JP2008209026A - 暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自然な対流を生じさせることで快適な暖房空間を作りだし得る暖房装置を容易に構成し、その保守、管理を容易になし得るようにした。
【解決手段】床部Dに、壁Cに沿って設けた溝状凹部10内に、この溝状凹部10の長手方向に長いパネルヒーター20を、該パネルヒーター20におけるパネル面21aを当該溝状凹部10の長手方向にある溝状凹部側面10aに向き合うように設けてあると共に、該溝状凹部10の開口部11を格子状蓋体30で塞ぐようにしてある暖房装置Aであって、該パネルヒーター20における該壁C側にある溝状凹部側面10a’に向き合っているパネル面21a’の前方を覆うように該格子状蓋体30から仕切りプレート40を垂設して構成してある。
【選択図】図1

Description

この発明は、暖気を室内の中央側に向けて、より自然な状態で案内し、快適な暖房空間を構成することのできる暖房装置を容易に設置し、かつ、管理し得るようにした暖房装置の提供に関する。
暖房における熱効率や、暖房の質等から種々の暖房装置が提案されている。
建物の基礎との協働で密閉状態の床下を形成するとともに、床下と床上を連通する多数の通孔を設けた床材と、外部空気を加熱してその暖気を、床下空間に供給するとともに、前記床材の通孔から床面上に供給する暖房装置とを備えた床下暖房装置で、上記建物が、複数階でなり、この建物の下階から上階の居室に通じる通気路を備えている床下暖房装置が、換気性能にすぐれ、各居室内に暖房機を設置することなく、しかも、少ない施工手間、施工コストで設置できるとして提案されている(例えば、特許文献1)。
また、建物の床下に配備されて、その床上の室内を暖房するための暖房機であって、前記床上に臨む吸気口から、同じく前記床上に臨む送気口まで空気が送られる、空気の通路を備え、前記通路は、前記吸気口を上部に有して空気が下降する吸気通路と、前記送気口を上部に有して空気が上昇する送気通路と、前記吸気通路の下部と前記送気通路の下部とを連通して、前記吸気通路側の空気が前記送気通路側に送られる中間通路とからなり、かつ、前記暖房機は、前記通路を形成するように、前記通路を覆う略円筒形に形成されたケースと、そのケース内を前記吸気通路と前記送氣通路とに仕切る仕切り壁とを備え、また、前記通路内を空気が前記吸気口から前記送気口に向かって流れるように送る送風ファンと、前記通路内を流れる空気を加熱する加熱装置とを備えることを特徴とする暖房機が床下に配備されて、床上の室内を暖房する暖房機として提案されている(例えば、特許文献2)。
平成11年特許出願公開第193936号公開公報 特許第3852582号特許公報
一方で、床下に暖房手段を備え、この床下の暖房手段によって、良質の暖気を当該建造物内にもたらす暖房装置が求められている。
この発明は、輻射による暖房装置であって、暖房空間を、自然な対流によって暖め得るようにした暖房装置の提供をなそうとするものである。
この発明は、前記課題を解決するために、床部に、壁に沿って溝状凹部を設けてあり、
この溝状凹部内に、この溝状凹部の長手方向に長いパネルヒーターを、このパネルヒーターにおけるパネル面を当該溝状凹部の長手方向にある溝状凹部側面に向き合うように設けてあると共に、この溝状凹部の開口部を格子状蓋体で塞ぐようにしてある暖房装置であって、
前記パネルヒーターにおける前記壁側にある溝状凹部側面に向き合っているパネル面の前方を覆うように前記格子状蓋体から仕切りプレートが垂設してあることを特徴とする暖房装置としてある。
かかる構成からなる暖房装置にあっては、パネルヒーターによる加熱に際して、壁側から溝状凹部内に引き込まれる空気が、パネルヒーター側から前記壁と反対の側に向けて吹き上げられるように移動し、自然な対流を生じ、快適な暖房空間を作り出すことができる。
