JP2008206060A - 記録装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本編のみならずそれ以外の部分も記録の対象としつつ、記録媒体の有限な記録容量の有効活用を図る。
【解決手段】記録装置11は、ストリームデータとして提供される1以上のコンテンツを記録媒体31に記録させる。即ち、ビットレート設定部24は、ストリームデータのうちの記録媒体31への記録処理の対象となっている処理単位部分毎に、1以上のコンテンツのうちの処理単位部分におけるコンテンツの内容に応じて、処理単位部分の記録媒体31への記録時のビットレートを可変設定する。記録制御部25は、ビットレート設定部24により処理単位部分毎に可変設定される各ビットレートで、ストリームデータを処理単位部分毎に記録媒体31に順次記録させる。本発明は、放送番組等の記録装置に適用可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置および方法並びにプログラムに関し、特に、本編のみならず、それ以外の部分も記録の対象としつつ、記録媒体の有限な記録容量の有効活用ができるようになった記録装置および方法並びにプログラムに関する。
近年、放送番組の録画が可能な記録装置、例えば、ハードディスクビデオレコーダや光ディスクビデオレコーダ等の普及が著しい。また、その記録媒体としては、例えば、ハードディスク、Blu-ray(商標)やDVD(Digital Versatile Disk)の光ディスク等が採用されており、その記録容量の増大も著しい。
従って、このような記録容量が増大した記録装置は、その分だけ多数の放送番組を録画できるようになってきている。そこで、ユーザは、可能な限り多くの放送番組を一旦録画しておき、録画後、所望する放送番組だけを視聴する、といった使い方をするようになってきている。
ただし、記録容量が増大したと言っても、ハードディスクや光ディスク等の記録媒体の記録容量は無限ではなく有限であることには何等変わりは無い。従って、可能な限り多くの放送番組を録画できるように、記録媒体の有限な記録容量を有効に活用できる技術の実現が要求されている。このため、従来では、放送番組等の本編のみを記録媒体に記録させる技術、即ち、本編以外の部分、例えば、放送番組の合間に放送されるCM(Commercial Message)等をカットする技術が広く利用されている(例えば特許文献1や2参照)。
特開平3−158086号公報 特開平3−2622872号公報
しかしながら、このようなCM等の本編以外の部分をカットする従来技術をそのまま採用すると、次のような様々な問題が生ずることになる。
例えば、ユーザが録画後に視聴を所望する対象としては、放送番組等の本編のみならず、CM等の本編以外が対象となる場合もある。しかしながら、このような場合には、ユーザは、視聴を所望している対象、即ち、CM等の本編以外の部分については全く視聴ができない、という問題が生じてしまう。
また例えば、CM等の本編以外の部分の検出に失敗した場合には、本編自体の録画が失敗してしまう可能性があるため、従来技術を単純に採用することにリスクが存在する、という問題が生じていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、本編のみならず、それ以外の部分も記録の対象としつつ、記録媒体の有限な記録容量の有効活用を図るようにするものである。
本発明の一側面の記録装置は、ストリームデータとして提供される1以上のコンテンツを記録媒体に記録させる記録装置であって、前記ストリームデータのうちの前記記録媒体への記録処理の対象となっている処理単位部分毎に、前記1以上のコンテンツのうちの前記処理単位部分におけるコンテンツの内容に応じて、前記処理単位部分の前記記録媒体への記録時のビットレートを可変設定するビットレート設定手段と、前記ビットレート設定手段により前記処理単位部分毎に可変設定される各ビットレートで、前記ストリームデータを前記処理単位部分毎に前記記録媒体に順次記録させていく制御を行う記録制御手段とを備える。
前記処理単位部分の所定の特徴を示す特徴情報を検出する特徴情報検出手段と、前記特徴情報検出手段により検出された前記特徴情報に基づいて、前記処理単位部分におけるコンテンツの内容を認識するコンテンツ内容認識手段とをさらに備え、前記ビットレート設定手段は、前記コンテンツ内容認識手段の認識内容に従って、前記処理単位部分についてのビットレートを可変設定する。
前記ストリームデータを構成する前記1以上のコンテンツは、第1の種類、または、その第1の種類よりも重要度が低いと予め定義されている第2の種類に分類され、前記ビットレート設定手段は、前記処理単位部分が前記第1の種類のコンテンツの部分に対応している場合、前記処理単位部分についてのビットレートとして、第1のビットレートを設定し、前記処理単位部分が前記第2の種類のコンテンツの部分に対応している場合、前記処理単位部分についてのビットレートとして、前記第1のビットレートよりも低い第2のビットレートを設定する。
前記ビットレート設定手段は、前記処理単位部分についてのビットレートの可変設定として、前記処理単位部分についての画面解像度を可変する設定を行う。
前記ストリームデータは所定種類の圧縮フォーマットに従って圧縮符号化されて前記記録媒体に記録され、前記ビットレート設定手段は、前記処理単位部分についてのビットレートの可変設定として、前記処理単位部分に対して適用される圧縮フォーマットの前記所定種類を可変する設定を行う。
本発明の一側面の記録方法およびプログラムは、上述した本発明の一側面の記録装置に対応する記録方法およびプログラムのそれぞれである。
本発明の一側面の記録装置および方法並びにプログラムにおいては、ストリームデータとして提供される1以上のコンテンツが次のようにして記録媒体に記録される。即ち、前記ストリームデータのうちの前記記録媒体への記録処理の対象となっている処理単位部分毎に、前記1以上のコンテンツのうちの前記処理単位部分におけるコンテンツの内容に応じて、前記処理単位部分の前記記録媒体への記録時のビットレートが可変設定され、前記ビットレート設定手段により前記処理単位部分毎に可変設定される各ビットレートで、前記ストリームデータが前記処理単位部分毎に前記記録媒体に順次記録されていく。
以上のごとく、本発明によれば、ストリームデータの記録媒体への記録が可能になる。特に、ストリームデータが本編またはそれ以外の部分といった種類のコンテンツで構成されている場合、それ以外の部分も含めたストリームデータを記録の対象としつつ、記録媒体の有限な記録容量の有効活用が可能になる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、明細書または図面における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書または図面に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書または図面に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明の一側面の記録装置(例えば、図1の記録装置11)は、
ストリームデータとして提供される1以上のコンテンツを記録媒体に記録させる記録装置であって、
前記ストリームデータのうちの前記記録媒体への記録処理の対象となっている処理単位部分毎に、前記1以上のコンテンツのうちの前記処理単位部分におけるコンテンツの内容に応じて、前記処理単位部分の前記記録媒体への記録時のビットレートを可変設定するビットレート設定手段(例えば図1のビットレート設定部24)と、
