JP2008209756A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新旧の懸濁重合トナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を防止することができる、画像形成装置を提供すること。
【解決手段】トナーを収容するトナーカートリッジ22内のトナーの量がプロセス部33内のトナーの量よりも少なくなる前に、CPU121により、トナーカートリッジ22におけるトナーの残存状態がエンプティ状態であると判断される。一定量以上のトナーがトナーカートリッジ22内に残された状態がエンプティ状態として、通常の画像形成動作を禁止することにより、プロセス部33内およびトナーカートリッジ22内のトナーの極度の劣化を防止することができる。これにより、トナーカートリッジ22が新品のトナーを収容したものと交換されて、新品のトナーがトナーカートリッジ22からプロセス部33内に供給されたときに、極度に劣化したトナーと新品のトナーとが混ざるのを防止することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
トナー補給方式のレーザプリンタでは、トナーを収容するトナーカートリッジが着脱可能に装置本体に装着されている。トナーカートリッジに収容されているトナーは、感光ドラムや現像ローラを保持するケース内に供給される。画像形成時には、現像ローラにより、ケース内のトナーが正または負に帯電した状態で感光ドラムの表面に供給される。これにより、感光ドラムの表面に形成されている静電潜像がトナーにより現像され、感光ドラムの表面にトナー像が担持される。このトナー像が用紙に転写されることによって、用紙への画像の形成が達成される。トナー補給方式のレーザプリンタでは、トナーカートリッジ内のトナーがなくなると、トナーカートリッジが新品のものと交換される。
このようなレーザプリンタにおいて、懸濁重合トナーを用いるものがある(たとえば、特許文献1参照)。
特開平11−282240号公報
懸濁重合トナーは、画像形成に伴って劣化し、この劣化のために帯電性が低下する。そのため、極度に劣化した懸濁重合トナーがケース内に残っている状態で、トナーカートリッジが新品と交換されると、その劣化した懸濁重合トナーと新品の懸濁重合トナーとが混ざり、懸濁重合トナーが不均一な帯電状態で感光ドラムの表面に供給されることにより、画像形成不良(印字不良)を生じるおそれがある。また、劣化した懸濁重合トナーと新品の懸濁重合トナーとが帯電量の差により凝集し、これに起因する画像形成不良を生じるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、新旧の懸濁重合トナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を防止することができる、画像形成装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、第1筐体と、前記第1筐体に支持され、懸濁重合トナーを担持するトナー担持体と、静電潜像が形成され、前記トナー担持体からの懸濁重合トナーの供給により前記静電潜像を可視像化して得られるトナー像を担持する像担持体と、前記第1筐体に対して前記トナー担持体の長手方向と直交する水平方向に隣接して設けられ、懸濁重合トナーを収容する第2筐体と、前記第2筐体内の懸濁重合トナーの量を検出するトナー量検出手段と、前記トナー量検出手段の検出結果に基づいて、前記第2筐体における懸濁重合トナーの残存状態がエンプティ状態であるか否かを判断するエンプティ判断手段とを備え、前記第1筐体内と前記第2筐体内とは、第2筐体内の懸濁重合トナーを第1筐体に供給するための供給口および第1筐体内から第2筐体へ懸濁重合トナーを戻すための戻し口を少なくとも含む、複数の開口により連通されており、複数の前記開口は、前記トナー担持体の長手方向に並べて形成され、前記長手方向の一端に設けられる前記開口における当該長手方向の前記一端側の端縁と、前記長手方向の前記一端と反対側の他端に設けられる前記開口における前記長手方向の前記他端側の端縁との間の間隔が、前記像担持体において前記トナー像が形成される像形成領域の前記長手方向の幅以上であり、前記エンプティ判断手段は、前記第2筐体内の懸濁重合トナーの量が前記第1筐体内の懸濁重合トナーの量よりも少なくなる前に、前記第2筐体における懸濁重合トナーの残存状態がエンプティ状態であると判断することを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断された場合に、前記第2筐体から前記第1筐体への懸濁重合トナーの供給を停止するトナー供給停止手段を備えていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第2筐体内に設けられ、前記第2筐体内の懸濁重合トナーを攪拌しつつ前記供給口に向けて送るアジテータを備え、前記トナー供給停止手段は、前記アジテータの駆動を停止させることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記第1筐体内に設けられ、前記供給口から供給される懸濁重合トナーを前記長手方向に搬送するトナー搬送部材と、前記トナー供給停止手段により前記第2筐体から前記第1筐体への懸濁重合トナーの供給が停止された状態で、前記トナー搬送部材を駆動することによって、前記第1筐体内の懸濁重合トナーを前記戻し口から前記第2筐体内に回収するトナー回収手段を備えていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されてから前記トナー搬送部材が予め定める時間だけ駆動された時点で、前記第2筐体内の懸濁重合トナーがなくなったことを報知するエンプティ報知手段を備えていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記像担持体に担持されるトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記トナー供給停止手段により前記第2筐体から前記第1筐体への懸濁重合トナーの供給が停止された状態で、前記トナー担持体、前記像担持体および前記転写手段を駆動して、記録媒体にトナー像を形成させることによって、前記第1筐体内の懸濁重合トナーを消費するトナー消費手段を備えていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されてから予め定める枚数の記録媒体にトナー像が形成された時点で、前記第2筐体内の懸濁重合トナーがなくなったことを報知するエンプティ報知手段を備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、懸濁重合トナーを収容する第2筐体内の懸濁重合トナーの量がトナー担持体を支持する第1筐体内の懸濁重合トナーの量よりも少なくなる前に、エンプティ判断手段により、第2筐体における懸濁重合トナーの残存状態がエンプティ状態であると判断される。画像形成時には、第1筐体内に一定量の懸濁重合トナーが収容されているので、その一定量以上の懸濁重合トナーが第2筐体内に残された状態がエンプティ状態とされて、通常の画像形成動作(ユーザの意志による画像形成動作)を禁止することにより、第1筐体内および第2筐体内の懸濁重合トナーの極度の劣化を防止することができる。これにより、第2筐体が新品の懸濁重合トナーを収容したものと交換されて、新品の懸濁重合トナーが第2筐体から第1筐体内に供給されたときに、極度に劣化した懸濁重合トナーと新品の懸濁重合トナーとが混ざるのを防止することができる。その結果、新旧の懸濁重合トナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を防止することができる。
