JP2008211960A - モータ構造及びモータ構造の組付方法 - Google Patents

モータ構造及びモータ構造の組付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組付作業性を向上させることができるモータ構造を提供する。
【解決手段】モータ構造10では、ハウジング32にストッパ76が設けられており、ステータ28とハウジング32とを一体に組み付けるための第一スナップフィット係合部72の係合作業(第一組付工程)と、ポンプボディ30とハウジング32とを一体に組み付けるための第二スナップフィット係合部74の係合作業(第二組付工程)とをそれぞれ独立して行うことができるようになっている。従って、第一スナップフィット係合部72の係合作業と第二スナップフィット係合部74の係合作業とを容易且つ確実に行うことができると共に、ステータ28を圧入収容穴54に円滑且つ確実に圧入して収容することができる。これにより、モータ構造10全体の組付作業性を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータ構造及びモータ構造の組付方法に係り、特に、例えばかしめ固定手段やスナップフィット係合手段等により各部材を一体的に組み付けるようにしたモータ構造及びモータ構造の組付方法に関する。
従来、スナップフィット係合手段により各部材を一体的に組み付けるようにしたモータ構造及びモータ構造の組付方法としては、例えば、次のものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。例えば、特許文献1には、排水ポンプの各部材をスナップフィット係合手段により一体的に組み付ける例が開示されており、特許文献2には、電動送風機の各部材をスナップフィット係合手段により一体的に組み付ける例が開示されている。
特開2006−258068号公報 特開2005−273589号公報 独国特許出願公開第19934382号明細書
しかしながら、上記各例では、スナップフィット係合手段により各部材をワンタッチで一体的に組み付けることができるものの、モータ構造全体の組付作業性を向上させるためには改善の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、組付作業性を向上させることができるモータ構造及びモータ構造の組付方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のモータ構造は、回転磁界を発生可能なステータと、モータ軸線方向一方側に開口を有すると共にモータ軸線方向に沿って形成されて前記ステータが圧入収容される圧入収容穴を有して構成されたモータボディと、前記ステータに対しモータ軸線方向一方側に配置されたハウジングと、前記ステータ及び前記ハウジングを一体的に組み付けるための第一スナップフィット係合手段と、前記モータボディ及び前記ハウジングを一体的に組み付けるための第二スナップフィット係合手段と、前記ハウジングに設けられ、前記第一スナップフィット係合手段によって前記ステータ及び前記ハウジングが一体的に組み付けられた状態にあるときに前記ステータの前記ハウジング側への相対移動を規制するための相対移動規制手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載のモータ構造では、上記構成により、例えば、以下の組付方法の如く組み付けを行うことができる。すなわち、先ず、回転磁界を発生可能なステータに対しモータ軸線方向一方側にハウジングを配置した状態でステータをハウジング側へ相対移動させてステータをハウジングに第一スナップフィット係合手段によって一体的に組み付ける。このとき、ステータのハウジング側への相対移動を相対移動規制手段によって規制する(第一組付工程)。
続いて、ハウジング及びこのハウジングに一体的に組み付けられたステータをモータボディ側へ相対移動させてステータをモータボディに形成された圧入収容穴の開口から圧入収容穴に圧入収容する。また、このとき、モータボディ及びハウジングを第二スナップフィット係合手段によって一体的に組み付ける(第二組付工程)。
このように、請求項1に記載のモータ構造では、第一スナップフィット係合手段及び第二スナップフィット係合手段によってステータとハウジング及びモータボディとハウジングをそれぞれワンタッチで一体的に組み付けることができるだけでなく、ステータとハウジングとを一体に組み付けるための第一スナップフィット係合手段の係合作業(第一組付工程)と、モータボディとハウジングとを一体に組み付けるための第二スナップフィット係合手段の係合作業(第二組付工程)とをそれぞれ独立して行うことができる。従って、第一スナップフィット係合手段の係合作業と第二スナップフィット係合手段の係合作業とを同時に行う必要があるモータ構造に比して、各係合作業を容易且つ確実に行うことができる。
しかも、請求項1に記載のモータ構造によれば、ステータと一体的に組み付けられたハウジングにモータボディ側へ荷重を加えることでステータを圧入収容穴に圧入する場合でも、ステータに作用するハウジング側への荷重(反作用の荷重)を相対移動規制手段で受けることで、ステータがハウジング側へ相対移動されることを抑制することができる。また、このときには、ハウジングに加えられた荷重を相対移動規制手段を介してステータに伝達することができる。従って、ステータを圧入収容穴に円滑且つ確実に圧入して収容することができる。
以上詳述したように、請求項1に記載のモータ構造によれば、第一スナップフィット係合手段の係合作業と第二スナップフィット係合手段の係合作業とを容易且つ確実に行うことができると共に、ステータを圧入収容穴に円滑且つ確実に圧入して収容することができる。これにより、モータ構造全体の組付作業性を向上させることができる。