前記ビットレート設定手段により前記処理単位部分毎に可変設定される各ビットレートで、前記ストリームデータを前記処理単位部分毎に前記記録媒体に順次記録させていく制御を行う記録制御手段(例えば図1の記録制御部25)と
を備える。
前記処理単位部分の所定の特徴を示す特徴情報を検出する特徴情報検出手段(例えば図1の特徴情報検出部22)と、
前記特徴情報検出手段により検出された前記特徴情報に基づいて、前記処理単位部分におけるコンテンツの内容を認識するコンテンツ内容認識手段(例えば図1のコンテンツ内容認識部23)と
をさらに備え、
前記ビットレート設定手段は、前記コンテンツ内容認識手段の認識内容に従って、前記処理単位部分についてのビットレートを可変設定する。
前記ストリームデータを構成する前記1以上のコンテンツは、第1の種類(例えば後述する「本編区間」)、または、その第1の種類よりも重要度が低いと予め定義されている第2の種類(例えば後述する「CM区間」)に分類され、
前記ビットレート設定手段は、前記処理単位部分が前記第1の種類のコンテンツの部分に対応している場合、前記処理単位部分についてのビットレートとして、第1のビットレートを設定し、前記処理単位部分が前記第2の種類のコンテンツの部分に対応している場合、前記処理単位部分についてのビットレートとして、前記第1のビットレートよりも低い第2のビットレートを設定する。
本発明の一側面の記録方法(例えば図2のコンテンツ記録処理)は、
ストリームデータとして提供される1以上のコンテンツを記録媒体に記録させる記録装置(例えば図1の記録装置11)の記録方法において、
前記ストリームデータのうちの前記記録媒体への記録処理の対象となっている処理単位部分毎に、前記1以上のコンテンツのうちの前記処理単位部分におけるコンテンツの内容に応じて、前記処理単位部分の前記記録媒体への記録時のビットレートを可変設定し(例えば図2のステップS4乃至S6)、
前記処理単位部分毎に可変設定される各ビットレートで、前記ストリームデータを前記処理単位部分毎に前記記録媒体に順次記録させていく制御を行う(例えば図2のステップS7)
本発明の一側面のプログラムは、上述した本発明の一側面の記録方法に対応するプログラムであって、例えば図6のCPU321等を含むコンピュータにより実行される。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した記録装置の機能的構成例を示す機能ブロック図である。
換言すると、図1の機能ブロック図においては、記録装置11が有する様々な機能のうちの、本発明が適用される処理の実行に必要な機能に着目し、かかる機能を幾つかの所定機能に分類し、分類された各所定機能をそれぞれ有する機能ブロックのみが図示されている。即ち、記録装置11が有するその他の機能、例えば、ユーザインタフェースを提供する機能や表示機能等を有する機能ブロックについては、その図示は省略されている。
また、図1における各機能ブロックは、ハードウエア単体で構成してもよいし、ソフトウエア単体で構成してもよいし、或いはそれらの組合せで構成してもよい。また、複数の機能ブロックを1つの機能ブロックにまとめても構わないし、或いは、1つの機能ブロックをさらに小単位の機能ブロックに分割してもよい。換言すると、図1の記録装置11は、各機能ブロックが有する各機能を有していれば、その実施の形態は特に限定されず、後述する図3乃至図6に示されるように様々な形態を取ることが可能である。
図1の例では、記録装置11は、外部からストリームデータの形態で提供されてくる1以上のコンテンツを順次記録させるべく、コンテンツ取得部21乃至記録制御部25を含むように構成されている。
なお、記録媒体31は、図1の例では、記録装置11の範囲を示す実線上に描画されている。この描画の意味は、記録媒体31は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)に含まれるハードディスクの様に記録装置11内部に搭載される場合もあるし、光ディスク等のリムーバブルメディアのように記録装置11から自在に取り外しできる場合もあるからである。換言すると、記録媒体31自体は、コンテンツの記録が可能な形態であれば特に限定されない。
ここに、コンテンツとは、広く、人間の創造的活動により生み出されるものをいう。例えば、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラムが、コンテンツの一例である。これらのうちの主に映像を含むコンテンツを、ここでは映像コンテンツと称している。映像コンテンツは、主に静止画像を含む静止画コンテンツと、主に動画像を含む動画コンテンツとに大別できる。以下においては、動画コンテンツに着目して説明を行っていく。即ち、記録装置11は、記録媒体31に動画コンテンツを記録させるとして、以下の説明を行っていく。
ただし、本明細書では、いわゆるコンテンツデータ、即ち、人間の創造的活動により生み出されたものが装置によって処理可能な形態とされたもの、例えば電気信号とされたものや、メモリに固定されたもの等も、特に区別せずにまとめて、コンテンツと称する。即ち、ここでは、動画像を構成する各フレーム又はフィールドのデータ等の集合体もまた、動画コンテンツと称する。
さらに、本実施の形態では、記録装置11は、動画コンテンツのうちの、放送/配信番組や映画等を記録対象のひとつとする。このような放送/配信番組や映画等は、ストリームデータの形態で記録装置11に提供されてくる場合、一般的に、それ単体では提供されずに、複数の放送/配信番組の他、その前後やその合間に視聴者に提示されるCM(Commercial Message)等が、所定の順番で、例えば放送局の番組スケージュールに従って、時間的に連続して順次提供されてくることが多い。従って、本実施の形態における記録装置11に提供されてくるストリームデータには、放送/配信番組や映画等のみならず、CM(Commercial Message)等のそれ以外の部分も含むとする。
そこで、以下、かかるストリームデータのうちの、放送/配信番組や映画等を、「本編区間」と適宜称する。また、「本編区間」以外の部分、即ち、「本編区間」の合間やその前後に挿入されるCM等の部分を、「CM区間」と称する。そして、「本編区間」と「CM区間」とを、それぞれ別々の種類の1つのコンテンツとして取り扱う。即ち、「本編区間」以外の部分とは、一般的には、例えば30秒や1分単位のCMが複数挿入されている区間となっていることが多い。即ち、「CM区間」とは、例えば所定の放送局によるテレビジョン放送について言えば、30秒や1分単位の複数のCM等が時間的に連続して流れる区間、即ち、複数のCM等の集合体であるといえる。従って、CM等それ単体を1つのコンテンツとみなすこともできるが、ここでは、CM等の種類は特に区別せずに、それらの集合体である「CM区間」を1つの種類のコンテンツとみなすのである。
換言すると、ダウンロード配信の様に所定の1つの「本編区間」のみが単体で提供されてくる場合にも、当然ながら本発明は適用可能である。ただし、本発明の特徴をより一段と容易に理解してもらうべく、所定の放送局によるテレビジョン放送のように、複数のコンテンツ(ここでいう「本編区間」や「CM区間」)がそれぞれ時間的に連続して放送されてくる場合を想定して、以下の説明を行うとする。即ち、以下、記録装置11には、時間的に連続して配置される複数のコンテンツ(ここでいう「本編区間」や「CM区間」)からなるストリームデータが提供されてくるとする。
