JP2008206356A - 可動磁石型リニアアクチュエータ - Google Patents

可動磁石型リニアアクチュエータ Download PDF

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Abstract

【課題】可動体が軽量で応答性が良く、かつ効率よく大きな推力を得ることができる可動磁石型リニアアクチュエータを提供する。
【解決手段】棒状可動体の外周に配設される複数のマグネット構成体は、棒状可動体の軸方向に直角な方向に着磁され、空芯コイルに対向する第1の永久磁石と、第1の永久磁石と平行な方向に着磁され、前記空芯コイルに第1の永久磁石とは反対の磁極で対向する第2の永久磁石と、第1の永久磁石が基部において組付けられ、棒状可動体に非磁性体を介して固定される第1の磁性体と、第2の永久磁石が基部において組付けられ、棒状可動体に非磁性体を介して固定される第2の磁性体と、該第1及び第2の磁性体の間に、第1及び第2の永久磁石の基部側の夫々の磁極と反対の磁極が接近するように配設され、棒状可動体に非磁性体を介して固定される補助磁石と、を有していること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば工作機械、電気部品実装装置或いは半導体関連装置などの各種産業機械に使われるリニアアクチュエータに関し、特に界磁を可動子とし、電機子を固定子として構成する可動磁石型リニアアクチュエータに関する。
磁石の方を可動子とし電機子(コイル)を固定子とする可動磁石型リニアアクチュエータとして、特許文献1に記載されるものが知られている。これは、穴あき柱状永久磁石に貫通軸体を貫通させて固定して磁石可動体を構成し、前記貫通軸体を軸受部材で摺動自在に支持して当該軸受部材に対し固定した位置関係にあるコイルの内側に前記磁石可動体を移動自在に設けたものである。この場合、磁石可動体に発生する推力は、基本的にはフレミングの左手の法則に準ずるものである。(ただし、フレミングの左手の法則はコイルに対して適用されるが、ここではコイルが固定のため、磁石可動体にコイルに作用する力の反力としての推力が発生する。)そして、推力に寄与するのは、磁石可動体が有する永久磁石の磁束の垂直成分(永久磁石の軸方向に直交する成分)である。
実開平7−30585号公報
しかし、上記従来のアクチュエータでは、貫通軸体の外周をぐるりと廻る柱状の永久磁石で可動体を構成しているため、磁石可動体の質量が大きくなり応答性が悪いという不具合があった。また、永久磁石による磁束のうち貫通軸体の軸方向の磁束成分が多く、磁石可動体の推力に寄与する貫通軸体の軸方向に直交する磁束成分が少ないため、効率よく大きな推力が得られるとはいえなかった。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、可動体が軽量で応答性が良く、かつ効率よく大きな推力を得ることができる可動磁石型リニアアクチュエータを提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、棒状可動体と、該棒状可動体の軸方向に平行な複数平面壁により偶数多角筒状に形成され前記棒状可動体を囲む固定子ベースと、前記各平面壁の内壁に該内壁に対して平行に巻回されて夫々配設された空芯コイルと、各空芯コイルが前記軸方向に対する直角方向の二箇所の延在部分にて、各空芯コイルに磁気的空隙を介し夫々対向するよう前記棒状可動体の外周に配設されたマグネット構成体と、を有する可動磁石型リニアアクチュエータにおいて、前記マグネット構成体は、前記棒状可動体の軸方向に直角な方向に着磁され、前記一方の延在部分にて前記空芯コイルに対向する第1の永久磁石と、前記第1の永久磁石の着磁方向に平行な方向に着磁され、前記他方の延在部分にて前記空芯コイルに前記第1の永久磁石とは反対の磁極で対向する第2の永久磁石と、前記第1の永久磁石が基部において組付けられ、前記棒状可動体に非磁性体を介して固定される第1の磁性体と、前記第2の永久磁石が基部において組付けられ、前記棒状可動体に前記非磁性体を介して固定される第2の磁性体と、該第1及び第2の磁性体の間に、前記第1及び第2の永久磁石の基部側の夫々の磁極と反対の磁極が接近するように配設され、前記棒状可動体に前記非磁性体を介して固定される補助磁石と、を有していることである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記延在部分における前記空芯コイルの巻回された束の前記軸方向の幅が、前記永久磁石の同方向の幅と前記固定子ベースに対する棒状可動体の相対的移動幅であるストローク幅とを合計した幅よりも大きく、前記永久磁石の前記幅が対向する空芯コイルの前記幅からはみ出ない範囲で、前記棒状可動体の相対移動が行われることである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記棒状可動体の外周に配設されるマグネット構成体は、前記棒状可動体の周方向に隣り合う永久磁石の磁極が同じ極であることである。
