JP2008211956A - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008211956A
JP2008211956A JP2007049110A JP2007049110A JP2008211956A JP 2008211956 A JP2008211956 A JP 2008211956A JP 2007049110 A JP2007049110 A JP 2007049110A JP 2007049110 A JP2007049110 A JP 2007049110A JP 2008211956 A JP2008211956 A JP 2008211956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cooling body
operation mode
semiconductor element
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007049110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5194487B2 (ja
Inventor
Haruki Yoshikawa
春樹 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Systems Co Ltd
Priority to JP2007049110A priority Critical patent/JP5194487B2/ja
Publication of JP2008211956A publication Critical patent/JP2008211956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5194487B2 publication Critical patent/JP5194487B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】ヒートパイプの冷媒として純水を用いた場合においても、環境温度が負の場合における冷却性能を維持できるようにする。
【解決手段】運転制御部16は、温度センサ15にて検出された温度が所定値以下の場合、インバータ11から負荷に供給される出力電力が切断された状態の暖気運転モードにて3相インバータ11を動作させるとともに、温度センサ15にて検出された温度が所定値を超える場合、インバータ11から負荷に供給される出力電力が通電された状態の通常運転モードにて3相インバータ11を動作させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は電源装置に関し、特に、ヒートパイプにて半導体素子を冷却する車両用補助電源装置に適用して好適なものである。
直流電車などの車両には、エアコン、コンプレッサ、蛍光灯などの負荷に電源を供給するために補助電源装置が搭載されている。
図14は、従来の電源装置の概略構成を示すブロック図である。
図14において、電源装置には、3相インバータ101、3相ACフィルタ102および出力トランス103が設けられ、3相インバータ101には、スイッチング素子M21〜M26が設けられるとともに、3相ACフィルタ102には、3相ACリアクトルおよび3相ACコンデンサが設けられている。そして、3相インバータ101の出力には3相ACフィルタ102が接続され、3相ACフィルタ102の出力には出力トランス103が接続されている。
そして、3相インバータ101に供給された直流電圧はスイッチング素子M21〜M26のスイッチング動作に基づいて交流電圧に変換された後、3相ACフィルタ102および出力トランス103を順次介して出力電圧として供給される。
ここで、3相インバータ101の運転時には、スイッチング素子M21〜M26の損失に起因して熱が発生するため、スイッチング素子M21〜M26を冷却体に取り付けることで、スイッチング素子M21〜M26の温度が許容値以上にならないようにされている。そして、車両用補助電源装置では、メンテナンスを簡単化するために、自然冷却方式が採用されるのが一般的である。
図15(a)は、図14の電源装置に用いられるインバータの概略構成を示す正面図、図15(b)は、図14の電源装置に用いられるインバータの概略構成を示す側面図である。
図15において、冷却体ベース201には、スイッチング素子202が取り付けられ、スイッチング素子202の搭載面と反対側には、ヒートパイプ204および冷却フィン205が設けられている。なお、ヒートパイプ204の冷媒としては、冷却性能や環境への影響を考慮して、純水が使用されることが多い。
そして、スイッチング素子202から発生した熱は冷却体ベース201を介してヒートパイプ204に伝熱されながら、冷却フィン205を介して外部に放熱される。
また、例えば、特許文献1には、冷媒の凝固点以下の環境下で所定の冷却性能が得られるようにするために、発熱体が取付けられる受熱部材と複数のヒートパイプを備えたヒートパイプ式冷却装置及び電力変換装置において、長短のヒートパイプを有し、冷媒の凝固点以下の温度で短いヒートパイプに受熱部材からの熱を伝える熱伝導体を設ける方法が開示されている。
WO00/57471号公報
しかしながら、従来の冷却体では、ヒートパイプの冷媒として純水を用いると、環境温度が負の場合には冷媒が凍結することから、冷却性能が低下し、既定の冷却特性が得られなくなるという問題があった。
図16は、環境温度が正の場合における冷却体の温度上昇の様子を示す図、図17は、 環境温度が負の場合における冷却体の温度上昇の様子を示す図である。
図16において、冷却体として図14の構成を用いた場合、環境温度が正の場合では、図13の3相インバータ103の運転時には、冷却体の温度が徐々に上昇する。
一方、図17において、環境温度が負の場合では、ヒートパイプ204の冷媒が凍結し、ヒートパイプ204による熱伝導ができなくなるために、冷却体の温度が一旦急速に上昇する。そして、冷却体の温度上昇に伴って、ヒートパイプ204内の冷媒が徐々に液化すると、本来の冷却性能に戻るようになってくる。
そして、冷却体が既定の冷却特性を示さなくなると、冷却体に取り付けられたスイッチング素子202の温度が許容値以上となり、スイッチング素子202の破壊を引き起こすようになる。
