JPH06189518A - リニアモータ - Google Patents
リニアモータInfo
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- JPH06189518A JPH06189518A JP43A JP33820892A JPH06189518A JP H06189518 A JPH06189518 A JP H06189518A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33820892 A JP33820892 A JP 33820892A JP H06189518 A JPH06189518 A JP H06189518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- coil
- magnet
- yoke
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ムービングマグネットタイプのリニアモータ
に関し、磁気抵抗を少なく、ストローク長を大きく確保
でき、構造が簡単で、低コストで、磁気振動が発生しに
くく、放熱効果が高いリニアコイルモータを提供する。 【構成】 中空円筒状の磁性体のハウジング２０、半径
方向に着磁された第１のマグネット２９、円筒状のヨー
ク２８、第１のマグネットと着磁方向が逆の第２のマグ
ネット３０、ハウジング間に磁気回路が形成され、この
磁気回路の磁気ギャップに配設される第１のコイル３１
及び第２のコイル３２に電流を流すと、これらコイルに
作用する力の反作用として、ヨークに推力が発生し、ヨ
ークとこのヨークが固着され、ハウジングの中心軸上
に、ハウジング内を軸方向に移動可能に配設されたスピ
ンドル２７とが移動する。
に関し、磁気抵抗を少なく、ストローク長を大きく確保
でき、構造が簡単で、低コストで、磁気振動が発生しに
くく、放熱効果が高いリニアコイルモータを提供する。 【構成】 中空円筒状の磁性体のハウジング２０、半径
方向に着磁された第１のマグネット２９、円筒状のヨー
ク２８、第１のマグネットと着磁方向が逆の第２のマグ
ネット３０、ハウジング間に磁気回路が形成され、この
磁気回路の磁気ギャップに配設される第１のコイル３１
及び第２のコイル３２に電流を流すと、これらコイルに
作用する力の反作用として、ヨークに推力が発生し、ヨ
ークとこのヨークが固着され、ハウジングの中心軸上
に、ハウジング内を軸方向に移動可能に配設されたスピ
ンドル２７とが移動する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ムービングマグネット
タイプのリニアモータに関し、更に詳しくは、振動キャ
ンセラー用アクチュエータ,電子ミシン,変位計,計測器
のペン駆動源,振動を用いて選別を行なう選別器の駆動
源等に好適なリニアモータに関する。
タイプのリニアモータに関し、更に詳しくは、振動キャ
ンセラー用アクチュエータ,電子ミシン,変位計,計測器
のペン駆動源,振動を用いて選別を行なう選別器の駆動
源等に好適なリニアモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】ムービングコイル型のリニアモータとし
て、実公平 1-171578 号公報に開示されたものがある。
て、実公平 1-171578 号公報に開示されたものがある。
【０００３】図４は実公平 1-171578 号公報に記載され
たリニアモータの構成図である。図において、１は中空
円筒状のサイドヨーク、２はサイドヨークの内壁面に対
して、外筒面が一定の間隔を持って配設される中空円筒
状のセンターヨークである。
たリニアモータの構成図である。図において、１は中空
円筒状のサイドヨーク、２はサイドヨークの内壁面に対
して、外筒面が一定の間隔を持って配設される中空円筒
状のセンターヨークである。
【０００４】サイドヨーク１の内壁面には、第１及び第
２のコイル３,４が所定の間隔を持って設けられてい
る。又、センターヨークの外筒面には、第１のコイル３
に対向する第３のコイル５と、第２のコイル４に対向す
る第４のコイル６とが設けられている。
２のコイル３,４が所定の間隔を持って設けられてい
る。又、センターヨークの外筒面には、第１のコイル３
に対向する第３のコイル５と、第２のコイル４に対向す
る第４のコイル６とが設けられている。
【０００５】７はサイドヨーク１の内筒面とセンターヨ
ーク２の外筒面との間の空間で、軸方向に移動可能に支
