右両側には、スリット514、514が形成されており、このスリット514、514には、後述する開閉装置52の開閉部材522、522に立設された従動部材が挿通する。
本体510の上部には、第1通過口部材55a、第2通過口部材55bを接続させるための接続部515、515が左右両端に設けられている。これらの接続部515、515は、前後方向に円筒形状に形成された凹部となっており、底部にはネジ孔515aが形成されている。さらに、本体510の背面において左右両端部には、駆動装置50Bと接続させるための接合部516が形成されている。
本体510の正面側には、開閉装置52が取り付けられる。開閉装置52は、保持部材520と、保持部材520に揺動自在に支持された2つの開閉部材521、521とを備え、開閉部材521、521は、共に鉛直方向に立設された閉鎖状態と、共に外側に開いた開放状態との間で揺動できるように支持されている。図2に示されている状態は、一方は鉛直に維持された閉鎖状態が、他方は外側に倒れた開放状態がそれぞれ示されている。開放状態で、遊技球が入賞し得る状態となる。開閉部材521、521の間に入賞部520aが構成される。入賞部520aに取り込まれた入賞球は、開口部513hから導球路513へ転入する。
各開閉部材521、521には、背面側に突出形成されたピン状の従動部材521a、521aをそれぞれ有しており、この従動部材521a、521aは、上記スリット514、514をそれぞれ挿通し、本体510の収納部512内に先端部が突出する。従動部材521a、521aは、開閉部材521、521の揺動とともにスリット514、514内を移動する。
取付部材51の背面側には、駆動装置50Bが取り付けられる。図3は、駆動装置50Bの分解斜視図である。駆動装置50Bは、支持部材53と、ソレノイドユニット54と、駆動部材56と、通過センサ57とを有している。支持部材53は、ソレノイドユニット54と、駆動部材56とを支持する。支持部材53は、正面側の左右端部に、前記接合部516が接合される当接部531を有し、当接部531には、中央に形成された孔を挿通するネジによって、取付部材51の接合部516が固定される。
各接合部516、516の内側には、駆動部材56の揺動アーム561、561を収容する支持部532、532が形成され、支持部532、532の外側面には、揺動アーム561、561の支点561aを回動自在に支持する支点孔532aがそれぞれ形成されている。
支持部532、532の間には、導球空間534が形成され、その鉛直下側には通過センサ57が配置されている。導球空間534は、取付部材51の導球路513の後端に接続され、導球路513によって導球された入賞球は、導球空間534を通って、通過センサ57を通過し、入賞が検出される。
支持部材53の背面側には、ケース541内に収められたソレノイドが設けられ、ソレノイドのプランジャの先端には、連結部材542が接続されている。連結部材542は、導球空間534の上側に位置し、先端は上方に突出した係合部543が形成されている。ソレノイドの駆動によって、連結部材542が前後方向(X軸方向)に往復移動する。
図4は、駆動部材56の側面図である。駆動部材56は、左右両側に側部材562、562を備え、各側部材562、562の背面側には揺動アーム561、561が延設されており、先端部の外側には支点561aがそれぞれ突設されている。
また、各側部材562、562の正面側には、従動部材521a、521aの先端部を収容する接続部563、563が形成され、先端部には従動部材521a、521aの側部に適宜接触し得る接触部564a、564bが上下対向する位置に設けられている。従動部材521a、521aは、揺動する開閉部材521に設けられているため、開閉部材521の揺動によって、上下動するとともに、左右方向にも移動する。このため、接触部564a、564bは、左右方向(Y軸方向)の移動量に相当する幅W2を有している。スリット514、514についても同様の理由から、幅W1を有している。このような幅W2を備えることによって、駆動部材56と従動部材521a、521aとの接続が外れることなく、開閉駆動力が確実に開閉部材521、521に伝達される。また、接触部564a、564bの隙間は、前方に向けて開放されているので、後側から駆動装置50Bを取付部材51内に挿入した場合、容易に駆動部材56と従動部材521a、521aとを接続させることができる。
駆動部材56の上部には、連結部材542の係合部543を収容する孔565が形成されており、駆動部材56の後側らか挿入された連結部材542を、下側から係合部543を孔565に挿入することで、連結部材542と駆動部材56との接合が完了する。
ソレノイドユニット54のソレノイドの駆動によって、連結部材542が前後方向に往復動し、これにより、駆動部材56が、支点561aを中心とて上下に揺動し、接触部564a、564bが上下に移動する。具体的には、連結部材542が後方に移動すると、接触部564a、564bは上方へ移動する。連結部材542が前方に移動すると、接触部564a、564bは下方へ移動する。側部材562、562の間には、導球路513が位置し、入賞球が通過する。上記取付部材51、開閉装置52、駆動装置50Bとによって普通電動役物が構成される。
取付部材51の本体510上部には、第1通過口部材55a又は第2通過口部材55bが取り付けられる。第1通過口部材55aは、取付部材51に取り付けられた際に、フランジ部511と一体となる基材551aと、基材551aの中央部正面側に枠状に形成され、内側に通過口としての通過開口部552aを備える通過口形成部553aと、基材551aの背面側左右端部に設けられた当接部554aと、通過口形成部553aの背面側に設けられた支持片555aとを備えている。当接部554aは、本体510の接続部515、515に先端が当接し、ネジ孔515aを挿通するネジによって、取付部材51に着脱自在に固定される。通過口形成部553aには、通過開口部552aの鉛直下側に連通孔556aが形成されている。図5は、上記第1通過口部材55aが取り付けられた本発明の入賞口ユニット5aの全体斜視図である。