請求項2に記載のモータ構造は、請求項1に記載のモータ構造において、前記第一スナップフィット係合手段は、前記ステータの前記ハウジングに対し前記モータボディ側への相対移動を規制する構成とされていることを特徴とする。
請求項2に記載のモータ構造では、相対移動規制手段によってステータのハウジング側への相対移動を規制することができ、第一スナップフィット係合手段によってステータのハウジングに対しモータボディ側への相対移動を規制することができる。つまり、相対移動規制手段及び第一スナップフィット係合手段によってステータがハウジングに対しモータ軸線方向に相対移動されることを抑制することができる。これにより、モータ構造の組付後においてステータとハウジングのガタを防止することができる。
また、前記課題を解決するために、請求項3に記載のモータ構造の組付方法は、回転磁界を発生可能なステータに対しモータ軸線方向一方側にハウジングを配置した状態で前記ステータを前記ハウジング側へ相対移動させて前記ステータを前記ハウジングに第一スナップフィット係合手段によって一体的に組み付けると共に、前記ステータの前記ハウジング側への相対移動を相対移動規制手段によって規制する第一組付工程と、前記ハウジング及び前記ハウジングに一体的に組み付けられた前記ステータをモータボディ側へ相対移動させて前記ステータを前記モータボディにモータ軸線方向に沿って形成された圧入収容穴のモータ軸線方向一方側の開口から前記圧入収容穴に圧入収容すると共に、前記モータボディ及び前記ハウジングを第二スナップフィット係合手段によって一体的に組み付ける第二組付工程と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載のモータ構造の組付方法では、第一スナップフィット係合手段及び第二スナップフィット係合手段によってステータとハウジング及びモータボディとハウジングをそれぞれワンタッチで一体的に組み付けることができるだけでなく、ステータとハウジングとを一体に組み付けるための第一スナップフィット係合手段の係合作業(第一組付工程)と、モータボディとハウジングとを一体に組み付けるための第二スナップフィット係合手段の係合作業(第二組付工程)とをそれぞれ独立して行うことができる。従って、第一スナップフィット係合手段の係合作業と第二スナップフィット係合手段の係合作業とを同時に行う必要があるモータ構造に比して、各係合作業を容易且つ確実に行うことができる。
しかも、請求項3に記載のモータ構造の組付方法によれば、ステータと一体的に組み付けられたハウジングにモータボディ側へ荷重を加えることでステータを圧入収容穴に圧入する場合でも、ステータに作用するハウジング側への荷重(反作用の荷重)を相対移動規制手段で受けることで、ステータがハウジング側へ相対移動されることを抑制することができる。また、このときには、ハウジングに加えられた荷重を相対移動規制手段を介してステータに伝達することができる。従って、ステータを圧入収容穴に円滑且つ確実に圧入して収容することができる。
このように、請求項3に記載のモータ構造の組付方法によれば、第一スナップフィット係合手段の係合作業と第二スナップフィット係合手段の係合作業とを容易且つ確実に行うことができると共に、ステータを圧入収容穴に円滑且つ確実に圧入して収容することができる。これにより、モータ構造全体の組付作業性を向上させることができる。
また、前記課題を解決するために、請求項4に記載のモータ構造は、回転磁界を発生可能なステータと、モータ軸線方向一方側に開口を有すると共にモータ軸線方向に沿って形成されて前記ステータが収容される収容穴を有して構成されたモータボディと、前記ステータに対しモータ軸線方向一方側に配置されたハウジングと、前記ステータ及び前記ハウジングを一体的に組み付けるためのかしめ固定手段と、前記モータボディ及び前記ハウジングを一体的に組み付けるためのスナップフィット係合手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載のモータ構造では、上記構成により、例えば、以下の組付方法の如く組み付けを行うことができる。すなわち、先ず、回転磁界を発生可能なステータに対しモータ軸線方向一方側にハウジングを配置した状態でステータをハウジング側へ相対移動させてステータをハウジングにかしめ固定手段によって一体的に組み付ける(第一組付工程)。
続いて、ハウジング及びこのハウジングに一体的に組み付けられたステータをモータボディ側へ相対移動させてステータをモータボディに形成された収容穴の開口から収容穴に収容する。また、このとき、モータボディ及びハウジングをスナップフィット係合手段によって一体的に組み付ける(第二組付工程)。
このように、請求項4に記載のモータ構造では、かしめ固定手段及びスナップフィット係合手段によってステータとハウジング及びモータボディとハウジングをそれぞれ簡単な作業で一体的に組み付けることができるだけでなく、ステータとハウジングとを一体に組み付けるためのかしめ固定手段のかしめ固定作業(第一組付工程)と、モータボディとハウジングとを一体に組み付けるためのスナップフィット係合手段の係合作業(第二組付工程)とをそれぞれ独立して行うことができる。従って、各作業を容易且つ確実に行うことができる。これにより、モータ構造全体の組付作業性を向上させることができる。
しかも、請求項4に記載のモータ構造によれば、ステータとハウジングとをかしめ固定手段によって強固に固定することで、ステータをモータボディの収容穴に圧入することを不要にできる。これにより、例えば、モータボディを樹脂で構成した場合でも、モータボディと他の部材との溶着部に応力が生じて溶着部が外れてしまったり、モータボディにクリープが生じたりすることを防止できる。