また、トナー担持体の長手方向において、一端に設けられる開口における一端側の端縁と、反対側の他端に設けられる開口における他端側の端縁との間の間隔は、像担持体においてトナー像が形成される像形成領域の幅以上である。そのため、第2筐体内から第1筐体内への開口を介しての懸濁重合トナーの供給と、第1筐体内から第2筐体内への開口を介しての懸濁重合トナーの戻りとにより、第1筐体内において、像形成領域の全幅で懸濁重合トナーを流動させることができる。その結果、像担持体の像形成領域に良好なトナー像を形成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されると、第2筐体から第1筐体への懸濁重合トナーの供給が停止される。これにより、第1筐体内に劣化した懸濁重合トナーが大量に残存する状態で、第2筐体が新品の懸濁重合トナーを収容したものと交換されるのを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されると、第2筐体内に設けられたアジテータの駆動が停止される。これにより、第2筐体から第1筐体への懸濁重合トナーの供給を停止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されると、第2筐体から第1筐体への懸濁重合トナーの供給が停止され、この状態でトナー搬送部材が駆動されることにより、第1筐体内の懸濁重合トナーが戻し口から第2筐体内に回収される。これにより、第1筐体内に残存する懸濁重合トナーの量を低減させることができる。その結果、新旧の懸濁重合トナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を一層防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されると、トナー搬送部材が予め定める時間だけ駆動され、その後に第2筐体内の懸濁重合トナーがなくなったことが報知される。これにより、第1筐体内に残存する懸濁重合トナーの量が低減した状態で、第2筐体が新品の懸濁重合トナーを収容したものと交換されるので、新旧の懸濁重合トナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を一層防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されると、第2筐体から第1筐体への懸濁重合トナーの供給が停止され、この状態で記録媒体にトナー像が形成されることにより、第1筐体内の懸濁重合トナーが消費される。これにより、第1筐体内に残存する懸濁重合トナーの量を低減させることができる。その結果、新旧の懸濁重合トナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を一層防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されると、予め定める枚数の記録媒体にトナー像が形成され、その後に第2筐体内の懸濁重合トナーがなくなったことが報知される。これにより、第1筐体内に残存する懸濁重合トナーの量が低減した状態で、第2筐体が新品の懸濁重合トナーを収容したものと交換されるので、新旧の懸濁重合トナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を一層防止することができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体の一例としての用紙3を給紙するための給紙部4と、用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、用紙3を排紙するための排紙部6とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、ボックス形状に形成されている。この本体ケーシング2の一方側の側壁には、開放口が形成されている。また、その一方側の側壁には、開放口を開閉するフロントカバー7が設けられている。
なお、以下の説明において、フロントカバー7が設けられる側(図1における右側)を前側(正面側)とし、その反対側(図1における左側)を後側(背面側)とする。また、このレーザプリンタ1を前側から見たときを上下左右の基準とする。また、後述するプロセスカートリッジ13およびトナーカートリッジ22に関しては、本体ケーシング2に対する装着状態での方向を基準として説明する。
(2)給紙部
給紙部4は、給紙トレイ8と、給紙ローラ9と、1対のレジストローラ10と、給紙パス11とを備えている。給紙ローラ9の回転により、給紙トレイ8内の最上の用紙3が給紙パス11に送り出される。送り出された用紙3は、給紙パス11を通して、レジストローラ10へ搬送される。レジストローラ10は、用紙3を、適当なタイミングで画像形成部5に向けて送り出す。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット12、プロセスカートリッジ13および定着部14を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット12は、本体ケーシング2内の上部に配置されている。このスキャナユニット12は、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー15、レンズ16および反射鏡17を備えている。このスキャナユニット12から、用紙3に形成すべき画像のデータに基づくレーザビームが出射される。そのレーザビームは、後述する感光ドラム26の表面に照射される。
(3−2)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ13は、スキャナユニット12の下方に、本体ケーシング2に対して着脱可能に配置されている。
プロセスカートリッジ13は、プロセスフレーム21と、このプロセスフレーム21に離脱可能に装着される、第2筐体の一例としてのトナーカートリッジ22とを備えている。
図2は、プロセスカートリッジ13の側断面図であり、トナーカートリッジ22がプロセスフレーム21に装着された状態を示す。また、図3は、プロセスカートリッジ13の側断面図であり、トナーカートリッジ22がプロセスフレーム21から離脱した状態を示す。
プロセスフレーム21は、幅方向に長手の略ボックス形状に形成されている。プロセスフレーム21の下部には、用紙3を後述する感光ドラム26と転写ローラ28との間に導くための転写パス23が形成されている。
プロセスフレーム21には、前後方向途中部に、幅方向(左右方向)かつ上下方向に延びる隔壁24が形成されている。この隔壁24には、開口の一例としてのフレーム側開口25が形成されている。