一方、環境温度が負の場合における冷却体の温度上昇を防止するために、冷媒を用いない冷却体を併用したり、ヒートパイプの冷媒に不凍液を用いたりすると、冷却体の冷却性能が低下することから、所望の冷却性能を得るためには、冷却体の大型化、大重量化および高価格化を招くという問題があった。
そこで、本発明の目的は、ヒートパイプの冷媒として純水を用いた場合においても、環境温度が負の場合における冷却性能を維持することが可能な電源装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の電源装置によれば、出力電圧を制御する半導体素子と、ヒートパイプにて熱伝導を行いながら前記半導体素子を冷却する冷却体と、前記ヒートパイプの冷媒の凍結状態に基づいて、前記半導体素子にかかる負荷の大きさを制御する負荷制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の電源装置によれば、出力電圧を制御する半導体素子と、ヒートパイプにて熱伝導を行いながら前記半導体素子を冷却する冷却体と、前記冷却体の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段にて検出された温度に基づいて、前記半導体素子にかかる負荷の大きさを制御する負荷制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項3記載の電源装置によれば、前記負荷制御手段は、前記冷却体の温度が所定値以下の場合、前記半導体素子を無負荷状態または低出力状態として暖気運転モードにて動作させ、前記冷却体の温度が所定値を超える場合、前記半導体素子を定格負荷状態として通常運転モードにて動作させることを特徴とする。
また、請求項4記載の電源装置によれば、前記負荷制御手段は、前記冷却体の温度が第1の設定値以下の場合、前記半導体素子を無負荷状態または低出力状態として暖気運転モードにて動作させ、前記冷却体の温度が第2の設定値以上の場合、前記半導体素子を定格負荷状態として通常運転モードにて動作させることを特徴とする。
また、請求項5記載の電源装置によれば、前記負荷制御手段は、前記冷却体の温度が所定値以下の場合、前記半導体素子を無負荷状態または低出力状態として暖気運転モードにて動作させ、前記冷却体の温度が前記所定値を超える場合、前記所定値を超えた時点から所定時間経過後に前記半導体素子を定格負荷状態として通常運転モードにて動作させることを特徴とする。
また、請求項6記載の電源装置によれば、前記温度検出手段は、前記冷却体のベースまたは冷却フィンの温度を検出することを特徴とする。
また、請求項7記載の電源装置によれば、前記暖気運転モードにて運転中であることを示す情報を運転台に伝える伝送手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項8記載の電源装置によれば、半導体素子のスイッチング制御に基づいて出力電圧を制御するインバータと、前記インバータから負荷に供給される出力電力の通電または切断を行う出力コンタクタと、ヒートパイプにて熱伝導を行いながら前記半導体素子を冷却する冷却体と、前記冷却体の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段にて検出された温度が所定値以下の場合、前記インバータから負荷に供給される出力電力が切断された状態で前記インバータを動作させる運転制御部とを備えることを特徴とする。
また、請求項9記載の電源装置によれば、半導体素子のスイッチング制御に基づいて出力電圧を制御するインバータと、ヒートパイプにて熱伝導を行いながら前記半導体素子を冷却する冷却体と、前記冷却体の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段にて検出された温度が所定値以下の場合、前記インバータを低出力状態で駆動する駆動制御部とを備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、ヒートパイプの冷媒の凍結状態に基づいて、半導体素子にかかる負荷の大きさを制御することで、ヒートパイプの冷媒が凍結している場合においても、冷却体の温度上昇を抑制した上で、半導体素子からの発熱でヒートパイプの冷媒を液化してから、電源装置を定格運転することが可能となる。このため、ヒートパイプの冷媒として純水を用いた場合においても、環境温度が負の場合における冷却性能を維持することが可能となり、環境温度が負の場合における冷却体の温度上昇を防止するために、冷媒を用いない冷却体を併用したり、ヒートパイプの冷媒に不凍液を用いたりする必要がなくなることから、電源装置の小型化、軽量化および低価格化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態に係る電源装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電源装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、電源装置には、3相インバータ11、3相ACフィルタ12、出力トランス13および出力コンタクタ14が設けられ、3相インバータ11には、スイッチング素子M1〜M6が設けられるとともに、3相ACフィルタ12には、3相ACリアクトルおよび3相ACコンデンサが設けられている。そして、3相インバータ11の出力には3相ACフィルタ12が接続され、3相ACフィルタ12の出力には出力コンタクタ14を介して出力トランス13が接続されている。
ここで、出力コンタクタ14は、運転制御部16からの指示に基づいて、3相インバータ11から負荷に供給される出力電力の通電または切断を行うことができる。
なお、スイッチング素子M1〜M6としては、例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ:Insulated Gate Bipolar Transistor)の他、パワーMOSFETやバイポーラトランジスタなどを用いるようにしてもよい。
ここで、スイッチング素子M1〜M6は、ヒートパイプにて熱伝導を行いながらスイッチング素子M1〜M6を冷却する冷却体に搭載され、この冷却体には、冷却体の温度を検出する温度センサ15が設けられている。