この場合、コンテンツ取得部21は、ストリームデータのうちの、現在提供されてきた所定の処理単位部分を取得する。即ち、コンテンツ取得部21は、ストリームデータを処理単位部分毎に順次取得していく。
ここに、処理単位部分とは、単にストリームデータに対して処理を施す際に、その処理の単位となり得る一部分を意味する。何れの部分を処理単位として採用するのかについては、設計者等が任意に決定できる事項である。例えば、フレームやフィールドの様な単位を処理単位部分として採用してもよいし、ストリームデータを所定の時間毎に区分した場合に得られる各分割部分を処理単位部分として採用してもよい。さらに言えば、後者の例において、分割時間を限りなく微少時間とすることで、処理単位部分毎に行われる処理を、離散的処理ではなく、実質上の連続処理とすることも可能である。
特徴情報検出部22は、コンテンツ取得部21により取得された処理単位部分についての特徴情報を検出する。
特徴情報とは、各処理単位部分から抽出や検出が可能な情報であって、その処理単位部分に対応するコンテンツの内容自体を判別可能な情報であるか、或いは、前後の処理単位部分のそれぞれに対応する各コンテンツの内容の差異の有無を判別可能な情報であれば足り、特にその形態は特に限定されない。ただし、コンテンツの内容の差異については、後述するビットレート設定部24が記録時のビットレートを可変設定する基準として採用しているものに応じて異なる。例えば本実施の形態では、コンテンツの種類として「本編区間」と「CM区間」との2種類が採用されているので、特徴情報としては、これらの2種類の差異が判別可能な情報であれば足りる。なお、特徴情報のさらなる詳細については、後述するビットレート設定部24の説明の際にあわせて説明する。
コンテンツ内容認識部23は、特徴情報検出部22により検出された特徴情報に基づいて、コンテンツ取得部21により取得された処理単位部分の内容を認識する。例えば本実施の形態では、コンテンツ内容認識部23は、処理単位部分が「本編区間」と「CM区間」との何れに該当するのかについて認識する。
ビットレート設定部24は、コンテンツ取得部21により取得された処理単位部分の記録時のビットレートを、コンテンツ内容認識部23の認識内容に応じて可変設定する。
記録制御部25は、コンテンツ取得部21により取得された処理単位部分を、ビットレート設定部24によって可変設定されたビットレートで、記録媒体31に記録させることを制御する。
換言すると、同一コンテンツ内容に対応する処理単位部分が提供されている間は、ビットレート設定部24によって同一の第1のビットレートが設定され続け、即ち、ビットレートの設定変更はなされず、記録制御部25の制御によって、その第1のビットレートで各処理単位部分が記録媒体31に逐次記録されていく。その後、異なるコンテンツ内容に対応する処理単位部分が提供されてきた段階で、ビットレート設定部24によって第1のビットレートとは異なる第2のビットレートが設定され、即ち、ビットレートの設定が変更され、記録制御部25の制御によって、その異なるコンテンツ内容に対応する処理単位部分は、第2のビットレートで記録媒体31に記録されることになる。
従って、コンテンツ内容認識部23によって認識されるコンテンツの内容自体は、特に限定されず様々な内容を採用し得るが、記録時のビットレートと内容とを対応付けておくと好適である。即ち、ビットレートの変更目的を考慮しつつ、特徴情報に基づいて分類可能なN種類(Nは2以上無限までの整数値)の内容を予め定義し、定義されたN種類の内容のそれぞれに対して、その内容に適したビットレートをそれぞれ予め対応付けておくと好適である。ここで、Nが無限とは、離散的ではなく連続してビットレートを可変できる可能性を含むことも意味している。
以下、具体例を幾つか挙げて、図1の記録装置11についてさらに説明する。
例えば、本実施の形態では、コンテンツの種類としては、上述したように、「本編区間」と「CM区間」という2種類が定義されているので、この2種類をコンテンツの内容として採用することができる。この場合、「本編区間」に対応する2つの処理単位部分は同一内容の処理単位部分となり、同様に、「CM区間」に対応する2つの処理単位部分は同一内容の処理単位部分となる。これに対して、「本編区間」に対応する1つの処理単位部分と、「CM区間」に対応する1つの処理単位部分とは、相互に異なる内容の処理単位部分となる。この場合、例えば「本編区間」について「CM区間」の方が一般的に重要度が低いことを考慮すると、「本編区間」の記録時のビットレートとしては第1のビットレートを対応付けておき、「CM区間」の記録時のビットレートとしては、第1のビットレートよりも低い第2のビットレートを対応付けておくことができる。
そして、特徴情報としては、「CM区間」を検出可能な情報を採用することができる。換言すると、所定のCM区間検出手法を採用することができ、その採用手法で利用される情報を、特徴情報として採用すればよい。
ここで、所定のCM区間検出手法とは、様々な手法のうちの採用された所定の手法という意味であって、採用前の段階では、当然ながら任意のCM区間検出手法から採用することができる。即ち、CM区間検出手法としては、公知の手法を採用してもよいし、今後登場するであろう新たな手法を採用してもよい。換言すると、CM区間検出手法自体は、本発明の重要な要素ではない。そこで、ここでは、採用可能な公知の手法について1つのみ紹介するに留める。
即ち、一般的には放送番組やCMには映像のみならず音声が含まれており、コンテンツ取得部21は、放送番組やCMを構成する信号として、映像信号のみならず、音声信号も取得することができる。また、音声信号には幾つかの音声モードが存在し、CMの音声モードはステレオモードであることが多い一方で、放送番組の音声モードはモノラルモードや音声多重モードであることが多いという特徴がある。そこで、特徴情報検出部22は、処理単位部分についての音声モード情報を特徴情報として検出することで、コンテンツ内容認識部23は、ステレオモードである処理単位部分は「CM区間」であると認識すること、即ちCM区間の検出ができる。かかるCM区間検出手法の詳細については、例えば特許第2858758号明細書に開示されている。
このようなCM区間検出手法の他何れの手法が採用された場合であっても、コンテンツ内容認識部23から後段の処理としては、次のような処理が実行される。即ち、「本編区間」であると認識された各処理単位部分については第1のビットレートで記録媒体31に記録される一方、「CM区間」であると認識された各処理単位部分については、第1のビットレートよりも低い第2のビットレートで記録媒体31に記録される。
即ち、例えばストリームデータが所定放送局からの放送内容(各種放送番組や各種CM等)から構成されている場合には、所定放送番組が放送中であるときには、コンテンツ内容認識部23によって、各処理単位部分は「本編区間」であると認識されることになる。従って、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第1のビットレートで維持され続け、即ち、ビットレートの設定変更はなされず、記録制御部25の制御によって、その第1のビットレートで各処理単位部分(所定放送番組を構成する各部分)が記録媒体31に逐次記録されていく。
そして、所定放送番組の合間や終了後の所定タイミングで放送内容がCM等に切り替わると、コンテンツ内容認識部23によって、その所定タイミングの前までの処理単位部分は「本編区間」であると認識されていたところ、その所定タイミング後の処理単位部分は「CM区間」であると認識されることになる。このようなときには、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第1のビットレートからそれよりも低い第2のビットレートに変更され、記録制御部25の制御によって、その第2のビットレートで処理単位部分(CMを構成する部分)の記録媒体31への記録が開始される。