請求項1に係る発明によると、マグネット構成体において、例えば第1の永久磁石を通過する磁束は、第1の磁性体を通過するが、この第1の磁性体が棒状可動体に取り付けられている非磁性体取付け部は非磁性体であるため、非磁性体取付け部側への漏洩磁束を生じることが少なく、多くの磁束が第1の永久磁石に対して反対の磁極が対向する補助磁石を通過する。この補助磁石を通過する磁束は、同様に第2の磁性体を通過して補助磁石に対して反対の磁極が対向する第2の永久磁石の磁極に引っ張られ、多くの磁束が第2の永久磁石を通過することとなる。そして、第1及び第2の永久磁石は棒状可動体の軸方向に直角な方向に着磁されているので、棒状可動体の推力に有効な該軸方向に垂直な磁束成分を効率よく利用することができる。このように、漏洩磁束を減少させて有効な磁束成分を効率よく利用するとともに、補助磁石で磁束密度を高めるので、大きな推力を生じさせることができる。また、第1及び第2の永久磁石は、棒状可動体の外周をぐるりと廻る柱状のものでなく、小型軽量なものでよく、さらに、これらの第1及び第2の永久磁石が固定される第1及び第2の磁性体は、例えば永久磁石とほぼ同じ大きさのものでよく、質量の大きい磁性体を小型化することができるので、可動部分を軽量化して作動応答性を高めることができる。
請求項2に係る発明によると、いわゆるロングコイルとすることにより、第1及び第2の永久磁石が軸方向に移動してもコイルを切る磁束数は変化を生じることはなく、推力の変動をなくすることができるので、棒状可動体の位置制御を高精度で行うことができる。
請求項3に係る発明によると、周方向に隣り合う永久磁石同士で磁力線のループを生じることが無いので、磁束の漏洩が少なく推力に寄与する磁束成分を多く確保することができ、効率よく大きな推力を得ることができる。
本発明に係る可動磁石型リニアアクチュエータの第1の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は可動磁石型リニアアクチュエータの構造を断面で示した正面からの概念図であり、図2は同断面で示す側面からの概要図である。
この可動磁石型リニアアクチュエータは、図1に示すように、可動子を構成する棒状可動体2と、棒状可動体2の周方向に4組配設されて同じく可動子を構成するマグネット構成体4と、棒状可動体2を囲むように配設されて固定子ベースを構成する四角筒状の外ヨーク6と、該外ヨーク6の内壁に配設されて固定子を構成する平角線からなる複数の空芯コイル8からなっている。
棒状可動体2の外周には、棒状可動体2の外ヨーク6に対する移動範囲を規制するストッパとしての二箇所のフランジ部10を有し、基端部(図1において左側端部)にはリニアスケールを備え、棒状可動体2の相対的な移動位置を検出するようになっている。棒状可動体2の先端部側(図1において右側)には工作物を高精度に切削するバイト等を保持する図略の工具保持装置が取り付けられている。棒状可動体2は、前記外ヨーク6(固定子ベース)とともに固定された円筒状軸受部材12により軸支され、軸方向に円滑に摺動可能に構成されている。これらの円筒状軸受部材12は、例えば油の静圧力によって棒状可動体を保持し、該棒状可動体2を軸方向にのみに摺動させる流体軸受13より構成される。
棒状可動体2は、その中央部外周に、図2に示すように、マグネット構成体4が設けられている。マグネット構成体4は、棒状可動体2に周設される非磁性体を構成する非磁性体取付け部14に取り付けられ、第1及び第2の永久磁石20,21と、第1及び第2の磁性体17,18と補助磁石22とから構成されている。非磁性体取付け部14は、例えばアルミ合金製の非磁性体により断面四角形状に形成され、周囲の4つのフラット面には夫々第1及び第2の磁性体17,18が棒状可動体2の軸方向に並設されている。第1及び第2の磁性体17,18は、例えば鉄製で直方体形状に形成されている。これらの第1及び第2の磁性体17,18の外側(棒状可動体2からみて半径方向外側)には夫々第1及び第2の永久磁石20,21が各磁性体17,18に夫々重ねて固定されている。第1及び第2の永久磁石20,21は例えば希土類より直方体形状に形成され、これらの永久磁石20,21は着磁方向(単体の磁石において対応する反対の極の中心を結ぶ線の方向)が、棒状可動体2の軸方向に直角な方向となるよう配置されている。そして、棒状可動体2の先端側(図3において右側)の第1の永久磁石20の外側がS極、内側がN極に、同基端側(図3において左側)の第2の永久磁石21の外側がN極、内側がS極になるように配設されている。このように第1及び第2の永久磁石20,21は、反対の磁極が対向するように構成されている。前記対向する第1及び第2の磁性体17,18の間には直方体形状の補助磁石22が夫々設けられている。補助磁石22は、図3に示すように、第1及び第2の永久磁石20,21の基端側の磁極と反対の磁極が接近するよう、例えば第1の永久磁石20の基端側がN極であるので、棒状可動体2の先端側(図3において右側)に位置する補助磁石22がS極に、第2の永久磁石21の基端側がS極であるので、棒状可動体2の基端側(図3において左側)に位置する補助磁石22がN極となるように配置されている。
