JP2008211921A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動や騒音の弊害を防止できるワイパモータを提供する。
【解決手段】コンミテータ20を有するアーマチュア14と、コンミテータ20に接近離反自在に取り付けられた共通ブラシ32と第一ブラシ33と第二ブラシ34と、第一ブラシ33に通電する第一接続部44および第二ブラシ34に通電する第二接続部45を有するスイッチ42とを備えたワイパモータ1において、第二ブラシ34に第一形状記憶合金51を設け、第一ブラシ33に第二形状記憶合金52を設ける。ワイパモータの低速運転時には高速運転用の第二ブラシ34を第二形状記憶合金52によってコンミテータ20から離間させることにより、第二ブラシ34がアーマチュアコイルの回転磁界にアンバランスを発生させたり、アーマチュアにブレーキトルクを及ぼしたりするのを防止できるので、ワイパモータの振動や騒音等の弊害が派生するのを未然に防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータ、特に、低速運転および高速運転の少なくとも2段の運転速度に切り替え可能な速度切り替え式モータに関し、例えば、自動車のフロントガラスに付着した雨滴や塵埃等を払拭するワイパ装置に利用して有効なものに関する。
一般に、自動車のフロントガラスに付着した雨滴や塵埃等を払拭するワイパ装置に使用されるワイパモータにおいては、運転者のスイッチング操作によって、雨量に応じた運転速度、すなわち、霧雨のような少雨時等における低速運転と、集中豪雨時等における高速運転とを選択することができるように構成されている。
このように速度切り替え可能なワイパモータとしては、特許文献1に示されるものが知られている。
すなわち、このワイパモータは、第一ブラシと第二ブラシと第三ブラシとを備えており、これらの三つのブラシは同一の周方向幅をそれぞれ有するとともに、コンミテータ(整流子)の同一面上に所定角度をもって対向配置されており、スイッチング操作により、第一ブラシおよび第二ブラシを介してアーマチュアに給電して低速運転したり、第二ブラシおよび第三ブラシを介してアーマチュアに給電して高速運転したりすることができるようになっている。
特開2005−12945号公報
しかしながら、前述したワイパモータにおいては、ワイパモータの低速運転時には、高速運転用ブラシが周方向で隣り合うセグメントを短絡して当該セグメント間に接続されたコイル線材の閉回路を形成することにより、アーマチュアコイルの回転磁界にアンバランスを発生させたり、アーマチュアにブレーキトルクを及ぼしたりするために、アーマチュアの振れ回り力が発生し、その結果、ワイパモータの振動や騒音等の弊害が派生するという問題点があった。
本発明の目的は、振動や騒音の弊害を防止することができる速度切り替え式モータに好適なモータを提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)コンミテータを有するアーマチュアと、
前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられた第一ブラシと、
前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられ、前記第一ブラシに対して対向して配置された共通ブラシと、
前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられ、 前記第一ブラシに対して前記アーマチュアの回転方向に所定角度ずれて配置された第二ブラシと、
前記第一ブラシに通電する第一接続部および前記第二ブラシに通電する第二接続部を有する通電切替手段と、
前記通電切替手段によって前記第一ブラシに通電した時に、前記第一接続部と前記第一ブラシに電気的に接続される前記第二ブラシを離間させる第一離間手段と、
前記通電切替手段によって前記第二ブラシに通電した時に、前記第二接続部と前記第二ブラシに電気的に接続される前記第一ブラシを離間させる第二離間手段と、
を備えることを特徴とするモータ。
前記(1)によれば、例えば、ワイパモータの低速運転時には、高速運転用ブラシである第二ブラシを第一離間手段によってコンミテータから離間させることにより、第二ブラシがアーマチュアコイルの回転磁界にアンバランスを発生させたり、アーマチュアにブレーキトルクを及ぼしたりするのを防止することができるので、ワイパモータの振動や騒音等の弊害が派生するのを未然に防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、本発明に係るモータは、図1に示されているように、ワイパ装置を駆動するワイパモータに使用されている。