その後、CMが放送中であるときには、コンテンツ内容認識部23によって、各処理単位部分は「CM区間」であると認識されることになる。従って、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第2のビットレートで維持され続け、即ち、ビットレートの設定変更はなされず、記録制御部25の制御によって、その第2のビットレートで各処理単位部分(CMを構成する各部分)が記録媒体31に逐次記録されていく。
次に、所定タイミングで放送内容がCMから所定放送番組または次の放送番組に切り替わると、コンテンツ内容認識部23によって、その所定タイミングの前までの処理単位部分は「CM区間」であると認識されていたところ、その所定タイミング後の処理単位部分は「本編区間」であると認識されることになる。このようなときには、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第2のビットレートから元の第1のビットレートに変更され、記録制御部25の制御によって、その第1のビットレートで処理単位部分(所定放送番組または次の放送番組を構成する部分)の記録媒体31への記録が開始される。
その後、さらに次のCM等が放送されるまでの間、即ち、所定放送番組または次の放送番組が放送中であるときには、コンテンツ内容認識部23によって、各処理単位部分は「本編区間」であると認識されることになる。従って、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第1のビットレートで維持され続け、即ち、ビットレートの設定変更はなされず、記録制御部25の制御によって、その第1のビットレートで各処理単位部分(所定放送番組または次の放送番組を構成する各部分)が記録媒体31に逐次記録されていく。
このように、図1の記録装置11は、例えば放送内容を記録媒体31に記録させる場合、放送内容を構成する各処理単位部分毎に、ビットレートを高くすべきか低くてもよいのかについて判断をすることができる。そして、記録装置11は、この判断結果に基づいて、各処理単位部分毎に、記録時のビットレートを可変(同一維持も含む)することにより、最適なビットレートを選択して、記録媒体31へ記録させることができる。即ち、上述した例では、放送番組等の「本編区間」を構成する各処理単位部分については、ビットレートを高くすべきと判断されて、第1のビットレートが選択されて記録媒体31に記録される一方、CM等の「CM区間」を構成する各処理単位部分については、ビットレートを低くすべきと判断されて、第1のビットレートよりも低い第2のビットレートが選択されて記録媒体31に記録される。
これにより、「CM区間」を録画しているにもかかわらず、記録媒体31の有限な容量のうち、録画に必要な容量の削減が可能になる。
また、「CM区間」を録画しているにもかかわらず、記録媒体31の容量制限という縛りがたとえあったとしても、「本編区間」を高画質に録画することが可能になる。
また、「CM区間」をカットせずに録画しているので、「CM区間」を視聴したい時には何時でも視聴することが可能になる。
また、仮に「CM区間」の検出に失敗したとしても、結局、「本編区間」と認識されるだけである。即ち、検出に失敗した「CM区間」については、単に「本編区間」と同一のビットレート(上述した例では第1のビットレート)で録画されるだけである。従って、記録媒体31の容量がある限り、全てのコンテンツは録画されて残っているので、それらの全てのコンテンツを何時でも視聴することが可能となる。
ここで、ビットレート設定部24におけるビットレートの変更手法としては、単純に録画のビットレートを変更する手法を採用することもできるが、かかる手法に特に限定されず、その他例えば、画面解像度(画サイズ)を変更させる手法や、圧縮フォーマットを変更させる手法等を採用することもできる。
即ち、本発明では、画面解像度(画サイズ)の変更や圧縮フォーマットの変更を行うことも選択肢に入れながら録画のビットレートを動的に変更することが可能になる。これにより、記録媒体31の有限な記録容量の下、重要性の低い部分で消費される記録容量を減らすことが可能になる。
また例えば、記録媒体31の残容量が限定されていて、そこに録画予約タイトルを押し込みたい場合を考える。このような場合には、記録装置11は、「CM区間」の長さを予測し、その長さ分に対して低いビットレートを設定することを前提に今回の録画全体で必要となる記録容量を調整することができる。これにより、限られた記録容量内に、より高画質な「本編区間」の録画をすることが可能になる。
以上説明した様々な効果は、従来技術を採用しても奏することは不可能であると解する。[背景技術]の欄で上述したように、従来技術では、ここでいう「CM区間」は全てカットされていたからである。また、[背景技術]の欄では説明を省略した内容であるが、従来技術では、ここでいうストリームデータ全体、即ち、「本編区間」のみならず「CM区間」も含めた全体の録画時間から必要な録画容量を計算しており、「CM区間」の録画に必要な容量を抑えることで、「本編区間」の画質を向上させるという発想すら無かったからである。
以上、複数種類のコンテンツ(上述した例では、「本編区間」と「CM区間」の2種類)が連続してストリームデータの形態で記録装置11に提供されてくるときに、複数種類のそれぞれの特徴に応じたビットレートで、複数種類のコンテンツがそれぞれ記録媒体31に記録されていく例について説明した。即ち、同一種類のコンテンツ内のビットレート設定は固定されていた。
ただし、本発明のビットレート設定の可変単位は、このようなコンテンツの種類毎に限定されず、1つのコンテンツ内でビットレートを可変させて記録媒体31に記録させていくことも可能である。
例えば、所定の1つの「本編区間」のみを記録媒体31に記録させる場合を考える。このような場合、「本編区間」は様々なシーンから構成されていることが多い。ところが、視聴者からすると、「本編区間」中の全シーンの重要度は同一ではなく、いわゆるハイライトシーン、例えばサッカーゲームにおけるゴールシーンのようなイベントシーン等を重要視することが多い。そして、ユーザは、このようなハイライトシーンについては、他のシーンよりも画質良く録画したいという要望を持っていることがある。
そこで、かかる要望に応えるべく、記録装置11は、例えば次のような処理を実行できる。
即ち、「ハイライトシーン」と「一般シーン」という2つの種類を、コンテンツの内容としてそれぞれ定義することができる。この場合、「ハイライトシーン」に対応する2つの処理単位部分は同一内容の処理単位部分となり、同様に、「一般シーン」に対応する2つの処理単位部分は同一内容の処理単位部分となる。これに対して、「ハイライトシーン」に対応する1つの処理単位部分と、「一般シーン」に対応する1つの処理単位部分とは、相互に異なる内容の処理単位部分となる。この場合、上述した要求に応えるためには、例えば、「一般シーン」の記録時のビットレートとしては第1のビットレートを対応付けておき、「ハイライトシーン」の記録時のビットレートとしては、第1のビットレートよりも高い第2のビットレートを対応付けておくことができる。
そして、特徴情報としては、「ハイライトシーン」を検出可能な情報を採用することができる。換言すると、所定のハイライトシーン検出手法を採用することができ、その採用手法で利用される情報を、特徴情報として採用すればよい。