プロセスフレーム21において、隔壁24よりも後側の部分は、像担持体の一例としての感光ドラム26、帯電器27、転写手段の一例としての転写ローラ28、トナー搬送部材の一例としてのオーガ29、供給ローラ30、トナー担持体の一例としての現像ローラ31および層厚規制ブレード32を収容する、第1筐体の一例としてのプロセス部33である。
感光ドラム26および転写ローラ28は、プロセスフレーム21に回転自在に支持されている。帯電器27は、感光ドラム26の上方に配置されている。この帯電器27は、たとえば、正帯電用のスコロトロン型帯電器である。転写ローラ28は、感光ドラム26の下方に配置されている。
プロセス部33の前側半分程度の部分により、その内部に、現像室34が提供されている。オーガ29、供給ローラ30、現像ローラ31および層厚規制ブレード32は、その現像室34内に配置されている。
オーガ29は、図2および図3に示すように、フレーム側開口25の後側において、フレーム側開口25と対向配置されている。供給ローラ30は、オーガ29の下方に配置されている。現像ローラ31は、供給ローラ30の後側に配置されている。オーガ29、転写ローラ30および現像ローラ31は、プロセスフレーム21に回転自在に支持されている。
層厚規制ブレード32は、薄板形状に形成される可撓性の板ばね部材41と、その板ばね部材41の下端部に設けられる圧接ゴム42とを備えている。板ばね部材41の上端部は、現像ローラ31の上側においてプロセスフレーム21に固定されている。圧接ゴム42は、板ばね部材41の弾性力によって、ゴムローラ40の表面を前側から押圧している。
プロセスフレーム21において、隔壁24よりも前側の部分は、トナーカートリッジ22が装着されるカートリッジ装着部42である。
トナーカートリッジ22は、両端が閉塞された二重円筒形状をなす内側筐体43および外側筐体44を備えている。
内側筐体43は、その内部に、トナーを収容するためのトナー収容室45を提供している。このレーザプリンタ1では、トナーとして、正帯電性の非磁性1成分トナーである懸濁重合トナーが採用されている。
また、トナー収容室45内には、アジテータ46が設けられている。このアジテータ46は、アジテータ軸47と、そのアジテータ軸47に支持される攪拌翼48とを備えている。アジテータ軸47は、幅方向に延び、内側筐体43に回転自在に支持されている。
内側筐体43および外側筐体44の周面には、図2に示すように、カートリッジ装着部42に装着された状態で、トナー収容室45内とその外部とを連通するカートリッジ側開口49が形成される。
トナー収容室45内のトナーは、アジテータ46の回転により攪拌される。また、トナー収容室45内のトナーは、アジテータ46の回転により、カートリッジ側開口49に運ばれ、カートリッジ側開口49から放出される。カートリッジ側開口49から放出されるトナーは、フレーム側開口25を通して、現像室34内に供給される。現像室34内に供給されたトナーは、オーガ29の回転により幅方向に搬送されながら、供給ローラ30に供給される。
供給ローラ30に供給されたトナーは、その供給ローラ30の回転により、現像ローラ31に供給される。このとき、このトナーは、供給ローラ30と現像ローラ31との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ31に供給されたトナーは、層厚規制ブレード32の圧接ゴム42によって、その層厚が規制される。これにより、現像ローラ31の表面にトナーの薄層が担持される。
一方、感光ドラム26の表面は、その感光ドラム26の回転に伴って、帯電器27により一様に正帯電される。そして、その正帯電した感光ドラム26の表面に、図1に示すように、スキャナユニット12からのレーザビームが照射されることにより、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
感光ドラム26の回転により、感光ドラム26の表面に形成されている静電潜像が現像ローラ31と対向すると、現像ローラ31の表面に担持されている正帯電トナーが、その静電潜像(つまり、一様に正帯電されている感光ドラム26の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている部分)に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光ドラム26の表面にトナー像が担持される。感光ドラム26の表面に担持されたトナー像は、レジストローラ10から搬送されてくる用紙3が感光ドラム26と転写ローラ28との間(転写位置)を通過する際に、その用紙3に転写される。
(3−3)定着部
定着部14は、図1に示すように、プロセスカートリッジ13の後側に設けられている。この定着部14は、加熱ローラ50と、加熱ローラ50に対して下側から圧接される加圧ローラ51と、それらの後方に配置される1対の搬送ローラ52とを備えている。
用紙3に転写されたトナー像は、用紙3が加熱ローラ50と加圧ローラ51との間を通過する間に、加熱ローラ50および加圧ローラ51からの加熱および加圧により、用紙3に定着する。トナー像が定着した用紙3は、1対の搬送ローラ52によって、排紙部6に搬送される。
(4)排紙部
排紙部6は、排紙パス53と、1対の排紙ローラ54と、排紙トレイ55とを備えている。定着部14から搬送されてくる用紙3は、排紙パス53を搬送され、排紙ローラ54によって排紙トレイ55上に排紙される。
2.プロセスカートリッジの詳細
図4は、プロセスカートリッジ13の右前側から見た斜視図であり、一部を切り欠いて示す。図5は、プロセスカートリッジ13の右前側から見た斜視図であり、トナーカートリッジ22がプロセスフレーム21から離脱した状態を示す。図6および図7は、トナーカートリッジ22の左後側から見た斜視図である。図8は、トナーカートリッジ22の内側筐体43の左後側から見た斜視図である。図9は、トナーカートリッジ22がプロセスフレーム21から離脱した状態におけるプロセスカートリッジ13の正面図である。
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム21は、前述したように、隔壁24と、この隔壁24の後側のプロセス部33と、隔壁24の前側のカートリッジ装着部42とを一体的に備えている。
(1−1)隔壁24
隔壁24には、図2および図3に示すように、上下方向途中おいて、トナーカートリッジ22の外周面に沿う湾曲部分が形成されている。
隔壁24の湾曲部分には、図9に示すように、3つの矩形状のフレーム側開口25が幅方向に間隔を隔てて形成されている。
中央のフレーム側開口25は、トナーカートリッジ22(トナー収容室45)内からプロセス部33(現像室34)内へのトナーの供給のための供給口の一例としてのフレーム側供給口61である。このフレーム側供給口61は、その両側のフレーム側開口25よりも幅方向に長い矩形状に形成されている。
フレーム側供給口61の両側のフレーム側開口25は、プロセス部33(現像室34)内からトナーカートリッジ22(トナー収容室45)内へのトナーの戻しのための戻し口の一例としてのフレーム側戻し口62である。これらのフレーム側戻し口62は、右側のフレーム側戻し口62の右端縁と左側のフレーム側戻し口62の左端縁との間の間隔が、感光ドラム26の表面においてトナー像が形成される像形成領域の幅Wよりも長くなるように、フレーム側供給口61との間に適当な間隔を隔てて、それぞれ幅方向の長さが適当な長さに形成されている。
(1−2)プロセス部