また、仕切りプレートを格子状蓋体に一体的に設けたことから、仕切りプレートを現場において溝状凹部内に設置施工する煩わしさが無く、格子状蓋体の製作に関連して設けることができる。
また、このように仕切りプレートを格子状蓋体に一体に設けてあることから、溝状凹部内やパネルヒーター等の保守、管理が容易、かつ、確実になすことができる。
また、前記構成に係る暖房装置にあって、前記仕切りプレートが、この仕切りプレートで区分された溝状凹部内における壁側の溝状凹部内に下向きの自然な空気流を、反対側の溝状凹部内に上向きの自然な空気流を、前記パネルヒーターによる加熱に際して生ずるように設けてあることを特徴とする暖房装置では、前記特長に併せて、より快適な暖房空間をもたらすことができる。
暖房対象とされる空間内に、輻射熱によって、自然な対流を生じさせることで快適な暖房空間を作りだし得る暖房装置を、容易に構成し、しかも、その保守、管理を容易になし得るようにした。
以下、図1〜図3にもとづいて、この発明を実施するための最良の形態に係る暖房装置Aについて説明する。
なお、ここで図1は当該発明を実施するための最良の形態に係る典型的な暖房装置Aを、その格子状蓋体30を取り外した状態の要部を斜め上方から見て、図2は、その要部を上方から見て、図3は、その要部を断面して示している。
この発明を実施するための最良の形態に係る暖房装置Aは、床部Dに、壁Cに沿って溝状凹部10を設けてあり、
この溝状凹部10内に、この溝状凹部10の長手方向に長いパネルヒーター20を、このパネルヒーター20におけるパネル面21aを当該溝状凹部10の長手方向にある溝状凹部側面10aに向き合うように設けてあると共に、この溝状凹部10の開口部11を格子状蓋体30で塞ぐようにしてある暖房装置Aであって、
前記パネルヒーター20における前記壁C側にある溝状凹部側面10a’に向き合っているパネル面21a’の前方を覆うように前記格子状蓋体30から仕切りプレート40を垂設して構成してある。
なお、この暖房装置Aの備えられる暖房対象物は、戸建て住宅、集合住宅等の住宅、病院、学校、保養所等の各種の私的あるいは公的な各種の施設等、いかなる建造物Bであってもよい。
また、床部Dは、当該各種の建造物Bにおける床部Dであれば、いかなる箇所における床部であってもよく、いかなる構造のものであってもよい。
また、当該床部Dに続く壁Cは、前記各種の建造物Bにおける壁であれば、いかなる箇所の壁であってもよく、また、いかなる構造の壁であってもよい。
かかる暖房装置Aを構成する溝状凹部10は、底面10bに到る周側面を備えるように床部Dに細長く凹設されて、パネルヒーター20を設置し得る底面10b及び周側面の塞がれた内部空間を備えるものであれば、いかなる形状のものであっても、また、いかなる構造のものであってもよい。
かかる暖房装置Aを構成する格子状蓋体30は、溝状凹部10の開口部11を塞いで、床面として機能させると同時に、この溝状凹部10と床上空間とを連通させる開口隙間34を備えるものであれば、縦格子状、横格子状、井桁格子状、千鳥格子状等、いかなる構成の格子状に構成してあっても、また、いかなる素材によって構成してあってもよい。
かかる暖房装置Aを構成する仕切りプレート40は、前記格子状蓋体30から、前記溝状凹部10内に設置されるパネルヒーター20における壁C側の溝状凹部側面10a’に向き合っているパネル面21a’の前方を覆うように垂設してあれば、いかなる素材によって構成してあっても、また、いかなる形状に構成してあってもよい。
かかる暖房装置Aを構成するパネルヒーター20は、パネル面21aからの輻射熱を利用して暖房しうるものであれば、例えば、オイルパネルヒーター、温水パネルヒーター、遠赤外線パネルヒーター等、いかなる形態のパネルヒーターであってもよい。