請求項5に記載のモータ構造は、請求項4に記載のモータ構造において、前記かしめ固定手段は、前記ステータ及び前記ハウジングの一方に形成され、互いにモータ軸線方向の異なる側を向く当接面及び係合面と、前記ステータ及び前記ハウジングの他方に形成され、前記当接面と当接された被当接面と、前記ステータ及び前記ハウジングの他方に形成され、モータ径方向にかしめられて前記係合面と係合されたかしめ片と、を有して構成されたことを特徴とする。
請求項5に記載のモータ構造では、ステータ及びハウジングの一方に形成された当接面に、ステータ及びハウジングの他方に形成された被当接面が当接されると共に、ステータ及びハウジングの一方に形成された係合面に、ステータ及びハウジングの他方に形成されたかしめ片が係合されることで、ステータのハウジング側への相対移動及びステータのハウジングに対しモータボディ側への相対移動を規制することができる。つまり、かしめ固定手段によってステータがハウジングに対しモータ軸線方向に相対移動されることを抑制することができる。これにより、モータ構造の組付後においてステータとハウジングのガタを防止することができる。
請求項6に記載のモータ構造は、請求項5に記載のモータ構造において、前記係合面は、モータ径方向に対して傾斜するテーパ面とされていることを特徴とする。
請求項6に記載のモータ構造では、係合面がモータ径方向に対して傾斜するテーパ面とされているので、かしめ片がモータ径方向にかしめられるに従ってかしめ片と係合面とをより強固に係合することができる。
また、前記課題を解決するために、請求項7に記載のモータ構造の組付方法は、回転磁界を発生可能なステータに対しモータ軸線方向一方側にハウジングを配置した状態で前記ステータを前記ハウジング側へ相対移動させて前記ステータを前記ハウジングにかしめ固定手段によって一体的に組み付ける第一組付工程と、前記ハウジング及び前記ハウジングに一体的に組み付けられた前記ステータをモータボディ側へ相対移動させて前記ステータを前記モータボディにモータ軸線方向に沿って形成された収容穴のモータ軸線方向一方側の開口から前記収容穴に収容すると共に、前記モータボディ及び前記ハウジングをスナップフィット係合手段によって一体的に組み付ける第二組付工程と、を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載のモータ構造の組付方法では、かしめ固定手段及びスナップフィット係合手段によってステータとハウジング及びモータボディとハウジングをそれぞれ簡単な作業で一体的に組み付けることができるだけでなく、ステータとハウジングとを一体に組み付けるためのかしめ固定手段のかしめ固定作業(第一組付工程)と、モータボディとハウジングとを一体に組み付けるためのスナップフィット係合手段の係合作業(第二組付工程)とをそれぞれ独立して行うことができる。従って、各作業を容易且つ確実に行うことができる。これにより、モータ構造全体の組付作業性を向上させることができる。
しかも、請求項7に記載のモータ構造の組付方法によれば、ステータとハウジングとをかしめ固定手段によって強固に固定することで、ステータをモータボディの収容穴に圧入することを不要にできる。これにより、例えば、モータボディを樹脂で構成した場合でも、モータボディと他の部材との溶着部に応力が生じて溶着部が外れてしまったり、モータボディにクリープが生じたりすることを防止できる。
以下、本発明のモータ構造を流体ポンプ装置に適用した例について説明する。
[第一実施形態]
図1には、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1の全体構成を示す側面断面図、図2,図3には、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10の分解斜視図、図4には、図2の要部拡大図がそれぞれ示されている。
はじめに、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1の構成について説明する。
本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1は、例えば、自動車のエンジン冷却装置用の電動ウォータポンプとして好適に用いられるものであり、モータ軸線方向に並んで配置されたポンプ部12及びモータ部14を備えている。
ポンプ部12は、概略凹状の円盤状に構成されたポンプハウジング16を有して構成されている。このポンプハウジング16の凹状部の内側は、ポンプ室18として構成されている。また、ポンプハウジング16には、接線方向に沿って吸入口20及び排出口22が設けられている。この吸入口20及び排出口22は、いずれもポンプ室18と連通されている。
ポンプ室18には、複数の羽根24を有して構成されたインペラ26が回転可能に配置されている。インペラ26は、回転に伴って吸入口20より流体を吸入すると共にポンプ室18の流体を径方向外側に搬送して排出口22から外部に排出するように構成されている。
モータ部14は、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10を備えた構成とされており、ステータ28と、モータボディとしてのポンプボディ30と、ハウジング32と、ロータ34と、制御回路35と、を有して構成されている。
ステータ28は、モータ軸線方向に貫通形成された孔部36を有する環状に構成されており、コア、コイル等を一体的に備えている。ステータ28のハウジング32側には、ハウジング32側に突出する環状の周壁部40が形成されており、この周壁部40には、径方向(板厚方向)に貫通する係合孔42が形成されている。
ポンプボディ30は、内筒部43と外筒部44を備えている。内筒部43の底部48には、支持部50が設けられており、この支持部50には、モータ軸線方向に沿って配置された回転シャフト52が支持されている。