プロセス部33は、隔壁24の上端縁から後方に延びる上壁63と、隔壁24の下端縁から後方に延びる底壁64と、隔壁24の幅方向両端縁からそれぞれ後方に延びる側壁65とを一体的に備えている。
このプロセス部33に配置されるオーガ29は、オーガ軸35と、オーガ軸35の周りに設けられるスクリュー36とを備えている。オーガ軸35は、幅方向に延び、その両端がプロセスフレーム21に回転自在に支持されている。オーガ軸35は、画像形成時に、モータ(図示せず)からの駆動力により回転される。スクリュー36は、図9に示すように、オーガ軸35において、幅方向中央に対して両側にそれぞれ設けられ、トナーを幅方向中央から幅方向両外側へ向けて搬送する螺旋状に形成されている。
(1−3)カートリッジ装着部
カートリッジ装着部42は、図5に示すように、隔壁24の下端縁から前方に延びる底板66と、隔壁24の幅方向両端縁からそれぞれ前方に延びる側板67とを一体的に備えている。
底板66は、プロセス部33の底壁64と連続して一体的に形成されている。
底板66には、図2、図3および図5に示すように、前端縁の幅方向中央において、前側にわずかに突出する下側固定部68が形成されている。
各側板67は、プロセス部33の両側壁65と連続して一体的に形成されている。
各側板67の後端部の幅方向内側面には、図5に示すように、シャッタ支持部69が設けられている。各シャッタ支持部69は、上下方向に延び、両側板67の幅方向内側面から内側に膨出する略矩形状に形成されている。
各シャッタ支持部69の幅方向内側面には、シャッタガイド部70が設けられている。各シャッタガイド部70は、シャッタ支持部69の幅方向内側面から内側に膨出する凸条をなしている。また、各シャッタガイド部70は、隔壁24の湾曲部分とほぼ同じ曲率の湾曲形状に形成されている。各シャッタガイド部70と隔壁24の湾曲部分とは、前後方向にわずかな間隔を隔てて対向配置されている。
各シャッタ支持部69の上端面は、各側板67の上端縁よりやや下方に配置されている。各シャッタ支持部69の上端面は、上側固定部71とされている。
また、カートリッジ装着部42には、フレーム側開口25を開閉するためのシャッタ72が設けられている。
シャッタ72は、幅方向に延びる略矩形板状をなし、隔壁24の湾曲部分とほぼ同じ曲率の湾曲形状に形成されている。シャッタ72は、上下方向においてシャッタガイド部70よりやや短く形成されている。また、シャッタ72には、各フレーム側開口25に対応して、3つのシャッタ開口部69が形成されている。
シャッタ72は、隔壁24の湾曲部分に対向配置され、図3に示すように、その幅方向両端部が、隔壁24と各シャッタガイド部70との間でスライド自在に挟持されている。これによって、シャッタ72は、各シャッタガイド部70に沿って、フレーム側開口25を開放する開放位置(図2参照)と、フレーム側開口25を閉鎖する閉鎖位置(図3および図5参照)との間を、上下方向にスライドすることができる。シャッタ72が開放位置にあるとき、シャッタ開口部69がそれぞれ対応するフレーム側開口25と対向し、各フレーム側開口25が開放される。シャッタ72が閉鎖位置にあるとき、シャッタ72のシャッタ開口部69よりも下側の部分が各フレーム側開口25と対向し、各フレーム側開口25が閉鎖される。
また、カートリッジ装着部42には、図4および図5に示すように揺動アーム73が設けられている。揺動アーム73は、平面視略U字状に形成されている。揺動アーム73は、幅方向に延びる把持杆74と、その把持杆74の幅方向両端部から後側に延びるアーム側板75とを一体的に備えている。
各アーム側板75の後端部には、幅方向外方に突出するボス76が設けられている。各ボス76は、各側板67の中央部に形成されている丸穴77に回動自在に支持されている。
また、各アーム側板75の後端部の上側縁には、下側へ窪むように切り欠かれる受入凹部78が形成されている。
把持杆74の幅方向中央部には、上側へ窪む把持部79が形成されている。また、把持杆74の幅方向両端部には、後側へ膨出する背面視矩形状の押圧突部80が設けられている。
揺動アーム73は、各アーム側板75のボス76を支点として、各アーム側板75の下端縁が底板66の前端縁と接触する押圧解除位置(図3および図5参照)と、トナーカートリッジ22がカートリッジ装着部42に収容されたときにトナーカートリッジ22を前側から押圧する押圧位置(図2および図4参照)との間を揺動する。
また、図3および図4に示すように、各側板67における丸穴77の前側下方には、後述するトナーセンサ130の検出光を通過させるための光通過穴81が形成されている。各側板67の光通過穴81は、幅方向において互いに対向している。
(2)トナーカートリッジ
トナーカートリッジ22は、前述したように、トナーを収容する内側筐体43と、内側筐体43を収容する外側筐体44とを備えている。
(2−1)内側筐体
内側筐体43は、図8に示すように、幅方向に延びる円筒形状の内側周壁91と、この内側周壁91の幅方向両端部を閉鎖する円板形状の内側側壁92とを一体的に備えている。
各内側側壁92には、中心部に、幅方向外側に膨出する厚板円板形状のボス部93が設けられている。
また、各内側側壁92におけるボス部93の後側下方には、後述する外側筐体44の外側穴112と幅方向に対向する内側窓94が形成されている。両内側窓94は、幅方向において互いに対向している。
各内側側壁92には、その上側部分に、スライド突起95が設けられている。スライド突起95は、内側側壁92の外周面に沿う側面視円弧形状(中心角約45°の円弧形状)に形成されており、内側側壁92から幅方向外側へ突出するように設けられている。
また、各内側側壁92には、その後側部分において、周端面から径方向に突出する1対の挟持突起96が設けられている。1対の挟持突起96は、各内側側壁92の周端面において、互いに周方向に間隔(シャッタ72の周方向長さに相当する間隔)を隔てて、配置されている。
内側周壁91には、幅方向両側に配置される1対の挟持突起96(4つの挟持突起96)が角となる矩形に囲まれる囲繞部分において、3つの内側通過口97が幅方向に間隔を隔てて形成されている。
各内側通過口97は、幅方向に細長い略矩形状に形成されている。
中央の内側通過口97は、トナーカートリッジ22(トナー収容室45)内からプロセス部33(現像室34)内へのトナーの供給のための供給口の一例としての内側供給口98である。
内側供給口98の両側の内側通過口97が、プロセス部33(現像室34)内からトナーカートリッジ22(トナー収容室45)内へのトナーの戻しのための戻し口の一例としての内側戻し口99である。これらの内側戻し口99は、右側の内側戻し口99の右端縁と左側の内側戻し口99の左端縁との間の間隔が、感光ドラム26の表面においてトナー像が形成される像形成領域の幅W(図9参照)よりも長くなるように、内側供給口98との間に適当な間隔を隔てて、それぞれ幅方向の長さが適当な長さに形成されている。
(2−2)外側筐体
外側筐体44は、内側筐体43を回動自在に収容すべく、内側筐体43より幅方向および径方向においてやや大きく形成されている。外側筐体44は、図7に示すように、幅方向に延びる略円筒形状の外側周壁101と、外側周壁101の幅方向両端部を閉鎖する円板形状の外側側壁102とを一体的に備えている。
各外側側壁102には、ボス部93を受け入れる円形のボス穴103が形成されている。