また、電源装置には、温度センサ15にて検出された温度に基づいて出力コンタクタ14を制御しながら、3相インバータ11を動作させる運転制御部16が設けられている。ここで、運転制御部16は、温度センサ15にて検出された温度が所定値以下の場合、インバータ11から負荷に供給される出力電力が切断された状態の暖気運転モードにて3相インバータ11を動作させるとともに、温度センサ15にて検出された温度が所定値を超える場合、インバータ11から負荷に供給される出力電力が通電された状態の通常運転モードにて3相インバータ11を動作させることができる。
そして、温度センサ15にて計測された冷却体の温度の計測値は運転制御部16に送られる。そして、運転制御部16は、冷却体の温度の計測値を温度センサ15から受け取ると、冷却体の温度が所定値以下であるかどうかを判定する。そして、冷却体の温度が所定値以下の場合、運転制御部16は、出力コンタクタ14を制御することにより、3相インバータ11から負荷に供給される出力電力の切断を行うとともに、3相インバータ11を動作させる。
そして、3相インバータ11が動作されると、3相インバータ11に供給された直流電圧はスイッチング素子M1〜M6のスイッチング動作に基づいて交流電圧に変換された後、3相ACフィルタ102にフィルタ電流Ifが流れ、スイッチング素子M1〜M6が発熱する。なお、3相インバータ11から負荷に供給される出力電力が切断された状態で3相インバータ11を動作させる場合、冷却体の温度が冷却体許容温度以下となるようにスイッチング素子M1〜M6からの発熱を制限することができる。
そして、スイッチング素子M1〜M6が発熱すると、冷却体の温度が上昇するとともに、冷却体のヒートパイプの冷媒が徐々に液化する。
そして、運転制御部16は、冷却体の温度が所定値を超えると、出力コンタクタ14を制御することにより、3相インバータ11から供給される出力電力を負荷に通電させながら、3相インバータ11を動作させる。そして、3相インバータ11に供給された直流電圧はスイッチング素子M1〜M6のスイッチング動作に基づいて交流電圧に変換されるとともに、スイッチング素子M1〜M6が冷却体にて冷却されながら、3相ACフィルタ12、出力トランス13および出力コンタクタ14を順次介して出力電圧Voutとして負荷に供給される。
これにより、冷却体のヒートパイプの冷媒の凍結状態に基づいて、スイッチング素子M1〜M6にかかる負荷の大きさを制御することができ、ヒートパイプの冷媒が凍結している場合においても、冷却体の温度上昇を抑制した上で、スイッチング素子M1〜M6からの発熱でヒートパイプの冷媒を液化してから、3相インバータ11を定格運転することが可能となる。このため、ヒートパイプの冷媒として純水を用いた場合においても、環境温度が負の場合における冷却性能を維持することが可能となり、環境温度が負の場合における冷却体の温度上昇を防止するために、冷媒を用いない冷却体を併用したり、ヒートパイプの冷媒に不凍液を用いたりする必要がなくなることから、3相インバータ11の小型化、軽量化および低価格化を図ることができる。
なお、上述した説明では、温度センサ15にて検出された温度が所定値以下の場合、暖気運転モードにて3相インバータ11を動作させるとともに、温度センサ15にて検出された温度が所定値を超える場合、通常運転モードにて3相インバータ11を動作させる方法について説明したが、温度センサ15にて検出された温度が第1の設定値以下の場合、暖気運転モードにて3相インバータ11を動作させるとともに、温度センサ15にて検出された温度が第2の設定値以上の場合、通常運転モードにて3相インバータ11を動作させるようにしてもよい。
なお、第1の設定値は、ヒートパイプの冷媒が凍結を開始する時の冷却体の温度、第2の設定値は、凍結した冷媒が完全に液化する時に上昇した冷却体の温度に設定することができる。
あるいは、温度センサ15にて検出された温度が所定値以下の場合、暖気運転モードにて3相インバータ11を動作させるとともに、温度センサ15にて検出された温度が所定値を超える場合、その所定値を超えた時点から所定時間経過後に通常運転モードにて3相インバータ11を動作させるようにしてもよい。
図2(a)は、図1の電源装置に用いられるインバータの概略構成を示す正面図、図2(b)は、図1の電源装置に用いられるインバータの概略構成を示す側面図である。
図2において、冷却体ベース21には、スイッチング素子22が取り付けられ、スイッチング素子22の搭載面と反対側には、ヒートパイプ24および冷却フィン25が設けられている。なお、ヒートパイプ24の冷媒としては、例えば、冷却性能や環境への影響を考慮して、純水を使用することが好ましい。また、冷却体ベース21上には、冷却体ベース21の温度を検出する温度センサ23が設けられている。
そして、図1の運転制御部16は、冷却体ベース21上に設けられた温度センサ23の計測値に基づいて、出力コンタクタ14の切断制御を行うとともに、スイッチング素子22を動作させることができる。
ここで、スイッチング素子22を動作させる前には、冷却体ベース21の温度とヒートパイプ24の温度とは同じであるので、図1の運転制御部16は、暖気運転モードにて図1の電源装置を動作させるかどうかの温度検知レベルを正確に判定することができる。
一方、スイッチング素子22を動作させると、冷却体ベース21の温度とヒートパイプ24の温度とには差が発生するが、通常運転モードにて電源装置を動作させる温度については、低温での電源装置の動作の検証を予め実施し、通常運転モードにて電源装置を動作させる冷却体ベース21の温度を決めることができる。
図3(a)は、図1の電源装置に用いられるインバータのその他の構成例を示す正面図、図3(b)は、図1の電源装置に用いられるインバータのその他の構成例を示す側面図である。
図3において、冷却体ベース31には、スイッチング素子32が取り付けられ、スイッチング素子32の搭載面と反対側には、ヒートパイプ34および冷却フィン35が設けられている。また、冷却フィン35には、冷却フィン35の温度を検出する温度センサ33が設けられている。
そして、図1の運転制御部16は、冷却フィン35に設けられた温度センサ33の計測値に基づいて、出力コンタクタ14の切断制御を行うとともに、スイッチング素子32を動作させることができる。