ここで、所定のハイライトシーン検出手法とは、様々な手法のうちの採用された所定の手法という意味であって、採用前の段階では、当然ながら任意のハイライトシーン検出手法から採用することができる。即ち、ハイライトシーン検出手法としては、公知の手法を採用してもよいし、今後登場するであろう新たな手法を採用してもよい。換言すると、ハイライトシーン手法自体は、本発明の重要な要素ではない。そこで、ここでは、説明が冗長になるため、ハイライトシーン検出手法の例示については省略する。
何れのハイライトシーン検出手法が採用された場合であっても、コンテンツ内容認識部23から後段の処理としては、次のような処理が実行される、即ち、「一般シーン」であると認識された各処理単位部分については第1のビットレートで記録媒体31に記録される一方、「ハイライトシーン」であると認識された各処理単位部分については、第1のビットレートよりも高い第2のビットレートで記録媒体31に記録される。
即ち、記録対象の「本編区間」がストリームデータとして記録装置11に順次提供されてきているときには、一般的には、コンテンツ内容認識部23によって、各処理単位部分は「一般シーン」であると認識されることになる。このようなときには、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第1のビットレートで維持され続け、即ち、ビットレートの設定変更はなされず、記録制御部25の制御によって、その第1のビットレートで各処理単位部分(「本編区間」の一部分)が記録媒体31に逐次記録されていく。
そして、所定タイミングでゴールシーン等のハイライトシーンに切り替わると、コンテンツ内容認識部23によって、その所定タイミングの前までの処理単位部分は「一般シーン」であると認識されていたところ、その所定タイミング後の処理単位部分は「ハイライトシーン」であると認識されることになる。このようなときには、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第1のビットレートからそれよりも高い第2のビットレートに変更され、記録制御部25の制御によって、その第2のビットレートで処理単位部分(「本編区間」の一部分であって、ハイライトシーンに対応する部分)の記録媒体31への記録が開始される。
その後、ハイライトシーンが継続しているときには、コンテンツ内容認識部23によって、各処理単位部分は「ハイライトシーン」であると認識されることになる。従って、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第2のビットレートで維持され続け、即ち、ビットレートの設定変更はなされず、記録制御部25の制御によって、その第2のビットレートで各処理単位部分(「本編区間」の一部分であって、ハイライトシーンに対応する部分)が記録媒体31に逐次記録されていく。
そしてハイライトシーンが終了して別のシーン(ただし一般シーン)に切り替わると、コンテンツ内容認識部23によって、その所定タイミングの前までの処理単位部分は「ハイライトシーン」であると認識されていたところ、その所定タイミング後の処理単位部分は「一般シーン」であると認識されることになる。このようなときには、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第2のビットレートから元の第1のビットレートに変更され、記録制御部25の制御によって、その第1のビットレートで処理単位部分(「本編区間」の一部分)の記録媒体31への記録が開始される。
その後、次のハイライトシーンが登場するまで、コンテンツ内容認識部23によって、各処理単位部分は「一般シーン」であると認識されることになるので、ビットレート設定部24によって、記録時のビットレートの設定は第1のビットレートで維持され続け、即ち、ビットレートの設定変更はなされず、記録制御部25の制御によって、その第1のビットレートで各処理単位部分(「本編部分」の一部分)が記録媒体31に逐次記録されていく。
なお、上述した例では、理解を容易なものとするため、ビットレートの可変設定の段階数は、2段階のみとした。即ち、ビットレートの可変設定の段階数は、当然ながら2段階に限定されず、さらに多数の段階とすることが可能であり、ひいいては無限段階とすること、即ち連続的な可変設定も容易に可能である。
図2は、このような記録装置11のコンテンツ記録処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップS1において、コンテンツ取得部21は、例えば1以上のコンテンツを含むストリームデータのうちの現在提供されてきた所定の部分を、処理単位部分として取得する。
ステップS2において、特徴情報検出部22は、ステップS1の処理で取得された処理単位部分についての特徴情報を検出する。
ステップS3において、コンテンツ内容認識部23は、ステップS2の処理で検出された特徴情報に基づいて、ステップS1の処理で取得された処理単位部分の内容を認識する。
ステップS4において、ビットレート設定部24は、今回のステップS3の処理で認識された内容が、それよりも前の回のステップS3の処理で認識された内容と比較して変化したか否かを判定する。
内容変化がない場合、ビットレートの設定変更は不要であるので、ステップS4の処理でNOであると判定されて、処理はステップS7に進む。ステップS7において、記録制御部25は、前回の処理単位部分と同一のビットレートで、今回のステップS1の処理で取得された処理単位部分を記録媒体31に記録させる。その後、処理はステップS8に進む。ただし、ステップS8以降の処理については後述する。
これに対して、内容変化があった場合、ビットレートの設定変更の可能性があるのでステップS4の処理でYESであると判定されて、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、ビットレート設定部24は、その内容変化は、ビットレート変更の必要がある内容変化であるか否かを判定する。
即ち、内容変化といっても、上述したように、様々なパターンの内容変化が存在し得る。従って、全てのパターンの内容変化に対してビットレートを変更する必要は特に無く、ビットレートを変更するパターンを限定することも可能である。
例えば、放送局からの放送内容で構成されるストリームデータが記録対象の場合、内容変化のパターンとしては、上述したように、「本編区間」から「CM区間」への第1の変化パターンと、「CM区間」から「本編区間」への第2の変化パターンの他、所定の1つの放送番組(1つの「本編区間」)内における内容変化が存在する。即ち、「一般シーン」から「ハイライトシーン」への第3の変化パターンと、「ハイライトシーン」から「一般シーン」への第4の変化パターンとも存在する。
ここで例えば、このコンテンツ記録処理の目的が、「CM区間」だけビットレートを低くして録画したいという目的であると仮定する。即ち、所定の1つの放送番組(1つの「本編区間」)の中まではビットレートを可変させる必要がないと仮定する。この仮定の下では、たとえ第3の変化パターンや第4の変化パターンによる内容変化があったとしても、それらの内容変化は、ビットレート変更が不要な内容変化であるといえる。従って、このような場合には、ステップS5の処理ではNOであると判定されて、処理はステップS7に進む。ステップS7において、記録制御部25は、前回の処理単位部分と同一のビットレートで、今回のステップS1の処理で取得された処理単位部分を記録媒体31に記録させる。その後、処理はステップS8に進む。ただし、ステップS8以降の処理については後述する。