持された非磁性体の可動子である。第１のコイル３と第
３のコイル５との間の可動子８の円筒部には、実質的に
は可動子の８の円筒面を構成する第１のマグネット９
が、第２のコイル４と第４のコイル６との間の可動子８
の円筒部には、実質的には可動子８の円筒面を構成し、
第１のマグネット９とは着磁方向が逆の第２のマグネッ
ト１０がそれぞれ設けられている。
ーク２の外筒面との間の空間で、軸方向に移動可能に支
持された非磁性体の可動子である。第１のコイル３と第
３のコイル５との間の可動子８の円筒部には、実質的に
は可動子の８の円筒面を構成する第１のマグネット９
が、第２のコイル４と第４のコイル６との間の可動子８
の円筒部には、実質的には可動子８の円筒面を構成し、
第１のマグネット９とは着磁方向が逆の第２のマグネッ
ト１０がそれぞれ設けられている。
【０００６】そして、図において、破線で示すように、
第１のコイル３→第１のマグネット９→第３のコイル５
→センターヨーク２→第４のコイル６→第２のマグネッ
ト１０→第２のコイル４→サイドヨーク１を経由して一
巡する磁束流を有する磁気回路が形成されている。
第１のコイル３→第１のマグネット９→第３のコイル５
→センターヨーク２→第４のコイル６→第２のマグネッ
ト１０→第２のコイル４→サイドヨーク１を経由して一
巡する磁束流を有する磁気回路が形成されている。
【０００７】次に、上記構成の作動を説明する。図に示
すような磁気極性になるように第１のコイル３,第２の
コイル４,第３のコイル５及び第４のコイル６に電流を
流すと、第１〜第４のコイル３〜６に発生する推力の反
作用によって、可動子８が矢印Ａ方向に移動する。
すような磁気極性になるように第１のコイル３,第２の
コイル４,第３のコイル５及び第４のコイル６に電流を
流すと、第１〜第４のコイル３〜６に発生する推力の反
作用によって、可動子８が矢印Ａ方向に移動する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のリ
ニアモータには、下記のような問題点がある。 磁気回路の磁気ギャップが２ヵ所あり、磁気ギャッ
プの長さが長く、しかも、第１及び第２のマグネット
９,１０はサイドヨーク１及びセンターヨーク２に対し
て空間を介して配設されているので、磁気抵抗が大き
い。
ニアモータには、下記のような問題点がある。 磁気回路の磁気ギャップが２ヵ所あり、磁気ギャッ
プの長さが長く、しかも、第１及び第２のマグネット
９,１０はサイドヨーク１及びセンターヨーク２に対し
て空間を介して配設されているので、磁気抵抗が大き
い。
【０００９】 可動子８の支持は、片持ちであり、可
動子８のストロークを長くできない。 可動子８の内部に配設される第３のコイル５及び第
４のコイル６へ電流を供給するリード線の引出し方法が
難しく、又、コイルが４つ必要であり、マグネット９,
１０が設けられる可動子８は樹脂等で成形する必要が有
り、構造が複雑となり、コストも高くなる。
動子８のストロークを長くできない。 可動子８の内部に配設される第３のコイル５及び第
４のコイル６へ電流を供給するリード線の引出し方法が
難しく、又、コイルが４つ必要であり、マグネット９,
１０が設けられる可動子８は樹脂等で成形する必要が有
り、構造が複雑となり、コストも高くなる。
【００１０】 第２のマグネット１０は可動子８の支
持点より距離が離れているので、磁気振動を発生しやす
い。 第３のコイル５及び第４のコイル６は、可動子８の
内部に設けられているので、放熱が難しい。
持点より距離が離れているので、磁気振動を発生しやす
い。 第３のコイル５及び第４のコイル６は、可動子８の
内部に設けられているので、放熱が難しい。
【００１１】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
ので、その目的は、磁気抵抗を少なく、ストローク長を
大きく確保でき、構造が簡単で、低コストで、磁気振動
が発生しにくく、放熱効果が高いリニアコイルモータを
提供することにある。
ので、その目的は、磁気抵抗を少なく、ストローク長を
大きく確保でき、構造が簡単で、低コストで、磁気振動
が発生しにくく、放熱効果が高いリニアコイルモータを
提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項１記載の発明は、中空円筒状の磁性体のハウジング
と、該ハウジングの中心軸上に、前記ハウジング内を軸
方向に移動可能に配設され、前記ハウジングの両端面で
支持されたスピンドルと、該スピンドルに固着され、外