ここで、温度センサ33を冷却フィン35に設けることにより、ヒートパイプ34の冷媒が凍結する温度になっているかどうかを正確に検出することができる。
図4は、図1の出力コンタクタ14をオフした時の電源装置の各部の電圧波形または電流波形のシミュレーション結果を示す図である。
図4において、図1の出力コンタクタ14をオフした場合、負荷電流Ioutは0Aとなるのに対して、3相ACフィルタ12にはフィルタ電流Ifが流れるため、スイッチング素子M1〜M6には素子電流Isが流れ、スイッチング素子M1〜M6に損失が発生する。このため、無負荷状態であっても、スイッチング素子M1〜M6を発熱させることができ、凍結したヒートパイプの冷媒を液化することができる。
図5は、図1の電源装置に用いられる半導体素子の損失と負荷との関係を示す図である。
図5において、図1のスイッチング素子M1〜M6では、負荷が大きくなるに従って損失が増大するが、無負荷状態であっても、スイッチング素子M1〜M6に損失が発生することから、スイッチング素子M1〜M6を発熱させることができる。
図6は、環境温度が負の場合における定格負荷運転時および軽負荷運転時の冷却体の温度上昇の様子を示す図である。
図6において、環境温度が負の場合では、図1の電源装置を定格負荷運転させると、スイッチング素子M1〜M6に損失が大きい上に、ヒートパイプによる熱伝導ができなくなるために、冷却体の温度が急速に上昇し、冷却体許容温度を超えることから、冷却体に取り付けられたスイッチング素子M1〜M6の温度が許容値以上となり、スイッチング素子M1〜M6の破壊を引き起こすようになる。
一方、環境温度が負の場合において、図1の電源装置を軽負荷運転させると、スイッチング素子M1〜M6に損失が小さいため、ヒートパイプによる熱伝導ができなくなった場合においても、冷却体の温度を冷却体許容温度以下に抑えながら、冷却体の温度を上昇させることができる。このため、冷却体に取り付けられたスイッチング素子M1〜M6の温度を許容値以下に保ちながら、ヒートパイプ内の冷媒を徐々に液化することができ、スイッチング素子M1〜M6の破壊を引き起こすことなく、本来の冷却性能に戻すことができる。
図7は、本発明の一実施形態に係る暖気運転の実行方法を示すフローチャートである。
図7において、図1の温度センサ15にて冷却体の温度が計測されると(ステップS11)、運転制御部16は、温度センサ15にて検出された温度が所定値以下かどうかを判断する(ステップS12)。そして、温度センサ15にて検出された温度が所定値以下の場合、暖気運転モードにて3相インバータ11を動作させ(ステップS13)、通常運転モードにて電源装置を動作させることが可能になるまで、暖気運転モードにて3相インバータ11を動作させる(ステップS14)。一方、ステップS12において、運転制御部16は、温度センサ15にて検出された温度が所定値を超える場合、通常運転モードにて3相インバータ11を動作させる(ステップS15)。
図8は、図1の電源装置における運転制御部の概略構成の一例を示すブロック図である。
図8において、図1の運転制御部16には、温度センサ15にて計測された冷却体の温度に基づいて暖気運転モードで電源装置を運転するか通常運転モードにて電源装置を運転するかを判定する暖気運転モード判定部42、インバータ運転モードを切り替えるインバータ運転モード切替部43および出力コンタクタ14のオン/オフ制御を行うシーケンス切替部44が設けられている。
そして、図1の温度センサ15にて冷却体の温度が計測されると、暖気運転モード判定部42は、温度センサ15にて計測された冷却体の温度に基づいて暖気運転モードで電源装置を運転するか通常運転モードにて電源装置を運転するかを判定する。
そして、暖気運転モード判定部42にて暖気運転モードであると判定されると、シーケンス切替部44は出力コンタクタ14をオフするとともに、インバータ運転モード切替部43は、IGBT制御信号を3相インバータ11に出力し、3相インバータ11を暖気運転モードにて動作させる。なお、暖気運転モードで電源装置を運転するか、通常運転モードにて電源装置を運転するかは、暖気運転モードで電源装置を運転する時の冷却体の温度を予め設定し、温度センサ15にて計測された冷却体の温度がこの設定された温度以下かどうかによりの判定することができる。
一方、暖気運転モード判定部42にて通常運転モードであると判定されると、シーケンス切替部44は出力コンタクタ14をオンするとともに、インバータ運転モード切替部43は、IGBT制御信号を3相インバータ11に出力し、3相インバータ11を通常運転モードにて動作させる。
図9は、図8の暖気運転モード判定部の概略構成の一例を示すブロック図である。
図9において、暖気運転モード判定部42には、図1の温度センサ15による計測値TKを暖気運転開始温度設定値51と比較する温度比較部52、温度センサ15による計測値TKを通常運転開始温度設定値54と比較する温度比較部53および温度比較部52、53による比較結果に基づいて電源装置の運転モードを判定する運転モード判定部55を設けることができる。
そして、図1の温度センサ15にて冷却体の温度が計測されると、その計測値TKが温度比較部52、53に入力され、暖気運転開始温度設定値51および通常運転開始温度設定値54とそれぞれ比較される。そして、温度比較部52は、温度センサ15による計測値TKが暖気運転開始温度設定値51以下の場合、暖気運転モード信号MS1を運転モード判定部55に出力するとともに、温度比較部53は、温度センサ15による計測値TKが通常運転開始温度設定値54以上の場合、通常運転モード信号MS2を運転モード判定部55に出力する。そして、運転モード判定部55は、温度比較部52から暖気運転モード信号MS1を受け取ると、暖気運転モードを示す運転モード指令MRを図8のインバータ運転モード切替部43およびシーケンス切替部44に出力し、温度比較部53から通常運転モード信号MS2を受け取ると、通常運転モードを示す運転モード指令MRを図8のインバータ運転モード切替部43およびシーケンス切替部44に出力する。
なお、図9の説明では、温度センサ15の温度出力のレベルを検出して判定する方法について説明したが、例えば、温度リレーのように、個別に設定された温度で出力するようなセンサを用いるようにしてもよい。
図10は、図8の暖気運転モード判定部の概略構成のその他の例を示すブロック図である。