また、ポンプボディ30において、内筒部43と外筒部44との間は、環状の圧入収容穴54として構成されている。圧入収容穴54は、ハウジング32側(モータ軸線方向一方側;Z1側)に開口56を有すると共にモータ軸線方向に沿って形成されている。そして、この圧入収容穴54には、ステータ28の孔部36に内筒部43が圧入された状態でステータ28が圧入収容される。また、外筒部44におけるハウジング32側の部位には、径方向外側に突出する係合突起60が形成されている。
ハウジング32は、ステータ28に対しモータ軸線方向一方側(Z1側)に配置されている。このハウジング32は、ポンプボディ30の外筒部44の開口57を塞ぐ概略円盤状の本体部62を有して構成されている。本体部62には、ステータ28側(モータ軸線方向他方側;Z2側)に向けて延出された第一係合片64及び第二係合片66が設けられている。第一係合片64及び第二係合片66は、それぞれ舌片状に構成されて本体部62に対し径方向に弾性変形可能な構成とされている。第一係合片64には、径方向外側に突出する係合突起68が形成されており、第二係合片66には、板厚方向(ハウジング32の径方向)に貫通する係合孔70が形成されている。
第一係合片64の係合突起68は、上述のステータ28に設けられた係合孔42と係合可能に構成されており、第二係合片66の係合孔70は、上述のポンプボディ30に設けられた係合突起60と係合可能に構成されている。なお、本実施形態では、第一係合片64と係合孔42とで第一スナップフィット係合手段としての第一スナップフィット係合部72が構成されており、第二係合片66と係合突起60とで第二スナップフィット係合手段としての第二スナップフィット係合部74が構成されている。
また、ハウジング32の本体部62には、ステータ28側(モータ軸線方向他方側;Z2側)に向けて延出されたストッパ76が設けられている。ストッパ76は、その長手方向(モータ軸線方向)中間部に段部78を備えた構成とされている。
ロータ34は、ポンプボディ30に設けられた内筒部43内に回転可能に配置されており、回転シャフト52に軸受部材53を介して回転可能に支持されている。
制御回路35は、ステータ28に設けられたコイルと電気的に接続されており、コネクタ82を介して接続された外部制御装置から出力された制御信号に応じてステータ28のコイルに電流を供給する構成とされている。
そして、この流体ポンプ装置P1では、外部制御装置から制御信号が出力されると、ステータ28が回転磁界を発生し、この回転磁界によってロータ34と共にインペラ26が回転し、外部から吸入口20を介してポンプ室18へ流体が吸入されると共に、ポンプ室18の流体が排出口22を介して外部へ排出される構成とされている。
次に、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1の組付方法と併せてその作用及び効果について説明する。
本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1では、上記構成により、例えば、以下の組付方法の如く組み付けを行うことができる。すなわち、先ず、図2に示されるように、ステータ28に制御回路35を組み付けた状態で、ステータ28に対しモータ軸線方向一方側(Z1側)にハウジング32を配置する。この状態で、矢印Aで示される如く、ステータ28をハウジング32側(Z1側)へ相対移動させる。そして、図3に示されるように、ステータ28をハウジング32に第一スナップフィット係合部72によって一体的に組み付ける。つまり、ステータ28の係合孔42にハウジング32の第一係合片64に設けられた係合突起68を係合させる。
このとき、図1に示されるように、ステータ28のハウジング32側の端面の周縁部80をストッパ76の段部78に当接させる。そして、ステータ28のハウジング32側(Z1側)への相対移動をストッパ76によって規制する(第一組付工程)。
続いて、図3の矢印Bで示される如く、ハウジング32及びこのハウジング32に一体的に組み付けられたステータ28をポンプボディ30側(Z2側)へ相対移動させる。そして、図1に示されるように、ステータ28を開口56から圧入収容穴54に圧入収容する。また、このとき、ポンプボディ30及びハウジング32を第二スナップフィット係合部74によって一体的に組み付ける。つまり、ポンプボディ30の係合突起60にハウジング32の第二係合片66に設けられた係合孔70を係合させる(第二組付工程)。
そして、このようにして組み付けられたモータ構造10に、回転シャフト52、ロータ34、ポンプハウジング16等を順次組み付けて流体ポンプ装置P1の組み付けを完了する。
このように、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1では、第一スナップフィット係合部72及び第二スナップフィット係合部74によってステータ28とハウジング32及びポンプボディ30とハウジング32をそれぞれワンタッチで一体的に組み付けることができるだけでなく、ステータ28とハウジング32とを一体に組み付けるための第一スナップフィット係合部72の係合作業(第一組付工程)と、ポンプボディ30とハウジング32とを一体に組み付けるための第二スナップフィット係合部74の係合作業(第二組付工程)とをそれぞれ独立して行うことができる。従って、各係合作業を容易且つ確実に行うことができる。
しかも、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1によれば、ステータ28と一体的に組み付けられたハウジング32にポンプボディ30側(Z2側)へ荷重を加えることでステータ28を圧入収容穴54に圧入する場合でも、ステータ28に作用するハウジング32側(Z1側)への荷重(反作用の荷重)をストッパ76で受けることで、ステータ28がハウジング32側(Z1側)へ相対移動されることを抑制することができる。また、このときには、ハウジング32に加えられた荷重をストッパ76を介してステータ28に伝達することができる。従って、ステータ28を圧入収容穴54に円滑且つ確実に圧入して収容することができる。