これに対して、上述した仮定の下では、第1の変化パターンまたは第2の変化パターンによる内容変化があった場合には、ビットレートの変更が必要となる。従って、このような場合には、ステップS5の処理ではYESであると判定されて、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、ビットレート可変部24は、ビットレートの設定を変更する。
例えば、「本編区間」から「CM区間」への第1の変化パターンの場合には、第1のビットレートから、それよりも低い第2のビットレートに変更される。これに対して、「CM区間」から「本編区間」への第2の変化パターンの場合には、第2のビットレートから、それよりも高い第1のビットレートに変更される。即ち、元の第1のビットレートに戻される。
そして、ステップS7において、記録制御部25は、ステップS6の処理で設定変更されたビットレートで、今回のステップS1の処理で取得された処理単位部分を記録媒体31に記録させる。
ステップS8において、記録装置11は、記録の終了が指示されたか否かを判定する。
記録の終了が指示されていない場合には、ステップS8の処理でNOであると判定されて、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、ストリームデータのうちの次に提供されてきた部分が、新たな処理単位部分となり、その新たな処理単位部分に対して、ステップS1乃至S7の処理が実行されて、適切なビットレートが設定されて(設定維持含む)、その新たな処理単位部分が記録媒体31に記録される、という処理が繰り返される。
その後、記録の終了が指示された場合には、ステップS8の処理でYESであると判定されて、コンテンツ記録処理が終了となる。
次に、図3乃至図6を参照して、図1の記録装置11の各種ハードウエア構成例について説明する。
図3の例の記録装置11Aは、アナログ放送対応の記録装置の一実施の形態である。即ち、図3の例の記録装置11Aは、アナログ放送の放送内容、即ち、各種放送番組やCM等を録画することができる。
図3において、CPU(Central Processing Unit)121は、ROM(Read Only Memory)122に記録されているプログラム、またはHDD(Hard Disk Drive)130からRAM(Random Access Memory)123にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM123にはまた、CPU121が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU121、ROM122、およびRAM123は、バス124を介して相互に接続されている。このバス124にはまた、入出力インタフェース125、ATA(AT Attachment)インタフェース129、および映像音声圧縮部134も接続されている。
入出力インタフェース125には、必要に応じて、ユーザが各種操作を行うための入力部126、その操作内容等を表示するためのディスプレイなどよりなる出力部127、および、モデムやターミナルアダプタなどより構成される通信部128が接続される。通信部128は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ATAインタフェース129は、ATAインタフェースやそれに類する記録デバイスとのインタフェース、例えばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc)1394やファイバチャネル等から構成される。図3の例では、ATAインタフェース129には、HDD130と、Blu-ray(商標)やDVD(Digital Versatile Disk)等からなるリムーバブルメディア132の読み書きを制御するドライブ131とが接続されている。
即ち、図3の例では、図1の記録媒体31として、HDD130とリムーバブルメディア132が採用されている。従って、図3の例では、記録装置11Aは、アナログ放送の放送内容を、HDD130またはリムーバブルメディア132のうちの少なくとも一方に記録させることができる。
なお、リムーバブルメディア132にコンピュータプログラムが含まれている場合、必要に応じて、そのコンピュータプログラムがドライブ131によって読み出されて、HDD130にインストールされる。
チューナ部133は、アナログ放送を受信し、その放送内容をアナログの映像信号と音声信号の形態で映像音声圧縮部134に提供する。
また、チューナ部133は、特徴情報となり得る情報、例えば、「CM区間」の検出を行うための音声モード情報等をCPU121に提供する。CPU121は、この特徴情報に基づいて、アナログ放送の放送内容を各処理単位部分毎に認識することができる。例えば図3の例では、CPU121は、アナログ放送の放送内容を構成する各処理単位部分のそれぞれは、「本編区間」と「CM区間」とのうちの何れかであるのかについて認識する。換言すると、CPU121は、「CM区間」の検出を行う。
このように、図3の例では、チューナ部133が、図1のコンテンツ取得部21に対応し、CPU121(CPU121が実行する所定のソフトウエア含む)が、特徴情報検出部22およびコンテンツ内容認識部23に対応する。なお、この対応関係は例示に過ぎず、その他例えば、映像音声圧縮部134が、特徴情報検出部22およびコンテンツ内容認識部23に対応してもよい。
映像音声圧縮部134は、チューナ部133からアナログ信号の形態で提供されるアナログ放送の放送内容に対して、所定の圧縮フォーマット、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)方式に従った圧縮符号化処理を施して、バス124を介して或いは直接(点線参照)ATAインタフェース129に提供する。ATAインタフェース129に提供されたアナログ放送の放送内容、即ち、圧縮符号化コンテンツデータは、HDD130またはリムーバブルメディア132に記録される。
この映像音声圧縮部134の出力時のビットレート設定、即ち、HDD130またはリムーバブルメディア132の記録時のビットレート設定は、CPU121によってなされる。即ち、CPU121は、アナログ放送の放送内容を構成する各処理単位部分のうち、「本編区間」と判断した部分については第1のビットレートを設定する一方、「CM区間」と判断した部分については第1のビットレートよりも低い第2のビットレートを設定する。
このように、図3の例では、CPU121(CPU121が実行する所定のソフトウエア含む)が、図1のビットレート設定部24に対応し、映像音声圧縮部134やATAインタフェース129(CPU121を含めてもよい)が、記録制御部25に対応する。なお、この対応関係は例示に過ぎず、その他例えば、映像音声圧縮部134が、ビットレート設定部24に対応してもよい。
ここで、「第1のビットレートよりも低い第2のビットレートを設定する」ことの実現手法としては、上述したように、単純に録画のビットレートを下げる手法のみならず、その他例えば、画面解像度(画サイズ)を下げる、具体的には例えば720x480から352x240に変更するといった手法や、圧縮フォーマットをMPEG2からMPEG4 AVCに変更するといった手法を採用できる。