図10において、暖気運転モード判定部42には、図1の温度センサ15による計測値TKを暖気運転開始温度設定値61と比較する温度比較部62、温度センサ15による計測値TKに基づいて暖気運転時間を算出する暖気運転時間演算部63、暖気運転モード信号MS1を受け取ってから所定時間経過後に通常運転モード信号MS2を出力するタイマ64、温度比較部62、63による比較結果に基づいて電源装置の運転モードを判定する運転モード判定部65を設けることができる。
そして、図1の温度センサ15にて冷却体の温度が計測されると、その計測値TKが温度比較部62および暖気運転時間演算部63に入力され、温度比較部62にて冷却体の温度の計測値TKが暖気運転開始温度設定値61と比較されるとともに、暖気運転時間演算部63にて暖気運転時間が算出される。なお、暖気運転時間を算出する場合、低温での冷却体の検証試験を実施し、冷却体の温度と冷却体の冷却性能が復帰するまでの暖気運転時間との関係を予め求め、その関係から暖気運転時間を取得することができる。
そして、暖気運転時間演算部63は暖気運転時間を算出すると、その暖気運転時間をタイマ64に出力するとともに、温度比較部62は、温度センサ15による計測値TKが暖気運転開始温度設定値61以下の場合、暖気運転モード信号MS1を運転モード判定部65およびタイマ64に出力する。
そして、タイマ64は、暖気運転モード信号MS1を温度比較部62から受け取ると、タイマ64を起動し、暖気運転時間演算部63から受け取った暖気運転時間だけ経過すると、通常運転モード信号MS2を運転モード判定部65に出力する。
そして、運転モード判定部65は、温度比較部62から暖気運転モード信号MS1を受け取ると、暖気運転モードを示す運転モード指令MRを図8のインバータ運転モード切替部43およびシーケンス切替部44に出力し、タイマ64から通常運転モード信号MS2を受け取ると、通常運転モードを示す運転モード指令MRを図8のインバータ運転モード切替部43およびシーケンス切替部44に出力する。
図11は、図1の電源装置における運転制御部の概略構成のその他の例を示すブロック図である。
図11において、図1の運転制御部16には、図8の構成に加え、暖気運転モードにて運転中であることを示す情報を上位システムに伝送する伝送部46が設けられている。そして、暖気運転モード判定部42にて暖気運転モードであると判定されると、伝送部46は、暖気運転モードにて運転中であることを示す情報を運転台ディスプレイ47に伝えることができる。そして、運転台ディスプレイ47は、暖気運転モードにて運転中であることを示す情報を伝送部46から受け取ると、暖気運転モードにて運転中であることを示す情報を表示することができる。
これにより、架線電圧がある状態で電源装置から正規の出力が出されていない場合においても、運転手は電源装置が暖気運転モードにて運転中であることを知ることができ、電源装置が故障しているのではないかと間違って判断されるのを回避することができる。
なお、上述した実施形態では、電源装置が暖気運転モードにて運転中の場合、暖気運転モードにて運転中であることを示す情報を運転台ディスプレイ47に表示する方法について説明したが、運転台にランプを設け、電源装置が暖気運転モードにて運転中の場合、このランプを点灯させるようにしてもよい。
図12は、本発明の第2実施形態に係る電源装置の概略構成を示すブロック図である。
図12において、電源装置には、3相インバータ71、3相ACフィルタ72および出力トランス73が設けられ、3相インバータ71には、スイッチング素子M11〜M16が設けられるとともに、3相ACフィルタ72には、3相ACリアクトルおよび3相ACコンデンサが設けられている。そして、3相インバータ71の出力には3相ACフィルタ72が接続され、3相ACフィルタ72の出力には出力トランス73が接続されている。
ここで、スイッチング素子M11〜M16は、ヒートパイプにて熱伝導を行いながらスイッチング素子M11〜M16を冷却する冷却体に搭載され、この冷却体には、冷却体の温度を検出する温度センサ75が設けられている。
また、電源装置には、温度センサ15にて検出された温度に基づいて3相インバータ71の出力電圧を制御しながら、3相インバータ71を動作させる駆動制御部76が設けられている。ここで、駆動制御部76は、温度センサ15にて検出された温度が所定値以下の場合、低出力電圧状態の暖気運転モードにて3相インバータ71を駆動するとともに、温度センサ15にて検出された温度が所定値を超える場合、定格出力電圧状態の通常運転モードにて3相インバータ71を駆動することができる。
そして、温度センサ75にて計測された冷却体の温度の計測値は駆動制御部76に送られる。そして、駆動制御部76は、冷却体の温度の計測値を温度センサ75から受け取ると、冷却体の温度が所定値以下であるかどうかを判定する。そして、冷却体の温度が所定値以下の場合、駆動制御部76は、スイッチング素子M11〜M16に供給されるゲートパルスのデューティ比を小さくすることにより、低出力電圧状態の暖気運転モードにて3相インバータ71を駆動する。そして、3相インバータ71が暖気運転モードにて駆動されると、3相インバータ71に供給された直流電圧はスイッチング素子M11〜M16のスイッチング動作に基づいて交流電圧に変換され、スイッチング素子M11〜M16が発熱しながら、3相ACフィルタ72および出力トランス73を順次介して出力電圧Voutとして負荷に供給される。なお、3相インバータ71を低出力電圧状態の暖気運転モードにて駆動する場合、冷却体の温度が冷却体許容温度以下となるように3相インバータ71の出力電圧を設定することができる。
そして、スイッチング素子M11〜M16が発熱すると、冷却体の温度が上昇するとともに、冷却体のヒートパイプの冷媒が徐々に液化する。
そして、駆動制御部76は、冷却体の温度が所定値を超えると、スイッチング素子M11〜M16に供給されるゲートパルスのデューティ比を大きくすることにより、定格出力電圧状態の通常運転モードにて3相インバータ71を駆動する。そして、3相インバータ71に供給された直流電圧はスイッチング素子M11〜M16のスイッチング動作に基づいて交流電圧に変換されるとともに、スイッチング素子M11〜M16が冷却体にて冷却されながら、3相ACフィルタ72および出力トランス73を順次介して出力電圧Voutとして負荷に供給される。