ここで、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10の作用効果をより明確にするために比較例と比較する。図11,図12には、比較例に係るモータ構造210の分解斜視図が示されている。これらの図に示されるように、比較例に係るモータ構造210では、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10に対しストッパ76が省略されている。なお、比較例に係るモータ構造210は、ストッパ76が省略された以外の構成については本発明の第一実施形態に係るモータ構造10と同一の構成とされている。従って、図11,図12では、便宜上、比較例に係るモータ構造210において、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10と同一の構成については同一の符号を用いてある。
この比較例に係るモータ構造210では、上記構成により、例えば、以下の組付方法の如く組み付けを行う必要がある。すなわち、先ず、図11に示されるように、ステータ28に対しモータ軸線方向他方側(Z2側)にポンプボディ30を配置した状態で、矢印Cで示される如く、制御回路35が組み付けられたステータ28をポンプボディ30側(Z2側)へ相対移動させる。そして、図12に示されるように、ステータ28を開口56から圧入収容穴54に圧入収容する(第一組付工程)。
続いて、図12の矢印Dで示される如く、ハウジング32をポンプボディ30側(Z2側)へ相対移動させる。そして、ハウジング32をステータ28に第一スナップフィット係合部72によって一体的に組み付ける。また、これと同時に、ハウジング32をポンプボディ30に第二スナップフィット係合部74によって一体的に組み付ける(第二組付工程)。
このように、比較例に係るモータ構造10では、ステータ28及びハウジング32を同一方向に移動させており、ポンプボディ30にステータ28を予め一体的に組み付けてからポンプボディ30及びステータ28とハウジング32とを一体的に組み付けている。従って、第一スナップフィット係合部72の係合作業と第二スナップフィット係合部74の係合作業とを同時に行う必要がある。
なお、第一スナップフィット係合部72の係合作業と第二スナップフィット係合部74の係合作業とを同時に行う場合には、いずれか一方のスナップフィット係合部において正常な係合状態が得られない(係合不良の発生)場合が考えられる。また、一方又は双方のスナップフィット係合部に正常な係合状態が得られるようにするための隙間等を設けることも考えられるが、このようにした場合には、スナップフィット係合部におけるガタツキ等の発生が懸念される。さらに、制御回路35が組み付けられたステータ28をハウジング32に組み付ける前にポンプボディ30の圧入収容穴54に圧入すると、ステータ28に組み付けられた制御回路35とハウジング32からのターミナルとの結線のために制御回路35に(メス)端子を追加する必要があるなどコストアップとなる。
これに対し、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1では、ステータ28の移動方向がハウジング32への組付時とポンプボディ30への組付時とで異なり(比較例と移動方向が相違する)、ステータ28とハウジング32とを一体に組み付けるための第一スナップフィット係合部72の係合作業(第一組付工程)と、ポンプボディ30とハウジング32とを一体に組み付けるための第二スナップフィット係合部74の係合作業(第二組付工程)とをそれぞれ独立して行うことができる(比較例と組付順序が相違する)。従って、比較例に係るモータ構造210が適用された場合のように、第一スナップフィット係合部72の係合作業と第二スナップフィット係合部74の係合作業とを同時に行う必要がある場合に比して、各係合作業を容易且つ確実に行うことができる。
以上詳述したように、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1によれば、第一スナップフィット係合部72の係合作業と第二スナップフィット係合部74の係合作業とを容易且つ確実に行うことができると共に、ステータ28を圧入収容穴54に円滑且つ確実に圧入して収容することができる。これにより、モータ構造10全体の組付作業性、ひいては、流体ポンプ装置P1全体の組付作業性を向上させることができる。
また、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1では、第一スナップフィット係合部72の係合作業と第二スナップフィット係合部74の係合作業とをそれぞれ独立して行うことにより、いずれか一方のスナップフィット係合部において正常な係合状態が得られない事態が生じること(係合不良の発生)も防止できる。また、一方又は双方のスナップフィット係合部に正常な係合状態が得られるようにするための隙間等を設ける必要が無く、ガタツキ等の発生しない確実な係合状態を得ることができる。さらに、制御回路35が組み付けられたステータ28をハウジング32に組み付けた後にポンプボディ30の圧入収容穴54に圧入するので、ステータ28に組み付けられた制御回路35とハウジング32からのターミナルとの結線のために制御回路35に(メス)端子を追加する必要がなく半田付け等により結線できるのでコストアップを防止できる。