筒面が前記ハウジングの内筒面と空間を介して対向する
円筒状のヨークと、該ヨークの外筒面上に取付けられ、
半径方向に着磁された第１のマグネットと、前記ヨーク
の外筒面上に、前記第１のマグネットと前記ヨークの軸
方向に間隔を持って隣り合うように取付けられ、前記第
１のマグネットと着磁方向が逆の第２のマグネットと、
前記ハウジングの内筒面上で、前記第１のマグネットの
対向部に設けられた第１のコイルと、前記ハウジングの
内筒面上で、前記第２のマグネットの対向部に設けられ
た第２のコイルとからなるものである。
項１記載の発明は、中空円筒状の磁性体のハウジング
と、該ハウジングの中心軸上に、前記ハウジング内を軸
方向に移動可能に配設され、前記ハウジングの両端面で
支持されたスピンドルと、該スピンドルに固着され、外
筒面が前記ハウジングの内筒面と空間を介して対向する
円筒状のヨークと、該ヨークの外筒面上に取付けられ、
半径方向に着磁された第１のマグネットと、前記ヨーク
の外筒面上に、前記第１のマグネットと前記ヨークの軸
方向に間隔を持って隣り合うように取付けられ、前記第
１のマグネットと着磁方向が逆の第２のマグネットと、
前記ハウジングの内筒面上で、前記第１のマグネットの
対向部に設けられた第１のコイルと、前記ハウジングの
内筒面上で、前記第２のマグネットの対向部に設けられ
た第２のコイルとからなるものである。
【００１３】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明における第１及び第２のコイルは、前記ハウジング内
に配設される中空円筒状のボビンの外筒面上に巻回さ
れ、前記第１及び第２のコイルと前記ハウジング内筒面
との空間には、熱伝導性の高い物質を介在させたもので
ある。
明における第１及び第２のコイルは、前記ハウジング内
に配設される中空円筒状のボビンの外筒面上に巻回さ
れ、前記第１及び第２のコイルと前記ハウジング内筒面
との空間には、熱伝導性の高い物質を介在させたもので
ある。
【００１４】請求項３記載の発明は、請求項１又は２記
載の発明における物質は、磁性流体である。
載の発明における物質は、磁性流体である。
【００１５】
【作用】請求項１記載の発明のリニアモータにおいて、
ハウジング,第１のマグネット,ヨーク,第２のマグネッ
ト,ハウジング間に磁気回路が形成され、この磁気回路
の磁気ギャップに配設される第１のコイル及び第２のコ
イルに電流を流すと、これらコイルに作用する力の反作
用として、ヨークに推力が発生し、ヨークとこのヨーク
が固着され、ハウジングの中心軸上に、ハウジング内を
軸方向に移動可能に配設されたスピンドルとが移動す
る。
ハウジング,第１のマグネット,ヨーク,第２のマグネッ
ト,ハウジング間に磁気回路が形成され、この磁気回路
の磁気ギャップに配設される第１のコイル及び第２のコ
イルに電流を流すと、これらコイルに作用する力の反作
用として、ヨークに推力が発生し、ヨークとこのヨーク
が固着され、ハウジングの中心軸上に、ハウジング内を
軸方向に移動可能に配設されたスピンドルとが移動す
る。
【００１６】請求項２記載の発明のリニアモータにおい
て、第１及び第２のコイルとハウジングの内筒面との間
の空間に介在している熱伝導性の高い物質は、第１及び
第２のコイルより発生する熱をスームズにハウジングに
伝達する。
て、第１及び第２のコイルとハウジングの内筒面との間
の空間に介在している熱伝導性の高い物質は、第１及び
第２のコイルより発生する熱をスームズにハウジングに
伝達する。
【００１７】請求項３記載の発明のリニアモータにおい
て、第１及び第２のコイルとハウジングとの間の空間に
介在している磁性流体は、第１及び第２のコイルより発
生する熱をスームズにハウジングに伝達するとともに、
磁気回路の磁束損失を小さくする。
て、第１及び第２のコイルとハウジングとの間の空間に
介在している磁性流体は、第１及び第２のコイルより発
生する熱をスームズにハウジングに伝達するとともに、
磁気回路の磁束損失を小さくする。
【００１８】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図１は本発明の一実施例の断面図、図２は図１にお
ける右側面図、図３は図１におけるボビン近傍の拡大構
成図である。
る。図１は本発明の一実施例の断面図、図２は図１にお
ける右側面図、図３は図１におけるボビン近傍の拡大構
成図である。
【００１９】先ず、図１及び図２において、２０は両方
の端面が開放された中空円筒状で、磁性体を用いて作ら