これにより、冷却体のヒートパイプの冷媒の凍結状態に基づいて、スイッチング素子M11〜M16の発熱量を制御することができ、ヒートパイプの冷媒が凍結している場合においても、冷却体の温度上昇を抑制した上で、スイッチング素子M11〜M16からの発熱でヒートパイプの冷媒を液化してから、3相インバータ71を定格運転することが可能となる。このため、ヒートパイプの冷媒として純水を用いた場合においても、環境温度が負の場合における冷却性能を維持することが可能となり、環境温度が負の場合における冷却体の温度上昇を防止するために、冷媒を用いない冷却体を併用したり、ヒートパイプの冷媒に不凍液を用いたりする必要がなくなることから、3相インバータ71の小型化、軽量化および低価格化を図ることができる。
なお、上述した説明では、温度センサ75にて検出された温度が所定値以下の場合、暖気運転モードにて3相インバータ71を駆動するとともに、温度センサ75にて検出された温度が所定値を超える場合、通常運転モードにて3相インバータ71を駆動する方法について説明したが、温度センサ75にて検出された温度が第1の設定値以下の場合、暖気運転モードにて3相インバータ71を駆動するとともに、温度センサ75にて検出された温度が第2の設定値以上の場合、通常運転モードにて3相インバータ71を駆動するようにしてもよい。
あるいは、温度センサ75にて検出された温度が所定値以下の場合、暖気運転モードにて3相インバータ71を駆動するとともに、温度センサ75にて検出された温度が所定値を超える場合、その所定値を超えた時点から所定時間経過後に通常運転モードにて3相インバータ71を駆動するようにしてもよい。
図13は、図12の電源装置に用いられる半導体素子の定格出力電圧時および低出力電圧時の損失と負荷との関係を示す図である。
図13において、図12のインバータ71では、低出力電圧時には、定格出力電圧時に比べてスイッチング素子M11〜M16による損失を小さくすることができる。このため、冷却体に取り付けられたスイッチング素子M11〜M16の温度を許容値以下に保ちながら、ヒートパイプ内の冷媒を徐々に液化することができ、スイッチング素子M11〜M16の破壊を引き起こすことなく、本来の冷却性能に戻すことができる。
本発明の第1実施形態に係る電源装置の概略構成を示すブロック図である。 図2(a)は、図1の電源装置に用いられるインバータの概略構成を示す正面図、図2(b)は、図1の電源装置に用いられるインバータの概略構成を示す側面図である。 図3(a)は、図1の電源装置に用いられるインバータのその他の構成例を示す正面図、図3(b)は、図1の電源装置に用いられるインバータのその他の構成例を示す側面図である。 図1の出力コンタクタ14をオフした時の電源装置の各部の電圧波形または電流波形のシミュレーション結果を示す図である。 図1の電源装置に用いられる半導体素子の損失と負荷との関係を示す図である。 環境温度が負の場合における定格負荷運転時および軽負荷運転時の冷却体の温度上昇の様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る暖気運転の実行方法を示すフローチャートである。 図1の電源装置における運転制御部の概略構成の一例を示すブロック図である。 図8の暖気運転モード判定部の概略構成の一例を示すブロック図である。 図8の暖気運転モード判定部の概略構成のその他の例を示すブロック図である。 図1の電源装置における運転制御部の概略構成のその他の例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る電源装置の概略構成を示すブロック図である。 図12の電源装置に用いられる半導体素子の定格出力電圧時および低出力電圧時の損失と負荷との関係を示す図である。 従来の電源装置の概略構成を示すブロック図である。 図15(a)は、図14の電源装置に用いられるインバータの概略構成を示す正面図、図15(b)は、図14の電源装置に用いられるインバータの概略構成を示す側面図である。 環境温度が正の場合における冷却体の温度上昇の様子を示す図である。 環境温度が負の場合における冷却体の温度上昇の様子を示す図である。
符号の説明
11、71 インバータ
12、72 3相ACフィルタ
13、73 出力トランス
14 出力コンタクタ
15、23、33、75 温度センサ
16 運転制御部
M1〜M6、22、32 スイッチング素子
21、31 冷却体ベース
24、34 ヒートパイプ
25、35 冷却フィン
42 暖気運転モード判定部
43 インバータ運転モード切替部
44 シーケンス切替部
46 伝送部
47 運転台ディスプレイ
52、53、62 温度比較部
55、65 運転モード判定部
63 暖気運転時間演算部
64 タイマ
76 駆動制御部

Claims (9)

  1. 出力電圧を制御する半導体素子と、
    ヒートパイプにて熱伝導を行いながら前記半導体素子を冷却する冷却体と、
    前記ヒートパイプの冷媒の凍結状態に基づいて、前記半導体素子にかかる負荷の大きさを制御する負荷制御手段とを備えることを特徴とする電源装置。
  2. 出力電圧を制御する半導体素子と、
    ヒートパイプにて熱伝導を行いながら前記半導体素子を冷却する冷却体と、
    前記冷却体の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段にて検出された温度に基づいて、前記半導体素子にかかる負荷の大きさを制御する負荷制御手段とを備えることを特徴とする電源装置。
  3. 前記負荷制御手段は、前記冷却体の温度が所定値以下の場合、前記半導体素子を無負荷状態または低出力状態として暖気運転モードにて動作させ、前記冷却体の温度が所定値を超える場合、前記半導体素子を定格負荷状態として通常運転モードにて動作させることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 前記負荷制御手段は、前記冷却体の温度が第1の設定値以下の場合、前記半導体素子を無負荷状態または低出力状態として暖気運転モードにて動作させ、前記冷却体の温度が第2の設定値以上の場合、前記半導体素子を定格負荷状態として通常運転モードにて動作させることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  5. 前記負荷制御手段は、前記冷却体の温度が所定値以下の場合、前記半導体素子を無負荷状態または低出力状態として暖気運転モードにて動作させ、前記冷却体の温度が前記所定値を超える場合、前記所定値を超えた時点から所定時間経過後に前記半導体素子を定格負荷状態として通常運転モードにて動作させることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  6. 前記温度検出手段は、前記冷却体のベースまたは冷却フィンの温度を検出することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項記載の電源装置。