また、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1では、ストッパ76によってステータ28のハウジング32側(Z1側)への相対移動を規制することができ、第一スナップフィット係合部72によってステータ28のハウジング32に対しモータボディ側(Z2側)への相対移動を規制することができる。つまり、ストッパ76及び第一スナップフィット係合部72によってステータ28がハウジング32に対しモータ軸線方向に相対移動されることを抑制することができる。これにより、流体ポンプ装置P1の組付後においてステータ28とハウジング32のガタを防止することができる。
次に、本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1の変形例について説明する。
上記実施形態では、ハウジング32に第一係合片64が形成されると共にステータ28に係合孔42が形成されて第一スナップフィット係合部72が構成されていたが、ステータ28に第一係合片64が形成されると共にハウジング32に係合孔42が形成されて第一スナップフィット係合部72が構成されていても良い。
同様に、上記実施形態では、ハウジング32に第二係合片66が形成されると共にポンプボディ30に係合突起60が形成されて第二スナップフィット係合部74が構成されていたが、ポンプボディ30に第二係合片66が形成されると共にハウジング32に係合突起60が形成されて第二スナップフィット係合部74が構成されていても良い。
また、上記実施形態では、第一スナップフィット係合部72が係合突起68を有する第一係合片64と係合孔42を備えた構成(つまり、一方が弾性係合片)とされていたが、その他にも、例えば、係合突起をそれぞれ有し互いに係合可能な弾性係合片を備えた構成(つまり、双方が弾性係合片)とされていても良い。
同様に、上記実施形態では、第二スナップフィット係合部74が係合孔70を有する第二係合片66と係合突起60を備えた構成(つまり、一方が弾性係合片)とされていたが、その他にも、例えば、係合突起をそれぞれ有し互いに係合可能な弾性係合片を備えた構成(つまり、双方が弾性係合片)とされていても良い。
また、上記実施形態では、第一スナップフィット係合部72によってステータ28及びハウジング32が一体的に組み付けられた状態にあるときにステータ28のハウジング32側(Z1側)への相対移動を規制するためにストッパ76が設けられていたが、ストッパ76以外の構成が用いられていても良い。
[第二実施形態]
図5には、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2の全体構成を示す側面断面図、図6,図7には、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110の分解斜視図、図8には、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110におけるステータ28とハウジング32の組付側面図、図9,図10には、図8の9−9線断面図、図8の10−10線断面図がそれぞれ示されている。
はじめに、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2の構成について説明する。
本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2は、上述の本発明の第一実施形態に係るモータ構造10が適用された流体ポンプ装置P1に対し、第一スナップフィット係合部72及びストッパ76を廃止し、その代わりに、かしめ固定手段としてのかしめ固定部172を備えたものである。
なお、流体ポンプ装置P2において、流体ポンプ装置P1と同様な構成には、便宜上、同一符合を用いてある。また、第二スナップフィット係合部74については、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110では、スナップフィット係合部74と称することとする。
図6に示されるように、ステータ28の外周部におけるハウジング32側(モータ軸線方向一方側;Z1側)の端部には、ハウジング32側に向けてスカート部141が延設されている。スカート部141は、ステータ28の外周部のモータ周方向に離間した複数(本実施形態では、二箇所)の位置に設けられている。スカート部141におけるハウジング32側の部分には、モータ周方向に対向するように舌片状のかしめ片142が一対形成されている。
一方、ハウジング32の外周部には、スカート部141と対応する位置に凹部164が設けられている。この凹部164におけるステータ28側に位置されてモータ軸線方向一方側(Z1側)を向く側壁部168(本発明における係合面に相当)は、上述のかしめ片142がモータ径方向内側にかしめられて係合される構成とされている。この側壁部168は、図9に示されるように、モータ径方向(R方向)に対して傾斜するテーパ面とされている。なお、より具体的には、側壁部168は、モータ径方向内側(R1側)に向かうに従ってモータ軸線方向一方側(Z1側)に向かうように傾斜されている。
また、図6に示されるように、上述の凹部164に対するモータ周方向の両側には、ステータ28側(モータ軸線方向他方側;Z2側)を向く段部176(本発明における当接面に相当)が形成されている。この段部176は、ステータ28とハウジング32とを一体的に組み付ける際に、スカート部141におけるハウジング32側の端面180(本発明における被当接面に相当)と当接される構成とされている。
そして、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110では、上述のかしめ片142、側壁部168、段部176、端面180によってかしめ固定部172が構成されている。