棒状可動体2を中央部において囲む前記外ヨーク6は、例えば鉄製で、その外ヨーク6の平面壁26のフラット面には、非磁性材料からなる被巻回部24に平角線により略矩形状に複数巻回された空芯コイル8が、前記マグネット構成体4に磁気的空隙28を介し対向して設けられている。各空芯コイル8には、空芯コイル8が前記棒状可動体2の軸方向に対して直角な方向の二箇所の延在部分にて、第1の永久磁石20のS極及び第2の永久磁石21のN極のいずれかが対向している。空芯コイル8の束についての前記棒状可動体2の軸方向の幅CWは、図4に示すように、第1及び第2の永久磁石20,21の同方向の幅MWよりも可動範囲(ストローク幅)ST分以上小さいいわゆるショートコイルとして形成されている。外ヨーク6の基端部側(図1において左側)には棒状可動体2が摺動可能に支承される流体軸受30を有する底側面32を有し、外ヨーク6の先端部側(図1において右側)には、同様な流体軸受34を有する蓋体36が組み付けられている。
前記空芯コイル8は、図略の直流電源に連結される電流制御回路40に接続され、図5に示すように、電流制御回路40は位置検出器42からの信号が入力される制御装置(CPU)44からの信号によって、直流電源からの電流値が制御されるようになっている。電流制御回路40として、例えばIGBT(Inerted Gate Bipolar Transistor)等のスイッチング素子が考えられ、位置検出器42として、例えばメインスケールとインデックススケールとからなる光電式リニアスケールが考えられる。
次に、上記構成の可動磁石型リニアアクチュエータの作動について、以下に説明する。空芯コイル8にマグネット構成体側から見て時計回りに通電すると、フレミングの左手の法則に基づき空芯コイル8に、図3において、左方向の力が働き、棒状可動体2にはその反力として右側軸方向に移動させる推力が働き、棒状可動体2は前記ストローク幅STの範囲内において電流量に応じた距離だけ右側へ移動する。また、前記IGBT等により逆向きの反時計回りに通電すると、棒状可動体2は図3において左側へ移動する。この移動位置は、位置検出器(リニアスケール)42により検出され、検出位置の信号がCPU44に送られて、IGBT40等により通電方向及び通電量が定められて棒状可動体2の移動量が制御される。本実施形態の可動磁石型リニアアクチュエータ1は、いわゆるショートコイルであり、所定の磁束密度の下で、空芯コイル8に制御されて流される電流量に応じて推力が発生する。
本実施形態では、マグネット構成体4において、例えば第1の永久磁石20を通過する磁束は、第1の磁性体17を通過するが、第1の磁性体17が取り付けられている非磁性体取付け部14は非磁性体であるため、非磁性体取付け部14側への漏洩磁束を生じることが少なく、多くの磁束が第1の永久磁石20に対して反対の磁極が対向している補助磁石22を通過する(磁束密度が高まる)。この補助磁石22を通過する磁束は、同様に第2の磁性体18を通過して補助磁石22に対して反対の磁極が対向している第2の永久磁石21の磁極に引っ張られ、多くの磁束が第2の永久磁石21を通過することとなる。そして、第1及び第2の永久磁石20,21は棒状可動体2の軸方向に直角な方向に着磁されているので、磁束は、図3に示すように、第1の永久磁石20、第1の磁性体17、補助磁石22、第2の磁性体18及び第2の永久磁石21と通過する磁路19を形成し、棒状可動体2の推力に有効な該軸方向に垂直な磁束成分を高めることができる。このように、漏洩磁束を減少させて有効な磁束成分を効率よく利用するとともに、補助磁石22で磁束密度を高めるので、大きな推力を生じさせることができる。
また、第1及び第2の永久磁石20,21は、棒状可動体2の外周をぐるりと廻る柱状のものでなく、小型軽量なものであり、さらに、これらの第1及び第2の永久磁石20,21が固定される第1及び第2の磁性体17,18は、例えば永久磁石20,21とほぼ同じ大きさのものでよく、質量の大きい磁性体を小型化することができるので、可動部分を軽量化して作動応答性を高めることができる。
また、棒状可動体2の周方向に隣り合った第1及び第2の永久磁石20,21は、図2に示すように、夫々同種の磁極が対向するように配置されているので、隣り合ったマグネット構成体4間での磁束のループが形成されず、磁束の漏洩が少なく推力に使用される磁束成分を多く確保することができ、効率よく大きな推力を得ることができる。