れたハウジングである。このハウジング２０の一方の開
放された端面にはフロントカバー２１が、他方の開放さ
れた端面には、リアカバー２２がそれぞれ、ねじ２３,
２４を用いて取付けられている。
の端面が開放された中空円筒状で、磁性体を用いて作ら
れたハウジングである。このハウジング２０の一方の開
放された端面にはフロントカバー２１が、他方の開放さ
れた端面には、リアカバー２２がそれぞれ、ねじ２３,
２４を用いて取付けられている。
【００２０】フロントカバー２１及びリアカバー２２の
中央部には、それぞれ穴２１ａ,２２ａが穿設され、こ
れらの穴２１ａ,２２ａには、ベアリング２５,２６を介
してスピンドル２７がハウジング２０の軸方向に移動可
能に配設されている。
中央部には、それぞれ穴２１ａ,２２ａが穿設され、こ
れらの穴２１ａ,２２ａには、ベアリング２５,２６を介
してスピンドル２７がハウジング２０の軸方向に移動可
能に配設されている。
【００２１】２８はスピンドル２７に固着され、外筒面
がハウジング２０の内筒面と空間を介して対向する円筒
状のヨークである。このヨーク２８の外筒面上には、半
径方向に着磁 (ハウジング２０の内筒面側が S極) され
た第１のマグネット２９と、この第１のマグネット２９
にヨーク２８の軸方向に間隔を持って隣り合うように取
付けられ、第１のマグネット２９と着磁方向が逆 (ハウ
ジング２０の内筒面側が N極) の第２のマグネット３０
とが設けられている。
がハウジング２０の内筒面と空間を介して対向する円筒
状のヨークである。このヨーク２８の外筒面上には、半
径方向に着磁 (ハウジング２０の内筒面側が S極) され
た第１のマグネット２９と、この第１のマグネット２９
にヨーク２８の軸方向に間隔を持って隣り合うように取
付けられ、第１のマグネット２９と着磁方向が逆 (ハウ
ジング２０の内筒面側が N極) の第２のマグネット３０
とが設けられている。
【００２２】３５は非磁性体で作られ、ハウジング２０
の内筒面近傍に配設される中空円筒状のボビンである。
このボビン３５のハウジング２０の内筒面に対向する円
筒面上には、第１のマグネット２９の対向部に設けられ
た第１のコイル３１と、第２のマグネット３０の対向部
に設けられた第２のコイル３２とが設けられている。
の内筒面近傍に配設される中空円筒状のボビンである。
このボビン３５のハウジング２０の内筒面に対向する円
筒面上には、第１のマグネット２９の対向部に設けられ
た第１のコイル３１と、第２のマグネット３０の対向部
に設けられた第２のコイル３２とが設けられている。
【００２３】よって、図１に示すように、ハウジング２
０→第１のコイル３１→第１のマグネット２９→ヨーク
２８→第２のマグネット３０→第２のコイル３２を経由
して一巡する磁束流を有する磁気回路が形成されてい
る。
０→第１のコイル３１→第１のマグネット２９→ヨーク
２８→第２のマグネット３０→第２のコイル３２を経由
して一巡する磁束流を有する磁気回路が形成されてい
る。
【００２４】次に、図３を用いて、ボビン３５の更に詳
しい説明を行なう。ボビン３５のハウジング２０の内筒
面に対向する円筒面上には、第１のコイル３１が巻回さ
れる第１の凹部３６と、第２のコイル３２が巻回される
第２の凹部３７と、第１の凹部３６の第２の凹部３７と
反対側の円筒面に形成され、ヨーク２８の外部より第１
のコイル３１へ電流を供給するリード線３８が配設され
る第１の小溝３９と、第２の凹部３７の第１の凹部３６
と反対側の円筒面に形成され、ヨーク２８の外部より第
２のコイル３２へ電流を供給するリード線４０が配設さ
れる第２の小溝４１とが形成されている。
しい説明を行なう。ボビン３５のハウジング２０の内筒
面に対向する円筒面上には、第１のコイル３１が巻回さ
れる第１の凹部３６と、第２のコイル３２が巻回される
第２の凹部３７と、第１の凹部３６の第２の凹部３７と
反対側の円筒面に形成され、ヨーク２８の外部より第１
のコイル３１へ電流を供給するリード線３８が配設され
る第１の小溝３９と、第２の凹部３７の第１の凹部３６
と反対側の円筒面に形成され、ヨーク２８の外部より第
２のコイル３２へ電流を供給するリード線４０が配設さ
れる第２の小溝４１とが形成されている。
【００２５】そして、第１のコイル３１,第２のコイル
３２とハウジング２０の内筒面との間の空間には、熱伝
導性の高い物質が充填されている。本実施例では、磁性
流体４２を充填した。
３２とハウジング２０の内筒面との間の空間には、熱伝
導性の高い物質が充填されている。本実施例では、磁性
流体４２を充填した。