なお、図5に示されるように、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110において、ポンプボディ30における内筒部43と外筒部44との間は、上述のステータ28が圧入されずに収容される環状の収容穴154として構成されている。この収容穴154は、ハウジング32側(モータ軸線方向一方側;Z1側)に開口156を有すると共にモータ軸線方向に沿って形成されている。
次に、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2の組付方法と併せてその作用及び効果について説明する。
本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2では、上記構成により、例えば、以下の組付方法の如く組み付けを行うことができる。すなわち、先ず、図6に示されるように、ステータ28に制御回路35を組み付けた状態で、ステータ28に対しモータ軸線方向一方側(Z1側)にハウジング32を配置する。この状態で、矢印Aで示される如く、ステータ28をハウジング32側(Z1側)へ相対移動させる。そして、図7,図8に示されるように、ステータ28をハウジング32にかしめ固定部172によって一体的に組み付ける。つまり、スカート部141のハウジング32側の端面180を段部176に当接させ、この状態で、図9,図10に示されるように、かしめ片142をモータ径方向内側にかしめて側壁部168とモータ軸線方向に係合させる(第一組付工程)。
続いて、図7の矢印Bで示される如く、ハウジング32及びこのハウジング32に一体的に組み付けられたステータ28をポンプボディ30側(Z2側)へ相対移動させる。そして、図5に示されるように、ステータ28を開口156から収容穴154に収容する。また、このとき、ポンプボディ30及びハウジング32を図7に示されるスナップフィット係合部74によって一体的に組み付ける。つまり、ポンプボディ30の係合突起60にハウジング32の第二係合片66に設けられた係合孔70を係合させる(第二組付工程)。
そして、このようにして組み付けられたモータ構造110に、回転シャフト52、ロータ34、ポンプハウジング16等を順次組み付けて流体ポンプ装置P2の組み付けを完了する。
このように、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2では、かしめ固定部172及びスナップフィット係合部74によってステータ28とハウジング32及びポンプボディ30とハウジング32をそれぞれ簡単な作業で一体的に組み付けることができるだけでなく、ステータ28とハウジング32とを一体に組み付けるためのかしめ固定部172の固定作業(第一組付工程)と、ポンプボディ30とハウジング32とを一体に組み付けるためのスナップフィット係合部74の係合作業(第二組付工程)とをそれぞれ独立して行うことができる。従って、各作業を容易且つ確実に行うことができる。これにより、モータ構造110全体の組付作業性を向上させることができる。
しかも、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2によれば、ステータ28とハウジング32とをかしめ固定部172によって強固に固定することで、ステータ28をポンプボディ30の収容穴154に圧入することを不要にできる。これにより、例えば、ポンプボディ30を樹脂で構成した場合でも、図5,図7に示されるポンプボディ30とポンプハウジング16との溶着部184に応力が生じて溶着部184が外れてしまったり、ポンプボディ30にクリープが生じたりすることを防止できる。
また、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2では、ハウジング32に形成された段部176に、ステータ28に形成されたスカート部141の端面180が当接されると共に、ハウジング32に形成された側壁部168に、ステータ28に形成されたかしめ片142が係合されることで、ステータ28のハウジング32側への相対移動及びステータ28のハウジング32に対しポンプボディ30側への相対移動を規制することができる。つまり、かしめ固定部172によってステータ28がハウジング32に対しモータ軸線方向に相対移動されることを抑制することができる。これにより、モータ構造110の組付後においてステータ28とハウジング32のガタを防止することができる。
また、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2では、側壁部168がモータ径方向に対して傾斜するテーパ面とされているので、かしめ片142がモータ径方向にかしめられるに従ってかしめ片142と側壁部168とをより強固に係合することができる。
次に、本発明の第二実施形態に係るモータ構造110が適用された流体ポンプ装置P2の変形例について説明する。
上記実施形態では、ハウジング32に段部176が形成され、ステータ28に段部176と当接される端面180が形成されていたが、その逆、つまり、ステータ28に段部176が形成され、ハウジング32に段部176と当接される端面180が形成されていても良い。また、ハウジング32に側壁部168が形成され、ステータ28にかしめ片142が形成されていたが、その逆、つまり、ステータ28に側壁部168が形成され、ハウジング32にかしめ片142が形成されていても良い。
また、上記実施形態において、かしめ固定部172は、かしめ片142を備えた構成とされていたが、かしめ片142以外の構成を備えた構成とされていても良い。