また、各外側側壁102には、スライド突起95が挿通されるスライド穴104が形成されている。スライド穴104は、スライド突起95よりも周長が長い側面視円弧形状(中心角約90°の円弧形状)を有し、ボス穴103の後側上方と前側上方との間にわたって延びている。
さらに、各外側側壁102には、内側筐体43の内側窓94と対向する外側穴112が形成されている。
また、各外側側壁102の周端面には、後方に突出する上側被固定部105が形成されている。各上側被固定部105の後端部には、幅方向外側に突出する位置決めボス106が設けられている。
また、各外側側壁102の周端面には、図5に示すように、前方に膨出する被押圧部107が設けられている。各被押圧部107は、正面視略矩形状かつ側面視略円弧形状に形成されている。
外側周壁101には、図7に示すように、幅方向両端部に、1対の挟持突起96(4つの挟持突起96)がそれぞれ挿通される4つの長孔108が形成されている。各長孔108は、背面視おいて上下方向に延びる略矩形状をなし、シャッタ72の開放位置と閉鎖位置との間の揺動範囲に相当する長さに形成されている。
また、外側周壁101には、4つの長孔108が角となる矩形に囲まれる囲繞部分において、3つの外側通過口109が幅方向に間隔を隔てて形成されている。
各外側通過口109は、幅方向に細長い略矩形状に形成されている。
中央の外側通過口109は、トナーカートリッジ22(トナー収容室45)内からプロセス部33(現像室34)内へのトナーの供給のための供給口の一例としての外側供給口110である。
外側供給口110の両側の外側通過口109は、プロセス部33(現像室34)内からトナーカートリッジ22(トナー収容室45)内へのトナーの戻しのための戻し口の一例としての外側戻し口111である。
図2に示すように、トナーカートリッジ22がプロセスフレーム21に装着された状態において、外側供給口110がフレーム側供給口61と対向し、各外側戻し口111が各フレーム側戻し口62と対向する。
また、外側周壁101の前側には、図5に示すように、幅方向中央において、掴み部113が設けられている。
掴み部113は、外側周壁101から前側へ突出する略矩形状の上把持板114と、上把持板114から下側に延びる側面視略J字形状の係止アーム115とを備えている。係止アーム115の上端部は、上把持板114に設けられる支持軸116に揺動自在に支持されている。係止アーム115の下端部には、下側固定部68に係止する係止爪117が設けられている。係止アーム115の上端部近傍には、前側へ突出する略矩形状の下把持板118が設けられている。下把持板118は、上把持板114と間隔を隔てて平行して延びるように、配置されている。
上把持板114と下把持板118との間には、それらを離間する方向に付勢する圧縮ばね(図示せず)が介在されている。
(2−3)内側筐体と外側筐体との相対配置
内側筐体43は、外側筐体44内に回動自在に収容されている。
具体的には、内側周壁91の外周面は、外側周壁101の内周面に対して、周方向に摺動自在に内嵌されている。また、両内側側壁92の外周面は、両外側側壁102の内周面に対して、周方向に摺動自在に内嵌されている。図6および図7に示すように、ボス穴103には、ボス部93が回動自在に支持されている。スライド穴104には、スライド突起95が挿通されている。各長孔108には、各挟持突起96が挿通され、各挟持突起96は、各長孔108から径方向外側へ突出されている。また、外側筐体44の外側穴112に内側筐体43の内側窓94が対向している。
内側筐体43は、外側筐体44に対して、内側通過口97が外側通過口109と対向しない閉鎖位置(図7参照)と、内側通過口97が外側通過口109と対向する開放位置(図6参照)との間において、ボス部93を支点する相対回動が許容されている。
内側筐体43が閉鎖位置にあるときには、図7に示すように、各スライド突起95は、各スライド穴104の前端部に配置されている。また、各挟持突起96は、各長孔108の上端部に配置されている。内側通過口97は、外側通過口109より上側に配置され、外側通過口109が内側筐体43の内側周壁91によって閉鎖されている。
ボス部93を支点として、内側筐体43を、外側筐体44に対して、内側通過口97が外側通過口109に向かう方向(下側)に相対回動させる。すると、各スライド突起95は、各スライド穴104を前端部から後端部に向かってスライドする。また、各挟持突起96は、各長孔108を上端部から下端部に向かってスライドする。
各スライド突起95が各スライド穴104の後端縁に当接し、各挟持突起96が各長孔108の下端縁に当接すると、図6に示すように、内側筐体43が開放位置に配置される。
内側筐体43が開放位置にあるときには、各スライド突起95は、各スライド穴104の後端部に配置されている。また、各挟持突起96は、各長孔108の下端部に配置されている。そして、内側通過口97と外側通過口109とが対向し、これらが連通して開放されている。
なお、内側筐体43を閉鎖位置に戻すときには、ボス部93を支点として、内側筐体43を、外側筐体44に対して、内側通過口97が外側通過口109から上昇する方向に相対回動させる。
(3)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの着脱
(3−1)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの装着
図5を参照して、トナーカートリッジ22をプロセスフレーム21へ装着するには、掴み部113の上把持板114および下把持板118を、それらが近接する方向に挟持する。そして、トナーカートリッジ22を、プロセスフレーム21のカートリッジ装着部42に装着する。このとき、トナーカートリッジ22の内側筐体43は、閉鎖位置に配置されている。また、カートリッジ装着部42のシャッタ72は、閉鎖位置に配置されている。揺動アーム73は、押圧解除位置に配置されている。
トナーカートリッジ22がカートリッジ装着部42に装着されると、各位置決めボス106が各上側固定部71上に載置され、かつ、幅方向両側の1対の挟持突起96(図6および図7参照)が、シャッタ72の幅方向両端部の上端縁および下端縁をそれぞれ挟持し、かつ、各スライド突起95が各受入凹部78に嵌合される。
その後、掴み部113の挟持を解除すると、図2に示すように、係止爪117が下側固定部68に係止される。
外側筐体44は、上側固定部71に対して位置決めボス106が載置され(図5参照)、かつ、下側固定部68に対して係止爪117が係止されていることから、カートリッジ装着部42に固定される。
そして、揺動アーム73を、押圧解除位置から押圧位置へ揺動させる。すると、図2および図4に示すように、各押圧突部80が各被押圧部107を後側に向けて押圧する。これによって、トナーカートリッジ22は、プロセス部33に向かって押圧される。
また、揺動アーム73を押圧解除位置から押圧位置へ揺動させると、各受入凹部78に嵌合されている各スライド突起95が、各アーム側板75の揺動に伴って、各スライド穴104を後側へスライドして、各スライド穴104の後端部に配置される。さらに、幅方向両側の1対の挟持突起96が、シャッタ72を挟持したまま、各長孔108を下側へスライドして、各長孔108の下端部に配置される(図6参照)。
これによって、図2に示すように、内側筐体43が開放位置に配置される。そして、内側通過口97が外側通過口109と対向し、これらが連通して開放されることにより、開口の一例としてのカートリッジ側開口49が形成される。