なお、「CM区間」が終了し「本編区間」となったと判断した場合には、CPU121は、映像音声圧縮部134のビットレートの設定を本来の録画設定、即ち、第2のビットレートから第1のビットレートに戻す設定を行うことになる。この場合の設定の実現手法としては、上述した「第1のビットレートよりも低い第2のビットレートを設定する」ことの実現手法として採用された手法の逆手法を採用すればよい。
このようなアナログ放送対応の図3の例の記録装置11Aに対して、図4の例の記録装置11Bは、デジタル放送対応の記録装置の一実施の形態である。即ち、図4の例の記録装置11Bは、デジタル放送の放送内容、即ち、各種放送番組やCM等を録画することができる。
図4において、CPU221は、ROM222に記録されているプログラム、またはHDD230からRAM223にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM223にはまた、CPU221が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU221、ROM222、およびRAM223は、バス224を介して相互に接続されている。このバス224にはまた、入出力インタフェース225、ATAインタフェース229、DEMUX部234、および映像音声圧縮フォーマット変換部235も接続されている。
入出力インタフェース225には、必要に応じて、ユーザが各種操作を行うための入力部226、その操作内容等を表示するためのディスプレイなどよりなる出力部227、および、モデムやターミナルアダプタなどより構成される通信部228が接続される。通信部228は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
図4の例では、ATAインタフェース229には、HDD230と、Blu-ray(商標)やDVD等からなるリムーバブルメディア232の読み書きを制御するドライブ231とが接続されている。
即ち、図4の例では、図1の記録媒体31として、HDD230とリムーバブルメディア232が採用されている。従って、図4の例では、記録装置11Bは、デジタル放送の放送内容を、HDD230またはリムーバブルメディア232のうちの少なくとも一方に記録させることができる。
なお、リムーバブルメディア232にコンピュータプログラムが含まれている場合、必要に応じて、そのコンピュータプログラムがドライブ231によって読み出されて、HDD230にインストールされる。
チューナ部233は、デジタル放送を受信し、その放送内容を、所定の圧縮フォーマットによる圧縮符号化データの形態、例えば、MPEG信号の形態でDEMUX部234に提供する。DEMUX部234は、チューナ部133からのMPEG信号を、ビデオ信号、オーディオ信号、その他の情報信号(番組情報や編成変更情報等の信号)等に分離し、映像音声圧縮フォーマット変換部235に提供する。
映像音声圧縮フォーマット変換部235は、DEMUX部234により各種信号に分離されて提供されてくるデジタル放送の放送内容の圧縮フォーマットを変換し(同一フォーマット維持含む)、圧縮フォーマット変換後の放送内容を、バス224を介して或いは直接(点線参照)ATAインタフェース229に提供する。ATAインタフェース229に提供されたデジタル放送の放送内容、即ち、圧縮フォーマット変換後の圧縮符号化コンテンツデータは、HDD230またはリムーバブルメディア232に記録される。
即ち、放送時点のデジタル放送の放送内容は、なんらかの圧縮フォーマットにて圧縮符号化処理が施されている。従って、そのままの形態では、ビットレートを落とすことができない。そこで、映像音声圧縮フォーマット変換部235が、その圧縮フォーマットの変換を行うことで、ビットレートを落とすことを実現するのである。このビットレートを落とす手法としては、例えば、放送時点と同一フォーマットのままでビットレートを削減する手法の他、画サイズ(画面解像度)を変更する手法、例えば、720x480の画サイズを352x240の画サイズに変更する手法や、圧縮フォーマットを変更する手法、例えばMPEG2からMPEG4 AVCに変更する手法等を採用することができる。
即ち、図4の例では、例えば次のようにしてビットレートの設定が変更される。
CPU221は、DEMUX部234からビデオ信号の情報や番組情報や編成変更情報等を、特徴情報として取得する。そして、CPU221は、その特徴情報に基づいて、デジタル放送の放送内容を各処理単位部分毎に認識する。具体的には例えば次のような第1の認識乃至第3の認識が行われる。
第1の認識とは、処理単位部分が、「本編区間」なのかそれとも「CM区間」であるのかについての認識をいう。
第2の認識とは、処理単位部分が「本編区間」であった場合に、どれくらいの将来に「CM区間」に変更となるのかについての認識をいう。
第3の認識とは、処理単位部分が「CM区間」であった場合に、どれくらいの将来に「本編区間」に変更となるのかについての認識をいう。
そして、CPU221は、「本編区間」から「CM区間」への変更を検出した場合は、検出以降の各処理単位部分については、映像音声圧縮フォーマット変換部235の設定を変更することで、低いビットレート(第2のビットレート)での録画を実現させる。
ここで、低いビットレートでの録画のために行われる映像音声圧縮フォーマット変換部235の設定の変更手法としては、繰り返しになるが、単純に録画のビットレートを下げる手法を採用することもできるが、その他例えば、画面解像度(画サイズ)を720x480から352x240等に変更する手法や、圧縮フォーマットをMPEG2からMPEG4 AVC等に変更する手法等を採用できる。
一方、CPU221は、「CM区間」から「本編区間」への変更を検出した場合は、検出以降の各処理単位部分については、映像音声圧縮フォーマット変換部235の設定を変更して、本来の録画フォーマットでの録画、即ち、元のビットレート(第1のビットレート)での録画を実現させる。なお、この場合、デジタル放送であることを考慮すると、映像音声圧縮フォーマット変換部235を通さずに、チューナ部233で受信されたたストリームデータをそのままの形態でHDD230等に録画させるようにしても構わない。
このように図4の例では、チューナ部233が、図1のコンテンツ取得部21に対応し、
DEMUX部234やCPU221(CPU221が実行する所定のソフトウエア含む)が、特徴情報検出部22に対応し、CPU221(CPU221が実行する所定のソフトウエア含む)が、コンテンツ内容認識部23とビットレート設定部24に対応し、映像音声圧縮フォーマット変換部235やATAインタフェース229(CPU221を含めてもよい)が、記録制御部25に対応する。なお、この対応関係は例示に過ぎず、その他例えば、映像音声圧縮フォーマット変換部235が、コンテンツ内容認識部23とビットレート設定部24に対応してもよい。
また、デジタル放送対応の記録装置の実施の形態としては、その他例えば、図5や図6に示される構成を取ることも可能である。
図5において、図4と対応する箇所については対応する符号を付してあり、それらの箇所については適宜説明を省略する。
図4の例の記録装置11Bと図5の例の記録装置11Cとを比較するに、各構成要素自体は同様のものをそれぞれ備えている。ただし、図4の例の映像音声圧縮フォーマット変換部235は、チューナ部233から直接信号を受け取る機能を有しておらず、其れゆえ、DEMUX部234の出力信号を受け取る構成とされていた。これに対して、図5の例の映像音声圧縮フォーマット変換部235は、チューナ部233から直接信号を受け取る機能を有している。