本発明の第一実施形態に係るモータ構造が適用された流体ポンプ装置の全体構成を示す側面断面図である。 本発明の第一実施形態に係るモータ構造の分解斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るモータ構造の分解斜視図である。 図2の要部拡大図である。 本発明の第二実施形態に係るモータ構造が適用された流体ポンプ装置の全体構成を示す側面断面図である。 本発明の第二実施形態に係るモータ構造の分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るモータ構造の分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るモータ構造におけるステータとハウジングの組付側面図である。 図8の9−9線断面図である。 図8の10−10線断面図である。 比較例に係るモータ構造の分解斜視図である。 比較例に係るモータ構造の分解斜視図である。
符号の説明
10,110…モータ構造、12…ポンプ部、14…モータ部、16…ポンプハウジング、18…ポンプ室、20…吸入口、22…排出口、24…羽根、26…インペラ、28…ステータ、30…ポンプボディ(モータボディ)、32…ハウジング、34…ロータ、36…孔部、38…凹部、40…周壁部、42…係合孔、43…内筒部、44…外筒部、48…底部、50…支持部、52…回転シャフト、53…軸受部材、54…圧入収容穴、56,57…開口、60…係合突起、62…本体部、64…第一係合片、66…第二係合片、68…係合突起、70…係合孔、72…第一スナップフィット係合部(第一スナップフィット係合手段)、74…第二スナップフィット係合部(第二スナップフィット係合手段)、76…ストッパ(相対移動規制手段)、78…段部、80…周縁部、141…スカート部、142…かしめ片、154…収容穴、156…開口、164…凹部、168…側壁部(係合面)、172…かしめ固定部(かしめ固定手段)、176…段部(当接面)、180…端面(被当接面)、184…溶着部、P1,P2…流体ポンプ装置

Claims (7)

  1. 回転磁界を発生可能なステータと、
    モータ軸線方向一方側に開口を有すると共にモータ軸線方向に沿って形成されて前記ステータが圧入収容される圧入収容穴を有して構成されたモータボディと、
    前記ステータに対しモータ軸線方向一方側に配置されたハウジングと、
    前記ステータ及び前記ハウジングを一体的に組み付けるための第一スナップフィット係合手段と、
    前記モータボディ及び前記ハウジングを一体的に組み付けるための第二スナップフィット係合手段と、
    前記ハウジングに設けられ、前記第一スナップフィット係合手段によって前記ステータ及び前記ハウジングが一体的に組み付けられた状態にあるときに前記ステータの前記ハウジング側への相対移動を規制するための相対移動規制手段と、
    を備えたことを特徴とするモータ構造。
  2. 前記第一スナップフィット係合手段は、前記ステータの前記ハウジングに対し前記モータボディ側への相対移動を規制する構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のモータ構造。
  3. 回転磁界を発生可能なステータに対しモータ軸線方向一方側にハウジングを配置した状態で前記ステータを前記ハウジング側へ相対移動させて前記ステータを前記ハウジングに第一スナップフィット係合手段によって一体的に組み付けると共に、前記ステータの前記ハウジング側への相対移動を相対移動規制手段によって規制する第一組付工程と、
    前記ハウジング及び前記ハウジングに一体的に組み付けられた前記ステータをモータボディ側へ相対移動させて前記ステータを前記モータボディにモータ軸線方向に沿って形成された圧入収容穴のモータ軸線方向一方側の開口から前記圧入収容穴に圧入収容すると共に、前記モータボディ及び前記ハウジングを第二スナップフィット係合手段によって一体的に組み付ける第二組付工程と、
    を備えたことを特徴とするモータ構造の組付方法。
  4. 回転磁界を発生可能なステータと、
    モータ軸線方向一方側に開口を有すると共にモータ軸線方向に沿って形成されて前記ステータが収容される収容穴を有して構成されたモータボディと、
    前記ステータに対しモータ軸線方向一方側に配置されたハウジングと、
    前記ステータ及び前記ハウジングを一体的に組み付けるためのかしめ固定手段と、
    前記モータボディ及び前記ハウジングを一体的に組み付けるためのスナップフィット係合手段と、
    を備えたことを特徴とするモータ構造。
  5. 前記かしめ固定手段は、
    前記ステータ及び前記ハウジングの一方に形成され、互いにモータ軸線方向の異なる側を向く当接面及び係合面と、
    前記ステータ及び前記ハウジングの他方に形成され、前記当接面と当接された被当接面と、
    前記ステータ及び前記ハウジングの他方に形成され、モータ径方向にかしめられて前記係合面と係合されたかしめ片と、
    を有して構成されたことを特徴とする請求項4に記載のモータ構造。
  6. 前記係合面は、モータ径方向に対して傾斜するテーパ面とされていることを特徴とする請求項5に記載のモータ構造。
  7. 回転磁界を発生可能なステータに対しモータ軸線方向一方側にハウジングを配置した状態で前記ステータを前記ハウジング側へ相対移動させて前記ステータを前記ハウジングにかしめ固定手段によって一体的に組み付ける第一組付工程と、
    前記ハウジング及び前記ハウジングに一体的に組み付けられた前記ステータをモータボディ側へ相対移動させて前記ステータを前記モータボディにモータ軸線方向に沿って形成された収容穴のモータ軸線方向一方側の開口から前記収容穴に収容すると共に、前記モータボディ及び前記ハウジングをスナップフィット係合手段によって一体的に組み付ける第二組付工程と、
    を備えたことを特徴とするモータ構造の組付方法。
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