入賞口ユニット5aでは、通過開口部552aが遊技領域6の始動入賞口6cとして機能する。そして、通過開口部552aに落入した遊技球は、連通孔556aを通って、入賞部520aに落下するように構成されている。
第2通過口部材55bは、取付部材51に取り付けられた際に、フランジ部511と一体となる基材551bと、基材551aの中央部正面側に形成され、内側に通過開口部552bを備える通過口形成部553bと、基材551bの背面側左右端部に設けられた当接部554bと、通過口形成部553bの背面側に設けられた導球部555bとを備えている。当接部554bは、本体510の接続部515、515に先端が当接し、ネジ孔515aを挿通するネジによって、取付部材51に着脱自在に固定される。
通過口形成部553bの内部は、導球部555bに連通し、入賞球は導球部555bに導かれる。導球部555bは、前後方向に延設されて、終端部は遊技盤3の背面側に突出しており、取付部材51の側方へ向けて入賞球を排出する排出口556bが形成されている。排出された遊技球は、前記通過センサ57とは異なるセンサによって検出される。図6は、上記第2通過口部材55bが取り付けられた本発明の入賞口ユニット5bの全体斜視図である。入賞口ユニット5bでは、通過開口部552bが遊技領域6の始動入賞口6cとして機能する。そして、通過開口部552bに落入した遊技球は、導球部555bを通って、通過センサ57と異なるセンサで検出される。
以上のように、通過口は、遊技球が通過する開口を意味し、通過口を通過することにより賞球が行なわれる場合には、入賞口となる。また、通過口に通球センサを設けることによりゲートを構成し、通過口の通球を、抽選の開始や、他の制御動作の契機とすることもできる。
以上説明したように、第1通過口部材55aと第2通過口部材55bとを交換するのみで、異なる形式の入賞口ユニットに容易に変更することが可能となる。
上記の構成のほか、普通電動役物は、電動によらない通常の役物であってもよい。役物とは入賞を容易とする特別の装置であり、例えば、遊技球の入賞を契機として拡張状態(入賞が容易な状態)、狭状態(入賞可能であるが、入賞確率が低くなっている状態)とに開閉部材が機械的に切り替わる装置(所謂、チューリップ)などが挙げられる。
上記構成のほか、図7に示されているように、特別入賞口6dを入賞部とする構成とすることもできる。この入賞口ユニット5cは、入賞部として特別入賞口6dを有する取付部材51cと、第3通過口部材55cと、駆動装置50cを備えている。
取付部材51cは、遊技盤面に重ねられるフランジ部511cを備え、その中央部に開閉装置52cを保持し、開閉装置52cの背面側に、開閉装置52cを駆動させる駆動装置50cを保持している。また、取付部材51cの上側には、第3通過口部材55cが着脱自在に取り付けられる。
開閉装置52cは、横長の矩形状に形成された開閉部材521cを備え、開閉部材521cは下端辺に沿った軸を揺動軸として開閉駆動する。この駆動力は駆動装置50cにより供給される。開閉部材521cが開放されることにより、入賞部が構成され、開閉部材521c上に落入した遊技球は開閉装置52内へ取り込まれ、内部に設けられたセンサ6dsによって入賞が検出される。
第3通過口部材55cは、遊技盤面に重ねられる板状の基材551cと、センサユニット554cと、背面側から挿入されたセンサユニット554cのセンサ部555cを収容するゲート部553aとを備えている。
ゲート部553cの内側には基材551cの背面側に開口する収容部が形成され、収容部にはセンサユニット554cのセンサ部555cが収容保持される。センサ部555cは、遊技球が通過する通球孔552cを有する。通過口としての通球孔552cを遊技球が通過すると、通球が検出される。
ゲート部553aの背面側には、保持部材556cが後方へ向けて延設され、先端には爪557cが形成されている。爪557cは、センサユニット554cの背面側端に当接し、センサユニット554cのゲート部553cからの離脱を防止する。
基材551cは、フランジ部51cと同じ厚さに構成され、フランジ部51cと基材551cを一体化させることにより、1つの入賞口ユニット5cを構成する。また、フランジ部51cと基材551cを一体化することで、単一のまとまった意匠が構成される。
なお、上記構成において、第1通過口部材55a、第2通過口部材55b、第3通過口部材55cの各通過口の上方には、一対の命釘の代わりに、一対のピン状突出部が、基材に一体形成されていてもよい。
次に、本遊技機における遊技制御を行う遊技制御手段について説明する。
図8において、遊技制御手段200は、遊技の進行や演出等を含む弾球遊技機100全体を統括制御する手段である。遊技制御手段200は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。遊技制御手段200は、遊技盤3の背面側に設けられた制御基板上に設けられている。ここで、遊技制御手段200は、1つの制御基板上に限らず、複数の制御基板上にわたって設けられていても良い。遊技制御手段200は、本実施形態では、以下の各手段を備える。
(入賞球検出手段)
入賞球検出手段21は、始動入賞口6c及び特別入賞口6dに遊技球が入賞したときに、その入賞を検出するものである。これらの始動入賞口6c及び特別入賞口6dには、それぞれ始動入賞口センサ57及び特別入賞口センサ6dsが設けられ、それぞれ入賞球検出手段21に電気的に接続されている。なお、始動入賞口6cへの入賞の検出は、第2通過口部材55bが装着されている場合には、センサ57と異なるセンサにより検出される。