かかる構成からなる暖房装置Aにあっては、パネルヒーター20による加熱に際して、壁C側から溝状凹部10内に引き込まれる空気が、パネルヒーター20側から前記壁Cと反対の側に向けて吹き上げられるように移動し、自然な対流を生じ、快適な暖房空間を作り出すことができる。
また、仕切りプレート40を格子状蓋体30に一体的に設けたことから、仕切りプレート40を現場において溝状凹部10内に設置施工する煩わしさが無く、格子状蓋体30の製作に関連して設けることができる。
また、このように仕切りプレート40を格子状蓋体30に一体に設けてあることから、溝状凹部10内やパネルヒーター20等の保守、管理が容易、かつ、確実になすことができる。
また、前記構成に係る暖房装置Aにあって、前記仕切りプレート40が、この仕切りプレート40で区分された溝状凹部10内における壁C側の溝状凹部10内に下向きの自然な空気流を、反対側の溝状凹部10内に上向きの自然な空気流を、前記パネルヒーター20による加熱に際して生ずるように設けた暖房装置Aでは、前記特長に併せて、より快適な暖房空間を作り出すことができる。
ついで、図示例に係る暖房装置Aを具体的に説明する。
この図示例に係る暖房装置Aは、床部Dに、壁Cに沿った溝状凹部10を設けてあり、しかも、この溝状凹部10内に、この溝状凹部10の長手方向に長いパネルヒーター20を、このパネルヒーター20におけるパネル面21aを当該溝状凹部10の長手方向にある溝状凹部側面10aに向き合うように設けてあり、更に、この溝状凹部10の開口部11を、ガラリと称される格子状蓋体30で塞ぐようにして構成してあり、更に、前記パネルヒーター20における前記壁C側にある溝状凹部側面10a’に向き合っているパネル面21a’の前方を覆うように前記格子状蓋体30から仕切りプレート40を垂設して構成してある。
この図示例にあっては、当該暖房装置Aを、住宅B’、特に、寒冷地用住宅としての建造物Bに備えた状態を示してある。
この図示例に係る住宅B’にあっては、掘削地面71に設けたベタ基礎50に寒冷地仕様の建造物Bを設けてあり、当該ベタ基礎50における外回りの立ち上がり部51上に気密基礎パッキン53を介して土台54を備え付けあり、この土台54に起立させた柱56の室内側にボード材61を張り込み、屋外側に断熱パネル等を外壁ボード、外壁仕上げ材等で覆って外壁材59を設けて、いわゆる外壁C’としての壁Cを構成してある。なお、図中C”は間仕切り壁を示している。
かかる外壁C’における下端部に水切り60を備え付けてベタ基礎の外回り立ち上がり部51の屋外側に断熱材62を添装して、その表面を耐水材70等で覆って化粧してある。
また、この図示例にあっては、外回り立ち上がり部51との間に断熱空間をかねて溝状凹部10を構成する空間を設けうるようにベタ基礎の内回り立ち上がり部52が設けてあり、この立ち上がり部52上に気密基礎パッキン63を介して土台55を設けてあり、この土台55及び前記土台54の互いに向き合っている側に備えられている各下地材に床パネル57を張り込んであり、この床パネル57上に床材58を張り込んで床部Dを構成してある。なお、この床材58と前記壁Cのボード材61との間に巾木等を備え付けて意匠的な外観を整えるようにしてある。
また、前記外回り立ち上がり部51及び内回り立ち上がり部52の互いに向きあっている面と、これらの面間にあるコンクリートスラブ面とに断熱材62が添装状態に設けてあり、この断熱材62の上端面と前記床パネル57の下地材の下端面との間にウレタン樹脂が充填発泡させてある。また、内回り立ち上がり部52における内側面にも断熱材62が添装状態に設けてあり、基礎部における断熱性能を高めるようにしてある。
かかる外回り立ち上がり部51と内回り立ち上がり部52との間にある床部Dに暖房装置Aを構成する溝状凹部10を構成してある。