すなわち、図1に示されたワイパモータ1は、本実施の形態に係る速度切り替え式モータ(以下、駆動モータという。)10とウオーム歯車減速装置2とを備えている。
図1に示されているように、ウオーム歯車減速装置2はギヤケース3を備えており、ギヤケース3はダイカスト加工品等により形成されている。
ギヤケース3内には後記するシャフトが挿入されており、シャフトの先端部にはウオーム4が一体的に設けられている。ウオーム4にはウオームホイール5が噛み合わされている。ウオームホイール5には中間歯車6を介して駆動歯車7が噛み合わされており、駆動歯車7の中心軸上には出力軸8が固定されている。
出力軸8の突出端部にはワイパアームに連動したクランク9(図1の想像線参照。)が、突出端部に形成されたテーパ部に嵌合されて図示しない雄ねじ部にナットを螺合されて連結されている。
図1に示されているように、駆動モータ10は界磁装置を形成するステータ11を備えており、ステータ11は鉄等の磁性材料によって一端が閉塞し他端が開口した円筒形状に形成されたヨーク12と、このヨーク12の内周面に同心円に配列されて固定された一対のマグネット13とによって構成されている。
一対のマグネット13、13は断面が円弧状の永久磁石であって、内側N極/外側S極および内側S極/外側N極に構成されており、ヨーク12の内周面に互いに対向するように配置されている。
ステータ11の中心線上にはアーマチュア14が、微小隙間(エアギャップ)を介してマグネット13、13と対向するように軸架されて回転自在に支承されている。
すなわち、アーマチュア14のシャフト15はヨーク12の中心線上に軸架されており、閉塞壁側軸受16およびギヤケース3に固定された開口側軸受17によって回転自在に支承されている。
シャフト15の中間部の外周にはコア18が固定されており、コア18にはコイル線材19が巻装されている。
本実施の形態においては、アーマチュア14はコア18と巻装されたコイル線材19とによって12個の磁極を構成している。
図1に示されているように、シャフト15のアーマチュア14の片脇(図1のウオーム側)の外周には全体的に円柱(シリンダ)形状に形成されたコンミテータ20が、ブラシ接触面がシャフト15と同心円になるように配置されて固定されている。
図1および図2に示されているように、シャフト15に固定されたコンミテータ20の外側にはブラシ装置30が設置されている。
ブラシ装置30は絶縁性を有する樹脂が使用されて平板形状に形成されたブラシホルダステー31を備えており、ブラシホルダステー31は駆動モータ10のブラケット10aに固定されている。
図2に示されているように、ブラシホルダステー31のコンミテータ20側の主面には、コンミテータ20に互いに周方向に180度離れた位置で摺接する一対のブラシである共通ブラシ32および第一ブラシ33と、共通ブラシ32に対して周方向にずれた位置において摺接する第二ブラシ34とがそれぞれ配置されている。
すなわち、共通ブラシ32と第一ブラシ33とは互いに周方向に180度離れた位置にそれぞれ配置されており、第二ブラシ34は共通ブラシ32から周方向に所定角度(本実施の形態では約120度)離れた位置であって、第一ブラシ33から周方向に所定角度(本実施の形態では約60度)離れた位置に配置されている。
図3で参照されるように、共通ブラシ32、第一ブラシ33および第二ブラシ34は、各ブラシホルダ35内にコンミテータ20と摺動自在に収容されているとともに、ブラシスプリング36によってコンミテータ20の整流子面に押接されている。
共通ブラシ32、第一ブラシ33および第二ブラシ34には、通電するためのピグテール37の一端部が挿入されている。
図2に示されているように、駆動モータ10の駆動電気回路40は、バッテリー41と通電切替手段としての速度切替スイッチ42とを備えており、速度切替スイッチ(以下、スイッチという。)42はワイパスイッチの一部を構成している。
スイッチ42は、共通ブラシ32に通電する共通接続部43と、第一ブラシ33に通電する第一接続部44と、第二ブラシ34に通電する第二接続部45と、を備えている。
第二ブラシ34には第一離間手段としての第一形状記憶合金51が取り付けられており、第一形状記憶合金51はスイッチ42による第一ブラシ33への通電時に、第一接続部44と第一ブラシ33に電気的に接続される第二ブラシ34を離間させるように構成されている。