(抽選手段)
抽選手段22は、入賞球検出手段21により、始動入賞口6cへの遊技球の入賞が検出されたことを条件として、可変表示手段である図柄変動表示装置6jに表示する停止図柄に関する抽選を行うものであり、本実施形態では、▲1▼当選/非当選の有無、▲2▼図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示後の停止図柄、及び▲3▼図柄の変動表示中の変動パターンの抽選を行う。抽選手段22は、これらの▲1▼〜▲3▼の抽選を行うべく、当たり抽選手段22aと、停止図柄抽選手段22bと、変動パターン抽選手段22cとを備える。
(当たり抽選手段)
当たり抽選手段22aは、本実施形態では、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数取得手段と、当たり判定手段とを備える。
当たり判定用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期(例えば、16ビット乱数による0〜65535の周期)を有する当たり判定用乱数を発生させる。当たり判定用乱数取得手段は、当たり判定用乱数発生手段によって発生した当たり判定用乱数のうち1の当たり判定用乱数を、所定の時、本実施形態では始動入賞口センサ57から送信された検出信号を入賞球検出手段21が受信した時に取得する。
当たり判定手段は、当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数に基づいて、当選であるか非当選であるかを判定する。
当選と判定された場合には、後述する演出画像制御手段27にコマンドを送る。
(停止図柄抽選手段)
停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段の判定結果に基づいていて、図柄変動表示装置6jに停止表示すべき停止図柄を抽選するものである。
(変動パターン抽選手段)
変動パターン抽選手段22cは、図柄変動表示装置6jに表示すべき図柄の変動パターンを抽選するものである。
当たり抽選手段22aの当たり判定手段での判定手段での判定結果に基づいて、複数種類の図柄の変動パターンを記憶したデータテーブルを参照して、いずれか1つの変動パターンを選択する。
(図柄表示制御手段)
図柄表示制御手段23は、始動入賞口6cへの遊技球の入賞により、入賞球検出手段21が検出信号を受信したことを条件として、図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段24は、当たり抽選手段22aの当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が当選図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄(例えば「777」)となった場合に、特別遊技に移行させ、その終了条件を満たすまで特別遊技を実行するものである。ここで「特別遊技」とは、通常遊技以上に遊技球が入賞しやすい状態が作り出され、具体的には、特別入賞口6dが開放され、遊技球を受け入れ易い状態になることで、それまで以上に賞球の獲得が期待できる遊技である。
(球搬出制御手段)
球搬出制御手段25は、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25dの駆動を制御するものである。上述したように、始動入賞口センサ57及び特別入賞口センサ6dsからの検出信号を入賞球検出手段21が受信したときに、その入賞に対応する数の賞球を払い出すように、球搬出装置25dを制御する。球搬出装置25dは、駆動されると、球を弾球遊技機1の皿701aに払い出す。
(普通図柄制御手段)
普通図柄制御手段26は、上述した普通図柄変動表示装置264dの変動表示及び停止表示を制御するためのものであり、以下の各手段を備える。
(入球検出手段)
入球検出手段262は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、それを検出するものである。
普通図柄始動口6iを遊技球が通過すると、普通図柄始動口センサ6isから、そのときの検出信号が入球検出手段262に送信される。この検出信号を受信したときに、入球検出手段262は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを検出する。
(普通図柄抽選手段)
普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを条件として、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を抽選によって決定するものである。
普通図柄抽選手段263は、上述した当たり抽選手段22aと同様に、当たり判定用乱数発生手段と当たり判定用乱数値取得手段と、当たり判定手段とを備える。
(普通図柄変動制御手段)
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動口6iを遊技球が通過したときに、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dの図柄を所定時間変化させ後、最終的には普通図柄抽選手段263によって決定された図柄を普通図柄変動表示装置264dに停止表示させる。
(球誘導装置制御手段)