  7. 前記暖気運転モードにて運転中であることを示す情報を運転台に伝える伝送手段をさらに備えることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項記載の電源装置。
  8. 半導体素子のスイッチング制御に基づいて出力電圧を制御するインバータと、
    前記インバータから負荷に供給される出力電力の通電または切断を行う出力コンタクタと、
    ヒートパイプにて熱伝導を行いながら前記半導体素子を冷却する冷却体と、
    前記冷却体の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段にて検出された温度が所定値以下の場合、前記インバータから負荷に供給される出力電力が切断された状態で前記インバータを動作させる運転制御部とを備えることを特徴とする電源装置。
  9. 半導体素子のスイッチング制御に基づいて出力電圧を制御するインバータと、
    ヒートパイプにて熱伝導を行いながら前記半導体素子を冷却する冷却体と、
    前記冷却体の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段にて検出された温度が所定値以下の場合、前記インバータを低出力状態で駆動する駆動制御部とを備えることを特徴とする電源装置。
JP2007049110A 2007-02-28 2007-02-28 電源装置 Active JP5194487B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007049110A JP5194487B2 (ja) 2007-02-28 2007-02-28 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007049110A JP5194487B2 (ja) 2007-02-28 2007-02-28 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008211956A true JP2008211956A (ja) 2008-09-11
JP5194487B2 JP5194487B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=39787779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007049110A Active JP5194487B2 (ja) 2007-02-28 2007-02-28 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5194487B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013220A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
WO2014002263A1 (ja) * 2012-06-29 2014-01-03 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置
CN103731009A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 株式会社日立制作所 电力变换装置以及制冷剂冻结检测方法
CN103929077A (zh) * 2013-01-16 2014-07-16 株式会社日立制作所 铁道车辆用的驱动装置
WO2023281557A1 (ja) * 2021-07-05 2023-01-12 三菱電機株式会社 電力変換装置
CN118174152A (zh) * 2024-04-28 2024-06-11 合肥安迅精密技术有限公司 贴片机配电装置及配电箱

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09199648A (ja) * 1996-01-23 1997-07-31 Nissin Electric Co Ltd 水冷式インバータ装置の凍結防止方法
WO2000057471A1 (en) * 1999-03-19 2000-09-28 Hitachi, Ltd. Heat pipe cooling device and power converting device
JP2004312953A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Hitachi Ltd ハイブリッド輸送車両

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09199648A (ja) * 1996-01-23 1997-07-31 Nissin Electric Co Ltd 水冷式インバータ装置の凍結防止方法
WO2000057471A1 (en) * 1999-03-19 2000-09-28 Hitachi, Ltd. Heat pipe cooling device and power converting device
JP2004312953A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Hitachi Ltd ハイブリッド輸送車両

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013220A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