この溝状凹部10は、壁Cに沿って、すなわち、壁Cに沿った向きに細長く開口するように設けてある。
この溝状凹部10は、床部Dに対して、壁Cに沿って設けてあり、この図示例では、前記床パネル57及び床板58をカットして開口部11を設けてあり、この開口部11を取り巻くように前記下地材と、当該床パネル57及び床板58の開口面に背面65cを接するように止着した開口縁材65における互いに向き合っている側にある各下側カット部65bと、前記外回り立ち上がり部51及び内回り立ち上がり部52の互いに向き合っている断熱材62面に止着した下地材67とに止着した各側板66で、当該溝状凹部10の周側壁を構成してあり、更に、この溝状凹部10の内側を周回するように設置されている側板66〜66の各下端面を受けるように底板68を設けてある。
この底板68は、各下地材69によって支承されており、パネルヒーター20を起立状態に設置しうるようにしてある。
この図示例に係る溝状凹部10は、前記底板68の上面を底面10bとし、この底板68の長手縁に沿って起立されている側板66の内の壁C側にある側板66面を溝状凹部側面10a’としてあり、また、これと向き合っている側板66の面を溝状凹部側面10a”として構成してある。
また、前記開口縁材65で構成される開口部11に、当該開口縁材65における互いに向き合った上端部に備えられている上側カット部65aによって、当該開口部11に外広がりの拡開縁部12を、水平受け面12aと、この水平受け面12aの外周から当該開口縁材65の上端に到る起立面12bとで構成してある。
この溝状凹部10内に設置されるパネルヒーター20は、長尺状のパネルヒーター本体部21を備えており、複数本の設置用の起立脚部22によって前記底板68に備えつけてあり、パネル面21aを当該溝状凹部10の長手側にある各溝状凹部側面10a’、10a”に向き合うように、この溝状凹部10の長手方向に、その長さ方向を向けて設けてある。
また、この図示例に係るパネルヒーター20は、溝状凹部10における壁C側にある溝状凹部側面10a’から離れた位置に設けてあり、この図示例では、当該溝状凹部10の幅方向の中心から、溝状凹部側面10a”側に位置づけられて設置してあり、その上端が格子状蓋体30に接しない高さ寸法としてある。
かかる溝状凹部10の開口部11を塞ぐ格子状蓋体30は、前記開口部11の拡開縁部12内に納まる平面視で長方形をなす周側枠31と、この周側枠31の長手側にある周側枠31、31間に所定間隔毎に横架される複数本の桟材32〜32と、短手側にある周側枠31に沿って必要に応じて備えられている補強板とで、前記桟材32間に、当該格子状蓋体30の短手側を向いたスリット状の開口隙間34〜34を、当該格子状蓋体30の長手方向に、順次並ぶように設けてある。また、この周側枠31間に備えられる桟材32は、板状に構成してあり、その板幅の向きを上下方向に向けて備えてあり、その木端面をなす上端面を、当該周側枠31の上端面と同面をなすように設けてある。
また、この格子状蓋体30には、その下面側に、当該格子状蓋体30から下方に向けて仕切りプレート40が垂設してある。この図示例にあっては、この仕切りプレート40は当該格子状蓋体30の幅方向の、ほぼ中央部に、この格子状蓋体30の長手方向にわたるように、当該格子状蓋体30に一体となるように設けてある。