球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、球誘導装置265dの作動を制御するものである。具体的には、普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときは、球誘導装置265dを作動させるように制御する。これと逆に、普通図柄抽選手段263による抽選で非当選であったときは、球誘導装置265を作動させない。この実施形態では、球誘導装置265dは、駆動装置50B及び開閉装置52で構成される。
(演出画像制御手段)
演出画像制御手段27は、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を制御する。
演出画像制御手段27は、当たり抽選手段22aにより、当選の旨のコマンドを受け取った場合には、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を選択し、これを表示する。
本発明の弾球遊技機の全体正面図である。 入賞口ユニットの分解斜視図である。 駆動装置の分解斜視図である。 駆動部材の全体側面図である。 入賞口ユニットの全体斜視図である。 入賞口ユニットの全体斜視図である。 入賞口ユニットの全体斜視図である。 遊技制御手段の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 弾球遊技機
1 外枠
12 施錠装置
2 前枠
3 遊技盤
3A、3B ヒンジ金具
5 入賞口ユニット
50B 駆動装置
51 取付部材
52 開閉装置
53 支持部材
54 ソレノイドユニット
55a、55b 通過口部材
56 駆動部材
521 開閉部材
521a 従動部材
6 遊技領域
6a 表示部
6c 始動入賞口
6d 特別入賞口
70 ガラス枠
701 皿ユニット
701a 球貯留部
701b 灰皿
701c 発射ハンドル

Claims (4)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を正面側に有する遊技盤を備えた弾球遊技機に設けられる入賞口ユニットであって、
    遊技球の落入により賞球が行なわれる入賞部と、
    前記入賞部の鉛直上方において、前記役物に着脱自在に取り付けられ、通過口に落入した遊技球を前記入賞部内へ落入させる第1通過口部材と、
    前記入賞部に着脱自在に取り付けられ、通過口に落入した遊技球を遊技盤背面側へ導く導球手段を有する第2通過口部材とを有し、
    前記第1通過口部材と第2通過口部材は交換可能であることを特徴とする入賞口ユニット。
  2. 前記入賞部は、遊技球の落入を可能な状態とする開放状態と、落入不可とする閉鎖状態とに変更可能な開閉装置を供えている請求項1に記載の入賞口ユニット。
  3. 前記入賞部は、
    前記開閉装置を開閉駆動させる駆動装置と、
    前記駆動装置側に設けられた駆動部材と、前記開閉装置側に設けられ、前記駆動部材に応じて駆動する従動部材とを有する伝動装置とを有し、
    前記駆動装置と前記開閉装置は、前記駆動部材と前記従動部材の係脱によって着脱自在に接続されている請求項2に記載の入賞口ユニット。
  4. 前記駆動部材と前記従動部材の一方は、前後方向に延設されたピン部材であり、前後方向に形成されたピン部材を収容する収容部を備え、
    前記駆動装置と前記開閉装置は、相対的に前後方向に近接又は離間させることによって、着脱自在に接続される請求項3に記載の入賞口ユニット。
JP2007051436A 2007-03-01 2007-03-01 入賞口ユニット Pending JP2008212277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007051436A JP2008212277A (ja) 2007-03-01 2007-03-01 入賞口ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007051436A JP2008212277A (ja) 2007-03-01 2007-03-01 入賞口ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008212277A true JP2008212277A (ja) 2008-09-18

Family

ID=39833077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007051436A Pending JP2008212277A (ja) 2007-03-01 2007-03-01 入賞口ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008212277A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016123626A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021007885A (ja) * 2020-11-04 2021-01-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021010809A (ja) * 2020-11-04 2021-02-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021010810A (ja) * 2020-11-04 2021-02-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021029689A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2021120085A (ja) * 2020-08-27 2021-08-19 株式会社三洋物産 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05345065A (ja) * 1992-06-16 1993-12-27 Adachi Raito Kogyosho Kk パチンコ機の入賞装置