【００２６】次に、上記構成の作動を説明する。リード
線３８,４０を用いて第１のコイル３１及び第２のコイ
ル３２に電流を流すと、磁気回路の磁気ギャップに配設
されている第１のコイル３１及び第２のコイル３２に発
生する推力の反作用によって、ヨーク２８及びスピンド
ル２７が図１において矢印方向に移動する。
線３８,４０を用いて第１のコイル３１及び第２のコイ
ル３２に電流を流すと、磁気回路の磁気ギャップに配設
されている第１のコイル３１及び第２のコイル３２に発
生する推力の反作用によって、ヨーク２８及びスピンド
ル２７が図１において矢印方向に移動する。
【００２７】上記構成によれば、 磁気回路の磁気ギャップがコイル３１,３２とマグネ
ット２９,３０との間の１ヵ所であり、２ヵ所ある従来
例よりも磁気ギャップの距離が短く、しかも、第１及び
第２のマグネットはマグネット自身の磁気吸着力でヨー
ク２８に直に取付けられているので、磁気抵抗が遙かに
小さくなっている。
ット２９,３０との間の１ヵ所であり、２ヵ所ある従来
例よりも磁気ギャップの距離が短く、しかも、第１及び
第２のマグネットはマグネット自身の磁気吸着力でヨー
ク２８に直に取付けられているので、磁気抵抗が遙かに
小さくなっている。
【００２８】 可動子であるスピンドル２７はハウジ
ング２０の両端面のカバー２１,２２に設けられている
ベアリング２５,２６によって両持ち支持されているの
で、スピンドル２７のストロークを長くすることが可能
である。
ング２０の両端面のカバー２１,２２に設けられている
ベアリング２５,２６によって両持ち支持されているの
で、スピンドル２７のストロークを長くすることが可能
である。
【００２９】 第１のコイル３１及び第２のコイル３
２は、固定側であるハウジング２０の内筒面にボビン３
５を用いて取付けられているので、リード線３８,４０
の引出しも容易である。
２は、固定側であるハウジング２０の内筒面にボビン３
５を用いて取付けられているので、リード線３８,４０
の引出しも容易である。
【００３０】更に、コイル及びマグネットはそれぞれ２
つですみ、マグネット２９,３０は自身の磁気吸着力に
よって、ヨーク２８に取付けられているので、構造が簡
単で、コストも安くなる。
つですみ、マグネット２９,３０は自身の磁気吸着力に
よって、ヨーク２８に取付けられているので、構造が簡
単で、コストも安くなる。
【００３１】 第１のマグネット２９及び第２のマグ
ネット３０は、それぞれベアリング２５,２６の近傍に
配置されるので、磁気振動も発生しにくい。 第１のコイル３１及び第２のコイル３２で発生する
熱は、磁性流体４２を介してハウジング２０へスームズ
に伝達されるので、放熱性が良好となる。
ネット３０は、それぞれベアリング２５,２６の近傍に
配置されるので、磁気振動も発生しにくい。 第１のコイル３１及び第２のコイル３２で発生する
熱は、磁性流体４２を介してハウジング２０へスームズ
に伝達されるので、放熱性が良好となる。
【００３２】 第１のコイル３１,第２のコイル３２と
ハウジング２０の内筒面との間の空間に磁性流体を充填
することにより、磁気回路の磁束損失を小さくすること
ができる。
ハウジング２０の内筒面との間の空間に磁性流体を充填
することにより、磁気回路の磁束損失を小さくすること
ができる。
【００３３】本発明は、上記実施例に限るものではな
い。例えば、第１のコイル３１,第２のコイル３２とハ
ウジング２０の内筒面との間の空間に充填する物質は、
磁性流体に限定するものでなく、他に、樹脂又は接着剤
に磁性体 (粉末) を混入したもの,熱伝導性の高い材料
(例えば、アルミ粉) を含む樹脂或いは接着剤,熱伝導率
の高い樹脂或いは接着剤等であってもよい。
い。例えば、第１のコイル３１,第２のコイル３２とハ
ウジング２０の内筒面との間の空間に充填する物質は、
磁性流体に限定するものでなく、他に、樹脂又は接着剤
に磁性体 (粉末) を混入したもの,熱伝導性の高い材料
(例えば、アルミ粉) を含む樹脂或いは接着剤,熱伝導率
の高い樹脂或いは接着剤等であってもよい。
【００３４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、磁気
抵抗を少なく、ストローク長を大きく確保でき、構造が
簡単で、低コストで、磁気振動が発生しにくく、放熱効
果が高いリニアコイルモータを実現することができる。
抵抗を少なく、ストローク長を大きく確保でき、構造が
簡単で、低コストで、磁気振動が発生しにくく、放熱効