また、この仕切りプレート40は、壁C側と反対の側にある溝状凹部側面10a”と当該仕切りプレート40との間にパネルヒーター20が位置づけられるようにしてあり、この図示例では、当該溝状凹部10によって、より自然な対流を生ずるように、パネルヒーター20の溝状凹部側面10a’を向いている側のパネル面21a’の前方を、ほぼ、全面にわたって塞ぐようにしてある。すなわち、この図示例にあっては、前記格子状蓋体30の下面から、当該パネルヒーター20におけるパネルヒーター本体部21の下端に到る縦幅を備え、かつ、溝状凹部10の開口部11を塞ぐ当該格子状蓋体30における長手方向の全幅にわたるように仕切りプレート40を設け、パネルヒーター20による加熱に際して、パネルヒーター本体部21の周面に生ずる空気流に乱れを極力生じないようにしてある。また、この図示例に係る仕切りプレート40は、その下端と溝状凹部10の底面10bとの間に、パネルヒーター20による加熱に際して、自然な対流を生じうる空気流が通り抜けうる空間を構成するようにしてある。
また、当該仕切りプレート40は、前記壁C側にある溝状凹部側面10a’を向いている面と前記格子状蓋体30の桟材32とに止着される補強板41を所定間隔毎に備えており、仕切りプレート40を、安定に垂直状態に維持し得るようにしてある。なお、この補強板41は仕切りプレート40に止着される縁部を垂直にした倒台形状に構成してあり、パネルヒーター20による加熱に際して生ずる空気流に乱れを生じさせないようにも機能する。
かかる構成からなる格子状蓋体30を前記溝状凹部10の開口部11の拡開縁部12内に嵌め入れるようにして設置する。ここで、拡開縁部12内に設置されて開口部11を塞ぐ格子状蓋体30は、この格子状蓋体30における周側枠31の上端面が床板58の面と同面となり、かつ、当該周側枠31の外周面が、この拡開縁部12の起立面12bに密着するように水平受け面12aに支承されるようにしてある。
かかる構成からなる暖房装置Aでは、パネルヒーター20による加熱に際して、仕切りプレート40と壁C側にある溝状凹部側面10a’との間に、格子状蓋体30における開口隙間34から空気が流入され、この流入空気が、当該仕切りプレート40と底面10bとの間から、パネルヒーター20の備えられている溝状凹部10空間、すなわち、壁Cと反対の側にある溝状凹部側面10a”と仕切りプレート40との間で、パネルヒーター20により加熱されて、壁Cと反対の側にある建造物内空間Ba、この図示例にあっては、室内Ba’の中央側に向けて案内され、自然な対流による暖房空間を構成することができる。
また、溝状凹部10に仕切りプレート40を設けること無く、この仕切りプレート40を格子状蓋体30の構成時に、この仕切りプレート40に設けたことから、仕切りプレート40の設置のための別段の施工手間が不要とされる。また、当該仕切りプレート40を格子状蓋体30に備え付けたことから、当該暖房装置Aの清掃、補修等に際して、溝状凹部10内に、これらの清掃、補修等の妨げとなる仕切りプレート40が無く、当該暖房装置Aの保守、管理が容易とされる。
典型的な暖房装置の要部備品の分離斜視図 同要部平面図 同要部拡大縦断面図
符号の説明
A 窓構造
B 建築物
Ba 窓
10 水管
20 格子状体

Claims (2)

  1. 床部に、壁に沿って溝状凹部を設けてあり、
    この溝状凹部内に、この溝状凹部の長手方向に長いパネルヒーターを、このパネルヒーターにおけるパネル面を当該溝状凹部の長手方向にある溝状凹部側面に向き合うように設けてあると共に、この溝状凹部の開口部を格子状蓋体で塞ぐようにしてある暖房装置であって、
    前記パネルヒーターにおける前記壁側にある溝状凹部側面に向き合っているパネル面の前方を覆うように前記格子状蓋体から仕切りプレートが垂設してあることを特徴とする暖房装置。
  2. 前記仕切りプレートが、この仕切りプレートで区分された溝状凹部内における壁側の溝状凹部内に下向きの自然な空気流を、反対側の溝状凹部内に上向きの自然な空気流を、前記パネルヒーターによる加熱に際して生ずるように設けてあることを特徴とする請求項1に記載の暖房装置。
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