画像形成時には、アジテータ46の攪拌翼48により、トナー収容室45(内側筐体43)内のトナーが、内側供給口98および外側供給口110からなるカートリッジ側開口49に運ばれ、そのカートリッジ側開口49から放出される。カートリッジ側開口49から放出されるトナーは、フレーム側供給口61を通して、現像室34(プロセス部33)内に供給される。
フレーム側供給口61からプロセス部33内に供給されたトナーは、オーガ29によって幅方向中央から幅方向両側に搬送され、その途中で供給ローラ30に供給される。供給ローラ30に供給されたトナーは、前述したように、現像ローラ31へ供給される。供給ローラ30に供給されなかったトナーおよび供給ローラ30や層厚規制ブレード32で現像ローラ31上から掻き落とされたトナーは、フレーム側戻し口62まで搬送され、内側戻し口99および外側戻し口111からなるカートリッジ側開口49を通過して、トナー収容室45内へ戻される。これによって、トナーは、現像室34とトナー収容室45との間で循環される。
また、トナーカートリッジ22がプロセスフレーム21に装着された状態では、トナーカートリッジ22において対向している内側窓94および外側穴112が、光通過穴81と幅方向において対向する。
(3−2)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの離脱
プロセスフレーム21からトナーカートリッジ22を離脱させるには、まず、揺動アーム73を、押圧位置から押圧解除位置へ揺動させる。すると、各押圧突部80が各被押圧部107から離間して、トナーカートリッジ22のプロセス部33に対する押圧が解除される。
また、揺動アーム73を押圧位置から押圧解除位置へ揺動させると、各受入凹部78に嵌合されている各スライド突起95が、各アーム側板75の揺動に伴って、図7に示すように、各スライド穴104を前側へスライドして、各スライド穴104の前端部に配置される。さらに、幅方向両側の1対の挟持突起96が、シャッタ72を挟持したまま、各長孔108を上側へスライドして、各長孔108の上端部に配置される。
これによって、内側筐体43が閉鎖位置に配置され、内側筐体43の内側周壁91が外側通過口109と対向して、外側通過口109が閉鎖される。また、シャッタ72が閉鎖位置に配置され、フレーム側開口25が、シャッタ72と対向して閉鎖される。
そして、掴み部113の上把持板114および下把持板118を、それらが近接する方向に挟持すると、係止爪117の下側固定部68に対する係止が解除されるので、そのままトナーカートリッジ22をカートリッジ装着部42から前側へ引き出せば、トナーカートリッジ22は、図5に示すように、プロセスフレーム21から離脱する。
3.レーザプリンタの制御部
図10は、レーザプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。
レーザプリンタ1は、CPU121、RAM122、ROM123、タイマ124およびI/Oポート125を含む構成の制御部126を備えている。エンプティ判断手段、トナー供給停止手段、トナー回収手段、エンプティ報知手段およびトナー消費手段の一例としてのCPU121は、RAM122、ROM123、タイマ124およびI/Oポート125と電気的に接続されている。
I/Oポート125には、スキャナユニット12およびプロセスカートリッジ13が接続されている。
また、I/Oポート125には、本体ケーシング2(図1参照)内に配置されるメインモータ127が接続されている。このメインモータ127の駆動力は、給紙部4および排紙部6の各種ローラの駆動、ならびに、プロセスカートリッジ13に備えられる感光ドラム26、帯電器27、転写ローラ28、オーガ29、供給ローラ30、現像ローラ31およびアジテータ46の駆動に利用される。
メインモータ127とアジテータ46(アジテータ軸47)との間には、クラッチ128が介在されている。このクラッチ128のオン/オフにより、アジテータ46に対しては、メインモータ127からの駆動力を伝達/遮断することができる。クラッチ128は、I/Oポート125に接続されている。
さらに、I/Oポート125には、各種表示を行うための表示パネル129が接続されている。この表示パネル129は、たとえば、本体ケーシング2の上面に配置されている。
また、レーザプリンタ1は、トナー収容室45内のトナーの残量を検知するためのトナーセンサ130を備えている。このトナーセンサ130は、レーザビームからなる検出光を出射する発光部131と、この発光部131からの検出光を受光する受光部132とにより構成されている。
発光部131および受光部132は、プロセスフレーム21を挟んで幅方向両側に配置され、それぞれ側板67の光通過穴81に対して幅方向外側から対向している。トナーカートリッジ22(図6参照)がプロセスフレーム21に装着された状態では、前述したように、トナーカートリッジ22の内側窓94および外側穴112が光通過穴81と幅方向において対向するので、発光部131から受光部132に向けて出射される検出光の光路上に、光通過穴81、内側窓94および外側穴112が並ぶ。したがって、両内側窓94間にトナーが存在していなければ、発光部131からの検出光がトナー収容室45内を通過して受光部132に受光される。
なお、図10では、トナーカートリッジ22の図示が省略されている。
発光部131および受光部132は、I/Oポート125に接続されている。たとえば、発光部131からの検出光を受光部132が受光している間、受光部132からローレベル信号が出力され、このローレベル信号がI/Oポート125を介してCPU121に入力される。一方、発光部131からの検出光を受光部132が受光していない間は、受光部132からハイレベル信号が出力され、このハイレベル信号がI/Oポート125を介してCPU121に入力される。
CPU121からの指令によりクラッチ128がオンされると、メインモータ127の駆動力がアジテータ46に伝達され、アジテータ46が一定回転速度で駆動される。アジテータ46の攪拌翼48(図2参照)両内側窓94間を通過すると、その両内側窓94間のトナーが攪拌翼48により押し退けられ、内側窓94間にトナーが存在しない状態となる。その結果、発光部131からの検出光が受光部132に受光され、受光部132からのローレベル信号がCPU121に入力される。トナー収容室45内にトナーが十分に存在している状態では、両内側窓94間を攪拌翼48が通過した直後に、トナーが内側窓94との対向位置に戻り、発光部131からの検出光がトナーによって遮られる。そのため、受光部132から出力される信号は、ローレベル信号からハイレベル信号にすぐに切り替わる。トナーの戻りは、トナー収容室45内のトナーの量が減るにつれて遅くなり、これに伴って、受光部132からローレベル信号が出力される時間が長くなる。したがって、CPU121は、受光部132からのローレベル信号の出力時間に基づいて、トナー収容室45内に残存しているトナーの量を検知することができる。
なお、この実施形態では、CPU121およびトナーセンサ130がトナー量検出手段を構成する。また、CPU121および表示パネル129がエンプティ報知手段を構成する。