US9112429B2 (en) 2011-06-29 2015-08-18 Mitsubishi Electric Corporation Power converter using a field effect transistor and a diode
EP2869443A4 (en) * 2012-06-29 2016-01-20 Toshiba Mitsubishi Elec Inc POWER CONVERTER
WO2014002263A1 (ja) * 2012-06-29 2014-01-03 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置
US9661785B2 (en) 2012-06-29 2017-05-23 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Power conversion apparatus
JP5866444B2 (ja) * 2012-06-29 2016-02-17 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置
CN104412498A (zh) * 2012-06-29 2015-03-11 东芝三菱电机产业系统株式会社 功率转换装置
CN103731009A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 株式会社日立制作所 电力变换装置以及制冷剂冻结检测方法
EP2720261A2 (en) 2012-10-15 2014-04-16 Hitachi Ltd. Power converter and method for detecting freezing of refrigerant
CN103929077A (zh) * 2013-01-16 2014-07-16 株式会社日立制作所 铁道车辆用的驱动装置
JP2014138475A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Hitachi Ltd 鉄道車両用の駆動装置
EP2756979A2 (en) 2013-01-16 2014-07-23 Hitachi, Ltd. Drive device for railway vehicle
EP2756979A3 (en) * 2013-01-16 2018-03-21 Hitachi, Ltd. Drive device for railway vehicle
WO2023281557A1 (ja) * 2021-07-05 2023-01-12 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP7471524B2 (ja) 2021-07-05 2024-04-19 三菱電機株式会社 電力変換装置
CN118174152A (zh) * 2024-04-28 2024-06-11 合肥安迅精密技术有限公司 贴片机配电装置及配电箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP5194487B2 (ja) 2013-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5194487B2 (ja) 電源装置
JP5326364B2 (ja) 冷却装置の故障判断装置
JP2008312342A (ja) 電動圧縮機の制御装置
JP2004312813A (ja) 電動装置の冷却システムおよび冷却制御方法
JP2011093424A (ja) 電動車両の冷却システム
JP2011130642A (ja) 電動車両の冷却システム
US10050577B2 (en) Vehicle cooling-fan motor/inverter system, control method therefor, and program therefor
CN101682275B (zh) 具有冷起动功能的电动工具和冷起动电动工具的方法
CN110715818A (zh) 散热管道异常的检测方法、水冷型散热器、汽车
JP2006238675A (ja) 電力変換装置及び電力変換装置への過熱保護温度設定方法
CN108506076B (zh) 发动机的涡轮冷却系统、控制方法及车辆
CN103253124B (zh) 半导体装置以及其冷却系统
JP2005184977A (ja) インバータ装置およびこれを用いた車両
JPH11324934A (ja) 空気調和機の圧縮機駆動装置
JP5558697B2 (ja) ハイブリッド車両のモータ制御装置
JP2008130791A (ja) 電力変換装置の冷却システム
US8154232B2 (en) Method for operating a motor system, and a motor system
US10447181B2 (en) Motor control device, motor unit including said motor control device, automobile including motor unit, and motor control method
KR101393584B1 (ko) 연료전지 차량의 냉각팬 모니터링장치 및 방법
JP2006280016A (ja) 冷凍装置及びそれに用いられるインバータ装置
JP5875995B2 (ja) 鉄道車両用の駆動装置
JP2009281302A (ja) 電動ファン制御装置
JP6686839B2 (ja) 車両用冷却システム
JP2007166782A (ja) 冷凍装置及びそれに用いられるインバータ装置
KR101807345B1 (ko) 전기 시스템에서 발전기를 동작시키기 위한 방법, 및 그러한 발전기를 가진 전기 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090515

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120927

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5194487

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250