また、図6において、図4と対応する箇所については対応する符号を付してあり、それらの箇所については適宜説明を省略する。
図4の例の記録装置11Bと図6の例の記録装置11Dとを比較するに、図6のCPU321は、図4のCPU221と比較して高性能であって、図4のDEMUX部234の機能がCPU321に移譲されている。其れゆえ、図6の例の記録装置11Dにおいては、チューナ部233はバス224に直接接続され、DEMUX部234は構成要素として省略されている。
即ち、CPU321のように高性能なCPUを採用できれば、図1に示される各機能ブロックのうちの多くの機能ブロックを、かかるCPUが実行するソフトウエアとして実現することが可能になる。
従って、さらに高性能なCPUを採用できれば、かかるCPUに、映像音声圧縮フォーマット変換部235の機能等もさらに移譲できるようになり、本発明が適用される記録装置11の構成要素として、映像音声圧縮フォーマット変換部235等のハードウエア回路を省略することが可能になる。
即ち、以上の一連の処理をソフトウエアにより実行させることも可能である。このような場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
このようなプログラムを含む記録媒体は、例えば図6について言及すると、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu-ray(商標)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア(パッケージメディア)232により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM222や、HDD230に含まれるハードディスクなどで構成される。
或いは、このようなプログラムを含む記録媒体は、図6に示されるように、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているCPU321中の図示せぬROM等などで構成することもできる。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明が適用される記録装置の機能的構成例を示す機能ブロック図である。 図1の記録装置のコンテンツ記録処理例を説明するフローチャートである。 図1の記録装置であって、アナログ放送対応用に構成した場合のハードウエア構成例を示すブロック図である。 図1の記録装置であって、デジタル放送対応用に構成した場合のハードウエア構成例を示すブロック図である。 図1の記録装置であって、アナログ放送対応用に構成した場合のハードウエア構成の別の例を示すブロック図である。 図1の記録装置であって、アナログ放送対応用に構成した場合のハードウエア構成のさらに別の例を示すブロック図である。
符号の説明
11,11A,11B,11C,11D 記録装置, 21 コンテンツ取得部, 22 特徴情報検出部, 23 コンテンツ内容認識部, 24 ビットレート設定部, 25 記録制御部, 31 記録媒体, 121 CPU, 122 ROM, 123 RAM, 129 ATAインタフェース, 130 HDD, 132 リムーバブルメディア, 133 チューナ部, 134 映像音声圧縮部, 221 CPU, 222 ROM, 223 RAM, 229 ATAインタフェース, 230 HDD, 232 リムーバブルメディア, 233 チューナ部, 234 DEMUX部, 235 映像音声圧縮フォーマット変換部, 301 CPU

Claims (7)

  1. ストリームデータとして提供される1以上のコンテンツを記録媒体に記録させる記録装置において、
    前記ストリームデータのうちの前記記録媒体への記録処理の対象となっている処理単位部分毎に、前記1以上のコンテンツのうちの前記処理単位部分におけるコンテンツの内容に応じて、前記処理単位部分の前記記録媒体への記録時のビットレートを可変設定するビットレート設定手段と、
    前記ビットレート設定手段により前記処理単位部分毎に可変設定される各ビットレートで、前記ストリームデータを前記処理単位部分毎に前記記録媒体に順次記録させていく制御を行う記録制御手段と
    を備える記録装置。
  2. 前記処理単位部分の所定の特徴を示す特徴情報を検出する特徴情報検出手段と、
    前記特徴情報検出手段により検出された前記特徴情報に基づいて、前記処理単位部分におけるコンテンツの内容を認識するコンテンツ内容認識手段と
    をさらに備え、
    前記ビットレート設定手段は、前記コンテンツ内容認識手段の認識内容に従って、前記処理単位部分についてのビットレートを可変設定する
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記ストリームデータを構成する前記1以上のコンテンツは、第1の種類、または、その第1の種類よりも重要度が低いと予め定義されている第2の種類に分類され、
    前記ビットレート設定手段は、前記処理単位部分が前記第1の種類のコンテンツの部分に対応している場合、前記処理単位部分についてのビットレートとして、第1のビットレートを設定し、前記処理単位部分が前記第2の種類のコンテンツの部分に対応している場合、前記処理単位部分についてのビットレートとして、前記第1のビットレートよりも低い第2のビットレートを設定する
    請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記ビットレート設定手段は、前記処理単位部分についてのビットレートの可変設定として、前記処理単位部分についての画面解像度を可変する設定を行う
    請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記ストリームデータは所定種類の圧縮フォーマットに従って圧縮符号化されて前記記録媒体に記録され、
    前記ビットレート設定手段は、前記処理単位部分についてのビットレートの可変設定として、前記処理単位部分に対して適用される圧縮フォーマットの前記所定種類を可変する設定を行う
    請求項1に記載の記録装置。
  6. ストリームデータとして提供される1以上のコンテンツを記録媒体に記録させる記録装置の記録方法において、
    前記ストリームデータのうちの前記記録媒体への記録処理の対象となっている処理単位部分毎に、前記1以上のコンテンツのうちの前記処理単位部分におけるコンテンツの内容に応じて、前記処理単位部分の前記記録媒体への記録時のビットレートを可変設定し、
    前記処理単位部分毎に可変設定される各ビットレートで、前記ストリームデータを前記処理単位部分毎に前記記録媒体に順次記録させていく制御を行う
    ステップを含む記録方法。
  7. ストリームデータとして提供される1以上のコンテンツを記録媒体に記録させる制御を行うコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記ストリームデータのうちの前記記録媒体への記録処理の対象となっている処理単位部分毎に、前記1以上のコンテンツのうちの前記処理単位部分におけるコンテンツの内容に応じて、前記処理単位部分の前記記録媒体への記録時のビットレートを可変設定し、
    前記処理単位部分毎に可変設定される各ビットレートで、前記ストリームデータを前記処理単位部分毎に前記記録媒体に順次記録させていく制御を行う
    ステップを前記コンピュータに実行させるプログラム。
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