第一ブラシ33には第二離間手段としての第二形状記憶合金52が取り付けられており、第二形状記憶合金52はスイッチ42による第二ブラシ34への通電時に、第二接続部45と第二ブラシ34に電気的に接続される第一ブラシ33を離間させるように構成されている。
第一接続部44、第一形状記憶合金51、第一ブラシ33、コンミテータ20、共通ブラシ32は直列に接続されている。
第二接続部45、第二形状記憶合金52、第二ブラシ34、コンミテータ20、共通ブラシ32は直列に接続されている。
第一ブラシ33および第二ブラシ34は均等に構成されているので、その構成は第一ブラシ33を代表にして図3によって説明する。
ブラシホルダステー31のブラシホルダ35に対向する部位にはガイド溝61が形成されており、ガイド溝61には係止部としてのスライダ62が径方向に摺動し得るように嵌入されている。スライダ62には連結凸部63が突設されており、連結凸部63は第一ブラシ33に没設された連結凹部64に嵌入されている。したがって、第一ブラシ33はスライダ62と共に摺動するようになっている。
スライダ62のコンミテータ20側の端部には取付溝65が形成されている。
また、ブラシホルダステー31の外周のガイド溝61に対向する部位には外周溝66が形成されている。
第二形状記憶合金52は細長い棒状に形成されており、クランク形状(図2参照)に屈曲されている。
第二形状記憶合金52の中央部52aはスライダ62の取付溝65にコンミテータ20側から嵌入されており、第二形状記憶合金52の両端部52b、52bは外周溝66にそれぞれ引っ掛けられている。
したがって、第二形状記憶合金52が縮むと、第一ブラシ33はスライダ62と共に、コンミテータ20から離反する方向に移動することになる。
図2に示されているように、第二形状記憶合金52の両端部は第二接続部45と第二ブラシ34のピグテール37とにそれぞれ電気的に接続されている。
なお、第一形状記憶合金51の両端部は第一接続部44と第二ブラシ34のピグテール37とにそれぞれ電気的に接続されている。
次に、以上の構成に係るワイパモータの作用および効果を、駆動モータの作用および効果を主体にして説明する。
運転者のワイパスイッチの操作によってスイッチ42がワイパ装置の低速運転側である第一接続部44側にONされると、バッテリー41からの電流が、スイッチ42→第一接続部44→第一形状記憶合金51→第一ブラシ33→コンミテータ20→共通ブラシ32→共通接続部43→バッテリー41と流れることにより、アーマチュア14の所定の磁極が励磁される。
この励磁した所定の磁極の磁束がステータ11の界磁束を切ることにより、アーマチュア14は回転する。
この際、第一形状記憶合金51に通電すると、第一形状記憶合金51が発熱して予め記憶した形状に変形(短縮)することにより、第二ブラシ34をコンミテータ20から離間させる。
このため、回転のために使用されない第二ブラシ34がアーマチュアコイルの回転磁界にアンバランスを発生させたり、アーマチュア14にブレーキトルクを及ぼしたりするのを防止することができるので、ワイパモータの振動や騒音等の弊害が派生するのを未然に防止することができる。
同様に、ワイパスイッチの操作によってスイッチ42がワイパ装置の高速運転側である第二接続部45側にONされると、バッテリー41からの電流が、スイッチ42→第二接続部45→第二形状記憶合金52→第二ブラシ34→コンミテータ20→共通ブラシ32→共通接続部43→バッテリー41と流れることにより、アーマチュア14の所定の磁極が励磁される。
この励磁した所定の磁極の磁束がステータ11の界磁束を切ることにより、アーマチュア14は回転する。
この際、第二形状記憶合金52に通電すると、第二形状記憶合金52が発熱して予め記憶した形状に変形(短縮)することにより、第一ブラシ33をコンミテータ20から離間させる。
このため、回転のために使用されない第二ブラシ34がアーマチュアコイルの回転磁界にアンバランスを発生させたり、アーマチュア14にブレーキトルクを及ぼしたりするのを防止することができるので、ワイパモータの振動や騒音等の弊害が派生するのを未然に防止することができる。
以上の作用によるアーマチュア14の回転に伴うシャフト15の回転は、ウオーム歯車減速装置2によって減速されて出力軸8に伝達される。
出力軸8は図示しないワイパアームに連動したクランク9を回転させる。
クランク9は図示しないリンク機構によってアーマチュア14の回転運動をワイパアームを往復揺動させる往復揺動運動に変換することにより、フロントウインドガラスを払拭させる。
図4は本発明の第二の実施の形態であるワイパ装置の駆動モータのコンミテータ周りを示す側面図である。