画像形成時には、現像室34とトナー収容室45との間でトナーが循環し、現像室34内に一定量のトナーが存在する。この一定量と同量のトナーがトナー収容室45内に残存しているとき、受光部132からのローレベル信号の出力時間はほぼ一定時間となり、この一定時間は予め測定により得ることができる。CPU121は、受光部132からのローレベル信号の出力時間が、その測定により得た一定時間に予め定める余裕時間を加えた時間と一致すると、トナー収容室45内におけるトナーの残存状態がエンプティ状態であると判断する。すなわち、トナー収容室45内のトナーの量が現像室34内のトナーの量よりも少なくなる前に、トナー収容室45内におけるトナーの残存状態がエンプティ状態であると判断することができる。
CPU121は、トナー収容室45内におけるトナーの残存状態がエンプティ状態であると判断すると、次に述べるエンプティ処理を実行する。
4.エンプティ処理
図11は、エンプティ処理の流れを示すフローチャートである。
エンプティ処理では、まず、クラッチ128がオフにされる。これにより、メインモータ127からアジテータ46への駆動力の伝達が遮断され、アジテータ46が停止する(S1)。
次に、タイマ124がリセットされる(S2)。そして、タイマ124により、クラッチ128がオフされてからの経過時間の計測が開始される。
その後、タイマ124により所定時間(たとえば、3分間)が計測されるまで、メインモータ127の駆動状態(ON)が維持される(S3,S4)。この間、アジテータ46が停止した状態で、メインモータ127の駆動力がオーガ29に伝達され、オーガ29が駆動される。アジテータ46が停止しているので、トナー収容室45内から現像室34へのトナーの供給は行われない。その一方で、オーガ29が駆動されているので、現像室34内のトナーは、オーガ29によって幅方向中央から幅方向両側に搬送され、フレーム側戻し口62からトナー収容室45内へ戻される。その結果、現像室34内のトナーがトナー収容室45に回収され、現像室34内に存在するトナーの量が減少していく。
タイマ124により所定時間が計測されると(S4:YES)、メインモータ127が停止(OFF)される(S5)。そして、表示パネル129に、トナーカートリッジ22を新品のものと交換する必要がある旨が表示される(S6)。
なお、トナー収容室45内にトナーがなくなった旨が表示されてもよく、この表示は、トナーカートリッジ22を新品のものと交換する必要があることを示唆するので、トナーカートリッジ22を新品のものと交換する必要がある旨の表示と同一視することができる。
5.作用効果
以上のように、トナーを収容するトナーカートリッジ22内のトナーの量がプロセス部33内のトナーの量よりも少なくなる前に、CPU121により、トナーカートリッジ22におけるトナーの残存状態がエンプティ状態であると判断される。画像形成時には、プロセス部33内に一定量のトナーが収容されているので、その一定量以上のトナーがトナーカートリッジ22内に残された状態がエンプティ状態とされて、通常の画像形成動作(ユーザの意志による画像形成動作)を禁止することにより、プロセス部33内およびトナーカートリッジ22内のトナーの極度の劣化を防止することができる。これにより、トナーカートリッジ22が新品のトナーを収容したものと交換されて、新品のトナーがトナーカートリッジ22からプロセス部33内に供給されたときに、極度に劣化したトナーと新品のトナーとが混ざるのを防止することができる。その結果、新旧のトナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を防止することができる。
右側のフレーム側戻し口62の右端縁と左側のフレーム側戻し口62の左端縁との間の間隔は、感光ドラム26の表面においてトナー像が形成される像形成領域の幅Wよりも長い。また、右側の内側戻し口99および外側戻し口111からなるカートリッジ側開口49の右端縁と左側の内側戻し口99および外側戻し口111からなるカートリッジ側開口49の左端縁との間の間隔が、感光ドラム26の表面においてトナー像が形成される像形成領域の幅Wよりも長い。そのため、トナーカートリッジ22内からプロセス部33内へのトナーの供給と、プロセス部33内からトナーカートリッジ22内へのトナーの戻りとにより、プロセス部33内において、像形成領域の全幅でトナーを流動させることができる。その結果、感光ドラム26の像形成領域に良好なトナー像を形成することができる。
また、CPU121によりエンプティ状態と判断されると、トナーカートリッジ22内に設けられたアジテータ46の駆動が停止される。これにより、トナーカートリッジ22からプロセス部33へのトナーの供給を停止することができる。そのため、プロセス部33内に劣化したトナーが大量に残存する状態で、トナーカートリッジ22が新品のトナーを収容したものと交換されるのを防止することができる。
さらに、CPU121によりエンプティ状態と判断されると、トナーカートリッジ22からプロセス部33へのトナーの供給が停止されるとともに、この状態でオーガ29が駆動されることにより、プロセス部33内のトナーが戻し口からトナーカートリッジ22内に回収される。これにより、プロセス部33内に残存するトナーの量を低減させることができる。その結果、新旧のトナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を一層防止することができる。
そして、オーガ29が予め定める時間だけ駆動された後に、表示パネル129における表示により、トナーカートリッジ22内のトナーがなくなったことが報知される。これにより、プロセス部33内に残存するトナーの量が低減した状態で、トナーカートリッジ22が新品のトナーを収容したものと交換されるので、新旧のトナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を一層防止することができる。
6.エンプティ処理の他の例
図12は、エンプティ処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
エンプティ処理では、まず、クラッチ128がオフにされる。これにより、メインモータ127からアジテータ46への駆動力の伝達が遮断され、アジテータ46が停止する(S11)。
次に、RAM122に設定されたカウンタの値nが零にされる(S12)。
その後、アジテータ46が停止した状態で、画像形成動作が行われて、用紙3の一面を黒一色で塗りつぶす、いわゆる黒べた印字が行われる(S13)。アジテータ46が停止しているので、トナー収容室45内から現像室34へのトナーの供給は行われない。その一方で、現像室34内のトナーは、黒べた印字により消費される。その結果、現像室34内に存在するトナーの量が減少していく。
1枚の用紙3に対する黒べた印字が行われると、カウンタの値nがn+1に更新される(S14)。
そして、カウンタの値nが所定枚数に達すると(S15:YES)、つまり所定枚数の用紙3への黒べた印字が達成されると、メインモータ127が停止(OFF)される(S15)。そして、表示パネル129に、トナーカートリッジ22を新品のものと交換する必要がある旨が表示される(S16)。
このように、トナーカートリッジ22からプロセス部33へのトナーの供給が停止され、この状態で黒べた印字が行われることにより、プロセス部33内のトナーが消費される。これにより、プロセス部33内に残存するトナーの量を低減させることができる。その結果、新旧のトナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を一層防止することができる。