果が高いリニアコイルモータを実現することができる。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】図１における右側面図である。
【図３】図１におけるボビン近傍の拡大構成図である。
【図４】実公平 1-171578 号公報に記載されたリニアモ
ータの構成図である。
ータの構成図である。
２０ ハウジング ２７ スピンドル ２８ ヨーク ２９ 第１のマグネット ３０ 第２のマグネット ３１ 第１のコイル ３２ 第２のコイル ３５ ボビン ４２ 磁性流体
Claims (3)
- 【請求項１】 中空円筒状の磁性体のハウジング（２
０）と、 該ハウジング（２０）の中心軸上に、前記ハウジング
（２０）内を軸方向に移動可能に配設され、前記ハウジ
ング（２０）の両端面で支持されたスピンドル（２７）
と、 該スピンドル（２７）に固着され、外筒面が前記ハウジ
ング（２０）の内筒面と空間を介して対向する円筒状の
ヨーク（２８）と、 該ヨーク（２８）の外筒面上に取付けられ、半径方向に
着磁された第１のマグネット（２９）と、 前記ヨーク（２８）の外筒面上に、前記第１のマグネッ
ト（２９）と前記ヨーク（２８）の軸方向に間隔を持っ
て隣り合うように取付けられ、前記第１のマグネット
（２９）と着磁方向が逆の第２のマグネット（３０）
と、 前記ハウジング（２０）の内筒面上で、前記第１のマグ
ネット（２９）の対向部に設けられた第１のコイル（３
１）と、 前記ハウジング（２０）の内筒面上で、前記第２のマグ
ネット（３０）の対向部に設けられた第２のコイル（３
２）と、 からなることを特徴とするリニアモータ。 - 【請求項２】 前記第１及び第２のコイル（３１）（３
２）は、前記ハウジング（２０）内に配設される中空円
筒状のボビン（３５）の外筒面上に巻回され、 前記第１及び第２のコイル（３１）（３２）と前記ハウ
ジング（２０）内筒面との空間には、熱伝導性の高い物
質を介在させたことを特徴とする請求項１記載のリニア
モータ。 - 【請求項３】 前記物質は、 磁性流体（４２）であることを特徴とする請求項１又は
２記載のリニアモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33820892A JP3291045B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
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| KR100365010B1 (ko) * | 2000-05-20 | 2002-12-16 | 미래산업 주식회사 | 회전 및 직선운동형 선형전동기의 코일 배치구조 |
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-
1992
- 1992-12-18 JP JP33820892A patent/JP3291045B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100365010B1 (ko) * | 2000-05-20 | 2002-12-16 | 미래산업 주식회사 | 회전 및 직선운동형 선형전동기의 코일 배치구조 |
| KR100347176B1 (ko) * | 2000-06-24 | 2002-08-03 | 삼성전기주식회사 | 편평형 진동모터 |
| EP2595289A4 (en) * | 2010-07-12 | 2018-03-07 | Sinfonia Technology Co., Ltd. | Moving core linear actuator |
| EP2595290A4 (en) * | 2010-07-12 | 2018-03-14 | Sinfonia Technology Co., Ltd. | Movable iron core type linear actuator |
| WO2015093101A1 (ja) | 2013-12-16 | 2015-06-25 | オリンパス株式会社 | 駆動ユニット、光学ユニット、撮像装置及び内視鏡 |
| US10288867B2 (en) | 2013-12-16 | 2019-05-14 | Olympus Corporation | Driving unit, optical unit, imaging apparatus, and endoscope |
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