本実施の形態が前述した第一の実施の形態と異なる点は、第一形状記憶合金51と第二形状記憶合金52とが並列に接続されている点である。
本実施の形態によれば、駆動モータ10の駆動電気回路40の抵抗値を小さく抑制することができるので、駆動モータ10の高効率化(銅損低減)に寄与することができる。
図5は本発明の第三の実施の形態であるワイパ装置の駆動モータのコンミテータ周りを示す側面図である。
本実施の形態が前述した第一の実施の形態と異なる点は、共通ブラシとして第三ブラシ38が追加されているとともに、二組の第一形状記憶合金51と第二形状記憶合金52とが直列に接続されている点である。
本実施の形態によれば、一対二組のブラシを設けることにより、ワイパ装置の高速運転時に駆動モータ10を進角で対応することができるので、通常の高速運転作動よりも寿命を向上させることができる。
なお、本実施の形態においても、第一形状記憶合金51と第二形状記憶合金52とを並列に接続することができる。
この場合にも、駆動モータ10の駆動電気回路40の抵抗値を小さく抑制することができるので、駆動モータ10の高効率化(銅損低減)に寄与することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、第一ブラシと第二ブラシとの開き角度は、約60度に限定されない。
コンミテータは円筒形状すなわちシリンダタイプのコンミテータに構成するに限らず、円盤形状すなわちディスクタイプのコンミテータに構成してもよい。
前記実施の形態においては、速度切り替え式モータを、低速運転および高速運転の2段の運転速度に切り替え可能なものを示したが、本発明はこれに限らず、3段以上の運転速度に切り替え可能な速度切り替え式モータにも適用することができる。この場合には、第二ブラシが2以上設けられることになる。
また、前記実施の形態においては、車両のワイパ装置に用いられるワイパモータに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、複数のブラシを備えたモータ全般に適用することができる。
本発明の一実施の形態であるワイパモータを示す一部切断正面図である。 コンミテータ周りを示す側面図である。 ブラシ装置を示しており、(a)は正面断面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。 本発明の第二の実施の形態であるワイパ装置の駆動モータのコンミテータ周りを示す側面図である。 本発明の第三の実施の形態であるワイパ装置の駆動モータのコンミテータ周りを示す側面図である。
符号の説明
1…ワイパモータ、2…ウオーム歯車減速装置、3…ギヤケース、4…ウオーム、5…ウオームホイール、6…中間歯車、7…駆動歯車、8…出力軸、9…クランク、10…駆動モータ(速度切り替え式モータ)、11…ステータ、12…ヨーク、13…マグネット、14…アーマチュア、15…シャフト、16…閉塞壁側軸受、17…開口側軸受、18…コア、19…コイル線材、
20…コンミテータ、
30…ブラシ装置、31…ブラシホルダステー、32…共通ブラシ、33…第一ブラシ、34…第二ブラシ、35…ブラシホルダ、36…ブラシスプリング、37…ピグテール、38…第三ブラシ、
40…駆動電気回路、41…バッテリー、42…切替スイッチ、43…共通接続部、44…第一接続部、45…第二接続部、
51…第一形状記憶合金、52…第二形状記憶合金、
61…ガイド溝、62…スライダ(係止部)、63…連結凸部、64…連結凹部、65…取付溝、66…外周溝。

Claims (12)

  1. コンミテータを有するアーマチュアと、
    前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられた第一ブラシと、
    前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられ、前記第一ブラシに対して対向して配置された共通ブラシと、
    前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられ、 前記第一ブラシに対して前記アーマチュアの回転方向に所定角度ずれて配置された第二ブラシと、
    前記第一ブラシに通電する第一接続部および前記第二ブラシに通電する第二接続部を有する通電切替手段と、
    前記通電切替手段によって前記第一ブラシに通電した時に、前記第一接続部と前記第一ブラシに電気的に接続される前記第二ブラシを離間させる第一離間手段と、