そして、所定枚数の用紙3に対する黒べた印字が行われた後に、表示パネル129における表示により、トナーカートリッジ22内のトナーがなくなったことが報知される。これにより、プロセス部33内に残存するトナーの量が低減した状態で、トナーカートリッジ22が新品のトナーを収容したものと交換されるので、新旧のトナーが混ざることに起因する画像形成不良の発生を一層防止することができる。
7.変形例
前述の実施形態では、プロセスカートリッジ13に、感光ドラム26、帯電器27、転写ローラ28、オーガ29、供給ローラ30、現像ローラ31および層厚規制ブレード32が一体的に保持されている。しかしながら、プロセスカートリッジ13は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、感光ドラム26、帯電器27および転写ローラ28を一体的に保持するドラムカートリッジと、このドラムカートリッジに対して着脱可能に構成され、オーガ29、供給ローラ30、現像ローラ31および層厚規制ブレード32を一体的に保持する現像カートリッジとを備えていてもよい。
また、感光ドラム26、帯電器27および転写ローラ28は、ドラムカートリッジの形態ではなく、本体ケーシング2内に備えられていてもよい。
また、本発明は、モノクロのレーザプリンタ1に限らず、カラーレーザプリンタ(タンデムタイプ、中間転写タイプを含む。)に適用することもできる。
本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 プロセスカートリッジの側断面図であり、トナーカートリッジがプロセスフレーム21に装着された状態を示す。 プロセスカートリッジの側断面図であり、トナーカートリッジがプロセスフレームから離脱した状態を示す。 プロセスカートリッジの右前側から見た斜視図であり、一部を切り欠いて示す。 プロセスカートリッジの右前側から見た斜視図であり、トナーカートリッジがプロセスフレームから離脱した状態を示す。 トナーカートリッジ(内側筐体が開放位置にある状態)を左後側から見た斜視図である。 トナーカートリッジ(内側筐体が閉鎖位置にある状態)を左後側から見た斜視図である。 トナーカートリッジの内側筐体の左後側から見た斜視図である。 トナーカートリッジがプロセスフレームから離脱した状態におけるプロセスカートリッジの正面図である。 レーザプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 エンプティ処理の流れを示すフローチャートである。 エンプティ処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 レーザプリンタ
3 用紙
22 トナーカートリッジ
25 フレーム側開口
26 感光ドラム
29 オーガ
31 現像ローラ
32 層厚規制ブレード
33 プロセス部
34 現像室
46 アジテータ
49 カートリッジ側開口
61 フレーム側供給口
62 フレーム側戻し口
98 内側供給口
99 内側戻し口
110 外側供給口
111 外側戻し口
121 CPU
129 表示パネル
130 トナーセンサ

Claims (7)

  1. 第1筐体と、
    前記第1筐体に支持され、懸濁重合トナーを担持するトナー担持体と、
    静電潜像が形成され、前記トナー担持体からの懸濁重合トナーの供給により前記静電潜像を可視像化して得られるトナー像を担持する像担持体と、
    前記第1筐体に対して前記トナー担持体の長手方向と直交する水平方向に隣接して設けられ、懸濁重合トナーを収容する第2筐体と、
    前記第2筐体内の懸濁重合トナーの量を検出するトナー量検出手段と、
    前記トナー量検出手段の検出結果に基づいて、前記第2筐体における懸濁重合トナーの残存状態がエンプティ状態であるか否かを判断するエンプティ判断手段とを備え、
    前記第1筐体内と前記第2筐体内とは、第2筐体内の懸濁重合トナーを第1筐体に供給するための供給口および第1筐体内から第2筐体へ懸濁重合トナーを戻すための戻し口を少なくとも含む、複数の開口により連通されており、
    複数の前記開口は、前記トナー担持体の長手方向に並べて形成され、
    前記長手方向の一端に設けられる前記開口における当該長手方向の前記一端側の端縁と、前記長手方向の前記一端と反対側の他端に設けられる前記開口における前記長手方向の前記他端側の端縁との間の間隔が、前記像担持体において前記トナー像が形成される像形成領域の前記長手方向の幅以上であり、
    前記エンプティ判断手段は、前記第2筐体内の懸濁重合トナーの量が前記第1筐体内の懸濁重合トナーの量よりも少なくなる前に、前記第2筐体における懸濁重合トナーの残存状態がエンプティ状態であると判断することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断された場合に、前記第2筐体から前記第1筐体への懸濁重合トナーの供給を停止するトナー供給停止手段を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2筐体内に設けられ、前記第2筐体内の懸濁重合トナーを攪拌しつつ前記供給口に向けて送るアジテータを備え、
    前記トナー供給停止手段は、前記アジテータの駆動を停止させることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1筐体内に設けられ、前記供給口から供給される懸濁重合トナーを前記長手方向に搬送するトナー搬送部材と、
    前記トナー供給停止手段により前記第2筐体から前記第1筐体への懸濁重合トナーの供給が停止された状態で、前記トナー搬送部材を駆動することによって、前記第1筐体内の懸濁重合トナーを前記戻し口から前記第2筐体内に回収するトナー回収手段を備えていることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されてから前記トナー搬送部材が予め定める時間だけ駆動された時点で、前記第2筐体内の懸濁重合トナーがなくなったことを報知するエンプティ報知手段を備えていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体に担持されるトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記トナー供給停止手段により前記第2筐体から前記第1筐体への懸濁重合トナーの供給が停止された状態で、前記トナー担持体、前記像担持体および前記転写手段を駆動して、記録媒体にトナー像を形成させることによって、前記第1筐体内の懸濁重合トナーを消費するトナー消費手段を備えていることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  7. 前記エンプティ判断手段によりエンプティ状態と判断されてから予め定める枚数の記録媒体にトナー像が形成された時点で、前記第2筐体内の懸濁重合トナーがなくなったことを報知するエンプティ報知手段を備えていることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
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