JPH11299974A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Sammy Corp 弾球遊技機用役物
JP2000288179A (ja) * 1999-04-01 2000-10-17 Takao:Kk パチンコ機
JP2003290458A (ja) * 2002-04-05 2003-10-14 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機
JP2006280609A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Newgin Corp 遊技機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05345065A (ja) * 1992-06-16 1993-12-27 Adachi Raito Kogyosho Kk パチンコ機の入賞装置
JPH11299974A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Sammy Corp 弾球遊技機用役物
JP2000288179A (ja) * 1999-04-01 2000-10-17 Takao:Kk パチンコ機
JP2003290458A (ja) * 2002-04-05 2003-10-14 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機
JP2006280609A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Newgin Corp 遊技機

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016123626A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021029689A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2021120085A (ja) * 2020-08-27 2021-08-19 株式会社三洋物産 遊技機
JP7067660B2 (ja) 2020-08-27 2022-05-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2022093508A (ja) * 2020-08-27 2022-06-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021007885A (ja) * 2020-11-04 2021-01-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021010809A (ja) * 2020-11-04 2021-02-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021010810A (ja) * 2020-11-04 2021-02-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP7047882B2 (ja) 2020-11-04 2022-04-05 株式会社三洋物産 遊技機
JP7047883B2 (ja) 2020-11-04 2022-04-05 株式会社三洋物産 遊技機
JP7047881B2 (ja) 2020-11-04 2022-04-05 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4515299B2 (ja) 弾球遊技機の演出装置
JP2008212277A (ja) 入賞口ユニット
JP2005148206A (ja) 遊技機の映写装置
JP5130655B2 (ja) 遊技機
JP3990315B2 (ja) 遊技機
JP5059365B2 (ja) 遊技機
JP2012152621A (ja) 遊技機
JP6136183B2 (ja) 遊技機
JP5491482B2 (ja) 遊技機
JP2012235896A (ja) 弾球遊技機
JP5418575B2 (ja) 遊技機
JP4996709B2 (ja) 弾球遊技機の演出装置
JP2007330297A (ja) 遊技機
JP4406532B2 (ja) 弾球遊技機
JP4562071B2 (ja) 遊技機の遊技部品
JP3972877B2 (ja) 遊技機
JP5059366B2 (ja) 遊技機
JP6306960B2 (ja) 遊技機
JP5382166B2 (ja) 遊技機
JP5218625B2 (ja) 遊技機
JPH06312049A (ja) 弾球遊技機
JP2002224295A (ja) 組み合わせ遊技機
JP4438020B1 (ja) 遊技機枠ユニット
JP5201195B2 (ja) 遊技機
JP4484167B1 (ja) 遊技機枠ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110811

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110823

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120925