    前記通電切替手段によって前記第二ブラシに通電した時に、前記第二接続部と前記第二ブラシに電気的に接続される前記第一ブラシを離間させる第二離間手段と、
    を備えることを特徴とするモータ。
  2. 前記第一離間手段は、通電による発熱により縮む形状記憶合金と、前記第二ブラシに絶縁状態で係止される係止部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記第二離間手段は、通電による発熱によって縮む形状記憶合金と、前記第一ブラシに絶縁状態で固定される係止部と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記第一離間手段は前記第二ブラシに直列に接続され、前記第二離間手段は前記第一ブラシに直列に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
  5. 前記第一離間手段は前記第二ブラシと並列に接続され、前記第二離間手段は前記第一ブラシと並列に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
  6. コンミテータを有するアーマチュアと、
    前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられた第一ブラシと、
    前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられ、 前記第一ブラシに対して前記アーマチュアの回転方向に所定角度ずれて配置された第二ブラシと、
    前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられ、 前記第一ブラシに対して前記アーマチュアの回転方向に所定角度ずれて配置された第三ブラシと、
    前記コンミテータに接近離反自在に取り付けられ、 前記第三ブラシに対して対向して配置された第四ブラシと、
    前記第一ブラシと前記第二ブラシに通電を行う第一接続部および前記第三ブラシと前記第四ブラシに通電を行う第二接続部からなる通電切替手段と、
    前記通電切替手段によって前記第一ブラシと前記第二ブラシとを通電した時に、前記第一接続部と前記第一ブラシの間に前記第三ブラシを離間させる前記第一離間手段と、
    前記通電切替手段によって前記第一ブラシと前記第二ブラシとを通電した時に、前記第一接続部と前記第二ブラシの間に前記第四ブラシを離間させる第二離間手段と、
    前記通電切替手段によって前記第三ブラシと前記第四ブラシとを通電した時に、前記第一接続部と前記第三ブラシの間に前記第一ブラシを離間させる第三の離間手段と、
    前記通電切替手段によって前記第三ブラシと前記第四ブラシとを通電した時に、前記第一接続部と前記第四ブラシの間に前記第二ブラシを離間させる第四の離間手段と、を備えるモータ。
  7. 前記第一離間手段は、通電による発熱によって縮む形状記憶合金と、前記第三ブラシに絶縁状態で係止される係止部と、を備えることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  8. 前記第二離間手段は、通電による発熱によって縮む形状記憶合金と、前記第四ブラシに絶縁状態で係止される係止部と、を備えることを特徴とする請求項6または7に記載のモータ。
  9. 前記第三の離間手段は、通電による発熱によって縮む形状記憶合金と、前記第一ブラシに絶縁状態で係止される係止部と、を備えることを特徴とする請求項6、7または8に記載のモータ。
  10. 前記第四の離間手段は、通電による発熱によって縮む形状記憶合金と、前記第二ブラシに絶縁状態で係止される係止部と、を備えることを特徴とする請求項6、7、8または9に記載のモータ。
  11. 前記第一離間手段は、前記第三ブラシに直列に接続され、前記第二離間手段は前記第四ブラシに直列に接続され、前記第三離間手段は、前記第一ブラシに直列に接続され、前記第四離間手段は前記第二ブラシに直列に接続されていることを特徴とする請求項6から請求項10のいずれかに記載のモータ。
  12. 前記第一離間手段は、前記第三ブラシに並列に接続され、前記第二離間手段は前記第四ブラシに並列に接続され、前記第三離間手段は、前記第一ブラシに並列に接続され、前記第四離間手段は前記第二ブラシに並列に接続されていることを特徴とする請求項6から請求項10のいずれかに記載のモータ。
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