次に、本発明に係る可動磁石型リニアアクチュエータの第2の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。
本実施形態の可動磁石型リニアアクチュエータ51は、図6及び図7に示すように、空芯コイルの束の棒状可動体の軸方向の幅CW2が、第1及び第2の永久磁石の幅MW2よりもストローク幅ST分以上大きく、いわゆるロングコイルであり、前記永久磁石の前記幅MW2が対向する空芯コイル8の前記幅CW2からはみ出ない範囲で、前記棒状可動体の相対移動が行われる点において、第1の実施形態と相違する。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
上記構成の可動磁石型リニアアクチュエータ51によると、第1及び第2の永久磁石20、21が前記軸方向に移動しても、空芯コイル8を切る磁束数は変化を生じることなく、推力の変動を生じない。そのため、所定の電流量に対して常に一定の推力を得やすいので、棒状可動体2の移動位置の制御を高精度で行うことができる。
なお、上記実施形態においては、固定子ベースを四角筒状のものとしたが、これに限定されず、例えば六角形筒状、八角形筒状などの偶数多角形の筒状のものでもよい。
また、棒状可動体の移動量を検出する位置検出装置として、光電式リニアスケールとしたが、これに限定されず、レーザ式、磁気方式等の各種リニアスケールが使用できるほか、他の既知の位置検出器を使用することができる。
また、空芯コイルは平角線のものとしたが、これに限定されず、例えば丸線のものでもよい。
また、非磁性体取付け部として、アルミ合金によるものとしたが、これに限定されず、例えば非磁性金属である銅材や合成樹脂材によるものでもよい。
第1の実施形態に係る可動磁石型リニアアクチュエータの断面で示す正面からの概要図。 同断面で示す側面からの概要図。 同断面で示す正面からの拡大図。 空芯コイルの束の幅を示す拡大図。 電流の制御を示すブロック図。 第2の実施形態に係る可動磁石型リニアアクチュエータの断面で示す正面から拡大概要図。 同空芯コイルの束の幅を示す拡大図。
符号の説明
1…可動磁石型リニアアクチュエータ、2…棒状可動体、4…マグネット構成体、6…固定子ベース(外ヨーク)、8…空芯コイル、14…非磁性体(非磁性体取付け部)、20…第1の永久磁石、21…第2の永久磁石、17…第1の磁性体、18…第2の磁性体、22…補助磁石、26…平面壁、28…磁気的空隙、51…可動磁石型リニアアクチュエータ、CW,CW2…コイルの束の幅、MW,MW2…永久磁石の幅、ST…ストローク幅。

Claims (3)

  1. 棒状可動体と、該棒状可動体の軸方向に平行な複数平面壁により偶数多角筒状に形成され前記棒状可動体を囲む固定子ベースと、前記各平面壁の内壁に該内壁に対して平行に巻回されて夫々配設された空芯コイルと、各空芯コイルが前記軸方向に対する直角方向の二箇所の延在部分にて、各空芯コイルに磁気的空隙を介し夫々対向するよう前記棒状可動体の外周に配設されたマグネット構成体と、を有する可動磁石型リニアアクチュエータにおいて、
    前記マグネット構成体は、
    前記棒状可動体の軸方向に直角な方向に着磁され、前記一方の延在部分にて前記空芯コイルに対向する第1の永久磁石と、
    前記第1の永久磁石の着磁方向に平行な方向に着磁され、前記他方の延在部分にて前記空芯コイルに前記第1の永久磁石とは反対の磁極で対向する第2の永久磁石と、
    前記第1の永久磁石が基部において組付けられ、前記棒状可動体に非磁性体を介して固定される第1の磁性体と、
    前記第2の永久磁石が基部において組付けられ、前記棒状可動体に前記非磁性体を介して固定される第2の磁性体と、
    該第1及び第2の磁性体の間に、前記第1及び第2の永久磁石の基部側の夫々の磁極と反対の磁極が接近するように配設され、前記棒状可動体に前記非磁性体を介して固定される補助磁石と、
    を有していることを特徴とする可動磁石型リニアアクチュエータ。
  2. 請求項1において、前記延在部分における前記空芯コイルの巻回された束の前記軸方向の幅が、前記永久磁石の同方向の幅と前記固定子ベースに対する棒状可動体の相対的移動幅であるストローク幅とを合計した幅よりも大きく、前記永久磁石の前記幅が対向する空芯コイルの前記幅からはみ出ない範囲で、前記棒状可動体の相対移動が行われることを特徴とする可動磁石型リニアアクチュエータ。
  3. 請求項1又は2において、前記棒状可動体の外周に配設されるマグネット構成体は、前記棒状可動体の周方向に隣り合う永久磁石の磁極が同じ極であることを特徴とする可動磁石型リニアアクチュエータ。
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